JP2010236438A - 内燃機関の潤滑システム、制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

内燃機関の潤滑システム、制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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雅夫 木下
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一弘 秋濱
Kazuya Kamimoto
和哉 神元
Naoki Tanimoto
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Abstract

【課題】シリンダボアの摩耗を抑制しつつ内燃機関の冷間時の始動性を向上させる。
【解決手段】潤滑システム2は、内燃機関1のピストン12及びシリンダボア14にオイルを噴射するオイルジェット250を含む潤滑装置200と、潤滑装置200へのオイルの供給量を調整するオイルコントロールバルブ26と、内燃機関1の始動開始から内燃機関の動作状態が所定の条件を満たしている間、オイルジェット250からのオイルの噴射を停止させるようにオイルコントロールバルブ26を制御する制御部30と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の潤滑システム、制御方法、及び制御プログラムに関する。
内燃機関の潤滑装置として、例えば、特許文献1に記載の技術のように、ピストン及びシリンダボアの少なくとも一方にオイルを噴射するオイルジェットを備えるものが知られている。
ピストンやシリンダボアにオイルを噴射することで、シリンダボアの摩耗を抑制するとともにピストンやシリンダボアを冷却することができる。
特開2006−138307号公報
ところで、内燃機関の冷間時の始動性を向上させるためには、ピストン及びシリンダ内の温度をより短い時間で上昇させることが好ましい。しかしながら、シリンダボアの摩耗を抑制するためにピストンやシリンダボアにオイルを噴射すると、ピストンやシリンダボアが冷却され、冷間時の始動性を低下させる要因となり得る。
本発明は、シリンダボアの摩耗を抑制しつつ内燃機関の冷間時の始動性を向上させることを目的の1つとする。
本発明の1つの態様の潤滑システムは、内燃機関の潤滑システムであって、前記内燃機関のピストン及びシリンダ内壁の少なくとも一方に潤滑油を噴射する噴射部と、前記噴射部から噴射される潤滑油の量を調整する調整部と、前記内燃機関の始動開始から前記内燃機関の動作状態が所定の条件を満たしている間、前記調整部が前記噴射部からの潤滑油の噴射を停止させるように前記調整部を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
前記制御部は、前記内燃機関の始動開始から、前記内燃機関の冷却水又は潤滑油の温度が予め設定された閾値以下である間、前記調整部が前記噴射部からの潤滑油の噴射を停止させるように前記調整部を制御するものであってよい。
また、前記制御部は、前記内燃機関の始動開始から、前記内燃機関の冷却水又は潤滑油の温度が予め設定された閾値以下であり、かつ、前記内燃機関に対する負荷を表す情報が予め設定された基準以下の負荷を表す間、前記調整部が前記噴射部からの潤滑油の噴射を停止させるように制御するものであってよい。
前記内燃機関に対する負荷を表す情報は、前記内燃機関の回転数、前記内燃機関における燃料噴射量、及び前記内燃機関を搭載した車両におけるアクセル踏込量のいずれかであってよい。
前記制御部は、さらに、前記内燃機関の冷却水又は潤滑油の温度が前記予め設定された閾値を超えた場合に、前記調整部が前記噴射部に潤滑油を噴射させるように前記調整部を制御するものであってよい。
本発明の1つの態様の内燃機関の潤滑システムにおいて、前記噴射部への潤滑油の供給経路を通る潤滑油の少なくとも一部をオイルパンに導く配管をさらに備え、前記調整部は、前記配管に送られる潤滑油の量を調整することで前記噴射部への潤滑油の供給量を調整し、これにより前記噴射部から噴射される潤滑油の量を調整するものであってよい。
また、本発明の1つの態様の内燃機関の潤滑システムにおいて、前記調整部は、前記噴射部への潤滑油の供給経路上に設けられたバルブを有し、当該バルブの開度は、前記制御部からの制御信号に従って可変であってよい。
