JP2010250504A - Rfidタグおよびrfidタグの製造方法 - Google Patents

Rfidタグおよびrfidタグの製造方法 Download PDF

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健二 小八重
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貴由 松村
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Abstract

【課題】RFIDタグに加わる曲げ応力の緩和とともに、RFIDタグを形成するアンテナパターンの断線を防止できるRFIDタグおよびRFIDタグの製造方法を提供する。
【解決手段】RFIDタグ1は、アンテナを形成する送受信用のアンテナパターン30と、アンテナパターン30に電気接続されたICチップ40とを配置したインレット20と、インレット20を内部に外装する外装本体10と、インレット20と外装本体10との間を気体またはゲル状材料で充填した充填部とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、RFIDタグおよびRFIDタグの製造方法に関する。
近年、電波を用いることにより非接触でリーダライタ等の外部機器から電力供給および情報を受け、当該外部機器へ情報を送出する非接触ICカード等のRFID(Radio Frequency Identification)タグが利用されている。
RFIDタグは、小型のIC(Integrated Circuit)チップをアンテナとともにカードなどの形状の内部に収めたものであり、電波を介してリーダライタから非接触で情報を読み出したり、書き込んだりすることができる。
そして、従来からRFIDタグは、ユニフォームなど衣類の管理(リネン用タグ)を行なう物流管理システムなどで利用されており、このようなリネン用タグの場合、衣類を着たときの使用感とともに、ある程度の強度が要求される。
具体的に説明すると、RFIDタグを衣類に取り付けた場合、衣類はRFIDタグは取り外すことなく洗濯されるため、このような洗濯時に対する曲げ応力に耐えることができるRFIDタグが要求されている。
ここで、RFIDタグの強度や耐久性を維持するためには、インレットの外装体を強固な構造とする必要があるが、外装体を強固にした場合には、反面、衣類としての着心地が維持できなくなるという問題がある。
すなわち、従来のリネン用のRFIDタグでは、RFIDタグの内部に配置したインレットをウレタンなどで包囲する構造であったため、洗濯した時などにRFIDタグが曲がった場合には、直接、この曲がり応力がインレットに作用する。このためインレットに設けたアンテナパターンが断線するという問題があった。
そこで、上述したようなRFIDタグの強度に関する従来技術として、上下一対のフッ素樹脂フィルムによりRFIDタグを形成するアンテナ基板を保護するRFIDタグについて開示されている(特許文献1参照)。
また、従来技術として、RFIDタグの内部にゲル状樹脂を封入させるとともに、外装材料によって、内部を覆うことで、RFIDタグに対する応力変形を防止するものが開示されている(特許文献2参照)。
また、従来技術として、RFIDタグを形成するICチップの周囲を硬化性接着フィルムで包囲することでICチップの補強を行なうことができるものが開示されている(特許文献3参照)。
また、従来技術として、発砲スチロール板をRFIDタグを形成するインレットと、スリットが形成された金属板との間に挟むことにより、インレットに対する不要な外力を防止するものが開示されている(特許文献4参照)。
実開2000−733号公報 特開平11−102424号公報 特開2007−272748号公報 特開2008−97426号公報
ところが、上述した従来のRFIDタグの場合には、以下に示す問題がある。すなわち、特許文献1に記載されたRFIDタグの場合には、上下一対のフッ素樹脂フィルムによりアンテナ基板を保護することはできるが、フッ素樹脂フィルムでは、依然として外力が伝わってしまうためアンテナ基板の損傷する恐れがあるという問題がある。
また、特許文献2の場合には、RFIDタグの内部に封入させたゲル状樹脂によりRFIDタグに対する応力変形を防止することはできるが、アンテナ基板の変形などを防止することはできないという問題がある。
また、特許文献3の場合には、ICチップの周囲を硬化性接着フィルムで包囲することでICチップの補強を行なうことができるがRFIDタグの内部のアンテナ基板を保護することはできないという問題がある。
また、特許文献4の場合には、スリットが形成された金属板が湾曲することで、インレットに対する不要な外力の付加を防止することはできるが、屈曲自体に対する補強とはいえないという問題がある。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、洗濯時などにRFIDタグに強い外力が付与された場合でも、インレットに加わる曲げ応力を軽減することで、RFIDタグのアンテナパターン断線することがないRFIDタグおよびRFIDタグの製造方法を提供することを目的とする。
