JP6236913B2 - 通信端末、通信システム、通信方法、情報処理装置、プログラム - Google Patents
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Description
当該通信端末を前記画像データを保存する動作モードに移行するための動作モード移行受け付け手段と、を有し、前記動作モードに移行した場合、前記許可要求手段は、前記動作モードになったことを前記他の通信端末に通知することで、前記他の通信端末を許可操作以外の操作を受け付けない撮像モードに移行させ、前記動作モード移行受け付け手段が前記動作モードの終了を受け付けた場合、前記許可要求手段は、前記他の通信端末を前記撮像モードから許可操作以外の操作を受け付ける通常モードに移行させる、ことを特徴とする。
通話端末10aaは企業側に配置され、通話端末10daは支店側又は自宅などの遠隔地(以下、単に「顧客側」という)に配置されている。顧客は本人確認書類を所持しており、通話端末10daが備えるカメラにより撮像することができる。
(1)本店の担当者は、本人確認書類の画像データを取得するため、本人確認アプリAを起動させる。通話端末10daは本人確認アプリAからの通知により本人確認アプリBを起動させる。通話端末10daが撮像した顧客などの画像データは通話端末10aaに送信されディスプレイ120に表示されるが、通話端末10aaは保存することはできない。
(2)顧客は、本店の担当者からの指示などを利用して、通話端末10daのカメラで本人確認書類を撮像する。
(3)そして、顧客が担当者による説明に応じて決定ボタンを押下すると通話端末10daから通話端末10aaに取り込み許可が通知され、本人確認書類が表示された表示画面のスクリーンショットを本人確認アプリAが作成する。
図2は、本発明の一実施形態に係る通話システムの概略図である。図2に示されているように、通話システム1は、複数の通話端末(10aa,10ab,…)、各通話端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、複数の印刷端末(20a,20b,20c,20d)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d)、通話管理システム50、プログラム提供システム90、データサーバ80,メンテナンスシステム100、及び、印刷端末(20aa、20ba、20ca、20da)によって構築されている。この通話システム1によって、通話データの一例としての画像データ及び音声データの通信が行われることで、遠隔地間のテレビ会議等を実現することができる。なお、複数のルータ(70a,70b,70c,70d,70ab,70cd)は、通話データの最適な経路の選択を行う。
次に、本実施形態のハードウェア構成を説明する。なお、通話端末10は、専用のハードウェア(製品)と汎用的な情報処理装置のどちらでも実現可能であるため、外観図は様々である。例えば、図2、3に示した外観図やPC(Personal Computer)、タブレット、スマートフォン、PDAなどの外観図が挙げられる。タブレット、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)の場合、ディスプレイ120は通話端末10により内蔵されている。また、ディスプレイ120が内蔵されていてもいなくても、通話端末10がプロジェクタを有しディスプレイ120の表示内容を投影してもよい。
次に、本実施形態の機能構成について説明する。図7は、本実施形態の通話システム1の一部を構成する通話端末10、印刷端末20、通話管理システム50及びデータサーバ80の機能ブロック図である。図7では、通話端末10、印刷端末20、通話管理システム50及びデータサーバ80が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。
通話端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、撮像部13、キャプチャ部14、音声入力部15a、音声出力部15b、表示制御部16、判断部17a、変換部17b、宛先リスト作成部18a、問い合わせ部18b、問い合わせ受付部18c、データ登録部18d、閲覧部18e、及び、記憶・読出処理部19を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、フラッシュメモリ104からRAM103上に展開された通話端末10用のプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
図7に示されている通話端末10の送受信部11は、図4に示されているCPU101からの命令、及び図4に示されているネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。この送受信部11は、所望の宛先端末と通話を開始する前から、通話管理システム50より、通信相手の候補としての各端末の状態を示す各状態情報の受信を開始する。
置30を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情
報を示す。また、端末ID及び中継装置IDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしる
しのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。
印刷端末20は、送受信部21、印刷部22、記憶・読出処理部29を有している。これら各部は、図6に示されている各構成要素のいずれかが、RAM102b上に展開された印刷端末20用のプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
通話管理システム50は、送受信部51、端末認証部52、状態管理部53、判断部54、セッション管理部55、及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM203上に展開された通話管理システム50用のプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。また、通話管理システム50は、図5に示されているHD204により構築される記憶部5000を有している。この記憶部2000には、以下に示すような各テーブルによって構成されているDB(5001,5002,5003,5004,5005)が構築される。
図8は、中継装置管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図8に示されているような中継装置管理テーブルによって構成されている中継装置管理DB5001が構築されている。この中継装置管理テーブルでは、各中継装置30の中継装置ID毎に、各中継装置30の稼動状態、稼動状態が示される状態情報が通話管理システム50で受信された受信日時、中継装置30のIPアドレス、及び中継装置30における最大データ通話速度(Mbps)が関連付けられて管理される。
図9は、端末認証管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図9に示されているような端末認証管理テーブルによって構成されている端末認証管理DB5002が構築されている。この端末認証管理テーブルでは、通話管理システム50によって管理される全ての端末10の各端末IDに対して、認証用のパスワードが関連付けられて管理される。
(端末状態管理テーブル)
図10は、端末状態管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図10に示されているような端末状態管理テーブルによって構成されている端末状態管理DB5003が構築されている。この端末状態管理テーブルでは、各通話端末10及び各印刷端末20の端末ID毎に、端末の種類、各端末を宛先とした場合の宛先名、各端末の稼動状態、後述のログイン要求情報が通話管理システム50で受信された受信日時、及び各端末のIPアドレスが関連付けられて管理される。なお、端末ID、端末の種類、及び宛先名は、各通話端末10及び印刷端末20が、通話システム1を利用して通信するために、通話管理システム50に登録される際に、記憶されて管理される。
図11は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図11に示されているような宛先リスト管理テーブルによって構成されている宛先リスト管理DB5004が構築されている。この宛先リスト管理テーブルでは、通話の開始を要求する要求元端末の端末IDに対して、通信相手の候補として登録されている宛先端末の端末IDが全て関連付けられて管理される。この通信相手の候補は、任意の要求元端末から通話管理システム50に対する追加又は削除の要請により、追加又は削除されることで更新される。
図12は、セッション管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図12に示されているようなセッション管理テーブルによって構成されているセッション管理DB5005が構築されている。このセッション管理テーブルでは、通話データ(画像データ及び音声データ)の中継に使用される中継装置30の中継装置ID、要求元端末の端末ID、宛先端末の端末ID、宛先端末において画像データが受信される際の受信の遅延時間(ms)、及びこの遅延時間を示す遅延時間情報を宛先端末から送られて来て通話管理システム50で受信された受信日時が関連付けられて管理される。なお、2つの通話端末10の間で通話を行う場合には、上記宛先端末ではなく要求元端末から送信されてきた遅延時間情報に基づいて、遅延時間情報の受信日時を管理してもよい。但し、3つ以上の通話端末10の間で通話を行う場合には、画像データ及び音声データの受信側の端末10から送信されてきた遅延時間情報に基づいて、遅延時間情報の受信日時が管理される。
次に、通話管理システム50の各機能構成について詳細に説明する。送受信部51は、図5に示されているCPU501からの命令、及び図5に示されているネットワークI/F509によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
データサーバ80は、送受信部81、閲覧制御部82、及び、記憶・読出処理部83を有している。これら各部は、図5に示されている各構成要素のいずれかが、RAM503上に展開されたデータサーバ用のプログラムに従ったCPU501からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
