JP4855352B2 - 色変換装置、色変換方法、画像形成システムおよびプログラム - Google Patents

色変換装置、色変換方法、画像形成システムおよびプログラム Download PDF

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Description

この発明は、画像データを所定の出力デバイスにカラーマッチングしたデータに変換する技術に関する。
インクを用いて媒体上に画像を形成する各種の画像形成装置においては、ランニングコストの面からみて、画像形成に用いるインクの量をなるべく削減することが望ましい。また、インクジェットプリンタのようにインクの粒子を紙に吹き付けることにより印刷を行なう画像形成装置においては、インク量が多いと裏移りや乾燥不良によるしわの発生といった問題が生じてしまう。これらの問題を回避するためにも、インク量の削減を実現する技術が求められている。
このような事情を受けて、インク量の削減に係る技術が各種提案されている。例えば、インク残量が少なくなってくると、入力画像データに対して、明度を向上させつつ彩度を低減させる変換処理を行ってからプリント出力することによって、プリントに用いるインクの量を節減する技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、例えば、インク残量が少なくなってきた場合に、UCR(Under Color Removal)のマスキング係数を変化させることによってUCRの効き具合を制御して、残量の少ないインクの使用量を抑える技術も提案されている(特許文献2参照)。
特開2006−148747号公報 特開平9−265223号公報
上記の各技術を用いると、インク量の削減という点において一応の効果を得ることができる。しかしながら、特許文献1に記載された技術によると、インクの残量に応じて入力画像データの明度や彩度の値を変化させることになるので、印刷物の仕上がりの一貫性が担保されない。すなわち、インク量が少なくなってきた場合、印刷中に印刷物の色調が変化してしまう。また、特許文献2に記載された技術においても、色調の一貫性が保証されていない。つまり、従来の技術においては、カラーマネージメントの観点からみて問題があった。
また、上記の各技術は、インク残量が少なくなってきた場合に、ある程度の品質で印刷を継続することを目的としており、恒常的なインク量の削減を実現する技術ではない。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、カラーマネージメントの要求を満たしつつ(すなわち、出力デバイスに適切にカラーマッチングさせつつ)、インクの使用量を削減することを可能とする技術を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、入力画像データを、所定の出力デバイスにカラーマッチングしたデータに変換する色変換装置において、色空間上の座標値を、前記所定の出力デバイスにカラーマッチングしたCMYK色空間上の標準座標値に変換する標準プロファイルを格納する記憶手段と、前記標準プロファイルに基づいて、前記色空間上の座標値を、CMYK色空間上の補正座標値に変換する補正プロファイルを取得する補正プロファイル取得手段と、前記補正プロファイルを用いて前記入力画像データを変換するデータ変換手段と、を備え、前記補正プロファイル取得手段が、前記標準座標値のK成分値よりも大きなK成分値と、前記標準座標値のC成分値よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分値よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分値よりも小さなY成分値とを有する座標値であり、かつ、前記標準座標値との色差が所定値よりも小さな座標値であり、かつ、C成分、M成分およびY成分の各値のうちで最小の値が所定値未満である座標値を、候補座標値として抽出する候補座標値抽出手段と、前記候補座標値のK成分値を、最大K成分値として取得する最大K成分値取得手段と、前記最大K成分値以下であり前記標準座標値のK成分値以上の所定の値を補正K成分値として取得する補正K成分値取得手段と、K成分の値が前記補正K成分値であり、前記標準座標値のC成分よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分よりも小さなY成分値とを有する座標値を、最終候補座標値として抽出する最終候補座標値抽出手段と、前記最終候補座標値のうちで、前記標準座標値との色差が最も小さな座標値を、前記標準座標値に対応する補正座標値として取得する補正座標値取得手段と、を備える。
請求項2の発明は、請求項1に記載の色変換装置において、前記補正K成分値取得手段が、ユーザからの入力操作に応じて、前記補正座標値のK成分値を前記標準座標値のK成分値からどの程度増加させるかを規定する値であるK成分置換率を設定するK成分置換率設定手段と、前記K成分置換率に基づいて、前記補正K成分値を算出する補正K成分算出手段と、を備える。
