JP2010244948A - プラズマ処理方法及び装置 - Google Patents

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裕之 辻
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和弘 井上
Masashi Matsumori
正史 松森
Shigeki Nakatsuka
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Abstract

【課題】大気圧プラズマにて被処理物を処理するに際して所望の処理状態を高い信頼性をもって確保することができるプラズマ処理方法及び装置を提供する。
【解決手段】大気圧近傍の空間2に不活性ガスと反応性ガスの混合ガス8を供給するとともに電界を印加してプラズマ11を発生させ、発生したプラズマ11を被処理物Wに照射して被処理物Wをプラズマ処理するプラズマ処理方法において、空間2に供給される混合ガス8の反応性ガス濃度をガス濃度検出手段15にて検出し、その検出結果に基づいて制御部14にて被処理物Wに照射されるプラズマ11の性能の良否を判定するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、大気圧近傍でプラズマを発生させ、そのプラズマを被処理物の表面に照射して被処理物を処理するプラズマ処理方法及び装置に関するものである。
大気圧プラズマ発生装置は、大気圧近傍の所定空間に不活性ガスや不活性ガスと反応性ガスの混合ガスなどのガスを流しながらその空間に高周波電界を印加してグロー放電を生じさせることで、大気圧近傍でプラズマを発生させるようにしたものであり、こうして発生させたプラズマを被処理物の表面に照射して、被処理物の表面のクリーニング、レジストの除去、表面改質、金属酸化物の還元、成膜等の処理をすることは知られている。
この種のプラズマ処理装置として、同心状に配置された内側電極と外側電極の間に、ガスを供給するとともに高周波電界を印加してグロー放電を発生させることで、環状の吹き出し口から大気圧プラズマを放射するプラズマ発生手段と、幅広の被処理物に均等にプラズマ照射を行うため、環状の吹き出し口に接続して長手状の吹き出し口に変換するアダプタと、プラズマ光の色や輝度を検出する光度検出手段とを備え、光度検出手段の検出結果に基づいて、プラズマが点灯しているか、消灯しているか、さらにプラズマ温度などを推定し、その結果によって処理ガスの供給量とマイクロ波パワーの少なくとも一方を制御することによって、プラズマを容易に点灯するとともにプラズマ温度を制御して安定してプラズマ照射を行うようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−59839号公報
ところで、特許文献1に記載された構成では、光度検出手段の検出結果に基づいてプラズマの点灯・消灯状態、さらにはプラズマ温度なども検出することができるが、大気圧プラズマ処理を実際の生産工程に適用したときに、プラズマが点灯している状態を確認できていても、プラズマ処理した面の特性や処理品質に関して、所望の状態を十分に確保できていないことがあるという問題のあることが判明した。この問題は、ロボット装置に搭載した大気圧プラズマヘッドにて被処理物に対して自動的にプラズマ処理を行う場合に、適切にプラズマ処理が行われているつもりであるにも関わらず、実際にはプラズマ処理が適切に行われていず、不良品が大量に発生してしまうことになるため重大な問題である。
そこで、本発明者等は、プラズマが点灯しているにも関わらず、プラズマ処理が有効に行われない原因について検討した結果、供給している不活性ガスと反応性ガスの混合ガス中の反応性ガスの濃度に微妙な変化が生じると、プラズマの処理性能が大きく変化してしまうことによるものであることを突き止めるに至った。すなわち、反応性ガスの濃度が多少変化してもプラズマ光の変化は少ないため、プラズマ光の光度を検出していても、反応性ガスの濃度の微妙な変化は認識することはできず、プラズマ処理の品質低下を検出することができなかったものであることが判明した。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、大気圧プラズマにて被処理物を処理するに際して所望の処理状態を高い信頼性をもって確保することができるプラズマ処理方法及び装置を提供することを目的とする。