本発明の1つの態様の制御方法は、内燃機関の潤滑システムを制御する制御方法であって、前記潤滑システムは、前記内燃機関のピストン及びシリンダ内壁の少なくとも一方に潤滑油を噴射する噴射部と、前記噴射部から噴射される潤滑油の量を調整する調整部と、を備え、前記内燃機関の始動開始から前記内燃機関の動作状態が所定の条件を満たしている間、前記調整部が前記噴射部からの潤滑油の噴射を停止させるように前記調整部を制御するステップ、を含むことを特徴とする。
本発明の1つの態様の制御プログラムは、内燃機関の潤滑システムを制御する制御プログラムであって、前記潤滑システムは、前記内燃機関のピストン及びシリンダ内壁の少なくとも一方に潤滑油を噴射する噴射部と、前記噴射部から噴射される潤滑油の量を調整する調整部と、を備え、コンピュータに、前記内燃機関の始動開始から前記内燃機関の動作状態が所定の条件を満たしている間、前記調整部が前記噴射部からの潤滑油の噴射を停止させるように前記調整部を制御するステップ、を実行させることを特徴とする。
本発明によると、シリンダボアの摩耗を抑制しつつ内燃機関の冷間時の始動性を向上させることができる。
内燃機関の潤滑システムの構成の例を示す図である。 オイルジェットに供給されるオイルの油圧とシリンダボアの摩耗率との関係の一例を示す図である。 制御部で行われる処理の手順の例を示すフローチャートである。 内燃機関の潤滑システムの構成の他の例を示す図である。 図4に例示する潤滑装置の断面図である。 エンジン始動時の各種のパラメータの時間変化の例を示す図である。
図1に、本発明の1つの実施形態による内燃機関の潤滑システムの例を示す。図1を参照し、内燃機関1はエンジンであり、内燃機関1には、潤滑システム2が備える潤滑装置200が設けられる。
内燃機関1は、シリンダブロック10と、シリンダブロック10のシリンダボア14に収納されたピストン12と、を有する。ピストン12は、コネクティングロッド16によりクランクシャフト18に接続されている。ピストン12が往復運動することで、この往復運動がコネクティングロッド16により回転運動に変換され、クランクシャフト18が回転する。ピストン12の外周にはリング溝が設けられ、このリング溝にピストンリング(図示しない)が嵌め合わせられる。
エンジンとしては、ガソリンエンジンおよびディーゼルエンジンのいずれをも用いることができる。さらに、ガソリンエンジンの場合、燃焼室内に直接燃料を噴射する、いわゆる直噴型エンジンとしてもよく、ポート内で燃料を噴射するエンジンとしてもよい。
さらに、ディーゼルエンジンの場合には、ピストン12の頂部がえぐられて燃焼室を構成し、この燃焼室に直接燃料を噴射する、いわゆる直噴型のディーゼルエンジンを採用してもよく、さらに副室に燃料を噴射する、いわゆる副室式のディーゼルエンジンを採用してもよい。
潤滑システム2は、潤滑装置200、オイルパン20、オイルストレーナ22、オイルポンプ24、オイルコントロールバルブ26、オイルクーラ28、及び制御部30を備える。なお、図1において、実線矢印はオイル(潤滑油)の流れを示し、破線矢印は各種の信号の流れを示す。
潤滑装置200は、オイルジェット250を備える。オイルジェット250は、矢印S,Pで示す2方向に分岐したノズルを有し、オイルジェット250から、各矢印S,Pの方向にオイルが噴射される。
矢印Sで示す方向に噴射されたオイルはシリンダボア14(ボア壁)に接触してシリンダボア14とピストン12との摩擦を低減させる。すなわち、矢印Sで示す方向に噴射されたオイルはシリンダボア14の表面に油膜を形成し、この油膜がピストン12と接触することで、ピストン12とシリンダボア14との直接的な接触を防止し、摩擦抵抗が低減される。
矢印Pで示す方向に供給されたオイルはピストン12の裏面と衝突し、ピストン12の熱を奪う。熱を奪ったオイルは下部方向に落下し、オイルを溜めておく容器であるオイルパン20へ集められる(矢印g)。
オイルパン20に集められたオイルは、オイルポンプ24によりオイルパン20から吸い上げられ、オイル内の異物を除去するフィルタであるオイルストレーナ22を通り、さらに、オイルコントロールバルブ26及びオイルを冷却するオイルクーラ28を通って、潤滑装置200に供給される。