請求項3の発明は、請求項2に記載の色変換装置において、前記K成分置換率設定手段が、前記K成分置換率の値を色相に応じて異なる値に設定する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の色変換装置において、前記K成分置換率設定手段が、所定の色相領域毎に前記K成分置換率の値を設定する色相置換率設定手段と、前記K成分置換率の値が、隣接する色相領域について互いに異なる値に設定された場合に、前記隣接する色相領域の境界領域の前記K成分置換率を、前記隣接する色相領域のそれぞれについて設定された前記K成分置換率の値を線形補間することにより算出される値に設定する置換率補間手段と、を備える。
請求項5の発明は、請求項2から4のいずれかに記載の色変換装置において、前記K成分置換率設定手段が、前記K成分置換率の値を彩度に応じて異なる値に設定するとともに、所定の無彩領域についての前記K成分置換率の値を前記K成分置換率としてとりうる最大の値に設定する。
請求項6の発明は、入力画像データを、所定の出力デバイスにカラーマッチングしたデータに変換する色変換方法において、色空間上の座標値を、前記所定の出力デバイスにカラーマッチングしたCMYK色空間上の標準座標値に変換する標準プロファイルを取得する工程と、前記標準プロファイルに基づいて、前記色空間上の座標値を、CMYK色空間上の補正座標値に変換する補正プロファイルを取得する補正プロファイル取得工程と、前記補正プロファイルを用いて前記入力画像データを変換するデータ変換工程と、を備え、前記補正プロファイル取得工程が、前記標準座標値のK成分値よりも大きなK成分値と、前記標準座標値のC成分値よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分値よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分値よりも小さなY成分値とを有する座標値であり、かつ、前記標準座標値との色差が所定値よりも小さな座標値であり、かつ、C成分、M成分およびY成分の各値のうちで最小の値が所定値未満である座標値を、候補座標値として抽出する候補座標値抽出工程と、前記候補座標値のK成分値を、最大K成分値として取得する最大K成分値取得工程と、前記最大K成分値以下であり前記標準座標値のK成分値以上の所定の値を補正K成分値として取得する補正K成分値取得工程と、K成分の値が前記補正K成分値であり、前記標準座標値のC成分よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分よりも小さなY成分値とを有する座標値を、最終候補座標値として抽出する最終候補座標値抽出工程と、前記最終候補座標値のうちで、前記標準座標値との色差が最も小さな座標値を、前記標準座標値に対応する補正座標値として取得する補正座標値取得工程と、を備える。
請求項7の発明は、CPUとメモリとを備えたコンピュータによって実行されることにより、前記コンピュータに、色空間上の座標値を所定の出力デバイスにカラーマッチングしたCMYK色空間上の標準座標値に変換する標準プロファイルを所定のデータベースより取得する標準プロファイル取得機能と、前記標準プロファイルに基づいて、前記色空間上の座標値を、CMYK色空間上の補正座標値に変換する補正プロファイルを取得する補正プロファイル取得機能と、前記補正プロファイルを用いて前記入力画像データを変換するデータ変換機能と、を実現し、前記補正プロファイル取得機能において、前記標準座標値のK成分値よりも大きなK成分値と、前記標準座標値のC成分値よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分値よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分値よりも小さなY成分値とを有する座標値であり、かつ、前記標準座標値との色差が所定値よりも小さな座標値であり、かつ、C成分、M成分およびY成分の各値のうちで最小の値が所定値未満である座標値を、候補座標値として抽出する候補座標値抽出機能と、前記候補座標値のK成分値を、最大K成分値として取得する最大K成分値取得機能と、前記最大K成分値以下であり前記標準座標値のK成分値以上の所定の値を補正K成分値として取得する補正K成分値取得機能と、K成分の値が前記補正K成分値であり、前記標準座標値のC成分よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分よりも小さなY成分値とを有する座標値を、最終候補座標値として抽出する最終候補座標値抽出機能と、前記最終候補座標値のうちで、前記標準座標値との色差が最も小さな座標値を、前記標準座標値に対応する補正座標値として取得する補正座標値取得機能と、を実現する。
