JP2010245063A5 - - Google Patents
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Description
本発明は下記の手段により達成された。
〔1〕
一対の電極間に、発光層を含む有機層を有する有機電界発光素子であって、下記一般式(I)で表される化合物を、有機層に含有することを特徴とする有機電界発光素子。
(一般式(I)中、Qは各々独立にt−ブチル基又はトリメチルシリル基を表す。Rは複数存在する場合は各々独立して水素原子、アルキル基、シアノ基、アリール基又はヘテロアリール基を表す。nは1又は2を表す。)
〔2〕
一般式(I)で表される化合物が、下記一般式(II)で表される化合物であることを特徴とする〔1〕に記載の有機電界発光素子。
(一般式(II)中、Qは各々独立にt−ブチル基又はトリメチルシリル基を表す。Rは水素原子、アルキル基、シアノ基、アリール基又はヘテロアリール基を表す。)
〔3〕
一般式(II)で表される化合物が、下記一般式(III)で表される化合物であることを特徴とする〔2〕に記載の有機電界発光素子。
(一般式(III)中、Rは水素原子、アルキル基、シアノ基、アリール基又はヘテロアリール基を表す。)
〔4〕
一般式(I)で表される化合物が、下記一般式(IV)で表される化合物であることを特徴とする〔1〕に記載の有機電界発光素子。
(一般式(IV)中、Qは各々独立にt−ブチル基又はトリメチルシリル基を表す。Rは各々独立に水素原子、アルキル基、シアノ基、アリール基又はヘテロアリール基を表す。)
〔5〕
一般式(IV)で表される化合物が、下記一般式(V)で表される化合物であることを特徴とする〔4〕に記載の有機電界発光素子。
(一般式(V)中、Rは各々独立に水素原子、アルキル基、シアノ基、アリール基又はヘテロアリール基を表す。)
〔6〕
前記一般式(III)におけるRが水素原子、フェニル基、又はカルバゾール基であることを特徴とする〔3〕に記載の有機電界発光素子。
〔7〕
前記一般式(V)におけるRが水素原子、フェニル基、又はカルバゾール基であることを特徴とする〔5〕に記載の有機電界発光素子。
〔8〕
一般式(I)〜(V)で表される化合物の分子量が450〜1200であることを特徴とする〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の有機電界発光素子。
〔9〕
発光層に白金錯体材料を含むことを特徴とする〔1〕〜〔8〕のいずれかに記載の有機電界発光素子。
〔10〕
発光層に4座配位子を有する白金錯体材料を含むことを特徴とする〔1〕〜〔9〕のいずれかに記載の有機電界発光素子。
〔11〕
前記白金錯体材料が下記一般式(2a−1)で表される白金錯体材料であることを特徴とする〔10〕に記載の有機電界発光素子。
(式中、X 1 、X 2 、X 3 およびX 4 は、それぞれ独立に、炭素原子または窒素原子を表す。X 1 、X 2 、X 3 およびX 4 の内、いずれか1つ以上は、窒素原子を表す。R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 及びR 46 は、それぞれ独立に水素原子または置換基を表す。X 53 、X 54 及びX 55 は、それぞれ独立に、炭素原子または窒素原子を表し、X 53 、X 54 及びX 55 を含有する5員環骨格に含まれる窒素原子の数は、1または2である。Lは単結合または2価の連結基を表す。)
〔12〕
さらに、下記一般式(a)で表される化合物を発光層に含むことを特徴とする〔10〕〜〔11〕のいずれかに記載の有機電界発光素子。
(一般式(a)において、R 1 〜R 4 は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルコキシ基、アシル基、アシロキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、エステル基、アミド基、ハロゲン基、パーフルオロアルキル基、シリル基を表し、該R 1 〜R 4 の少なくとも1つは、二重結合、あるいは三重結合を有する基である。X 1 〜X 12 は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルコキシ基、アシル基、アシロキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、エステル基、アミド基、ハロゲン基、パーフルオロアルキル基、シリル基を表す。)
〔13〕
下記一般式(V)で表される化合物。
(一般式(V)中、Rは各々独立に水素原子、アルキル基、シアノ基、アリール基又はヘテロアリール基を表す。)
本発明は上記の〔1〕〜〔13〕に関するものであるが、その他の事項についても記載した。
〔1〕
一対の電極間に、発光層を含む有機層を有する有機電界発光素子であって、下記一般式(I)で表される化合物を、有機層に含有することを特徴とする有機電界発光素子。
(一般式(I)中、Qは各々独立にt−ブチル基又はトリメチルシリル基を表す。Rは複数存在する場合は各々独立して水素原子、アルキル基、シアノ基、アリール基又はヘテロアリール基を表す。nは1又は2を表す。)
〔2〕
一般式(I)で表される化合物が、下記一般式(II)で表される化合物であることを特徴とする〔1〕に記載の有機電界発光素子。
(一般式(II)中、Qは各々独立にt−ブチル基又はトリメチルシリル基を表す。Rは水素原子、アルキル基、シアノ基、アリール基又はヘテロアリール基を表す。)
〔3〕
一般式(II)で表される化合物が、下記一般式(III)で表される化合物であることを特徴とする〔2〕に記載の有機電界発光素子。
