JP2010232784A - 画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ホストコンピューター1は、画像データを異なる色空間の画像データに変換するためのICCプロファイル23に基づいて基準画像データ27を変換して、変換基準画像データ28を出力し、色空間の座標値を複数種類のインクで構成されるインク色空間のインク量に変換するためのLUT25に基づいて、変換基準画像データ28をインク量に変換するとともに、このインク量と、変換前の基準画像データ27とに基づいて、変換前の基準画像データ27に含まれる色とインク量とを対応づけるインク情報を生成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、プロファイル変換された画像データの記録に必要なインク量に関する情報を、プロファイル毎に、容易に得ることが可能な画像処理装置、画像処理方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
この構成によれば、変換前の基準画像データに含まれる色とインク量とを対応づけるインク情報を生成するので、変換前の基準画像データに含まれる各々の色について、その色の画像データを上記プロファイルによって変換した場合に必要なインク量を求めることができる。このため、このインク情報を用いれば、プロファイルによる変換を実際に行うことなく、上記プロファイルによって変換を行ったと仮定した場合のインク量を求められるので、画像データのプロファイル変換を実際に行わなくても、その画像データをプロファイル変換した場合に必要なインク量に関する情報を、容易に得ることができる。
この場合、変換基準画像データをもとに、変換前基準画像データに含まれる色とインク量とを対応づけるインク情報を、容易にかつ正確に生成することができる。
この場合、プロファイルによる変換を実際に行うことなく、上記プロファイルによって変換を行ったと仮定した場合のインクの種類毎のインクショット数を予測できるので、画像データの記録に必要な時間等の、より詳細な情報を得ることができる。
この場合、画像データが入力された場合に、この入力画像データのインク量を実際に予測することにより、例えば、インク量を節約できる画像を選んだり、インク量が節約できるように画像を補正したりすることができる。
この場合、画像データが入力された場合に、この入力画像データのインク量を実際に予測し、設定された目標値に適するように画像が補正されるので、求めるインク量の画像データを容易に得ることができる。
この方法によれば、変換前の基準画像データに含まれる色とインク量とを対応づけるインク情報を生成するので、変換前の基準画像データに含まれる各々の色について、その色の画像データを上記プロファイルによって変換した場合に必要なインク量を求めることができ、画像データのプロファイル変換を実際に行わなくても、その画像データをプロファイル変換した場合に必要なインク量に関する情報を、容易に得ることができる。
このプログラムをコンピューターによって実行すれば、変換前の基準画像データに含まれる色とインク量とを対応づけるインク情報を生成するので、変換前の基準画像データに含まれる各々の色について、その色の画像データを上記プロファイルによって変換した場合に必要なインク量を求めることができ、画像データのプロファイル変換を実際に行わなくても、その画像データをプロファイル変換した場合に必要なインク量に関する情報を得ることができる。
図1は、実施形態に係る画像処理装置としてのホストコンピューター1の構成を示すブロック図である。
この図に示すホストコンピューター1は、ROM12に記憶された基本制御プログラムを実行してホストコンピューター1の各部を制御するCPU11、CPU11により実行される基本制御プログラム等を記憶したROM12、CPU11により実行されるプログラムや処理されるデータ等を一時的に記憶するRAM13、各種プログラム及びデータ等を記憶する記憶装置14(格納部)、キーボードやポインティングデバイス等の入力デバイスに接続された入力部15、表示デバイス(図示略)への表示出力を行う表示部16、及び、ホストコンピューター1の外部の機器に接続される外部インターフェイス17を備え、これらの各部はバス18により相互に接続されている。
また、CPU11は、画像処理プログラム21の実行中に、入力部15により入力されたデータ等に基づいて、記憶装置14から基準ICCプロファイル22、ICCプロファイル23、LUT(LookUp Table:ルックアップテーブル)25、SMLテーブル26、及び基準画像データ27等の各種データを読み出して処理する。