続いて、図13を用いて、本実施形態の処理または動作について説明する。図13は、通話端末間で通話を開始する準備を行い、セッションを確立する処理を示すシーケンス図である。
S1:まず、要求元端末(通話端末10aa)の利用者(担当者)が、電源スイッチ109をONにすると、操作入力受付部12が電源オンを受け付けて、通話端末10の電源をONにする。
S2:送受信部11は、電源オンの受け付けを契機とし、通信ネットワーク2を介して通話管理システム50に、ログイン要求を示すログイン要求情報を送信する。このログイン要求情報には、要求元端末である端末10aaを識別するための端末ID、及びパスワードが含まれている。これら端末ID、及びパスワードは、記憶・読出処理部19を介して記憶部1000から読み出されて、送受信部11に送られたデータである。要求元端末(端末10aa)から通話管理システム50へログイン要求情報が送信される際は、受信側である通話管理システム50は、送信側である端末10aaのIPアドレスを把握することができる。また、ログイン要求は、上述のように、電源オンではなく、利用者の指示入力を契機としてもよい。更に、端末ID及びパスワードは、要求元端末に対して利用者が入力できるようにしてもよい。
S3:次に、通話管理システム50の端末認証部52は、送受信部51を介して受信したログイン要求情報に含まれている端末ID及びパスワードを検索キーとして、端末認証管理テーブルを検索し、この端末認証管理テーブルに同一の端末ID及び同一のパスワードが管理されているかを判断することによって端末認証を行う。
S4:この端末認証部52によって、同一の端末ID及び同一のパスワードが管理されているため、正当な利用権限を有する通話端末10からのログイン要求であると判断された場合には、状態管理部53は、端末状態管理テーブルに、通話端末10aaの端末ID、端末の種類及び宛先名で示されるレコード毎に、稼動状態、上記ログイン要求情報が受信された受信日時、及び端末10aaのIPアドレスを関連付けて記憶する。
S5:そして、通話管理システム50の送受信部51は、上記端末認証部52によって得られた認証結果が示された認証結果情報を、通信ネットワーク2を介して、上記ログイン要求してきた要求元端末(通話端末10aa)に送信する。
S6:通話管理システム50の記憶・読出処理部59は、ログイン要求してきた要求元端末(通話端末10aa)の端末ID「01aa」に基づいて宛先リスト管理テーブルを検索することにより、上記要求元端末(通話端末10aa)の端末ID「01aa」を通信相手の候補として登録している他の要求元端末の端末IDを抽出する。ここでは、説明の簡略化のため、ステップS6で抽出された端末IDが、通話端末10daの端末ID「01da」の場合について、以下続けて説明する。
S7:次に、送受信部51は、端末10daに対して、要求元端末(通話端末10aa)の端末ID「01aa」と、要求元端末(通話端末10aa)の稼動状態を示した稼動状態情報とが含まれた「端末の状態情報」を送信する。これにより、通話端末10daの送受信部11は、端末10aaの状態情報を受信する。
S8:利用者は、宛先リスト一覧の中から通話を開始する宛先の端末を選択すると、操作入力受付部12は、宛先端末(通話端末10db)との通話を開始する要求を受け付ける。
S9:要求元端末(通話端末10aa)の送受信部11は、要求元端末(通話端末10aa)の端末ID「01aa」、及び宛先端末(通話端末10da)の端末ID「01da」が含まれ、通話を開始したい旨を示す開始要求情報を、通話管理システム50へ送信する。これにより、通話管理システム50の送受信部51は、上記開始要求情報を受信すると共に、送信元である要求元端末(通話端末10aa)のIPアドレス「1.2.1.3」を受信することができる。
S10:そして、状態管理部53は、開始要求情報に含まれる要求元端末(通話端末10aa)の端末ID「01aa」及び宛先端末(通話端末10da)の端末ID「01da」に基づき、端末状態管理テーブルにおいて、上記端末ID「01aa」及び端末ID「01da」がそれぞれ含まれるレコードの稼動状態のフィールド部分を、ともに「オンライン(通話可能)」から「オンライン(通話中)」に変更する。
S11:次に、セッション管理部55は、記憶部5000のセッション管理テーブルに、利用される中継装置30aの中継装置ID「111a」、要求元端末(通話端末10aa)の端末ID「01aa」、及び宛先端末(通話端末10da)の端末ID「01da」を関連付けて記憶して管理する。この場合、例えば、要求元端末(通話端末10aa)のIPアドレスに近いIPアドレスの中継装置30aが選ばれる。
S12:次に、通話管理システム50の送受信部51は、中継装置30aに対して、セッション初期化要求情報を送信する。これにより、中継装置30aでは、セッション初期化要求情報を受信する。このセッション初期化要求情報は、中継装置30aの通信セッションを初期化する命令であり、要求元端末(通話端末10aa)のIPアドレス「1.2.1.3」、及び宛先端末(通話端末10da)のIPアドレス「1.3.2.3」が含まれている。各IPアドレスは、端末状態管理テーブルにおいて、ステップS62によって受信された要求元端末(通話端末10aa)の端末ID及び宛先端末(通話端末10db)の端末IDにそれぞれ対応するIPアドレスである。