本発明のプラズマ処理方法は、大気圧近傍の空間に不活性ガスと反応性ガスの混合ガスを供給するとともに電界を印加してプラズマを発生させ、発生したプラズマを被処理物に照射して被処理物をプラズマ処理するプラズマ処理方法において、前記空間に供給される混合ガスの反応性ガス濃度を検出し、反応性ガス濃度の検出結果に基づいて被処理物に照射されるプラズマの性能の良否を判定するものである。
また、大気圧近傍の第1の空間に不活性ガスを供給するとともに電界を印加して一次プラズマを発生させ、発生した一次プラズマを大気圧近傍の第2の空間に照射するとともに第2の空間に不活性ガスと反応性ガスの混合ガスを供給して二次プラズマを発生させ、発生した二次プラズマを被処理物に照射して被処理物をプラズマ処理するプラズマ処理方法において、第2の空間に供給される混合ガスの反応性ガス濃度を検出し、反応性ガス濃度の検出結果に基づいて被処理物に照射されるプラズマの性能の良否を判定するものである。
この構成によると、前記空間又は第2の空間に供給する混合ガスの反応性ガス濃度を検出し、その検出結果に基づいてプラズマの性能の良否を判定することで、性能不良の場合に警報を発して混合ガス供給系における反応性ガスの供給流量の予期しない変動要因を調査して対策をとることにより、所望の処理状態を高い信頼性をもって確保することができ、不適正なプラズマ処理による不良品の大量を未然に防止することができる。
また、電界の印加は、前記空間の近傍に配置した電極若しくはアンテナに、RF周波数帯、VHF周波数帯若しくはマイクロ波周波数帯の高周波電圧、又は周波数が1KHz以上の矩形波又はパルス波電圧を印加することで行うことができる。
また、前記空間への混合ガス供給通路における前記空間の入口近傍で混合ガスの反応性ガス濃度を検出すると、前記空間に流入する直前に濃度検出するのでガス供給系における流量コントローラの故障・動作不良や、ガス供給通路における折れ曲がりやガス漏れなどの流路障害等に起因した濃度変化を、プラズマ処理を中断することなく任意のタイミングで確実に検出することができ、生産性を低下することなく、高い信頼性を確保することができる。
また、任意に設定した所定量の被処理物に対してプラズマ処理を行った後、若しくは任意に設定した所定時間のプラズマ処理を行った後、プラズマを消灯して前記空間から流出する混合ガスの反応性ガス濃度を検出しても、上記と同様の濃度変化を確実に検出することができ、高い信頼性を確保することができる。
また、本発明のプラズマ処理装置は、大気圧近傍の空間とその近傍に配設された電極又はアンテナとを有するプラズマ発生部と、前記空間に不活性ガスと反応性ガスの混合ガスを供給するガス供給手段と、電極又はアンテナに電力を供給して前記空間に電界を印加する電界印加手段と、前記空間で発生したプラズマを被処理物に照射するように被処理物とプラズマ発生部とを相対移動させる移動手段と、前記空間に供給される混合ガスの反応性ガス濃度を検出するガス濃度検出手段と、反応性ガス濃度の検出結果に基づいて被処理物に照射されるプラズマの性能の良否を判定する制御手段とを備えたものである。
また、大気圧近傍の第1の空間とその近傍に配設された電極又はアンテナとを有する一次プラズマ発生部と、大気圧近傍の第2の空間に一次プラズマ発生部で発生した一次プラズマを照射するようにした二次プラズマ発生部とを有するプラズマ発生部と、第1の空間に不活性ガスを供給し、第2の空間に不活性ガスと反応性ガスの混合ガスを供給するガス
供給手段と、電極又はアンテナに電力を供給して第1の空間に電界を印加する電界印加手段と、第2の空間で発生した二次プラズマを被処理物に照射するように被処理物とプラズマ発生部とを相対移動させる移動手段と、第2の空間に供給される混合ガスの反応性ガス濃度を検出するガス濃度検出手段と、反応性ガス濃度の検出結果に基づいて被処理物に照射されるプラズマの性能の良否を判定する制御手段とを備えたものである。
この構成によると、上記プラズマ処理方法を実施してプラズマの性能の良否を判定し、不良の場合に警報を発して混合ガス供給系における反応性ガスの供給流量の変動要因を調査して対策をとることにより、所望の処理状態を高い信頼性をもって確保することができ、不適切なプラズマ処理による不良品の大量発生を未然に防止することができる。
