JP2010240095A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯機において、ベルトなどの伝達機構の使用回数による性能劣化に対して洗濯、脱水性能を維持できる耐久性の高い洗濯機を実現する。
【解決手段】モータ回転検知部16と伝達機構回転検知部15を設け、制御部17はこの2つの回転検知部からの回転数信号から回転の伝達率を計算し、伝達率がある一定値未満の場合はモータ11の回転数を上げ、所定の洗濯、脱水性能を得られるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータにより伝達機構を介して洗濯脱水槽を回転させて洗濯を実行する洗濯機に関するものである。
従来、一般家庭でモータを使用した洗濯機は、モータの回転を洗濯脱水槽あるいは攪拌翼に伝え洗濯、脱水を行っている。モータの回転を洗濯脱水槽や攪拌翼に伝える方法のうちのひとつはモータ回転軸の回転をギアやプーリー・ベルトなどの伝達機構を設け洗濯脱水槽あるいは攪拌翼に伝えている。この伝達機構は使用回数が増えるに従い性能が劣化し回転数の伝達率が減少するため、伝達率の減少とともに洗濯性能や脱水性能が悪くなってしまう。
図7は伝達機構を有する一般的な全自動洗濯機を示したもので、以下その構成について説明する。全自動洗濯機の本体1は、サスペンション機構2により外槽3をその内部に懸垂支持している。洗濯軸4・脱水軸5は中空で2軸構造としている。洗濯脱水槽7の中央底部に攪拌翼6が配設されている。伝達機構部41は内部に洗濯時の減速ギアおよび洗濯・脱水軸の切り換えクラッチを内蔵している。モータ40は外槽3の底部に取り付けられ、モータ側プーリー8およびメカ側プーリー10は、それぞれベルト9を介して上記モータ40の動力を上記洗濯軸4・脱水軸5に伝達する。
以上のように構成された全自動洗濯機について、その動作を以下に説明する。
脱水は脱水槽7に洗濯物を投入し、伝達機構部41のクラッチを脱水側に切り換えて、モータ40の動力をモータ側プーリー8、ベルト9、メカ側プーリー10を介して伝達機構部41、洗濯軸4・脱水軸5とつながっている洗濯脱水槽7に伝達して洗濯脱水槽7を高速回転させ、遠心力により水分を洗濯物から分離することで行う。脱水した洗濯物は洗濯脱水槽7から取り出され、乾燥機に移すなどして乾燥させるものである。
モータ40の回転はモータ側プーリー8、ベルト9、メカ側プーリー10をとおして洗濯軸4、脱水軸5に伝わる構造となっている。プーリーとベルトはそれぞれの摩擦によって回転を伝達するしくみになっている。
特開平8−206386号公報
しかしながら、このような従来の洗濯機はモータの回転軸の回転がモータ側プーリーからベルトへ次にメカ側プーリーへそして伝達機構部へ伝わることとなり、プーリーとベルトはそれぞれの摩擦によって回転が伝わるようになっており、ある程度のすべりが発生する。そのすべりは洗濯回数を重ねるごとに増加する。そのすべりによってモータの回転の伝達機構部への伝達率が減少することによって洗濯脱水槽、および攪拌翼の回転が減少することとなり、その伝達率の減少に伴い洗濯性能や脱水性能が劣化することになる。
伝達率がある一定値以下となることにより当初予定している洗濯性能や脱水性能が得られなくなる課題がある。
また、洗濯脱水槽や攪拌翼のブレーキ時、すなわち洗濯脱水槽や攪拌翼の回転時に制御部が停止指示信号を出した際に、モータの通電をやめて、洗濯脱水槽や攪拌翼の回転の慣性力をモータに伝えモータの回転による逆起電力で回転エネルギーを消費させることによってブレーキをかけるようにしているものもあるが、モータ、プーリー、ベルトの経路の伝達率が減少することにより停止時間が長くなるという課題もある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、所定の洗濯性能や脱水性能およびブレーキ性能を確保することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために、回転自在な洗濯脱水槽とそれを内包した外槽と、前記洗濯脱水槽を駆動するモータと、前記モータの回転を前記洗濯脱水槽に伝える伝達機構部と、前記モータの回転を検知するモータ回転検知部と、前記伝達機構部の回転を検知する伝達機構回転検知部と、前記モータ回転検知部と前記伝達機構回転検知部の信号を入力する回転検知部と、洗濯機の動作を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記回数検知部からの信号によりそれぞれ前記モータおよび前記伝達機構部の回転数および前記モータから前記伝達機構部への回転の伝達率を計算できるようにしている。
