JP2003163845A - 固体撮像装置およびそのクランプ制御方法 - Google Patents

固体撮像装置およびそのクランプ制御方法

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JP2003163845A JP2001358892A JP2001358892A JP2003163845A JP 2003163845 A JP2003163845 A JP 2003163845A JP 2001358892 A JP2001358892 A JP 2001358892A JP 2001358892 A JP2001358892 A JP 2001358892A JP 2003163845 A JP2003163845 A JP 2003163845A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDS機能やAGC機能等を設けたアナログ
フロントエンドICチップにおいて、黒基準信号期間に
出力信号をクランプするためのクランプ回路に電源や外
部回路等から混入する雑音の影響を抑制する。 【解決手段】 黒基準信号の期間に対応するゲインコン
トロールアンプ4の出力値を所定の基準値に一致させる
クランプ回路18に、ゲインコントロールアンプ4に供
給されるクランプ信号のゲインを制御するゲイン制御手
段としての電圧電流変換回路36を設けた。この電圧電
流変換回路36によってフィードバックループのゲイン
を減少させることにより、チップ内部、およびチップ外
部からクランプ回路18に各種の雑音が混入し、OPア
ンプ12によって増幅された場合でも、ゲインコントロ
ールアンプ4への影響を抑制でき、動作の安定化を図る
ことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージセンサで
撮像した画像信号をフィードバックして制御信号に用い
る固体撮像装置およびそのクランプ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来の固体撮像装置に設けら
れるアナログフロントエンドプロセッサ(以下、アナロ
グFEという)の一例を示すブロック図である。このア
ナログFE1は、入力端子2から入力される入力信号V
inに対する相関二重サンプリング処理を複数のサンプ
ルホールド(SH)回路によって実行するCDS(相関
二重サンプリング)回路3と、そのゲインを制御するオ
ートゲインコントロール(AGC)回路4と、このAG
C回路4の出力をローパスするローパスフィルタ(LP
F)回路5と、このLPF回路5を増幅して出力端子7
より出力するドライブ(DRV)アンプ6と、このDR
Vアンプ6の出力信号DRVoutを所定の基準値にク
ランプするクランプ回路18等を有しており、撮像素子
の黒基準信号期間に出力信号DRVoutをクランプ回
路18によってクランプするものである。
【0003】クランプ回路18は、DRVアンプ6の出
力信号DRVoutをフィードバックするフィードバッ
クループ18Aと、このフィードバックループ18Aを
外部入力されるクランプ制御信号CLPOBに基づいて
開閉するスイッチ18Bと、出力信号DRVoutの電
圧値と所定の基準電圧源11による基準電圧値Vref
とを比較し、その差分信号を出力するOPアンプ12と
を有し、OPアンプ12からの差分信号△Voutによ
ってAGC回路4を制御することにより、出力信号DR
Voutの電圧値と基準電圧値Vrefが同一の電圧に
なるようにして出力信号のクランプを行う。なお、フィ
ードバックループ18Aのスイッチ18BとAGC回路
4との間には、アナログFE1の外部接続端子14を通
して外部のフィードバックループ用コンデンサ15に接
続されるノード18Cが設けられている。また、OPア
ンプ12および基準電圧源11は、アナログFE1の外
部接続端子8を通して基準電源用コンデンサ9に接続さ
れている。また、クランプ制御信号CLPOBは外部接
続端子19より入力される。
【0004】このようなアナログFE1を構成するIC
は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサな
どの固体撮像装置の出力信号の信号処理ICとしてよく
使用される。そして、従来のCCDイメージセンサやC
MOSイメージセンサでは、一般に垂直ブランキング期
間と水平ブランキング期間の少なくとも片方に黒基準信
号を持っており、フレーム周期あるいは1水平周期の黒
基準信号出力期間の間に、外部入力によるクランプ制御
信号CLPOBを“ON”し、フィードバックループ1
8Aのスイッチ18Bを動作させ、出力信号DRVou
tの電圧値と基準電圧値Vrefが同一の電圧になるよ
うに制御する。これにより、入力信号の黒基準信号電圧
の変動があっても、常に一定の基準電圧値Vrefを基
準にして出力信号DRVoutを出力することができ
る。
【0005】図16は、他の従来例による固体撮像装置
に設けられるアナログFE2を示すブロック図である。
なお、この図16において図15と共通の要素について