デバイスドライバー20は、プリンター4をホストコンピューター1により制御するためのプログラムであり、プリンター4による印刷動作に関し、入力部15を介した操作によって記録媒体として使用する用紙の種類や用紙サイズが指定された場合に、指定された内容をプリンター4へ指示するための制御情報を生成して、プリンター4へ送信する。また、デバイスドライバー20は、外部インターフェイス17を介してプリンター4へ送信するデータ形式やコマンドの種類等に関する情報を含んでいる。
画像処理プログラム21は、CPU11により実行されるプログラムであって、後述する画像処理により、第1プロファイル変換部31、第2プロファイル変換部32、インク情報生成部33の機能を実現する。
基準ICCプロファイル22は、プリンター4が接続されたホストコンピューター1において、プリンター4により画像を印刷する際に使用するプロファイルとして、予め設定されたものである。基準ICCプロファイル22は、例えば、プリンター4の色再現特性に合わせてプリンター4の製造者が作成及び配布するプロファイルである。基準ICCプロファイル22は、プリンター4によって印刷しようとする印刷対象の画像データを、プリンター4の色再現特性に合わせて表示部16によって表示画面に表示するため、印刷対象の画像データの色空間を変換する際に使用される。
また、記憶装置14は、複数のICCプロファイル23(プロファイル)を格納している。ICCプロファイル23は、ユーザーが独自に作成し、或いは、他者が作成して配布したプロファイルであり、プリンター4で記録媒体として使用する用紙の特性や、画像データの種類等に合わせて画像データを加工するため等の目的でユーザーが任意に選択して使用する。
本実施の形態の基準ICCプロファイル22及びICCプロファイル23は、RGB色空間からL*a*b*色空間への変換を行うAtoBXTAG、及び、L*a*b*色空間からRGB色空間への変換を行うBtoAXTAGを含んでいるが、他の色空間の変換を行うものであってもよい。
これらLUT25及びSMLテーブル26は、基準ICCプロファイル22とともに、プリンター4に合わせて最適化されたデータである。
また、記憶装置14が記憶する基準画像データ27は、該当する色空間(本実施の形態ではRGB)の全ての色域を含む画像データである。
表示部16には、液晶表示パネル等からなる表示デバイス(図示略)が接続され、この表示デバイスにCPU11による処理結果等を表示出力する。例えば、表示部16は、後述する画像変換処理において、処理対象の画像データや、変換後の画像データ等を表示デバイスに表示する。
本実施形態では、外部インターフェイス17にプリンター4が接続される。プリンター4は、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色のインクを、記録媒体としてのカットシートや連続シートの記録面に噴射して、画像を印刷(記録、形成)するインクジェット式のプリンターである。
ホストコンピューター1は、CPU11によってデバイスドライバー20を実行することでプリンター4を制御して、プリンター4によって画像等の印刷を実行させる。また、ホストコンピューター1は、画像処理プログラム21を実行して、プリンター4によって画像データを印刷した場合に使用するインク量を算出する等の処理を行う。
この図2に示す画像処理は、ホストコンピューター1が予め記憶装置14に記憶している複数のICCプロファイル23のうち、いずれか一のICCプロファイル23が選択された場合に、このICCプロファイル23で画像データを変換した場合のインク量を求める処理である。図2に示す第1プロファイル変換部31、第2プロファイル変換部32、及びインク情報生成部33の各機能部は、CPU11によって画像処理プログラムを実行することにより、CPU11及びRAM13のリソースを用いて仮想的に形成される。
その後、インク情報生成部33により、LUT25及びSMLテーブル26を用いて、変換基準画像データ28の各ドットを印刷するためのインクのショット数が算出される。具体的には、変換基準画像データ28の各ドットのRGBデータをLUT25によってインク量に変換し、このインク量と、SMLテーブル26によって決定されるインク粒のサイズとに基づいて、各ドットを形成するためのインク噴射回数すなわちショット数が求められる。なお、ここでは実際の印刷を行わないので、求められるショット数は予測値といえる。
この図3に示す動作は、画像処理プログラム21を実行するCPU11により行われる。
CPU11は、まず、記憶装置14から基準画像データ27を読み出して取得し(ステップS11)、RGB色空間の基準画像データ27を、基準ICCプロファイル22によって、デバイスに依存しない色空間、例えばL*a*b*色空間に変換し(ステップS12)、表示部16によって表示画面に表示させる(ステップS13)。この処理によって、表示画面上に、プリンター4で表現可能な全色域の色が表示される。
