JP2017058819A - データ管理システム、データ管理方法、データ管理プログラム - Google Patents

データ管理システム、データ管理方法、データ管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2017058819A
JP2017058819A JP2015181587A JP2015181587A JP2017058819A JP 2017058819 A JP2017058819 A JP 2017058819A JP 2015181587 A JP2015181587 A JP 2015181587A JP 2015181587 A JP2015181587 A JP 2015181587A JP 2017058819 A JP2017058819 A JP 2017058819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information processing
data
predetermined range
projector
image data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015181587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6601085B2 (ja
Inventor
山本 良二
Ryoji Yamamoto
良二 山本
小林 寛
Hiroshi Kobayashi
寛 小林
厚 小久保
Atsushi Kokubo
厚 小久保
秀一 瀬川
Shuichi Segawa
秀一 瀬川
優樹 ▲高▼谷
優樹 ▲高▼谷
Yuki Takaya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2015181587A priority Critical patent/JP6601085B2/ja
Priority to US15/249,907 priority patent/US10162946B2/en
Priority to CN201610772224.3A priority patent/CN106534057A/zh
Priority to EP16187577.8A priority patent/EP3145153B1/en
Publication of JP2017058819A publication Critical patent/JP2017058819A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6601085B2 publication Critical patent/JP6601085B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W12/00Security arrangements; Authentication; Protecting privacy or anonymity
    • H04W12/08Access security
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • H04L67/1095Replication or mirroring of data, e.g. scheduling or transport for data synchronisation between network nodes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/10Protecting distributed programs or content, e.g. vending or licensing of copyrighted material ; Digital rights management [DRM]
    • G06F21/16Program or content traceability, e.g. by watermarking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/10Network architectures or network communication protocols for network security for controlling access to devices or network resources
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00Network architectures or network communication protocols for network security
    • H04L63/10Network architectures or network communication protocols for network security for controlling access to devices or network resources
    • H04L63/107Network architectures or network communication protocols for network security for controlling access to devices or network resources wherein the security policies are location-dependent, e.g. entities privileges depend on current location or allowing specific operations only from locally connected terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network
    • H04L67/1097Protocols in which an application is distributed across nodes in the network for distributed storage of data in networks, e.g. transport arrangements for network file system [NFS], storage area networks [SAN] or network attached storage [NAS]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/50Network services
    • H04L67/52Network services specially adapted for the location of the user terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/02Services making use of location information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L67/00Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
    • H04L67/01Protocols
    • H04L67/10Protocols in which an application is distributed across nodes in the network

Abstract

