JP2010233096A - 固体撮像素子、固体撮像素子の駆動方法及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高電圧の供給が可能で、電源ノイズに起因する画質の劣化を抑制することができ、固体撮像素子を備えるICチップの小型化を図ることが可能な固体撮像素子、固体撮像素子の駆動方法及び撮像装置を提供する。
【解決手段】固体撮像素子30は、基板1上に、下部電極14と、下部電極14の上に設けられた光電変換層15と、該光電変換層15上に設けられた上部電極16とを備え、基板1内に形成され、上部電極16と下部電極14との間に電界を生じさせるための電源電圧を供給する昇圧手段と、昇圧手段の出力と上部電極16とを電気接続させる配線部M4と、昇圧手段の出力に接続され、配線部M4の少なくとも一部によって形成された抵抗を含むローパスフィルタ40とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、固体撮像素子、固体撮像素子の駆動方法及び撮像装置に関する。
CMOSイメージセンサを動作させるためには、センサの電源電圧を超える高電圧が一般に必要となる。この高電圧を発生させる電源として比較的小型化が容易でIC化、センサを内蔵化しやすいチャージポンプ方式の昇圧回路が用いられることが多い。
しかし、チャージポンプ方式の場合、原理的にクロック入力により昇圧させるポンピング動作に起因する雑音が画質上問題となる。数百kHz(200kHz〜1MHz)程度のポンピング用クロック周波数に同期したノイズが発生する。
下記特許文献1に開示されるCMOSセンサは、相関二重サンプリング処理中、チャージポンプのポンピング動作を禁止することで、ポンピング用クロック発生源からの出力を無効にする。この場合、一時的にポンピング動作を停止させるため、センサの電源電圧低下による画質への影響が発生する。
また、下記特許文献2では、CCD撮像素子において昇圧クロックが撮像信号に飛び込むことによるノイズを回避する技術が、開示されている。本特許においては、CCDイメージセンサから撮像信号の出力が停止されている期間(即ち、水平ブランキング期間など)を利用して、タイミング発生回路から制御部に昇圧クロックを印加する(即ち、ポンピング動作を行う)ように、タイミング発生部のタイミング設定を行う。しかし、特許文献2に示される技術をCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子に適用した場合には、画素読み出しで最も重要なCDS(相関二重サンプリング)動作の期間であるブランキング期間にチャージポンプ動作を行うことになり、画質上に影響を及ぼす。
また、電源ノイズを抑制する方法としては、ローパスフィルタ(LPF)を用いることができる。ローパスフィルタは、キャパシタ(C)と抵抗(R)を備えている。しかし、キャパシタの容量を大きくするとサイズも大きくなり、面積を大きく占めるため、外付けの場合には実装部品が多くなり、光学素子を構成する上で小型化の障害となる。また、抵抗Rを大きくするとセンサの消費電流によって電圧降下が大きく生じてしまう。CRを小さくしLPFの遮断周波数を高くすると、チャージポンプ方式の動作周波数以上となり、ノイズを遮断できない。
現在、新規撮像方式として、入射光に応じて電荷を生成する有機材料などを含む光電変換層を半導体基板上方に設けた光電変換層積層型の固体撮像素子の構成が提案されている。この構成では、光電変換効率の高い光電変換層をCMOS等の読み出し回路上部に配置することで、撮像素子の薄型化、高い開口率、高感度化を図ることができる点で優れている。また、低消費電力(消費電流数十μA)であり、携帯モジュール等の小型カメラに適した特長を持つ点で優れている。
特開2006−19971号公報 特開2001−218119号公報
ところで、光電変換層積層型の固体撮像素子も、従来の固体撮像素子と同様に、高画質を確保するためにはセンサの電源電圧(一般に3.3V程度)を超える高電圧(3.3V〜40V程度)が一般に必要となる。このような高電圧を供給するため、高電圧を発生させる電源として昇圧回路が用いることが検討されているが、昇圧回路の動作に起因する電源ノイズにより、画質の劣化が避けられない。しかし、電源ノイズを抑制するためにローパスフィルタを単純に導入すると、光電変換層積層型の固体撮像素子を備えたICチップのサイズが大型になることができない点で、改善の余地があった。