基準画像データ27は、上述したように全色域の色を含む画像であり、本実施の形態ではRGB表色系のデータである。図4に例示する基準画像データ27はマトリクス状に並ぶ複数の領域としてのドット(画素)27aからなり、各ドット27aはそれぞれ異なる色に着色されていて、基準画像データ27全体では、RGB色空間の全ての色がいずれかのドット27aに割り当てられている。なお、基準画像データ27を構成するドット27aの数が色数と一致しない場合には、いくつかのドット27aが同じ色を有していてもよい。
例えば、基準画像データ27に含まれる色(R,G,B)は、ステップS12の変換により(L*a*b*)に変換され、さらに、ステップS15で(R’,G’,B’)となる。
そして、CPU11は、LUT25及びSMLテーブル26に基づいて、変換基準画像データ28の各ドットについて、インク色毎のインクショット数を算出する(ステップS16)。その一方で、CPU11は、記憶装置14から基準画像データ27を読み出して、この基準画像データ27の各ドット(ドット27a)と、ステップS16で算出したインクショット数との対応付けを行う(ステップS17)。CPU11は、さらに、基準画像データ27の各ドットの色データを取得し、取得した色に対応するインクショット数を特定して(ステップS18)、特定した色毎のインクショット数を含むショット数情報29を生成し、ステップS14で選択されたICCプロファイル23に対応づけて記憶装置14に記憶し(ステップS19)、本処理を終了する。
ショット数情報29は、基準画像データ27に基づき、基準ICCプロファイル22による変換、ICCプロファイル23による変換、LUT25及びSMLテーブル26によるインクショット数の算出、のプロセスを経ている。ICCプロファイル23だけでなく、基準ICCプロファイル22、LUT25及びSMLテーブル26の影響を受ける。しかしながら、LUT25及びSMLテーブル26は、プリンター4に適合してデバイスドライバー20とともに用意されたデータであり、プリンター4を用いて印刷する場合には必ず使用される。また、基準ICCプロファイル22はプリンター4のデバイスとしての特性に応じて、基準画像データ27を、デバイス非依存の色空間に変換するものである。従って、ホストコンピューター1によって、プリンター4で印刷することを前提にした場合、基準ICCプロファイル22、LUT25及びSMLテーブル26を使用することは必須である。従って、ショット数情報29を用いれば、対象の画像データをプリンター4により印刷する場合のインクショット数を確実に予測できる。
さらに、CPU11は、インク情報生成部33として機能し、変換前の基準画像データ27に含まれる色と、インクの種類毎のインクショット数とを対応づけたインク情報を生成するので、インク量だけでなく、プロファイル変換後の画像を記録した場合に関するより詳細な情報を得ることができる。
図5は、ショット数情報29を使用した画像処理の一例を示すフローチャートである。この図5に示す処理は、CPU11により画像処理プログラム21を実行することで行われる。
この図5に示す処理は、多数の画像データを含む画像データ群から、インクショット数の少ない画像データを複数選択する処理である。
まず、入力部15を介した操作によって対象の画像データ群が指定されるので、CPU11は、指定された画像データ群を記憶装置14から読み出して取得する(ステップS21)。続いて、適用するICCプロファイル23が入力部15を介した操作によって選択される(ステップS22)。
CPU11は、選択されたICCプロファイル23に対応づけて記憶装置14に記憶されているショット数情報29を読み出し、このショット数情報29に基づいて、画像データ群を構成する各々の画像データについて、インクショット数を算出する(ステップS23)。このステップS23で、CPU11はインク量予測部として機能する。
この図5に示す処理によって、多数の画像データの中から目標として設定したインクショット数に近い画像データを自動的に選び出すことができる。
この図6に示す処理は、処理対象の画像データを、インクショット数が目標のインクショット数に近くなるよう補正する処理である。
まず、入力部15を介した操作によって処理対象の画像データ群が指定されるので、CPU11は、指定された画像データ群を記憶装置14から読み出して取得する(ステップS31)。続いて、適用するICCプロファイル23が入力部15を介した操作によって選択される(ステップS32)。
CPU11は、選択されたICCプロファイル23に対応づけて記憶装置14に記憶されているショット数情報29を読み出し、このショット数情報29に基づいて、画像データ群を構成する各々の画像データについて、インクショット数を算出する(ステップS33)。このステップS33で、CPU11はインク量予測部として機能する。
