JP2010248191A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. ポリエーテルアルコールを使用して調製される化粧品製剤および／又は皮膚用製剤であって、前記ポリエーテルアルコールの調製に関して、
   ａ）ポリエーテルアルコールの調製のための反応混合物中、生成するポリエーテルポリオールの総質量に基づいて、＞０〜１０００質量ｐｐｍの濃度でＤＭＣ触媒を使用すること、および
   ｂ）このようにして得られるポリエーテルアルコールを更に処理せず、ＤＭＣ触媒がポリエーテルアルコール中に残存すること、
   を特徴とする、化粧品製剤および／又は皮膚用製剤。
2. 前記ポリエーテルアルコールが、純粋なポリプロピレングリコールアルキルエーテルである、請求項１に記載の化粧品製剤および／又は皮膚用製剤。
3. 式（Ｉ）
   Ｒ^１−［Ｏ−（Ａ）_ｎ−（Ｂ）_ｍ−Ｈ］_ｘ
   （Ｉ）
   （式中、
   Ｒ^１は、炭素数３〜２２の直鎖又は分岐鎖アルキル基であり、
   Ａは、Ｂとは独立して、同一の又は異なる、エチレンオキシ単位、プロピレンオキシ単位、ブチレンオキシ単位、スチレンオキシ単位、シクロヘキシルオキシ単位、又は、エポキシド開環の結果としてグリシジル化合物から生じる単位であり、
   Ｂは、Ａとは独立して、同一の又は異なる、エチレンオキシ単位、プロピレンオキシ単位、ブチレンオキシ単位、スチレンオキシ単位、シクロヘキシルオキシ単位、又は、エポキシド開環の結果としてグリシジル化合物から生じる単位であり、
   ｍは、０〜２０であり、
   ｎは、１〜４０であり、
   ｘは、１〜６の整数であり、
   モノマー単位ＡおよびＢは、任意にブロック状の又はランダムな配列で一緒に結合され得る）
   の１つ以上のポリエーテルアルコールが存在する、請求項１または２に記載の化粧品製剤および／又は皮膚用製剤。
4. 前記ポリエーテルアルコールが、ＰＰＧ−３ミリスチルエーテル、ＰＰＧ−１１ステアリルエーテル、ＰＰＧ−１４ブチルエーテルおよびＰＰＧ−１５ステアリルエーテルからなる群から選択される、請求項１〜３のいずれか一項に記載の化粧品製剤および／又は皮膚用製剤。
5. エモリエント剤、乳化剤および界面活性剤、増粘剤、粘度調整剤、安定剤、紫外線防御剤、酸化防止剤およびビタミン、ハイドロトロープおよびポリオール、固形分および充填剤、皮膜形成剤、パール化剤、デオドラントおよび制汗有効成分、エステラーゼ阻害剤、昆虫忌避剤、セルフタンニング剤、防腐剤、コンディショニング剤、香料、着色料、生理活性成分、ケア添加剤、過脂肪剤、および溶剤からなる群から選択される添加成分が存在する、請求項１〜４のいずれか一項に記載の化粧品製剤および／又は皮膚用製剤。
6. 前記製剤が、高粘度の液体から半固体、およびクリーム−固体に至るものであり、スティック状化粧品に適した容器又はデオドラントロールオン容器又は噴霧ポンプ容器に入れて消費者に提供される、請求項１〜５のいずれか一項に記載の化粧品製剤および／又は皮膚用製剤。
7. 前記製剤が、さらに、化粧品添加剤、香料および／又はフレグランスを含有する、請求項１〜６のいずれか一項に記載の化粧品製剤および／又は皮膚用製剤。
8. 前記ＤＭＣ触媒が、亜鉛およびコバルトを含む、請求項１〜７のいずれか一項に記載の化粧品製剤および／又は皮膚用製剤。
9. ヒトの皮膚に塗布して、発汗の発生を低減するための、請求項１〜８のいずれか一項に記載の制汗製剤の使用。
10. ポリエーテルアルコールを含む化粧品製剤および／又は皮膚用製剤の調製方法であって：
    ａ）ポリエーテルアルコールの調製のための反応混合物中、生成するポリエーテルポリオールの総質量に基づいて、＞０〜１０００質量ｐｐｍの濃度でＤＭＣ触媒を使用すること、および
    ｂ）このようにして得られるポリエーテルアルコールを更に処理せず、ＤＭＣ触媒がポリエーテルアルコール中に残存すること、
    によって、ポリエーテルアルコールを調製する工程；および
    前記ポリエーテルアルコールを使用して、化粧品製剤および／又は皮膚用製剤がポリエーテルアルコールを含むように、化粧品製剤および／又は皮膚用製剤を調製する工程；
    を含む方法。
11. 前記ポリエーテルアルコールが、純粋なポリプロピレングリコールアルキルエーテルである、請求項１０に記載の方法。
12. ポリエーテルアルコールが、式（Ｉ）
    Ｒ ^１ −［Ｏ−（Ａ） _ｎ −（Ｂ） _ｍ −Ｈ］ _ｘ
    （Ｉ）
    （式中、
    Ｒ ^１ は、炭素数３〜２２の直鎖又は分岐鎖アルキル基であり、
    Ａは、Ｂとは独立して、同一の又は異なる、エチレンオキシ単位、プロピレンオキシ単位、ブチレンオキシ単位、スチレンオキシ単位、シクロヘキシルオキシ単位、又は、エポキシド開環の結果としてグリシジル化合物から生じる単位であり、
    Ｂは、Ａとは独立して、同一の又は異なる、エチレンオキシ単位、プロピレンオキシ単位、ブチレンオキシ単位、スチレンオキシ単位、シクロヘキシルオキシ単位、又は、エポキシド開環の結果としてグリシジル化合物から生じる単位であり、
    ｍは、０〜２０であり、
    ｎは、１〜４０であり、
    ｘは、１〜６の整数であり、
    モノマー単位ＡおよびＢは、任意にブロック状の又はランダムな配列で一緒に結合され得る）
    のポリエーテルアルコールである、請求項１０または１１に記載の方法。
13. 前記ポリエーテルアルコールが、ＰＰＧ−３ミリスチルエーテル、ＰＰＧ−１１ステアリルエーテル、ＰＰＧ−１４ブチルエーテルおよびＰＰＧ−１５ステアリルエーテルからなる群から選択される、請求項１０〜１２のいずれか一項に記載の方法。
14. 前記化粧品製剤および／又は皮膚用製剤を調製する工程が、エモリエント剤、乳化剤および界面活性剤、増粘剤、粘度調整剤、安定剤、紫外線防御剤、酸化防止剤およびビタミン、ハイドロトロープおよびポリオール、固形分および充填剤、皮膜形成剤、パール化剤、デオドラントおよび制汗有効成分、エステラーゼ阻害剤、昆虫忌避剤、セルフタンニング剤、防腐剤、コンディショニング剤、香料、着色料、生理活性成分、ケア添加剤、過脂肪剤、および溶剤からなる群から選択される添加成分を使用することをさらに含む、請求項１０〜１３のいずれか一項に記載の方法。
15. 前記化粧品製剤および／又は皮膚用製剤を調製する工程が、化粧品添加剤、香料および／又はフレグランスを使用することをさらに含む、請求項１０〜１４のいずれか一項に記載の化粧品製剤および／又は皮膚用製剤。
16. 前記ＤＭＣ触媒が、亜鉛およびコバルトを含む、請求項１０〜１５のいずれか一項に記載の方法。