JP2010245796A - 映像表示装置および方法、映像表示システム、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】映像を共有することができるようにする。
【解決手段】映像表示システム51は、映像信号出力装置63から供給される映像を表示する映像表示装置62と、ユーザーの操作に基づいて、映像表示装置62に送信する遠隔制御信号を出力する、映像表示装置62に付属する複数のポインティングデバイス61とを備える。映像表示装置62の通信部91は、複数のポインティングデバイス61の遠隔操作に対応する複数の遠隔制御信号を受信して識別する。映像表示装置62の合成部92は、通信部91により受信され、識別された複数の遠隔制御信号のそれぞれに基づく複数のポインタ81−1,81−2の映像111と、映像信号出力装置63から供給される映像112を合成して、第3の映像113を表示部65に出力する。
【選択図】図3
【解決手段】映像表示システム51は、映像信号出力装置63から供給される映像を表示する映像表示装置62と、ユーザーの操作に基づいて、映像表示装置62に送信する遠隔制御信号を出力する、映像表示装置62に付属する複数のポインティングデバイス61とを備える。映像表示装置62の通信部91は、複数のポインティングデバイス61の遠隔操作に対応する複数の遠隔制御信号を受信して識別する。映像表示装置62の合成部92は、通信部91により受信され、識別された複数の遠隔制御信号のそれぞれに基づく複数のポインタ81−1,81−2の映像111と、映像信号出力装置63から供給される映像112を合成して、第3の映像113を表示部65に出力する。
【選択図】図3
Description
本発明は、映像表示装置および方法、映像表示システム、並びにプログラムに関し、特に、映像を共有することができる映像表示装置および方法、映像表示システム、並びにプログラムに関する。
図1は従来の会議システムの構成を表す図である。この会議システム1は、パーソナルコンピュータ11とそれを遠隔操作するマウス12を有している。パーソナルコンピュータ11はそのディスプレイ11Aに表示されている映像の映像信号をプロジェクタ13に供給し、プロジェクタ13はその映像をスクリーン14に投影する。会議に参加している複数の参加者は、スクリーン14に表示された映像を同時に視認する。
発表者がマウス12を操作すると、対応するポインタ15がパーソナルコンピュータ11のディスプレイに表示される。その結果、スクリーン14にもポインタ15が表示される。発表者は、マウス12を操作して、ポインタ15で所定のアイコン、位置などを指定することができる。
しかし、このような会議システムでは、ポインタ15を使用できるのは、発表者のみであり、複数の参加者がスクリーン14の所定のアイコン、位置などを指定することはできない。
これに対して特許文献1には、マウスの代わりにレーザポインタを用い、レーザポインタでスクリーンの所定の位置を指定することが提案されている。複数のレーザポインタを用いることで、複数の参加者がスクリーン14の所定のアイコン、位置を指定することが可能となる。
しかしながら、特許文献1の会議システムでは、各参加者のレーザポインタによりポインティングされたスクリーンが、カメラにより撮影される。そして撮影された映像を解析することでレーザポインタによるポインティング位置が検出される。
従って、特許文献1の会議システムでは、レーザポインタによりポインティングされたポイント点を含むスクリーンに投影された映像と同じ映像を複数の表示装置に表示して、各表示装置のユーザーに映像を共有させることが困難になる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、映像を共有することができるようにするものである。
本発明の一側面は、複数の入力装置の遠隔操作に対応する複数の遠隔操作信号を受信する通信部と、通信部により受信された複数の遠隔操作信号のそれぞれに基づく第1の映像と、他の装置から供給される第2の映像を合成して、第3の映像を出力する合成部とを備える映像表示装置である。
合成部は、第1の映像を第1のレイヤに格納し、第2の映像を第2のレイヤに格納し、第1のレイヤの前記第1の映像と、第2のレイヤの第2の映像を合成することができる。
第2の映像は、複数の入力装置のうちのアクセス権限を保持する入力装置の遠隔操作信号により操作された映像とすることができる。
通信部は、複数の入力装置のうちのアクセス権限を保持する入力装置の遠隔操作信号を、他の装置に送信することができる。
第2の映像は、他の装置がアクセス権限を保持する入力装置から直接受信した遠隔操作信号により操作された映像とすることができる。
他の装置が出力する第2の映像は、アクセス権限を保持する発表者が会議に参加する複数の参加者に紹介する紹介映像であり、合成部が出力する第3の映像は、紹介映像に、発表者が操作する入力装置のポインタの映像と参加者が操作する前記入力装置のポインタの映像を合成した映像とすることができる。
通信部は、3次元の自由空間で操作される入力装置からの無線の遠隔操作信号を受信することができる。
入力装置は、映像表示装置に付属する入力装置とすることができる。
入力装置は、それを操作するユーザーの入力装置とすることができる。
本発明の一側面においては、通信部が、複数の入力装置の遠隔操作に対応する複数の遠隔操作信号を受信し、合成部が、通信部により受信された複数の遠隔操作信号のそれぞれに基づく第1の映像と、他の装置から供給される第2の映像を合成して、第3の映像を出力する。
本発明の他の側面は、映像信号出力装置から第1の映像が供給される映像表示装置と、ユーザーの操作に基づいて、映像表示装置に送信する遠隔制御信号を出力する、映像表示装置に付属する複数の入力装置とを備える映像表示システムである。映像表示装置は、通信部と合成部とを備える。通信部は、複数の入力装置の遠隔操作に対応する複数の遠隔制御信号を受信して識別する。合成部は、通信部により受信され、識別された複数の遠隔制御信号のそれぞれに基づく第2の映像と、映像信号出力装置から供給される第1の映像を合成して、第3の映像を出力する。
本発明の他の側面においては、映像表示装置の通信部は、複数の入力装置の遠隔操作に対応する複数の遠隔制御信号を受信して識別する。映像表示装置の合成部は、通信部により受信され、識別された複数の遠隔制御信号のそれぞれに基づく第2の映像と、映像信号出力装置から供給される第1の映像を合成して、第3の映像を出力する。
本発明のさらに他の側面は、第1の映像表示装置、第2の映像表示装置、第1の入力装置、第2の入力装置、および映像出力装置を備える映像表示システムである。第1の映像表示装置は、第1の映像を表示する。第2の映像表示装置は、第1の映像表示装置と接続され、第2の映像を表示する。第1の入力装置は、第1の映像表示装置に第1の遠隔制御信号を無線で送信する。第2の入力装置は、第2の映像表示装置に第2の遠隔制御信号を無線で送信する。映像出力装置は、第1の映像表示装置に接続され、第1の映像表示装置に第3の映像を出力する。さらに、第1の映像表示装置は第2の映像表示装置から、第2の遠隔制御信号を受信するとともに、第2の映像表示装置は第1の映像表示装置から、第1の遠隔制御信号を受信する。第1の映像表示装置は、第1の作業レイヤに格納された、第1の遠隔制御信号および第2の遠隔制御信号に基づく第4の映像と、第1の映像レイヤに格納された、映像出力装置から供給された第3の映像とを合成して前記第1の映像とする。第2の映像表示装置は、第2の作業レイヤに格納された、第2の遠隔制御信号および第1の遠隔制御信号に基づく第5の映像と、第2の映像レイヤに格納された、第1の映像表示装置から供給された第3の映像とを合成して第2の映像とする