は同一符号を付している。この図16に示すアナログF
E2は、上述した図15に示すクランプ回路18のうち
基準電圧源11をICの外部(図示せず)に設けたもの
であり、基準電圧値Vrefは外部接続端子17から入
力される。また、クランプ回路18のフィードバックル
ープ18A、スイッチ18B、およびOPアンプ12等
はICの内部に設けられている。ただし、図示のよう
に、フィードバックする信号としてDRVアンプ6の出
力でなく、LPF回路5の出力を用いる。なお、この種
のアナログFEとしては、CDS機能およびAGC機能
だけでなく、AD機能やイメージセンサを駆動するTG
機能を含んだ1チップ回路などに使用される。さらにこ
れらの機能チップ内部に取り込んだCCDやCMOSイ
メージセンサなどの固体撮像素子にも広く使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の回路構成では、電源電圧やGNDから混入する雑音
の影響を防ぐことが困難であった。図17は、上述のよ
うに電源に混入する雑音電圧の具体例を示す説明図であ
り、縦軸は雑音電圧、横軸は周波数を示している。上述
したICチップからの出力信号DRVoutは、次段の
信号処理ボード(あるいは信号処理IC)に引き渡され
るが、この信号処理ボード(あるいは信号処理IC)か
らの雑音混入の問題が存在する。図示のように、画像に
混入する雑音としては、次段の信号処理ボード(あるい
は信号処理IC)から混入するフレーム周波数に相当す
る30Hzの雑音と、その高調波周波数雑音、ならびに
電源から混入する50Hzの雑音と、その高調波周波数
の雑音が存在する。したがって、このような電源から混
入する雑音と、次段の信号処理ボード(あるいは信号処
理IC)から混入する雑音を抑圧することが必要であ
る。
【0007】さらに、フィードバック期間以外の外部端
子電圧のゆれを防ぐために、フィードバックループ18
Aの少なくとも1つのノード18Cを外部端子接続用1
4として引き出し、上述したコンデンサ15に大きな容
量値の素子を接続しておく必要があった(図15参
照)。この容量値は、0.1μF〜10μF程度と大き
く、大きな部品体積が必要であり、上述のようなICチ
ップを用いたカメラシステムを小型化することが困難で
あった。
【0008】本発明は、このような実状に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、CDS機能や
AGC機能等を設けたアナログフロントエンドICチッ
プにおいて、黒基準信号期間に出力信号をクランプする
ためのクランプ回路に電源や外部回路等から混入する雑
音の影響を抑制することができ、また、ICチップの簡
素化を図ることが可能な固体撮像装置およびそのクラン
プ制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、垂直ブランキ
ング期間と水平ブランキング期間の少なくとも片方に黒
基準信号を持ったイメージセンサと、前記イメージセン
サからの出力信号に対するノイズ除去を行う相関二重サ
ンプリング回路と、前記相関二重サンプリング回路の出
力信号を増幅するゲインコントロールアンプと、前記黒
基準信号の期間に対応する前記ゲインコントロールアン
プの出力値を所定の基準値に一致させるクランプ回路と
を具備した固体撮像装置において、前記クランプ回路
は、ゲインコントロールアンプを出力信号に基づいてフ
ィードバック制御するためのフィードバックループと、
前記フィードバックループによってフィードバックされ
た出力信号を前記基準値と比較してクランプ信号を出力
する演算手段と、前記黒基準信号の期間に対応して前記
フィードバックループを開閉するスイッチとを有し、さ
らに、前記ゲインコントロールアンプに供給されるクラ
ンプ信号のゲインを制御するゲイン制御手段を有するこ
とを特徴とする。
【0010】また本発明は、垂直ブランキング期間と水
平ブランキング期間の少なくとも片方に黒基準信号を持
ったイメージセンサと、前記イメージセンサからの出力
信号に対するノイズ除去を行う相関二重サンプリング回
路と、前記相関二重サンプリング回路の出力信号を増幅
するゲインコントロールアンプと、前記黒基準信号の期
間に対応する前記ゲインコントロールアンプの出力値を
所定の基準値に一致させるクランプ回路とを具備した固
体撮像装置において、前記クランプ回路は、ゲインコン
トロールアンプを出力信号に基づいてフィードバック制
御するためのフィードバックループと、前記フィードバ
ックループによってフィードバックされた出力信号を前
記基準値と比較してクランプ信号を出力する演算手段
と、前記黒基準信号の期間に対応して前記フィードバッ
クループを開閉するスイッチとを有し、さらに、フィー
ルドバッククランプ期間以外の電圧変動を抑制するため
の第1の容量素子を接続する少なくとも1つのノードを
有し、前記ノードがクランプ期間以外でフローティング
状態にならないようにしたことを特徴とする。
【0011】また本発明は、垂直ブランキング期間と水
平ブランキング期間の少なくとも片方に黒基準信号を持
ったイメージセンサと、前記イメージセンサからの出力
