JP5409291B2 - 固体撮像素子、撮像装置 - Google Patents

固体撮像素子、撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5409291B2
JP5409291B2 JP2009263908A JP2009263908A JP5409291B2 JP 5409291 B2 JP5409291 B2 JP 5409291B2 JP 2009263908 A JP2009263908 A JP 2009263908A JP 2009263908 A JP2009263908 A JP 2009263908A JP 5409291 B2 JP5409291 B2 JP 5409291B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
bias voltage
solid
imaging
imaging device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009263908A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011109514A (ja
Inventor
拓也 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2009263908A priority Critical patent/JP5409291B2/ja
Publication of JP2011109514A publication Critical patent/JP2011109514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5409291B2 publication Critical patent/JP5409291B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

本発明は、固体撮像素子及びこれを備える撮像装置に関する。
シリコン基板上方に一対の電極とこれらで挟まれた光電変換層を含む光電変換素子を設け、この光電変換層で発生した電荷を一対の電極の一方からシリコン基板に転送し、この電荷に応じた信号を、シリコン基板に形成したMOS回路で外部に読み出す光電変換層積層型の固体撮像素子が知られている(特許文献1,2,3参照)。
このような固体撮像素子では、光電変換層で発生した電荷を電極で捕集するために、露光期間中に光電変換層にバイアス電圧を印加することが行われる。特許文献1には、このバイアス電圧のレベルを変えることで、光電変換素子の感度を変化させてホワイトバランス調整を行う方法が開示されている。また、特許文献2には、信号出力を飽和させないように、光電変換層に印加する電圧によって発生する信号量を変化させ、白とびや黒つぶれ等の補正を行う方法が開示されている。
光電変換層に印加する電圧には、光電変換層から信号を読み出すMOS回路に使用する電源電圧(一般に3.3V程度)と同等以上の電圧(3.3V〜40V程度)が一般に必要となる。したがって光電変換層に印加する電圧と、光電変換された電荷に応じた信号を読み出す方式とによっては、過大光が入射したときに光電変換層から読み出された信号レベルがMOS回路の電源電圧を超えて過電圧状態となる。この結果、画像不良をきたすだけでなく、固体撮像素子の劣化、破壊につながる可能性がある。
特許文献3には、光電変換層で発生した電荷をCMOS回路部の基板へ逃がすことによりCMOS回路の破壊を防止する方法が開示されている。しかし、この方法では、電荷を基板へ逃すための特殊な構成をCMOS回路に追加する必要があり、汎用のCMOSプロセスをそのまま採用することができない。
特開2006−94263号公報 特開2009−49525号公報 特開2002−271701号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、過大光による信号読み出し回路の破壊を防ぐことが可能な汎用性の高い光電変換層積層型の固体撮像素子及びこれを備える撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の固体撮像素子は、被写体からの光を受光して前記光に応じた信号を出力する複数の画素を有する固体撮像素子であって、前記複数の画素の各々は、基板上方に設けられた一対の電極、前記一対の電極の間に設けられた光電変換層、及び前記基板に形成され、前記光の入射によって前記光電変換層で発生した電荷に応じた信号をMOSトランジスタによって読み出すMOS回路を含み、前記複数の画素が、画像データ生成用の信号を出力する有効画素と、前記一対の電極間に印加するバイアス電圧を制御するために利用される信号であって前記画像データの生成に利用されない信号を出力する非有効画素とを含み、前記有効画素と前記非有効画素はサイズが異なっており、前記一対の電極間に本撮像の撮像条件に応じたバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加部と、前記本撮像の前に、前記撮像条件にしたがって仮撮像を実施する制御部とを備え、前記バイアス電圧印加部は、前記仮撮像によって前記非有効画素から前記MOS回路によって読み出された信号のレベルに応じて前記本撮像時の前記バイアス電圧を可変制御するものである。
本発明の撮像装置は、前記固体撮像素子を備える。