第1の映像表示装置、第1の入力装置、および映像出力装置は第1の部屋に配置し、第2の映像表示装置および第2の入力装置は第2の部屋に配置することができる。
本発明のさらに他の側面においては、第1の映像表示装置は第2の映像表示装置から、第2の遠隔制御信号を受信する。第2の映像表示装置は第1の映像表示装置から、第1の遠隔制御信号を受信する。第1の映像表示装置は、第1の作業レイヤに格納された、第1の遠隔制御信号および第2の遠隔制御信号に基づく第4の映像と、第1の映像レイヤに格納された、映像出力装置から供給された第3の映像とを合成して第1の映像とする。第2の映像表示装置は、第2の作業レイヤに格納された、第2の遠隔制御信号および第1の遠隔制御信号に基づく第5の映像と、第2の映像レイヤに格納された、第1の映像表示装置から供給された第3の映像とを合成して第2の映像とする。
本発明の他の側面は、第1の映像表示装置、第1の入力装置、第2の映像表示装置、第2の入力装置、および映像合成装置を備える映像表示システムである。第1の映像表示装置は第1の映像を表示する。第1の入力装置は、第1の映像表示装置に第1の遠隔制御信号を無線で送信する。第2の映像表示装置は、第2の映像を表示する。第2の入力装置は、第2の映像表示装置に第2の遠隔制御信号を無線で送信する。映像合成装置は、第1の映像表示装置および第2の映像表示装置と接続される。映像合成装置は、第1のレイヤに格納された、第1の遠隔制御信号および第2の遠隔制御信号に基づく第3の映像と、第1の映像表示装置から出力され、第2のレイヤに格納された第4の映像とを合成する。そして、映像合成装置は、それを第1の映像として第1の映像表示装置に出力するとともに、第2の映像として第2の映像表示装置に出力する
本発明の他の側面においては、映像合成装置は、第1のレイヤに格納された、第1の遠隔制御信号および第2の遠隔制御信号に基づく第3の映像と、第1の映像表示装置から出力され、第2のレイヤに格納された第4の映像とを合成する。そして、映像合成装置は、はそれを、第1の映像として第1の映像表示装置に出力するとともに、第2の映像として第2の映像表示装置に出力する
以上のように、本発明の一側面によれば、映像を共有することが可能になる。
以下、発明を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(映像表示システムの構成)
2.第1の実施の形態(映像表示システムの動作)
3.第2の実施の形態(映像表示システムの動作)
4.第3の実施の形態(映像表示システムの構成)
5.第3の実施の形態(映像表示システムの動作)
6.第4の実施の形態(映像表示システムの動作)
7.第5の実施の形態(映像表示システムの構成)
8.第5の実施の形態(映像表示システムの動作)
9.第6の実施の形態(映像表示システムの構成)
10.第6の実施の形態(映像表示システムの動作)
1.第1の実施の形態(映像表示システムの構成)
2.第1の実施の形態(映像表示システムの動作)
3.第2の実施の形態(映像表示システムの動作)
4.第3の実施の形態(映像表示システムの構成)
5.第3の実施の形態(映像表示システムの動作)
6.第4の実施の形態(映像表示システムの動作)
7.第5の実施の形態(映像表示システムの構成)
8.第5の実施の形態(映像表示システムの動作)
9.第6の実施の形態(映像表示システムの構成)
10.第6の実施の形態(映像表示システムの動作)
<1.第1の実施の形態>
[映像表示システムの構成]
[映像表示システムの構成]
図2は本発明の映像表示システムの一実施の形態の基本的構成を表す図である。この実施の形態においては、会議システムとしての映像表示システム51は、会議室に配置されている映像表示装置62と映像信号出力装置63により構成されている。映像表示装置62と映像信号出力装置63は、HDMI(High−Definition Multimedia Inteface)などのケーブル64により接続されており、相互に情報を授受することができる。
映像表示装置62に付属する入力装置としてのポインティングデバイス61は3次元自由空間において任意の方向に会議の参加者(ユーザー)により操作され、操作に基づく遠隔制御信号を赤外線などの無線により映像表示装置62に出力する。この実施の形態の場合、ポインティングデバイス61として、ポインティングデバイス61−1乃至61−5の5個が用意されている。赤外線は、指向性があるため、映像表示装置62が複数個存在するような場合に、そのうちのユーザーが意図するものに選択的に指示を与えるのに有効である。
5個のポインティングデバイス61のうち、発表者のポインティングデバイス61(例えばポインティングデバイス61−1)の遠隔制御信号が映像表示装置62に出力され、さらに、映像信号出力装置63にケーブル64を介して供給される。逆に、パーソナルコンピュータなどにより構成される映像信号出力装置63は、ケーブル64を介して供給された遠隔制御信号に基づき所定の処理を行った映像を、ケーブル64を介して映像表示装置62に供給する。
映像表示装置62は作業レイヤ71と映像レイヤ72を内蔵するメモリ上に保持している。作業レイヤ71には、各ポインティングデバイス61−1乃至61−5のポインタの映像が格納される。図2においては、便宜上、ポインティングデバイス61−1とポインティングデバイス61−2のポインタ81−1とポインタ81−2のみが示されている。映像レイヤ72には、映像信号出力装置63からケーブル64を介して供給された映像が格納される。映像表示装置62は、作業レイヤ71と映像レイヤ72に格納された映像を合成して表示部65に投影する。
表示部65が、光学的に投影された映像を表示するスクリーンである場合、映像表示装置62はプロジェクタにより構成される。表示部65が、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、プラズマディスプレイなどである場合、映像表示装置62は、例えばパーソナルコンピュータにより構成することができる。なお、映像表示装置62を映像信号出力装置63と一体化することも可能である。
図3は、映像表示システム51のより詳細な構成を表すブロック図である。映像表示装置62は、機能的に通信部91と合成部92を有している。通信部91はポインティングデバイス61との通信を行い、ポインティングデバイス61のうち、アクセス権限のあるポインティングデバイス(例えばポインティングデバイス61−1)からの遠隔制御信号を映像信号出力装置63に供給する。また、通信部91はアクセス権限の有無に拘らず、全てのポインティングデバイス61−1乃至61−5からの遠隔制御信号を合成部92に供給する。
合成部92は、内蔵するメモリ93に、作業レイヤ71と映像レイヤ72を有している。作業レイヤ71には各ポインティングデバイス61−1乃至61−5に対応するポインタ81−1乃至81−5の映像111が格納される。説明の便宜上、図3には、ポインティングデバイス61−1,61−2に対応するポインタ81−1,81−2だけが格納されている状態が示されている。映像レイヤ72は、映像信号出力装置63から供給された映像112を格納する。合成部92は作業レイヤ71に格納された第1の映像としての映像111と映像レイヤ72に格納された、第2の映像としての映像112を合成し、第3の映像としての映像113を表示部65に出力し、表示させる。
