JP2010237404A - 画像表示装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラットパネルディスプレイにおいて、より狭い額縁が実現する実装構造を提供する。
【解決手段】第1の基板1と第2の基板2による封着後のパネル10において、カッターホイールで枠材の外端面に沿って基板1,基板2及び配線を割断し、割断面に露出した配線の断面に異方性導電接着部材11を介してフィルム状配線基板12を接続する。
【選択図】図2

Description

本発明はFED(電界放出ディスプレイ)、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどの平面型の画像表示装置とその製造方法に関するものである。
近年応用が拡大しているフラットパネルディスプレイは、公知のように板ガラスやプラスチックフィルムなど、概ね平面からなる絶縁性基板の表面にフォトリソグラフィや印刷等の技術で電子素子や配線等を形成し、これらを組み立てることで構成されている。そして、係るパネルに映像信号、走査信号、電源などを供給するには、これら基板の最外周に延在させた配線部に、フレキシブル回路基板や集積回路(IC)チップを電気的且つ機械的に接続することが一般的である。
図8は、従来の画像表示装置における実装構造の一例を示す断面模式図である。図8に示すように、一定間隔をおいて基板1,2を対向配置し、その周縁部に枠材3を配置して封止材4を介して封止してなるパネル10において、一方の基板2上に形成された配線5が枠材3の外側にまで引き出されている。そして、基板2の端部近傍において、配線5の端部が異方性導電接着部材11を介してフィルム状配線基板12に接続されている。
しかしながら、各種ディスプレイの、画像表示部分以外の外周領域(図8における枠材3及び該枠材3よりも外側の領域)、通称「額縁」は、製品意匠の面から極力狭いことが求められている。また、複数のディスプレイをタイル張り状に配置してより大きなディスプレイを構成する用途では、この額縁はさらに狭いことが求められている。
これらの問題を解決するため、例えば特許文献1には、FED基板の裏面に配線を形成してここに実装する方法を開示している。
特開2000−122571号公報
しかしながら、特許文献1の方法はパネル内部の配線を基板裏面の配線まで繋ぐ方法として、パネル額縁部側面に配線を形成するため、側面に形成された配線は結露や塵埃付着などによる腐食やショートを防止するために、別途封止する工程が必要となる。これでは額縁幅の増加となることに加えて、パネル製造コストが増加するなどの難点がある。
本発明の目的は、新たな実装構造により、額縁が狭く、製品意匠に優れた、或いはタイル貼り状配置に好適な画像表示装置を提供することにある。
本発明の第1は、一定の間隔をおいて互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、該第1の基板と第2の基板の周縁部において封止材を介して両基板の間に介在する枠材と、第2の基板の第1の基板との対向側に形成され、端部が枠材の外側にまで引き出された複数の配線とを有する画像表示装置であって、
前記枠材の外端面に沿って第1の基板及び第2の基板を割断することによって第1の基板及び第2の基板の端面が形成されており、
前記割断位置に露出した、各配線の配線端部と、前記封止材の外端面と、前記第2の基板の端面の少なくとも一部と、を連続して覆う異方性導電接着部材を介して、前記配線がフィルム状配線基板に接続されていることを特徴とする。
本発明の第2は、一定の間隔をおいて互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、該第1の基板と第2の基板の周縁部において封止材を介して両基板の間に介在する枠材と、第2の基板の第1の基板との対向側に形成され、端部が枠材の外側にまで引き出された複数本の配線とを有する画像表示装置の製造方法であって、
前記枠材の外端面に沿って第1の基板及び第2の基板を割断して第1の基板及び第2の基板の端面を形成する割断工程と、
