JP2010239684A - 航続可否予測システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両重量変化を考慮し、航続可否に係る予測を行う航続可否予測システムを提供する。
【解決手段】車両の総重量を検出する車両重量検出センサ210と、少なくとも出発地点情報と到着地点情報と車両重量情報とエネルギー量情報とを対応づけた走行履歴情報を記憶する個人別走行履歴情報データベース330と、前記モーターを駆動する電力を蓄電するバッテリーの管理を行うバッテリー管理部410と、車両の現在の位置情報と目的地の位置情報とを取得するナビゲーション部800と、これらから必要エネルギーを算出し、前記バッテリー管理部410から取得される電圧から現在のバッテリーが蓄積している利用可能エネルギーを算出し、前記必要エネルギーと前記利用可能エネルギーとを比較することで航続の可否を判定する判定部(ECU100)と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載され、燃料の劣化に伴い、車両のエンジンを痛めることがないように制御するハイブリッド車両のための航続可否予測システムに関する。
今後、化石燃料の枯渇や環境といった問題に対応するため、自動車はガソリン車からハイブリッド車、そして電気自動車へ、という流れがある。ところで、電気自動車においては、長い充電時間や充電ステーションの少なさなどが課題となり、普及が大きく制限されているのが現状である。すなわち、前記のような課題が存在するがために、電気自動車を運転するドライバーは常に現在のバッテリーの残量でどの程度の距離を走行するかを念頭に置きつつ運転しなければならず、非常に不自由な思いを強いられ、これが普及への足かせとなっている。
このような電気自動車における課題を解決する一つの方法として、現在のバッテリーの残量でどの程度の距離を走行可能かを運転者に報知する技術が種々検討されている。例えば、特許文献1(特開2008−149972号公報)には、車両駆動用のモーターに電力を供給するバッテリーと、上記バッテリーの残容量を検出するバッテリー残容量検出手段と、前回走行距離を算出する走行距離算出手段と、上記前回走行距離を現バッテリー残容量で走行可能か否かを判定する走行可否判定手段と、上記走行可否判定手段の判定結果を通知する通知手段とをそなえたことを特徴とする、電気自動車が開示されている。
特開2008−149972号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、前回走行した経路において消費した電力から、今回の電力消費量を予測し、航続可能であるか、充電が必要であるか、などを表示するものであるが、電気自動車の消費電力に大きな影響を及ぼす車両の重量変化については考慮されておらず、正確な航続距離の予測を行うことが不可能である、という問題があった。
また、特許文献1に記載の技術では、以前に走行した経路に対してのみ航続可能かであるか通知するものであり、これまでに走行したことのない経路については航続可能か否かを判定することができない、という問題もあった。
上記問題点を解決するために、請求項1に係る発明は、モーターを動力として走行する車両に搭載される航続可否予測システムであって、前記車両の総重量を検出する重量検出センサと、少なくとも出発地点情報と到着地点情報と車両重量情報とエネルギー量情報とを対応づけた走行履歴情報を記憶する走行履歴情報記憶部と、前記モーターを駆動する電力を蓄電するバッテリーの管理を行うバッテリー管理部と、車両の現在の位置情報と目的地の位置情報とを取得するナビゲーション部と、前記ナビゲーション部で取得される現在の位置情報と目的地の位置情報と、前記走行履歴情報記憶部に記憶される走行履歴情報とから必要エネルギーを算出し、前記バッテリー管理部から取得される電圧から現在のバッテリーが蓄積している利用可能エネルギーを算出し、前記必要エネルギーと前記利用可能エネルギーとを比較することで航続の可否を判定する判定部と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の航続可否予測システムにおいて、前記判定部は前記必要エネルギーを算出する際、前記車両重量情報に基づいた補正を行うことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の航続可否予測システムにおいて、前記判定部は、前記車両の現在の位置情報と目的地の位置情報とに対応する走行履歴情報が、前記走行履歴情報記憶部に記憶されていない時には、前記車両の現在の位置から目的地の位置までの高低プロフィール情報を前記ナビゲーション部から取得して必要エネルギーを算出することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の航続可否予測システムにおいて、前記走行履歴情報記憶部に記憶される走行履歴情報は、運転者個人毎に設定されることを特徴とする。