CPU11は、ステップS33で求めた各画像データのインクショット数を、ステップS34で設定された目標のインクショット数と比較し、目標のインクショット数に近くなるように各画像データの明度を補正する(ステップS35)。このステップS35で、CPU11は画像補正部として機能する。
具体的には、CPU11は、処理対象の一つの画像データについて、ステップS33で色毎のインクショット数を求め、ステップS34で設定された目標のインクショット数と比較する。そして、インクショット数が最も乖離しているインクの色を特定し、この色のインクショット数が目標に近くなるように、画像データの補正内容(例えば、明度を補正する色と、明度の補正量)を決定する。ショット数情報29には、処理前の画像データの色(RGB値)とインクショット数との対応が含まれている。このため、例えばイエロー(Y)のインクショット数を減少させる場合には、どの色の明度をどの程度高く、或いはどの程度低くすれば良いかを決定できる。また、明度の補正幅が極端にならないように、多くの色の明度を、ばらつきなく補正することが望ましい。CPU11は、処理対象の画像データに含まれる色と、これらの色に対応するインクショット数、これらの色の明度を補正した場合のインクショット数等に基づいて、明度補正を行う対象の色と、補正後の色または補正量とを決定する。そして、ステップS35で画像データ群を構成する各画像データを補正して、本処理を終了する。
この図6に示す処理によって、多数の画像データのインクショット数を、目標として設定したインクショット数に近づける処理を行うことができる。
この図7に示す処理は、処理対象の画像データを、インクショット数が目標のインクショット数に近くなるよう手動によって補正するため、ユーザーに補正方法を案内する処理である。
まず、入力部15を介した操作によって処理対象の画像データ群が指定されるので、CPU11は、指定された画像データ群を記憶装置14から読み出して取得する(ステップS41)。続いて、適用するICCプロファイル23が入力部15を介した操作によって選択される(ステップS42)。
CPU11は、選択されたICCプロファイル23に対応づけて記憶装置14に記憶されているショット数情報29を読み出し、このショット数情報29に基づいて、画像データ群を構成する各々の画像データについて、インクショット数を算出する(ステップS43)。このステップS43で、CPU11はインク量予測部として機能する。
CPU11は、ステップS43で求めた各画像データのインクショット数を、ステップS44で設定された目標のインクショット数と比較し、目標のインクショット数から特に乖離した画像データについて、目標のインクショット数に近くなるような補正方法を案内する(ステップS45)。
具体的には、CPU11は、処理対象の一つの画像データについて、ステップS43で色毎のインクショット数を求め、ステップS44で設定された目標のインクショット数と比較し、インクショット数が目標から大きく乖離している順に画像データに順位を付け、この順位に従って以後の処理を進める。CPU11は、対象の画像データにおいてインクショット数が最も乖離しているインクの色を特定し、この色のインクショット数が目標に近くなるように、画像データの補正内容(例えば、明度を補正する色と、明度の補正量)を決定し、その内容を画像データに対応づけて一時的に記憶し、この処理を画像データ群の全ての画像データについて実行する。その後、CPU11は、各画像データと、各画像データに対応する補正方法を案内する文字や画像とを、表示部16によって表示画面に表示する。
この図7に示す処理によれば、多数の画像データのインクショット数を、目標として設定したインクショット数に近づけるように、手動で画像データを補正できる。また、効果的に画像データを補正する方法が案内されるので、ユーザーは、自分の意図を反映できる手動の補正を行いながら、容易に、かつ確実に、インクショット数を目標に近づけることができる。
例えば、基準ICCプロファイル22を用いて基準画像データ27をRGB色空間からL*a*b*色空間へ変換し、変換した画像データをICCプロファイル23によって再びRGB色空間へ変換して変換基準画像データ28を生成し、この変換基準画像データ28と、LUT25及びSMLテーブル26とを用いてショット数情報29を生成する構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、LUT25が、L*a*b*色空間の座標値をインク量に変換するテーブルであれば、基準ICCプロファイル22による変換を行うことなく、基準画像データ27をICCプロファイル23で変換して変換基準画像データ28を得てもよい。
また、上記実施の形態では、基準画像データ27の例として、全色域をカバーするドットを有する画像を示したが、この基準画像データ27の具体的構成は任意である。例えば、表示部16に接続された表示装置によって表示可能な全色域をカバーする画像や、プリンター4により表現可能な全色域をカバーする画像や、或いは、予め設定された色域の全体をカバーする画像であってもよい。