S13:次に、中継装置30aは、ステップS12によって受信した要求元端末(通話端末10aa)のIPアドレス「1.2.1.3」に基づき、要求元端末(通話端末10aa)にセッション開始指示情報を送信する。このセッション開始指示情報は、要求元端末(通話端末10aa)に通信セッションを開始する指示である。また、この際、中継装置30aのIPアドレス「1.2.1.2」も送信される。
S14:同じく、中継装置30aは、ステップS12によって受信した宛先端末(通話端末10da)のIPアドレス「1.3.2.3」に基づき、宛先端末(通話端末10da)にセッション開始指示情報を送信する。このセッション開始指示情報は、宛先端末(通話端末10da)に通信セッションを開始する指示である。また、この際、中継装置30aのIPアドレス「1.2.1.2」も送信される。
S15:これにより、要求元端末(通話端末10aa)と中継装置30aとの間で、第1の通信セッションsed1が確立される。
S16:また、宛先端末(通話端末10da)と中継装置30aとの間で、第2の通信セッションsed2が確立される。
本人確認書類とは、原則的に本人しか入手・所持できない書類であり、その書類を持っていることで本人である蓋然性が高いことを証明する書類である。本人確認書類には本人の個人情報が記載されていることが一般的である。個人情報としては、氏名、生年月日、現住所、居所、本籍、電話番号、顔写真、車両のナンバー、マイナンバーなどがある。また、個人情報が記述された書類としては、免許証、保険証、パスポート、住民票、戸籍謄本、などがある。なお、本人確認書類は紙でなくカードであってもよい。また、本実施形態では、取り込み許可が必要な画像として、本人確認書類に対する撮像画像の画像データを例に説明するが、本人確認書類に限られず、機密性の高い情報が記述された機密文書の画像データを通話端末10が取り込む際に、許可を必要とすることもできる。さらに、本人確認書類は機密文書以外にも顧客が顧客の許可なしに保存されることを望まない情報が含まれる画像データを通話端末10が取り込む際に、許可を必要とすることもできる。
・フルスクリーン(相手画像)モード
・PandPモード(自拠点を含む参加拠点が同じ大きさで配列される)
・PinPモード(自拠点を含まないPandPモードの右下に小さく自映像が表示される)
・マルチビューモード(相手映像をメインにして右側、下側、左側に残りの拠点(自拠点含む)の映像が小さく表示される)
図15のI(a)、I(b)はどちらもPinPモードである。
S82:起動した本人確認アプリAは、送受信部11を介して本人確認アプリAが起動したことを通話管理システム50に通知する。
S83:通話管理システム50の送受信部51は、本人確認アプリAが起動したことを、セッション管理テーブルに登録された通話端末10aaの相手端末である通話端末10daに通知する。
S85:本人確認アプリAは通話端末10aaを書類撮像モードAに設定する。図15のII(a)に示すように、書類撮像モードAでは、表示制御部16は通話端末10daから送信される画像データをフルスクリーンでディスプレイ120に表示する。ただし、通話端末10daから取り込みの許可が送信されるまでは表示画面を取り込めない。すなわち、本人確認アプリA及び通話端末10aaはボタンなど画像データを取り込むためのユーザインタフェースを有していない。仮に、通話端末10aaがボタンなど画像データを取り込むためのユーザインタフェースを有していても、本人確認アプリAが起動中はそのようなボタンの操作は無視される。
S86:通話端末10daで本人確認アプリBが起動すると、本人確認アプリBは通話端末10daを書類撮像モードBに設定する。図15のII(b)に示すように、書類撮像モードBでは、表示制御部16は自映像をフルスクリーンでディスプレイ120daに表示する。また、本人確認書類を設置するためのガイド枠1201を表示する。本人確認書類はその種類によって大きさが異なるので、適切なサイズのガイド枠1201を表示するため、本店の担当者が本人確認書類の種類(免許証、保険証、パスポート、住民票、戸籍謄本等)を本人確認アプリAに指示してもよい。本人確認アプリAは本人確認書類の種類又はガイド線のサイズを本人確認アプリBに通知するので、本人確認書類の大きさに適切なガイド枠を表示できる。
・担当者が音声により取り込みの許可を要求する場合、問い合わせ部18bは不要になる。
・担当者がダイアログで取り込みの許可を求める場合、担当者がダイアログを通話端末10daに表示させるために操作する通話端末10aaのボタンなどの押下が許可の要求の契機となる。したがって、ダイアログを表示させるボタンの押下により、問い合わせ部18bが通話端末10daに問い合わせる。
・本人確認アプリAが起動すると本人確認アプリBが起動し、本人確認アプリBが取り込みの許可を求めるダイアログを自動的に表示する場合は、本人確認アプリAが起動するための所定のボタン1205の押下が許可の要求の契機となる。したがって、所定のボタン1205の押下により、問い合わせ部18bが通話端末10daに問い合わせる。
S88:通話管理システム50は本人確認書類の画像データと取り込み許可を通話端末10aaに送信する。