【課題】データの取り扱いを制限すること。【解決手段】データとアクセス権とを関連付ける関連付け部と、所定の範囲にある情報処理装置を検知する検知部と、検知された前記情報処理装置に前記データを送信するデータ送信部と、前記データに関連付けられている前記アクセス権に応じて、検知された前記情報処理装置による前記データのアクセスを制御するアクセス制御部と、備えるデータ管理システムであって、前記アクセス制御部は、前記情報処理装置が前記所定の範囲から前記所定の範囲の外に位置を変えた際、前記情報処理装置に送信された前記データを前記情報処理装置から削除させ、若しくは、前記情報処理装置に送信された前記データの複製を禁止させ、若しくは、前記データを前記情報処理装置に送信させないことを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、データ管理システム、データ管理方法、データ管理プログラムに関する。
近年、所定の範囲内にあるタブレット端末やPC(Personal Computer)、スマートフォン、音楽プレイヤー、オーディオプレイヤーなどの情報処理端末が所定の範囲内にあることを条件として、上記情報処理端末に画像データや音声データ、文書データなどのデータを送信するデータ管理システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
そして、このようなデータ管理システムにおいて、データを自身の情報処理端末へ送信させたいユーザは、その情報処理端末が上記所定の範囲内にあることが必要であるため、自身の情報処理端末を持って上記所定の範囲へと移動するようになっている。
ところが、このようなデータ管理システムにおいては、ユーザが情報処理端末を持って上記所定の範囲から退出した際、その情報処理端末には上記所定の範囲において送信されたデータが残ったままになるため、そのデータが複製や頒布、公開されることがある。
そして、このような場合、情報処理端末に残ったデータが、機密情報を含むデータや、複製や頒布、公開のために権利者の許諾を必要とするデータである場合、機密情報が流出したり権利者の権利が侵害されたりするなどの問題が生じることになる。
尚、上記所定の範囲から退出するユーザにデータを削除させるようにすることで上記問題を解決することができるが、データの削除操作が面倒であったり、全ユーザが必ずしもデータを削除するとは限らなかったりするため、このような方法は有効ではない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、データの取り扱いを制限することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、データとアクセス権とを関連付ける関連付け部と、所定の範囲にある情報処理装置を検知する検知部と、検知された前記情報処理装置に前記データを送信するデータ送信部と、前記データに関連付けられている前記アクセス権に応じて、検知された前記情報処理装置による前記データのアクセスを制御するアクセス制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、データの取り扱いを制限することができる。
本発明の実施形態に係る映像表示システムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る映像表示システムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る映像表示システムにおいて、プロジェクタが投影表示している映像と同一の映像を情報処理端末に表示させる際の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る映像表示システムにおいて、プロジェクタと情報処理端末とが接続を確立した後の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る映像表示システムにおいて、プロジェクタと情報処理端末とが接続を確立した後の処理を説明するためのシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るプロジェクタのハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るプロジェクタの機能構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るデータサーバの機能構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報処理端末の機能構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る映像表示システムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る映像表示システムの運用形態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、タブレット端末やPC(Personal Computer)、スマートフォン、音楽プレイヤー、オーディオプレイヤーなどの情報処理端末が所定お範囲にあることを条件として、上記情報処理端末に画像データや音声データ、文書データなどのデータを送信するデータ管理システムについて説明する。
そして、本実施形態に係るデータ管理システムにおいて、ユーザは、送信されてきたデータに基づいて上記情報処理端末上で映像や音楽、文書などのコンテンツを再生させることでコンテンツを視聴することができる。
特に、本実施形態においては、データ管理システムの一例として、上記所定の範囲としての会議室や講義室、イベント会場などに設置されたプロジェクタにより投影表示されている映像と同一の映像を上記所定の範囲にある情報処理端末に表示させる映像表示システムについて説明する。
このような映像表示システムにおいて、プロジェクタにより投影表示されている映像と同一の映像を情報処理端末で視聴したいユーザは、その情報処理端末が上記所定の範囲内にあることが必要であるため、情報処理端末を持って上記所定の範囲へと移動するようになっている。
そして、ユーザが情報処理端末を持って上記所定の範囲へと移動すると、上記プロジェクタにより投影表示されている映像の画像データがその情報処理端末に送信され、その画像データに基づいて映像が再生されるようになっている。
このような場合、従来の映像表示システムにおいては、映像の視聴を終えるなどしてユーザが情報処理端末を持って上記所定の範囲から退出した際、画像データの削除を行わない限り、その情報処理端末には上記所定の範囲において取得した画像データが残ったままになる。このような場合、情報処理端末に残った画像データが不特定多数の第三者に渡ったり、そのデータに基づくコンテンツが不特定多数の第三者に公開されたりすることがある。
そして、このような場合、情報処理端末に残った画像データが、機密情報を含む映像や、頒布や公開のために権利者の許諾を必要とする映像など、特定の視聴者にのみ視聴されることを想定して作成された映像の画像データである場合、機密情報が流出したり権利者の権利が侵害されたりするなどの問題が生じることになる。
尚、上記所定の範囲から退出するユーザに画像データを削除させるようにすることで上記問題を解決することができるが、画像データの削除操作が面倒であったり、全ユーザが必ずしも画像データを削除するとは限らなかったりするため、このような方法は有効ではない。
そこで、本実施形態に係る映像表示システムは、複製若しくは保存が禁止されているか否かを表すアクセス権情報を画像データに付加し、アクセス権が複製禁止若しくは保存禁止である画像データについては、ユーザが情報処理端末を持って上記所定の範囲から退出した際にその情報処理端末から削除するように構成されている。
本実施形態に係る映像表示システムは、このように構成されることで、システム上で画像データの取り扱いを制限することが可能となり、ユーザに手間を取らせず確実に画像データを削除することが可能となる。