映像信号出力装置63は操作処理部101を有している。操作処理部101は、映像表示装置62の通信部91から、アクセス権限のあるポインティングデバイス61−1の遠隔制御信号を取得する。この遠隔制御信号には、例えば決定キー、送るキー、戻るキーなどの操作に対応する信号が含まれる。操作処理部101は、取得した遠隔制御信号に対応する処理を行い、その処理の結果に基づく映像を、映像112として映像表示装置62の合成部92に出力する。
[映像表示システムの動作]
図4は、映像表示システムの動作を説明するフローチャートである。以下、図4を参照して、図3の映像表示システムの動作を説明する。なお、説明の便宜上、以下の説明においては、ポインティングデバイス61は2個あるものとし、そのうちのポインティングデバイス61−1がアクセス権限を有し、ポインティングデバイス61−2はアクセス権限を有していないものとする。
ステップS1においてポインティングデバイス61−1は、アクセス権限保持コードを送信する。アクセス権限とは、映像信号出力装置63が出力する映像にアクセスするための権限であり、この権限を有するポインティングデバイスのユーザーだけが、映像信号出力装置63が出力する映像にアクセスし、例えば、所定のアイコンを操作するなどして、それを所定の映像に変更することができる。すなわち、映像レイヤ72に格納される映像に対するアクセスを許容する権限がアクセス権限である。
このアクセス権限保持コードの送信処理は、ユーザーがポインティングデバイス61−1の予め定められている所定のボタンを操作するか、所定のジェスチャを操作することで実行される。なお、ポインティングデバイス61−2もポインティングデバイス61−1と同じ構成なので、同じ操作をすることで、アクセス権限保持コードを送信し、アクセス権限を保持することが可能である。より最新のアクセス権限保持コードが有効とされ、それまでのアクセス権限保持者の地位は解除される。すなわち、任意のポインティングデバイス61の保持者が必要に応じてアクセス権限保持者となり得る。
ステップS21において映像表示装置62の通信部91は、ポインティングデバイス61−1からのアクセス権限保持コードを受信すると、アクセス権限保持コードを識別する。このアクセス権限保持コードには各ポインティングデバイス61の識別番号も付随しており、通信部91は、以後、アクセス権限保持コードに付随していた識別番号の遠隔制御信号を、アクセス権限保持者のポインティングデバイス61からの信号として処理する。
ステップS2においてポインティングデバイス61−1は、遠隔制御信号を送信する。この遠隔制御信号には、ポインタの位置を表わす信号や、決定操作などの各種の信号が含まれている。すなわちユーザーがポインティングデバイス61−1を3次元空間において任意の方向に操作した場合、その操作に対応する位置にポインタを移動表示させるために、遠隔制御信号が送信される。あるいは、ポインティングデバイス61−1の所定のボタンが押圧されるなど、所定の決定操作がなされると、それに対応する遠隔制御信号が送信される。このことは、以下の遠隔制御信号送信ステップにおいても同様である。
ステップS22において通信部91はこの遠隔制御信号を受信する。ステップS23において通信部91は、遠隔制御信号を合成部92に転送する。転送は、信号の内部の情報が伝達されれば、信号をそのままスルーさせても、他の信号に置換してもよい。
ステップS31において合成部92は、ポインタを作業レイヤに格納する。具体的には、ポインティングデバイス61−1に対応するポインタ81−1の位置を、操作に基づく位置に変更する。なお、作業レイヤ71には、手書き入力された情報なども格納される。
ステップS24において通信部91は、アクセス権限を有するポインティングデバイスの遠隔制御信号を映像信号出力装置63に送信する。いまの場合、アクセス権限を有するのはポインティングデバイス61−1であるので、ステップS22で受信された、ポインティングデバイス61−1の遠隔制御信号が映像信号出力装置63に送信される。
ステップS41において映像信号出力装置63の操作処理部101は、通信部91から受信した、すなわちアクセス権限を有するポインティングデバイスから受信した遠隔制御信号に対応する処理を実行する。例えば複数のサムネイル映像から1つのサムネイル映像が選択された場合、その選択されたサムネイル映像に対応する映像が再生される。ステップS42において操作処理部101は、映像を送信する。すなわち、選択されたサムネイル映像に対応する映像が送信される。図3には、アクセス権限を有するポインティングデバイス61−1のユーザーが他のユーザー(会議の参加者)に紹介する紹介映像としてのこの映像が映像112として示されている。このように、アクセス権限を有するポインティングデバイス61−1は、アイコンなどの電子情報を操作することが可能である。
ステップS32において映像表示装置62の合成部92は、映像信号出力装置63から送信されてきた映像を受信し、その映像を映像レイヤに格納する。具体的には、受信された映像112が、メモリ93の映像レイヤ72に格納される。
ステップS11においてポインティングデバイス61−2のユーザーが、ポインティングデバイス61−2を操作した場合、ポインティングデバイス61−2は、その操作に対応する遠隔制御信号を送信する。
ステップS25において映像表示装置62の通信部91は、ポインティングデバイス61−2からの遠隔制御信号を受信する。ステップS26において通信部91は、受信した遠隔制御信号を転送する。この転送先は、映像信号出力装置63ではなく、合成部92である。通信部91が映像信号出力装置63に転送するのは、アクセス権限を有するポインティングデバイスの遠隔制御信号だけである。アクセス権限を有しないポインティングデバイスの遠隔制御信号は、合成部92に転送される。これにより、アクセス権限を有しないユーザーによる無用な操作妨害が防止される。
ステップS33において合成部92は、ポインタを作業レイヤに格納する。具体的には、ポインティングデバイス61−2に対応するポインタ81−2の位置を、操作に基づく位置に変更する。これにより、図3に映像111として示されるような、ポインタ81−1とポインタ81−2を含む映像が作業レイヤ71に格納される。なお、アクセス権限を有していないポインティングデバイスのポインタは、対応するポインティングデバイスが予め設定されている一定時間以上操作されない場合、消去される。しかし、アクセス権限を有しているポインティングデバイスのポインタは、対応するポインティングデバイスが予め設定されている一定時間以上操作されなくても、消去されない。これにより、必要以上の数のポインタが表示され、本来の映像112が見難くなるようなことが抑制される。
ステップS34において合成部92は、映像レイヤと作業レイヤを合成し、表示部65に出力する。これにより、表示部65には、図3に映像113として示されるように、映像112と映像111を合成した映像が表示される。
なお、合成部92は、作業レイヤ71と映像レイヤ72を1対1に対応付けて保持する。従って、映像レイヤ72が新規の頁の映像に切り替えられると、作業レイヤ71も切り替えられる。従って、映像の各頁に対応して書き込まれた手書き情報などの情報は、頁を切り替えても消去されずに、保持される。切り替え前の頁の映像が再表示されると、その頁に対応して作業レイヤ71に書き込まれていた情報も再表示される。この作業レイヤ71の情報は、映像信号出力装置63に転送し、本来の映像112に合成した状態で、保存するようにしてもよい。