信号に対するノイズ除去を行う相関二重サンプリング回
路と、前記相関二重サンプリング回路の出力信号を増幅
するゲインコントロールアンプと、前記黒基準信号の期
間に対応する前記ゲインコントロールアンプの出力値を
所定の基準値に一致させるクランプ回路とを具備し、前
記クランプ回路は、ゲインコントロールアンプを出力信
号に基づいてフィードバック制御するためのフィードバ
ックループと、前記フィードバックループによってフィ
ードバックされた出力信号を前記基準値と比較してクラ
ンプ信号を出力する演算手段と、前記黒基準信号の期間
に対応して前記フィードバックループを開閉するスイッ
チとを有する固体撮像装置のクランプ制御方法であっ
て、前記ゲインコントロールアンプに供給されるクラン
プ信号のゲインを前記演算手段とは別のゲイン制御手段
によって制御するようにしたことを特徴とする。
【0012】本発明の固体撮像装置およびクランプ制御
方法によれば、黒基準信号の期間に対応するゲインコン
トロールアンプの出力値を所定の基準値に一致させるク
ランプ回路に、ゲインコントロールアンプに供給される
クランプ信号のゲインを制御するゲイン制御手段を設け
たことから、このクランプ回路に電源や外部回路等から
各種の雑音が混入した場合にも、これをゲイン制御手段
によって抑制し、ゲインコントロールアンプに対する影
響を小さくすることが可能となり、撮像信号への雑音の
影響を抑制することができる。また、本発明の固体撮像
装置によれば、フィードバッククランプ期間以外の電圧
変動を抑制するための第1の容量素子を接続するノード
をクランプ期間以外でフローティング状態にならないよ
うにしたことにより、クランプ期間以外の期間でクラン
プ回路の状態を安定化でき、ハム雑音等の影響を抑制す
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態例につ
いて図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の
形態で用いる動作原理を説明するための各信号の状態を
示すタイミングチャートである。このタイミングチャー
トは、本実施の形態による固体撮像装置における水平タ
イミング期間(Hタイミング)30と、アナログFEの
出力信号(DRVout)31と、アナログFEにクラ
ンプ動作を実行させるためのクランプ制御信号(CLP
OB)32と、アナログFEのAGC回路のクランプ時
の電圧状態であるAGCCLP信号33と、2つの雑音
対策A、Bのタイミング34−1、34−2とを示して
いる。
【0014】ここで、DRVout信号31は、1H期
間の前にある黒基準期間(前OPB部)31−1と、1
H期間の後ろにある黒基準期間(後ろOPB部)31−
2と、その間の有効期間31−3に出力される信号であ
る。そして、この例では、前にある黒基準期間の信号3
1−1の領域の一部について、第1のCLPOB信号3
2−1によってクランプ動作を行う。つまり、このCL
POB期間32−1にのみアナログFEのフィードバッ
クループ回路を動作させ、DRVout31の出力を前
OPB部31−1の一部の期間による黒基準期間の電圧
を後述の基準信号電圧Vrefと一致させている。この
ようなフィードバック動作により、同一ICにおいて温
度変動によりDRVout電圧31の前OPB期間31
−1の電圧レベルが変動しても、一定のVref電圧に
強制的に設定することが可能である。つまり、温度変動
によらず、出力電圧DRVoutの基準信号電圧31−
1を常に一定値の電圧出力値Vrefに設定している。
このように、第1のCLPOB期間32−1に出力電圧
DRVout31−1をフィードバック動作をさせるこ
とにより、温度変化の影響をなくすことができる。
【0015】そして、本例では、雑音対策として、上述
のようなフィードバッククランプ期間中33−1のフィ
ードバックループのゲインを所定の大きさに調整するた
めの電流電圧変換回路を設けることにより、フィードバ
ック時に電源やGNDで発生する雑音を抑圧するもので
ある(雑音対策34−1A)。また、フィードバックク
ランプ期間以外の期間33−2で、IC外に大容量の外
部コンデンサ(第1の容量素子)を接続した構成におい
て、この外部コンデンサを接続する外部接続端子から外
部雑音が混入しない経路を提供するものである(雑音対
策34−1B)。
【0016】以下、上述のような本実施の形態による特
徴を実現するための具体的実施例について順次発明す
る。なお、以下の各実施例において、上述した従来例と
共通の構成については同一符号を用いて説明する。図2
は、本発明の第1実施例による固体撮像装置のアナログ
FEの構成を示すブロック図である。このアナログFE
1は、上述した図15の従来例に電圧電流変換回路(減
衰アンプ)36を追加したものであり、CDS回路3、
AGC回路4、LPF回路5、DRVアンプ6等は図1
5に示す例と同様である。また、アナログFE1に外部
接続されたコンデンサ9、15等も同様である。なお、
この場合、外部コンデンサ9が上述した第1の容量素子
に相当する。
【0017】また、クランプ回路18は、図15に示す
