JP2010242968A - 自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブ - Google Patents

自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブ Download PDF

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Abstract

【課題】開放された切欠き部への異物質の浸透を防止することができ、成形が容易である自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブを提供する。
【解決手段】両先端が分離されたリング状の保護チューブ胴体、前記保護チューブ胴体の周縁部において上下に貫通して形成された複数の空気通孔および前記保護チューブ胴体の長さ方向に形成された切欠き部を含む自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブであって、前記切欠き部は、高周波融着により互いに接合される前記保護チューブ胴体から外側に突出した上下一対の翼を含むことを特徴とする自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブである。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブに関し、詳細には、コイルバネに結合される切欠き部に翼を形成することで、保護チューブに異物質が浸透するのを防止して耐久性を向上させる自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブに関する。
一般に、自動車に設置される懸架装置(suspension device)は、自動車の運行中に車輪に加えられる衝撃を吸収して、搭乗者を保護し、安楽な乗車感を提供すると同時に、自動車の各種内部装置を保護する。
このような懸架装置としては、板バネまたはコイルバネが用いられてきたが、最近は、特に乗用車の場合、大部分の乗用車がコイルバネを装着しているため、自動車懸架装置用コイルバネに対する多様な研究開発が行われている。
図1は、自動車懸架装置の一例の概略図である。懸架装置4は、主に、車輪3が設置される車軸2を弾力的に維持させるためにフレーム1とその下側に装着される車軸2との間に設置される。懸架装置4は、フレーム1の側および車軸2の側にそれぞれ上側スプリングシートアセンブリ5および下側スプリングシートアセンブリ7が設置されており、これら上側スプリングシートアセンブリ5と下側スプリングシートアセンブリ7との間には、ゴム材質の上側スプリングパッド6および下側スプリングパッド8を介入させた状態で、コイルバネ9が設置される。
懸架装置4において、コイルバネ9の上・下端が結束される上側スプリングシートアセンブリ5および下側スプリングシートアセンブリ7の内面には、それぞれ上側スプリングパッド6および下側スプリングパッド8が内臓される。しかし、このようなパッドには、弱い衝撃でも容易に圧縮・破裂されて弾力性を失う問題がある。また、破れたパッドによりコイルバネ9の上・下端が上側スプリングシートアセンブリ5および下側スプリングシートアセンブリ7と接触して騒音が発生するだけでなく、コイルバネ9の衝撃が上側スプリングシートアセンブリ5および下側スプリングシートアセンブリ7に直接伝達されて、これら上側スプリングシートアセンブリ5および下側スプリングシートアセンブリ7が損傷される問題があった。
上記のような問題点を解消するために、本出願人は、特許文献1でコイルバネに結合される保護チューブを提案した。図2は、このような保護チューブの斜視図である。
図2に示したように、上記保護チューブ20は、リング状の胴体21の内面に切欠き部23を持ち、コイルバネの上端および下端に0巻きないし2巻きにそれぞれ取り付けられるようにしてコイルバネと上・下スプリングシートアセンブリとの間の衝撃および騒音を緩和させるようにする構成を有している。
しかしながら、このような保護チューブ20においては、前記切欠き部23が露出されているため、異物質が容易に浸透する虞がある。すなわち、自動車の運行中に路面から発生する土、砂、砂利などの異物質が浸透するか、懸架装置に積もった異物質が切欠き部23へ浸透して保護チューブ20の弾力性を低下させて形態を変形または破損させる虞がある。また、コイルバネに装着された保護チューブの半分は、コイルバネの底と接触しているが、残りの半分は、どこにも接触せず空中に浮かんでいるため、コイルバネの運動時に保護チューブが曲がる虞がある。このような問題点は、保護チューブ20の性能を低下させる虞があるため、これに対する補完が求められてきた。
韓国登録実用新案第370482号
そこで、本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、異物質の浸透が防止されて耐久性が向上された自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブを提供することにある。
本発明の他の目的は、保護チューブの上・下部に補強部を形成して耐久性が向上された自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の一つの態様は、
両先端が分離されたリング状の保護チューブ胴体、前記保護チューブ胴体の周縁部において上下に貫通して形成された複数の空気通孔および前記保護チューブ胴体の長さ方向に形成された切欠き部を含む自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブであって、前記切欠き部は、高周波融着により互いに接合される前記保護チューブ胴体から外側に突出した上下一対の翼を含むことを特徴とする自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブに関する。
前記翼は、射出成形などの方法により形成されることができ、前記切欠き部の全周囲に沿って高周波融着されて結合されるか、一定の間隔を置いて間欠的に高周波融着されて結合されることができる。このように、本発明では、保護チューブの翼部が長さ方向に沿って高周波融着されるため、保護チューブの内面に接着層を形成しなくても結合を堅固に維持することができる。
前記保護チューブ胴体の空気通孔が形成された表面上には、一定の間隔を置いて複数の突出した補強バンドまたは補強突起を形成することができる。代替の態様として、補強バンドと保護突起とをともに形成することもできる。
本発明の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブは、保護チューブの切欠き部に上下一対の翼が形成されており、これらが高周波により融着されるため、切欠き部を通じる異物質の流入が遮断され、保護チューブ胴体に補強突起が具備されて、保護チューブの耐久性が向上するという優れた効果を奏する。
図1は、一般的な自動車懸架装置の概略図である。 図2は、既存の保護チューブの斜視図である。 図3は、本発明の一実施形態によるコイルバネ保護チューブがコイルバネに結合された状態を示した斜視図である。 図4は、本発明の一実施形態によるコイルバネ保護チューブの斜視図である。 図5は、図4のコイルバネ保護チューブの縦断面図である。 図6は、本発明の他の実施形態によるコイルバネ保護チューブの縦断面図である。 図7aは、本発明の他の実施形態のコイルバネ保護チューブの縦断面図である。 図7bは、本発明の他の実施形態のコイルバネ保護チューブの縦断面図である。 図8は、本発明の他の実施形態のコイルバネ保護チューブの斜視図である。 図9は、本発明の他の実施形態のコイルバネ保護チューブの斜視図である。 図10aは、コイルバネと結合される一末端部の先端が閉じた構造を有する本発明の他の実施形態のコイルバネ保護チューブの斜視図である。 図10bは、コイルバネと結合される一末端部の先端が閉じた構造を有する本発明の他の実施形態のコイルバネ保護チューブの斜視図である。 図10cは、コイルバネと結合される一末端部の先端が閉じた構造を有する本発明の他の実施形態のコイルバネ保護チューブの斜視図である。 図11aは、本発明の他の実施形態のコイルバネ保護チューブの縦断面図である。 図11bは、図11aのコイルバネ保護チューブとゴムパッドとの組み立て状態を示した斜視図である。 図12は、既存のコイルバネと保護チューブとの装着状態を示した斜視図である。
以下、本発明による自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブの好ましい実施形態を添付した図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブは、両先端が分離されたリング状の保護チューブ胴体、前記保護チューブ胴体の周縁部において上下に貫通して形成された複数の空気通孔および前記保護チューブ胴体の長さ方向に形成された切欠き部を含み、前記切欠き部は、高周波融着により互いに接合される前記保護チューブ胴体から外側に突出した上下一対の翼を含む。
図3は、本発明の一実施形態によるコイルバネ保護チューブがコイルバネに結合された状態を示した斜視図である。図3を参照すると、本発明の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブ10は、自動車のコイルバネ30の上段および下端に結合されてコイルバネ30の弾性作用時に発生する衝撃および騒音を吸収して緩和させる。
図4は、本発明の一実施形態によるコイルバネ保護チューブの斜視図である。図4を参照すると、本発明の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブ10は、両先端が分離された保護チューブ胴体100、前記保護チューブ胴体100の周縁部において上下に貫通して形成された複数の空気通孔200および前記保護チューブ胴体100の長さ方向に形成された切欠き部300を含み、前記切欠き部300は、高周波融着により互いに接合される前記保護チューブ胴体から外側に突出した上下一対の翼400を含む。
前記保護チューブ胴体100は、コイルバネ30の上・下端を囲んで保護できるように、コイルバネの断面直径より大きくて一定の大きさの直径を有するリング状に形成される。前記保護チューブ胴体100の断面形状は、特に制限されないが、図面に示したように円形であってもよいし、また多角形状であってもよい。
ここで、前記コイルバネ30は、上端から下方へ、または下端から上方へ続いているため、前記保護チューブ胴体100は、両先端が分離された末端部110をコイルバネ30の上端または下端に結合することができる。
一方、前記保護チューブ胴体100は、合成ゴムまたは合成樹脂で形成されるが、好ましくは、高強度および高弾性力の特性を有して耐磨耗性および耐衝力性に優れたポリウレタンエラストマーが適用されるのがよい。
前記保護チューブ胴体100の大きさは、特に制限されないが、一例として保護チューブ胴体100の側面間の厚さは0.5〜1.5mmであり、前記保護チューブ胴体100の上・下面間の厚さは、前記側面間の厚さの約1.5〜2.5倍であることができる。
前記空気通孔200は、前記保護チューブ胴体100の周縁部において上下に貫通するように一定の間隔で形成されて、前記コイルバネ30に荷重が伝達される場合に前記保護チューブ胴体100の内部から発生する圧縮空気を外部に排出させる。
図5は、図4のコイルバネ保護チューブの縦断面図である。図5を参照すると、本発明の一実施形態の保護チューブにおいて、前記切欠き部300は、前記保護チューブ胴体100の半径方向中央部から外側周囲に沿ってチューブの長さ方向に切欠きされて開口されるように形成される。このような切欠き部300を利用して、前記保護チューブ胴体100を前記コイルバネ30に容易に取り付けて締結することができる。すなわち、前記切欠き部300を開けて前記コイルバネ30の内側から前記保護チューブ胴体100が取り付けられて結合される。
前記切欠き部300には、上下一対の翼400が形成されるが、このような翼400は、切欠き部300の両端に沿ってそれぞれ前記保護チューブ胴体100から外側に突出するように形成される。前記翼400は、前記保護チューブ胴体100と一体に成形されるか分離形成されることができる。前記一対の翼400は、保護チューブを自動車懸架装置のコイルバネに取り付けた後に高周波融着により互いに接合することができる。高周波融着の際には、専用ジグを使用して融着するが、この際には前記翼400の全体を融着するか、一定の間隔を置いて接点形態で間欠的に融着することができる。
図6、図7aおよび7bは、本発明の複数の他の実施形態の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブの縦断面図である。
図6を参照すると、本発明の他の実施形態の保護チューブにおいては、前記切欠き部300および翼400−1が、前記保護チューブ胴体100の内側周囲に形成されることができる。この場合には、前記切欠き部300および翼400−1を開けて前記コイルバネ30の外側から前記保護チューブ胴体100が取り付けられて結合される。
他の実施形態において、前記切欠き部300は、前記保護チューブ胴体100の内側または外側周囲に沿って、前記保護チューブ胴体100の中心から一定の角度を持つように形成することができる。すなわち、前記切欠き部300および翼400−2は、図7aのように、水平面に対して一定の角度(θ)で上向きに形成するか、図7bのように、前記切欠き部300および翼400−3は、水平面に対して一定の角度で下向きに形成することができる。このように、切欠き部300を水平面に対して傾いて形成すると、前記コイルバネ30に垂直方向の力だけでなく水平方向の力が加えられる場合にも、前記保護チューブ胴体100を形態がねじれずに固定することができる。さらに、下端プレートとの干渉を防止することができ、異物質が浸透するのを防止して騒音も低減させることもできる。前記角度(θ)は、対象物の角度によって変えることができ、特に制限されないが、例えば、約40度〜約50度であることができ、好ましくは約45度であることができる。
図8を参照すると、他の実施形態において、前記保護チューブ胴体100の空気通孔200が形成された円周面に沿って一定の間隔を置いて複数の補強バンド600が突出成形される。このような補強バンド600は、上・下スプリングシートアセンブリとの接触面が小さく、かつ傾斜面が形成されたバンド形態であって、前記コイルバネ6の摩擦によって集中される荷重を前記保護チューブ胴体100の表面全体に分散させる役割を果たす。
図9は、補強突起700が具備された保護チューブ10の斜視図である。前記補強突起700は、前記保護チューブ胴体100の上部および下部周囲に一定の間隔で突出して形成することができる。前記補強突起700は、前記保護チューブ10がスプリングシートアセンブリと直接接触する部分である保護チューブ胴体100の上・下部を補強して耐久性を向上させ、前記空気通孔200がスプリングシートアセンブリにより閉鎖されるのを防止する。このとき、前記補強突起700の大きさおよび形状は、特に制限されないが、一例として前記補強突起700は、半球状に形成することができ、さらにまた多様な大きさおよび形状の補強突起をともに形成することができる。本発明の保護チューブには、前記保護バンドと補強突起をともに形成することもできる。
前記保護チューブ10の開放された両末端部のうち、コイルバネと結合する一末端部の先端110は、支持パネルのスチールと直接接触されるのを遮断するために、閉じた構造に製作することができる。例えば、図10a〜10cに示したように、コイルバネと結合される一末端部の先端が閉じた構造であることができる。前記図10aに示したように、保護チューブ10の一末端部は、切欠き部を除いて上下部がすべて閉じた構造で形成するか、図10bおよび10cに示したように、上部または下部の半分だけ閉じた構造で形成することができる。
以下、上記のような構成を有する本発明の一実施形態による自動車懸架装置スプリング保護用チューブを自動車懸架装置のコイルバネに適用する方法について説明する。
本発明の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブ10は、自動車の懸架装置に具備されるコイルバネ30の上端および下端にそれぞれ結合されて、前記コイルバネ30と懸架装置の上・下スプリングシートアセンブリとの衝撃および摩擦を緩和して騒音の発生を防止し、さらにコイルバネ30の磨耗を防止して耐久性が向上するようにする。
まず、コイルバネ30の上端および下端にそれぞれ保護チューブ10を結合するが、このとき、保護チューブ胴体100の内側または外側周囲に形成された切欠き部300を開けて、前記コイルバネ30に取り付ける。前記保護チューブ胴体100に具備された末端部110によって、前記コイルバネ30が上・下スプリングシートアセンブリと隣接する部位にだけ取り付けられる。保護チューブ10がコイルバネ30に取り付けられた後、上下一対の翼を高周波融着により接合する。接合は、保護チューブ胴体100に形成された翼全体をすべて接合するか、必要に応じて一定の間隔を置いて間欠的に接合することができる。また、取り付けられた保護チューブ胴体100をコイルバネ30の方に圧着すると、コイルバネ30に堅固に取り付けられる。
本発明の切欠き部300には、翼400が形成されているため、土や砂のような異物質が前記保護チューブ胴体100の内部へ流入しない。そのため、異物質により保護チューブ10が変形されて弾性が低下したりコイルバネ30から離脱するのが防止される。また、前記切欠き部300は、状況に応じて前記保護チューブ胴体100の中心から上向きまたは下向きに形成されるため、ショックアブソーバのような他の装置に干渉されない方向に選択的な設置が可能である。
一方、前記保護チューブ胴体100の上・下部周囲に具備された補強バンド600または補強突起700が上・下スプリングシートアセンブリとの摩擦による磨耗を減少させ、空気通孔200を上・下スプリングシートアセンブリから離隔させて保護チューブ10の内側の圧縮空気が円滑に排出される。
図11aは、本発明の他の実施形態の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブの縦断面図であり、図11bは、図11aのコイルバネ保護チューブがゴムパッドと組み立てられた状態を示した斜視図である。
図11aおよび11bを参照すると、本発明の他の実施形態の保護チューブ10においては、前記切欠き部300が、前記保護チューブ胴体100の内側または外側周囲に形成されるが、このとき、前記切欠き部を、前記保護チューブ胴体100の中央から上側に傾いた位置に形成することができる。このように構成される場合、組み立てが完了したとき、ゴムパッド40との干渉を避けることができて、翼部の干渉による騒音を防止することができる。
すなわち、図12のように、コイルバネ30と保護チューブ10とが結合された状態で、コイルバネ30の底面にゴムパッド40がともに設けられる場合、融着接合された翼の位置が中央にある場合には対象物であるゴムパッドの翼と接触し、作動騒音の原因となり得る。しかし、本発明のように、翼が上側に傾いた位置に形成される場合、翼部とゴムパッドとの干渉による騒音を防止することができる。
以上、具体的な実施形態を参考として本発明を詳細に説明したが、これらの実施形態は説明を目的としたに過ぎず、本発明の保護範囲を制限すると解釈してはならない。本発明に属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、各種の変更例または均等な他の実施例に想到し得ることは明らかである。したがって、本発明の真正な技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって定められるべきである。
10・・・コイルバネ保護チューブ 30・・・コイルバネ
40・・・ゴムパッド 100・・・保護チューブ胴体
110・・・末端部 200・・・空気通孔
300・・・切欠き部 400・・・翼
600・・・補強バンド 700・・・補強突起

Claims (8)

  1. 両先端が分離されたリング状の保護チューブ胴体、前記保護チューブ胴体の周縁部において上下に貫通して形成された複数の空気通孔および前記保護チューブ胴体の長さ方向に形成された切欠き部を含む自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブであって、
    前記切欠き部は、高周波融着により互いに接合される前記保護チューブ胴体から外側に突出した上下一対の翼を含むことを特徴とする自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブ。
  2. 前記翼は、翼全体が高周波融着されて結合されるか、一定の間隔を置いて間欠的に高周波融着されて結合されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブ。
  3. 前記切欠き部は、前記保護チューブ胴体の内側に形成されるか、外側に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブ。
  4. 前記切欠き部および翼は、水平面に対して上向きまたは下向きに一定の角度を持つように形成されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブ。
  5. 前記保護チューブが、前記保護チューブ胴体の空気通孔が形成された表面上に一定の間隔を置いて形成された複数の突出した補強バンドをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブ。
  6. 前記保護チューブが、前記保護チューブ胴体の空気通孔が形成された表面上に一定の間隔を置いて形成された複数の突出した補強突起をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブ。
  7. 前記保護チューブが、コイルバネと結合される一末端部の先端が閉じた構造を有することを特徴とする、請求項1に記載の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブ。
  8. 前記切欠き部および翼は、前記保護チューブ胴体の中央から上側に傾いた位置に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の自動車懸架装置用コイルバネ保護チューブ。
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