本発明は、高電圧の供給が可能で、電源ノイズに起因する画質の劣化を抑制することができ、固体撮像素子を備えたICチップの小型化を図ることが可能な固体撮像素子、固体撮像素子の駆動方法及び撮像装置を提供する。
本発明は、基板上に、下部電極と、前記下部電極上に設けられた光電変換層と、該光電変換層上に設けられた上部電極とを備えた固体撮像素子であって、
前記上部電極と前記下部電極との間に電界を生じさせるための電源電圧を供給する昇圧手段の出力と前記上部電極とを電気接続させる配線部と、前記昇圧手段の出力に接続され、前記配線部の少なくとも一部によって形成された抵抗を含むローパスフィルタとを備えた固体撮像素子である。
また、本発明は、基板上に、下部電極と、前記下部電極上に設けられた光電変換層と、該光電変換層上に設けられた上部電極とを備えた固体撮像素子の駆動方法であって、前記上部電極と前記下部電極との間に電界を生じさせるため昇圧手段によって電源電圧を供給する際に、前記昇圧手段の出力と前記上部電極とを電気接続させる配線部の少なくとも一部によって形成された抵抗を含むローパスフィルタを用いて、前記昇圧手段のクロック周波数を制御する固体撮像素子の駆動方法である。
さらに、本発明は、上記の固体撮像素子を備えた撮像装置である。
本発明によれば、昇圧手段によって上部電極と下部電極に高い電源電圧を供給することができるとともに、昇圧動作に起因して発生する電源ノイズをローパスフィルタによって抑制する。ここで、ローパスフィルタは、昇圧手段の出力と前記上部電極とを電気接続させる配線部の一部を抵抗とする構成であるため、同じ基板上に作り込むことができる。このため、基板の外部にローパスフィルタを設ける場合に比べて、固体撮像素子を備えるICチップのサイズを小型化することが可能である。
本発明の固体撮像素子によれば、高電圧の供給が可能で、電源ノイズに起因する画質の劣化を抑制することができ、固体撮像素子を備えたICチップの小型化を図ることが可能である。
固体撮像素子の画素部とその周辺部の断面模式図である。 画素部の等価回路を示す図である。 固体撮像素子の平面模式図である。 固体撮像素子を搭載する撮像装置の構成例を示す図である。 配線部の構成の一例を示す平面模式図である。 昇圧回路の構成の一例を示す図である。 配線部の変形例を示す模式的な平面図である。 固体撮像素子の駆動を説明するブロック図である。 クロック周波数の制御の手順を示すフロー図である。
図1は、固体撮像素子の1画素分の断面模式図である。図2は、図1に示す1画素分の等価回路を示した図である。本実施形態の固体撮像素子は、図1に示す1画素を同一平面上で1次元状又は二次元状に複数配置した構成となっている。
図1に示す固体撮像素子は、半導体基板であるp型シリコン基板1(以下、基板1という)と、基板1上方にゲート絶縁膜2及び絶縁層10を介して積層された光電変換素子Pとを備える。
光電変換素子Pは、絶縁層10上に形成された下部電極14と、下部電極14上に形成された光電変換層15と、光電変換層15上に形成された上部電極16とを含む構成となっている。
上部電極16には、その上方から被写体からの入射光が入射される。上部電極16は、光電変換層15に入射光を入射させる必要があるため、入射光に対して透明なITO(酸化インジウムスズ)等の導電性材料で構成される。上部電極16は、全画素で共通の一枚構成であるが、画素毎に分割してあってもよい。
下部電極14は、画素毎に分割された薄膜であり、透明又は不透明の導電性材料(ITO(酸化インジウムスズ)やアルミニウム等)で構成される。
光電変換層15は、入射光のうちの特定の波長域を吸収して、吸収した光量に応じた電荷を発生する有機又は無機の光電変換材料で構成された層である。光電変換層15を、緑色の波長域の光を吸収してこれに応じた電荷を発生する光電変換材料(例えばキナクリドン)で構成することで、可視光モノクロ撮像が可能となる。光電変換層15を、赤外の波長域の光を吸収してこれに応じた電荷を発生する光電変換材料(例えばフタロシアニン系有機材料やナフタロシアニン系有機材料)で構成することで、赤外光モノクロ撮像が可能となる。
基板1内には下部電極14と電気的に接続されたn型不純物層からなる接続領域3が設けられている。接続領域3と下部電極14とは、ゲート絶縁膜2及び絶縁層10内に埋設された導電性材料からなるコンタクト配線11によって接続されている。
接続領域3の左隣には、p基板の一部で形成された電位障壁部7が設けられている。電位障壁部7は、接続領域3に対して電位障壁となる電位障壁手段として機能する。