S89:通話端末10daの決定ボタンの押下によって、通話端末10aaは取り込み許可を受信し、通話端末10aaのキャプチャ部14は、ディスプレイ120aaに表示されている表示画面を取り込んで、スクリーンショットを通話端末10aaの画像保存DB1001に一時保存する。すなわち、通話端末10aaのキャプチャ部14は、担当者がなんら操作しなくても表示画面のスクリーンショットを作成する。取り込み許可の受信により本人確認アプリAが通話端末10aaにおけるスクリーンショットの作成操作を有効にして、担当者が該作成操作を行ってスクリーンショットを作成してもよい。なお、表示制御部16は、取り込み許可と共に送信された画像データに対し個人情報が読めなくなる画像処理を行わない。キャプチャ部14は、この画像データを取り込むので、個人情報が良好に撮像された画像データを保存できる。
S91:データサーバ80は、保存完了を通話端末10aaに送信する。なお、通話端末10aaから指定の印刷機にスクリーンショットを送信し、印刷してもよく、この手順については後述する。
S93:通話端末10aaは本人確認アプリAが終了したことを通話管理システム50に送信する。この送信はアプリ終了直前に本人確認アプリAが送信してもよい。
S94:通話管理システム50は本人確認アプリAが終了したことを通話端末10daに通知する。
S95:通話端末10daの本人確認アプリBは、本人確認アプリAが終了したという通知により自動的に終了する。すなわち、本人確認アプリBを起動中は、通話端末10daから書類撮像モードBを終了することはできない。これにより、顧客の誤操作により本人確認アプリBを終了することを防止できる。また、本人確認アプリBを起動中は、決定ボタン1202のみ押すことが可能であり、他のキーは操作入力受付部12によりロックされる(決定ボタン1202以外の操作は無視される)。すなわち、本人確認アプリBを起動中は、本人確認書類の画像データの送信以外の処理は禁止される。
続いて、図16を用いて本人確認書類が複数ページにわたる場合について説明する。図16は、通話端末10aaが通話端末10daから送信された画像データを複数回、撮像する手順を示すシーケンス図の一例である。顧客の操作を容易にするため決定ボタン1202を押下するだけという仕様とすると、本人確認書類が複数ページの場合に何ページ分の決定ボタンを押下したら、本人確認アプリA,Bを終了してもよいか通話端末10aaが決定できない。例えば、運転免許証では裏面を撮像したい場合があり、少なくとも2回の取り込みが必要な場合がある。また、異なる種類の本人確認書類を要求する手続もある。
S81-1:担当者が取り込み回数を設定するので、操作入力受付部12が取り込み回数を受け付ける。例えば、本人確認アプリAは「1回モード」、「2回モード」、「3回モード」などのメニューを表示し、担当者の選択を受け付ける。
S82:ステップS82では、本人確認アプリAが起動したことを通話管理システムに通知する際に、取り込み回数を設定してもよい。この場合、本人確認アプリBは、通知された取り込み回数だけしか決定ボタンを押下できない。保存される本人確認書類の回数が制限されるので、顧客は安心して決定ボタンを押下できる。
S87〜S89:通話端末10aaのキャプチャ部14は、ディスプレイ120aaに表示されている画像を取り込む。
S87-1〜S89-1:S87〜S89と同様のステップが実行される。図16では2回だが、S87〜S89と同様のステップが取り込み回数だけ繰り返される。
S89-2:本人確認アプリAは、取り込み回数だけ取り込み許可を受信したか否かという終了判断を行う。取り込み回数だけ取り込み許可を受信した場合、データサーバ80への登録が行われる。以降の処理は図14と同様である。
通話端末10aaのディスプレイ120に表示される表示画面について説明する。3台以上の通話端末10が会議する場合、各通話端末は相手端末が送信する画像データを1つのディスプレイ120に表示できる。
S81:担当者は、本人確認アプリA(本店用)を起動するための通話端末10aaの所定のボタンを押下する。通話端末10aaは本人確認アプリAを起動させる。
S82:起動した本人確認アプリAは、送受信部11を介して本人確認アプリAが起動したことを通話管理システム50に通知する。
S83〜S83-2:通話管理システム50の送受信部51は、本人確認アプリAが起動したことを、通話端末10aaの相手端末としてセッション管理テーブルに登録された全ての通話端末(10da、10db、10ca)に通知する。
S84〜S84-2:通話端末10da、10db、10caの送受信部11は、通話端末10aaで本人確認アプリAが起動されたという通知を受信し、通話端末10da、10db、10caは本人確認アプリBを起動する。
S86〜S86-2:通話端末10da、10db、10caで本人確認アプリBが起動すると、本人確認アプリBは通話端末10da、10db、10caを書類撮像モードBに設定する。すなわち、通話端末10aa以外は、書類撮像モードBになる。それぞれの顧客がガイド枠に本人確認書類を合わせると、通話端末10aaのディスプレイ120には図17(b)に示すように、本人確認書類の画像データが表示される。通話端末10aaには、フルスクリーンモードで本人確認書類の画像データが表示される。実施例1と同様に「No Copy」という文字が重ねて表示される。フルスクリーンモードでは、同時に1つの画像データしか表示されないので、担当者は「前へ」ボタン1203又は「次へ」ボタン1204を選択することで任意の本人確認書類を表示できる。または、通話端末10aaが複数の通話端末と会議している場合は、領域A21〜A24に分割したままとしてもよい。
