JP2010236602A - ボールねじスプライン - Google Patents

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Abstract

【課題】スプライン軸の全長に対するボールねじナットのストローク量を十分に確保しつつも、かかるスプライン軸の全長を短縮して極限まで小型化することが可能なボールねじスプラインを提供する。
【解決手段】ねじ軸と、多数のボールを介してねじ軸に螺合するボールねじナットと、このボールねじナットの外側に多数のボールを介して組みつけられ上記ボールねじナットの軸方向に往復自在なスプラインナットとを備え、前記ボールねじナットは同一外径で一体に形成されたねじ部及び延設部を有し、ねじ部の内周面にはねじ軸側のボール転動溝と相まってボールの負荷通路を形成する負荷転動溝と、隣合う負荷転動溝を連結して上記ねじ軸の周囲一巻き分の無限循環路を形成するボール戻し通路とが形成され、前記ボールねじナットの外周面にはねじ部と延設部とにわたって上記スプラインナット用のボール転動溝が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動モータの駆動により所望のストローク量を得ることが可能な電動アクチュエータ等に利用されるボールねじスプラインに関する。
例えば、この種のボールねじスプラインを利用した電動アクチュエータとしては、特開平11−303966号公報に開示されるものが知られている。かかるボールねじスプラインは筒状のシリンダと、このシリンダの一端に配置されるスプラインナットと、前記シリンダの中空部内に配置されると共に前記スプラインナットによって案内される中空状のスプライン軸と、このスプライン軸の中空部内に配置されるねじ軸とから構成されている。
前記ねじ軸の外周面にはボールが転動するねじ溝が螺旋状に形成される一方、このねじ軸は前記シリンダの一端に固定されたモータによって回転駆動される。一方、前記スプライン軸の一端はボールナット部となっており、その内周面には前記ねじ軸のねじ溝に対向するねじ溝が形成され、多数のボールを介してねじ軸に螺合している。
また、前記スプライン軸の外周面には軸方向に沿って複数条のボール転走溝が形成され、前記スプラインナットは前記ボール転走溝を転走する多数のボールを介して前記スプライン軸に組みつけられている。
前記スプライン軸のボールナット部に対してボールの無限循環路を形成するため、かかるスプライン軸の一端部の外周面には切欠平面部が形成されており、この切欠平面部には前記ボールナット部のねじ溝の一端まで転走してきたボールを当該ねじ溝の他端に戻すためのリターンチューブが固定されている。このリターンチューブは前記スプライン軸の外周面から半径方向外側に突出しており、このため前記スプライン軸の外周面に形成されたボール転走溝はボールナット部と重ならない範囲で設けられている。
以上の構成からなる電動アクチュエータでは、前記モータによってねじ軸を回転させると、前記シリンダに固定されたスプラインナットがスプライン軸の回り止めとして機能していることから、前記ねじ軸に螺合したスプライン軸がねじ軸の回転に応じて軸方向へ移動することになる。すなわち、ねじ軸の回転量に応じたストローク量がスプライン軸に与えられる。
特開平11−303966号公報
しかし、説明してきたようなボールねじスプラインでは、前記スプライン軸の外周面からボールナット部のリターンチューブが突出しているので、前記スプラインナットはスプライン軸のボールナット部上には移動不能である。すなわち、前記スプラインナットはスプライン軸の全長にわたって移動することができず、スプライン軸のストローク量に比べてスプライン軸の全長を長く設定する必要があった。このことは、前記ボールねじスプラインを利用した電動アクチュエータの大型化を招いていた。