このように、この実施の形態によれば、2つのレイヤの映像が合成され、合成された映像が出力される。従って、ポインタを含む同じ合成映像を複数の表示装置に出力し、表示させることが可能となり、ユーザーに同じ映像を共有させることが可能となる。
また、この実施の形態によれば、スクリーンに対してではなく、映像表示装置62に対してポインティングデバイス61が指向される。スクリーンは、壁際等のユーザーから遠い位置に配置されるが、映像表示装置62はスクリーンに較べてユーザーに近い位置に配置することが可能である。従って、ポインティング操作時に手振れなどによりポインティングデバイス61が揺れたとしても、スクリーンを直接指示する場合に較べて、正確かつ迅速に所定の位置を指示することが可能になる。すなわち、複数のユーザーが共通に視認する映像の所定の位置を、正確かつ迅速にポインティングすることができ、操作性が向上する。
また、そのうちの1つのポインティングデバイス61にアクセス権限を与えるようにすることで、発表者は、会議の他の参加者に妨害されることなく、発表する映像を確実に遠隔制御することができる。さらに、アクセス権限は、所定のボタンを操作したり、所定のジェスチャを入力するだけで簡単に移譲が可能である。従って、ポインティングデバイス61を交換することなく、各ユーザーが簡単に発表者の立場に立つことが可能になる。その結果、秩序ある会議を効率的に行うことが可能になる。
<第2の実施の形態>
[映像表示システムの動作]
[映像表示システムの動作]
次に、各ユーザーがポインティングデバイス61をそれぞれ所有する場合の実施の形態について説明する。その構成は、図3に示した場合と同様であるので、図示は省略する。以下、図5を参照して、この映像表示システムの動作を説明する。
図5のステップS101乃至S152の処理は、基本的に図4のステップS1乃至S42の処理と同様である。異なっている点は、次の通りである。すなわち、図4のステップS1とステップS2に対応するステップS101とステップS103の間に、ステップS102の処理が挿入されている点、並びに図4のステップS11に対応するステップS112の前に、ステップS111が挿入されている点が異なっている。また、図4のステップS21とステップS22に対応するステップS121とステップS124の間に、ステップS122,S123が挿入されている点が異なっている。
この実施の形態においては、ステップS101においてポインティングデバイス61−1は、アクセス権限保持コードを送信する。上述したように、このアクセス権限保持コードの送信処理は、ユーザーがポインティングデバイス61の予め定められている所定のボタンを操作するか、所定のジェスチャを操作することで実行される。
ステップS121において映像表示装置62の通信部91は、ポインティングデバイス61−1からのアクセス権限保持コードを受信すると、アクセス権限保持コードを識別する。
ステップS102においてポインティングデバイス61−1は、キーコードを送信する。キーコードは、ポインタの色や形状をカスタマイズするための情報、手振れ補正、感度、その他のユーザーに特有の個人設定を行うための情報である。なお、この実施の形態においては、キーコードは、ポインティングデバイス61の予め設定された所定のボタンまたはジェスチャが操作された場合に送信されるが、ポインティングデバイス61の操作に対応して出力される遠隔制御信号に含めるようにすることもできる。
ステップS122において映像表示装置62の通信部91は、ポインティングデバイス61−1から送信されてきたキーコードを受信し、それに対応する個人設定を内蔵するメモリに記憶する。
ステップS111においてポインティングデバイス61−2は、キーコードを送信する。
ステップS123において映像表示装置62の通信部91は、ポインティングデバイス61−2から送信されてきたキーコードを受信し、それに対応する個人設定を内蔵するメモリに記憶する。
通信部91は、このように個人設定を記憶すると、以後、そのポインティングデバイス61からの遠隔制御信号に対して、その個人設定を適用する。その結果、各ポインティングデバイス61毎にその感度に基づき手振れが補正される。また、そのポインティングデバイス61に対応する色や形状でポインタが表示される。
それ以降のステップS103,S112,S124乃至S128,S141乃至S144,S151,S152の各処理は、図4のステップS2,S11,S22乃至S26,S31乃至S34,S41,S42の処理と同様であり、繰り返しになるのでその説明は省略する。
このように、この実施の形態においては、各ユーザーは、自分のポインティングデバイス61に適した操作を行うことが可能となる。
<第3の実施の形態>
[映像表示システムの構成]
[映像表示システムの構成]
図6は、映像表示システムの第3の実施の形態の構成を表す図である。図6の映像表示システム51は、基本的に図3の映像表示システムと同様の構成であるが、アクセス権限を有するポインティングデバイス61−1の遠隔制御信号が、映像表示装置62だけでなく、映像信号出力装置63にも送信される点が異なっている。また、通信部91は、ポインティングデバイスからの遠隔制御信号を操作処理部101に送信しない。
[映像表示システムの動作]
図7は、映像表示システムの動作を説明するフローチャートである。以下、図7を参照して、図6の映像表示システムの動作を説明する。
ステップS201においてポインティングデバイス61−1は、アクセス権限保持コードを送信する。
ステップS221において映像表示装置62の通信部91は、ポインティングデバイス61−1からのアクセス権限保持コードを受信すると、アクセス権限保持コードを識別する。これによりアクセス権限を有するポインティングデバイスが識別可能となる。
ステップS202においてポインティングデバイス61−1は、アクセス権限保持コードを映像信号出力装置63に送信する。このアクセス権限保持コードは、ステップS201で映像表示装置62に送信されたコードと同じものである。
ステップS241において映像信号出力装置63の操作処理部101は、ポインティングデバイス61−1からのアクセス権限保持コードを受信すると、アクセス権限保持コードを識別する。これによりアクセス権限を有するポインティングデバイスが識別可能となる。
ステップS203においてポインティングデバイス61−1は、遠隔制御信号を送信する。
ステップS242において映像信号出力装置63の操作処理部101は、アクセス権限を有するポインティングデバイス61−1から受信した遠隔制御信号に対応する処理を実行する。アクセス権限を有するか否かは、ステップS241で識別された、アクセス権限保持コードに対応する識別番号に基づいて判定される。ステップS243において操作処理部101は、ポインタを含む映像を送信する。例えば、ステップS242の処理で選択された映像が送信される。図6にはこの映像が映像122として示されている。同図に示されるように、この映像122には、アクセス権限を有するポインティングデバイス61−1のポインタ81−1が含まれている。
ステップS231において映像表示装置62の合成部92は、映像信号出力装置63から送信されてきたポインタを含む映像を受信し、その映像を映像レイヤに格納する。すなわち、受信されたポインタを含む映像122が、メモリ93の映像レイヤ72に格納される。
ステップS204においてポインティングデバイス61−1は、ポインティングデバイス61−1の操作に基づく遠隔制御信号を映像表示装置62に送信する。
ステップS222において映像表示装置62の通信部91は、ポインティングデバイス61−1からの遠隔制御信号を受信する。