まず、本実施形態に係る映像表示システムの運用形態について、図1、図2を参照して説明する。図1、図2は、本実施形態に係る映像表示システムの運用形態を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る映像表示システムは、プロジェクタ1とデータサーバ2とがネットワーク5を介して接続されて構成されている。
データサーバ2は画像データを記憶し、必要に応じてその画像データを、ネットワーク5を介してプロジェクタ1に送信する。
プロジェクタ1は、入力された画像データに応じて、光源から射出される光束を変調して光学像を形成し、形成した投影画像を壁やスクリーンなどの投影面上に拡大して投影表示する。本実施形態においては、データサーバ2から送信されてきた画像データに基づいて映像を投影表示する。
また、プロジェクタ1は、例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)などの近距離無線通信機能を備えており、所定の範囲7内にある近距離無線通信機能を備える他の機器と通信を行うことができる。即ち、プロジェクタ1は、近距離無線通信の電波が届く範囲である所定の範囲7においては、上記他の機器と通信を行うことができるが、所定の範囲7以外の範囲においては、電波が届かないため、上記他の機器と通信を行うことができない。
そのため、図2に示すように、プロジェクタ1は、情報処理端末3を所持するユーザが所定の範囲7へと移動することで、その情報処理端末3と近距離無線通信により通信を行うことができる。一方、プロジェクタ1は、情報処理端末3を所持するユーザが所定の範囲7から退出すると、その情報処理端末3との通信が切断される。
情報処理端末3は、ユーザが所持する情報処理端末であり、PC(Personal Computer)やPDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、タブレット端末等の情報処理装置によって実現される。
尚、プロジェクタ1により投影表示されている映像と同一の映像を情報処理端末3で視聴したいユーザは、その情報処理端末3が所定の範囲7内にあることが必要であるため、自身が所持する情報処理端末3を持って所定の範囲7へと移動するようになっている。
そして、ユーザが情報処理端末3を持って所定の範囲7へと移動すると、プロジェクタ1により投影表示されている映像の画像データがその情報処理端末3に送信され、その画像データに基づいて映像が再生されるようになっている。
ネットワーク5は、例えば、オフィスLAN(Local Area Network)などの限定されたネットワークであり、例えば、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)、FeliCa(登録商標)、PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)、VGA(Video Graphics Array)、DVI(Digital Visual Interface)、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)規格などのインタフェースを利用したネットワークにより実現される。
次に、本実施形態に係る映像表示システムにおいて、プロジェクタ1が投影表示している映像と同一の映像を情報処理端末3に表示させる際の処理について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る映像表示システムにおいて、プロジェクタ1が投影表示している映像と同一の映像を情報処理端末3に表示させる際の処理を説明するためのシーケンス図である。
本実施形態に係る映像表示システムにおいて、プロジェクタ1が投影表示している映像と同一の映像を情報処理端末3に表示させる際にはまず、プロジェクタ1は、データサーバ2に対して画像データの取得要求を行う(S301)。
そして、データサーバ2は、画像データの取得要求を受けると、複製若しくは保存が禁止されているか否かを表すアクセス権情報を画像データに付加し(S302)、その画像データを取得要求元のプロジェクタ1に送信する(S303)。
ここで、S302におけるアクセス権情報の付加方法について説明する。本実施形態に係るデータサーバ2は、アクセス権情報を画像データにそのまま付加し、若しくは、映像として表示されるように画像データに合成し、若しくは、電子透かしとして画像データに合成するように構成されている。
尚、本実施形態に係るデータサーバ2は、アクセス権情報を映像として表示されるように画像データに合成する場合、若しくは、電子透かしとして画像データに合成する場合、付加されたアクセス権情報が、可視光若しくは不可視光により表示されるように合成する。
そして、プロジェクタ1は、データサーバ2から取得した画像データを格納すると共に(S304)、その画像データに基づいて映像を投影表示して(S305)、その画像データに付加されているアクセス権情報を取得し(S306)、所定の範囲7内にある他の機器との接続のためにブロードキャストによる通知発信を行う(S307)。
ここで、S306におけるアクセス権情報の取得方法について説明する。S302におけるアクセス権情報の付加方法について説明したように、本実施形態において、アクセス権情報は、画像データにそのまま付加され、若しくは、映像として表示されるように画像データに合成され、若しくは、電子透かしとして画像データに合成される。
そして、プロジェクタ1は、アクセス権情報が画像データにそのまま付加されている場合、アクセス権情報をそのまま分離するだけでアクセス権情報を取得することができる。
一方、プロジェクタ1は、アクセス権情報が映像として表示されるように画像データに合成され、若しくは、電子透かしとして画像データに合成されている場合、アクセス権情報をそのまま分離することができないため、画像データからアクセス権情報を抽出するための抽出処理を行う。
また、プロジェクタ1は、アクセス権情報が映像として表示されるように画像データに合成され、若しくは、電子透かしとして画像データに合成されている場合、画像データを投影表示し、そこに表示されているアクセス権情報を撮影して、その撮影画像からアクセス権情報を取得するように構成されていても良い。
但し、アクセス権情報が、可視光若しくは不可視光により表示されるように合成されている場合、プロジェクタ1は、可視光に加えて、不可視光による映像を投影表示するように構成されている必要がある。また、この場合、プロジェクタ1は、カメラなどの撮影部を備えている必要があり、また、不可視光によりアクセス権情報が表示される場合、不可視光を撮影することが可能なカメラなどの撮影部を備える必要がある。
そして、情報処理端末3は、ユーザの移動により所定の範囲7内に入ると、プロジェクタ1からの通知発信を受けて通知返信を行う(S308)。そして、プロジェクタ1、情報処理端末3は、接続を確立するための処理を行う(S309)。このとき、プロジェクタ1と情報処理端末3との通信は無線であるため、接続を確立するための処理として、アドホックモードやインフラストラクチャーモードなどの既存技術を利用することができる。
そして、情報処理端末3は、交信が確立したら、プロジェクタ1に対して画像データの取得要求を行う(S310)。
そして、プロジェクタ1は、画像データの取得要求を受けると、S304において格納しておいた画像データ、即ち、投影表示中の映像の画像データにS306において取得したアクセス権情報を付加して取得要求元の情報処理端末3に送信する(S311)。
そして、情報処理端末3は、プロジェクタ1から送信されてきた画像データに基づいて映像を再生する(S312)。
次に、本実施形態に係る映像表示システムにおいて、プロジェクタ1と情報処理端末3とが接続を確立した後の処理について、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係る映像表示システムにおいて、プロジェクタ1と情報処理端末3とが接続を確立した後の処理を説明するためのシーケンス図である。