電位障壁部7の左隣には、コンタクト配線11から接続領域3に達し、ここから電位障壁部7を通って移動してきた電荷を蓄積するための第一の電荷蓄積部4が設けられている。第一の電荷蓄積部4は、接続領域3と同じ導電型のn型不純物層で構成されている。
第一の電荷蓄積部4の表面には、第一の電荷蓄積部4と反対導電型のp型不純物を注入してなるp型不純物層4aが形成されている。第一の電荷蓄積部4の表面にp型不純物層4aを形成しておくことで、第一の電荷蓄積部4が基板最表面ではなく基板内部に設けられた所謂埋め込み型となり、基板内部に電荷が蓄積される。この結果、基板表面で発生する暗電流の混入を抑制することができ、S/Nを向上させることができる。又、第一の電荷蓄積部4及びp型不純物層4aの不純物濃度を調整して第一の電荷蓄積部4を完全空乏化することで、所謂完全転送が可能になる。
電位障壁部7上方には、接続領域3をソースとし、第一の電荷蓄積部4をドレインとするトランジスタのゲート電極7aが、ゲート絶縁膜2を介して設けられている。このゲート電極7aは、外部から固定電圧が印加されるようになっている。以下、ゲート電極7aをバリアゲート7aという。
第一の電荷蓄積部4の左隣には少し離間して第二の電荷蓄積部5が設けられている。第二の電荷蓄積部5は、接続領域3と同じ導電型のn型不純物層で構成されている。
第一の電荷蓄積部4と第二の電荷蓄積部5との間の基板1上方には、第一の電荷蓄積部4をソースとし、第二の電荷蓄積部5をドレインとするトランジスタのゲート電極8が、ゲート絶縁膜2を介して設けられている。このゲート電極8は、第一の電荷蓄積部4に蓄積された電荷を第二の電荷蓄積部5に転送する電荷転送手段として機能する。以下、ゲート電極8を転送ゲート8という。この転送ゲート8に高電圧の電荷転送パルスが印加されると、第一の電荷蓄積部4に蓄積された電荷が第二の電荷蓄積部5に転送される。第一の電荷蓄積部4を完全空乏化することが好ましく、このようにすることで、第一の電荷蓄積部4にある電荷は第二の電荷蓄積部5に完全転送される。
第二の電荷蓄積部5の左隣には少し離間して、接続領域3と同じ導電型のn型不純物層からなるリセットドレイン6が設けられている。
第二の電荷蓄積部5とリセットドレイン6との間の基板1上方には、第二の電荷蓄積部5をソースとし、リセットドレイン6をドレインとするリセットトランジスタのゲート電極(以下、リセットゲートという)9が、ゲート絶縁膜2を介して設けられている。リセットゲート9に高電圧のリセットパルスを印加すると、第二の電荷蓄積部5に蓄積された電荷がリセットドレイン6へと排出される。
基板1には、第二の電荷蓄積部5に蓄積された電荷に応じた信号を出力するMOSトランジスタからなる公知の信号出力回路が、画素毎に設けられている。この信号出力回路には、上記リセットトランジスタも含まれる。
図2に示すように、信号出力回路は、リセットトランジスタの他に出力トランジスタ5aと行選択トランジスタ5bとを備える。出力トランジスタ5aは、そのゲートが第二の電荷蓄積部5に接続され、そのドレインが電源に接続され、そのソースが行選択トランジスタ5bのドレインに接続されている。出力トランジスタ5aは、第二の電荷蓄積部5に蓄積された電荷の電荷量に応じた電圧信号を出力するものである。
行選択トランジスタ5bは、そのゲートに行選択パルスが印加されると、出力トランジスタ5aから出力された電圧信号を出力信号線に出力する。各画素に設けられた信号出力回路に行選択パルスが行毎に順次印加されることで、全ての画素から信号が出力される。
図3は、固体撮像素子の平面模式図である。
固体撮像素子30は、行方向とこれに直交する列方向に正方格子状に配列された多数の画素303と、画素303からの信号の読み出しを制御するための走査回路301と、各画素303から出力される信号を処理する信号処理部302と、各部を制御する制御部307とを備える。画素303は、図1に示した構成となっている。
走査回路301は、リセット信号線304を介して各画素303のリセットトランジスタのリセットゲート9と接続されており、このリセット信号線304から各画素303へのリセットパルスの印加を行う。また、走査回路301は、行選択信号線305を介して各画素303の行選択トランジスタ5bのゲートと接続されており、この行選択信号線305から各画素303への行選択パルスの印加を行う。