なお、図示は省略されているが、通信部91は、アクセス権限を有するポインティングデバイス61−1からの遠隔制御信号を合成部92に転送することができる。このとき合成部92は、アクセス権限を有するポインティングデバイス61−1による作業レイヤ71に対するアクセスを許容する。その結果、アクセス権限を有するポインティングデバイス61−1のユーザーは、例えばアクセス権限を有しないポインティングデバイス61−2のユーザーにより、作業レイヤ71に描画されたオブジェクトを削除するなどの操作が可能となる。
ステップS211においてポインティングデバイス61−2のユーザーが、ポインティングデバイス61−2を操作した場合、ポインティングデバイス61−2は、その操作に対応する遠隔制御信号を送信する。
ステップS223において映像表示装置62の通信部91は、ポインティングデバイス61−2からの遠隔制御信号を受信する。ステップS224において通信部91は、受信した遠隔制御信号を合成部92に転送する。
ステップS232において合成部92は、ポインタを作業レイヤに格納する。具体的には、ポインティングデバイス61−2に対応するポインタ81−2の位置を、操作に基づく位置に変更する。これにより、図6に映像121として示されるような、ポインタ81−2を含む映像が作業レイヤ71に格納される。
ステップS233において合成部92は、映像レイヤと作業レイヤを合成し、表示部65に出力する。これにより、表示部65には、図6に映像123として示されるように、映像122と、映像121を合成した映像が表示される。上述したように、映像122は、処理対象の映像とアクセス権限を有するポインティングデバイス61−1のポインタ81−1を含む映像である。また、映像121は、アクセス権限を有しないポインティングデバイス61−2のポインタ81−2を含む映像である。
この実施の形態においても、図3の実施の形態と同様の効果を実現することが可能になる。
<第4の実施の形態>
[映像表示システムの動作]
[映像表示システムの動作]
次に、図6の映像表示システム51において、各ユーザーがポインティングデバイス61をそれぞれ所有する場合の実施の形態の動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。
図8のステップS301乃至S374の処理は、基本的に図7のステップS201乃至S243の処理と同様である。異なっている点は、次の通りである。すなわち、図7のステップS202とステップS203に対応するステップS302とステップS305の間に、ステップS303,S304の処理が挿入されている点、並びに図7のステップS211に対応するステップS322の前に、ステップS321が挿入されている点である。また、図7のステップS221とステップS222に対応するステップS341とステップS344の間に、ステップS342,S343が挿入されている点である。さらに図7のステップS241とステップS242に対応するステップS371とステップS373の間に、ステップS372が挿入されている点である。
この実施の形態においては、ステップS301においてポインティングデバイス61−1は、アクセス権限保持コードを送信する。
ステップS341において映像表示装置62の通信部91は、ポインティングデバイス61−1からのアクセス権限保持コードを受信すると、アクセス権限保持コードを識別する。
ステップS302においてポインティングデバイス61−1は、アクセス権限保持コードを映像信号出力装置63に送信する。このアクセス権限保持コードは、ステップS301で映像表示装置62に送信されたコードと同じものである。
ステップS371において映像信号出力装置63の操作処理部101は、ポインティングデバイス61−1からのアクセス権限保持コードを受信すると、アクセス権限保持コードを識別する。
ステップS303においてポインティングデバイス61−1は、キーコードを送信する。
ステップS342において映像表示装置62の通信部91は、ポインティングデバイス61−1から送信されてきたキーコードを受信し、それに対応する個人設定を内蔵するメモリに記憶する。
ステップS304においてポインティングデバイス61−1は、キーコードを映像信号出力装置63に送信する。
ステップS372において映像信号出力装置63の操作処理部101は、ポインティングデバイス61−1から送信されてきたキーコードを受信し、それに対応する個人設定を内蔵するメモリに記憶する。
操作処理部101は、このように個人設定を記憶すると、以後、そのポインティングデバイス61−1からの遠隔制御信号に対して、その個人設定を適用する。その結果、各ポインティングデバイス61−1の感度に基づき手振れが補正される。また、ポインティングデバイス61−1に対応する色や形状でポインタ81−1が表示される。
ステップS321においてポインティングデバイス61−2は、キーコードを送信する。
ステップS343において映像表示装置62の通信部91は、ポインティングデバイス61−2から送信されてきたキーコードを受信し、それに対応する個人設定を内蔵するメモリに記憶する。
通信部91は、このように個人設定を記憶すると、以後、そのポインティングデバイス61−2からの遠隔制御信号に対して、その個人設定を適用する。その結果、各ポインティングデバイス61−2の感度に基づき手振れが補正される。また、ポインティングデバイス61−2に対応する色や形状でポインタ81−2が表示される。
ステップS305,S306、ステップS322、ステップS344乃至S346、ステップS361乃至S363、およびステップS373,S374においては、図7の対応するステップと同様の処理が行われる。すなわち、図7のステップS203,S204、ステップS211、ステップS222乃至S224、ステップS231乃至S233、並びにステップS242,S243と同様の処理が行われる。従ってこれらの処理の説明は、繰り返しになるので省略する。
このように、この実施の形態においては、図3の実施の形態と同様の効果を実現することができるほか、各ユーザーは、自分のポインティングデバイス61に適した操作を行うことが可能となる。
<第5の実施の形態>
[映像表示システムの構成]
[映像表示システムの構成]
図9は、映像表示システムの他の実施の形態の構成を表している。この映像表示システムは、会議システム201として構成されている。
会議システム201は、会議室211−1乃至211−3の装置により構成されている。会議室211−1には、映像表示装置212−1とパーソナルコンピュータ213−1が配置されている。会議室211−2には、映像表示装置212−2とパーソナルコンピュータ213−2が配置されている。会議室211−3には、映像表示装置212−3とパーソナルコンピュータ213−3が配置されている。すなわちこの実施の形態では、映像が共通の表示部に表示されない。その代わりに、各会議室211−1乃至211−3のパーソナルコンピュータ213−1乃至213−3に、共通の映像が表示される。
映像表示装置212−1乃至212−3は、それぞれ映像レイヤを有する他、作業レイヤ214−1乃至214−3を有している。映像表示装置212−1乃至212−3は、相互に情報を授受できるように、LAN(Local Area Network)210により相互に接続されている。すなわち、この実施の形態の場合、作業レイヤがLAN210により共有される。