開示のRFIDタグは、アアンテナを形成する送受信用のアンテナパターンと、アンテナパターンに電気接続されたICチップとを配置したインレットと、インレットを外装する外装体と、インレットと外装体とを接合する接合部と、インレットと前記外装体との間を気体またはゲル状材料で充填した充填部とを備えたことを要件とする。
開示のRFIDタグは、RFIDタグに加わる曲げ応力の緩和およびRFIDタグを形成するアンテナ基板を形成するアンテナパターンの断線などを防止することができる。
図1は、実施例1に係るRFIDタグを示す平面図である。 図2は、図1に示したRFIDタグの縦断面図である。 図3は、図1に示した保護板を示す側面図である。 図4は、実施例2に係るRFIDタグを示す平面図である。 図5は、図4に示したRFIDタグの縦断面図である。 図6は、実施例3に係るRFIDタグを示す平面図である。 図7は、RFIDタグの製造方法を示すフローチャートである。 図8は、RFIDタグの製造方法を説明する説明図である。 図9は、RFIDタグの製造方法を説明する説明図である。 図10は、RFIDタグの製造方法を説明する説明図である。 図11は、RFIDタグの製造方法を説明する説明図である。 図12は、RFIDタグの製造方法を説明する説明図である。
以下に添付図面を参照して、本願の開示するRFIDタグとRFIDタグの製造方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施例1により本願に開示するRFIDタグとRFIDタグの製造方法が限定されるものではない。
先ず、実施例1に係るRFIDタグ1の全体形状について説明する。図1は、実施例1に係るRFIDタグを示す平面図である。また、図2は、図1に示したRFIDタグを示す縦断面図である。
図1および図2に示すように、本実施例1に係るRFIDタグ1は、全体が長尺状の四角形型(直方体状)に形成された外装本体10と、この外装本体10の内部に形成された中空部2に配置されたインレット20とを備えている。
また、インレット20の表面に設けられたループアンテナを形成する送受信用のアンテナパターン30と、このアンテナパターン30のほぼ中央部に電気的に接続されたICチップ40とを備えている。
また、外装本体10の中空部2内には、シリコンを原材料とした軟性のゲル材(例えば、αGEL(登録標章))が充填されている。なお、この図1で示した外装本体10は、上外装体3(図2)の両端部と下外装体4(図2)の両端部とを接合することで形成されている。
また、インレット20のほぼ中央部に位置する上部(図2の上部)および下部(図2の下部)には、インレット20のアンテナパターン30に設けられたICチップ40を保護するための一対の保護板50が配置されている。なお、これら一対の保護板50の詳細については後述する。
すなわち、本実施例1のRFIDタグ1は、このRFIDタグ1の筐体として形成される外装本体10の内部を中空部2とし、この中空部2内にインレット20を配置することで、インレット20の自由度を確保し、これによって、外力により何らかの曲げ応力がRFIDタグ1に加わった場合でも、インレット20に設けたアンテナパターン30の断線を回避できる構成としている。
具体的には、RFIDタグ1が何らかの外力により変形し曲げ応力が作用した場合でもアンテナパターン30に曲げ応力が伝わりにくくなることとなる。すなわち、本実施例1では、RFIDタグ1を形成する外装本体10の内部でインレット20の自由度を確保するために、インレット20は、外装本体10の内部と接合しない構造となっている。
インレット20は、長尺状の本体部21により形成されており、このインレット20には、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムやPEN(ポリエチレンナフレタート)フィルムなどの高強度、耐熱性、耐加水分解性を有する高機能特殊フィルムが使用される。
また、このインレット20は、外装本体10の内部に形成される中空部2の幅寸法よりも少し小さい幅寸法に設定されている。なお、このインレット20は、所定の誘電率を有する誘電体基板やガラス等を含んだ樹脂により形成された、所謂、高周波用基板などを用いることができる。
また、インレット20の表面部には、導体箔からなるパターンを形成したアンテナパターン30が形成されている。アンテナパターン30は、長手方向に形成された線状のアンテナ配線部31と、このアンテナ配線部31の先端部に接続された螺旋状に複数屈曲したアンテナ配線部32とにより形成されている。ICチップ40は、アンテナパターン30のアンテナ配線部31が配置されたほぼ中央部に設けられている。
なお、インレット20の表面に設けられるアンテナパターン30は、メッキなどによる側面導通法や導体(例えば、銅等の金属導体)をエッチングすることにより形成することができる。