本実施形態に係る映像表示システムにおいて、プロジェクタ1と情報処理端末3とが接続を確立した後、プロジェクタ1は、S306において取得したアクセス権情報に基づいて、情報処理端末3に送信した画像データについて、複製若しくは保存が禁止されているか否かを判定する(S401)。
プロジェクタ1は、S401における判定処理において、情報処理端末3に送信した画像データについて、複製若しくは保存が禁止されていないと判定した場合、その画像データについては、所定の範囲7の外に持ち出し可能な画像データであると判断して、以下の処理を行わない。
一方、プロジェクタ1は、S401における判定処理において、情報処理端末3に送信した画像データについて、複製若しくは保存が禁止されていると判定した場合、その画像データについては、所定の範囲7の外への持ち出しが禁止されている画像データであると判断して、情報処理端末3に対して存在確認通知を行い(S402)、情報処理端末3は、プロジェクタ1からの存在確認通知を確認する(S403)。ここで、存在確認通知とは、プロジェクタ1が情報処理端末3に対して所定の範囲7に存在していることを確認するための通知である。
そして、プロジェクタ1は、最後に存在確認通知を行ってから所定の期間が経過した後(S404)、再度、情報処理端末3に対して存在確認通知を行い(S405)、情報処理端末3は、プロジェクタ1からの存在確認通知を確認する(S406)。
プロジェクタ1、情報処理端末3は、このような処理(S402〜S406)を所定の期間ごとに定期的に繰り返し行う(S402〜S409)。
その後、プロジェクタ1は、情報処理端末3がユーザにより所定の範囲7の外に移動されると、情報処理端末3との接続が切断され、情報処理端末3に存在確認通知が届かなくなる(S410)。
尚、このとき、プロジェクタ1は、電波状況が悪い場合等、一時的な切断である場合があるため、存在確認通知をリトライするように構成されていても良い。また、このとき、情報処理端末3は、プロジェクタ1との接続が切断されそうになったときに、音を出力したり、警告を通知する画面を表示したりすることで、プロジェクタ1との接続が切断されそうになっていることをユーザに知らせるように構成されていても良い。
そうすると、情報処理端末3は、最後に存在確認通知を確認してから所定の期間が経過しても(S411)、プロジェクタ1からの存在確認通知を確認することができないため(S412)、所定の範囲7の外にあると判断して、S311においてプロジェクタ1から送信されてきた画像データを削除する(S413)。
このように、本実施形態に係る映像表示システムは、複製若しくは保存が禁止されているか否かを表すアクセス権情報を画像データに付加し、アクセス権が複製禁止若しくは保存禁止である画像データについては、ユーザが情報処理端末を持って所定の範囲7から退出した際にその情報処理端末から削除するように構成されている。
本実施形態に係る映像表示システムは、このように構成されることで、システム上で画像データの取り扱いを制限することが可能となり、ユーザに手間を取らせず確実に画像データを削除することが可能となる。
尚、図4においては、プロジェクタ1から情報処理端末3に対して存在確認通知を行う例について説明した。そこで、次に、情報処理端末3からプロジェクタ1に対して存在確認通知を行う例について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る映像表示システムにおいて、プロジェクタ1と情報処理端末3とが接続を確立した後の処理を説明するためのシーケンス図である。
本実施形態に係る映像表示システムにおいて、プロジェクタ1と情報処理端末3とが接続を確立した後、情報処理端末3は、S311においてプロジェクタ1から送信されてきた画像データに付加されているアクセス権情報に基づいて、プロジェクタ1から送信されてきた画像データについて、複製若しくは保存が禁止されているか否かを判定する(S501)。
情報処理端末3は、S501における判定処理において、プロジェクタ1から送信されてきた画像データについて、複製若しくは保存が禁止されていないと判定した場合、その画像データについては、所定の範囲7の外に持ち出し可能な画像データであると判断して、以下の処理を行わない。
一方、情報処理端末3は、S501における判定処理において、プロジェクタ1から送信されてきた画像データについて、複製若しくは保存が禁止されていると判定した場合、その画像データについては、所定の範囲7の外への持ち出しが禁止されている画像データであると判断して、プロジェクタ1に対して存在確認通知を行う(S502)。ここで、存在確認通知とは、情報処理端末3がプロジェクタ1に対して所定の範囲7に存在していることを確認させるための通知である。
そして、プロジェクタ1は、情報処理端末3からの存在確認通知に対して接続応答を返し(S503)、情報処理端末3は、プロジェクタ1からの存在確認応答を確認する(S504)。
そして、情報処理端末3は、最後に存在確認通知を行ってから所定の期間が経過した後(S505)、再度、プロジェクタ1に対して存在確認通知を行い(S506)、プロジェクタ1は、情報処理端末3からの存在確認通知に対して接続応答を返し(S507)、情報処理端末3は、プロジェクタ1からの存在確認応答を確認する(S508)。
プロジェクタ1、情報処理端末3は、このような処理(S502〜S508)を所定期間ごとに定期的に繰り返し行う(S502〜S512)。
その後、情報処理端末3は、ユーザにより所定の範囲7の外に移動されると、プロジェクタ1との接続が切断され、プロジェクタ1に存在確認通知が届かなくなる(S513)。
尚、このとき、情報処理端末3は、電波状況が悪い場合等、一時的な切断である場合があるため、存在確認通知をリトライするように構成されていても良い。また、このとき、情報処理端末3は、プロジェクタ1との接続が切断されそうになったときに、音を出力したり、警告を通知する画面を表示したりすることで、プロジェクタ1との接続が切断されそうになっていることをユーザに知らせるように構成されていても良い。
そうすると、情報処理端末3は、最後に存在確認通知を行ってから所定の期間が経過しても(S514)、プロジェクタ1からの存在確認応答を確認することができないため(S515)、所定の範囲7の外にあると判断して、S311においてプロジェクタ1から送信されてきた画像データを削除する(S516)。
このように、本実施形態に係る映像表示システムは、複製若しくは保存が禁止されているか否かを表すアクセス権情報を画像データに付加し、アクセス権が複製禁止若しくは保存禁止である画像データについては、ユーザが情報処理端末を持って所定の範囲7から退出した際にその情報処理端末から削除するように構成されている。
本実施形態に係る映像表示システムは、このように構成されることで、システム上で画像データの取り扱いを制限することが可能となり、ユーザに手間を取らせず確実に画像データを削除することが可能となる。
次に、本実施形態に係るプロジェクタ1、データサーバ2、情報処理端末3のハードウェア構成について、図6を参照して説明する。図6は、本実施形態に係るプロジェクタ1のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。尚、図6においては、プロジェクタ1のハードウェア構成を例として示しているが、データサーバ2、情報処理端末3についても同様である。
図6に示すように、本実施形態に係るプロジェクタ1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)11、ROM(Read Only Memory)12、HDD(Hard Disk Drive)13、投影装置14、操作装置15、表示装置16、通信I/F17、撮影装置18がバス19を介して接続されて構成されている。
CPU10は演算手段であり、プロジェクタ1全体の動作を制御する。RAM11は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM12は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。