図22(a)は、通話端末10aaからデータサーバ80へのスクリーンショットの登録を模式的に説明する図の一例である。図22(b)はフォルダに格納されるスクリーンショットのファイル名を説明する図の一例である。
・端末IDを特定の記号(例えばスペースなど)で区切り、複数の端末IDを入力すれば、複数の通話端末の端末IDを含むスクリーンショットを表示する。
・日付(例えば2012/01/01など)を入力すると、指定された日付に作成されたスクリーンショットを表示する。または期間を指定して、その期間に該当するスクリーンショットを表示する。
・端末ID、日付を組み合わせて入力し、AND条件又はOR条件を満たす、スクリーンショットを表示する。
・また、端末IDを入力せずにOKボタン403が押下された場合は、01aaというフォルダの全てのスクリーンショットを表示する。
S101:通話端末10aaは、検索要求と共に、自端末の端末IDと検索キーとなる入力された端末IDをデータサーバ80に送信する。
S102:データサーバ80の記憶・読出処理部83は、端末IDをフォルダ名に有するフォルダから、検索キーとなる入力された端末IDをファイル名に含むスクリーンショットを検索する。
S103:記憶・読出処理部83は検索に適合したスクリーンショットをフォルダから読み出す。
S104:データサーバ80の送受信部81はスクリーンショットを通話端末10aaに送信する。
S105:通話端末10aaの送受信部11はスクリーンショットを受信し、閲覧部18eがディスプレイ120に表示する。
図20(a)の処理選択画面において、担当者が「印刷」ボタンを押下した場合、通話端末10は印刷端末20によりスクリーンショットを印刷する。
S201:予め、通話管理システム50は印刷端末20aa、20daとの間で通信セッションを確立している。この通信セッションは稼働状態を取得するためなどに使用されている。なお、ステップS201後に、印刷端末20から通話管理システム50へ、ログイン要求情報を送信する。
S202:通話端末10aaは、実施例1にて説明したようにキャプチャ処理を行う。また、図20(a)の処理選択画面において「印刷」ボタンを押下され、図20(b)の印刷機のリストから任意の印刷機が選択される。ここでは印刷端末20daが選択されたものとする。
S203:通話端末10aaの送受信部11は、通話管理システム50へ、開始要求情報を送信する。この開始要求情報は、通信を開始したい旨を示す情報であり、通話端末10aaの端末ID「01aa」、及び、宛先端末(印刷端末20da)の端末ID「02da」が含まれている。これにより、通話管理システム50の送受信部51は、開始要求情報を受信する。
S204:次に、通話管理システム50の送受信部51は、印刷端末20daに、開始求情報を送信する。これにより、印刷端末20daの送受信部21は、開始要求情報を受信する。
S205:印刷機20daの記憶・読出処理部29は、記憶部2000から能力情報を読み出す。
S206:送受信部21は、通話管理システム50に、開始要求情報に対する応答を示す応答情報を送信する。この応答情報には能力情報が含まれている。これにより、通話管理システム50の送受信部51は、応答情報を受信する。
S207:次に、通話管理システム50の送受信部51は、通話端末10aaに、応答情報を送信する。これにより、通話端末10aaの送受信部11は、応答情報を受信する。
S208:次に、通話端末10aaは、印刷端末20daに送信する画像データの変換処理を行う。
S209:図26に戻り、通話端末10aaの送受信部11は、通話管理システム50及び中継装置30aを介さないで、宛先リスト情報1003のIPアドレスを宛先にして宛先端末(印刷端末20da)にスクリーンショットを送信する。
S210:表示制御部16は、ディスプレイ120にポップアップ画面として、送信完了画面P70を表示する。例えば、「印刷端末に送信しました。」という内容のメッセージが表示される。
S211:印刷端末20daでは、印刷部22が、ステップS209によって送られて来たスクリーンショットを用紙に印刷する。これにより、通話端末10aaでキャプチャされた画像データが、印刷端末20daで用紙に印刷して出力される。
10 通話端末
20 印刷端末
30 中継装置
50 通話管理システム
80 データサーバ
120 ディスプレイ
1202 決定ボタン
Claims (16)
- 通信ネットワークを介して他の通信端末と通信する通信端末であって、
前記他の通信端末が撮像した画像データを表示手段に表示する表示制御手段と、
前記他の通信端末から保存を許可する旨を示す情報を取得した場合、前記表示手段に表示されている前記画像データを取り込み記憶手段に保存する画像データ保存手段と、
前記他の通信端末に対し前記画像データの保存の許可を要求する許可要求手段と、
当該通信端末を前記画像データを保存する動作モードに移行するための動作モード移行受け付け手段と、を有し、
前記動作モードに移行した場合、前記許可要求手段は、前記動作モードになったことを前記他の通信端末に通知することで、前記他の通信端末を許可操作以外の操作を受け付けない撮像モードに移行させ、