例と同様に、フィードバックループ18A、スイッチ1
8B、基準電圧源11、およびOPアンプ(演算手段)
12を有しており、フィードバックループ18Aのスイ
ッチ18BとAGC回路4との間にゲイン制御手段とし
ての電圧電流変換回路36が設けられている。このクラ
ンプ回路18では、OPアンプ12によって出力された
差分信号の電圧変動値△Voutを電圧電流変換するこ
とにより、この電圧変動値△Voutよりも小さい電圧
値△Vfb(△Vfb<△Vout)をAGC回路4に
ゲイン制御信号として出力するものである。
【0018】ここで、OPアンプ12は入力信号差(D
RVout−Vref)を大きな電圧出力△Voutと
してAGC回路4に供給するので、アナログFE1の出
力電圧DRVoutを基準電圧Vrefに一致させるに
は効果がある。しかし、例えばOPアンプ12の電源や
GNDから混入する雑音も、OPアンプ12の大きな増
幅率により増幅されるため、雑音も増幅されてしまう。
そのため、この雑音の影響を抑圧するために、フィード
バックループ18Aの内部にフィードバックループゲイ
ンを制御する回路が不可欠になる。そのため本例では、
電圧を電流に変換する電圧電流変換回路36を挿入し、
この回路によってフィードバックループゲインをコント
ロールするようにした。ここで電圧電流変換回路36の
出力は電流変動量△ifbとして得られるが、図2に
は、この電流変動量に相当する電圧変動量△Vfbとし
て示している。
【0019】なお、本例では、フィードバックループゲ
インのゲイン制御手段に電圧電流変換回路36を用いた
が、同様に電流電圧変換回路、電流電流変換回路、また
は電圧電圧変換回路を用いることも可能であり、フィー
ドバックループゲインを抑制し得る手段であればよい。
要は、出力信号を基準信号と比較するOPアンプ12以
外に、フィードバックループゲインを制御できる手段が
フィードバックループ内に挿入されていることが本例の
特徴点である。
【0020】図3は、上述した図2に示す第1実施例の
構成におけるゲイン制御手段の制御動作の具体例を示す
説明図であり、OPアンプ12の入力である出力信号D
RVoutの変化(横軸)に対する電圧電流変換回路3
6の制御電圧△Vfbの変化(縦軸)を示している。図
中の実線Cで示すように、フィードバックループのゲイ
ンが大きい場合には、出力電圧DRVoutの小さな変
動に対してフィードバックされる電圧変動△Voutも
大きくなり、OPアンプ12などの電源やGNDの雑音
変動に対して弱いものとなる。そこで、図中の破線Dで
示すように、電圧電流変換回路36の挿入により、フィ
ードバックループゲインを所定の大きさ以下にすること
で、雑音変動に対する特性を改善することが可能であ
る。すなわち、△Vfb<△Voutとすることによ
り、OPアンプ12や電圧電流変換回路36の電源やG
NDから混入する雑音の影響を抑圧することが可能とな
る。これは、フィードバックループが動作している期間
(図1のCLPOB期間32−1)の雑音対策Aに相当
する。
【0021】図4は、本発明の第2実施例による固体撮
像装置のアナログFEの構成を示すブロック図である。
基本的には、図2に示す構成と同様であるが、本例は、
フィードバックループ18Aの電圧を保持するためのコ
ンデンサ(第2の容量素子)41をOPアンプ12に入
力されるフィードバックループ18A上に設け、その上
流側(出力端子7側)にスイッチ18Bを設けたもので
ある。すなわち、本例では、スイッチ18Bが“OF
F”状態となっても、外部接続端子14に接続している
コンデンサ15がフローティング状態になることがない
ので、外部接続端子14に接続されているコンデンサ1
5から混入する各種雑音(ハム雑音、外部の飛び込み雑
音、電源・GND雑音)の影響を抑えることができる。
これは、図1の雑音対策B(34−2)の対策に相当す
る。なお、その他は図2に示す例と同様であるので説明
は省略する。
【0022】図5は、本発明の第3実施例による固体撮
像装置のアナログFEの構成を示すブロック図である。
本例は、図2において外部接続端子14に接続されるコ
ンデンサ15の代わりにアナログFE1の内部にコンデ
ンサ42を設けたものである。このような回路構成とす
ることにより、外部接続端子を設けることが不要とな
り、以下のような効果を得ることができる。第1は、外
部接続端子を引き出してしまうと、どうしてもその外部
端子から雑音の混入が避けられないため、このような雑
音の混入を防止できる。第2は、外部端子に0.1μF
〜10μF程度の大きな容量値の容量素子を取り付ける
と、容量素子の体積が大きくなり、システム全体の小型
化が困難になるが、これをIC内に設けることで、小型
化を図ることが可能となる。なお、その他は図2に示す
例と同様であるので説明は省略する。
【0023】図6は、本発明の第4実施例による固体撮
像装置のアナログFEの構成を示すブロック図である。
本例は、アナログFE1の内部に、新たにOPアンプ1
2の入力を切り換えるスイッチ44、45と、内部コン
デンサ46と、その接続を切り換えるスイッチ47を設
