JP2010234834A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡素な構成でエアバッグ装置を組み立てることができながら、エアバッグの展開後でもエアバッグモジュールと蓋体との係止状態を保つことの可能なエアバッグ装置を得る。
【解決手段】エアバッグモジュール4の側壁面3aに複数のフック部9を設けるとともに、蓋体6の側壁部7に形成された孔部8に前記フック部9を挿入させてエアバッグモジュール4と蓋体6とを取り付ける。前記フック部9は、少なくとも2つの第1フック部9bと当該第1フック部9bの間に配置される少なくとも1つの第2フック部9aとを備えており、ストッパ10を、前記第1フック部9bの外面17に当接させるとともに第2フック部9aの内面18に当接させることで、前記フック部9を係止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両衝突時に乗員を保護するエアバッグ装置に関し、詳細には、当該エアバッグ装置の組み立て技術に関する。
従来より、インフレータとエアバッグとを天面が開口した有底箱状のケースに収納してエアバッグモジュールを構成するとともに、当該エアバッグモジュールの天面を覆うようにして蓋体を取り付け、これらエアバッグモジュールと蓋体の側壁どうしを結合することでエアバッグ装置を組み立てたものが知られている。
この種の構造では、車種ごとに異なるエアバッグ装置に適応させて、出力の高いインフレータを用いた場合でも、エアバッグの展開後に、確実にエアバッグモジュールと蓋体との係止状態を保てるようにすることが望ましい。
そこで、特許文献1により、略コの字状の係止部を有したリテーナを、容器状のケース本体の側壁部とエアバッグとケース本体の開口部を覆うドア(蓋体)の取付部とにそれぞれ設けられた貫通孔に挿入させ、且つ、この係止部とケース本体のサポートとにストッパを挿入することで、これらエアバッグモジュールとドアとを係止させる構造が提案されている。
特開平10−16691号公報
しかしながら、上記従来技術では、ケース本体とエアバッグとドアとにそれぞれ貫通孔を設けるとともに、当該貫通孔にリテーナを挿入し且つその外側からストッパで係止させるといった構成であるため、構造が複雑化してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、より簡素な構成でエアバッグ装置を組み立てることができながら、エアバッグの展開後でもエアバッグモジュールと蓋体との係止状態を保つことの可能なエアバッグ装置を得ることを目的とする。
請求項1の発明にあっては、インフレータと当該インフレータからのガスを受け入れて展開するエアバッグとを有するとともに、天面が開口したエアバッグモジュールと、前記エアバッグモジュールの側壁面に突設される複数のフック部と、前記エアバッグモジュールの開口を覆うようにして取り付けられるとともに、前記エアバッグモジュールの側壁面に対向して設けられる側壁部に、前記フック部を挿入させる複数の孔部が設けられた蓋体と、前記フック部を前記蓋体の孔部に挿入させた状態で、当該フック部を係止するストッパとを備え、前記フック部は、少なくとも2つの第1フック部と、当該第1フック部の間に配置される少なくとも1つの第2フック部とを備えており、前記ストッパを、前記第1および第2フック部のうち、何れか一方のフック部の外面に当接させるとともに他方のフック部の内面に当接させることで、前記フック部を係止することを特徴とする。
請求項2の発明にあっては、前記フック部は、前記エアバッグモジュールの側壁面に列状に設けられており、前記第1フック部と前記第2フック部とを側面視で上下方向に隙間ができるようにオフセットさせたことを特徴とする。
請求項3の発明にあっては、前記ストッパを撓らせることで、前記第1および第2フック部を係止させることを特徴とする。
請求項4の発明にあっては、前記ストッパには、前記第1および第2フック部からの脱落を防止する脱落防止手段が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、エアバッグモジュールの側壁面に設けられた複数のフック部を、蓋体側壁部の孔部に挿入させてストッパで係止するといった簡素な構成でエアバッグ装置を組み立てることが可能となるとともに、エアバッグの展開後には、ストッパが蓋体の側壁部と第1および第2フック部との間で挟み込まれることとなるため、エアバッグモジュールと蓋体との係止状態を保つことができる。