本発明によれば、過大光による信号読み出し回路の破壊を防ぐことが可能な汎用性の高い光電変換層積層型の固体撮像素子及びこれを備える撮像装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を説明するための撮像装置の概略構成を示す図 図1に示した撮像装置における固体撮像素子の全体構成を示す平面模式図 図2に示した領域Aの拡大図 図2に示した有効画素領域に配置される画素の概略構成を示す図 図4に示した画素の断面とその画素の対向電極に接続されるローパスフィルタの断面とを示した模式図 図2に示した過大光検出用画素領域に配置される画素の概略構成を示す図 図2に示した固体撮像素子における周辺回路の詳細構成を示す図 図1に示した固体撮像素子の有効画素領域に配置される画素に含まれる光電変換素子の信号出力特性を示した図 図7に示した昇圧回路の構成例を示した回路図 図1に示した撮像装置の撮像動作を説明するためのフローチャート 図2に示した領域Aの拡大図の変形例を示した図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を説明するための撮像装置の概略構成を示す図である。撮像装置としては、デジタルカメラ及びデジタルビデオカメラ等の撮像装置、電子内視鏡及びカメラ付携帯電話機等に搭載される撮像モジュール、等があり、ここではデジタルカメラを例にして説明する。
図1に示す撮像装置は、固体撮像素子30と、駆動部20と、システム制御部21と、メインメモリ22と、デジタル信号処理部23と、記録制御部24とを備える。
固体撮像素子30は、詳細は後述するが、シリコン基板等の基板に形成されたMOS回路によって信号を読み出す、光電変換層積層型の固体撮像素子である。即ち、固体撮像素子30は複数の画素を有し、各画素が、基板上方に設けられた一対の電極、この一対の電極の間に設けられた光電変換層、及び該基板に形成され、該光電変換層で発生した電荷に応じた信号をMOSトランジスタによって読み出すMOS回路を含む構成となっている。
駆動部20は、システム制御部21の制御により固体撮像素子30を駆動する。
メインメモリ22は、固体撮像素子30から出力された撮像信号を一時記憶する。
デジタル信号処理部23は、固体撮像素子30から出力されてメインメモリ22に記憶された撮像信号に対し、デジタル信号処理(γ補正処理、RGB/YC変換処理等)を施して画像データを生成する。
記録制御部24は、撮像装置に着脱可能な記録媒体25の制御を行い、画像データを記録媒体25に記録したり、記録媒体25から画像データを読み出したりする。
システム制御部21は、撮像装置全体を統括制御する。システム制御部21は、撮影ISO感度、露光時間等の撮像条件を決定し、その条件にしたがって撮像を行うよう駆動部20を制御する。
図2は、図1に示した撮像装置における固体撮像素子の全体構成を示す平面模式図である。図3は、図2に示した領域Aの拡大図である。固体撮像素子30には、光を受光してその光に応じた信号を出力する複数の画素が配置されるセンサ領域と、それ以外の周辺領域とが存在する。
センサ領域には、有効画素領域31と過大光検出用画素領域32とが含まれる。
有効画素領域31には、水平方向とこれに直交する垂直方向に複数の画素31aが二次元状(例えば正方格子状)に配置されている。画素31aは、画像データ生成用の信号を得るための画素である。
過大光検出用画素領域32は、有効画素領域31の周りを取り囲むように設けられており、この領域には複数の画素32aが設けられている。画素32aは、画素31aと画素32aに含まれる一対の電極間に印加するバイアス電圧を制御するために必要な信号を得るためのものであり、ここから得られる信号は画像データの生成には利用されない。画素32aの平面視におけるサイズは、画素31aの平面視におけるサイズよりも大きくなっている。
なお、画素32aは、有効画素領域31にある各画素31aのMOS回路が破壊、劣化するのを防ぐために、MOS回路の出力信号が大きくなるような過大光を検出するものである。このため、画素32aは、過大光を漏れなく検出できるように、有効画素領域31の最外周に配置される画素31aを完全に囲うように配置しておくことが好ましい。
固体撮像素子30の周辺領域には、周辺回路33が設けられている。周辺回路33は、センサ領域に配置された各画素にバイアス電圧を供給する回路、各画素のMOS回路を駆動する回路、各画素から読み出された信号に信号処理を施す回路等が含まれる。
図4は、図2に示した有効画素領域31に配置される画素31aの概略構成を示す図である。図5は、図4に示した画素の断面模式図とその画素の対向電極に接続されるローパスフィルタの断面模式図とを示した図である。
図4に示すように、画素31aは、光電変換素子Pと、フローティングディフュージョンFDと、出力トランジスタ5aと、選択トランジスタ5bと、リセットトランジスタ5cとを備える。出力トランジスタ5aと、選択トランジスタ5bと、リセットトランジスタ5cが、図5に示すMOS回路5を構成している。出力トランジスタ5aと、選択トランジスタ5bと、リセットトランジスタ5cは、それぞれnチャネルMOSトランジスタで構成されている。
光電変換素子Pは、図5に示すように、基板であるp型シリコン基板1上方に設けられた一対の電極(画素電極14とこれに対向する対向電極16)と、画素電極14と対向電極16の間に設けられた光電変換層15とを備える。