本発明に係る航続可否予測システムによれば、少なくとも出発地点情報と到着地点情報と車両重量情報とエネルギー量情報とを対応づけた走行履歴情報を記憶する走行履歴情報記憶部から必要エネルギーを算出するので、電気自動車の消費電力に大きな影響を及ぼす車両重量変化について考慮された、正確な航続の可否の予測を行うことが可能となる。
また、本発明に係る航続可否予測システムによれば、走行履歴情報が、前記走行履歴情報記憶部に記憶されていない時には、前記車両の現在の位置から目的地の位置までの高低プロフィール情報を前記ナビゲーション部から取得して必要エネルギーを算出するので、これまでに走行したことのない経路についても航続可能か否かを判定することができるようになる。
本発明の実施形態に係る航続可否予測システムが搭載される車両の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係る航続可否予測システムのブロック構成の概略を示す図である。 本発明の実施形態に係る航続可否予測システムの個人別走行履歴情報データベースに記憶されるデータ構造の一例である。 本発明の実施形態に係る航続可否予測システムの個人別走行履歴情報データベースにおけるデータ更新処理フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る航続可否予測システムの航続可否判定処理のフローチャートを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施の形態に係る航続可否予測システムが搭載される車両の概略を示す図であり、図2は本発明の実施の形態に係る航続可否予測システムのブロック構成の概略を示す図である。なお、本実施形態に係る航続可否予測システムは、モーターを動力として走行する電気自動車に搭載され、この航続可否予測システムによって、車両の現在位置から目的地までの経路について航続可能か否かを判定することが想定されている。
図1及び図2において、10は車両、41はバッテリー、100はECU、200は車両情報取得部、210は車両重量検出センサ、300は履歴情報記憶部、310は運転席撮像装置、320は画像解析部、330は個人別走行履歴情報データベース、400はエネルギー情報取得部、410はバッテリー管理部、600はインターフェイス部、610
はディスプレイ、620はタッチパネル、630はスピーカー、800はナビゲーションシステム部、810はナビゲーションシステム、820は地図データベースをそれぞれ示している。
車両10は、本発明の航続可否予測システムが搭載されたものであり、バッテリー41に蓄えられた電力により駆動されるモーター(不図示)を動力源として走行する車両である。なお、モーターを駆動する電力を蓄える手段としては、バッテリー41に代えてキャパシタなどの他の蓄電手段を用いることも可能である。
ECU100はエレクトロニックコントロールユニットの略であり、CPUとCPU上で動作するプログラムを保持するROMとCPUのワークエリアであるRAMなどからなる汎用の情報処理機構である。ECU100は、図示されているECU100と接続される各構成と協働・動作する。また、ECU100は、本発明の航続可否予測システムにおける種々の制御処理は、ECU100内のROMなどの記憶手段に記憶保持されるプログラムやデータに基づいて実行されるものである。なお、本実施形態においては、上記の各手段はECU100とECU100上で実行されるプログラムによって実現されるものとしているが、これらの各手段はこれに限定されるものではなく、論理回路などのハードウエアのみで実現されるようなものであってもよい。
車両情報取得部200は、車両10の総重量を取得するための構成であり、車両10の4つの車輪のサスペンション部に設けられる車両重量検出センサ210からなっている。車両情報取得部200は、4つの車両重量検出センサ210で検出された重量と、車輪などの車両重量検出センサ210で検出されない重量の和を算出することによって、車両10の全重量を求める。
履歴情報記憶部300は、車両10の走行履歴を記憶する構成であるが、本実施形態に係る航続可否予測システムでは、この走行履歴は運転者毎に取得され記憶されるものとなっている。履歴情報記憶部300における運転席撮像装置310は、車輌10の運転席の画像データを取得するものであり、この運転席撮像装置310で取得された画像データを画像解析部320で解析し、個人毎の顔の特徴点などによって車両運転者の特定を行う。そして、判別された運転者毎に個人別の走行履歴情報を個人別走行履歴情報データベース330に記憶する。
図3は本発明の実施形態に係る航続可否予測システムの個人別走行履歴情報データベース330に記憶されるデータ構造の一例である。図3に示すように、個人別走行履歴情報データベース330に記憶されるデータ項目としては、「運転者」、「運転開始時刻」、「運転終了時刻」、「出発地」、「到着地」、「車両重量」、「開始電圧」、「終了電圧」、「運転特性ログ」、「エネルギー量」を挙げることができる。これらデータ項目は図中一行ごとに関連づけられて記憶されている。
「運転者」は画像解析部320で特定された運転者に係る情報であり、「運転開始時刻」は車両10の運転を開始した日時に係る情報であり、「運転終了時刻」は車両10の運転を終了した日時に係る情報であり、「出発地」は前記運転開始時刻に出発した場所に係る情報であり、「到着地」は前記運転終了時刻に到着した場所に係る情報であり、「車両重量」は前記運転開始時刻から前記運転終了時刻までの間の車両10の総重量に係る情報であり、「開始電圧」は前記運転開始時刻におけるバッテリー管理部410で取得されるバッテリー41の電圧情報であり、「終了電圧」は前記運転終了時刻におけるバッテリー管理部410で取得されるバッテリー41の電圧情報であり、「運転特性ログ」は前記運転者がどのような運転(発進や停止の仕方など)を行うかを記録した情報であり、「エネルギー量」はバッテリー管理部410で取得されるバッテリー41に基づいて算出される
走行に利用した総エネルギーに係る情報である。
本実施形態に係る航続可否予測システムでは、走行履歴情報データベースに個人毎のデータを記憶させ、この個人毎の運転のクセも含まれた走行履歴情報に基づいて、航続可否予測を行うものであるので、より正確な航続可否判定を行うことができる。
エネルギー情報取得部400におけるバッテリー管理部410はバッテリー41の電圧などを監視しバッテリー41のSOC(State of Charge)や利用可能エネルギー量などを算出したり、回生電力のバッテリー41への充電制御を行ったりするものである。
インターフェイス部600は、車両10の運転席部に設けられ、運転者に対し車両10に係る情報などを提供したり、或いは運転者に対して所定のワーニングを行ったりするための構成である。インターフェイス部600におけるディスプレイ610は液晶などの表示装置であり、このディスプレイ610に文字・図形情報等を表示することによって、運転者に対して視覚的に所定の情報を報知することを可能とする。タッチパネル620は、ディスプレイ610を覆うようにして設けられており、運転者の操作によりシステムに対して入力を可能とする入力デバイスとして機能する。また、インターフェイス部600は、スピーカー630も含んでおり、必要に応じて運転者に対して、音声による案内や警告を行い得るようになっている。
ナビゲーションシステム部800は、ナビゲーションシステム810やこのナビゲーションシステム810が参照する地図情報などのナビゲーションシステム用の地図データベース820とからなっている。ナビゲーションシステム810は、GPS衛星からのGPS信号を受信して自らの位置を計算するGPS測位部を用いることによって、車両の現在位置情報を取得することができる。本発明の航続可否予測システムにおいては、位置情報を取得することができれば、このようなGPS測位法によらずとも、その他の測位法を用いることができるものである。
本発明の航続可否予測システムの地図データベース820には、道路情報、施設情報などが記憶されており、例えば、ナビゲーションシステム810が、運転者に対して、目的地となる施設の案内を行ったり、運転者が指定入力した目的地までの距離、ルートなどを求めたり、目的地に到着する時刻を求めたりするのに利用される。このようなナビゲーションシステム810、地図データベース820の処理動作についてはいずれも従来周知の技術を用いることができる。
また、特に、本発明の航続可否予測システムの地図データベース820には、道路毎の高低のプロフィールに係るデータが記憶されており、本発明の航続可否予測システムは、このような高低プロフィールデータに基づいて、車両10走行予定のルートにおける登りの道路で必要となるエネルギー量や、下りの道路で回収を期待できるエネルギー量などを求めて、現在地から目的地までの航続の可能性について判定するようになっている。
上記のように構成される車両10では、車両10による運転が終了するたびに個人別走行履歴情報データベース330のデータを更新する処理が実行される。図4は本発明の実施形態に係る航続可否予測システムの個人別走行履歴情報データベース330におけるデータ更新処理フローを示す図である。図4において、運転終了などを契機として、ステップS100で履歴更新が処理が開始されると、次にステップS101に進み、画像解析部320から運転者情報を取得し、続いてステップS102で、ECU100に内蔵される不図示の計時部などによって、運転の開始時刻、及び運転の終了時刻を取得する。次のステップS103では、ナビゲーションシステム部800から出発地及び到着地に係る情報
を取得し、続いてステップS104で、車両情報取得部200から車両重量が取得される。次にステップS105で、バッテリー管理部410からバッテリー41の開始電圧及び終了電圧を取得し、続いてステップS106で、不図示のログ取得手段から運転者の運転特性のログを取得し、ステップS107では、走行に利用された総エネルギー量が算出され、ステップS108で、以上のデータを図3に示すログテーブルに追加する処理を行い、ステップS109で、履歴更新処理を終了する。
次に、以上のように構成される本実施形態に係る航続可否予測システムの航続可否判定処理について説明する。図5は本発明の実施形態に係る航続可否予測システムの航続可否判定処理のフローチャートを示す図である。図5におけるフローチャートは例えば、ナビゲーションシステム部800で目的地などがセットされたことなどを契機として起動されるものである。
図5において、ステップS200で、本実施形態に係る航続可否予測システムの航続可否判定処理が開始されると、続いて、ステップS201に進み、ナビゲーションシステム部800から車両10の現在の位置情報を取得し、続いて、ステップS202に進み、同じくナビゲーションシステム部800から目的地の情報を取得する。
次のステップS203では、車両情報取得部200から車両10の重量情報を取得し、続くステップS204では、バッテリー管理部410からバッテリー41の現在の電圧情報を取得する。また、ステップS205では、画像解析部320から車両10の運転者の人物情報を取得する。
ステップS206では、画像解析部320から得られたデータに基づいて個人が特定できたか否かが判定される。ステップS206における判定の結果がYESであるときにはステップS207に進み、NOであるときにはステップS216に進む。
ステップS207では、履歴データに同一経路データがあるか否か、すなわち、車両10の現在の位置情報と目的地の位置情報とに対応する走行履歴情報が、個人別走行履歴情報データベース330に記憶されているか否かが判定される。ステップS207における判定がYESであるときには、ステップS208に進み、必要エネルギーの算出では、データベース330に記憶される過去の走行履歴情報を利用する。なお、同じルートに対して、過去の走行履歴情報が複数存在するような場合には、それらの平均を求めて利用することなどができる。
一方、ステップS207における判定がNOであるときには、ステップS214に進み、ナビゲーションシステム部800から、目的地までの高低プロフィールを取得し、ステップS215で、この高低プロフィールを個人の運転特性ログに基づいて補正して、これを利用して必要エネルギーの算出を行うようにする。
ステップS208では、車両情報取得部200で取得される車両重量によって補正を行い、現在位置から目的地までの必要エネルギーを算出する。また、ステップS209では、バッテリー41の電圧情報から、利用可能エネルギーを算出する。
ステップS210では、「必要エネルギー>利用可能エネルギー」であるか否かが判定される。ステップS210の判定結果がYESであるときにはステップS211に進み、ステップS211で、インターフェイス部600を用いて航続のためのエネルギーが不足している旨を運転者に警告する。続く、ステップS212において、インターフェイス部600を利用して、運転者に対して、対処方法の提示を行う。ここでの対象方法においては、例えば上り下りの少ないルートへの変更を提示したり、必要となる充電時間を提示し