ICチップ40は、非接触で情報を記録および読み取るための通信回路と、メモリおよび所定の制御回路を備えるとともに、アンテナパターン30に電気的に接続するための電極部(図示せず)とを備えている。
また、インレット20の中央部に配置されたICチップ40の上下位置(図2の上下)にはインレット20のアンテナパターン30に設けられたICチップ40を保護するための補強板として形成された保護板50が配置されている。
また、この保護板50に固設された一対の柱部52は、外装本体10の内部に充填されたゲル材の内部(中空部2)で、外部から外力が加わった場合でも、インレット20の横方向(図2の左右方向)への位置が移動することを防止するために設けられている。
すなわち、保護板50は、四角型に形成された本体板部51を有し、この本体板部51には一対の柱部52、52が設けられている。そして、この保護板50を形成する本体板部51のほぼ中央部には一対の柱部52、52が固設されており、これら柱部52、52の先端部の一端部(図3の左側)は、凸部53として、他端部(図3の右側)は、凹部54(図3の右側)として形成されている。
すなわち、一対の保護板50の柱部52、52同士の凸部53と凹部54とをそれぞれ結合させ合体することで、インレット20の支持機構および外装体10内で、インレット20の横方向に対する位置決めを行なうポストとして機能する。
以上説明したように、本実施例1に係るRFIDタグ1によれば、RFIDタグ1を形成する外装本体10のゲル材が充填された中空部2内にアンテナパターン30を設けたインレット20を配置する構造としたので、RFIDタグ1に外力が加わった場合でもインレット20に加わる曲げ応力を緩和することができる。そして、これにより、アンテナパターン30に対する曲げ応力を軽減することで、RFIDタグ1を形成するアンテナパターン30の断線を防止することができる。
次に、実施例2に係るRFIDタグ1aの構成について説明する。図4は、実施例2に係るRFIDタグ1aを示す平面図である。また、図5は、図4に示したRFIDタグ11aの縦断面図である。ここで、前述した実施例1のRFIDタグ1と同一の部材を示す符号の説明については、詳細な説明は省略する。
図4、5に示すように、RFIDタグ1aは、全体が長尺状の四角形型に形成された外装本体10と、外装本体10の中空部2の内部に配置されたインレット20aと、インレット20aのほぼ中央部に固設されたICチップ40およびアンテナパターン30とを備えている。RFIDタグ1aを形成する外装本体10は、上外装体5の端部と下外装体6の端部とを接合することで形成されている。
また、インレット20aを形成する本体部21の両端部を延出部22とし、これら延出部22を外装本体10の中空部2内で接合している。具体的には、上外装5の端部と下外装6の端部とで、インレット20aの本体部21に設けた延出部22をそれぞれ挟持することで接合している。
そして、同図に示すように、本実施例2に示すRFIDタグ1aは、インレット20aの両端部に複数の切り欠き部となるスリット部23、23を設けている。
具体的に説明すると、図4、5に示すように、インレット20aには、このインレット20aの幅方向(図2の縦方向)の両側(図2の左右)に、複数のスリット部(切り欠き部)23、23が設けられている。これらスリット部23、23は、インレット20aの本体部21の両辺側の反対方向(図1の上下方向)から互いに途中の位置まで切り欠きが形成されるように配置されている。
このように、インレット20aの両端部にスリット部23、23を設けることで、インレット20に加わる曲げ応力をより軽減することができ、アンテナパターン30の断線を防止することができる。
以上説明したように、本実施例2に係るRFIDタグ1aによれば、RFIDタグ1aを形成する中空部2内に設けられるインレット20aの幅方向の両側には、切り欠き部として形成された複数のスリット部23、23を設ける構造としたので、RFIDタグ1aに外力が加わった場合でもインレット20aに加わる曲げ応力を緩和するとともに、RFIDタグ1aを形成するアンテナパターン30の断線を確実に防止することができる。
次に、実施例3に係るRFIDタグ1bの全体形状について説明する。図6は、実施例3に係るRFIDタグ1bを示す平面図である。ここで、前述した実施例2で示したRFIDタグ1aと本実施例3のRFIDタグ1bとの相違は、インレット20bの両端部とともに、アンテナパターン30の周囲にもスリット部24を設けたことにある。
すなわち、図6に示すように、RFIDタグ1bは、全体が長尺状の四角形型に形成された外装本体10と、外装本体10の中空部2の内部に配置されたインレット20bと、インレット20bのほぼ中央部に固設されたICチップ40およびアンテナパターン30とを備えている。
また、同図に示すように、本実施例3に示すRFIDタグ1bは、インレット20bの両側に、実施例2と同様に、複数の切り欠き部となるスリット部23、23を形成するとともに、アンテナパターン30の周囲にも同じく切り欠きとなるスリット部24を設けたことにある。