これにより、伝達機構部の回転数伝達性能の劣化状況を判断でき、洗濯脱水槽の回転による洗濯性能および脱水性能の性能劣化状況を判断できるので、制御部は、回転検知部からの信号により回転の伝達率がある値以下のときモータの回転数を上げるよう指示したり、モータを逆回転させる方向に通電させるよう指示したりすることにより、プーリーとベルトのすべりが発生しても所定の洗濯性能や脱水性能、ブレーキ性能を確保することが可能である。
本発明の洗濯機は、ベルトなどを使用した伝達機構のゆるみやすべり増大に伴う洗濯
性能、脱水性能、ブレーキ性能の劣化という耐久性の向上を図る洗濯機を実現することができる。
本発明の実施の形態1の洗濯機の側断面図 同洗濯機の制御の流れと回路構成を示す図 同洗濯機の洗濯機の動作を示すフローチャート 同洗濯機の洗濯機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2の洗濯機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3の洗濯機の動作を示すフローチャート 従来の洗濯機の側断面図
第1の発明は、回転自在な洗濯脱水槽とそれを内包した外槽と、前記洗濯脱水槽を駆動するモータと、前記モータの回転を前記洗濯脱水槽に伝える伝達機構部と、前記モータの回転を検知するモータ回転検知部と、前記伝達機構部の回転を検知する伝達機構回転検知部と、前記モータ回転検知部と前記伝達機構回転検知部の信号を入力する回転検知部と、洗濯機の動作を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記回数検知部からの信号によりそれぞれ前記モータおよび前記伝達機構部の回転数および前記モータから前記伝達機構部への回転の伝達率を計算できるようにしたことにより、伝達機構部の回転数伝達性能の劣化状況を判断し、洗濯脱水槽の回転による洗濯性能および脱水性能の性能劣化状況を判断することができる。
第2の発明は、回転自在な洗濯脱水槽とそれを内包した外槽と、前記洗濯脱水槽の底部に回転自在に配設した撹拌翼と 前記洗濯脱水槽および前記攪拌翼を駆動するモータと、前記モータの回転を前記洗濯脱水槽および前記攪拌翼に伝える伝達機構部と、前記モータの回転を検知するモータ回転検知部と、前記伝達機構部の回転を検知する伝達機構回転検知部と、前記モータ回転検知手段と前記伝達機構回転検知部の信号を入力する回転検知部と、洗濯機の動作を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記回転検知部からの信号によりそれぞれ前記モータおよび前記伝達機構部の回転数および前記モータから前記伝達機構部への回転の伝達率を計算できるようにしたことにより、伝達機構部の回転数伝達性能の劣化状況を判断し、洗濯脱水槽の回転による洗濯性能および脱水性能あるいは攪拌翼の回転による洗濯性能の性能劣化状況を判断することができる。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、制御部は、モータから伝達機構部への回転の伝達率が第1の所定値より小さいときモータの回転数を上げるよう指示するようにしたことにより、伝達機構部の回転数伝達性能の劣化状況を判断し、洗濯脱水槽の回転による洗濯性能および脱水性能あるいは攪拌翼の回転による洗濯性能の性能劣化状況に応じた洗濯脱水槽および攪拌翼の所定の回転数が得られるようにし、所定の洗濯性能および脱水性能が得ることができる。
第4の発明は、上記第1〜第3のいずれか1つの発明において、制御部は、モータから伝達機構部への回転の伝達率が第2の所定値より小さいときモータの通電を停止させるようにしたことにより、伝達機構部の回転数伝達性能の劣化状況を判断し、伝達率がある一定値以下であれば伝達機構の故障と判定し、モータの回転を停止し、伝達機構故障によるモータの発熱、伝達機構からの騒音、その他修理不可能なまでの破壊を防止することが可能である。