本実施形態の潤滑システム2は、潤滑装置200へのオイルの供給経路(矢印a,b,c,d,e)を通るオイルの少なくとも一部をオイルパン20へ導く経路fを備える。経路fは、例えば、潤滑装置200へのオイルの供給経路を実現する配管の中途に、オイルパン20に向かって分岐する配管を設けることで実現される。
オイルコントロールバルブ26は、潤滑装置200へのオイルの供給量(矢印d,eの経路を通るオイルの量)及びオイルパン20に戻すオイルの量(矢印fの経路を通るオイルの量)を調整する。オイルコントロールバルブ26の開度は、制御部30からの制御信号に従って変化する。オイルコントロールバルブ26は、潤滑装置200に供給されるオイルの油圧を調整して潤滑装置200に供給されるオイルの量を調整するものであるとも言える。
制御部30は、内燃機関1及びこれを搭載した車両に設けられる各種のセンサ(図示しない)から取得される検出値を用いて、潤滑装置200へのオイルの供給量を制御する。例えば、制御部30は、内燃機関1の冷却装置(図示しない)に設けられる水温センサからエンジン冷却水温を取得し、取得したエンジン冷却水温に従って決定した量のオイルが潤滑装置200に供給されるようにオイルコントロールバルブ26の開度を制御する制御信号を生成する。生成された制御信号はオイルコントロールバルブ26に対して出力され、オイルコントロールバルブ26の開度は、この制御信号に従った開度に調節される。
また、制御部30は、エンジン負荷を表す情報をさらに取得し、エンジン冷却水温だけでなくエンジン負荷も参照して、潤滑装置200へのオイルの供給量を制御することもある。本実施形態では、制御部30は、エンジン負荷を表す情報として、エンジン回転数、アクセル踏込量、及び燃料噴射量の少なくともいずれかを用いる。エンジン回転数は、例えば、クランクシャフト18付近に設けられるクランク角センサから取得される。アクセル踏込量は、例えば、内燃機関1を搭載した車両のアクセルのアクセル位置を検出するアクセルポジションセンサから取得される。燃料噴射量は、例えば、制御部30とは別個の制御装置(図示しない)であってエンジンの吸入空気量、エンジン冷却水温、及びエンジン回転数などに基づいて燃料噴射量を制御する制御装置から取得すればよい。あるいは、制御部30において、燃料噴射量の決定に必要な各種のパラメータを対応する各種センサから取得して燃料噴射量を算出してもよい。
制御部30は、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置とCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの演算装置とを備えるコンピュータ(又はマイクロコンピュータ)により実現される。すなわち、制御部30が行う後述の処理を記述したプログラムを記憶装置に記憶させておき、当該プログラムを演算装置が記憶装置から読み出して実行することでコンピュータが制御部30として機能する。また例えば、エンジンの動作に関する各種の制御を行うECU(Electronic Control Unit)の機能の一部として制御部30を実現してもよい。
本発明の発明者らは、研究の結果、冷間時の内燃機関の作動において、オイルジェットからのオイルの噴射を停止させると、オイルの噴射を行う場合と比較して摩耗量が小さくなることを見出した。
図2は、発明者らによる試験の結果の一例を表すグラフである。図2のグラフは、エンジン冷却水温を約40℃に保ち、所定のエンジン回転数及びエンジン負荷条件でエンジンを3時間作動させた場合の、オイルジェットへ供給されるオイルの油圧とシリンダボアの摩耗量との関係を示す。オイルジェットへ供給されるオイルの油圧は、オイルジェットへ供給されるオイルの量に対応する。この試験では、RI(放射性同位体)を用いてシリンダボアの摩耗量の計測を行った。RIを用いた摩耗量の計測では、まず、シリンダボアにおいてピストンが上下する範囲のボア壁の一部に、例えばサイクロトロンで加速した粒子を照射することで、ボア壁の表面の一部を放射化(放射性同位体を生成)する。さらに、オイルの循環路上(例えば、図1の経路a,b,c,d,e,gを含む循環路)に放射線検出器を設けておく。その上で、上述の試験条件下でエンジンを作動させる。シリンダボアのボア壁の放射化された部位が摩耗すると、オイルに放射性同位体が含まれることになるため、放射線検出器によりオイルからの放射線を検出することで、シリンダボアの摩耗量を検出できる。