具体的に説明すると、図6に示すように、インレット20bを形成するアンテナパターン30の長手方向に形成された線状のアンテナ配線部31と、このアンテナ配線部31の先端部に接続された螺旋状に複数屈曲したアンテナ配線部32とのうちの2箇所のアンテナ配線部32の周囲を覆うように切り欠き部となるスリット部24を形成している。
このように、アンテナパターン30の配置領域であるアンテナ配線部32の周囲を覆うようにスリット部24を形成することで、RFIDタグ1bの内部でよりインレット20bの自由度を得る構造としている。
以上説明したように、本実施例3に係るRFIDタグ1bによれば、RFIDタグ1bのアンテナパターン30の2箇所のアンテナ配線部32の周囲に沿って切り欠き部となるスリット部24を形成しているので、RFIDタグ1bに外力が加わった場合でもインレット20bに加わる曲げ応力を緩和するとともに、RFIDタグ1bを形成するアンテナパターン30の断線を確実に防止することができる。
[RFIDタグの製造方法]
次に、本実施例1によるRFIDタグの製造方法を図7および図8〜図12を用いて説明する。図7は、実施例1に係るRFIDタグの製造工程を説明するフローチャートである。また、図8〜図12は、RFIDタグの製造工程を説明する図である。
図7のフローチャートに示すように、RFIDタグ1の製造工程では、製造システムにより下外装板形成工程と、上外装板形成工程と、インレット配置工程と、ゲル材充填工程とが順に行なわれる。
すなわち、図7のフローチャートに示すように、先ず、本実施例1の製造システムでは、下外装板を形成する下外装板形成工程を行なう(ステップS1)。下外装板形成工程は、RFIDタグ1の外装本体10を構成する上外装板8(図1)と下外装板7のうちの下外装板7を形成する工程である。
すなわち、RFIDタグ1(図1)を形成する外装本体10は、上外装板8と下外装板7とを使用して製造することができる。外装本体10は、上外装板82の両端部と下外装板7の両端部(図1の左右端部)とを接合することで形成される。また、下外装板7(図8)は、外板部材7aと内板部材7bとを組み合わせることにより形成することができる。
具体的に説明すると、図8に示すように、平板状に形成された外板部材7aと、同じく平板状に形成された内板部材7bとを用意する。そして、先ず、この平板状に形成された外板部材7aの凹溝部7cに保護板50の本体板部51の底面を嵌合させ接着し、保護板50が固設された外板部材7aの上面に内板部材7bを接合する。
この場合、保護板50に設けられた一対の柱部52、52は、内板部材7bのほぼ中央位置に形成された一対の通孔(図示せず)を挿通することで、外板部材7aおよび内板部材7bに対して保護板50を接合させることができる。
次に、図7のフローチャートに示すように、本実施例1の製造システムでは、上外装板を形成する上外装板形成工程を行なう(ステップS2)。上外装板形成工程は、RFIDタグ1の外装本体10を構成する上外装板8と下外装板7のうちの上外装板8を形成する工程である。
具体的に説明すると、図9に示すように、平板状であるとともに片側(図9の上側)に向けて屈曲部8cが設けられた外板部材8aと、平板状に形成された内板部材8bとを用意する。上外装板8は、外板部材8aと内板部材8bとを組み合わせることにより形成することができる。
すなわち、外板部材8aの凹溝部8dに保護板50の本体板部51の底面を嵌合させ接着し、保護板50が固設された外板部材8aの上面に内板部材8bを接合する。この場合、図8と同様に、保護板50に設けられた一対の柱部52、52は、内板部材8bのほぼ中央位置に形成された一対の通孔(図示せず)を挿通することで、外板部材8aおよび内板部材8bに対して保護板50を接合させることができる。
次に、図7のフローチャートに示すように、RFIDタグの製造システムでは、インレット20を配置するインレット配置工程を行なう(ステップS3)。インレット配置工程は、RFIDタグの外装本体10の内部にインレット20を配置する工程である。
具体的に説明すると、図10に示すように、図7で製造した下外装板7の上面部に対して、ICチップ40を固設したインレット20を載置させ、このインレット20を接着剤により下外装板7に接合する。
次に、図7のフローチャートに示すように、RFIDタグの製造システムでは、RFIDタグの内部にゲル材を充填させるゲル材充填工程を行なう(ステップS4)。ゲル材充填工程は、RFIDタグ1の外装本体10の内部に形成された空間部2の内部にゲル材を充填させる工程である。
具体的に説明すると、図11に示すように、下外装板7と上外装板8との接合とともに、外装本体10として形成される中空部2の内部にゲル材を注入し充填させる。
以上説明したRFIDタグ1の製造工程により、図12に示すように、RFIDタグ1は、RFIDタグ1を形成する外装本体10のゲル材が充填された中空部2内にアンテナパターン30を設けたインレット20を配置する構造とすることができ、これによって、RFIDタグ1に外力が加わった場合でもインレット20に加わる曲げ応力を緩和するとともに、RFIDタグ1を形成するアンテナパターン30の断線を防止することができる。