対向電極16には、その上方から被写体光が入射される。対向電極16は、光電変換層15に入射光を入射させる必要があるため、入射光に対して透明なITO(酸化インジウムスズ)等の導電性材料で構成される。対向電極16は、全画素(画素31a,32a)で共通の一枚構成であるが、画素毎に分割し、分割した全ての対向電極を配線で接続した構成としてもよい。
画素電極14は、画素31a毎に分割された薄膜であり、透明又は不透明の導電性材料(ITO(酸化インジウムスズ)やアルミニウム等)で構成される。
光電変換層15は、入射光のうちの特定の波長域を吸収して、吸収した光量に応じた電荷を発生する有機又は無機の光電変換材料で構成された層である。光電変換層15を、緑色の波長域の光を吸収してこれに応じた電荷を発生する光電変換材料(例えばキナクリドン)で構成することで、可視光モノクロ撮像が可能となる。光電変換層15を、赤外の波長域の光を吸収してこれに応じた電荷を発生する光電変換材料(例えばフタロシアニン系有機材料やナフタロシアニン系有機材料)で構成することで、赤外光モノクロ撮像が可能となる。
フローティングディフュージョンFDは、画素電極14と電気的に接続されており、その電位が画素電極14の電位に応じて変化する。図4の例では、露光期間中、対向電極16に正の電圧VPXを印加し、フローティングディフュージョンFDの電位が、露光開始と共に上昇するようにしている。
リセットトランジスタ5cは、フローティングディフュージョンFDの電位を所定電位にリセットするためのものである。リセットトランジスタ5cは、そのソース端子がフローティングディフュージョンFDに電気的に接続され、そのドレイン端子にはリセットドレイン電圧VRDが供給されている。リセットトランジスタ5cのゲート端子に印加されるリセットパルスがハイレベルになると、リセットトランジスタ5cがオンし、フローティングディフュージョンFDの電位がリセットドレイン電圧VRDにリセットされる。
出力トランジスタ5aは、フローティングディフュージョンFDの電位を電圧信号に変換して出力するものである。言い換えると、出力トランジスタ5aは、画素電極14で捕集された電荷の電荷量に応じた信号を出力する。出力トランジスタ5aは、そのゲート端子がフローティングディフュージョンFDに電気的に接続され、そのドレイン端子にはMOS回路5の電源電圧VDDが供給されている。また、そのソース端子が選択トランジスタ5bのドレイン端子に接続されている。
選択トランジスタ5bは、出力トランジスタ5aの出力信号を信号線Sに選択的に出力するためのものである。選択トランジスタ5bは、そのソース端子が信号線Sに接続されている。選択トランジスタ5bのゲート端子に印加される選択パルスがハイレベルになると、選択トランジスタ5bはオンし、出力トランジスタ5aで変換された電圧信号が信号線Sに出力される。
図5に示すように、シリコン基板1上方で画素電極14の下方には遮光膜12が設けられており、この遮光膜12によりMOS回路5は遮光されている。
図3に示した画素31aの面積は、図4及び図5に示した画素電極14の平面視における面積と同じである。つまり、画素31aの平面視におけるサイズは、画素電極14の平面視におけるサイズによって決まっている。
図4に示すように、各画素31aの対向電極16にはローパスフィルタ(LPF)40が接続され、このLPF40に昇圧回路50が接続されている。LPF40及び昇圧回路50は、図2に示した周辺回路33に含まれる。
昇圧回路50は、例えばチャージポンプ式の昇圧回路であり、LPF40を介して対向電極16に可変のバイアス電圧を印加する。LPF40は、昇圧回路50の電源電圧に含まれる電源ノイズを抑制するためのものである。
図5に示すように、LPF40は、平行平板M1,M2,M3と、配線部M4と、接続部41とを備える。
平行平板M1,M2,M3は、周辺領域の基板1上方の絶縁層10内に縦方向に積層して互いに平行に設けられている。平行平板M1〜M3は、図示しないビアなどを介して互いに電気接続されている。なお、平行平板M1〜M3はそれぞれ、回路構成上必要に応じて互いに電気接続させればよいため、全てを接続する必要はなく、適宜つなぎ分けをしてもよい。
平行平板M1は、ゲート絶縁膜2上に所定の厚さで形成されている。平行平板M2は、平行平板M1の上に、絶縁層10の一部を介して設けられている。平行平板M3は、平行平板M2の上に、絶縁層10の一部を介して設けられる。
平行平板M1〜M3のうち最上部に位置する平行平板M3の上には、絶縁層10の一部を介して配線部M4が設けられている。配線部M4は、接続部41を介して平行平板M3に電気接続されている。センサ領域側の対向電極16が周辺領域側に一部延長して設けられ、周辺領域において対向電極16と配線部M4とが電気接続している。また、配線部M4は、昇圧回路50の出力と電気接続している。平行平板M1〜M3はそれぞれ、RC回路の容量Cの電極として機能する。
周辺領域において、平行平板M1〜M3と配線部M4とは、基板1の上方に互いに間隔をおいて積層されている。光電変換層積層型の固体撮像素子30では、周辺領域の基板1上方には、スペースに余裕がある。このため、かかる部位に平行平板M1〜M3と配線部M4とを設けることで、固体撮像素子30の他の構成部材の設計に影響を及ぼすことなく、センサ領域が形成される同じ基板1上にローパスフィルタ40を作りこむことが可能である。
平行平板M1〜M3と配線部M4は、光電変換素子PやMOS回路5の配線層と同じ導電性材料を用いて、同一の工程で形成されていてもよい。例えば、配線部M4は、光電変換素子Pの画素電極14と同じ導電性材料によって構成されていてもよい。このとき、配線部M4と画素電極14は、基板1の表面からの位置が同じとなる。