HDD13は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、画像データ等の各種データや、OS(Operating System)、各種制御プログラム、データ管理プログラムといったアプリケーション・プログラム等の各種プログラムを格納する。
投影装置14は、プロジェクタ1において専用の機能を実現するためのハードウェアである。即ち、投影装置14は、光源から射出される光束を変調して光学像を形成し、形成した投影画像を壁やスクリーンなどの投影面上に拡大して投影表示する。尚、投影装置14は、可視光に加えて、不可視光を投影表示することが可能なように構成されている。尚、データサーバ2、情報処理端末3は、投影装置14を備えている必要はない。
操作装置15は、プロジェクタ1に情報を入力するためのユーザインタフェースであり、キーボードやマウス、入力ボタン、タッチパネルなどの入力装置によって実現される。尚、データサーバ2は、操作装置15を備えている必要はない。
表示装置16は、ユーザがプロジェクタ1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースであり、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置やLED(Light Emitting Diode)などの出力装置によって実現される。尚、データサーバ2は、表示装置16を備えている必要はない。
撮影装置18は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子であり、周囲を撮影して電気信号に変換し、プロジェクタ1に入力する。尚、撮影装置18は、可視光に加えて、不可視光を撮影することが可能なように構成されている。尚、データサーバ2、情報処理端末3は、撮影装置18を備えている必要はない。
通信I/F19は、プロジェクタ1が他の装置と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、FeliCa(登録商標)、PCIe、IEEE規格などのインタフェースが用いられる。
このようなハードウェア構成において、ROM12やHDD13等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM11に読み出され、CPU10がRAM11にロードされたプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。
このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るプロジェクタ1、データサーバ2、情報処理端末3の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係るプロジェクタ1の機能構成について、図7を参照して説明する。図7は、本実施形態に係るプロジェクタ1の機能構成を模式的に示すブロック図である。
図7に示すように、本実施形態に係るプロジェクタ1は、コントローラ100、操作部110、表示部120、ネットワークI/F130、投影部140、撮影部150を有する。また、コントローラ100は、主制御部101、操作表示制御部102、入出力制御部103、投影制御部104、撮影制御部105、画像データ記憶部106、アクセス権判定部107を有する。
操作部110は、ユーザがプロジェクタ1を直接操作し若しくはプロジェクタ1に対して情報を入力する際の入力インタフェースである。操作部110は、図6に示す操作装置15によって実現される。
表示部120は、プロジェクタ1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザがプロジェクタ1を直接操作し若しくはプロジェクタ1に対して情報を入力する際の入力インタフェースでもある。即ち、表示部120は、ユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含む。表示部120は、図6に示す表示装置16によって実現される。
ネットワークI/F130は、プロジェクタ1がネットワークを介してデータサーバ2や情報処理端末3等の他の装置と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、FeliCa(登録商標)、PCIe、IEEE規格などのインタフェースが用いられる。ネットワークI/F130は、図6に示す通信I/F17によって実現される。
投影部140は、投影制御部104の制御に従い、光源から射出される光束を変調して光学像を形成し、形成した投影画像を壁やスクリーンなどの投影面上に拡大して投影表示するための出力インタフェースである。投影部140は、図6に示す投影装置14によって実現される。即ち、本実施形態においては、投影部140が映像表示部として機能する。
撮影部150は、CCDやCMOS等の固体撮像素子であり、撮影制御部105の制御に従い、周囲を撮影して電気信号に変換し、プロジェクタ1に入力するための入力インタフェースである。撮影部150は、図6に示す撮影装置18によって実現される。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。即ち、コントローラ100は、CPU10がROM12やHDD13等の記憶媒体に格納されたプログラムをRAM11にロードし、そのプログラムに従って演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路等のハードウェアとによって構成される。
主制御部101は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。また、主制御部101は、入出力制御部103を制御し、ネットワークI/F130を介して他の装置にアクセスする。即ち、本実施形態においては、主制御部101が検知部として機能する。
操作表示制御部102は、主制御部101の制御に従い、表示部120に画面表示を行い、若しくは、操作部110を介して入力された情報や信号、命令を主制御部101に入力する。そして、主制御部101は、操作表示制御部102から入力された情報や信号、命令に従ってコントローラ100の各部に命令を与える。
入出力制御部103は、主制御部101の制御に従い、情報や信号、命令をネットワークI/F130を介して他の装置に送信し、若しくは、ネットワークI/F130を介して入力される情報や信号、命令を主制御部101に入力する。そして、主制御部101は、入出力制御部103から入力された情報や信号、命令に従ってコントローラ100の各部に命令を与える。即ち、本実施形態においては、入出力制御部103がデータ送信部として機能する。
投影制御部104は、主制御部101の制御に従い、投影部140を制御し若しくは駆動させる。撮影制御部105は、主制御部101の制御に従い、撮影部150を制御し若しくは駆動させる。画像データ記憶部106は、データサーバ2から取得した画像データを記憶する。
アクセス権判定部107は、データサーバ2から取得した画像データに付加されているアクセス権情報に基づき、その画像データについて、複製若しくは保存が禁止されているか否かを判定する。
次に、本実施形態に係るデータサーバ2の機能構成について、図8を参照して説明する。図8は、本実施形態に係るデータサーバ2の機能構成を模式的に示すブロック図である。
図8に示すように、本実施形態に係るデータサーバ2は、コントローラ200、ネットワークI/F210を有する。また、コントローラ200は、主制御部201、入出力制御部202、画像データ記憶部203、アクセス権記憶部204、アクセス権情報付加部205を有する。
ネットワークI/F210は、データサーバ2がネットワークを介してプロジェクタ1等の他の装置と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、FeliCa(登録商標)、PCIe、IEEE規格などのインタフェースが用いられる。ネットワークI/F210は、図6に示す通信I/F17によって実現される。