信号処理部302は、各画素303の行選択トランジスタ5bの出力と出力信号線306を介して接続されており、行選択トランジスタ5bから出力された信号は、この出力信号線306を介して信号処理部302に入力される。信号処理部302では、1ライン分の信号処理しか行わないため、走査回路301は、画素303からの信号を1ラインずつ順次出力させるローリング読み出し制御を行う。
また、固体撮像素子30は、昇圧動作により入力電圧を昇圧させ、各画素303の光電変換素子Pに電源電圧を供給する昇圧回路50と、昇圧回路50の電源電圧に含まれる電源ノイズを抑制するためのローパスフィルタ40とを備えている。
図4は、固体撮像素子を搭載する撮像装置の構成例を示した図である。
図4に示す撮像装置は、図3に示す固体撮像素子30と、固体撮像素子30の各画素から得られる信号に相関二重サンプリング(CDS)処理を行ってリセットノイズを除去するCDS回路31と、CDS回路31の出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器32と、A/D変換器32から出力されるデジタル信号に所定のデジタル信号処理を施して画像データを生成するデジタル信号処理部33と、デジタル信号処理部33で生成された画像データが記録される記録メディア34と、撮像装置全体を統括制御するシステム制御部36とを備える。なお、固体撮像素子30、CDS回路31、及びA/D変換器32は1チップ(1つのIC)の中に組み込まれていてもよい。
基板1の表面には、光電変換素子Pを含む画素が規則的に複数配列されたセンサ領域と、センサ領域が設けられていない周辺領域とが形成されている。周辺領域には、ローパスフィルタ40と、昇圧回路50とが設けられている。
図1に示すように、基板1の周辺領域には、基板1上方の絶縁層10内に設けられた複数の導電性材料からなる平行平板M1〜M3が平行に設けられている。複数の平行平板M1〜M3は、図示しないビアなどを介して互いに電気接続している。なお、平行平板M1〜M3はそれぞれ、回路構成上必要に応じて互いに電気接続させればよいため、全てを接続する必要はなく、適宜つなぎ分けをしてもよい。
例えば、平行平板M1は、ゲート絶縁膜2上に所定の厚さで形成する。平行平板M2は、平行平板M1の上に、絶縁層10の一部を介して設けられる。平行平板M3は、平行平板M2の上に、所定の厚さの絶縁層10の一部を介して設けられる。
複数の平行平板M1〜M3のうち最上部に位置する平行平板M3の上には配線部M4が設けられている。配線部M4は、接続部21を介して平行平板M3に電気接続されている。センサ領域側の上部電極16が周辺領域側に一部延長して設けられ、周辺領域において上部電極16と配線部M4とが電気接続する。また、配線部M4は、昇圧回路50の出力と電気接続する。平行平板M1〜M3はそれぞれ、コンデンサの電極として機能し、平行平板M1〜M3の間隙にコンデンサの容量が設けられる。
例えば、配線部M4は、平行平板M3の上に、所定の厚さの絶縁層10の一部を介して設けられる。
周辺領域において、平行平板M1〜M3と配線部M4とは、基板1の上方に互いに間隔をおいて積層されている。光電変換層積層型の固体撮像素子では、周辺領域の半導体基板上方には、他の電極や配線などを設ける必要がない構成である。このため、かかる部位に平行平板M1〜M3と配線部M4とを設けることで、固体撮像素子30の他の構成部材の設計に影響を及ぼすことなく、同じ半導体基板上にローパスフィルタ40を作りこむことが可能である。
平行平板M1〜M3と配線部M4は、光電変換素子Pや該光電変換素子Pの電荷を読み出す回路の配線層と同じ導電性材料を用いて、同一の工程で形成されていてもよい。
例えば、配線部M4は、光電変換素子Pの下部電極14と同じ導電性材料によって構成されていてもよい。このとき、配線部M4と下部電極14は、基板1の表面からの位置が同じである。
配線部M4は、半導体基板の周辺領域の最上部に位置する所定の金属材料(トップメタル)を利用して構成することができる。トップメタルとしては、上部電極を構成するITO(酸化インジウムスズ)などと酸化することなく接続可能な材料として、Au(金)、Al(アルミニウム)、Cu(銅)の代わりにTiN(窒化チタン)を使用する。TiNのように高い抵抗率の材料を用いることで、配線部M4を抵抗として配線長を実現可能な長さで形成することができる。配線部M4を構成する材料としては抵抗率1×10−7Ωm以上が好ましい。