配線部M4は、RC回路の抵抗Rとして機能し、基板1の周辺領域の最上部に位置する所定の金属材料(トップメタル)を利用して構成することができる。トップメタルとしては、対向電極16を構成するITO(酸化インジウムスズ)などと酸化することなく接続可能な材料として、Au(金)、Al(アルミニウム)、Cu(銅)の代わりにTiN(窒化チタン)を使用する。TiNのように高い抵抗率の材料を用いることで、配線部M4を抵抗として配線長を実現可能な長さで形成することができる。配線部M4を構成する材料としては抵抗率1×10−7Ωm以上が好ましい
図6は、図2に示した過大光検出用画素領域32に配置される画素32aの概略構成を示す図である。画素32aは、保護トランジスタ5dを追加し、画素電極14の平面視におけるサイズを大きくした以外は、画素31aと同じ構成である。
画素32aにおいても、画素電極14の平面視のサイズが、画素のサイズとなっており、図3に示したように、画素32aのサイズは、画素31aよりも大きくなっている。
保護トランジスタ5dは、MOS回路5によって信号線Sに読み出される信号(出力トランジスタ5aから出力される信号と同義)のレベルが電源電圧VDDを超えてしまい、MOS回路5が破壊、劣化してしまうのを防ぐ保護回路として機能する。保護トランジスタ5dは、そのゲート端子とドレイン端子が画素電極14及びフローティングディフュージョンFDと電気的に接続され、そのソース端子には電源電圧VDDが供給されている。この保護トランジスタ5dにより、出力トランジスタ5aから出力される信号レベルが、電圧VDD以上になってしまうのを防止することができる。
なお、画素31aのMOS回路5と、画素32aのMOS回路5とは、それぞれ独立に信号読み出しができるように配線が形成されている。
画素32aは、画素31aよりもサイズが大きく、MOS回路5を形成するための領域を広くとることができる。このため、保護トランジスタ5dを追加するだけのスペースは十分にあり、保護トランジスタ5dを高耐圧のものにすることもできる。したがって、画素32aは、大量の光が入射した場合でも、MOS回路5の破壊を防ぐことができる構成となっている。一方、画素31aは、MOS回路5を保護するための保護回路を設けていないため、大量の光が入射した場合には、MOS回路5が破壊されてしまう可能性がある。
そこで、この固体撮像素子30では、画素31aから出力された信号のレベルが画素31aのMOS回路5を破壊する可能性のあるレベルになってしまうような場合に、昇圧回路50が対向電極16に印加するバイアス電圧VPXを下げる制御を行うことで、画素31aのMOS回路5の破壊を防ぐようにしている。以下、このような制御を実現する構成を説明する。
図7は、図2に示した固体撮像素子における周辺回路33の詳細構成を示す図である。周辺回路33は、LPF40と、昇圧回路50と、比較部70と、閾値記憶部80と、読み出し制御部90と、CDS回路110と、AD変換回路120とを備える。
読み出し制御部90は、画素31aのMOS回路5と画素32aのMOS回路5とを独立に制御して、各MOS回路5からの信号読み出しを行う。CDS回路110は、MOS回路5から読み出された信号に相関二重サンプリング処理を実施する。AD変換回路120は、CDS回路110から出力された信号をデジタル信号に変換して固体撮像素子30外部へと出力する。
比較部70は、画素32aのMOS回路5によって読み出され、相関二重サンプリング処理を施された信号のレベルを検出し、検出したレベルと閾値とを比較して、その比較結果を昇圧回路50に通知する。
閾値記憶部80は、比較部70が比較に用いる閾値を記憶するメモリである。
昇圧回路50は、撮像装置の電源60から供給される電圧を昇圧し、昇圧した電圧を、LPF40を介して対向電極16に印加する。これにより、各画素31a,32aの画素電極14及び対向電極16間に所定のバイアス電圧VPXが印加されることとなる。
昇圧回路50は、バイアス電圧VPXのレベルを制御する機能を有しており、撮像条件に応じて最適なバイアス電圧VPXを供給する。また、昇圧回路50は、画素31aのMOS回路5を保護するために、比較部70から通知される比較結果に応じてバイアス電圧VPXのレベルを変更する機能も持つ。具体的には、昇圧回路50は、画素32aから読み出された信号のレベルが第一の閾値を超えた場合に、当該レベルが当該第一の閾値を下回るように、バイアス電圧VPXのレベルを制御する。
なお、図3に示したように、画素31aと画素32aではサイズが異なるため、それぞれの信号出力特性は異なる。このため、上記第一の閾値は、画素31aと画素32aの信号出力特性の違いを考慮して設定しておく必要がある。
ある撮像条件(バイアス電圧VPX、バイアス電圧VPX印加時間)で撮像を行ったときに、画素31aから出力される信号レベルと、画素32aから出力される信号レベルの対応関係は、画素サイズの差によって既知となる。このため、画素31aから出力される信号レベルがMOS回路5の破壊を招くレベル(電源電圧VDD又はそれよりも少し低い値)になるとき、このレベルに対応する画素32aから出力される信号レベルも分かる。そこで、この破壊を招くレベルに対応する画素32aから出力される信号レベルを上記第一の閾値としておく。このようにすることで、画素32aから出力される信号レベルが第一の閾値を超えていたときには、画素31aのMOS回路5が破壊される恐れがあると判断することが可能になる。