図2のグラフにおいて、油圧(単位:kPa)が127,159,243である各場合のシリンダボアの摩耗量(単位:μg/時間)は、それぞれ、43,117,110である。図2の例の試験に用いたオイルジェットでは、供給されるオイルの油圧が200kPa以下であるときはオイルが噴射されない。図2によると、油圧が最小(127kPa)のときに摩耗量も最小(43μg/時間)である。
オイルジェットに供給されるオイルの油圧が小さい程、シリンダボアとピストンとの間の油膜が薄くなることから、シリンダボアの摩耗量が大きくなることが予想される。しかしながら、エンジン冷却水温を冷間時の温度(例えば、約40℃以下)としてエンジンの動作条件(回転数及び負荷の条件)を変えて行った上述のような摩耗試験の結果では、図2にその一例を示すように、油圧が最小のときに摩耗量も最小となった。
以上、発明者らにより、冷間時には、オイルジェットからのオイルの噴射を停止させると、オイルの噴射を行う場合よりもシリンダボアの摩耗を抑制できることが見出された。この知見を用いて、本実施形態の潤滑システム2では、内燃機関1の冷間始動時に潤滑装置200へのオイル供給を停止させる制御を行う。すなわち、冷間始動時には、オイル噴射を行わなくても摩耗率は低く抑えられるためオイル噴射を行わない。冷間始動時にオイル噴射を行わないことでピストン及びシリンダの冷却を防ぎ、ピストン及びシリンダの温度上昇の促進し、これにより始動性の向上が期待される。
図3は、内燃機関1の始動時に制御部30が行う処理の手順の例を示すフローチャートである。制御部30は、例えば、図示しないスタートスイッチをONにしたことを示すイグニション信号IGなど、内燃機関1の始動を指示する信号を取得したときに、図3の例の手順の処理を開始する。
図3を参照し、制御部30は、まず、図示しない水温センサからエンジン冷却水温を取得する(ステップS10)。次に、取得したエンジン冷却水温が予め設定された閾値以下であるか否かを判定する(ステップS20)。ステップS20の閾値は、例えば40℃に設定される。ただし、この閾値は、40℃に限られず、始動時にオイルジェット250によるオイル噴射を停止していてもシリンダボアの摩耗が抑制されることが事前の試験などにより判明しているエンジン冷却水温の値に設定すればよい。例えば、60℃以下の温度をステップS20の閾値として用いることができる。
エンジン冷却水温が閾値以下である場合(ステップS20でYES)、制御部30は、エンジン負荷を表す情報を取得する(ステップS30)。本実施形態では、エンジン負荷を表す情報は、エンジン回転数、アクセル踏込量、及び燃料噴射量の少なくともいずれかである。
ステップS40では、制御部30は、ステップS30で取得したエンジン負荷情報が予め設定された基準以下の負荷を表すものであるか否かを判定する。例えば、ステップS30でエンジン回転数を取得していれば、エンジン回転数が予め設定された閾値(例えば、1200rpm)以下であるか否かを判定し、アクセル踏込量を取得していれば、アクセル踏込量が予め設定された閾値以下であるか否かを判定する。また、燃料噴射量を取得(又は算出)していれば、燃料噴射量が予め設定された閾値(例えば、20mm3/stroke)以下であるか否かを判定する。ステップS40の判定では、エンジン回転数、アクセル踏込量、及び燃料噴射量のうち、いずれか1つのみについて上述の判定を行ってもよいし、2つ以上を用いて判定してもよい。2つ以上を用いる場合、例えば、すべてが閾値以下であればエンジン負荷が基準以下であると判定し、閾値を超えるものがあればエンジン負荷が基準を超えていると判定する。
エンジン負荷が基準以下であると判定されると(ステップS40でYES)、制御部30は、オイルジェット250からのオイル噴射を停止させる制御を行う(ステップS60)。例えば、制御部30は、オイルが経路dではなく経路fへ進むようなオイルコントロールバルブ26の開度を指示する制御信号を生成し、生成した制御信号をオイルコントロールバルブ26に対して出力する。この制御信号を取得したオイルコントロールバルブ26の開度は、経路dを閉じ、経路fを開くように調節される。これにより、潤滑装置200にオイルは供給されず、オイルジェットからのオイル噴射は停止される。
ステップS60の後、処理はステップS10に戻る。