さらにこの実施の形態の場合、会議室211−1には、ポインティングデバイス61−1,61−2が配置されている。会議室211−2には、ポインティングデバイス61−3,61−4が配置されている。会議室211−3には、ポインティングデバイス61−5,61−6が配置されている。各会議室のユーザーは、それぞれのポインティングデバイス61−1乃至61−6を使用して、会議を行うことができる。
[映像表示システムの動作]
図10は、会議システムの動作を説明するフローチャートである。以下、この図10を参照して、図9の会議システム201の動作について説明する。この実施の形態では、会議室211−1でポインティングデバイス61−1を使用しているユーザーが、発表者として映像を説明するものとする。
会議室211−1のポインティングデバイス61−1のユーザーは、ポインティングデバイス61−1を操作して、パーソナルコンピュータ213−1に所定の映像を出力させる。このとき映像信号出力装置として機能するパーソナルコンピュータ213−1は、ステップS301において、映像信号を送信する。
会議室211−1の映像表示装置212−1は、ステップS311において、パーソナルコンピュータ213−1から供給された映像信号を受信する。ステップS312において、映像表示装置212−1はこの映像をLAN210を介して、会議室211−2の映像表示装置212−2に送信する。
会議室211−2の映像表示装置212−2はステップS351において、LAN210を介して送信されてきた映像信号を受信し、それを映像レイヤに格納する。
映像表示装置212−1は、さらにステップS313において、パーソナルコンピュータ213−1から供給された映像をLAN210を介して、会議室211−3の映像表示装置212−3に送信する。
会議室211−3の映像表示装置212−3はステップS381において、LAN210を介して送信されてきた映像信号を受信し、それを映像レイヤに格納する。
会議室211−1の映像表示装置212−1は、ポインティングデバイス61−1,61−2が操作されると、その操作に対応するポインタを、作業レイヤ214−1に格納する。また映像表示装置212−1は、ポインティングデバイス61−1,61−2が操作されると、ステップS314において、その操作に対応する遠隔制御信号を、LAN210を介して会議室214−2の映像表示装置212−2に送信する。
会議室211−2の映像表示装置212−2は、ステップS352において、LAN210を介して遠隔制御信号を受信すると、それに対応するポインタ81−1,81−2を、作業レイヤ214−2に格納する。
さらに会議室211−1の映像表示装置212−1は、ステップS315において、ポインティングデバイス61−1,61−2の操作に対応する遠隔制御信号を、LAN210を介して会議室214−3の映像表示装置212−3に送信する。
会議室211−3の映像表示装置212−3は、ステップS382において、LAN210を介して遠隔制御信号を受信すると、それに対応するポインタ81−1,81−2を、作業レイヤ214−3に格納する。
同様に、会議室211−2の映像表示装置212−2は、ポインティングデバイス61−3,61−4が操作されると、その操作に対応するポインタを、作業レイヤ214−2に格納する。また映像表示装置212−2は、ポインティングデバイス61−3,61−4が操作されると、ステップS353において、その操作に対応する遠隔制御信号を、LAN210を介して会議室214−3の映像表示装置212−3に送信する。
会議室211−3の映像表示装置212−3は、ステップS383において、LAN210を介して遠隔制御信号を受信すると、それに対応するポインタ81−3,81−4(後述する図11参照)を、作業レイヤ214−3に格納する。
さらに会議室211−2の映像表示装置212−2は、ステップS354において、ポインティングデバイス61−3,61−4の操作に対応する遠隔制御信号を、LAN210を介して会議室214−1の映像表示装置212−1に送信する。
会議室211−1の映像表示装置212−1は、ステップS316において、LAN210を介して遠隔制御信号を受信すると、それに対応するポインタ81−3,81−4を、作業レイヤ214−1に格納する。
会議室211−3の映像表示装置212−3は、ポインティングデバイス61−5,61−6が操作されると、その操作に対応するポインタを、作業レイヤ214−3に格納する。また映像表示装置212−3は、ポインティングデバイス61−5,61−6が操作されると、ステップS384において、その操作に対応する遠隔制御信号を、LAN210を介して会議室214−2の映像表示装置212−2に送信する。
会議室211−2の映像表示装置212−2は、ステップS355において、LAN210を介して遠隔制御信号を受信すると、それに対応するポインタ81−5,81−6(後述する図11参照)を、作業レイヤ214−2に格納する。
さらに会議室211−3の映像表示装置212−3は、ステップS385において、ポインティングデバイス61−5,61−6の操作に対応する遠隔制御信号を、LAN210を介して会議室214−1の映像表示装置212−1に送信する。
会議室211−1の映像表示装置212−1は、ステップS317において、LAN210を介して遠隔制御信号を受信すると、それに対応するポインタ81−5,81−6を、作業レイヤ214−1に格納する。
このように、作業レイヤ214−1には、自身のポインタ81−1,81−2と作業レイヤ214−2,214−3のポインタ81−3乃至81−6が記録される。作業レイヤ214−2には、自身のポインタ81−3,81−4と作業レイヤ214−1,214−3のポインタ81−1,81−2,81−5,81−6が記録される。作業レイヤ214−3には、自身のポインタ81−5,81−6と作業レイヤ214−1,214−2のポインタ81−1乃至81−4が記録される。すなわち各作業レイヤに他の作業レイヤのポインタが記録される。
会議室211−1の映像表示装置212−1はステップS318において、映像レイヤと作業レイヤ214−1を合成して、パーソナルコンピュータ213−1に出力する。これによりパーソナルコンピュータ213−1に、ポインティングデバイス61−1により選択した映像と、各会議室のポインティングデバイス61−1乃至61−6のポインタが合成された映像が表示される。
また会議室211−2の映像表示装置212−2はステップS356において、映像レイヤと作業レイヤ214−2を合成して、パーソナルコンピュータ213−2に出力する。これによりパーソナルコンピュータ213−2に、ポインティングデバイス61−1により選択した映像と、各会議室のポインティングデバイス61−1乃至61−6のポインタが合成された映像が表示される。
さらに会議室211−3の映像表示装置212−3はステップS386において、映像レイヤと作業レイヤ214−3を合成して、パーソナルコンピュータ213−3に出力する。これによりパーソナルコンピュータ213−3に、ポインティングデバイス61−1により選択した映像と、各会議室のポインティングデバイス61−1乃至61−6のポインタが合成された映像が表示される。
図11は、映像の合成を説明する図である。以上のようにして、各会議室のパーソナルコンピュータ213−1乃至213−3には、図11に示されるような共通の映像が表示される。すなわち、映像レイヤ221の映像、ポインタ81−1,81−2を含む作業レイヤ214−1の映像、ポインタ81−3,81−4を含む作業レイヤ214−2の映像、ポインタ81−5,81−6を含む作業レイヤ214−3の映像が合成されて、表示される。