また、ガス濃度検出手段を前記空間への混合ガス供給通路における前記空間の入口近傍に配置すると、前記空間に流入する直前に濃度検出するのでガス供給系における流量コントローラの故障・動作不良や、ガス供給通路における折れ曲がりやガス漏れなどの流路障害等に起因した濃度変化を、プラズマ処理を中断することなく任意のタイミングで確実に検出することができ、生産性を低下することなく、高い信頼性を確保することができる。
また、ガス濃度検出手段を被処理物の設置位置又は移動経路の近傍に配置し、プラズマ発生部でプラズマを消灯した状態で流出する混合ガスをガス濃度検出手段に吹き付け可能にプラズマ発生部とガス濃度検出手段を相対移動させる移動手段を設けても、上記と同様の濃度変化を確実に検出することができ、高い信頼性を確保することができる。
本発明のプラズマ処理方法及び装置によれば、プラズマを発生する空間に供給する混合ガスの反応性ガス濃度を検出し、その検出結果に基づいてプラズマの性能の良否を判定することで、性能不良の場合に警報を発して混合ガス供給系における反応性ガスの供給流量の変動要因を調査して対策をとることにより、所望の処理状態を高い信頼性をもって確保することができ、不適切なプラズマ処理による不良品の大量を未然に防止することができる。
本発明に係るプラズマ処理装置の第1の実施形態の要部の構成図。 同実施形態におけるプラズマ発生部の概略構成を示す模式図。 同実施形態におけるガス供給系の構成図。 酸素ガスを含む混合ガスでプラズマを発生させたときの酸素ガスの体積比と発光強度の関係図。 酸素ガスを含む混合ガスを用いたプラズマ処理において酸素ガス濃度を変化させたときのエッチング量の特性図。 同実施形態におけるプラズマ処理装置の全体概略構成を示す斜視図。 同プラズマ処理装置に好適に適用できる被処理物の平面図。 同実施形態における他の構成例のプラズマ処理装置の全体概略構成を示す斜視図。 同プラズマ処理装置によるプラズマ処理工程の説明図。 同実施形態におけるプラズマ処理の動作タイミングチャート。 本発明に係るプラズマ処理装置の第2の実施形態の要部の構成図。 同実施形態におけるプラズマ処理の動作フロー図。 同実施形態におけるプラズマ処理の動作タイミングチャート。 同実施形態におけるプラズマ処理の動作説明図。 同実施形態における他のプラズマ処理の動作説明図。 (a)〜(e)はプラズマ発生部の各種変形構成例の説明図。 (a)はプラズマ発生部のさらに別の構成例の縦断面図、(b)は同斜視図。
以下、本発明のプラズマ処理装置の各実施形態について、図1〜図17を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明に係るプラズマ処理装置の第1の実施形態について、図1〜図10を参照して説明する。
図1、図2において、1はプラズマ発生部で、大気圧近傍の所定の空間2を形成する筒状体3を有し、空間2を挟んで対向する誘電体4を介して一対の電極5a、5bを配設し、高周波発生部6から整合回路7を介して電極5a、5b間に高周波電圧を印加し、不活性ガスと反応性ガスの混合ガス8を、開閉弁9を配設されたガス供給通路10を通して空間2の一端に供給することで空間2でプラズマ11を発生し、空間2の他端から吹き出すように構成されている。
電極5a、5bに高周波電圧を供給する高周波発生部6としては、その出力周波数帯が13.56MHzに代表されるRF周波数帯、又は100MHzに代表されるVHF周波数帯、さらにマイクロ波周波数帯のものなどを使用することができる。さらに、周波数が1KHz以上の矩形波又はパルス波電圧を発生するものも適用可能であり、本発明における高周波発生部6にはこれも含むものとする。なお、RF周波数帯やVHF周波数帯やマイクロ波周波数帯を使用する場合には、図1に示すように、高周波発生部6と電極5a、5bとの間に、反射電力によって電極5a、5bへの投入電力が低下するのを防止する整合回路7が介装される。その整合回路7は、電極5a、5bに並列に接続されたLOAD側のリアクタンス素子と、電極5a、5bに直列に接続されたTUNE側のリアクタンス素子にて構成される。なお、リアクタンス素子としては可変コンデンサや固定のコンデンサやインダクタンスなどが用いられる。