請求項2の発明によれば、フック部はエアバッグモジュールの側壁面に列状に設けられており、第1フック部と第2フック部とを側面視で上下方向に隙間ができるようにオフセットさせたため、ストッパの第1および第2フック部への係止作業を容易とすることができる。
請求項3の発明によれば、ストッパを撓らせることで第1および第2フック部を係止させるため、ストッパの反力を利用して第1および第2フック部を係止することができ、エアバッグモジュールと蓋体との係止状態を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、ストッパには第1および第2フック部からの脱落を防止する脱落防止手段が設けられているため、第1および第2フック部に対するストッパの位置ずれを防止することができ、確実にストッパを第1および第2フック部へと係止させることができる。
本発明の一実施形態にかかるエアバッグ装置の組み立て状態を示す斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のフックを拡大して示した図である。 図1に示すストッパの第1および第2フック部への取付状況を示した図であり、ストッパの挿入時を示した図である。 図5に示すストッパを規定位置へと挿入させた状態を示した図である。 図6に示すストッパを半回転させた状態を示した図である。 図7に示すストッパを引き戻してストッパの脱落防止手段を第1フック部に係止させた状態を示した図である。 図3に示す断面図のエアバッグ展開後を示した図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本実施形態のエアバッグ装置の組み立て状態を示す斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図、図4は図1のフックを拡大して示した図である。まずは、図1〜図4を参照して、本実施形態にかかるエアバッグ装置の概略構成について説明する。
本実施形態のエアバッグ装置は、図1〜図3に示すように、膨張用ガスを発生するインフレータ1と、このインフレータ1からの膨張用ガスを受け入れて膨張し折り畳まれた状態から被保護物である乗員に向けて展開するエアバッグ2と、をインナーハウジング3内に収納したエアバックモジュール4を、エアバッグ2が乗員に向かって飛び出すための開裂部5が形成された蓋体6に取り付けた構造となっている。
インナーハウジング3は、天面が開口された有底の箱形状とされ、その内部にインフレータ1及び所定形状に折り畳まれたエアバッグ2を収容させている。また、エアバッグモジュール4の側壁面となるインナーハウジング3の長手方向両側壁面3a、3bには、複数のフック部9(9a、9b)を有したブラケット11が固定されている。
ブラケット11は、一枚の金属板を打ち抜き所定形状に折り曲げることにより一体的に形成されており、インナーハウジング3の側壁面3a、3bにスポット溶接或いはボルトナット等の締結手段で固定され、その上端から逆L字状のフック部9が突設されている。
フック部9は、インナーハウジング3の側壁面3a、3bに所定間隔を置いて列状に配置されており、本実施形態では、エアバッグ装置の取り付け状態で乗員側となる側壁面3aのブラケット11に、形状の異なる第1フック部9bと第2フック部9aとが設けらている。図1に示すように、本実施形態では、2つの第1フック部9bが5つの第2フック部9aを挟み込むようにして側壁面3aの両端に配置されるようになっている。なお、ウインドシールドガラス側となる側壁部3bのブラケット11には、第2フック部9aと同一形状の複数のフック部9が設けられている。
第1フック部9bと第2フック部9aの形状は、図4に示すように、第1フック部9bが第2フック部9aに対して、ブラケット11の上端からの突出高さが低くなっており、第1フック部9bの突出高さをHbとし、第2フック部9aの突出高さをHaとしたときに、Ha>Hbなる関係とされている。すなわち、第1フック部9bと第2フック部9aとが、側面視で上下方向に隙間Lができるようにオフセットされており、本実施形態では、第1フック部9bの外面17と第2フック部9aの内面18の隙間Lが2ミリと設定されている。