本発明はこのような課題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、スプライン軸の全長に対するボールねじナットのストローク量を十分に確保しつつも、かかるスプライン軸の全長を短縮させて電動アクチュエータ全体を極限まで小型化することが可能なボールねじスプラインを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明のボールねじスプラインは、外周面に螺旋状のボール転動溝が形成されたねじ軸と、略円筒状に形成され、多数のボールを介して上記ねじ軸に螺合するボールねじナットと、このボールねじナットの外側に多数のボールを介して組みつけられると共に当該ボールの無限循環路を有し、上記ボールねじナットの軸方向に往復自在なスプラインナットとを備えている。
前記ボールねじナットは同一外径で一体に形成されたねじ部及び延設部を有し、上記ねじ部の内周面には、上記ねじ軸側のボール転動溝と対向して当該ボール転動溝と相まってボールの負荷通路を形成する負荷転動溝と、隣合う負荷転動溝を連結して上記ねじ軸の周囲一巻き分の無限循環路を形成するボール戻し通路とが形成されている。
前記ボールねじナットの外周面には、上記ねじ部と延設部とにわたって上記スプラインナット用のボール転動溝が形成され、このスプラインナット用のボール転動溝は上記ボールねじナットの周方向に関し上記ボール戻し通路と重ならない位置に形成されている。
このような本発明のボールねじスプラインによれば、前記ボールねじナットのねじ部及び延設部が同一外径で一体に形成され、更に、かかるねじ部の内周面にボール戻し通路が形成されていることから、ボールの無限循環路を構成する部材が当該ボールねじナットの外周面から突出することがない。このため、前記スプラインナットはボールねじナットの全長にわたって移動することができる。すなわち、ボールねじナットの全長に応じた前記ボールねじナットのストローク量を確保することが可能となる。これにより、本発明のボールねじスプラインを利用した電動アクチュエータの小型化を図ることができる。
本発明のボールねじスプラインの側面図である。 図1に示すボールねじスプラインの正面図である。 ボールねじナットの一部を切り欠いた側面断面図である。 ボールねじナットの外周面を示す平面図である。 ボール戻し部材の外観を示す正面図である。 ボール戻し部材の底面図である。 図1に示すスプラインナットの一部を切り欠いた斜視図である。
以下、添付図面に沿って本発明のボールねじスプラインを詳細に説明する。
図1及び図2は本発明を適用したボールねじスプラインの一例を示すものであり、図1は側面図、図2は正面図である。
このボールねじスプライン1は、ねじ軸2と、略円筒状に形成されると共にこのねじ軸2に多数のボール5を介して螺合されるボールねじナット3と、略円筒状に形成されると共に多数のボール6を介して前記ボールねじナット3の外側に組みつけられるスプラインナット4とから構成されている。
前記ねじ軸2はボール転動溝20を有しており、このボール転動溝20は当該ねじ軸2の外周面に沿って所定のリードで螺旋状に形成されている。ここで、リードとはねじ軸2が1回転する際に、前記ボール転動溝20がねじ軸2の軸方向に進行する距離である。また、ねじ軸2の各ボール転動溝20の間に山部21が形成されている。
図3及び図4はボールねじナットを示すものであり、図3はその一部を切り欠いた側面断面図、図4は外周面を示す平面図である。
このボールねじナット3は同一外径で一体に形成されたねじ部31と延設部32とから構成されており、これらねじ部31及び延設部32は共に前記ねじ軸2が貫通する貫通孔を有している。かかるねじ部31の内周面にはねじ軸2のボール転動溝20に対向する負荷転動溝33が螺旋状に形成されている。この負荷転動溝33とねじ軸2のボール転動溝20とが互いに対向することにより、ボール5が荷重を負荷しながらねじ軸2の周囲を転動する螺旋状の負荷通路が形成されることになる。
一方、前記ボールねじナット3のねじ部31には、後述するボール戻し部材7が装着される長孔状の挿入孔34が設けられている。図2に示すように、この挿入孔34は前記ボールねじナット3の周方向に対して120度毎に等間隔に配置されており、また、図3に示すように、ボールねじナット3の軸方向に沿って二つの挿入孔34が直列に設けられている。すなわち、ボールねじナット3のねじ部31の外周面には6つの挿入孔34が設けられている。また、前記挿入孔34の長手方向の両縁には前記ボール戻し部材7を係止する段部34a、34aが形成されている。