請求項8の発明は、入力画像データを、所定のインクジェットプリンタにカラーマッチングしたデータに変換する色変換装置と、前記所定のインクジェットプリンタとを備える画像形成システムであって、前記色変換装置が、色空間上の座標値を、前記所定のインクジェットプリンタにカラーマッチングしたCMYK色空間上の標準座標値に変換する標準プロファイルを格納する記憶手段と、前記標準プロファイルに基づいて、前記色空間上の座標値を、CMYK色空間上の補正座標値に変換する補正プロファイルを取得する補正プロファイル取得手段と、前記補正プロファイルを用いて、前記入力画像データを変換して出力画像データとして取得するデータ変換手段と、を備え、前記所定のインクジェットプリンタが、前記色変換装置から取得した前記出力画像データを、インクの粒子を媒体上に吹き付けることによって前記媒体上にプリント出力するプリント手段と、を備え、前記補正プロファイル取得手段が、前記標準座標値のK成分値よりも大きなK成分値と、前記標準座標値のC成分値よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分値よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分値よりも小さなY成分値とを有する座標値であり、かつ、前記標準座標値との色差が所定値よりも小さな座標値であり、かつ、C成分、M成分およびY成分の各値のうちで最小の値が所定値未満である座標値を、候補座標値として抽出する候補座標値抽出手段と、前記候補座標値のK成分値を、最大K成分値として取得する最大K成分値取得手段と、前記最大K成分値以下であり前記標準座標値のK成分値以上の所定の値を補正K成分値として取得する補正K成分値取得手段と、K成分の値が前記補正K成分値であり、前記標準座標値のC成分よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分よりも小さなY成分値とを有する座標値を、最終候補座標値として抽出する最終候補座標値抽出手段と、前記最終候補座標値のうちで、前記標準座標値との色差が最も小さな座標値を、前記標準座標値に対応する補正座標値として取得する補正座標値取得手段と、を備える。
請求項1から8に記載の発明によると、補正プロファイルを用いて入力画像データを変換する。この補正プロファイルに格納された補正座標値は、補正前の座標値(標準座標値)と比べると、K成分値が増加し、CMY各成分値が低減した値となっている。また、補正座標値は、出力デバイスにカラーマッチングされた標準プロファイルに格納された標準座標値との色差が所定値よりも小さな値となっている。したがって、出力デバイスとのカラーマッチングを担保しつつ、印刷に必要となるインクの量を低減することができる。
特に、請求項2に記載の発明によると、K成分置換率に基づいて補正K成分値を算出するので、K成分置換率の値を調整することによって、補正座標値のK成分を標準座標値のK成分値からどの程度増加させるかを調整することができる。K成分を大きく増加させればさせるほど、印刷に必要となるインクの量を少なくすることができる。逆に、K成分の増加量を抑えると、CMYインクを多用することによって良好な画質を得ることができる。つまり、K成分置換率の値を調整することによって、インク量の低減を優先させるか、もしくは画質の向上を優先させるかを任意に調整することができる。
特に、請求項3に記載の発明によると、K成分置換率の値を色相に応じて異なる値に設定するので、インク量の低減を優先させるか、もしくは画質の向上を優先させるかを、色相毎に任意に調整することができる。
特に、請求項4に記載の発明によると、隣接する色相領域について互いに異なるK成分置換率が設定された場合に、その境界領域のK成分置換率を、隣接する色相領域のそれぞれについて設定されたK成分置換率の値を線形補間することにより算出される値に設定する。これによって、境界領域におけるK成分置換率の急激な変化が緩和され、K成分置換率の急激な変化に起因する画質の劣化を防止することができる。
特に、請求項5に記載の発明によると、無彩領域についてのK成分置換率をK成分置換率としてとりうる最大の値に設定するので、無彩領域については、K成分値が最大限まで増加される。これによって、無彩領域を画像形成する際にKインクが多用されることになり、無彩領域の色再現性を良好なものとすることができる。
〔第1の実施の形態〕
〈1.画像形成システムの全体構成〉
図1は、この発明の第1の実施の形態に係る画像形成システム100の構成を示す図であり、色変換装置1の主たるハードウェア構成が示されている。画像形成システム100は、通信回線Nを介して互いに接続された色変換装置1とプリンタ2とを有する。
はじめに、画像形成システム100における画像形成処理の概要について説明する。色変換装置1は、ネットワークNを介して接続された他の外部端末装置(図示省略)から受信することにより取得した画像データや、記録媒体Mから読み取って取得した画像データ等(以下において「入力画像データ」という。なお、ここでは入力画像データは「CMYKデータである」とする。)を、出力デバイスであるプリンタ2にカラーマッチングしたCMYKデータ(以下において「出力画像データ」という)に変換してプリンタ2に送る。プリンタ2は、色変換装置1から取得した出力画像データを記録紙上に印刷する。