図5は、配線部の構成の一例を示す平面模式図である。図5に示すように配線部M4は、高抵抗となるように電気が流れる方向に長尺寸法を有し、かつ、電気が流れる方向の断面が小さい形状である。配線部M4の形状は高抵抗を確保できる範囲で変形可能である。
ローパスフィルタ40は、平行平板M1〜M3によって形成されたキャパシタと、配線部M4の少なくとも一部によって形成された抵抗とを含む。
キャパシタは半導体基板内でMIM(金属(Metal):容量絶縁膜(Insulator):金属(Metal))等で構成し、半導体基板内で実現可能な低容量数十pFに抑えられる。また、配線部M4をトップメタルとして用いて、配線部M4と平行平板M3(または、平行平板M2あるいは平行平板M1でもよい。)とでキャパシタを構成してもよい。 また、静電容量は、平行平板M1〜M3の面積だけでなく、その厚みを変えることで、適宜変化させることができる。
図6は、昇圧回路の構成の一例を示す図である。昇圧回路50は、例えばチャージポンプ型昇圧回路を用いる。チャージポンプ型昇圧回路は、昇圧部54と、昇圧電圧を生成するための基準電圧を昇圧部54に供給する電源部52と、昇圧電圧を出力する出力回路58と、コンパレータ56とを含む。昇圧部54には、複数の充電用コンデンサと、複数の充電用コンデンサの切り換えを行う昇圧用スイッチとが設けられている。昇圧動作時には、発振器から出力されるクロックのクロック周波数に基づいて、昇圧部54の昇圧用スイッチと、出力回路のスイッチとを駆動する。すると、昇圧部54内に設けられた複数の充電用コンデンサが充電・放電動作を行う。こうすることで、昇圧部54で昇圧電圧が生成され、該昇圧電圧が出力される。
昇圧部54の複数の充電用コンデンサとして機能するキャパシタが、基板1の周辺領域に導電性材料などの平行平板によって形成されている。また、こうすることで、昇圧部54を基板1に形成して昇圧手段として機能させることができる。また、昇圧回路50の電源部52、コンパレータ56、出力回路58は、固体撮像素子30を備えるICチップ側の基板に基板1の周辺領域に構成し、少なくとも昇圧部54を基板1に作りこんでもよい。または、昇圧回路50を固体撮像素子30を備えるICチップ側に設け、昇圧した電源電圧のみを該固体撮像素子30に供給してもよい。
上記の固体撮像素子30は、昇圧回路50と光電変換層15との間に設けられた配線部M4の一部を抵抗とするローパスフィルタ40によって、昇圧動作に起因する電源ノイズを抑制することができる。このため、光電変換層積層型のCMOSイメージセンサの特徴の一つである、電流の消費が低い利点を生かして、常時、電圧を印加することができる。
例えば、固体撮像素子30が電圧10V,電流2μAで動作する場合、昇圧回路50の昇圧動作のクロック周波数200kHz、消費電流2μAとする。このとき、クロック周波数200kHzに起因する数十mVppのノイズが発生する。ノイズを数mVppに抑制するLPFの遮断周波数を15kHzとすると、ローパスフィルタの抵抗(R)が330kΩ、キャパシタ(C)が33pFとなる。配線部の材料をTiNの膜とすると、抵抗率に基づき配線長は1.5mm程度となる。このとき、電圧降下は0.66V程度となる。 画素サイズが3μm×3μmであるVGA(640×480)のサイズでは1.92mm×1.44mmであり、配線長が十分なことが分かる。
配線部M4と平行平板M3の静電容量の計算の一例としては、平行平板M3、M4がそれぞれ0.6mm×0.96mmで、配線部M4と平行平板M3との間隔が650nmで、配線部M4−平行平板M3間の比誘電率が4.2のとき、
キャパシタ(C)=4.2×ε(真空の誘電率)×0.96×0.6/(650×10−9)=33pF
として算出することができる。
光電変換層積層型の固体撮像素子30は、基板1の上方に光電変換層15を設ける点で特徴がある。この特徴を生かす点からも、半導体基板のCMOS読み出し回路の上部の空いている領域を利用してローパスフィルタの抵抗となるトップメタル領域を用いて配線部を形成することができ、好ましい。
基板1の上方に積層される電極等の材料として金属材料にAu,Al,Cuを用いることで、ローパスフィルタを形成する際に、通常のプロセスを使用することができる。
図7は、配線部の変形例を示す模式的な平面図である。図7に示すように、配線部M4は、配線長を長くすることによって抵抗率を高くする構成とすることができる。図7に示すように、配線部M4をミアンダライン形状とすることで、より配線長を長くすることができる。配線部M4は、昇圧回路50の出力と上部電極16(または、上部電極16の一部延長している部分)との間に設けられ、下層の平行平板M1〜M3それぞれと接続部21を介して電気接続されている。