図8は、図1に示した固体撮像素子30の画素31aに含まれる光電変換素子Pの信号出力特性を示した図である。図8に示した横軸は対向電極16にバイアス電圧VPXを印加する期間(露光期間)を示し、縦軸は、MOS回路5から読み出される信号の出力レベルを示している。図8に示した、“対向電圧”は、対向電極16に印加されるバイアス電圧VPXのことを示している。
図8に示すように、画素31aの光電変換素子Pは、対向電圧が大きくなるほど、同一露光期間で得られる信号出力レベルが大きくなる。また、対向電圧が1Vのときには、画素31aのMOS回路5から読み出される信号レベルはほぼゼロとなる。
このような特性を持つ画素31aの光電変換素子Pにおいて、画素31aのMOS回路5の電源電圧VDDを3.3Vとすると、電源電圧VDD3.3Vに対し、出力信号のばらつき(10%程度)を考慮し、更に、安全をみるために10%程度の余裕を持たせた電圧、つまり、3.3×0.9×0.9=2.673Vに対応する画素32aの出力信号レベルを第一の閾値として閾値記憶部80に記憶しておく。
例えば、まず、図8に示した、バイアス電圧VPX=15Vのときのグラフから、信号出力2.673Vに対応する露光期間が分かる。次に、画素32aのバイアス電圧VPX=15Vのときの信号出力特性のグラフから、この露光期間に対応する信号出力レベルも分かる。このため、この信号出力レベルを第一の閾値とすればよい。同様にして、バイアス電圧VPX毎に、第一の閾値を求めることができる。
そして、昇圧回路50は、撮像条件にしたがって決定されたバイアス電圧VPXのレベル及びその印加期間にしたがってバイアス電圧VPXの印加を行って撮像を実施したときに、画素32aから読み出された信号のレベルが第一の閾値を越えていた場合(つまり、図8において画素31aの信号出力が2.673Vを超えるような高輝度部分がある場合)には、該レベルが第一の閾値を下回るように対向電圧を引き下げる。これにより、画素31aのMOS回路5を保護することができる。
なお、第一の閾値は、撮像条件にしたがって決定されたバイアス電圧VPXのレベルに応じて複数設けておいてもよい。
図9は、図7に示した昇圧回路50の構成例を示した回路図である。
図9に示した昇圧回路50は、ドレイン端子とゲート電極を接続したMOSダイオード51a〜51eと、容量52a〜52eと、クロックパルス供給部53と、インバータ54とを備える。
MOSダイオード51a〜51eは、電荷を出力側に転送するためのスイッチであり、多段接続されている。MOSダイオード51a〜51eのオンオフは、クロックパルス供給部53から供給されるクロックパルスによって制御される。
1段目のMOSダイオード51aのドレイン端子には電源60が接続されている。
2段目のMOSダイオード51bのドレイン端子には1段目のMOSダイオード51aのソース端子が接続されている。2段目のMOSダイオード51bのゲート電極には容量52aの一端が接続され、容量52aの他端にはインバータ54の出力端子が接続されている。インバータ54の入力端子には、クロック供給部53の2つの出力端子の一方が接続されている。
3段目のMOSダイオード51cのドレイン端子には2段目のMOSダイオード51bのソース端子が接続されている。3段目のMOSダイオード51cのゲート電極には容量52bの一端が接続され、容量52bの他端には、クロック供給部53の2つの出力端子の他方が接続されている。
4段目のMOSダイオード51dのドレイン端子には3段目のMOSダイオード51cのソース端子が接続されている。4段目のMOSダイオード51dのゲート電極には容量52cの一端が接続され、容量52cの他端にはインバータ54の出力端子が接続されている。
5段目のMOSダイオード51eのドレイン端子には4段目のMOSダイオード51dのソース端子が接続されている。5段目のMOSダイオード51eのゲート電極には容量52dの一端が接続され、容量52dの他端には、クロック供給部53の2つの出力端子の他方が接続されている。5段目のMOSダイオード51eのソース端子には、容量52eが接続され、この容量52eがLPF40に接続されている。
このような昇圧回路50では、LPF40に出力される電圧Voutが、Vout=5(VDD−Vth)となる。Vthは、各MOSダイオード51a〜51eの閾値電圧である。
この昇圧回路50においては、クロックパルス供給部53が、2つの出力端子から出力するクロックパルスの周波数を変更することで、電圧Voutのレベルを変更するようになっている。クロックパルス供給部53は、比較部70から通知された比較結果、又は、読み出し制御部90からの指示に応じて、クロックパルスの周波数を変更し、昇圧回路50の出力電圧レベルを変更する。
なお、ここではクロックパルスの周波数によって出力電圧を変更するものとしたが、これに限らない。例えば、多段接続するダイオードの数をスイッチ等で変更できるようにしておき、ダイオードの接続段数によって出力電圧を変更してもよい。また、入力電圧をアナログ的に変化させて出力電圧を変更する昇圧回路を用いてもよい。図9に示した回路構成のように、クロックパルスの周波数によって出力電圧を変更することで、簡易的に大きく電圧を変化させることができる。
以上のように構成された撮像装置の撮像動作を説明する。
図10は、図1に示した撮像装置の撮像動作を説明するためのフローチャートである。撮影モードを開始すると、システム制御部21が、設定されたISO感度、撮影シーン等に応じてバイアス電圧VPXのレベル及び露光期間、絞り等の本撮像時の撮像条件を設定する(ステップS1)。