第5の発明は、上記第1〜第4いずれか1つの発明において、制御部は、モータから伝達機構部への回転の伝達率が第3の所定値より小さいときモータを逆回転させる方向に通電させるようにしたことにより、伝達機構部の回転数伝達性能の劣化状況を判断し、洗濯脱水槽や攪拌翼のブレーキ時、すなわち洗濯脱水槽や攪拌翼の回転時に制御部が停止指示信号を出したときに、モータ、プーリー、ベルトの経路の伝達率が減少した際はモータに逆回転制御をかけ停止時間が長くならないようにすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における洗濯機の側断面図、図2は同実施の形態1における回路図である。図1、図2において、モータ11の回転はモータ側プーリー8からベルト9次にメカ側プーリー10を通じて伝達機構部12に伝えられる。伝達機構部12に伝えられた回転は伝達機構部12内部でメカ側プーリー10に連通している主軸13が回転し、クラッチ14で回転を洗濯軸4と脱水軸5に切り替えられる。クラッチ14で洗濯軸4に接続した場合はそれに連通している攪拌翼7が回転し、洗濯が行われる。同様に脱水軸5に接続した場合はそれに連通している洗濯脱水槽7が回転し、洗濯、脱水が行われる。
伝達機構部12内部には主軸の回転を検知する伝達機構回転検知部15があり、主軸13に設けられた磁石30によって回転を検知することができる。伝達機構回転検知部15はホールICにて構成され磁石30の通過の度にハイ、ローの信号を発生させる。
モータ11内部にはホールICで構成されたモータ回転検知部16を設けてモータ11の回転を検知している。モータ11のローターは永久磁石を使用しておりN,Sの磁石の通過の度にハイ、ローの信号を発生させる。
洗濯機の全面部分に制御部17と、使用者が操作する入力設定手段22と使用者への状態を知らせる表示手段21を配置している。制御部17は交流電源20を制御してモータ駆動部19でモータ11の制御を行い、負荷駆動手段23にて給水弁24および排水弁25の制御を行い洗濯機の洗濯動作の全体制御を行っている。
制御部17内部には回転検知部18を設け前記伝達機構回転検知部15およびモータ回転検知部16からのハイ、ロー信号を受けてモータ11と伝達機構部12内部の主軸13の回転を検知している。
制御部17では前記回転検知部18の信号を受けてモータ11および主軸13の回転数を計算し、モータ11および主軸13のそれぞれの回転数とモータ11と主軸13の回転数の比:(モータ回転数÷主軸回転数)を計算することができる。制御部17はこれら回転数および回転数の比によってモータ11への通電率を制御してモータ11の回転数を調整することが可能である。
モータ11の回転制御は整流ダイオード26、電解コンデンサ27、および6組のIGBT28と還流ダイオード29で構成されるモータ駆動部19で制御するPWMを使用したインバータモータ制御を行っている。インバータモータ制御はPWMのパルス幅を調整することによってモータ11への通電電圧を制御して回転制御を行っている。
以上のように構成した洗濯機について、その動作、作用を図3、図4のフローチャートにて洗濯時および脱水時にモータを回転させて行うときの動作を説明する。
図3において、S51にて洗濯脱水槽あるいは攪拌翼を動かすためのモータ目標回転数A(r/min)およびS52にて主軸目標回転数B(r/min)を設定する。
そのあとS53でモータに通電し、S54でモータ回転数C(r/min)を計算する。S55にて実際のモータ回転数C(r/min)がモータ目標回転数A(r/min)まで通電を続ける。S55にてモータ回転数C(r/min)がモータ目標回転数Aに達したら、S56で主軸回転数D(r/min)を計算し、S56にて主軸回転数D(r/min)が主軸目標回転数B(r/min)に達しているかを判断する。
通常の場合、主軸回転数D(r/min)が主軸目標回転数B(r/min)に達することとなるためS58のモータ通電継続となる。しかしながら、使用回数を重ねる度にプーリーとベルトとの摩擦が減少し、主軸回転数Dが主軸目標回転数Bに達しなくなる場合がある。このときS59にてモータの目標回転数A(r/min)にa(r/min)を足してモータ目標回転数Aを引き上げるようにしている。