ただし、ここでいう「CMYKデータ」とは、CMYK表色系で表現された(すなわち、CMYK色空間上の座標値で表現された)画像データのことである。CMYKデータは、各画素の色彩が、シアンの階調値を表すパラメータC、マゼンタの階調値を表すパラメータM、イエローの階調値を表すパラメータYおよびブラック(墨)の階調値を表すパラメータKで表されている。
次に、各装置の構成について説明する。色変換装置1は、コンピュータによって実現される。より具体的には、CPU11a、ROM11b、およびRAM11cから構成されて後述する各機能を実現する制御部11と、このコンピュータを色変換装置1として機能させるためのプログラム121や後述するプロファイルなどを格納するための記憶部12と、オペレータが各種の指示を入力するためのマウスやキーボードなどからなる操作部13と、ディスプレイ等の表示部14と、ハードディスクなどにより構成され、メディアリーダ/ライタ151を通じて記録媒体Mとの間でデータのリード/ライトを行うためのR/W部15と、印刷指令と共に印刷すべき画像データ(出力画像データ)をプリンタ2に入力するプリンタインターフェース16と、ネットワークN上の他の装置との間でデータの受け渡しを行うための通信インターフェースである通信部17とを主として備えている。
プリンタ2は、インクジェット印刷装置(いわゆるインクジェットプリンタ)により構成される。プリンタ2は、色変換装置1より受信した画像データ(出力画像データ)を記録紙上に画像形成する。より具体的には、印刷ヘッド(図示省略)に複数設けられてなる微小な径のノズル先端から、微細な(霧状の)インク粒子(インク滴)を吐出等することによって、CMYK画像データを記録紙上に画像形成する。
〈2.色変換装置の機能構成〉
上述の通り、色変換装置1は、入力画像データを、プリンタ2にカラーマッチングしたデータに変換する(以下においてこの変換処理を「色変換処理」という)。図2は、色変換装置1において実現される機能構成であって、色変換処理に関するものを示すブロック図である。
色変換装置1は、色変換処理に関する機能構成として、入力画像データ取得部101と、色変換処理部102と、出力画像データ取得部103と、補正プロファイル取得部104とを備える。これら各部は、制御部11が記憶部12に記憶されている所定のプログラム121を実行することにより実現される構成要素である。
入力画像データ取得部101は、入力画像データを取得する。より具体的には、上述の通り、ネットワークNを介して接続された他の外部端末装置から受信することにより、また、記録媒体Mから読み取ることにより、入力画像データを取得する。
色変換処理部102は、入力画像データ取得部101が取得した入力画像データを、記憶部12に格納されたプロファイルを用いて、出力デバイスであるプリンタ2にカラーマッチングしたCMYKデータに色変換する。
一般的には、この色変換処理は次のように行われる。まず、入力画像データを、入力側プロファイルを用いて後述する「Labデータ」に変換して、中間データを取得する。ただし、入力側プロファイルとは、目標の色に応じたプロファイルであり、例えばオフセットの色をインクジェット等の印刷物で表現したい場合には、オフセット印刷用のプロファイルを使用する。続いて、得られた中間データを、出力側プロファイルを用いてCMYKデータに変換する。ただし、出色側プロファイルとは、目標の色をインクジェット等の印刷機で出力するためのプロファイル、すなわち、目標の色を印刷機に出力できるようにカラーマッチングが行われたプロファイルである。
一方、色変換処理部102は この色変換処理を次のように行う。まず、入力画像データを入力側プロファイルである「第1テーブルT1」を用いてLabデータに変換して中間データを取得する。続いて、得られた中間データを、出色側プロファイルである「第2テーブルT2」ではなく、その第2テーブルT2に基づいて作成された「補正テーブルTC」を用いて、CMYKデータに変換する。各テーブルT1,T2,TCのそれぞれについては後により具体的に説明する。「補正テーブルTC」を用いて色変換されたCMYKデータによると、第2テーブルT2を用いて色変換されたCMYKデータに比べて、出力画像に使用するインキ量を削減することができる。
出力画像データ取得部103は、色変換処理部102における変換処理によって得られたCMYKデータを出力画像データとして取得する。出力画像データ取得部103は、取得した出力画像データをプリンタ2に送る。上述した通り、プリンタ2は受信した出力画像データを記録紙上に画像形成する。
補正プロファイル取得部104は、記憶部12に格納された「標準プロファイルP」に基づいて「補正プロファイルPC」を取得する。補正プロファイル取得部104については、後により具体的に説明する。