けたものである。すなわち、本例において、フィードバ
ックループ18Aには、OPアンプ12の両方の入力端
側から出力端側に直接接続される2つのパス18D、1
8Eが設けられている。そして、非反転入力端子(基準
電圧源11)側のパス18Eに内部コンデンサ46とス
イッチ47が設けられている。
【0024】そして、OPアンプ12の反転入力端子に
設けられたスイッチ44をクランプ制御信号CLPOB
2によって切り換えることにより、OPアンプ12の反
転入力端子をパス18Dを通して電圧電流変換回路36
側に接続するか、出力信号DRVout側に接続するか
を選択する。また、OPアンプ12の非反転入力端子に
設けられたスイッチ45をクランプ制御信号CLPOB
2によって切り換えることにより、OPアンプ12の非
反転入力端子をパス18Eを通して内部コンデンサ46
及びスイッチ47側に接続するか、基準電圧源11側に
接続するかを選択する。また、スイッチ47をクランプ
制御信号CLPOB3によって切り換えることにより、
内部コンデンサ46を電圧電流変換回路36側に接続す
るか否かを選択する。
【0025】本例の構成は、図1の雑音対策34−2B
を目的とするものである。つまり、従来は外部コンデン
サ15がフローティング状態になり雑音の混入が不可避
だったが、本例では、外部コンデンサ15がフローティ
ング状態にならないようにして雑音対策をとったことで
ある。すなわち、図6の構成において、フィードバック
動作が“ON”している期間は、スイッチ44、45、
47は“実線”で示すような状態となっている。つま
り、OPアンプ12が動作し、OPアンプ12からの差
動出力電圧は内部コンデンサ46に書き込まれる。ま
た、クランプ期間が終了すると、スイッチ44、45、
47は“破線”で示すような状態に切り換わる。これに
より、内部コンデンサ46に書き込まれた電圧は、外部
接続端子14側にも出力されるので、外部コンデンサ1
5がフローティング状態にならず、外部雑音の影響をな
くすことができる。このようにして、クランプ用のスイ
ッチ44が“OFF”となっても外部コンデンサ15が
フローティング状態にならない構成を得ることが可能と
なる。なお、図6の例では、外部コンデンサ15が記載
されているが、内部コンデンサ46とマージ可能であ
る。つまり削減することができる。同様に外部コンデン
サ9もチップ内部に形成し削減できる。
【0026】図7は、本発明の第5実施例による固体撮
像装置のアナログFEの構成を示すブロック図である。
本例のアナログFE1は、基準電圧Vref11の電圧
を変更できるように、微少電圧可変回路52を取り付け
たものである。この微少電圧可変回路52は外部からの
オフセット信号OFFSETによって所望の値に可変制
御されるものである。この微少電圧可変回路52によっ
て微少電圧△Vrefを発生させることにより、フィー
ドバッククランプ期間中の出力信号DRVoutを、V
ref+△Vref電圧に一致させることが可能とな
る。
【0027】図8は、本発明の第6実施例による固体撮
像装置のアナログFEの構成を示すブロック図である。
本実施例は、図4に示す第2実施例の変形例であり、図
4の構成で外部接続端子14に接続されていた外部コン
デンサ15の代わりに、図5の第3実施例と同様の内部
コンデンサ42を設けたものである。なお、内部コンデ
ンサ42は、半導体基板内部に形成されているものとす
る。このような回路構成により、外部接続端子から混入
する雑音の影響を抑圧することが可能となる。
【0028】図9は、本発明の第7実施例による固体撮
像装置のアナログFEの構成を示すブロック図である。
本例は、外部接続端子14に接続するコンデンサ15の
他方の電極とOPアンプ12の基準電圧Vrefを保持
するためのコンデンサ9の他方の電極とをショートさ
せ、共通GND(あるいは共通VDD)53に接続した
ものである。これは、外部基板上で共通GND化(ある
いは共通VDD化)させることで、外部端子から混入す
る雑音の影響を2つのコンデンサに同時に発生させ、同
相入力雑音除去比を高め、雑音の影響を抑圧するもので
ある。
【0029】図10は、本発明の第8実施例による固体
撮像装置のアナログFEの構成を示すブロック図であ
る。本例では、図16に示した構成のアナログFE2に
本発明を適用したものであり、図16に示す構成におけ
る外部コンデンサの代わりに、内部コンデンサ54をI
Cチップ内に設けたものである。これにより、外部接続
端子14をなくし、外部接続端子から混入する雑音の影
響を抑圧することが可能となる。
【0030】図11は、本発明の第9実施例による固体
撮像装置のアナログFEの構成を示すブロック図であ
る。本例では、図10に示す構成において、さらにフィ
ードバックループ18AのOPアンプ12とスイッチ1
8Bの後に、ゲイン制御手段としてのゲイン変換回路5
7を設けたものである。このような回路構成にすること
によって、OPアンプ12の大きなゲインをコントロー
ルすることが可能となり、フィードバックループゲイン
を所定の大きさ以下にすることにより、OPアンプ12
の電源やGNDから混入する雑音の影響を抑圧すること