プラズマ発生部1にはプラズマ11を点灯するための点灯回路12が設けられ、また移動手段としてのロボット部13にてプラズマ発生部1を被処理物Wの所望の処理部位に移動させるように構成されている。そして、制御部14にて高周波発生部6、開閉弁9、点灯回路12、及びロボット部13を作動制御して、プラズマ発生部1からプラズマ11を吹き出させるとともにロボット部13にてプラズマ発生部1を被処理物Wの処理部位に移動させることで、プラズマ処理するように構成されている。
このような基本構成のプラズマ発生部1において、本実施形態ではガス供給通路10における空間2の入口近傍に、混合ガス8中の反応性ガスの濃度、すなわちガス混合比率を検出するガス濃度検出手段15が配設されている。ガス濃度検出手段15による検出信号は制御部14に入力され、制御部14で適当なタイミングで反応性ガスのガス混合比率が測定されるとともに、測定されたガス混合比率データがデータ保存部16に保存され、かつ制御部14にてガス混合比率データに基づいてプラズマ11の性能の良否を判定し、不良の場合に警報部17を作動させて警報を発するように構成されている。
ガス供給通路10に対する混合ガス8のガス供給系は、図3に示すように構成されている。図3において、不活性ガス供給部18から供給される不活性ガス20が流量コントローラ22にて流量制御されて混合器24に流入し、反応性ガス供給部19から供給される反応性ガス21が流量コントローラ23にて流量制御されて混合器24に流入するように構成されるとともに、流量コントローラ22、23を制御部14にて調整制御することで、不活性ガス20に対して所望のガス混合比率で反応性ガス21が混合された混合ガス8がガス供給通路10に供給されるように構成されている。
ここで、不活性ガスは、アルゴン、ネオン、キセノン、ヘリウム、窒素から選択された単独ガス又は複数の混合ガスが適用される。また、反応性ガスは、プラズマ処理の種類に応じて、酸素、空気、CO2 、N2 Oなどの酸化性ガス、水素、アンモニアなどの還元性ガス、CF4 などのフッ素系ガスなどが適用される。なお、窒素ガスは、字義通りの不活性ガスではないが、大気圧プラズマの発生においては、本来の不活性ガスに準ずる挙動を示し、ほぼ同様に用いることができるので、本明細書においては不活性ガスを広い定義に基づいて窒素ガスを含むものとする。
ここで、混合ガス8における反応性ガス21の濃度、すなわち不活性ガス20と反応性ガス21の混合比率の具体例について説明する。不活性ガス20としてヘリウムガスを、反応性ガス21として酸素ガスを採用してエッチング処理する場合、ヘリウムガスはプラズマを発生し易いが、プラズマ処理に直接寄与するのは酸素ラジカルである一方酸素はプラズマを弱くするため、ヘリウムガスに対する酸素ガスの混合比率にはピークがあり、効率的にプラズマ処理を行うには酸素ガスの混合比率をそのピーク値近傍に調整する必要がある。そこで、ヘリウムガスに対する酸素ガスの混合比率(体積比:%)を変化させて酸素原子に対応する777nmの発光強度を測定したところ、図4に示すように、酸素ガスの混合比率が0.05%のときに酸素ラジカルの発生量がピークを示すことが判明した。測定条件は、印加した高周波電圧の周波数が13.56MHz、パワーが100Wで、測定器具には浜松フォト社製のプラズマプロセスモニター(品番C7476)を使用した。
また、実際のプラズマエッチング処理におけるエッチング処理性能について、不活性ガス20としてアルゴンガスを、反応性ガス21として酸素ガスを採用し、アルゴンガスの供給流量を500sccm、酸素ガスの供給流量を1sccm(0.2%)として混合した混合ガス8を使用した場合と、酸素ガスを混合しなかった場合についてプラズマを被処理物の表面にコーティングされたレジストのエッチング量を調査した結果を図5に示す。図5からは、酸素ガスを混合しない場合でもプラズマが大気中の酸素ガスと反応することである程度のエッチング能力を発揮しているが、酸素ガスを混合した混合ガスを使用することでエッチング能力が向上しており、酸素ガスの混合比率の変化によってプラズマ処理能力が大きく変化すること、そのため酸素ガスの混合比率を最適な値に設定してそれを維持することで、効率的にエッチング処理できるとともに、被処理物Wに対する処理状態の品質を安定して確保できることが分かる。