さて、これまで本発明の実施例1〜3について説明したが、本発明は上述した実施例1〜3以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
すなわち、上述した実施例1の場合では、インレット20は、中空部2の内部に充填材を充填させ、この充填材内にインレット20を配置させることとしているが、中空部2の内部に充填材を充填させることなく、単なる中空部2の内部にインレット20を配置する構造としてもよい。この場合も充填材を充填させた時と同様に、RFIDタグに外力がかかった時でも、この外力は直接インレット20に作用することなく、この外力を緩和させ軽減することができる。
以上の実施例1〜3を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)アンテナを形成する送受信用のアンテナパターンと、前記アンテナパターンに電気接続されたICチップとを配置したインレットと、
前記インレットを外装する外装体と、前記インレットと前記外装体とを接合する接合部と、前記インレットと前記外装体との間を気体またはゲル状材料で充填した充填部と
を備えたことを特徴とするRFIDタグ。
(付記2)前記インレットが、当該インレットと前記外装体との間に形成された気体またはゲル状材料で充填した前記充填部内の中央部に位置するとともに、当該インレットの外面部が前記外装体の内部と接触しないようにインレットの位置決めを行なう位置決め板をさらに備えることを特徴とする付記1に記載のRFIDタグ。
(付記3)前記インレットを形成する本体部の両端部は、前記外装体の内部と接合されていることを特徴とする付記1または2に記載のRFIDタグ。
(付記4)前記インレットを形成する本体部には、当該本体部の幅方向に亙って複数の切り欠き部が形成されていることを特徴とする付記1、2または3に記載のRFIDタグ。
(付記5)前記インレットを形成する前記アンテナパターンの周囲には、当該アンテナパターンの周囲に沿うように切り欠き部が形成されていることを特徴とする付記1から4の何れか一つに記載のRFIDタグ。
(付記6)RFIDタグを形成するインレットの両端部と外装体の内部とが接合しないように外装体を形成する外装体形成工程と、
前記外装体形成工程により形成された外装体の内部にICチップを配置するICチップ配置工程と、
前記インレットと前記外装体との間を気体またはゲル状材料で充填するゲル材充填工程と
を含むことを特徴とするRFIDタグの製造方法。
1、1a、1b RFIDタグ
2 中空部
7 外装板部
8 内装板部
10 外装本体
20、20a、20b インレット
21 本体部
22 延出部
23、24 スリット部
30 アンテナパターン
31、32 アンテナ配線部
40 ICチップ
50 保護板
51 本体板部
52 柱部

Claims (6)

  1. アンテナを形成する送受信用のアンテナパターンと、前記アンテナパターンに電気接続されたICチップとを配置したインレットと、
    前記インレットを外装する外装体と、前記インレットと前記外装体とを接合する接合部と、前記インレットと前記外装体との間を気体またはゲル状材料で充填した充填部と
    を備えたことを特徴とするRFIDタグ。
  2. 前記インレットが、当該インレットと前記外装体との間に形成された気体またはゲル状
    材料で充填した前記充填部内の中央部に位置するとともに、当該インレットの外面部が前記外装体の内部と接触しないようにインレットの位置決めを行なう位置決め板をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ。
  3. 前記インレットを形成する本体部の両端部は、前記外装体の内部と接合されていることを特徴とする請求項1または2に記載のRFIDタグ。
  4. 前記インレットを形成する本体部には、当該本体部の幅方向に亙って複数の切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載のRFIDタグ。
  5. 前記インレットを形成する前記アンテナパターンの周囲には、当該アンテナパターンの周囲に沿うように切り欠き部が形成されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一つに記載のRFIDタグ。
  6. RFIDタグを形成するインレットの両端部と外装体の内部とが接合しないように外装体を形成する外装体形成工程と、
    前記外装体形成工程により形成された外装体の内部にICチップを配置するICチップ配置工程と、
    前記インレットと前記外装体との間を気体またはゲル状材料で充填するゲル材充填工程と
    を含むことを特徴とするRFIDタグの製造方法。
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