が可能となる。
【0031】図12は、本発明の第10実施例による固
体撮像装置のアナログFEの構成を示すブロック図であ
る。本例では、図16に示した構成のアナログFE2に
おいて、外部コンデンサ15をフローティング状態にし
ないように、クランプ用のスイッチ59とコンデンサ6
0をOPアンプ12のフィードバックループ側の入力端
子(反転入力端子)に設けたものである。すなわち、図
12において、スイッチ59は、クランプ制御信号CL
POBに基づいて開閉動作し、OPアンプ12の反転入
力端子とフィードバックループとの接続、遮断を切り換
えるものである。このような構成において、フィードバ
ッククランプ動作時は、ローパスフィルタ5の出力信号
を内部コンデンサ60に書き込む。したがって、スイッ
チ59を“OFF”しても、内部コンデンサ60には以
前の信号が書き込まれているので、外部コンデンサ15
はフローティング状態にはならない。このため、外部端
子から混入する雑音の影響を抑圧することが可能とな
る。
【0032】図13は、本発明の第11実施例による固
体撮像装置のアナログFEの構成を示すブロック図であ
る。本例は、図6に示した原理を図10に示す構成のア
ナログFE2に適用したもので、フィードバッククラン
プ動作時のOPアンプ12の出力電圧を書き込む内部コ
ンデンサ62を設け、この書き込み動作を実行するため
のスイッチ63、64、65を設けたものである。スイ
ッチ63は、クランプ制御信号CLPOB2に基づい
て、OPアンプ12の非反転入力端子を内部コンデンサ
62または基準電圧Vrefに接続する。また、スイッ
チ64は、クランプ制御信号CLPOB2に基づいて、
OPアンプ12の反転入力端子をOPアンプ12の出力
端子またはLFP回路5の出力端子に接続する。また、
スイッチ65は、クランプ制御信号CLPOB3に基づ
いて、内部コンデンサ62とOPアンプ12の出力端子
との間を接続、遮断するものである。このような構成に
おいて、図1のCLPOB期間以外32−2の間に、ス
イッチ63、64、65を“実線”の状態から“点線”
の状態に切り換える。これにより、内部コンデンサ62
に書きこまれた電圧を常に出力するようにできる。
【0033】図14は、上述のような本発明の各実施例
によるアナログFE(AFE1、AFE2)が搭載され
た固体撮像装置(CMOS型イメージセンサ)の全体構
成例を示すブロック図である。図中のアナログFE74
が、上述したアナログFE1またはアナログFE2のい
ずれかによって構成されるブロックである。この固体撮
像装置は、半導体基板68上に、イメージセンサ領域6
9、垂直レジスタ70、水平レジスタ71、出力アンプ
73、タイミングジェネレータTG72、アナログFE
74の各ブロックを搭載したものであり、アナログFE
74がイメージセンサと同一チップ上に形成された例で
ある。
【0034】このような固体撮像装置では、垂直ブラン
キング期間と水平ブランキング期間の少なくとも片方に
黒基準信号を持っているが、実際の使用条件下において
は、デバイス温度が時々刻々変動するため、上述したフ
ィードバックループクランプ回路による黒基準電圧のク
ランプ動作により、イメージセンサ69の出力信号DR
Voutの基準電圧を一定に維持することが可能とな
る。したがって、本発明の固体撮像装置は、図示のよう
なCMOS型イメージセンサ用途に広く採用することが
できる。また、CCDイメージセンサなどでは、上述し
た各実施例のアナログFEを別チップ構成で設けること
ができる。すなわち、本発明は、CCDイメージセンサ
やCMOSイメージセンサに広く採用できるものであ
る。
【0035】以上のような本発明の各実施例による固体
撮像装置およびクランプ制御方法では、以下のような効
果を得ることが可能である。1.フィードバックループ
のゲインを減少させたため、チップ内部、およびチップ
外部から混入する雑音の影響を抑圧することができる。
2.各種雑音が混入しやすい外部端子のフローティング
状態がなくなるため、ハム雑音などの影響を削減でき
る。3.外部容量素子をチップ内部に作成することが可
能となるため、このICを使用したシステムの小型化が
可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明の固体撮像装
置およびクランプ制御方法によれば、黒基準信号の期間
に対応するゲインコントロールアンプの出力値を所定の
基準値に一致させるクランプ回路に、ゲインコントロー
ルアンプに供給されるクランプ信号のゲインを制御する
ゲイン制御手段を設けたことから、このクランプ回路に
電源や外部回路等から各種の雑音が混入した場合にも、
これをゲイン制御手段によって抑制し、ゲインコントロ
ールアンプに対する影響を小さくすることが可能とな
り、撮像信号への雑音の影響を抑制することができる効
果がある。また、本発明の固体撮像装置によれば、フィ
ールドバッククランプ期間以外の電圧変動を抑制するた
めの第1の容量素子を接続するノードをクランプ期間以
外でフローティング状態にならないようにしたことによ
り、クランプ期間以外の期間でクランプ回路の状態を安