たり、或いは、カーシェリングが前提となっているような場合には、車両の変更を提示したりするものである。
一方、ステップS210の判定結果がNOであるときにはステップS213に進み、ステップS213で、インターフェイス部600を用いて航続のためのエネルギーは充足している旨を運転者に報知し、ステップS218で、航続可否判定処理を終了する。
ステップS206における判定がNOである場合には個人の運転特性ログが存在しないこととなるので、そのような場合には基準となる一般的なものを用いて、必要エネルギーを算出するようにする。ステップS206における判定がNOであるときには、ステップS216に進み、ナビゲーションシステム部800から、目的地までの高低プロフィールを取得し、ステップS217で、この高低プロフィールを一般的な運転特性ログに基づいて補正して、これを利用して必要エネルギーの算出を行うようにする。
以上のように構成される本発明に係る航続可否予測システムによれば、少なくとも出発地点情報と到着地点情報と車両重量情報とエネルギー量情報とを対応づけた走行履歴情報を記憶する個人別走行履歴情報データベース330から必要エネルギーを算出するので、電気自動車の消費電力に大きな影響を及ぼす車両重量変化について考慮された、正確な航続の可否の予測を行うことが可能となる。
また、本発明に係る航続可否予測システムによれば、走行履歴情報が、個人別走行履歴情報データベース330に記憶されていない時には、車両の現在の位置から目的地の位置までの高低プロフィール情報をナビゲーション部800から取得して必要エネルギーを算出するので、これまでに走行したことのない経路についても航続可能か否かを判定することができるようになる。
10・・・車両、41・・・バッテリー、100・・・ECU、200・・・車両情報取得部、210・・・車両重量検出センサ、300・・・履歴情報記憶部、310・・・運転席撮像装置、320・・・画像解析部、330・・・個人別走行履歴情報データベース、400・・・エネルギー情報取得部、410・・・バッテリー管理部、600・・・インターフェイス部、610・・・ディスプレイ、620・・・タッチパネル、630・・・スピーカー、800・・・ナビゲーションシステム部、810・・・ナビゲーションシステム、820・・・地図データベース

Claims (4)

  1. モーターを動力として走行する車両に搭載される航続可否予測システムであって、
    前記車両の総重量を検出する重量検出センサと、
    少なくとも出発地点情報と到着地点情報と車両重量情報とエネルギー量情報とを対応づけた走行履歴情報を記憶する走行履歴情報記憶部と、
    前記モーターを駆動する電力を蓄電するバッテリーの管理を行うバッテリー管理部と、
    車両の現在の位置情報と目的地の位置情報とを取得するナビゲーション部と、
    前記ナビゲーション部で取得される現在の位置情報と目的地の位置情報と、前記走行履歴情報記憶部に記憶される走行履歴情報とから必要エネルギーを算出し、前記バッテリー管理部から取得される電圧から現在のバッテリーが蓄積している利用可能エネルギーを算出し、前記必要エネルギーと前記利用可能エネルギーとを比較することで航続の可否を判定する判定部と、を有することを特徴とする航続可否予測システム。
  2. 前記判定部は前記必要エネルギーを算出する際、前記車両重量情報に基づいた補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の航続可否予測システム。
  3. 前記判定部は、
    前記車両の現在の位置情報と目的地の位置情報とに対応する走行履歴情報が、前記走行履歴情報記憶部に記憶されていない時には、
    前記車両の現在の位置から目的地の位置までの高低プロフィール情報を前記ナビゲーション部から取得して必要エネルギーを算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の航続可否予測システム。
  4. 前記走行履歴情報記憶部に記憶される走行履歴情報は、運転者個人毎に設定されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の航続可否予測システム。
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