次に、上記プラズマ発生部1が適用されるプラズマ処理装置31の構成例を、図6を参照して説明すると、ロボット部13が、3軸方向に移動及び位置決め可能な移動手段としてのロボット装置32にて構成されている。ロボット装置32は、水平面内で直交する2軸方向(X−Y軸方向)に移動及び位置決め可能な移動体33に垂直方向(Z軸方向)に移動及び位置決め可能に可動ヘッド34を取付けて構成され、その可動ヘッド34にプラズマ発生部1が設置されている。一方、被処理物Wは、搬入・搬出部35によってプラズマ発生部1の可動範囲の下部位置に搬入・搬出されるとともに、所定位置に位置決めされて固定される。
被処理物Wには、図7に示すように、プラズマ処理を行うべき処理部位36が複数箇所に分散して配されている。このような被処理物Wとしては、例えば図7に示すように電子部品実装用のランド配設領域が処理部位36である回路基板や、その他異方性導電材の貼付領域が処理部位である液晶パネルやプラズマディスプレイパネルなどのフラットパネルディスプレイなどの例があり、それぞれプラズマ処理にて処理部位の表面改質や貼付面のクリーニングを行うものである。
また、上記プラズマ発生部1が適用される他のプラズマ処理装置41の構成例を、図8を参照して説明すると、被処理物Wを所定の移動経路に沿って移動させる移動手段としての搬送手段42を備え、その移動経路の適所上部にその移動経路を横断する方向に長いプラズマ発生部1を配置した構成とされている。このプラズマ処理装置41においては、図9(a)に示すように、搬送手段42により被処理物Wをプラズマ発生部1の直下位置に向けて移動させ、図9(b)に示すように、プラズマ発生部1の直下を移動する間にプラズマ発生部1から吹き出すプラズマ11が被処理物Wに照射されてプラズマ処理がされ、その後図9(c)に示すように、被処理物Wが次の工程に向けて搬出させる。
次に、以上のようなプラズマ処理装置31、41におけるプラズマ処理動作について、図10のタイミングチャートを参照して説明する。稼動開始に当たってまず開閉弁9が開かれて混合ガス8の空間2への供給が開始され、混合ガス8のガス混合比率がガス濃度検出手段15にて検出され、次に高周波発生部6が作動されて空間2に高周波電圧が印加され、その後制御部14にて所定のタイミングでガス混合比率がデータ保存部16に保存されるとともに適正なガス混合比率の適正範囲内にあるか否かが判定され、適正範囲内であると、点灯回路12が動作されてプラズマ11が発生する。
このプラズマ11を被処理物Wに照射することによってプラズマ処理が行われる。その際、ガス混合比率が適正範囲に収まっているので、適切なプラズマ処理が確保される。また、測定したガス混合比率のデータ保存部16への保存と適正範囲内であるか否かの判定は適当時間あけたタイミングで繰り返され、その判定結果が適正範囲内である限りプラズマ処理が継続される。一方、ガス混合比率が適正範囲から外れると、次の判定タイミングでの判定結果が不良と判定され、制御部14にて開閉弁9が閉じられ、高周波発生部6の作動が停止されるとともに、警告部17が作動され、プラズマ処理が不良の異常状態である可能性があることが警告される。その後、異常発生原因が突き止められ、混合ガス8におけるガス混合比率が適正範囲に収まるようにて対策が取られた後、警告部17の作動を解除して再び上記と同様にプラズマを発生させ、プラズマ処理が再開される。
以上のように本実施形態によれば、空間2に供給する混合ガス8の反応性ガス濃度(ガス混合比率)を検出し、その検出結果に基づいてプラズマ11の性能の良否を判定し、性能不良となるようなガス混合比率の場合に、異常警報を発して混合ガス8の供給系における反応性ガス21の供給流量の変動要因を調査して対策をとることによって、所望の処理状態を十分にかつ安定して確保することができ、不適正なプラズマ処理による不良品の大量を未然に防止することができる。
また、空間2への混合ガス8のガス供給通路10における空間2の入口近傍にガス濃度検出手段15を配置しているので、空間2に流入する直前に濃度検出するのでガス供給系における流量コントローラ23の故障・動作不良や、ガス供給通路10における折れ曲がりやガス漏れや外気混入などの流路障害等に起因した濃度変化を、検出のためにプラズマ処理を中断することなく任意のタイミングで確実に検出することができ、生産性を低下することなく、高い信頼性を確保することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係るプラズマ処理装置の第2の実施形態について、図11〜図15を参照して説明する。