一方、エンジン冷却水温が閾値を超えている場合(ステップS20でNO)又はエンジン負荷が基準を超えている場合(ステップS40でNO)、制御部30は、潤滑装置200にオイルを供給させる制御、すなわち、オイルジェット250からオイルを噴射させる制御を行う(ステップS50)。例えば、制御部30は、オイルが経路fではなく経路dへ進むようなオイルコントロールバルブ26の開度を指示する制御信号を生成し、生成した制御信号をオイルコントロールバルブ26に対して出力する。この制御信号を取得したオイルコントロールバルブ26の開度は、経路dを開き、経路fを閉じるように調節される。
ステップS50の後、図3の例の手順の処理は終了する。
図3の例の手順の処理によると、内燃機関1の始動開始から、エンジン冷却水温が閾値以下かつエンジン負荷が基準以下である間は、オイルジェット250からのオイル噴射が停止される。また、エンジン冷却水温が閾値を超えるか、あるいは、エンジン負荷が基準を超えると、オイルジェット250からのオイル噴射が開始される。
なお、図3の例の手順の処理では、エンジン冷却水温及びエンジン負荷について条件判定を行うが、他の処理の例では、制御部30は、エンジン負荷についての条件判定を省略してもよい。つまり、図3のフローチャートからステップS30,S40を除いた手順の処理を行ってもよい。
図4に、本発明の他の1つの実施形態の潤滑システムの構成の例を示す。図4において、図1に示す各要素と同一の要素には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図4の例の潤滑システム2は、オイルコントロールバルブ26及びオイルの経路fを備えない点で図1の例の潤滑システム2と異なる。図4の潤滑システム2では、潤滑装置200においてオイルジェット250´からのオイルの噴射量を調整する。また、潤滑装置200のオイルジェット250´は、矢印P,Sの2つの方向にそれぞれオイルを噴射する2つのノズル、ピストン用ノズル205及びシリンダボア用ノズル206を備える。図4の例の潤滑装置200は、ピストン用ノズル205及びシリンダボア用ノズル206の少なくとも一方からオイルを噴射できるように構成される。
図5に、図4の例の潤滑装置200の断面図を示す。図5を参照し、潤滑装置200は、シリンダブロック10に取り付けられる筐体201を備える。筐体201は、第1室202、第2室203およびバイパス室204から構成される内部空間を有する。この内部空間にオイルが蓄えられる。内部空間には可動栓208が設けられ、可動栓208は縮みばね207により位置決めされる。内部空間に連なるようにピストン用ノズル205及びシリンダボア用ノズル206が設けられ、シリンダボア用ノズル206からは矢印Sで示す方向にオイルを噴出させることが可能であり、ピストン用ノズル205からは矢印Pで示すようにオイルを噴出させることが可能である。筐体201の入口214からオイルが供給される。潤滑装置200に供給されたオイルは一旦第1室202に蓄えられ、可動栓208の位置により、シリンダボア用ノズル206及びピストン用ノズル205の少なくとも一方から放出されるか、あるいは、いずれのノズルからも放出されない。
可動栓208は矢印vで示す上下方向に移動可能であり、位置AからDまでの位置に位置決めされることが可能である。可動栓208は連結棒261及びコイル262を含む調整部260によりその位置が調整される。調整部260の連結棒261の位置はコイル262により調整される。具体的には、たとえば連結棒261内に磁石が埋込まれており、コイル262で生じる電磁力との反発力および吸引力に応じて連結棒261の位置が決められる。コイル262は制御部30と電気的に接続されており、制御部30からの制御信号に従って連結棒261の位置を連続的に変化させることが可能である。なお、この実施の形態では調整部260としてコイルを用いて可動栓208の位置を決める例を示したが、調整部260の構成はこれに限られるものではなく、ステッピングモータを用いて調整部260を構成してもよい。具体的には、ステッピングモータにピニオンが設けられ、連結棒261にラックが設けられ、ラックとピニオンが噛合い、ステッピングモータ(ピニオン)の回転に応じて連結棒261及び可動栓208が上下する構成としてもよい。
図4の例の潤滑システム2の制御部30も、内燃機関1の始動時には、図3の例のフローチャートに従った処理を行ってよい。ただし、オイル停止の制御(ステップS50)及びオイル供給の制御(ステップS50)において、制御部30が出力する制御信号が図1の例の潤滑システム2の場合と異なる。