また、本実施形態では、第1フック部9bは、第2フック9aに対してブラケット11から水平方向へ突出する長さも長くなっている。第1フック部9bの水平長さをLbとし、第2フック部9aの水平長さをLaとしたときに、Lb>Laなる関係とされている。そして、第1フック9bと第2フック部9aの折り曲げ形状を展開したときの全長は、両方共に同じ長さとされている。なお、第1フック部9bの水平長さLbと第2フック部9aの水平長さLaとは、Lb=Laであってもよい。
蓋体6には、エアバッグモジュール4に設けられたインフレータ1からの膨張用ガスを受け入れて膨張し乗員に向かって飛び出すための開裂部5が形成されている。開裂部5は、蓋体6の表面に切り欠きを形成することにより形成されており、エアバッグ2の展開力によって裂断可能となる。本実施形態では、蓋体6の表面に開裂部5を設けているが、蓋体6の裏面に開裂部5を設けてもよい。
また、蓋体6の裏面には、インナーハウジング3の両側壁面3a、3bに対向して配置される側壁部7が突出形成されている。側壁部7は、インナーハウジング3をその内部にすっぽり収容可能な大きさとされ、下面を開口した長方形をなす枠体として形成されている。この側壁部7には、前記各フック部9をそれぞれ挿入させるための孔部8(8a、8b)が設けられている。ウインドシールドガラス側の孔部(図示せず)は、全て同じ形状で同一高さ位置に設けられている。これに対して、乗員側に設けられる孔部8は、第1および第2フック部9b、9aに対応させて、両端の2つの孔部8bがそれ以外の孔部8aよりも少し低い位置に設けられている。そして、各フック部9を前記蓋体6の孔部8に挿入させた状態で、乗員側の第1および第2フック部9b、9aがストッパ10によって係止される。
ストッパ10は、本実施形態では、直径2.9ミリ程度の棒状体で構成されている。ストッパ10を第1および第2フック部9b、9aに係止させる際には、図1に示すように、第1フック部9bの外面17に当接させるとともに第2フック部9aの内面18に当接させることで、第1および第2フック部9b、9aを係止するようにしている。
そして、本実施形態のストッパ10には、詳細を後述するが、第1および第2フック部9b、9aからの脱落を防止する脱落防止手段12(12a、12b)が設けられている。この脱落防止手段12は、ストッパ10の先端部(一端部)に設けられる係止爪12aと、他端側に設けられる段差部12bとを備えており、また、ストッパ10の基端部(他端部)には、当該基端部を折り曲げることで形成された屈曲部13が設けられている。この屈曲部13は、作業者が掴み持つ部分となる。
次に、図5〜図8を参照して、上述したストッパ10を第1および第2フック部9b、9aへと取付ける際の取付構造について詳しく説明する。
まずは、インナーハウジング3の両側壁面3a、3bに設けられた各フック部9を蓋体6の孔部8に挿入させてエアバッグモジュール4と蓋体6とを一体化するとともに、エアバッグモジュール4と蓋体6とを反転させる。そして、図5に示すように、側壁部3aの両端に配置される第1フック部9bのうち、一方のフック15とその隣りに配置される第2フック部9aとの間にストッパ10を挿入させる。
次に、図6に示すように、ストッパ10の先端部に設けられた係止爪12aが、第1フック部9bの他方のフック16に対して所定量オーバーラップする規定位置へとストッパ10を挿入させる。この際、上述したように、第1フック部9bと第2フック部9aとの間には、側面視で2ミリの隙間Lが形成されているため、直径2.9ミリ程度のストッパ10が、第1フック部9bの外面17と第2フック部9aの内面18に撓った状態で当接することになる。
そして、図7に示すように、ストッパ10を半回転させる。
最後に、図8に示すように、ストッパ10を引き戻して当該ストッパ10の係止爪12aを第1フック部9bの他方のフック16に係止させるとともに、一方のフック15に段差部12bを係止させる。この際、係止爪12aと段差部12bとで、第1フック部9bの他方のフック16と一方のフック15を挟み込み支持することとなるため、ストッパ10の位置ずれを防止することができ、より確実にストッパ10を第1および第2フック部9b、9aへと係止させることができる。