撮像条件の設定後、システム制御部21は、ステップS1で設定した撮像条件で固体撮像素子30により仮撮像を実施する(ステップS2)。
ここで、“撮像”とは、フローティングディフュージョンFDをリセットした後、対向電極16に撮像条件にしたがったバイアス電圧を撮像条件にしたがった時間印加して、該時間の間に光電変換層15で発生した信号をフローティングディフュージョンFDに蓄積させる動作のことをいう。
撮像時には、読み出し制御部90が昇圧回路50を制御し、撮像条件にしたがったレベルのバイアス電圧VPXとなるよう、クロックパルスの周波数を設定する。これにより、撮像条件にしたがったレベルのバイアス電圧VPXが対向電極16に印加され、撮像が行われる。
仮撮像終了後、システム制御部21は、画素32aのみからこの仮撮像によって生じた信号(以下、仮撮像信号という)を読み出す制御を行う。画素32aのMOS回路5から出力された仮撮像信号は、比較部70によってそのレベルが検出される。そして、比較部70は、検出したレベルと第一の閾値を比較する(ステップS3)。このとき、比較部70は、ステップS1で設定された撮像条件に含まれるバイアス電圧VPXのレベルに対応した第一の閾値を選択する。
ステップS3において、仮撮像信号のレベルが第一の閾値を超えていた場合(判定:NO)、昇圧回路50のクロックパルス供給部53が、クロックパルスの周波数を変更して、該仮撮像信号のレベルが第一の閾値を下回るよう、バイアス電圧VPXを低下させる(ステップS4)。
システム制御部21は、ステップS4で最終的に変更されたバイアス電圧VPXを最終的な本撮像時の撮像条件として設定し、撮像待機状態に移行する(ステップS5)。
そして、撮影指示があれば、最終的な撮像条件で本撮像を実施する。本撮像が終了すると、システム制御部21は、画素31aのみから信号を読み出す制御を行い、画素31aから得られた信号にデジタル信号処理が施されて画像データが生成され、これが記録媒体25に記録される。
以上のように、この撮像装置によれば、仮撮像によって画素32aから得た信号のレベルに応じて、本撮像時に対向電極16に印加するバイアス電圧を変更することができる。このため、本撮像時に、画素31aのMOS回路5が動作不良を起こしたり、破壊されたりしてしまうのを防ぐことができる。この結果、信頼性の高い固体撮像素子を提供することができる。
また、固体撮像素子30は、一般的な光電変換層積層型の固体撮像素子に過大光検出用の画素32aを追加するだけで実現することができる。このため、汎用のCMOSプロセスをそのまま利用することができ、コスト増大を防ぐことができる。
なお、以上の説明では、画素32aのサイズを画素31aのサイズよりも大きくするものとしたが、これに限らない。
例えば、画素31aと画素32aは同サイズにしてもよい。この場合は、双方の信号出力特性は同じになるため、画素31aのMOS回路5の破壊を招く出力信号のレベルを、そのまま上記第一の閾値としておけばよい。
また、図11に示すように、画素32aのサイズを画素31aのサイズより小さくしてもよい。画素32aのサイズを小さくすることで、画素31aと画素32aに同じ光量の光が入射しても、画素32aから得られる信号レベルを相対的に小さくすることができる。つまり、画素32aではより多くの光量を検出できるようになり、過大光検出用画素に適した構成となる。画素32aのサイズを画素31aのサイズより小さくした場合、画素32aの信号出力は高くなりにくくなるため、画素32aのMOS回路5に保護回路は設けなくともよい。
また、以上の説明では、画素31a,32aが、シリコン基板上方に1つの光電変換素子Pを有するものとしたが、これに限らない。例えば、1つの画素に3つの光電変換素子Pとこれに対応する3つのMOS回路5を設ける構成とすることで、カラー撮像が可能となる。または、1つの画素において、光電変換素子Pの光電変換層15の下方のシリコン基板内に、光電変換層15とは異なる色を検出し、かつ、それぞれ異なる色を検出するフォトダイオードを2つと、これに対応するMOS回路5を2つ設けた構成とすることでも、カラー撮像が可能となる。
1つの画素に3つの光電変換素子Pを設ける場合には、バイアス電圧VPXのレベルを、各光電変換素子Pで検出する色毎に変えることが好ましく、撮像条件の1つであるホワイトバランスに応じて、3つの光電変換素子Pの各々のバイアス電圧VPXの値を決定することが好ましい。1つの光電変換素子Pと2つのシリコンフォトダイオードを1画素に設けた場合でも、1つの光電変換素子Pが検出する色のホワイトバランスに応じて、この光電変換素子Pのバイアス電圧VPXの値を決定すればよい。
また、以上の説明では、画素32aにのみ保護回路を設けるものとしたが、画素31aに保護回路を設けることもできる。この場合、昇圧回路50によるバイアス電圧VPXの制御によって、画素31aのMOS回路5を保護することができるため、画素31aに設ける保護回路の耐圧性はそれほど高くする必要がない。このため、保護回路を微細化することができ、固体撮像素子30の微細化をそれほど妨げずに、保護回路の追加が可能となる。
以上説明したように、本明細書には以下の事項が開示されている。