コントローラ200は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。即ち、コントローラ200は、CPU10がROM12やHDD13等の記憶媒体に格納されたプログラムをRAM11にロードし、そのプログラムに従って演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路等のハードウェアとによって構成される。
主制御部201は、コントローラ200に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ200の各部に命令を与える。即ち、本実施形態においては、主制御部201が関連付け部として機能する。また、主制御部101は、入出力制御部202を制御し、ネットワークI/F210を介して他の装置にアクセスする。
入出力制御部202は、主制御部201の制御に従い、情報や信号、命令をネットワークI/F210を介して他の装置に送信し、若しくは、ネットワークI/F210を介して入力される情報や信号、命令を主制御部201に入力する。そして、主制御部201は、入出力制御部202から入力された情報や信号、命令に従ってコントローラ200の各部に命令を与える。
画像データ記憶部203は、プロジェクタ1に送信する対象となる画像データを記憶する。アクセス権記憶部204は、画像データ記憶部203に記憶されている画像データ毎に、付加すべきアクセス権を記憶する。
アクセス権情報付加部205は、アクセス権記憶部204に記憶されているアクセス権と画像データとの対応関係を参照して、画像データ記憶部203に記憶されている画像データにアクセス権情報を付加する。尚、アクセス権情報付加部205は、アクセス権情報を画像データにそのまま付加し、若しくは、映像として表示されるように画像データに合成し、若しくは、電子透かしとして画像データに合成する。
次に、本実施形態に係る情報処理端末3の機能構成について、図9を参照して説明する。図9は、本実施形態に係る情報処理端末3の機能構成を模式的に示すブロック図である。
図9に示すように、本実施形態に係る情報処理端末3は、コントローラ300、マウス/キーボード310、ディスプレイパネル320、ネットワークI/F330を有する。また、コントローラ300は、主制御部301、操作表示制御部302、入出力制御部303、画像データ記憶部304、アクセス権判定部305を有する。
マウス/キーボード310は、ユーザが情報処理端末3を直接操作し若しくは情報処理端末3に対して情報を入力する際の入力インタフェースである。マウス/キーボード310は、図6に示す操作装置15によって実現される。
ディスプレイパネル320は、情報処理端末3の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが情報処理端末3を直接操作し若しくは情報処理端末3に対して情報を入力する際の入力インタフェースでもある。即ち、ディスプレイパネル320は、ユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含む。ディスプレイパネル320は、図6に示す操作装置15及び表示装置16によって実現される。即ち、本実施形態においては、ディスプレイパネル320が通知部として機能する。
ネットワークI/F330は、情報処理端末3がネットワークを介してプロジェクタ1等の他の装置と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、FeliCa(登録商標)、PCIe、IEEE規格などのインタフェースが用いられる。ネットワークI/F330は、図6に示す通信I/F17によって実現される。
コントローラ300は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。即ち、コントローラ210は、CPU10がROM12やHDD13等の記憶媒体に格納されたプログラムをRAM11にロードし、そのプログラムに従って演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路等のハードウェアとによって構成される。
主制御部301は、コントローラ300に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ300の各部に命令を与える。即ち、本実施形態においては、主制御部301がアクセス制御部として機能する。また、主制御部301は、入出力制御部303を制御し、ネットワークI/F330を介して他の装置にアクセスする。
操作表示制御部302は、主制御部301の制御に従い、ディスプレイパネル320に画面表示を行い、若しくは、マウス/キーボード310、ディスプレイパネル320を介して入力された情報や信号、命令を主制御部301に入力する。そして、主制御部301は、操作表示制御部302から入力された情報や信号、命令に従ってコントローラ300の各部に命令を与える。
入出力制御部303は、主制御部301の制御に従い、情報や信号、命令をネットワークI/F330を介して他の装置に送信し、若しくは、ネットワークI/F330を介して入力される情報や信号、命令を主制御部301に入力する。そして、主制御部301は、入出力制御部303から入力された情報や信号、命令に従ってコントローラ300の各部に命令を与える。
画像データ記憶部304は、プロジェクタ1から取得した画像データを記憶する。アクセス権判定部305は、プロジェクタ1から取得した画像データに付加されているアクセス権情報に基づき、その画像データについて、複製若しくは保存が禁止されているか否かを判定する。
以上、説明したように、本実施形態に係る映像表示システムは、複製若しくは保存が禁止されているか否かを表すアクセス権情報を画像データに付加し、アクセス権が複製禁止若しくは保存禁止である画像データについては、ユーザが情報処理端末を持って所定の範囲7から退出した際にその情報処理端末から削除するように構成されている。
本実施形態に係る映像表示システムは、このように構成されることで、システム上で画像データの取り扱いを制限することが可能となり、ユーザに手間を取らせず確実に画像データを削除することが可能となる。
尚、本実施形態においては、図1、図2を参照して説明したように、所定の範囲7内にある情報処理端末3に対してプロジェクタ1が画像データを送信するように構成されている映像表示システムについて説明した。この他、本実施形態に係る映像表示システムは、所定の範囲7内にある情報処理端末3に対してデータサーバ2が画像データを送信するように構成されていても良い。
そこで、本実施形態に係る映像表示システムがこのように構成された場合のその運用形態について、図10、図11を参照して説明する。図10、図11は、本実施形態に係る映像表示システムの運用形態を示す図である。
図10に示すように、本実施形態に係る映像表示システムは、プロジェクタ1とデータサーバ2とがネットワーク5を介して接続され、データサーバ2と通信装置4とがネットワーク6を介して接続されて構成されている。
データサーバ2は画像データを記憶し、必要に応じてその画像データを、ネットワーク5を介してプロジェクタ1に送信する。
また、通信装置4は、例えば、BLE、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)などの近距離無線通信機能を備えており、所定の範囲7内にある近距離無線通信機能を備える他の機器と通信を行うことができる。即ち、プロジェクタ1は、近距離無線通信の電波が届く範囲である所定の範囲7においては、上記他の機器と通信を行うことができるが、所定の範囲7以外の範囲においては、電波が届かないため、上記他の機器と通信を行うことができない。