〈3.プロファイル〉
色変換装置1の記憶部12には、色変換処理に用いられるプロファイルとして、標準プロファイルPと、補正プロファイルPCとが格納されている。
〈3−1.標準プロファイル〉
標準プロファイルPは、色変換装置1と接続されたプリンタ2用に作成されたカラーマネージメント(カラーマッチング)用のプロファイル(例えば、ICC(International Color Consortium)の規格に沿ったICCプロファイル)である。標準プロファイルPは、2つの変換テーブル(出力側プロファイルである「第1テーブルT1」および入力側プロファイルである「第2テーブルT2」)を備える。
第1テーブルT1は、入力画像データを、デバイスに依存しない色空間(例えば、Lab色空間やYCbCr色空間等の均等色空間であり、ここでは、Lab色空間であるとする)上の座標値で表現された(すなわち、L*a*b*表色系で表現された)画像データ(以下において「Labデータ」という)に変換する変換テーブルである。すなわち、第1テーブルT1は、CMYK色空間上の座標値(入力値)とLab色空間上の座標値(出力値)との対照表(LUT)である。なお、Labデータは、明度を表すパラメータL、赤〜緑方向の軸により規定されるパラメータaおよび黄〜青方向の軸により規定されるパラメータbで表されており、a,b成分によって色相および彩度が表現される。
第2テーブルT2は、デバイスに依存しない色空間(ここでは、Lab色空間)上の座標値で表現された画像データ(Labデータ)を、出力デバイスであるプリンタ2にカラーマッチングしたCMYKデータに変換する変換テーブルである。すなわち、第2テーブルT2は、Lab色空間上の座標値(入力値)とCMYK色空間上の座標値(出力値)との対照表(LUT)である。なお、以下において、第2テーブルT2に格納された出力値(CMYK色空間上の座標値)を「標準座標値」という。
〈3−2.補正プロファイル〉
補正プロファイルPCは、標準プロファイルPに基づいて作成されたプロファイルである。補正プロファイルPCは、補正テーブルTCを備える。
補正テーブルTCは、第2テーブルT2と同様、デバイスに依存しない色空間上の座標値で表現された画像データを、出力デバイスであるプリンタ2にカラーマッチングしたCMYKデータに変換する変換テーブルであり、具体的には、Lab色空間上の座標値(入力値)とCMYK色空間上の座標値(出力値)との対照表(LUT)である。なお、以下において、補正テーブルTCに格納された出力値(CMYK色空間上の座標値)を「補正座標値」という。
補正座標値は、後に詳述するように、対応する標準座標値に基づいて算出されて、補正テーブルTCに格納される。ただし、「互いに対応する補正座標値と標準座標値」とは、第2テーブルT2、補正テーブルTCのそれぞれにおいて、同じ入力値に対応付けられている座標値のことをいう。
この補正座標値は、補正前の座標値(すなわち、対応する標準座標値)と比べると、K成分値が増加し、CMY各成分値が低減した値となっている。また、標準座標値(すなわち、プリンタ2にカラーマッチングされた座標値)との色差が所定の許容範囲内の値となっている。したがって、色変換処理部102が第1テーブルT1および補正テーブルTCを用いて変換処理を行うことによって得られるCMYKデータは、プリンタ2に所定の許容値内でカラーマッチングされつつ、第2テーブルT2を用いて変換処理を行うことによって得られるCMYKデータに比べて印刷に必要となるインクの量が少ないものとなっている。
〈4.補正プロファイル取得部〉
次に、図2に加えて、図3を参照しながら、補正プロファイル取得部104について具体的に説明する。図3は、色変換処理の流れを説明するための図である。上述の通り、補正プロファイル取得部104は、標準プロファイルPに基づいて補正プロファイルPCを取得する。より具体的には、標準プロファイルPの第2テーブルT2に格納された標準座標値のそれぞれを新たな座標値に補正して、補正座標値として補正プロファイルPCの補正テーブルTCに格納する。なお、以下においては、図3に示すように、互いに対応する標準座標値と補正座標値とを、それぞれ「標準座標値Qi(Cq,Mq,Yq,Kq)」、「補正座標値Ri(Cr,Mr,Yr,Kr)」と表し、標準座標値Qiに基づいて補正座標値Riを算出する態様について具体的に説明する。
補正プロファイル取得部104は、最大K成分値特定部41と、K成分値決定部42と、補正座標値取得部43とを備えている。
〈4−1.最大K成分値特定部〉
最大K成分値特定部41は、標準座標値Qiに対応する補正座標値RiのK成分値Krとしてとりうる値の最大値(以下において「最大K成分値KM」という)を特定する。最大K成分値特定部41は、候補座標値抽出部411と、最大K成分値取得部412とを備える。
候補座標値抽出部411は、第1抽出部411aと、第2抽出部411bと、第3抽出部411cとを備える。