ところで、ストッパ10は、その両端部に設けられる屈曲部13および係止爪12aがそれぞれ第1フック部9bの一方のフック15および他方のフック16に対して適切な位置関係となるように挿入する必要がある。この屈曲部13および係止爪12aが適切な位置関係にないと、ストッパ10に設けられた脱落防止手段12が第1フック部9bを係止できなくなってしまうからである。すなわち、エアバッグモジュール4の長手方向で屈曲部13が一方のフック15と同位置にあると、当該一方のフック15と屈曲部13とが干渉してストッパ10を半回転させることができず、屈曲部13が一方のフック15よりもその外側(図6において左側)に位置していても、係止爪12aが他方のフック16と同位置にあった場合には、他方のフック16と係止爪12aとが干渉してストッパ10を半回転させることができなくなってしまう。また、屈曲部13が一方のフック15とその隣りに配置される第2フック部9aとの間に位置していると、ストッパ10を半回転させることは可能であるが、屈曲部13が一方のフック15に当接してしまいストッパ10を引き戻せなくなってしまう。
そこで、本実施形態では、ストッパ10を半回転させる前の状態で、段差部12bが一方のフック15の内側(図6において右側)に当接した際に屈曲部13および係止爪12aが適切な位置関係となるようにストッパ10を設計し、段差部12bをストッパ10挿入時の位置決め手段としても機能させている。すなわち、段差部12bが一方のフック15の内側(図6において右側)に当接するようにストッパ10を挿入するだけでいいので、挿入時のストッパ10の位置決めが容易となる。なお、ストッパ10を挿入する際に、ストッパ10の適切な挿入量を測る目安として屈曲部13および係止爪12aを用い、当該屈曲部13および係止爪12aが適切な位置関係となるようにストッパ10を挿入させるようにしてもよい。
以上の構成の本実施形態のエアバッグ装置では、エアバッグモジュール4の側壁面3a、3bに設けられた各フック部9を、蓋体6の側壁部7に形成された孔部8に挿入させるとともに、乗員側の第1および第2フック部9b、9aにストッパ10を係止させるといった簡素な構成でエアバッグ装置を組み立てることが可能となる。
そして、図9に示すように、エアバッグ2の展開後には、ストッパ10が蓋体6の側壁部7と第1および第2フック部9b、9aとの間で挟み込まれることとなるため、第1および第2フック部9b、9aが側壁部7の孔部8b、8aから抜け落ちるのを防止でき、エアバッグモジュール4と蓋体6との係止状態を保つことができる。
特に、本実施形態では、エアバッグ装置の取り付け状態で乗員側となる側壁面3aに第1および第2フック部9b、9aを設けて、当該第1、第2フック部9b、9aにストッパ10を係止させるようにしたため、エアバッグ2の展開後に、蓋体6が乗員側に外れてしまうのを確実に防止できる。
また、このようにストッパ10をフック部9に係止させるといった簡素な構成でエアバッグモジュール4と蓋体6とを組み立てる構成とすることで、例えば、出力の低いインフレータ1を搭載してエアバッグ2の展開力が低いものにはストッパ10は設けず、出力の高いエアバッグ装置にはストッパ10を設けるといったように、各エアバッグ装置ごとに対応させて設定を変更できるため、互換性に優れるという利点もある。
さらにまた、本実施形態では、第1フック部9bと第2フック部9aとを側面視で上下方向に隙間Lができるようにオフセットさせたため、ストッパ10の第1および第2フック部9b、9aへの係止作業を容易とすることができる。
そして、本実施形態では、ストッパ10を撓らせることで第1および第2フック部9b、9aを係止させるため、ストッパ10の反力を利用して第1および第2フック部9b、9aを係止することができ、エアバッグモジュール4と蓋体6との係止状態を向上させることができる。
また、本実施形態では、ストッパ10には第1および第2フック部9b、9aからの脱落を防止する脱落防止手段12が設けられており、脱落防止手段12はストッパ10の先端部に設けられるとともに、第1フック部9bの他方のフック16に係止可能な係止爪12aを備えるため、第1および第2フック部9b、9aに対するストッパ10の位置ずれを防止することができ、確実にストッパ10を第1および第2フック部9b、9aへと係止させることができる。
さらにまた、脱落防止手段12はストッパ10の他端側に設けられるとともに、係止爪12aを第1フック部9bの他方のフック16に係止させた状態で、当該他方のフック16と第1フック部9bの一方のフック15を挟み込み支持する段差部12bをさらに備えるため、ストッパ10の位置ずれをより確実に防止することができる。