これによって主軸13の回転数が目標回転数に達しない時、言い換えれば洗濯脱水槽7、攪拌翼6の回転数が達しない時、当初目標の洗濯性能、脱水性能が得られないときにモータの回転数を上げることによって洗濯性能、脱水性能を引き上げるようにすることができる。
図4は、所定の洗濯性能、脱水性能に達するかどうかを主軸の回転数ではなく伝達率で判定するものであり、使用者の選択したコースや水位などで目標回転数が異なっている場合にはひとつの伝達率で判断するものである。
S61にて洗濯脱水槽あるいは攪拌翼を動かすためのモータ目標回転数A(r/min)およびS62にて第1の所定値である目標伝達率E(%)を設定する。そのあとS63でモータに通電し、S64でモータ回転数C(r/min)を計算する。S65にて実際のモータ回転数C(r/min)が目標回転数A(r/min)に達するまでモータの通電を続ける。
S65にてモータ回転数C(r/min)が目標に達したら、S66で主軸回転数D(r/min)を計算し、S67にて伝達率F(F=D/A×100)(%)を計算する。伝達率F(%)が第1の所定値である目標伝達率E(%)に達しているかを判断する。
通常の場合、伝達率F(%)が目標伝達率E(%)に達するためS69のモータ通電継続となる。しかしながら、使用回数を重ねる度にプーリーとベルトとの摩擦が減少し、伝達率F(%)が目標伝達率Eに達しなくなる場合がある。このときS70にてモータの目標回転数A(r/min)にa(r/min)を足してモータ目標回転数Aを引き上げ、それに応じてS71にて目標伝達率Eからe(%)を引いている。
(実施の形態2)
本実施の形態は、伝達機構が使用回数の増加とともにモータの回転が主軸に伝わる伝達率が減少し、最終的には洗濯性能、脱水性能が製品として満足できなくなった状態を判断し、本来の性能が満足できない故障状態としてモータの通電をオフするものである。
通電を継続することによって騒音の発生や破壊などの不安全状態になることを回避することができるものであり、その他の構成は上記実施の形態1と同じであるため詳細な説明は省略する。
以上のように構成した制御手段について、その動作、作用を説明する。
上記構成によれば、図5のように、S75にて洗濯脱水槽あるいは攪拌翼を動かすためのモータ目標回転数A(r/min)およびS76にて目標伝達率E(%)を設定する。そのあとS77でモータに通電し、S78でモータ回転数C(r/min)を計算する。S79にて実際のモータ回転数C(r/min)が目標回転数A(r/min)に達するまで通電を続ける。
S79にてモータ回転数C(r/min)が目標に達したら、S80で主軸回転数D(r/min)を計算し、S81にて伝達率F(F=D/A×100)(%)を計算する。伝達率F(%)が目標伝達率E(%)に達しているかを判断する。
通常の場合、伝達率F(%)が目標伝達率E(%)に達するためS83のモータ通電継続となる。しかしながら、使用回数を重ねる度にプーリーとベルトとの摩擦が減少し、伝達率F(%)に達しなくなる場合がある。
このとき、S84で伝達率F(%)が第2の所定値である伝達率下限G(%)未満であれば故障状態と判断してS85でモータ通電オフとなる。S84で伝達率Fが伝達率下限G(%)以上であればS86にてモータの目標回転数A(r/min)にa(r/min)を足してモータ目標回転数Aを引き上げ、それに応じてS87にて目標伝達率Eからe(%)を引いている。
(実施の形態3)
本実施の形態は、洗濯脱水槽や攪拌翼の電磁ブレーキ時、すなわち洗濯脱水槽や攪拌翼
の回転状態から制御部がモータの通電を一旦止め、洗濯脱水槽や攪拌翼の回転の慣性力をモータに伝えモータの回転による逆起電力で回転エネルギーを消費させることによってブレーキをかけるようにしているものやモータを逆回転させることで強制ブレーキをかける洗濯機において、主軸の回転が伝達機構を通じてモータに伝達される伝達率を計算することによってモータに通電し、所定の時間で洗濯脱水槽および攪拌翼の回転が停止するようにしたものである。その他の構成は上記実施の形態1、2と同じであり、詳細な説明は省略する。