第1抽出部411aは、標準座標値QiのK成分値Kqよりも大きなK成分値と、標準座標値QiのC成分値Cqよりも小さなC成分値と、標準座標値QiのM成分値Mqよりも小さなM成分値と、標準座標値QiのY成分値Yqよりも小さなY成分値とを有する座標値を抽出して、第1候補座標値S1(Cs1,Ms1,Ys1,Ks1)として取得する。すなわち、「Ks1>Kq」「Cs1<Cq」「Ms1<Mq」「Ys1<Yq」を充足する座標値が第1候補座標値S1として抽出される。
第1候補座標値S1を抽出することは、標準座標値Qiに比べて、K成分が増加し、CMY成分が低減するような座標値、すなわち、インク量の低減を実現可能な座標値を抽出することを意味している。
第2抽出部411bは、標準座標値Qiとの色差ΔEが所定値よりも小さな座標値を抽出して、第2候補座標値S2(Cs2,Ms2,Ys2,Ks2)として取得する。CMYKデータ間の色差ΔEは、比較すべきCMYKデータのそれぞれを、第1テーブルT1を用いて一旦Labデータに変換し、Lab色空間でのユークリッド距離を算出することによって取得することができる。すなわち、標準座標値Qiと第2候補座標値S2との色差ΔEは、標準座標値Qi(Cq,Mq,Yq,Kq)をLabデータに変換した座標値Qi’(Lq,aq,bq)と、第2候補座標値S2(Cs2,Ms2,Ys2,Ks2)をLabデータに変換した座標値S2’(Ls2,as2,bs2)とのユークリッド距離によって特定することができる(すなわち、ΔE=((Lq−Ls2)2+(aq−as2)2+(bq−bs2)21/2)。
第2候補座標値S2を抽出することは、標準座標値Qiとの色差ΔEが所定値内の座標値、すなわち、標準座標値により規定される色と所定の許容範囲内で同一性が保たれていると判断される座標値を抽出することを意味している。なお、理想的には色差ΔEは「0」となることが望ましいが、変換系に含まれる誤差などのために、色差ΔE=0となる座標値が必ずしも見つかるとは限らない。本願発明者によると、L成分を「0〜100」のレンジで、a,b各成分をそれぞれ「−128〜127」のレンジで規定した場合、所定値を「3」と設定すれば(すなわち、ΔE<3を充足する座標値を第2候補座標値S2として抽出すれば)、一般的な画像形成処理において色の再現性が十分担保されることが確認されている。ただし、この所定値の値は必ずしも「3」に設定する必要はなく、印刷目的に応じて適宜に設定すればよい。
第3抽出部411cは、C成分、M成分およびY成分の各値のうちで最小の値が所定値未満となるような座標値を抽出して、第3候補座標値S3(Cs3,Ms3,Ys3,Ks3)として取得する。
第3候補座標値S3を抽出することは、CMYの各成分値のいずれかが十分小さな座標値、すなわち、K成分が最大となる座標値(少なくとも、最大とみなせる程度に十分に大きくなる座標値)を抽出することを意味している。この原理についてより具体的に説明する。CMYKの各色成分で表現された色は、CMYKの各インクを媒体上に重ねることにより表現される。この際、CMYの各色が重なる部分については、Kインクで代用することができる。すなわち、図4に示すように、CMYの各成分のうち、重なっている成分については、K成分に置き換えることができる。ここで、最大限K成分に置き換えた状態は、図4に示すように、CMYのいずれかの成分が「0」となる状態である。つまり、CMYの各成分値のいずれかが十分小さな座標値は、すなわち、K成分が最大となる座標値であるといえる。ただし、変換系に含まれる誤差などのために、CMYのいずれかの成分が「0」となる座標値が必ずしも見つかるとは限らない。本願発明者によると、所定値を「3%」と設定すれば(すなわち、CMYの各成分のいずれかが3%未満の座標値を第3候補座標値S3として抽出すれば)、最大のK成分値とみなしても問題のない値を取得できることが確認されている。ただし、この所定値の値は必ずしも「3%」に設定する必要はなく、印刷目的に応じて適宜に設定すればよい。
最大K成分値取得部412は、候補座標値抽出部411が抽出した候補座標値に基づいて最大K成分値KMを取得する。より具体的には、第1抽出部411aによって第1候補座標値S1として抽出され、かつ、第2抽出部411bによって第2候補座標値S2として抽出され、かつ、第3抽出部411cによって第3候補座標値S3として抽出された候補座標値のK成分値を、最大K成分値KMとして取得する。
以上の通り、最大K成分値特定部41によって、補正座標値RiのK成分値Krとしてとりうる最大の値である最大K成分値KMが特定される。すなわち、最大K成分値特定部41によって、補正座標値RiのK成分値Krがとりうる値の範囲(すなわち、標準座標値QiのK成分値Kq以上かつ最大K成分値KM以下)が具体的に特定される。
ところで、インクを用いた画像形成においては、画像形成にKインクを多用すればするほどCMY各色のインクの使用量を抑えることが可能となり、プリント出力に必要となるインクの総量を削減することができる。また、CMYインクに比べて比較的安価なKインクを多用することによって、ランニングコストを低減することができる。一方で、画像形成にCMYインクを多用すれば、ざらつきのない良好な画質を得ることができることが一般に知られている。