尚、図3は断面図のため、ボールねじナット3に対して4つの挿入孔34のみが描かれているが、他の2つの挿入孔34は図3の紙面手前側に位置しているため、描かれていない。
図5及び図6は前記ボール戻し部材7を示すものであり、図5はその外観を示す正面図、図6はその底面図である。
このボール戻し部材7は前記挿入孔34に合致にした外形を有しており、S字状に形成されたボール戻し通路71を有するボール戻し部7aと、前記挿入孔34の段部34a、34aに対応する凸部72、72を有する嵌合部7bとから構成されている。かかる嵌合部7bは前記ボール戻し部材7がボールねじナット3の挿入孔34に装着された際に、ボールねじナット3の外周面に突出することなく、完全に収容されるように形成されている(図2参照)。
前記ボール戻し部7aのボール戻し通路71はS字状に形成されており、前記ボール戻し部材7に向かってねじ軸2のボール転動溝20を転走してきたボール5の進行方向を変化させ、前記ねじ軸2の山部21を乗り越えさせて、1リード分前のボール転動溝20に戻すように構成されている。前記ボール戻し部材7がボールねじナット3の挿入孔34に装着されると、当該ボール戻し部材7のボール戻し通路71と前記ねじ軸2の周囲に形成された負荷通路によって、図1に示されるようなねじ軸2の周囲一巻分のボール5の無限循環路が完成することになる。そして、当該ボールねじナット3とねじ軸2との間に相対的な回転運動が生じると、ボール5が前記無限循環路の内部を循環し、前記ボールねじナット3がねじ軸2の軸方向へ移動することになる。
一方、前記ボールねじナット3の外周面には前記挿入孔34を避けるようにして前記スプラインナット4用のボール転動溝35が軸方向に沿って6条設けられている(図4参照)。これらボール転動溝35は2条一組でボールねじナット3の周方向に120度毎に配置されている。換言すれば、前記ボールねじナット3ではその周方向に関して、前記ボール戻し部材7の挿入孔34とスプラインナット4用のボール転動溝35が交互に配置されるようになっている(図2参照)。このスプラインナット4用のボール転動溝35はボールねじナット3のねじ部31及び延設部32にわたって、すなわち、ボールねじナット3の全長にわたって形成されている。
図7は図1に示されたスプラインナット4の一部を切り欠いた斜視図である。このスプラインナット4はナット本体41と、当該スプラインナット4を機械装置に固定するためのフランジ部42とから構成されている。これらナット本体41とフランジ部42は共に前記ボールねじナット3が貫通する貫通孔を有している。このフランジ部42にはスプラインナット4を固定する際に利用されるボルト孔が形成されている。
前記スプラインナット4のナット本体41は、ボール6が無限循環する無限循環路43をボールねじナット3に面した貫通孔の内周面に有している。この無限循環路43は、前記ボールねじナット3の外周面に形成されたスプラインナット4用のボール転動溝35と対向する負荷直線溝と、この負荷直線溝と平行に形成された無負荷直線溝と、これら負荷直線溝と無負荷直線溝との間でボール6の転走方向を180度転換させると共にこれら溝の間でボール6を往来させるボール偏向溝とから構成されている。この無限循環路43はその全域においてボールねじナット3に向けて開放されており、無限循環路43に配列されたボール6はボールねじナット3と面した状態で当該無限循環路43内を循環する。
前記無限循環路43内を荷重を負荷しながら転走するボール6に対しては予圧が与えられており、ボールねじナット3とスプラインナット4との間のバックラッシュが排除され、スプラインナット4からボールねじナット3へ回転トルクを伝達する際も、かかるボールねじナット3を円滑に且つ精度良く軸方向へ進退させることができるように構成されている。