前記動作モード移行受け付け手段が前記動作モードの終了を受け付けた場合、前記許可要求手段は、前記他の通信端末を前記撮像モードから許可操作以外の操作を受け付ける通常モードに移行させる、ことを特徴とする通信端末。 - 前記画像データ保存手段は、前記許可要求手段の許可の要求に対する応答として前記他の通信端末から保存を許可する旨を示す情報を取得し、
当該通信端末に対する前記画像データの保存操作を受け付けなくても、前記表示手段に表示されている前記画像データを取り込み記憶手段に保存する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末。 - 前記動作モードに移行した場合、当該通信端末の前記表示制御手段は前記画像データを画面全体の大きさで前記表示手段に表示し、
前記撮像モードに移行された前記他の通信端末の表示制御手段は、前記画像データを画面全体の大きさで前記他の通信端末に接続された表示手段に表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末。 - 前記許可要求手段が前記画像データの保存の許可を要求してから、前記画像データ保存手段が保存を許可する旨を示す情報を受信するまでの間、
当該通信端末の前記表示制御手段は、前記画像データに対し、該画像データの内容を判読困難にする画像処理を施して前記表示手段に表示する、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の通信端末。 - 前記画像データ保存手段が保存した前記画像データを、通信ネットワークを介して接続された情報処理装置に送信する画像データ送信手段を有し、
前記画像データ送信手段は、当該通信端末の識別情報を送信することで、前記情報処理装置に対し前記通信端末の識別情報に関連づけられた記憶領域に前記画像データを記憶させ、
前記情報処理装置に送信した前記画像データを前記通信端末から削除する、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の通信端末。 - 当該通信端末の識別情報を送信して、前記情報処理装置に対し当該通信端末の識別情報に関連づけて前記記憶領域に記憶された前記画像データを要求し、受信した前記画像データを前記表示手段に表示する閲覧手段を有する、
ことを特徴とする請求項5に記載の通信端末。 - 前記画像データは機密文書が撮像された画像の画像データであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の通信端末。
- 前記機密文書は、個人情報を含む本人確認書類であることを特徴とする請求項7に記載の通信端末。
- 撮像した画像データを受信して表示手段に表示する表示制御手段と、
通信端末から保存を許可する旨を示す情報を取得した場合、前記表示手段に表示されている前記画像データを取り込み記憶手段に保存する画像データ保存手段と、
前記通信端末に対し前記画像データの保存の許可を要求する許可要求手段と、
他の通信端末を前記画像データを保存する動作モードに移行するための動作モード移行受け付け手段と、を有し、
前記動作モードに移行した場合、前記許可要求手段は、前記動作モードになったことを前記通信端末に通知することで、前記通信端末を許可操作以外の操作を受け付けない撮像モードに移行させ、
前記動作モード移行受け付け手段が前記動作モードの終了を受け付けた場合、前記許可要求手段は、前記通信端末を前記撮像モードから許可操作以外の操作を受け付ける通常モードに移行させる前記他の通信端末と通信ネットワークを介して通信する通信端末であって、
画像データを撮像する撮像手段と、
前記画像データの保存の許可を受け付ける保存許可受付手段と、
前記保存許可受付手段が保存の許可を受け付けた場合、保存を許可する旨を示す情報を前記他の通信端末に送信する要求応答手段と、を有することを特徴とする通信端末。 - 通信ネットワークを介して、複数の通信端末が通信する通信システムであって、
第2の通信端末は、画像データを撮像する撮像手段を有し、
第1の通信端末は、
前記第2の通信端末が撮像した画像データを表示手段に表示する表示制御手段と、
前記第2の通信端末から保存を許可する旨を示す情報を取得した場合、前記表示手段に表示されている前記画像データを取り込み記憶手段に保存する画像データ保存手段と、
前記第2の通信端末に対し前記画像データの保存の許可を要求する許可要求手段と、
前記第1の通信端末を前記画像データを保存する動作モードに移行するための動作モード移行受け付け手段と、を有し、
前記動作モードに移行した場合、前記許可要求手段は、前記動作モードになったことを前記第2の通信端末に通知することで、前記第2の通信端末を許可操作以外の操作を受け付けない撮像モードに移行させ、
前記動作モード移行受け付け手段が前記動作モードの終了を受け付けた場合、前記許可要求手段は、前記第2の通信端末を前記撮像モードから許可操作以外の操作を受け付ける通常モードに移行させることを特徴とする通信システム。 - 前記第2の通信端末は、
前記画像データの保存の許可を受け付ける保存許可受付手段と、
前記保存許可受付手段が保存の許可を受け付けた場合に保存を許可する旨を示す情報を前記第1の通信端末に送信する要求応答手段と、
を有することを特徴とする請求項10に記載の通信システム。 - 通信ネットワークを介して、複数の通信端末が通信する通信システムであって、