従って、各会議室のユーザーは、共通の映像を見て、その映像の所定の部分をポインティングすることができ、他のユーザーは、そのポインティング位置を知ることができる。その結果、円滑な会議が可能となる。
<第6の実施の形態>
[映像表示システムの構成]
[映像表示システムの構成]
図12は、映像表示システムのさらに他の実施の形態の構成を表す図である。この映像表示システム301は、パーソナルコンピュータ311−1乃至311−5と、サーバー312により構成されている。これらのパーソナルコンピュータ311−1乃至311−5とサーバー312は、LAN、インターネットなどのネットワーク313により接続されている。この実施の形態においても、映像は共通の表示部には表示されず、パーソナルコンピュータ311−1乃至311−5の表示部に、共通の映像が表示される。
パーソナルコンピュータ311−1は、ポインティングデバイス61−1により操作される。パーソナルコンピュータ311−2は、ポインティングデバイス61−2により操作される。パーソナルコンピュータ311−3は、ポインティングデバイス61−3により操作される。パーソナルコンピュータ311−4は、ポインティングデバイス61−4により操作される。パーソナルコンピュータ311−5は、ポインティングデバイス61−5により操作される。
サーバー312は、作業レイヤ321と映像レイヤ322を有している。
[映像表示システムの動作]
図13は、映像表示システムの動作を説明するフローチャートである。以下、図13を参照して、図12の映像表示システム301の動作について説明する。この実施の形態の場合、発表者は、パーソナルコンピュータ311−1、従ってポインティングデバイス61−1のユーザーであるとする。
ステップS401においてパーソナルコンピュータ311−1は、アクセス権限保持コードをサーバー312に送信する。
ステップS451においてサーバー312は、アクセス権限保持コードを受信すると、それを識別する。すなわち、サーバー312は、アクセス権限保持コードの真正を判定すると、以後、そのコードに付随していた識別番号を有するパーソナルコンピュータが発表者のパーソナルコンピュータであると判断する。
ステップS402においてパーソナルコンピュータ311−1は、映像信号をサーバー312に送信する。
ステップS452においてサーバー312は、映像信号を受信すると、それを映像レイヤ322に格納する。
ステップS403においてパーソナルコンピュータ311−1は、ポインティングデバイス61−1の操作に対応する遠隔制御信号をサーバー312に送信する。
ステップS453においてサーバー312は、遠隔制御信号を受信すると、それに対応するポインタ81−1を作業レイヤ321に格納する。
ステップS411においてパーソナルコンピュータ311−2は、ポインティングデバイス61−2の操作に対応する遠隔制御信号をサーバー312に送信する。
ステップS454においてサーバー312は、遠隔制御信号を受信すると、それに対応するポインタ81−2を作業レイヤ321に格納する。
ステップS421においてパーソナルコンピュータ311−3は、ポインティングデバイス61−3の操作に対応する遠隔制御信号をサーバー312に送信する。
ステップS455においてサーバー312は、遠隔制御信号を受信すると、それに対応するポインタ81−3を作業レイヤ321に格納する。
ステップS431においてパーソナルコンピュータ311−4は、ポインティングデバイス61−4の操作に対応する遠隔制御信号をサーバー312に送信する。
ステップS456においてサーバー312は、遠隔制御信号を受信すると、それに対応するポインタ81−4を作業レイヤ321に格納する。
ステップS441においてパーソナルコンピュータ311−5は、ポインティングデバイス61−5の操作に対応する遠隔制御信号をサーバー312に送信する。
ステップS457においてサーバー312は、遠隔制御信号を受信すると、それに対応するポインタ81−5を作業レイヤ321に格納する。
ステップS458においてサーバー312は、映像レイヤ322と作業レイヤ321の映像を合成する。ステップS459においてサーバー312は、合成信号を送信する。すなわちステップS458において合成された映像の信号である合成信号が、パーソナルコンピュータ311−1乃至311−5に送信される。
ステップS404,S412,S422,S432,S442において、各パーソナルコンピュータ311−1乃至311−5は、合成信号を受信し、その合成信号に対応する映像を出力する。これにより、パーソナルコンピュータ311−1乃至311−5には、発表者により選択された映像と、各ポインティングデバイス61−1乃至61−5のポインタ81−1乃至81−5が、合成されて表示される。
従って、各パーソナルコンピュータ311−1乃至311−5のユーザーは、共通の映像を見て、その映像の所定の部分をポインティングすることができ、他のユーザーは、そのポインティング位置を知ることができる。その結果、円滑な会議が可能となる。
なお、Windowsのリモートアシスタンス(マイクロソフト社の登録商標)機能をこの実施の形態に適用することができる。すなわち、アシスト元とアシスト先の作業レイヤを共有することで、アシスト元とアシスト先のユーザーは、それぞれアシスト先のパーソナルコンピュータを同時に操作することが可能になる。また、作業レイヤを共有するユーザーの数を複数にすれば、その複数のユーザーが同じパーソナルコンピュータを操作することが可能となる。例えば図12のサーバー312に代えて、その機能をパーソナルコンピュータ311−1に実行させ、パーソナルコンピュータ311−1を他のパーソナルコンピュータ311−2乃至311−5により操作させることができる。
なお、ネットワークとは、少なくとも2つの装置が接続され、ある装置から、他の装置に対して、情報の伝達をできるようにした仕組みをいう。ネットワークを介して通信する装置は、独立した装置どうしであっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックどうしであっても良い。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明は、プロジェクタ、サーバー、パーソナルコンピュータ、その他の情報処理装置に適用することが可能である。
51 映像表示システム, 61,61−1乃至61−5 ポインティングデバイス, 62 映像表示装置, 63 映像信号出力装置, 65 表示部, 71 作業レイヤ, 72 映像レイヤ, 81,81−1乃至81−6 ポインタ, 91 通信部, 92 合成部, 93 メモリ, 101 操作処理部, 201 会議システム, 211−1乃至211−3 会議室, 212−1乃至212−3 映像表示装置, 213−1乃至213−3 パーソナルコンピュータ, 214−1乃至214−3 作業レイヤ, 311−1乃至311−3 パーソナルコンピュータ, 312 サーバー
Claims (18)
- 複数の入力装置の遠隔操作に対応する複数の遠隔操作信号を受信する通信部と、
前記通信部により受信された複数の前記遠隔操作信号のそれぞれに基づく第1の映像と、他の装置から供給される第2の映像を合成して、第3の映像を出力する合成部と
を備える映像表示装置。 - 前記合成部は、前記第1の映像を第1のレイヤに格納し、前記第2の映像を第2のレイヤに格納し、前記第1のレイヤの前記第1の映像と、前記第2のレイヤの前記第2の映像を合成する