定化でき、ハム雑音等の影響を抑制することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態で用いる動作原理を説明す
るための各信号の状態を示すタイミングチャートであ
る。
【図2】本発明の第1実施例による固体撮像装置のアナ
ログFEの構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示す第1実施例の構成におけるゲイン制
御手段の制御動作の具体例を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例による固体撮像装置のアナ
ログFEの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第3実施例による固体撮像装置のアナ
ログFEの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第4実施例による固体撮像装置のアナ
ログFEの構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第5実施例による固体撮像装置のアナ
ログFEの構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第6実施例による固体撮像装置のアナ
ログFEの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第7実施例による固体撮像装置のアナ
ログFEの構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第8実施例による固体撮像装置のア
ナログFEの構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第9実施例による固体撮像装置のア
ナログFEの構成を示すブロック図である。
【図12】本発明の第10実施例による固体撮像装置の
アナログFEの構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第11実施例による固体撮像装置の
アナログFEの構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の各実施例によるアナログFEが搭載
された固体撮像装置(CMOS型イメージセンサ)の全
体構成例を示すブロック図である。
【図15】従来の固体撮像装置に設けられるアナログF
Eの第1の構成例を示すブロック図である。
【図16】従来の固体撮像装置に設けられるアナログF
Eの第2の構成例を示すブロック図である。
【図17】従来の固体撮像装置において電源に混入する
雑音電圧の具体例を示す説明図である。
【符号の説明】
1、2……アナログFE、3……CDS回路、4……A
GC回路、5……LPF回路、6……DRVアンプ、
9、15……コンデンサ、11……基準電圧源、12…
…OPアンプ、18……クランプ回路、18A……フィ
ードバックループ、18B……スイッチ、36……電圧
電流変換回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小関 賢 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134番地 ソニー・エルエスアイ・デザイン株式会 社内 (72)発明者 中本 泰 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5C021 PA13 PA17 PA34 PA52 SA17 SA18 XA13 XA41 YA01 5C024 CX03 GY01 GY31 GZ36 HX05 HX09 HX13 HX18 5C077 LL04 MP01 NP02 PP02 PP07 PP12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直ブランキング期間と水平ブランキン
    グ期間の少なくとも片方に黒基準信号を持ったイメージ
    センサと、 前記イメージセンサからの出力信号に対するノイズ除去
    を行う相関二重サンプリング回路と、 前記相関二重サンプリング回路の出力信号を増幅するゲ
    インコントロールアンプと、 前記黒基準信号の期間に対応する前記ゲインコントロー
    ルアンプの出力値を所定の基準値に一致させるクランプ
    回路とを具備した固体撮像装置において、 前記クランプ回路は、ゲインコントロールアンプを出力
    信号に基づいてフィードバック制御するためのフィード
    バックループと、前記フィードバックループによってフ
    ィードバックされた出力信号を前記基準値と比較してク
    ランプ信号を出力する演算手段と、前記黒基準信号の期
    間に対応して前記フィードバックループを開閉するスイ
    ッチとを有し、 さらに、前記ゲインコントロールアンプに供給されるク
    ランプ信号のゲインを制御するゲイン制御手段を有す
    る、 ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記相関二重サンプリング回路と、前記