開示された固体撮像素子は、複数の画素を有する固体撮像素子であって、前記画素は、基板上方に設けられた一対の電極、前記一対の電極の間に設けられた光電変換層、及び前記基板に形成され、前記光電変換層で発生した電荷に応じた信号をMOSトランジスタによって読み出すMOS回路を含み、前記複数の画素が、画像データ生成用の信号を得るための有効画素と、前記一対の電極間に印加するバイアス電圧を制御するために必要な信号を得るための非有効画素とを含み、前記一対の電極間に本撮像の撮像条件に応じたバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加部と、前記本撮像の前に、前記撮像条件にしたがって仮撮像を実施する制御部とを備え、前記バイアス電圧印加部は、前記仮撮像によって前記非有効画素から前記MOS回路によって読み出された信号のレベルに応じて前記本撮像時の前記バイアス電圧を可変制御する。
開示された固体撮像素子は、前記バイアス電圧印加部は、前記レベルが第一の閾値を越えた場合に、当該レベルが前記第一の閾値を下回るように、前記本撮像時のバイアス電圧を低くする。
開示された固体撮像素子は、前記バイアス電圧のレベル及び前記バイアス電圧を印加する期間を含む前記撮像条件を決定する撮像条件決定部を備え、前記撮像条件決定部により決定されたホワイトバランスに応じて前記バイアス電圧のレベル又は前記バイアス電圧を印加する期間を決定する。
開示された固体撮像素子は、前記バイアス電圧印加部が、チャージポンプ式の昇圧回路であり、クロックパルスの周波数を変化させることで前記バイアス電圧を変更する。
開示された撮像装置は、前記固体撮像素子を備える。
1 シリコン基板
5 MOS回路
14 画素電極
15 光電変換層
16 対向電極
21 システム制御部
31a 画像データ生成用画素
32a バイアス制御用画素
50 昇圧回路

Claims (5)

  1. 被写体からの光を受光して前記光に応じた信号を出力する複数の画素を有する固体撮像素子であって、
    前記複数の画素の各々は、基板上方に設けられた一対の電極、前記一対の電極の間に設けられた光電変換層、及び前記基板に形成され、前記光の入射によって前記光電変換層で発生した電荷に応じた信号をMOSトランジスタによって読み出すMOS回路を含み、
    前記複数の画素が、画像データ生成用の信号を出力する有効画素と、前記一対の電極間に印加するバイアス電圧を制御するために利用される信号であって前記画像データの生成に利用されない信号を出力する非有効画素とを含み、
    前記有効画素と前記非有効画素はサイズが異なっており、
    前記一対の電極間に本撮像の撮像条件に応じたバイアス電圧を印加するバイアス電圧印加部と、
    前記本撮像の前に、前記撮像条件にしたがって仮撮像を実施する制御部とを備え、
    前記バイアス電圧印加部は、前記仮撮像によって前記非有効画素から前記MOS回路によって読み出された信号のレベルに応じて前記本撮像時の前記バイアス電圧を可変制御する固体撮像素子。
  2. 請求項1記載の固体撮像素子であって、
    前記バイアス電圧印加部は、前記レベルが第一の閾値を越えた場合に、当該レベルが前記第一の閾値を下回るように、前記本撮像時のバイアス電圧を低くする固体撮像素子。
  3. 請求項1又は2記載の固体撮像素子であって、
    前記バイアス電圧のレベル及び前記バイアス電圧を印加する期間を含む前記撮像条件を決定する撮像条件決定部を備え、
    前記撮像条件決定部により決定されたホワイトバランスに応じて前記バイアス電圧のレベル又は前記バイアス電圧を印加する期間を決定する固体撮像素子。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の固体撮像素子であって、
    前記バイアス電圧印加部が、チャージポンプ式の昇圧回路であり、クロックパルスの周波数を変化させることで前記バイアス電圧を変更する固体撮像素子。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載の固体撮像素子を備える撮像装置。
JP2009263908A 2009-11-19 2009-11-19 固体撮像素子、撮像装置 Active JP5409291B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009263908A JP5409291B2 (ja) 2009-11-19 2009-11-19 固体撮像素子、撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009263908A JP5409291B2 (ja) 2009-11-19 2009-11-19 固体撮像素子、撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011109514A JP2011109514A (ja) 2011-06-02
JP5409291B2 true JP5409291B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=44232496

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009263908A Active JP5409291B2 (ja) 2009-11-19 2009-11-19 固体撮像素子、撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5409291B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016058559A (ja) 2014-09-10 2016-04-21 ソニー株式会社 固体撮像装置およびその駆動方法、並びに電子機器
JP2016127264A (ja) 2014-12-26 2016-07-11 ソニー株式会社 固体撮像素子およびその製造方法、並びに電子機器