そのため、図11に示すように、通信装置4は、情報処理端末3を所持するユーザが所定の範囲7へと移動することで、その情報処理端末3と近距離無線通信により通信を行うことができる。一方、通信装置4は、情報処理端末3を所持するユーザが所定の範囲7から退出すると、その情報処理端末3との通信が切断される。
ネットワーク6は、例えば、ネットワーク5と同様に、例えば、オフィスLANなどの限定されたネットワークであり、例えば、Ethernet(登録商標)やUSB、Bluetooth(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)、FeliCa(登録商標)、PCIe、VGA、DVI、IEEE規格などのインタフェースを利用したネットワークにより実現される。
そして、このように構成された映像表示システムにおいて、データサーバ2は、プロジェクタ1により投影表示されている映像と同一の映像を、通信装置4を介して、所定の範囲7にある情報処理端末3に送信するようになっている。
また、この他、本実施形態に係る映像表示システムは、データサーバ2が通信装置4の機能を備え、データサーバ2が直接、所定の範囲7にある情報処理端末に画像データを送信するようい構成されていても良い。また、この他、本実施形態に係る映像表示システムは、データサーバ2の機能をプロジェクタ1が備えるように構成されていても良い。
また、本実施形態においては、複製若しくは保存が禁止されているか否かを表すアクセス権情報を画像データに付加し、アクセス権が複製禁止若しくは保存禁止である画像データについては、ユーザが情報処理端末を持って所定の範囲7から退出した際にその情報処理端末から削除するように構成されている映像表示システムについて説明した。
この他、本実施形態に係る映像表示システムは、画像データの複製若しくは保存が禁止されているか否かに加え、画像データの取得が禁止されているか否かを表すアクセス権情報を画像データに付加し、アクセス権が取得禁止である画像データについては、情報処理端末が所定の範囲7にあっても、その情報処理装置に画像データを取得させないように構成されていても良い。
1 プロジェクタ
2 データサーバ
3 情報処理端末
4 通信装置
5 ネットワーク
6 ネットワーク
7 所定の範囲
10 CPU
11 RAM
12 ROM
13 HDD
14 投影装置
15 操作装置
16 表示装置
17 通信I/F
18 撮影装置
19 バス
101 主制御部
102 操作表示制御部
103 入出力制御部
104 投影制御部
105 撮影制御部
106 画像データ記憶部
107 アクセス権判定部
100 コントローラ
110 操作部
120 表示部
130 ネットワークI/F
140 投影部
150 撮影部
200 コントローラ
201 主制御部
202 入出力制御部
203 画像データ記憶部
204 アクセス権記憶部
205 アクセス権情報付加部
210 ネットワークI/F
300 コントローラ
301 主制御部
302 操作表示制御部
303 入出力制御部
304 画像データ記憶部
305 アクセス権判定部
310 マウス/キーボード
320 ディスプレイパネル
330 ネットワークI/F
特開2008−009253号公報

Claims (9)

  1. データとアクセス権とを関連付ける関連付け部と、
    所定の範囲にある情報処理装置を検知する検知部と、
    検知された前記情報処理装置に前記データを送信するデータ送信部と、
    前記データに関連付けられている前記アクセス権に応じて、検知された前記情報処理装置による前記データのアクセスを制御するアクセス制御部と、
    を備えることを特徴とするデータ管理システム。
  2. 前記アクセス制御部は、前記情報処理装置が前記所定の範囲から前記所定の範囲の外に位置を変えた際、前記情報処理装置に送信された前記データを前記情報処理装置から削除させることを特徴とする請求項1に記載のデータ管理システム。
  3. 前記アクセス制御部は、前記情報処理装置に送信された前記データの複製を禁止させることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ管理システム。
  4. 前記アクセス制御部は、前記データを前記情報処理装置に送信させないことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載のデータ管理システム。
  5. 映像を表示する映像表示部を備え、
    前記データ送信部は、前記所定の範囲において前記映像表示部により表示されている映像の元画像データを前記情報処理装置に送信することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載のデータ管理システム。
  6. 前記映像を撮影する撮影部を備え、
    前記映像表示部は、前記取り扱い方法を映像として表示し、
    前記取り扱い制御部は、撮影された前記映像に含まれる前記取り扱い方法に応じて前記情報処理装置についての前記データの取り扱いを制御することを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載のデータ管理システム。
  7. 前記検知部により、前記情報処理装置の位置が前記所定の範囲から前記所定の範囲の外へ変わることが検知された場合、その旨を通知する通知部を備えることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載のデータ管理システム。
  8. データとアクセス権とを関連付け、
    所定の範囲にある情報処理装置を検知し、
    前記データに関連付けられている前記アクセス権に応じて、検知された前記情報処理装置による前記データのアクセスを制御することを特徴とするデータ管理方法。
  9. データとアクセス権とを関連付けるステップと、
    所定の範囲にある情報処理装置を検知するステップと、
    前記データに関連付けられている前記アクセス権に応じて、検知された前記情報処理装置による前記データのアクセスを制御するステップと、
    を実行させることを特徴とするデータ管理プログラム。
JP2015181587A 2015-09-15 2015-09-15 データ管理システム、データ管理方法 Expired - Fee Related JP6601085B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015181587A JP6601085B2 (ja) 2015-09-15 2015-09-15 データ管理システム、データ管理方法
US15/249,907 US10162946B2 (en) 2015-09-15 2016-08-29 Data management system, data management method, and recording medium storing data management program
CN201610772224.3A CN106534057A (zh) 2015-09-15 2016-08-30 数据管理系统和数据管理方法
EP16187577.8A EP3145153B1 (en) 2015-09-15 2016-09-07 Data management system, data management method, and carrier means

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015181587A JP6601085B2 (ja) 2015-09-15 2015-09-15 データ管理システム、データ管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017058819A true JP2017058819A (ja) 2017-03-23
JP6601085B2 JP6601085B2 (ja) 2019-11-06

Family