上記第1の実施形態では、ガス濃度検出手段15をガス供給通路10における空間2の入口近傍に配置した例を示したが、図11に示すように、プラズマ発生部1から分離し、被処理物Wに対するのと同様に、プラズマ発生部1に対して対向し得るように、プラズマ
発生部1の相対移動範囲内に配置した構成としている。
本実施形態におけるプラズマ処理動作について、主として図12の動作フロー図と図13のタイミングチャートを参照して説明する。本実施形態では通常のプラズマ処理を行う処理動作を継続する中で、所定の時間又は処理数毎にガス混合比率を点検する点検動作を交互に行うことになる。具体的な動作制御においては、図12に示すように、まず上記実施形態と同様に開閉弁9を開いて混合ガス8を空間2へ供給し、高周波発生部6を作動させて空間2に高周波電圧を印加し、点灯回路12を動作させてプラズマ11を点灯させる。次にガス混合比率を点検する時期になったか否かの判定を行い(ステップS2)、点検時期でない場合には、図14(a)に示すように、被処理物Wを所定位置に位置決めした後(ステップS3)、図14(b)に示すように、プラズマ発生部1を待機位置から処理位置に下降移動させ、被処理物Wの所定位置にプラズマ11を照射してプラズマ処理を行い(ステップS4)、処理が終了すると、図14(c)に示すように、被処理物Wを搬出する(ステップS5)。次に、作業終了か否かの判定を行い(ステップS6)、作業終了でない場合はステップS2にリターンし、点検時期になるまで以上のプラズマ処理を行う通常の処理動作が繰り返される。
ステップS2の判定で点検時期になったときには、開閉弁9を閉じ、高周波発生部6の作動を停止して、図14(d)に示すように、プラズマ発生部1で発生しているプラズマ11を消灯させて混合ガス8がそのまま吹き出している状態とした後(ステップS7)、図14(e)に示すように、プラズマ発生部1をガス濃度検出手段15の配置位置まで移動させ(ステップS8)、ガス濃度検出手段15にて混合ガス8の混合ガス比率(混合ガス8における反応性ガス21の比率)を測定し(ステップS9)、制御部14にて混合ガス比率が適正な所定範囲内であるか否かの判定を行い(ステップS10)、所定範囲内であれば、図14(f)に示すように、プラズマ発生部1をプラズマ処理時の待機位置に移動させ(ステップS11)、点検動作を終了してステップS1にリターンし、上記処理動作に復帰する。一方、混合ガス比率が所定範囲内でない場合は、制御部14が警告部17を作動させて異常表示を行い(ステップS12)、処理を終了する。
なお、図14に示した例では、図6に示したプラズマ処理装置31のようにプラズマ発生部1が所定の移動範囲を移動可能で、その移動範囲にガス濃度検出手段15が配置されている場合について示したが、図7に示したプラズマ処理装置41のようにプラズマ発生部1が基本的に固定して配置されている場合には、図15に示すように、図15(a)〜(c)に示すように、プラズマ発生部1からプラズマ11を吹き出した状態で被処理物Wを順次移動させることでプラズマ処理を繰り返し、点検時期になると、図15(e)〜(f)に示すように、プラズマ発生部1のプラズマ11を消灯させて混合ガス8をそのまま吹き出させるとともに、ガス濃度検出手段15をセンサ移動手段43にて移動させてプラズマ発生部1に対向する位置に移動させて混合ガス比率を測定するようにしても良い。
本実施形態においても、適当な時間間隔若しくは被処理物Wの処理数などによって点検動作を行うとともに、その点検動作において上記第1の実施形態と同様に反応性ガス濃度(ガス混合比率)を測定し、プラズマ11の性能が不良となるようなガス混合比率の場合に、異常警報を発し、それによって適切な対策をとることによって、所望の処理状態を高い信頼性をもって確保することができ、不適正なプラズマ処理による不良品の大量を未然に防止することができる。
以上の実施形態では、プラズマ発生部1の構成として、図16(a)に示すように、空間2を挟んで対向する誘電体4を介して一対の電極5a、5bを配設し、空間2にガスを供給するとともに高周波発生部6から電極5a、5bに高周波電圧を印加することで空間2で発生したプラズマ11を吹き出すようにした例を示したが、本発明におけるプラズマ
発生部1の構成はこれに限定されるものではない。例えば、図16(b)に示すように、円筒状の反応容器51の外周にコイル状のアンテナ52を配設し、反応容器51内にガスを供給するとともにコイル状のアンテナ52に高周波発生部53から高周波電力を印加することで誘導結合型のプラズマ54を発生するようにしたものでも良い。また、図16(c)に示すように、誘電体から成る反応管61の内側に内側電極62を、外周に外側電極63を配設し、電極62、63間に高周波電圧を印加し、反応管61内にガスを供給することで反応管61内でプラズマ64を発生して吹き出すように構成したものでも良い。また、図16(d)に示すように、誘電体から成る反応管71の外周に軸心方向に間隔をあけて一対の電極72a、72bを配設し、電極72a、72b間に高周波発生部73にて高周波電圧を印加し、反応管71の一端からガスを供給することで反応管71の他端からプラズマ74を吹き出すように構成したものでも良い。また、図16(e)に示すように、断面形状が細長い長方形状の誘電体から成る反応管81の外周に軸心方向に間隔をあけて一対の電極82a、82bを配設し、電極82a、82b間に高周波発生部83にて高周波電圧を印加し、反応管81の一端からガスを供給することで反応管81の他端からプラズマ84を吹き出すように構成したものでも良い。
さらに別の好適なプラズマ発生部1の構成例を、図17(a)、(b)を参照して説明すると、断面円形の反応空間101を形成する誘電体からなる円筒状の反応容器102の周囲にコイル状のアンテナ103を配設し、アンテナ103に高周波電源104から高周波電圧を印加して反応空間101に高周波電界を印加し、反応容器102の上端102aから第1の不活性ガス105を供給することで、反応容器102の下端102bから一次プラズマ106を吹き出すように構成されている。
反応容器102の下端102b近傍の周囲に円筒状又は角筒形状の混合ガス容器107が配設され、その周壁上部に混合ガス108を内部に供給する複数のガス供給口109が配設されている。混合ガス容器107は、反応容器102の下端102bより下方に延出され、反応容器102の下端102bより下方の部分に、一次プラズマ106が衝突して二次プラズマ111を発生する下端開放の混合ガス領域110が形成されている。
このプラズマ発生部1の構成によれば、反応空間101で発生させた一次プラズマ106を混合ガス領域110の混合ガス108に衝突させることで反応性ガス21のラジカルの密度の高い二次プラズマ111を効率的に発生させることができ、その二次プラズマ111を被処理物Wに照射することで効率的にプラズマ処理することができる。さらに、その混合ガス108におけるガス混合比率を所定範囲内に維持することで、所望の処理状態をさらに高い信頼性をもって確保することができる。
なお、図2、図11、図16、図17においては、高周波発生部からの高周波電圧に対しての反射波を抑える整合回路を記載されず省略されているが、必要な場合には、反射波をゼロ近傍に抑制する整合回路を形成する。
本発明のプラズマ処理方法及び装置によれば、混合ガスの反応性ガス濃度の検出結果に基づいてプラズマの性能の良否を判定するので、性能不良が発生する恐れがある場合に未然に認識して適切な対策をとることができ、所望の処理状態を高い信頼性をもって確保することができるので、信頼性の高いプラズマ処理が要請されるプラズマ処理に有効に利用できる。
1 プラズマ発生部
2 空間
5a、5b 電極
6 高周波発生部(電界印加手段)
8 混合ガス
10 ガス供給通路
11 プラズマ
14 制御部(制御手段)
15 ガス濃度検出手段
18 不活性ガス供給部
19 反応性ガス供給部
20 不活性ガス
21 反応性ガス
31 プラズマ処理装置
32 ロボット装置(移動手段)
41 プラズマ処理装置
42 搬送手段(移動手段)
43 センサ移動手段(移動手段)
102 反応容器(一次プラズマ発生部)
106 一次プラズマ
107 混合ガス容器(二次プラズマ発生部)
108 混合ガス
111 二次プラズマ
W 被処理物

Claims (9)