    ゲインコントロールアンプと、前記クランプ回路の少な
    くともフィードバックループ、スイッチおよびゲイン制
    御手段が同一ICチップ内に設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記ゲイン制御手段は、電流電圧変換回
    路、電圧電流変換回路、電流電流変換回路、または電圧
    電圧変換回路であることを特徴とする請求項1記載の固
    体撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記ゲイン制御手段は、前記フィールド
    バックループによるクランプ信号の電圧変動値△Vou
    tよりも小さな電圧値△Vfb(△Vfb<△Vou
    t)を前記ゲインコントロールアンプに供給することを
    特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 垂直ブランキング期間と水平ブランキン
    グ期間の少なくとも片方に黒基準信号を持ったイメージ
    センサと、 前記イメージセンサからの出力信号に対するノイズ除去
    を行う相関二重サンプリング回路と、 前記相関二重サンプリング回路の出力信号を増幅するゲ
    インコントロールアンプと、 前記黒基準信号の期間に対応する前記ゲインコントロー
    ルアンプの出力値を所定の基準値に一致させるクランプ
    回路とを具備した固体撮像装置において、 前記クランプ回路は、ゲインコントロールアンプを出力
    信号に基づいてフィードバック制御するためのフィード
    バックループと、前記フィードバックループによってフ
    ィードバックされた出力信号を前記基準値と比較してク
    ランプ信号を出力する演算手段と、前記黒基準信号の期
    間に対応して前記フィードバックループを開閉するスイ
    ッチとを有し、 さらに、フィールドバッククランプ期間以外の電圧変動
    を抑制するための第1の容量素子を接続する少なくとも
    1つのノードを有し、前記ノードがクランプ期間以外で
    フローティング状態にならないようにした、 ことを特徴とする固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記ノードは、前記スイッチとゲイン制
    御手段との間に設けられていることを特徴とする請求項
    5記載の固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の容量素子を前記クランプ回路
    が設けられる同一チップ内に設けたことを特徴とする請
    求項5記載の固体撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の容量素子を前記クランプ回路
    が設けられる同一チップ外に設け、前記ノードを前記第
    1の容量素子が接続される外部端子に接続したことを特
    徴とする請求項5記載の固体撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記演算手段に対して出力信号をフィー
    ドバック入力する入力端子に第2の容量素子を接続した
    ことを特徴とする請求項8記載の固体撮像装置。
  10. 【請求項10】 垂直ブランキング期間と水平ブランキ
    ング期間の少なくとも片方に黒基準信号を持ったイメー
    ジセンサと、 前記イメージセンサからの出力信号に対するノイズ除去
    を行う相関二重サンプリング回路と、 前記相関二重サンプリング回路の出力信号を増幅するゲ
    インコントロールアンプと、 前記黒基準信号の期間に対応する前記ゲインコントロー
    ルアンプの出力値を所定の基準値に一致させるクランプ
    回路とを具備し、 前記クランプ回路は、ゲインコントロールアンプを出力
    信号に基づいてフィードバック制御するためのフィード
    バックループと、前記フィードバックループによってフ
    ィードバックされた出力信号を前記基準値と比較してク
    ランプ信号を出力する演算手段と、前記黒基準信号の期
    間に対応して前記フィードバックループを開閉するスイ
    ッチとを有する固体撮像装置のクランプ制御方法であっ
    て、 前記ゲインコントロールアンプに供給されるクランプ信
    号のゲインを前記演算手段とは別のゲイン制御手段によ
    って制御するようにした、 ことを特徴とする固体撮像装置のクランプ制御方法。
  11. 【請求項11】 前記フィールドバックループによるク
    ランプ信号の電圧変動値△Voutよりも小さな電圧値
    △Vfb(△Vfb<△Vout)を前記ゲインコント
    ロールアンプに供給してゲインを抑制することを特徴と
    する請求項10記載の固体撮像装置のクランプ制御方
    法。
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