WO2016104177A1 (ja) * 2014-12-26 2016-06-30 ソニー株式会社 固体撮像素子およびその製造方法、並びに電子機器
CN110139047B (zh) 2018-02-08 2023-06-20 松下知识产权经营株式会社 摄像装置及相机系统、以及摄像装置的驱动方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60183880A (ja) * 1984-03-02 1985-09-19 Olympus Optical Co Ltd 固体撮像素子
JPH02206167A (ja) * 1989-02-06 1990-08-15 Toshiba Corp 画像読取装置
JP2002344819A (ja) * 2001-05-17 2002-11-29 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 電圧可変電源回路及びこの電圧可変電源回路を用いたカメラ
JP2003004857A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Canon Inc 放射線検出装置及びそれを用いた放射線撮影システム
US7372495B2 (en) * 2002-08-23 2008-05-13 Micron Technology, Inc. CMOS aps with stacked avalanche multiplication layer and low voltage readout electronics
JP2006094263A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Fuji Photo Film Co Ltd 撮像装置
JP4555785B2 (ja) * 2006-02-10 2010-10-06 シャープ株式会社 固定パターン雑音除去装置、固体撮像装置、電子機器、及び固定パターン雑音除去プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011109514A (ja) 2011-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4511442B2 (ja) 感度可変型撮像素子及びこれを搭載した撮像装置
US9398237B2 (en) Image sensor with floating diffusion interconnect capacitor
JP6910009B2 (ja) 撮像装置およびカメラシステム
US8054356B2 (en) Image pickup apparatus having a charge storage section and charge sweeping section
JP5255790B2 (ja) 撮像装置
CN206023945U (zh) 图像传感器、成像像素和成像系统
JP6421836B2 (ja) 撮像素子
US20170053957A1 (en) Imaging element and imaging apparatus
TWI709235B (zh) 固體攝像元件、其製造方法及電子機器
JP2013258168A (ja) 固体撮像素子および撮像装置
JP2014078870A (ja) 固体撮像素子および撮像装置
US20190132539A1 (en) Solid-state imaging device, method for driving solid-state imaging device, and electronic apparatus
JP5409291B2 (ja) 固体撮像素子、撮像装置
KR20150139822A (ko) 고체 촬상 소자, 구동 방법 및 전자 기기
JP5557795B2 (ja) 固体撮像素子及び撮像装置
JP5325750B2 (ja) 固体撮像素子、撮像装置
JP5114448B2 (ja) 固体撮像素子、固体撮像素子の駆動方法及び撮像装置
JP2006094263A (ja) 撮像装置
TW201448599A (zh) 固態攝影元件以及攝影裝置
JP4625872B1 (ja) 固体撮像素子及び撮像装置
JP6825675B2 (ja) 撮像素子及び撮像装置
JP6217338B2 (ja) 固体撮像素子及び撮像装置
JP2014078869A (ja) 固体撮像素子および撮像装置並びに固体撮像素子の駆動制御方法
JP6375613B2 (ja) 固体撮像素子及び撮像装置
JP6760907B2 (ja) 撮像素子及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20111216

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120620

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120914

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20121004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5409291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250