オイル停止の制御(ステップS60)では、制御部30は、可動栓208をBの位置(図2参照)に位置決めする制御信号を生成してコイル262に対して出力する。可動栓208がBの位置に位置決めされると、シリンダボア用ノズル206及びピストン用ノズル205のいずれからもオイルは噴射されない。
また、オイル供給の制御(ステップS50)においては、例えば、制御部30は、可動栓208をA,C,又はDの位置(図2参照)に位置決めする制御信号を生成してコイル262に対して出力する。可動栓208がAの位置に位置決めされると、シリンダボア用ノズル206のみからオイルが噴射され、Cの位置に位置決めされると、ピストン用ノズル205のみからオイルが噴射され、Dの位置に位置決めされると、シリンダボア用ノズル206及びピストン用ノズル205の両方からオイルが噴射される。このとき、制御部30は、エンジン冷却水温やエンジン負荷などについて予め設定された条件に応じて、位置A,C,Dのいずれの位置に可動栓208を位置決めするかを決定してもよい。
以上で説明した各種の実施形態では、いずれも、内燃機関の始動開始からエンジン冷却水温が閾値を超えるまでの間、(エンジン負荷も考慮する場合はエンジン負荷が基準以下であれば)オイルジェットからのオイル噴射が停止され、エンジン冷却水温が閾値を超えるとオイル噴射が開始される。これによると、冷間時の内燃機関の始動において、始動開始とともにオイル噴射を開始する従来技術と比較してより良好な始動性を得ることができる。
図6に、内燃機関の始動時の各種のパラメータの時間変化の例を示す。図6(a),(b),(c),(d),(e)は、それぞれ、エンジン冷却水温、オイルジェット供給油圧、ライナ温度(シリンダ内の温度)、燃料増量、及び(シリンダボア14の)摩耗量の各値の時間変化の例を示す。図6の各グラフにおいて、破線は従来技術(始動開始とともにオイル噴射を開始)の場合の例を示し、実線は本発明の上述の実施形態のいずれかの潤滑システムを用いる場合の例を示す。
図6(b)を参照し、オイルジェット供給油圧は、従来技術の場合、エンジンの始動開始直後から一定の値に保たれ、本発明の実施形態を用いる場合、エンジンの始動開始からエンジン冷却水温が閾値θを越えるまでの間はゼロ付近に、エンジン冷却水温が閾値を超えた時点で(図6(a)参照)所定の値になるように制御される。
図6(c)を参照すると、ライナ温度は、本発明の実施形態を用いる場合の方が従来技術と比較してより速く上昇する。したがって、本発明の実施形態によると、従来技術より早く始動開始後の初爆を得ることができる。
次に、図6(d)の燃料増量のグラフについて説明する。ここで、燃料増量とは、予め設定された基準の燃料噴射量に対して加算される燃料噴射量を表す。燃料増量は、例えばエンジン冷却水温に従って決定される。内燃機関における燃料の燃焼を促進するため、一般に、冷間時には燃料増量が大きくなるように制御される。図6(d)を参照すると、本発明の実施形態を用いる場合の方が従来技術の場合と比較して燃料増量がより小さい。したがって、本発明の実施形態を用いる場合、従来技術の場合と比較して始動時の燃費が良いと言える。
最後に、図6(e)を参照し、本発明の実施形態を用いる場合、シリンダボアの摩耗量は従来技術の場合と比較して小さい。よって、本発明の実施形態によると、冷間始動時のシリンダボアの摩耗が抑制されると言える。
以上より、本発明の実施形態によると、冷間時の内燃機関の始動において、シリンダボアの摩耗を抑制しつつ、効率よく始動を行い、燃費を向上させることができる。
なお、以上で説明した各種の実施形態において、エンジン冷却水温の代わりに、潤滑油の温度を用いて図3の例の手順の処理を行ってもよい。例えば、オイルパンに油温センサを設け、この油温センサの検出温度をステップS10で取得し、ステップS20の判定に用いてもよい。潤滑油の温度を用いる場合、ステップS20の判定の閾値は、始動時にオイルジェット250によるオイル噴射を停止していてもシリンダボアの摩耗が抑制されることが事前の試験などにより判明している潤滑油の温度に設定する。
1 内燃機関、2 潤滑システム、10 シリンダブロック、12 ピストン、14 シリンダボア、16 コネクティングロッド、18 クランクシャフト、20 オイルパン、22 オイルストレーナ、24 オイルポンプ、26 オイルコントロールバルブ、28 オイルクーラ、30 制御部、200 潤滑装置、201 筐体、202 第1室、203 第2室、204 バイパス室、205 ピストン用ノズル、206 シリンダボア用ノズル、208 可動栓、250 オイルジェット、260 調整部、261 連結棒、262 コイル。