つまり、画質よりもインク量の低減を優先したい場合にはできるだけK成分値Krを大きくすることが望ましい一方で、インク量の低減よりも画質を優先したい場合にはK成分値Krをあまり大きく設定してしまうことは望ましくない。そこで、この実施の形態においては、K成分値Krをどの程度増加させるかをユーザに決定させる構成(K成分値決定部42)を有している。
〈4−2.K成分値決定部〉
K成分値決定部42は、補正座標値RiのK成分値Krの値を決定する。より具体的には、最大K成分値特定部41が特定した最大K成分値KM以下であり標準座標値QiのK成分値Kq以上の所定の値をK成分値Krとして取得する。K成分値決定部42は、置換率設定部421と、K成分値算出部422とを備える。
置換率設定部421は、ユーザからの入力操作に応じて「置換率REP」を設定する。ただし、「置換率REP」は、補正座標値RiのK成分値Krを、標準座標値QiのK成分値Kqからどの程度増加させるかを規定する値であり、0〜100%の範囲の値をとりうる。
置換率設定部421が置換率REPを決定する処理態様について、図5を参照しながらより具体的に説明する。図5は、置換率受付画面の構成例を示す図である。置換率設定部421は、表示部14に置換率受付画面Eを表示させる。置換率受付画面Eには、0%から100%までのメモリが付されたスライダE11と決定ボタンE12とが表示される。
ユーザは、スライダE11を動かすことによって置換率REPを調整する。ユーザがスライダE11を任意の値に調整して決定ボタンE12を操作すると、置換率設定部421は、当該入力された値を置換率REPとして受け付ける。
再び図2および図3を参照する。K成分値算出部422は、最大K成分値特定部41が取得した最大K成分値KMと、置換率設定部421が設定した置換率REPとに基づいて、補正座標値RiのK成分値Krを算出する。より具体的には、最大K成分値KMと標準座標値QiのK成分値Kqとの差分(最大増加量)に置換率REPを乗じて得た値(増加量)を、標準座標値QiのK成分値Kqに加算した値を補正座標値RiのK成分値Krとして取得する。すなわち、K成分値Krは、次の(式1)によって取得される。
Kr=Kq+(KM−Kq)×REP/100 (式1)
以上の通り、K成分値決定部42によって、標準座標値Qiに対応する補正座標値RiのK成分値Krが決定される。
〈4−3.補正座標値取得部〉
補正座標値取得部43は、標準座標値Qiに対応する補正座標値RiのC成分値Cr、M成分値MrおよびY成分値Yrを決定して補正座標値Riを取得する。補正座標値取得部43は、候補座標値抽出部431と、CMY成分値取得部432とを備える。
候補座標値抽出部431は、K成分値決定部42により決定されたK成分値Krと、標準座標値QiのC成分値Cqよりも小さなC成分値と、標準座標値QiのM成分値Mqよりも小さなM成分値と、標準座標値QiのY成分値Yqよりも小さなY成分値とを有する座標値を抽出して、最終候補座標値Ti(Ct,Mt,Yt,Kt)として取得する。すなわち、「Kt=Kr」「Ct<Cq」「Mt<Mq」「Yt<Yq」を充足する座標値が最終候補座標値Tiとして抽出される。
CMY成分値取得部432は、候補座標値抽出部431が抽出した最終候補座標値Tiのうち、標準座標値Qiとの色差ΔEが最も小さな座標値を特定して、当該座標値を補正座標値Ri(Cr,Mr,Yr,Kr)として取得する。ただし、上述の通り、CMYKデータ間の色差ΔEは、Lab色空間でのユークリッド距離を算出することによって取得することができる。なお、ここでは、色差ΔEが最小となる座標値を特定して補正座標値Riとすることが望ましいが、色差ΔEが所定値よりも小さな座標値が見つかった時点で、当該座標値を色差ΔEが最小の座標値とみなして、補正座標値Riとしてもよい。
以上の通り、補正座標値取得部43によって、標準座標値Qiに対応する補正座標値Riが決定される。補正プロファイル取得部104は、決定した補正座標値Ri(Cr,Mr,Yr,Kr)の値を、補正テーブルTCに格納する。
〈5.処理の流れ〉
次に、補正プロファイル取得部104によって実行される補正プロファイルPCの取得処理の流れについて、図6および図7を参照しながら説明する。
〈5−1.全体の流れ〉
図6を参照する。図6は、補正プロファイルPCの取得処理の全体の流れを示す図である。まず、補正プロファイル取得部104が、標準プロファイルPの第2テーブルT2に格納された複数の標準座標値のうちの1つを取り出す(ステップS1)。
続いて、補正プロファイル取得部104が、ステップS1で取り出した標準座標値に対応する補正座標値を算出する(ステップS2)。この処理については、後に具体的に説明する。