請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記第2の映像は、複数の前記入力装置のうちのアクセス権限を保持する前記入力装置の前記遠隔操作信号により操作された映像である
請求項2に記載の映像表示装置。 - 前記通信部は、複数の前記入力装置のうちの前記アクセス権限を保持する前記入力装置の前記遠隔操作信号を、前記他の装置に送信する
請求項3に記載の映像表示装置。 - 前記第2の映像は、前記他の装置が前記アクセス権限を保持する前記入力装置から直接受信した前記遠隔操作信号により操作された映像である
請求項3に記載の映像表示装置。 - 前記他の装置が出力する前記第2の映像は、前記アクセス権限を保持する発表者が会議に参加する複数の参加者に紹介する紹介映像であり、
前記合成部が出力する前記第3の映像は、前記紹介映像に、前記発表者が操作する前記入力装置のポインタの映像と前記参加者が操作する前記入力装置のポインタの映像を合成した映像である
請求項4に記載の映像表示装置。 - 前記通信部は、3次元の自由空間で操作される前記入力装置からの無線の前記遠隔操作信号を受信する
請求項6に記載の映像表示装置。 - 前記入力装置は、前記映像表示装置に付属する入力装置である
請求項7に記載の映像表示装置。 - 前記入力装置は、それを操作するユーザーの入力装置である
請求項7に記載の映像表示装置。 - 通信部と、
合成部と
を備え、
前記通信部は、複数の入力装置の遠隔操作に対応する複数の遠隔操作信号を受信して識別し、
前記合成部は、前記通信部により受信され、識別された複数の前記遠隔操作信号のそれぞれに基づく第1の映像と、他の装置から供給される第2の映像を合成して、第3の映像を出力する
映像表示方法。 - コンピュータを、
複数の入力装置の遠隔操作に対応する複数の遠隔操作信号を受信して識別する通信手段と、
前記通信手段により受信され、識別された複数の前記遠隔操作信号のそれぞれに基づく第1の映像と、他の装置から供給される第2の映像を合成して、第3の映像を出力する合成手段と
して機能させるためのプログラム。 - 映像信号出力装置から第1の映像が供給される映像表示装置と、
ユーザーの操作に基づいて、前記映像表示装置に送信する遠隔制御信号を出力する、前記映像表示装置に付属する複数の入力装置と
を備え、
前記映像表示装置は、
複数の前記入力装置の遠隔操作に対応する複数の前記遠隔制御信号を受信して識別する通信部と、
前記通信部により受信され、識別された複数の前記遠隔制御信号のそれぞれに基づく第2の映像と、前記映像信号出力装置から供給される前記第1の映像を合成して、第3の映像を出力する合成部と
を備える
映像表示システム。 - 映像信号出力装置から第1の映像が供給される映像表示装置と、
ユーザーの操作に基づいて、前記映像表示装置に送信する遠隔制御信号を出力する、前記映像表示装置に付属する複数の入力装置と
を備え、
前記映像表示装置は、通信部と合成部を備え、
前記通信部が、複数の前記入力装置の遠隔操作に対応する複数の前記遠隔制御信号を受信して識別し、
前記合成部が、前記通信部により受信され、識別された複数の前記遠隔制御信号のそれぞれに基づく第2の映像と、前記映像信号出力装置から供給される前記第1の映像を合成して、第3の映像を出力する
映像表示方法。 - 第1の映像を表示する第1の映像表示装置と、
前記第1の映像表示装置と接続され、第2の映像を表示する第2の映像表示装置と、
前記第1の映像表示装置に第1の遠隔制御信号を無線で送信する第1の入力装置と、
前記第2の映像表示装置に第2の遠隔制御信号を無線で送信する第2の入力装置と、
前記第1の映像表示装置に接続され、前記第1の映像表示装置に第3の映像を出力する映像出力装置と
を備え、
前記第1の映像表示装置は前記第2の映像表示装置から、前記第2の遠隔制御信号を受信するとともに、前記第2の映像表示装置は前記第1の映像表示装置から、前記第1の遠隔制御信号を受信し、
前記第1の映像表示装置は、第1の作業レイヤに格納された、前記第1の遠隔制御信号および前記第2の遠隔制御信号に基づく第4の映像と、第1の映像レイヤに格納された、前記映像出力装置から供給された前記第3の映像とを合成して前記第1の映像とし、
前記第2の映像表示装置は、第2の作業レイヤに格納された、前記第2の遠隔制御信号および前記第1の遠隔制御信号に基づく第5の映像と、第2の映像レイヤに格納された、前記第1の映像表示装置から供給された前記第3の映像とを合成して前記第2の映像とする
映像表示システム。 - 前記第1の映像表示装置、前記第1の入力装置、および映像出力装置は第1の部屋に配置され、
前記第2の映像表示装置および前記第2の入力装置は第2の部屋に配置される
請求項14に記載の映像表示システム。 - 第1の映像を表示する第1の映像表示装置と、
前記第1の映像表示装置と接続され、第2の映像を表示する第2の映像表示装置と、
前記第1の映像表示装置に第1の遠隔制御信号を無線で送信する第1の入力装置と、
前記第2の映像表示装置に第2の遠隔制御信号を無線で送信する第2の入力装置と、
前記第1の映像表示装置に接続され、前記第1の映像表示装置に第3の映像を出力する映像出力装置と
を備え、
前記第1の映像表示装置は前記第2の映像表示装置から、前記第2の遠隔制御信号を受信するとともに、前記第2の映像表示装置は前記第1の映像表示装置から、前記第1の遠隔制御信号を受信し、
前記第1の映像表示装置は、第1の作業レイヤに格納された、前記第1の遠隔制御信号および前記第2の遠隔制御信号に基づく第4の映像と、第1の映像レイヤに格納された、前記映像出力装置から供給された前記第3の映像とを合成して前記第1の映像とし、
前記第2の映像表示装置は、第2の作業レイヤに格納された、前記第2の遠隔制御信号および前記第1の遠隔制御信号に基づく前記第5の映像と、第2の映像レイヤに格納された、前記第1の映像表示装置から供給された前記第3の映像とを合成して前記第2の映像とする
映像表示方法。 - 第1の映像を表示する第1の映像表示装置と、
前記第1の映像表示装置に第1の遠隔制御信号を無線で送信する第1の入力装置と、
第2の映像を表示する第2の映像表示装置と、
前記第2の映像表示装置に第2の遠隔制御信号を無線で送信する第2の入力装置と、
前記第1の映像表示装置および前記第2の映像表示装置と接続される映像合成装置とを備え、
前記映像合成装置は、第1のレイヤに格納された、前記第1の遠隔制御信号および前記第2の遠隔制御信号に基づく第3の映像と、前記第1の映像表示装置から出力され、第2のレイヤに格納された第4の映像とを合成して、前記第1の映像として前記第1の映像表示装置に出力するとともに、前記第2の映像として前記第2の映像表示装置に出力する
映像表示システム。 - 第1の映像を表示する第1の映像表示装置と、
前記第1の映像表示装置に第1の遠隔制御信号を無線で送信する第1の入力装置と、
第2の映像を表示する第2の映像表示装置と、
前記第2の映像表示装置に第2の遠隔制御信号を無線で送信する第2の入力装置と、
前記第1の映像表示装置および前記第2の映像表示装置と接続される映像合成装置とを備え、
前記映像合成装置は、第1のレイヤに格納された、前記第1の遠隔制御信号および前記第2の遠隔制御信号に基づく第3の映像と、前記第1の映像表示装置から出力され、第2のレイヤに格納された第4の映像とを合成して、前記第1の映像として前記第1の映像表示装置に出力するとともに、前記第2の映像として前記第2の映像表示装置に出力する
映像表示方法。
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