以上のように構成した制御手段について、その動作、作用を説明する。
上記構成によれば、図6のようにS90にてモータの回転状態から停止の指示がされる。S91でモータの通電をオフし、S92にてモータ回転数C´(r/min)を計算する。S93にて主軸回転数D´を計算する。S94にて伝達率F´(%)を計算する。
S95で第3の所定値である目標伝達率H(%)以上であればS96のように主軸は目標停止時間内に停止(主軸回転数=0)する。
S95で伝達率F´(%)が目標伝達率H(%)未満であればS97にてモータに逆回転の通電を行う。主軸回転数C(r/min)=0となったら通電を止める。
尚、上記実施の形態3においてブレーキについての説明はしていないが、機械式ブレーキとの併用を用いても良い。また、ブレーキ時にモータはオフの構成としたが、モータを逆回転させる電磁ブレーキを用いても本発明の効果を得られる。
尚、上記実施の形態1、2、3において伝達機構回転検知部とモータ回転検知部をホールICと磁石を使った構成としたが、磁石とリードスイッチを使ったセンサや発行LEDなどを使った光学式センサや静電容量式センサなどを用いた構成としても良い。また、モータ回転検知部はモータ回転時の誘起電圧を制御部で処理して回転を検知する構成でも良い。
またモータをPWM制御を行うDCモータで構成したが、交流誘導モータを用いても良い。伝達機構をプーリーとベルトを用いた構成としたが、ギアを用いた伝達機構にも有効である。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、伝達機構を有する洗濯機において、使用回数を重ねて回転の伝達率が劣化してもモータの回転数を上げて当初の洗濯性能、脱水性能を維持でき、ブレーキ性能が劣化しても逆回転動作を行うことで当初のブレーキ性能を維持することが可能となるので、耐久性の高い洗濯機等として有用である。
11 モータ
12 伝達機構部
15 伝達機構回転検知部
16 モータ回転検知部
17 制御部
18 回転検知部

Claims (5)

  1. 回転自在な洗濯脱水槽とそれを内包した外槽と、前記洗濯脱水槽を駆動するモータと、前記モータの回転を前記洗濯脱水槽に伝える伝達機構部と、前記モータの回転を検知するモータ回転検知部と、前記伝達機構部の回転を検知する伝達機構回転検知部と、前記モータ回転検知部と前記伝達機構回転検知部の信号を入力する回転検知部と、洗濯機の動作を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記回数検知部からの信号によりそれぞれ前記モータおよび前記伝達機構部の回転数および前記モータから前記伝達機構部への回転の伝達率を計算できるようにした洗濯機。
  2. 回転自在な洗濯脱水槽とそれを内包した外槽と、前記洗濯脱水槽の底部に回転自在に配設した撹拌翼と 前記洗濯脱水槽および前記攪拌翼を駆動するモータと、前記モータの回転を前記洗濯脱水槽および前記攪拌翼に伝える伝達機構部と、前記モータの回転を検知するモータ回転検知部と、前記伝達機構部の回転を検知する伝達機構回転検知部と、前記モータ回転検知手段と前記伝達機構回転検知部の信号を入力する回転検知部と、洗濯機の動作を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記回転検知部からの信号によりそれぞれ前記モータおよび前記伝達機構部の回転数および前記モータから前記伝達機構部への回転の伝達率を計算できるようにした洗濯機。
  3. 制御部は、モータから伝達機構部への回転の伝達率が第1の所定値より小さいときモータの回転数を上げるよう指示するようにした請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 制御部は、モータから伝達機構部への回転の伝達率が第2の所定値より小さいときモータの通電を停止させるようにした請求項1または2に記載の洗濯機。
  5. 制御部は、モータから伝達機構部への回転の伝達率が第3の所定値より小さいときモータを逆回転させる方向に通電させるようにした請求項1または2に記載の洗濯機。
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