Claims (9)

  1. 内燃機関の潤滑システムであって、
    前記内燃機関のピストン及びシリンダ内壁の少なくとも一方に潤滑油を噴射する噴射部と、
    前記噴射部から噴射される潤滑油の量を調整する調整部と、
    前記内燃機関の始動開始から前記内燃機関の動作状態が所定の条件を満たしている間、前記調整部が前記噴射部からの潤滑油の噴射を停止させるように前記調整部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の潤滑システム。
  2. 前記制御部は、前記内燃機関の始動開始から、前記内燃機関の冷却水又は潤滑油の温度が予め設定された閾値以下である間、前記調整部が前記噴射部からの潤滑油の噴射を停止させるように前記調整部を制御することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の潤滑システム。
  3. 前記制御部は、前記内燃機関の始動開始から、前記内燃機関の冷却水又は潤滑油の温度が予め設定された閾値以下であり、かつ、前記内燃機関に対する負荷を表す情報が予め設定された基準以下の負荷を表す間、前記調整部が前記噴射部からの潤滑油の噴射を停止させるように制御することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の潤滑システム。
  4. 前記内燃機関に対する負荷を表す情報は、前記内燃機関の回転数、前記内燃機関における燃料噴射量、及び前記内燃機関を搭載した車両におけるアクセル踏込量のいずれかである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の潤滑システム。
  5. 前記制御部は、さらに、前記内燃機関の冷却水又は潤滑油の温度が前記予め設定された閾値を超えた場合に、前記調整部が前記噴射部に潤滑油を噴射させるように前記調整部を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の内燃機関の潤滑システム。
  6. 前記噴射部への潤滑油の供給経路を通る潤滑油の少なくとも一部をオイルパンに導く配管をさらに備え、
    前記調整部は、前記配管に送られる潤滑油の量を調整することで前記噴射部への潤滑油の供給量を調整し、これにより前記噴射部から噴射される潤滑油の量を調整することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の内燃機関の潤滑システム。
  7. 前記調整部は、前記噴射部への潤滑油の供給経路上に設けられたバルブを有し、当該バルブの開度は、前記制御部からの制御信号に従って可変であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の内燃機関の潤滑システム。
  8. 内燃機関の潤滑システムを制御する制御方法であって、
    前記潤滑システムは、前記内燃機関のピストン及びシリンダ内壁の少なくとも一方に潤滑油を噴射する噴射部と、前記噴射部から噴射される潤滑油の量を調整する調整部と、を備え、
    前記内燃機関の始動開始から前記内燃機関の動作状態が所定の条件を満たしている間、前記調整部が前記噴射部からの潤滑油の噴射を停止させるように前記調整部を制御するステップ、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  9. 内燃機関の潤滑システムを制御する制御プログラムであって、
    前記潤滑システムは、前記内燃機関のピストン及びシリンダ内壁の少なくとも一方に潤滑油を噴射する噴射部と、前記噴射部から噴射される潤滑油の量を調整する調整部と、を備え、
    コンピュータに、
    前記内燃機関の始動開始から前記内燃機関の動作状態が所定の条件を満たしている間、前記調整部が前記噴射部からの潤滑油の噴射を停止させるように前記調整部を制御するステップ、
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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