前記割断工程によって割断位置に露出した、各配線の端部と、前記封止材の外端面と、前記第2の基板の端面の少なくとも一部と、を異方性導電接着部材で連続して覆い、各配線端部とフィルム状配線基板とを接続する接続工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、封止後のパネルを割断して割断面に露出した配線端部を異方性導電接着部材で覆い、フィルム状配線基板にて実装を行うことで、額縁幅を大幅に低減させることが可能となり、画像表示装置の小型軽量化を図ることができる。また、係る画像表示装置を複数枚タイル貼りして大型ディスプレイを形成する際の、パネル間の間隔を大幅に低減し、より自然で高品質な画像を提供することができる。また、基板の外に引き出された配線全体を異方性導電接着部材が封止するため、従来のようなパネル額縁部に剥き出しになる配線が無くなり、マイグレーション等の配線腐食による配線ショート不良を防止するための配線封止工程が不要になる。これによりディスプレイパネルの信頼性が向上することに加え、製造の1工程が無くなることで、封止材料費、封止装置コスト等を削減でき、パネル製造コストの大幅な削減と、製造タクトの大幅な短縮を実現させることが出来る。さらに、本発明では基板を割断して実装するため、異方性導電接着部材を接着する領域が清浄で面積も広くとれるため、従来よりもより良好な接着性が得られ、確実な実装を行うことができ、より信頼性の高い画像表示装置が提供される。
本発明の製造方法の一実施形態の工程を示す断面模式図である。 本発明の製造方法の一実施形態の工程を示す断面模式図である。 図1における割断工程の斜視図である。 本発明の製造方法の他の実施形態の工程を示す断面模式図である。 本発明の製造方法の他の実施形態の工程を示す断面模式図である。 本発明に係る実装構造の他の実施形態を示す断面模式図である。 図6にて示した実施形態の一工程を示す図である。 従来の画像表示装置の実装構造を示す断面模式図である。
本発明は、平面型の画像表示装置とその製造方法に関する。
本発明の画像表示装置は、一定の間隔をおいて互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、該第1の基板と第2の基板の周縁部において封止材を介して両基板間に介在する枠材と、第2の基板の第1の基板との対向側に形成された複数の配線とを有する。
本発明においては、先ず、枠材の外端面に沿って第1の基板及び第2の基板を割断する割断工程によって第1の基板及び第2の基板の端面を形成することに特徴を有する。尚、この割断工程においては、第2の基板に形成された配線を残して、第1の基板及び第2の基板だけを割断しても、或いは、配線も第1の基板及び第2の基板と同様に割断しても、いずれでも良い。
上記割断工程の後、複数の配線端部を連続して熱硬化型の異方性導電接着部材(Anisotoropic Conductive Film、以下、ACFと記す)で覆い、該接着部材を介して各配線端部にフィルム状配線基板を接続する。この時、前記割断位置に露出した、各配線の配線端部と、前記封止材の外端面と、前記第2の基板の端面の少なくとも一部と、を該接着部材で連続して覆う。異方性導電接着部材は、エポキシ樹脂フィルム中に、直径が数μm程度の金属粒子或いは金属メッキを施した樹脂粒子を分散させた部材である。係る部材を配線の間に挟んで加熱、加圧すると、対向する配線同士のみが電気的に接続し、同時にフィルムが硬化して固定されるものである。この時、加圧されなかった領域は非導電性となる。
このように、本発明においては、基板を割断した後に配線端部をACFで覆うことから、従来の配線のように封止材で封止する必要がなく、より狭い額縁が実現する。
さらに、本発明においては、基板を割断することによって、より良い接着性が得られる。従来、基板端面でのACFの接着は、接着面積が小さく、その上、封着までの工程によってパネル外面が汚染されていることから、十分な接着性が得られなかった。本発明においては、基板が割断されていることから、端面が割断面で清浄化されており、接着性が高い。その上、基板を枠材の外端面に沿って割断していることから、第2の基板の端面は枠材の外端面に連続しており、ACFの接着面積を枠材にまで広げることができ、より接着性が向上する。
また、パネル封着までの工程において配線の表面は酸化や汚染によって電気的接続不足を生じているが、配線を基板と共に割断した場合には、酸化や汚染のない断面が露出することから当該問題も解消され、良好な接続を図ることができる。また、配線を残して割断した場合には、基板端面の延在領域において配線とフィルム状配線基板との接続をとるため、接続領域が広がり、良好な接続を図ることができる。
以下に、本発明の実施形態を挙げて本発明を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1及び図2に、本発明の製造方法の一実施形態を断面模式図にて示す。
図中、1は第1の基板、2は第2の基板であり、通常、ガラス基板である。3は第1の基板1と第2の基板2の間の間隔を一定に固定させるための枠材であり、材質はガラス等の絶縁体である。4は、基板1,2と枠材3とをそれぞれ接合し、基板1,2,枠材3にて囲まれたディスプレイパネル10の内部を気密封止するための封止材であり、材質はガラスフリット等の絶縁体である。気密封止されたディスプレイパネル10の額縁部、即ち、基板2の枠材3の外端面よりも外側の領域には、実装を行うための複数の取出し配線5がパネル内部より延在している。
一般に、封着工程においては、図1(a)に示すように、位置精度を考慮して枠材3は基板1,2の外周よりも若干内側に配置される。本発明においては、係る基板1,2の枠材3よりも外側に位置する領域を割断によって除去する。
先ず、パネル10の、配線5が形成されている基板2を切断する。基板2の裏面、即ち、配線5が形成されている面とは反対側の面に、カッターホイール6の刃先6aを接触させて、枠材3の外端面に沿って垂直クラック7を形成する〔図1(b)〕。この時、カッターホイール6の刃先6aは、枠材3の外端面と位置合わせされ、枠材3の外端面に沿って走査される。ここでカッターホイール6の刃先6aは、超鋼製又はダイヤモンド製が望ましい。
図1(b)に示すように、基板2に垂直クラック7が形成された段階では、垂直クラック7が基板2の厚さ方向の途中までしか達しておらず、基板2は完全に分断されていない。
次に、図1(c)に示すように、垂直クラック7が形成された基板2上の枠材3の外端面に沿って、鋭角な稜部8aを有する押さえ板8を位置決めし固定する。これにより、図3(a)に示すように、配線5は基板2と押さえ板8によって挟まれて、配線5が基板1に押圧された状態となる。
次に、図1(c)に示すように、鋭角な稜部8aを有する押さえ板8と基板2の枠材3の外端面よりも外側の領域とを、配線5を支点として、矢印方向に回転させる。これによって、割断位置に厚み方向の成分を有する力を加える。この工程によって、基板2が2つに分断される。ここまでの工程では、基板2上の配線5は分断されていない。
続いて、図1(d)に示すように、回転された押さえ板8と基板2の端部をほぼ水平な元の状態に戻す。
次に、押さえ板8を、図1(e)、図3(b)に示すように、基板2の厚さ方向に平行で、パネル10の外側に向かう矢印方向に移動させる。押さえ板8が矢印方向に移動すると、押さえ板8の鋭角な稜部8aによって基板2上の配線5にせん断力が加わる。この工程によって、配線5は、割断位置で分断する力が加えられることになり、割断される〔図1(f)〕。
次に、パネル10の基板2側を上にしてパネル10の基板1を切断する。
先ず、基板1の裏面、即ち、枠材3が配置されている面とは反対側の面に、カッターホイール6の刃先6aを接触させて、枠材3の外端面に沿って垂直クラック7を形成する〔図2(g)〕。この時、カッターホイール6の刃先6aは、枠材3の外端面と位置合わせされ、枠材3の外端面に沿って走査される。
図2(g)に示すように、基板1に垂直クラック7が形成された段階では、垂直クラック7が基板1の厚さ方向の途中までしか達しておらず、基板1は完全に分断されていない。
次に、図2(h)に示すように、垂直クラック7を形成した面とは反対側の面にブレード9を落とす事により、基板1が2つに分断される。これにより、枠材3の外端面及び基板1,2の端面がディスプレイパネル10の最外端面となり、該端面に配線5の断面が露出する。
本発明においては、前記したように、上記分断工程を経ることで実装に係る基板2の端面として清浄な割断面を用いることができるが、さらに、係る割断面を研磨することも好ましく適用される。
次いで、図2(i)に示すように、複数の配線5の断面を覆ってACF11を仮接着する。この時、基板2と枠材3との間に露出した封止材4の端面と、基板2の端面の一部もACF11で覆われる。その後、フィルム状配線基板12をACF11を介して各配線5の断面に接続する。本実施例に用いられるフィルム状配線基板12は、テープキャリアパッケージ(Tape Carrier Package,以下、TCPと記す)である。TCPは、厚さ数十μm程度のポリイミドフィルムに、所定のパターンを有する数十μm程度の銅箔を貼り合わせたものである。本例で用いたTCP12には、パネル駆動用集積回路13が搭載されているが、本発明では特に集積回路13が搭載されていないフィルム状配線基板であっても良い。
係るTCP12の各配線とディスプレイパネル10の各配線5とがそれぞれ接続されるように、位置合わせをしてTCP12をACF11に接着し、加熱、加圧する。
以上の構成により、従来よりもディスプレイパネル10の額縁幅を大幅に減少させて実装を行うことが可能となり、ディスプレイパネル1枚の小型軽量化に貢献できる。さらに、ディスプレイパネル複数枚をタイル貼りして大型ディスプレイを形成する際のディスプレイパネル同士の間隔を大幅に減少させ、より自然で高品質な画像を提供することが可能となる。
また、本実施形態においては、図2(h)の工程と、図2(i)の工程との間において、図6(a)に示すように、配線5の断面を覆う電極パッド15を形成してもよい。このようにして、電極パッド15を形成してから、図6(b)に示すようにACF11を介してTCP12を接続することで、ACF11内の導電粒子の接触面積が増加し、より良好な接続を図ることができる。係る電極パッド15としては、金、銀、銅などの金属膜などを、スクリーン印刷、スパッタ、メッキ、インクジェット方式などの方法で各配線5の断面を覆うように形成すればよい。電極パッド15の厚みは5μm程度であり、1mm程度の額縁寸法に対してはほぼ無視しうる値である。
封止後のパネル10に新たな電極パッド15を形成する工程においては、パネル10に加わる熱や力等の負荷による応力が小さいことが望ましい。そのため、形成方法としては、低温で且つ非接触で電極パッド15を形成しうるインクジェット方式が好ましく用いられる。具体的には、配線5を銅で形成し、銀ナノ粒子を含有するアルバックマテリアル(株)製の「ナノメタルインク L−AglT(製品名)」をインクジェット方式で配線5の端面に付与し、180℃で1時間焼成することで、電極パッド15を形成することができる。
図7(a)乃至(c)に電極パッド15をインクジェット方式にて形成する際の、パネル10とインクジェットヘッド21との関係図を示す。図7(a)では、パネル10は水平配置のままで、インクジェットヘッド21を垂直に配置し、吐出面(ノズル面)を配線5の端面に向ける。所望の配線形状に必要な回数分だけ、インクジェットヘッド21を移動させながらインク22を吐出することで、電極パッド15を形成することができる。また、図7(b)では、パネル10を複数枚重ね、配線5の端面を上方に向けて配置し、連続的にインク22を吐出することで、複数枚のパネル10の電極パッド15を連続的に形成することもできる。この図7(b)に示される方法によれば、電極パッドの形成工程のタクトを大幅に短縮することが可能となる。
本実施例では、インクジェット方式による電極パッド15を形成する際、インクジェットヘッド21のノズルから吐出されるインク22を、連続ではなく、間隔(例えば、数十μm程度)を空けて着弾させる。次に、最初に着弾したインクがある程度乾いてから、再び、インク22を吐出させ、上記間隔を埋める。これは、最初に着弾したインクが乾く前に次のインクを重ねて着弾させると、インク同士の滲みが生じ、所望の電極パッドの形状を形成できない場合が有るからである。上記一連の工程により、ACFと配線との良好な接続を得る上で有効な電極パッドの形状を形成することができる。また、上記の有効な電極パッドの形状を形成するには、上記一連の工程を、複数回繰り返すことがより好ましい。また図7(c)のように、インクの乾きを速くするために、電極パッド15の形成領域、即ち配線5の端面近辺を外部ヒータ23により一定の温度(70乃至80℃)に加熱しておくことも有効である。これにより着弾したインクが素早く乾き、電極パッド形成工程タクトを短縮できることに加えて、より高い精度で所望の配線形状(配線高さ、幅等)を得ることができる。
(第2の実施形態)
図4及び図5に、本発明の製造方法の他の実施形態の工程図を示す。図中、図1、図2、図3と同じ部材には同じ符号を付した。
先ず、封着がなされた後のパネル10〔図4(a)〕を用意し、第1の実施形態と同様に、基板2の裏面の枠材3の外端面に沿って鉛直クラック7を形成する〔図4(b)〕。
次に、図4(c)に示すように、基板2の垂直クラック7を形成した面とは反対側の面にブレード9を落とすことにより、基板2が2つに分断される。この状態で、図4(d)に示すように、端部側の基板2を、厚さ方向に平行で、パネル10の外側に向かう矢印方向に移動させ、基板2の割断した端部領域を配線5から剥離させる。
次いで、パネル10の基板1側を下にし、上記基板2の割断と同様にして、枠材3の外端面よりも外側に突出している基板1の端部を割断する〔図5(f)、(g)〕。