図8は、固体撮像素子の駆動を説明するブロック図である。
昇圧回路50は、昇圧動作によって入力電圧を昇圧させて駆動電圧を生成し、ローパスフィルタ40に出力する。ローパスフィルタ40は、駆動電圧に含まる電源ノイズを遮断し、駆動電圧を配線部及び上部電極を介して光電変換膜に供給する。光電変換膜は、上部電極及び下部電極に電界を印加した状態において外部から光が入射すると、該光電変換膜の内部で電荷が生成され、該電荷が下部電極14を介して読出回路に読み出されて出力信号として出力される。
また、固体撮像素子には、ローパスフィルタ40の出力に接続し、昇圧回路50から出力された電源電圧を検出する電圧検出手段として機能する電圧検出部60が設けられている。また、電圧検出部60で検出された電圧が所定範囲内になるように前記昇圧回路のクロック周波数を設定し、設定したクロック周波数となるように昇圧回路50に入力されるクロック周波数を制御する制御部70とを備えている。
図9は、クロック周波数の制御の手順を示すフロー図である。
クロック周波数の制御としては、次の2つのタイミングに行われるものが考えられる。1つは、製品出荷時、電源起動時、初期化時に行う調整制御である。もう1つは、撮像時の撮像信号の出力停止期間(水平ブランキング期間など)である。
最初にローパスフィルタのクロック周波数を遮断周波数以上となるように設定する(ステップS1)。
次に、電圧検出部60によって昇圧回路で昇圧された駆動電圧を検出し、検出した駆動電圧が所望の範囲内であるか否かを判別する(ステップS2)。
電圧検出部60において、駆動電圧が所望の範囲内であると判断された場合には、クロック周波数の制御を終了する。
電圧検出部60において、駆動電圧が所望の範囲内ではないと判断された場合には、制御部70においてクロック周波数を調整し、新たなクロック周波数を設定し、昇圧回路のクロック周波数を制御する(ステップS3)。設定後は、再び駆動電圧を検出する状態を維持する。
電圧検出部60と、制御部70を備えた構成とすることで、ローパスフィルタのノイズ遮断効果を高め、より確実にノイズを遮断することができる。
上記固体撮像素子は、昇圧手段によって上部電極16と下部電極14に高い電源電圧を供給することができるとともに、昇圧動作に起因して発生する電源ノイズをローパスフィルタ40によって抑制することができる。ここで、ローパスフィルタ40は、昇圧手段の出力と上部電極16とを電気接続させる配線部M4の一部を抵抗とする構成であるため、同じ基板1上に作り込むことができる。このため、基板1の外部にローパスフィルタ40を設ける場合に比べて、固体撮像素子30を備えたICチップのサイズを小型化することが可能である。
本明細書は、次の事項を開示する。
(1)基板上に、下部電極と、前記下部電極上に設けられた光電変換層と、該光電変換層上に設けられた上部電極とを備えた固体撮像素子であって、
前記基板内に形成され、前記上部電極と前記下部電極との間に電界を生じさせるための電源電圧を供給する昇圧手段の出力と前記上部電極とを電気接続させる配線部と、
前記昇圧手段の出力に接続され、前記配線部の少なくとも一部によって形成された抵抗を含むローパスフィルタとを備えた固体撮像素子。
(2)(1)に記載の固体撮像素子であって、
前記基板上には、前記光電変換層を含むセンサ領域と、前記センサ領域が設けられていない周辺領域とが形成され、前記昇圧手段と前記ローパスフィルタが前記周辺領域に設けられている固体撮像素子。
(3)(1)又は(2)に記載の固体撮像素子であって、
前記配線部がミアンダライン形状である固体撮像素子。
(4)(1)から(3)のいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
前記配線部が、互いに電気接続され且つ前記基板の上下方向に間隔を有する複数の平行平板部を含み、前記複数の平行平板部が前記ローパスフィルタのキャパシタを構成する固体撮像素子。
(5)(1)から(4)のいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
前記昇圧手段から出力される電源電圧を検出する電圧検出手段と、
前記電圧検出手段で検出された電圧が所定範囲内となるように前記昇圧手段のクロック周波数を設定し、前記クロック周波数を制御する制御部とを備える固体撮像素子。