ここで、図2では示されているスプラインナット4用のボール転動溝35は2条で一対となるように形成されているが、前記スプラインナット4とボールねじナット3との間を転走するボール6に対しては予圧が与えられる状態であればよく、かかるスプラインナット4用のボール転動溝35を対となるように形成せずに、単一のスプラインナット4用のボール転動溝35として形成することもできる。
以上のように構成された本発明のボールねじスプライン1は、例えば、電動モータの駆動により所望のストローク量を得ることが可能な電動アクチュエータに利用される。その場合、前記ねじ軸2の他端に電動モータを連結させて当該ねじ軸2に回転駆動を与える一方、前記スプラインナット4をボルト等で前記電動アクチュエータのハウジングに固定して使用される。この場合、ねじ軸2に回転を与えると前記ボールねじナット3はスプラインナット4により周方向に回り止めされているので、かかるボールねじナット3がねじ軸2の回転量に応じて移動するようになる。これにより、前記電動アクチュエータに所望のストローク量を与えることができる。
そして、本発明のボールねじスプライン1によれば、前記ボール戻し部材7がボールねじナット3の外周面から突出することなく前記挿入孔34に装着されているので、従来のボールねじスプラインの如く、前記スプラインナット4の移動がねじ部31のボール戻し部材7により阻害されることがなく、かかるスプラインナット4はボールねじナット3の全長にわたって移動することが可能となる。すなわち、このボールねじナット3の全長に応じたボールねじナット3のストローク量を確保することが可能となる。それに伴って、本発明のボールねじスプラインを利用した電動アクチュエータの小型化を図ることができる。
なお、前述したボールねじスプラインの使用例はあくまで一例であって、例えば、前記ねじ軸2に回転駆動を与えずに、前記スプラインナット4に対して回転駆動手段を設けて回転駆動を与え、それによって前記ボールねじナットにスパイラル運動を与えることも可能である。
1…ボールねじスプライン、2…ねじ軸、20…ボール転動溝、3…ボールねじナット、31…ねじ部、32…延設部、33…負荷転動溝、34…挿入孔、35…スプラインナット用のボール転動溝、4…スプラインナット、43…ボールの無限循環路、5、6…ボール、7…ボール戻し部材、71…ボール戻し通路

Claims (3)

  1. 外周面に螺旋状のボール転動溝が形成されたねじ軸と、略円筒状に形成され、多数のボールを介して上記ねじ軸に螺合するボールねじナットと、このボールねじナットの外側に多数のボールを介して組みつけられると共に当該ボールの無限循環路を有し、上記ボールねじナットの軸方向に往復自在なスプラインナットとを備え、
    上記ボールねじナットは同一外径で一体に形成されたねじ部及び延設部を有し、
    上記ねじ部の内周面には、上記ねじ軸側のボール転動溝と対向して当該ボール転動溝と相まってボールの負荷通路を形成する負荷転動溝と、隣合う負荷転動溝を連結して上記ねじ軸の周囲一巻き分の無限循環路を形成するボール戻し通路とが形成され、
    上記ボールねじナットの外周面には、上記ねじ部と延設部とにわたって上記スプラインナット用のボール転動溝が形成され、このスプラインナット用のボール転動溝は上記ボールねじナットの周方向に関し上記ボール戻し通路と重ならない位置に形成されていることを特徴とするボールねじスプライン。
  2. 上記ボールねじナットが複数の無限循環路を備え、各無限循環路に対応した複数のボール戻し通路は当該ボールねじナットの周方向に等間隔で配置され、
    上記スプラインナット用のボール転動溝は等間隔に配置されたボール戻し通路の間に位置していることを特徴とする請求項1記載のボールねじスプライン。
  3. 上記ボール戻し通路は戻し部材に形成され、
    上記ボールねじナットには当該戻し部材を装着する貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のボールねじスプライン。
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