ID=56985440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015181587A Expired - Fee Related JP6601085B2 (ja) 2015-09-15 2015-09-15 データ管理システム、データ管理方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10162946B2 (ja)
EP (1) EP3145153B1 (ja)
JP (1) JP6601085B2 (ja)
CN (1) CN106534057A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6798280B2 (ja) * 2016-11-29 2020-12-09 富士通株式会社 攻撃検知装置、攻撃検知方法、および、攻撃検知プログラム
US11734443B2 (en) * 2017-01-19 2023-08-22 Creator's Head Inc. Information control program, information control system, and information control method
CN107769996B (zh) * 2017-10-24 2021-02-09 新华三云计算技术有限公司 一种服务端工作状态检测方法和装置
JP7388032B2 (ja) * 2019-07-29 2023-11-29 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理システム及び情報処理システム用制御プログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009253A (ja) 2006-06-30 2008-01-17 Seiko Epson Corp 画像表示システム、画像供給装置および画像表示装置
US8560839B2 (en) 2010-12-20 2013-10-15 Microsoft Corporation Tamper proof location services
US9246892B2 (en) 2013-04-03 2016-01-26 Salesforce.Com, Inc. System, method and computer program product for managing access to systems, products, and data based on information associated with a physical location of a user
US10243786B2 (en) 2013-05-20 2019-03-26 Citrix Systems, Inc. Proximity and context aware mobile workspaces in enterprise systems
JP6236913B2 (ja) 2013-06-25 2017-11-29 株式会社リコー 通信端末、通信システム、通信方法、情報処理装置、プログラム
CN104636645B (zh) * 2015-01-27 2018-04-27 腾讯科技(深圳)有限公司 数据访问的控制方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN106534057A (zh) 2017-03-22
EP3145153B1 (en) 2018-08-29
US20170076074A1 (en) 2017-03-16
JP6601085B2 (ja) 2019-11-06
US10162946B2 (en) 2018-12-25
EP3145153A1 (en) 2017-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7322940B2 (ja) 画像通信システム、画像通信端末、画像通信方法、プログラム、及び記録媒体
US20230037595A1 (en) Image management system, image management method, and computer program product
US10721116B2 (en) Communication terminal, method for controlling display of image, and non-transitory computer-readable storage medium
JP6756269B2 (ja) 通信端末、画像通信システム、通信方法、及びプログラム
JP7164831B2 (ja) 通信管理システム、通信システム、通信方法、及びプログラム
JP6601085B2 (ja) データ管理システム、データ管理方法
WO2012153853A1 (ja) 2眼撮像装置、その制御方法、および、制御プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPWO2015170409A1 (ja) 撮像装置及び撮像システム
US11025603B2 (en) Service providing system, service delivery system, service providing method, and non-transitory recording medium
JP2020107952A (ja) 電子機器、電子機器の制御方法、プログラム、及び、記憶媒体
US20170034698A1 (en) Terminal, communication method, and recording medium storing program
US20160330407A1 (en) Communication system
JP7006330B2 (ja) 情報処理装置、画像共有システム、画像共有方法およびプログラム
TWI522725B (zh) 可與行動裝置連接之相機,及其操作方法
JP2018061243A (ja) 通信端末、表示方法、及びプログラム
JP2019176404A (ja) 伝送装置、遠隔会議システム、情報処理方法、及びプログラム
JP7006356B2 (ja) 通信端末、通信システム、通信方法、及びプログラム
JP5128691B2 (ja) 情報処理装置、電子機器、情報処理装置の制御方法、電子機器の制御方法、処理実行システム、制御プログラム、及び記録媒体
JP7279825B2 (ja) 通信端末、通信システム、通信方法、表示制御方法及びプログラム
EP4243409A1 (en) System and method for displaying image, image-capturing device, and carrier means
US11252328B2 (en) Electronic device and method for controlling the same
JP6992338B2 (ja) 通信システム、通信管理方法、プログラム、システム及び通信方法
JP2023109839A (ja) 通信端末、通信方法及びプログラム
JP2017073735A (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP2014171147A (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190702

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190823

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190923

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6601085

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees