JP2010240921A - インクジェットヘッドの製造装置、およびその製造方法 - Google Patents
インクジェットヘッドの製造装置、およびその製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】電着装置50は、インクジェットヘッド11へ電着塗料を流通させるための流通管61を有する。電着塗料を流通させる前に、供給側の流通管61を介してエタノールを流通させて流通管73から排出させ、電着塗料を流通させて絶縁層を修復した後、流通管61を介して純水を流通させて流通管73から排出させる。そして、この後、給気管75を介してインクジェットヘッド11のインク流路に温風を送り込んで複数の流通管61、61、73から排出させる。
【選択図】 図8
Description
図1には、この発明の実施の形態に係る製造装置を用いて製造されるインクジェットヘッド11の外観斜視図を示してある。図1では、インクジェットヘッド11の内部構造を説明するため、ヘッドの一部を部分的に破断して図示してある。また、図2には、図1のインクジェットヘッド11をII-IIで切断した断面図を示してある。図2では、後述する圧力室24に沿ってヘッドを切断した断面図を示してある。ここでは、本発明の実施の形態に係る製造装置について説明する前に、まず、インクジェットヘッド11について詳細に説明する。
まず、焼成前のセラミックスシートで構成される基板12に対して、機械加工によって上述した複数の供給口31および排出口32を形成する(図3、ステップ1)。これら供給口31および排出口32の位置精度は低くて良い。なお、基板12は焼成しておく。
Claims (8)
- インクを流通させる互いに平行に並んだ細長い複数の圧力室、これら複数の圧力室の一端側からインクを供給する供給口、上記複数の圧力室の他端側からインクを排出する排出口、上記供給口から上記複数の圧力室を介して上記排出口に至るインク流路を通してインクを流通させるための空間を規定するインク室、上記各圧力室の内面にそれぞれ独立して形成した薄膜状の複数の駆動電極、および、上記複数の圧力室それぞれに対応して上記インク室の壁を貫通して設けられた複数のインク吐出口を有するインクジェットヘッドの製造装置であって、
上記インク流路を通して電着液を流通させるポンプと、
このポンプで上記インク流路を通して電着液を流通させた状態で上記複数の駆動電極にバイアス電圧を印加して各駆動電極の表面に上記電着液による絶縁膜を成膜する電源装置と、を有し、
上記ポンプは、上記複数の駆動電極の全表面を上記電着液で濡らすことができる最小の流量以上で且つ上記インク流路のうち上記電着液が最も滞留し易い箇所に上記電着液が付着しない最大の流量以下の流量で上記電着液を流通させることを特徴とするインクジェットヘッドの製造装置。 - 上記電着液を流通させて上記絶縁膜を成膜した後、上記インク流路を通して洗浄液を流通させる別のポンプをさらに有し、
この別のポンプは、上記複数の駆動電極の全表面を上記洗浄液で洗い流すことができる最小の流量以上で且つ上記電着塗料が付着していなかった他の部位に電着塗料が押し広げられることのない最大の流量以下の流量で上記洗浄液を流通させることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットヘッドの製造装置。 - 上記洗浄液を流通させた後、上記インク流路を通して温風を吹き込むエアパージ装置をさらに有することを特徴とする請求項2に記載のインクジェットヘッドの製造装置。
- 上記電着液を流通させる前に、上記インク流路を通して揮発性を有する別の洗浄液を流通させる別のポンプをさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載のインクジェットヘッドの製造装置。
- インクを流通させる互いに平行に並んだ細長い複数の圧力室、これら複数の圧力室の一端側からインクを供給する供給口、上記複数の圧力室の他端側からインクを排出する排出口、上記供給口から上記複数の圧力室を介して上記排出口に至るインク流路を通してインクを流通させるための空間を規定するインク室、上記各圧力室の内面にそれぞれ独立して形成した薄膜状の複数の駆動電極、および、上記複数の圧力室それぞれに対応して上記インク室の壁を貫通して設けられた複数のインク吐出口を有するインクジェットヘッドの製造方法であって、
上記インク流路を通して電着液を流通させる流通工程と、
この流通工程で上記インク流路を通して電着液を流通させた状態で上記複数の駆動電極にバイアス電圧を印加して各駆動電極の表面に上記電着液による絶縁膜を成膜する成膜工程と、を有し、
上記流通工程では、上記複数の駆動電極の全表面を上記電着液で濡らすことができる最小の流量以上で且つ上記インク流路のうち上記電着液が最も滞留し易い箇所に上記電着液が付着しない最大の流量以下の流量で上記電着液を流通させることを特徴とするインクジェットヘッドの製造方法。 - 上記流通工程で電着液を流通させて上記成膜工程で絶縁膜を成膜した後、上記インク流路を通して洗浄液を流通させてインク流路を洗浄する後洗浄工程をさらに有し、
この後洗浄工程では、上記複数の駆動電極の全表面を上記洗浄液で洗い流すことができる最小の流量以上で且つ上記電着塗料が付着していなかった他の部位に電着塗料が押し広げられることのない最大の流量以下の流量で上記洗浄液を流通させることを特徴とする請求項5に記載のインクジェットヘッドの製造方法。 - 上記後洗浄工程で上記インク流と内に洗浄液を流通させた後、上記インク流路を通して温風を吹き込むエアパージ工程をさらに有することを特徴とする請求項6に記載のインクジェットヘッドの製造方法。
- 上記流通工程で上記電着液を流通させる前に、上記インク流路を通して揮発性を有する別の洗浄液を流通させる前洗浄工程をさらに有することを特徴とする請求項5乃至請求項7のうちいずれか1項に記載のインクジェットヘッドの製造方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04307254A (ja) * | 1991-04-05 | 1992-10-29 | Seiko Epson Corp | インクジェットプリントヘッドとそれを用いたインクジェットプリント装置、及びインクジェットプリントヘッドの製造方法 |
JPH08187867A (ja) * | 1995-01-13 | 1996-07-23 | Hitachi Koki Co Ltd | 耐食インクジェットプリントヘッド |
JPH10157107A (ja) * | 1996-11-28 | 1998-06-16 | Tec Corp | インクジェットプリンタヘッドの製造方法 |
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