「その他の実施形態」
上述の実施形態では、エアバッグ装置の取り付け状態で乗員側となる側壁面3aのフック部9(9a、9b)のみにストッパ10を係止させる構成としたが、乗員側のみならずウインドシールドガラス側のフック部9をさらにストッパ10で係止させるようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、第1フック部9bと第2フック部9aとを側面視で上下方向に隙間Lができるようにオフセットさせてストッパ10を挿入させる構成としたが、オフセットさせずにストッパ10を挿入して、前記第1フック部9bの外面17に当接させるとともに第2フック部9aの内面18に当接させることで、第1、第2フック部9b、9aを係止するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、第1フック部9bを両端に配置させる構成としたが、例えば、第1フック部9bの間に第2フック部9aを配置させるとともに、第1フック部9bの外側にも第2フック部9aを配置させて、ストッパ10で係止させるようにしてもよい。
なお、上述した実施形態では、ストッパ10として例えばピアノ線のような弾力のある棒状体を用いることが可能であるが、当該ストッパ10を第1、第2フック部9b、9aへと係止させてエアバッグ装置を車体へと取り付けた場合には、車体の振動などによってストッパ10と第1、第2フック部9b、9aとのいわゆるメタルタッチによって低吸音が発生してしまう恐れがある。そこで、ストッパ10には、このようなメタルタッチを防ぐ接触防止手段を設けることが可能であり、ストッパ10に接触防止手段として不織布を取り付けたり、ストッパ10を樹脂材でディッピングすることができる。接触防止手段としてストッパに不織布を取り付けた場合には、比較的簡素な構成で低級音を防止することができるとともに、ストッパ10を樹脂材でディッピングした場合には、不織布を取り付ける場合と比べて部品点数を削減することができるという利点がある。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
1 インフレータ
2 エアバッグ
3a、3b 側壁面
4 エアバッグモジュール
6 蓋体
7 側壁部
8(8a、8b)孔部
9 フック部
9b 第1フック部
9a 第2フック部
10 ストッパ

Claims (4)

  1. インフレータと当該インフレータからのガスを受け入れて展開するエアバッグとを有するとともに、天面が開口したエアバッグモジュールと、
    前記エアバッグモジュールの側壁面に突設される複数のフック部と、
    前記エアバッグモジュールの開口を覆うようにして取り付けられるとともに、前記エアバッグモジュールの側壁面に対向して設けられる側壁部に、前記フック部を挿入させる複数の孔部が設けられた蓋体と、
    前記フック部を前記蓋体の孔部に挿入させた状態で、当該フック部を係止するストッパとを備え、
    前記フック部は、少なくとも2つの第1フック部と、当該第1フック部の間に配置される少なくとも1つの第2フック部とを備えており、
    前記ストッパを、前記第1および第2フック部のうち、何れか一方のフック部の外面に当接させるとともに他方のフック部の内面に当接させることで、前記フック部を係止することを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記フック部は、前記エアバッグモジュールの側壁面に列状に設けられており、
    前記第1フック部と前記第2フック部とを側面視で上下方向に隙間ができるようにオフセットさせたことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記ストッパを撓らせることで、前記第1および第2フック部を係止させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記ストッパには、前記第1および第2フック部からの脱落を防止する脱落防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうち何れか1項に記載のエアバッグ装置。
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