さらに、上記実施の形態においては、プリンター4に接続されたホストコンピューター1において、画像処理プログラム21を実行し、ショット数情報29を生成する処理を行う例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、プリンター4が接続されていないコンピューターによってショット数情報29を生成し、このショット数情報29を通信回線等により他のコンピューターに送信し、このショット数情報29を受信したコンピューターが、プリンター4を利用して印刷を行ってもよいし、プリンター4により印刷した場合のインクショット数の予測等のみを行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、CMYKの4色のインクにより画像を形成するインクジェット式のプリンター4を例に挙げて説明したが、使用するインクの数や種類は任意であり、6色またはそれ以上のインクを使用するプリンターにも適用可能であるし、より少数のインクを使用するプリンターにも適用可能であり、さらには、インクを昇華して記録媒体に付着させるプリンター等にも適用できる。
Claims (7)
- 入力画像データを異なる色空間の出力画像データに変換するためのプロファイルと、画像データを構成する色空間の座標値を複数種類のインクで構成されるインク色空間のインク量に変換するためのルックアップテーブルと、を格納した格納部と、
複数の色を含む基準画像データを前記プロファイルに基づいて変換することにより、変換基準画像データを出力するプロファイル変換部と、
前記プロファイル変換部により出力された前記変換基準画像データを前記ルックアップテーブルに基づいてインク量に変換するとともに、このインク量と、前記プロファイル変換部による変換前の前記基準画像データとに基づいて、変換前の前記基準画像データに含まれる色とインク量とを対応づけるインク情報を生成するインク情報生成部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記基準画像データは、それぞれ異なる色を有する複数の領域を有し、
前記インク情報生成部は、前記基準画像データの各領域が有する色と、前記基準画像データの各領域と前記変換基準画像データの各領域との対応と、前記変換基準画像データの各領域とインク量との対応とに基づいて、前記基準画像データに含まれる色とインク量とを対応づけること、
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記インク情報生成部は、変換前の前記基準画像データに含まれる色と、インクの種類毎のインクショット数とを対応づけたインク情報を生成すること、
を特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。 - 前記インク情報生成手段により生成されたインク情報に基づいて、入力画像データを前記プロファイルにより変換した場合の、変換後の画像データに対応するインク量を予測するインク量予測部をさらに備えること、
を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記インク量予測部により予測されたインク量と、設定されたインク量の目標値とに基づいて前記入力画像データを補正する画像補正部をさらに備えること、
を特徴とする請求項4記載の画像処理装置。 - 画像データを異なる色空間の画像データに変換するためのプロファイルに基づいて、複数の色を含む基準画像データを変換して、変換基準画像データを出力し、
色空間の座標値を複数種類のインクで構成されるインク色空間のインク量に変換するためのルックアップテーブルに基づいて、前記変換基準画像データをインク量に変換するとともに、このインク量と、変換前の前記基準画像データとに基づいて、変換前の前記基準画像データに含まれる色とインク量とを対応づけるインク情報を生成すること、
を特徴とする画像処理方法。 - コンピューターを、
画像データを異なる色空間に変換するためのプロファイルに基づいて、複数の色を含む基準画像データを変換して、変換基準画像データを出力するプロファイル変換部と、
色空間の座標値を複数種類のインクで構成されるインク色空間のインク量に変換するためのルックアップテーブルに基づいて、前記変換基準画像データをインク量に変換するとともに、このインク量と、変換前の前記基準画像データとに基づいて、変換前の前記基準画像データに含まれる色とインク量とを対応づけるインク情報を生成するインク情報生成部と、
して機能させるためのプログラム。
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