(一般式(III)中、Rは水素原子、アルキル基、シアノ基、アリール基又はヘテロアリール基を表す。)
〔4〕
一般式(I)で表される化合物が、下記一般式(IV)で表される化合物であることを特徴とする〔1〕に記載の有機電界発光素子。
(一般式(IV)中、Qは各々独立にt−ブチル基又はトリメチルシリル基を表す。Rは各々独立に水素原子、アルキル基、シアノ基、アリール基又はヘテロアリール基を表す。)
〔5〕
一般式(IV)で表される化合物が、下記一般式(V)で表される化合物であることを特徴とする〔4〕に記載の有機電界発光素子。
(一般式(V)中、Rは各々独立に水素原子、アルキル基、シアノ基、アリール基又はヘテロアリール基を表す。)
〔6〕
前記一般式(III)におけるRが水素原子、フェニル基、又はカルバゾール基であることを特徴とする〔3〕に記載の有機電界発光素子。
〔7〕
前記一般式(V)におけるRが水素原子、フェニル基、又はカルバゾール基であることを特徴とする〔5〕に記載の有機電界発光素子。
〔8〕
一般式(I)〜(V)で表される化合物の分子量が450〜1200であることを特徴とする〔1〕〜〔7〕のいずれかに記載の有機電界発光素子。
〔9〕
発光層に白金錯体材料を含むことを特徴とする〔1〕〜〔8〕のいずれかに記載の有機電界発光素子。
〔10〕
発光層に4座配位子を有する白金錯体材料を含むことを特徴とする〔1〕〜〔9〕のいずれかに記載の有機電界発光素子。
〔11〕
前記白金錯体材料が下記一般式(2a−1)で表される白金錯体材料であることを特徴とする〔10〕に記載の有機電界発光素子。
(式中、X 1 、X 2 、X 3 およびX 4 は、それぞれ独立に、炭素原子または窒素原子を表す。X 1 、X 2 、X 3 およびX 4 の内、いずれか1つ以上は、窒素原子を表す。R 41 、R 42 、R 43 、R 44 、R 45 及びR 46 は、それぞれ独立に水素原子または置換基を表す。X 53 、X 54 及びX 55 は、それぞれ独立に、炭素原子または窒素原子を表し、X 53 、X 54 及びX 55 を含有する5員環骨格に含まれる窒素原子の数は、1または2である。Lは単結合または2価の連結基を表す。)
〔12〕
さらに、下記一般式(a)で表される化合物を発光層に含むことを特徴とする〔10〕〜〔11〕のいずれかに記載の有機電界発光素子。
(一般式(a)において、R 1 〜R 4 は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルコキシ基、アシル基、アシロキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、エステル基、アミド基、ハロゲン基、パーフルオロアルキル基、シリル基を表し、該R 1 〜R 4 の少なくとも1つは、二重結合、あるいは三重結合を有する基である。X 1 〜X 12 は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルコキシ基、アシル基、アシロキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、エステル基、アミド基、ハロゲン基、パーフルオロアルキル基、シリル基を表す。)
〔13〕
下記一般式(V)で表される化合物。
(一般式(V)中、Rは各々独立に水素原子、アルキル基、シアノ基、アリール基又はヘテロアリール基を表す。)
本発明は上記の〔1〕〜〔13〕に関するものであるが、その他の事項についても記載した。
Claims (13)
- 前記一般式(III)におけるRが水素原子、フェニル基、又はカルバゾール基であることを特徴とする請求項3に記載の有機電界発光素子。
- 前記一般式(V)におけるRが水素原子、フェニル基、又はカルバゾール基であることを特徴とする請求項5に記載の有機電界発光素子。
- 一般式(I)〜(V)で表される化合物の分子量が450〜1200であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の有機電界発光素子。
- 発光層に白金錯体材料を含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の有機電界発光素子。
- 発光層に4座配位子を有する白金錯体材料を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の有機電界発光素子。
- さらに、下記一般式(a)で表される化合物を発光層に含むことを特徴とする請求項10〜11のいずれかに記載の有機電界発光素子。
(一般式(a)において、R1〜R4は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルコキシ基、アシル基、アシロキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、エステル基、アミド基、ハロゲン基、パーフルオロアルキル基、シリル基を表し、該R1〜R4の少なくとも1つは、二重結合、あるいは三重結合を有する基である。X1〜X12は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロアリール基、アルコキシ基、アシル基、アシロキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、エステル基、アミド基、ハロゲン基、パーフルオロアルキル基、シリル基を表す。)
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2009
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