(6)(1)から(5)のいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
前記配線部が抵抗率1×10−7Ωm以上の材料からなる固体撮像素子。
(7)(1)から(6)のいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
前記配線部が窒化チタン又は酸化インジウムスズからなる固体撮像素子。
(8)(1)から(7)のいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
前記配線部が前記下部電極と同じ導電性材料で構成される固体撮像素子。
(9)基板上に、下部電極と、前記下部電極上に設けられた光電変換層と、該光電変換層上に設けられた上部電極とを備えた固体撮像素子の駆動方法であって、
前記基板内に形成され、前記上部電極と前記下部電極との間に電界を生じさせるため昇圧手段によって電源電圧を供給する際に、前記昇圧手段の出力と前記上部電極とを電気接続させる配線部の少なくとも一部によって形成された抵抗を含むローパスフィルタを用いて、前記昇圧手段のクロック周波数を制御する固体撮像素子の駆動方法。
(10)(9)に記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
前記基板上には、前記光電変換層を含むセンサ領域と、前記センサ領域が設けられていない周辺領域とが形成され、前記昇圧手段と前記ローパスフィルタが前記周辺領域に設けられている固体撮像素子の駆動方法。
(11)(9)又は(10)に記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
前記配線部がミアンダライン形状である固体撮像素子の駆動方法。
(12)(9)から(11)のいずれか1つに記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
前記配線部が、互いに電気接続され且つ前記基板の上下方向に間隔を有する複数の平行平板部を含み、前記複数の平行平板部が前記ローパスフィルタのキャパシタを構成する固体撮像素子の駆動方法。
(13)(9)から(12)のいずれか1つに記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
前記昇圧手段から出力される電源電圧を検出し、
検出された電圧が所定範囲内となるように前記クロック周波数を設定し、前記クロック周波数を制御する固体撮像素子の駆動方法。
(14)(9)から(13)のいずれか1つに記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
前記配線部が抵抗率1×10−7Ωm以上の材料からなる固体撮像素子の駆動方法。
(15)(9)から(14)のいずれか1つに記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
前記配線部が窒化チタン又は酸化インジウムスズからなる固体撮像素子の駆動方法。
(16)(9)から(15)のいずれか1つに記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
前記配線部が前記下部電極と同じ導電性材料で構成される固体撮像素子の駆動方法。
(17)(1)から(8)のいずれか1つに記載の固体撮像素子を備えた撮像装置。
15 光電変換層
16 上部電極
30 固体撮像素子
40 ローパスフィルタ
50 昇圧回路
60 電圧検出部
M1〜M3 平行平板
M4 配線部

Claims (17)

  1. 基板上に、下部電極と、前記下部電極上に設けられた光電変換層と、該光電変換層上に設けられた上部電極とを備えた固体撮像素子であって、
    前記上部電極と前記下部電極との間に電界を生じさせるための電源電圧を供給する昇圧手段の出力と前記上部電極とを電気接続させる配線部と、
    前記昇圧手段の出力に接続され、前記配線部の少なくとも一部によって形成された抵抗を含むローパスフィルタとを備えた固体撮像素子。
  2. 請求項1に記載の固体撮像素子であって、
    前記基板上には、前記光電変換層を含むセンサ領域と、前記センサ領域が設けられていない周辺領域とが形成され、前記昇圧手段と前記ローパスフィルタが前記周辺領域に設けられている固体撮像素子。