画像データを撮像する撮像手段と、
第2の通信端末が撮像した画像データを表示手段に表示する表示制御手段と、
前記第2の通信端末から保存を許可する旨を示す情報を取得した場合、前記表示手段に表示されている前記画像データを取り込み記憶手段に保存する画像データ保存手段と、
前記第2の通信端末に対し前記画像データの保存の許可を要求する許可要求手段と、
第1の通信端末を、前記画像データを保存する動作モードに移行するための動作モード移行受け付け手段と、を有し、
前記動作モードに移行した場合、前記許可要求手段は、前記動作モードになったことを前記第2の通信端末に通知することで、前記第2の通信端末を許可操作以外の操作を受け付けない撮像モードに移行させ、
前記動作モード移行受け付け手段が前記動作モードの終了を受け付けた場合、前記許可要求手段は、前記第2の通信端末を前記撮像モードから許可操作以外の操作を受け付ける通常モードに移行させる通信システム。 - 通信ネットワークを介して他の通信端末と通信する通信端末に、
前記他の通信端末が撮像した画像データを表示手段に表示する表示制御ステップと、
前記他の通信端末から保存を許可する旨を示す情報を取得した場合、前記表示手段に表示されている前記画像データを取り込み記憶手段に保存する画像データ保存ステップと、
前記他の通信端末に対し前記画像データの保存の許可を要求する許可要求ステップと、
当該通信端末を、前記画像データを保存する動作モードに移行するための動作モード移行受け付けステップと、を実行させ、
前記動作モードに移行した場合、前記許可要求ステップでは、前記動作モードになったことを前記他の通信端末に通知することで、前記他の通信端末を許可操作以外の操作を受け付けない撮像モードに移行させ、
前記動作モード移行受け付けステップで前記動作モードの終了を受け付けられた場合、前記許可要求ステップでは、前記他の通信端末を前記撮像モードから許可操作以外の操作を受け付ける通常モードに移行させるプログラムと、
前記画像データを撮像する撮像手段を備えた他の通信端末と、
を有することを特徴とする通信システム。 - 通信ネットワークを介して、他の通信端末と通信する通信端末の通信方法であって、
前記通信端末の表示制御手段が、前記他の通信端末が撮像した画像データを表示手段に表示するステップと、
前記他の通信端末から保存を許可する旨を示す情報を取得した場合、画像データ保存手段が、前記表示手段に表示されている前記画像データを取り込み記憶手段に保存するステップと、
前記他の通信端末に対し前記画像データの保存の許可を要求する許可要求ステップと、
当該通信端末を前記画像データを保存する動作モードに移行するための動作モード移行受け付けステップと、を有し、
前記動作モードに移行した場合、前記許可要求ステップでは、前記動作モードになったことを前記他の通信端末に通知することで、前記他の通信端末を許可操作以外の操作を受け付けない撮像モードに移行させ、
前記動作モード移行受け付けステップで前記動作モードの終了を受け付けた場合、前記許可要求ステップでは、前記他の通信端末を前記撮像モードから許可操作以外の操作を受け付ける通常モードに移行させることを特徴とする通信方法。 - 画像データを撮像する第2の通信端末、及び、
前記第2の通信端末に対し前記画像データの保存の許可を要求する許可要求手段と、
第1の通信端末を、前記画像データを保存する動作モードに移行するための動作モード移行受け付け手段と、を有し、
前記動作モードに移行した場合、前記許可要求手段は、前記動作モードになったことを前記第2の通信端末に通知することで、前記第2の通信端末を許可操作以外の操作を受け付けない撮像モードに移行させ、
前記動作モード移行受け付け手段が前記動作モードの終了を受け付けた場合、前記許可要求手段は、前記第2の通信端末を前記撮像モードから許可操作以外の操作を受け付ける通常モードに移行させる第1の通信端末と通信ネットワークを介して通信する情報処理装置であって、
前記第2の通信端末が撮像した画像データを受信して表示手段に表示する前記第1の通信端末に対し、前記第2の通信端末から受信した前記画像データの保存を許可する旨を示す情報を転送する、ことを特徴とする情報処理装置。 - 通信ネットワークを介して他の通信端末と通信する通信端末にインストールされると、前記通信端末に、
前記他の通信端末が撮像した画像データを表示手段に表示する表示制御ステップと、
前記他の通信端末から保存を許可する旨を示す情報を取得した場合、前記表示手段に表示されている前記画像データを取り込み記憶手段に保存する画像データ保存ステップと、
前記他の通信端末に対し前記画像データの保存の許可を要求する許可要求ステップと、
当該通信端末を前記画像データを保存する動作モードに移行するための動作モード移行受け付けステップと、を実行させ、
前記動作モードに移行した場合、前記許可要求ステップでは、前記動作モードになったことを前記他の通信端末に通知することで、前記他の通信端末を許可操作以外の操作を受け付けない撮像モードに移行させ、
前記動作モード移行受け付けステップで前記動作モードの終了が受け付けられた場合、前記許可要求ステップでは、前記他の通信端末を前記撮像モードから許可操作以外の操作を受け付ける通常モードに移行させるプログラム。
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