  1. 大気圧近傍の空間に不活性ガスと反応性ガスの混合ガスを供給するとともに電界を印加してプラズマを発生させ、発生したプラズマを被処理物に照射して被処理物をプラズマ処理するプラズマ処理方法において、
    前記空間に供給される混合ガスの反応性ガス濃度を検出し、
    反応性ガス濃度の検出結果に基づいて被処理物に照射されるプラズマの性能の良否を判定する
    ことを特徴とするプラズマ処理方法。
  2. 大気圧近傍の第1の空間に不活性ガスを供給するとともに電界を印加して一次プラズマを発生させ、発生した一次プラズマを大気圧近傍の第2の空間に照射するとともに第2の空間に不活性ガスと反応性ガスの混合ガスを供給して二次プラズマを発生させ、発生した二次プラズマを被処理物に照射して被処理物をプラズマ処理するプラズマ処理方法において、
    第2の空間に供給される混合ガスの反応性ガス濃度を検出し、
    反応性ガス濃度の検出結果に基づいて被処理物に照射されるプラズマの性能の良否を判定する
    ことを特徴とするプラズマ処理方法。
  3. 電界の印加は、前記空間の近傍に配置した電極若しくはアンテナに、RF周波数帯、VHF周波数帯若しくはマイクロ波周波数帯の高周波電圧、又は周波数が1KHz以上の矩形波又はパルス波電圧を印加することで行うことを特徴とする請求項1又は2記載の大気圧プラズマ処理方法。
  4. 前記空間への混合ガスのガス供給通路における前記空間の入口近傍で混合ガスの反応性ガス濃度を検出することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の大気圧プラズマ処理方法。
  5. 任意に設定した所定量の被処理物に対してプラズマ処理を行った後、若しくは任意に設定した所定時間のプラズマ処理を行った後、プラズマを消灯して前記空間から流出する混合ガスの反応性ガス濃度を検出することを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の大気圧プラズマ処理方法。
  6. 大気圧近傍の空間とその近傍に配設された電極又はアンテナとを有するプラズマ発生部と、
    前記空間に不活性ガスと反応性ガスの混合ガスを供給するガス供給手段と、
    電極又はアンテナに電力を供給して前記空間に電界を印加する電界印加手段と、
    前記空間で発生したプラズマを被処理物に照射するように被処理物とプラズマ発生部とを相対移動させる移動手段と、
    前記空間に供給される混合ガスの反応性ガス濃度を検出するガス濃度検出手段と、
    反応性ガス濃度の検出結果に基づいて被処理物に照射されるプラズマの性能の良否を判定する制御手段とを
    備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  7. 大気圧近傍の第1の空間とその近傍に配設された電極又はアンテナとを有する一次プラズマ発生部と、大気圧近傍の第2の空間に一次プラズマ発生部で発生した一次プラズマを照射するようにした二次プラズマ発生部とを有するプラズマ発生部と、
    第1の空間に不活性ガスを供給し、第2の空間に不活性ガスと反応性ガスの混合ガスを供給するガス供給手段と、
    電極又はアンテナに電力を供給して第1の空間に電界を印加する電界印加手段と、
    第2の空間で発生した二次プラズマを被処理物に照射するように被処理物とプラズマ発生部とを相対移動させる移動手段と、
    第2の空間に供給される混合ガスの反応性ガス濃度を検出するガス濃度検出手段と、
    反応性ガス濃度の検出結果に基づいて被処理物に照射されるプラズマの性能の良否を判定する制御手段とを
    備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  8. ガス濃度検出手段を前記空間への混合ガス供給通路における前記空間の入口近傍に配置したことを特徴とする請求項6又は7記載のプラズマ処理装置。
  9. ガス濃度検出手段を被処理物の設置位置又は移動経路の近傍に配置し、プラズマ発生部でプラズマを消灯した状態で流出する混合ガスをガス濃度検出手段に吹き付け可能にプラズマ発生部とガス濃度検出手段を相対移動させる移動手段を設けたことを特徴とする請求項6又は7記載のプラズマ処理装置。
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