  3. 請求項1又は2に記載の固体撮像素子であって、
    前記配線部がミアンダライン形状である固体撮像素子。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
    前記配線部が、互いに電気接続され且つ前記基板の上下方向に間隔を有する複数の平行平板部を含み、前記複数の平行平板部が前記ローパスフィルタのキャパシタを構成する固体撮像素子。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
    前記昇圧手段から出力される電源電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段で検出された電圧が所定範囲内となるように前記昇圧手段のクロック周波数を設定し、前記クロック周波数を制御する制御部とを備える固体撮像素子。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
    前記配線部が抵抗率1×10−7Ωm以上の材料からなる固体撮像素子。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
    前記配線部が窒化チタン又は酸化インジウムスズからなる固体撮像素子。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
    前記配線部が前記下部電極と同じ導電性材料で構成される固体撮像素子。
  9. 基板上に、下部電極と、前記下部電極上に設けられた光電変換層と、該光電変換層上に設けられた上部電極とを備えた固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記基板内に形成され、前記上部電極と前記下部電極との間に電界を生じさせるため昇圧手段によって電源電圧を供給する際に、前記昇圧手段の出力と前記上部電極とを電気接続させる配線部の少なくとも一部によって形成された抵抗を含むローパスフィルタを用いて、前記昇圧手段のクロック周波数を制御する固体撮像素子の駆動方法。
  10. 請求項9に記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記基板上には、前記光電変換層を含むセンサ領域と、前記センサ領域が設けられていない周辺領域とが形成され、前記昇圧手段と前記ローパスフィルタが前記周辺領域に設けられている固体撮像素子の駆動方法。
  11. 請求項9又は10に記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記配線部がミアンダライン形状である固体撮像素子の駆動方法。
  12. 請求項9から11のいずれか1つに記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記配線部が、互いに電気接続され且つ前記基板の上下方向に間隔を有する複数の平行平板部を含み、前記複数の平行平板部が前記ローパスフィルタのキャパシタを構成する固体撮像素子の駆動方法。
  13. 請求項9から12のいずれか1つに記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記昇圧手段から出力される電源電圧を検出し、
    検出された電圧が所定範囲内となるように前記クロック周波数を設定し、前記クロック周波数を制御する固体撮像素子の駆動方法。
  14. 請求項9から13のいずれか1つに記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記配線部が抵抗率1×10−7Ωm以上の材料からなる固体撮像素子の駆動方法。
  15. 請求項9から14のいずれか1つに記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記配線部が窒化チタン又は酸化インジウムスズからなる固体撮像素子の駆動方法。
  16. 請求項9から15のいずれか1つに記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記配線部が前記下部電極と同じ導電性材料で構成される固体撮像素子の駆動方法。
  17. 請求項1から8のいずれか1つに記載の固体撮像素子を備えた撮像装置。
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