本例においても、必要に応じて、基板1,2の割断面を研磨しても良い。
次に、基板2の端面及び枠材3の端面より突出した配線5の端部にACF11を接着し〔図5(h)〕、基板2の端面側に押圧して配線5の端部を該端面に延在させ〔図5(i)〕、該ACF11を介してTCP12を各配線5に接続する〔図5(j)〕。
本例においては、基板1,2の割断工程において配線5が割断されず、基板2の端面から突出した配線5の端部が基板2の端面に沿って延在することで、TCP12との接続面積を広くとることができ、良好な電気的接続を図ることができる。
1 第1の基板、2 第2の基板、3 枠材、4 封止材、5 配線、6 カッターホイール、6a 刃先、7 垂直クラック、8 押さえ板、9 ブレード、10 パネル、11 異方性導電接着部材、12 フィルム状配線基板、13 パネル駆動用集積回路、15 電極パッド

Claims (10)

  1. 一定の間隔をおいて互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、該第1の基板と第2の基板の周縁部において封止材を介して両基板の間に介在する枠材と、第2の基板の第1の基板との対向側に形成され、端部が枠材の外側にまで引き出された複数の配線とを有する画像表示装置であって、
    前記枠材の外端面に沿って第1の基板及び第2の基板を割断することによって第1の基板及び第2の基板の端面が形成されており、
    前記割断位置に露出した、各配線の配線端部と、前記封止材の外端面と、前記第2の基板の端面の少なくとも一部と、を連続して覆う異方性導電接着部材を介して、前記配線がフィルム状配線基板に接続されていることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記配線が、枠材の外端面に沿って割断され、割断によって形成された配線端部の断面を異方性導電接着部材が覆っている請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記各配線端部の各断面をそれぞれ電極パッドが覆い、複数の電極パッドを異方性導電接着部材が連続して覆い、該電極パッド及び異方性導電接着部材を介して各配線がフィルム状配線基板に接続されている請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記封止材より突出した配線端部が第2の基板の端面に沿って延在し、該延在領域が異方性導電接着部材を介してフィルム状配線基板に接続されている請求項1に記載の画像表示装置。
  5. 一定の間隔をおいて互いに対向する第1の基板及び第2の基板と、該第1の基板と第2の基板の周縁部において封止材を介して両基板の間に介在する枠材と、第2の基板の第1の基板との対向側に形成され、端部が枠材の外側にまで引き出された複数の配線とを有する画像表示装置の製造方法であって、
    前記枠材の外端面に沿って第1の基板及び第2の基板を割断して第1の基板及び第2の基板の端面を形成する割断工程と、
    前記割断工程によって割断位置に露出した、各配線の端部と、前記封止材の外端面と、前記第2の基板の端面の少なくとも一部と、を異方性導電接着部材で連続して覆い、各配線端部とフィルム状配線基板とを接続する接続工程と、
    を有することを特徴とする画像表示装置の製造方法。
  6. 前記割断工程において、枠材の外端面に沿って配線を割断し、割断によって形成された配線端部の断面を異方性導電接着部材で覆う請求項5に記載の画像表示装置の製造方法。
  7. 前記各配線端部の各断面をそれぞれ電極パッドで覆った後、複数の電極パッドを異方性導電接着部材で連続して覆い、該電極パッド及び異方性導電接着部材を介して各配線をフィルム状配線基板に接続する請求項6に記載の画像表示装置の製造方法。
  8. 前記電極パッドをインクジェット方式により形成する請求項7に記載の画像表示装置の製造方法。
  9. 前記割断工程において、前記配線を割断せずに第1の基板及び第2の基板の端面より突出させ、突出した配線端部を折り曲げて第2の基板の端面に沿って延在させ、該延在領域を異方性導電接着部材を介してフィルム状配線基板に接続する請求項5に記載の画像表示装置の製造方法。
  10. 前記割断工程によって形成された割断面を研磨する工程を有する請求項5乃至9のいずれかに記載の画像表示装置の製造方法。
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