続いて、補正プロファイル取得部104は、ステップS2で取得された補正座標値を、所定のLab色空間上の座標値(入力値)と対応付けて補正テーブルTCに格納する(ステップS3)。ただし、所定の入力値とは、ステップS1で取り出された標準座標値が第2テーブルT2において対応付けられていた入力値と同じ入力値である。
第2テーブルT2に格納された複数の標準座標値の全てについてステップS1〜ステップS3の処理が実行されると(すなわち、第2テーブルT2に格納された複数の標準座標値の全てに対応する補正座標値が補正テーブルTCに格納されると)(ステップS4でYES)、補正プロファイル取得部104は、処理を終了する。
〈5−2.補正座標値の算出処理の流れ〉
図7を参照する。図7は、補正座標値の算出処理(図6のステップS2の処理)の流れを示す図である。はじめに、最大K成分値特定部41が、ステップS1(図6)で取り出された標準座標値Qiに対応する補正座標値RiのK成分値Krとしてとりうる値の最大値(最大K成分値KM)を特定する(ステップS21)。
ステップS21の処理は、より具体的には、次のように行われる。まず、第1抽出部411aが、標準座標値QiのK成分値Kqよりも大きなK成分値と、標準座標値QiのC成分値Cqよりも小さなC成分値と、標準座標値QiのM成分値Mqよりも小さなM成分値と、標準座標値QiのY成分値Yqよりも小さなY成分値とを有する座標値を抽出して、第1候補座標値S1として取得する(ステップS211)。
続いて、第2抽出部411bが、ステップS211で抽出された第1候補座標値S1のうちで、標準座標値Qiとの色差ΔEが所定値よりも小さな座標値を抽出して、第2候補座標値S2として取得する(ステップS212)。
続いて、第3抽出部411cが、ステップS212で抽出された第2候補座標値S2のうちで、C成分、M成分およびY成分の各値のうちで最小の値が所定値未満となるような座標値を抽出して第3候補座標値S3として取得する(ステップS213)。
続いて、最大K成分値取得部412が、ステップS213で取得された第3候補座標値S3のK成分値を、最大K成分値KMとして取得する(ステップS214)。以上により、ステップS21の処理が終了する。
続いて、置換率設定部421が、ユーザからの入力操作に応じて置換率REPを設定する(ステップS22)。より具体的には、表示部14にユーザから置換率REPの入力を受け付ける置換率受付画面E(図5参照)を表示させて、当該画面からユーザが所定の入力操作を行うと、当該入力された値を置換率REPとして受け付ける。
続いて、K成分値算出部422が、ステップS21で最大K成分値特定部41が取得した最大K成分値KMと、ステップS22で置換率設定部421が設定した置換率REPとに基づいて、補正座標値RiのK成分値Krを算出する((式1)参照)(ステップS23)。
続いて、補正座標値取得部43が、標準座標値Qiに対応する補正座標値RiのC成分値Cr、M成分値CrおよびY成分値Yrを決定して補正座標値Riを取得する(ステップS24)。
ステップS24の処理は、より具体的には、次のように行われる。まず、候補座標値抽出部431が、K成分値決定部42により決定されたK成分値Krと、標準座標値QiのC成分値Cqよりも小さなC成分値と、標準座標値QiのM成分値Mqよりも小さなM成分値と、標準座標値QiのY成分値Yqよりも小さなY成分値とを有する座標値を抽出して、最終候補座標値Tiとして取得する(ステップS241)。
続いて、CMY成分値取得部432が、ステップS241で抽出された最終候補座標値Tiのうちで、標準座標値Qiとの色差ΔEが最も小さな座標値を特定して、当該座標値を補正座標値Ri(Cr,Mr,Yr,Kr)として取得する(ステップS242)。以上により、ステップS24の処理が終了し、補正座標値の算出処理が終了する。
〈6.効果〉
上記の実施の形態によると、補正プロファイルPCを用いて入力画像データを変換する。補正プロファイルPCに格納された補正座標値は、対応する標準座標値と比べると、K成分値が増加し、CMY各成分値が低減した値となっている。また、補正座標値は、出力デバイスにカラーマッチングされた標準プロファイルに格納された標準座標値との色差が所定値よりも小さな値となっている。したがって、出力デバイスとのカラーマッチングを担保しつつ、プリンタ2における印刷処理に用いるインクの量を低減することができる。特に、一般にKインクに比べて高価なCMYの各インクの使用量を低減することができるので、ランニングコストの低減を効果的に実現することができる。また、CMYインクの3層で表現されていた部分をKインクを多用して表現することによって、媒体上のインク体積を少なくすることができる。これによって、安定した画像形成を行うことができる。また、補正座標値は、対応する標準座標値との色差が所定値よりも小さな座標値であるので、出力デバイスであるプリンタ2とのカラーマッチングも担保されている。
また、上記の実施の形態によると、置換率REPに基づいてK成分値Krを算出するので、置換率REPの値を調整することによって、K成分値Krを標準座標値QiのK成分値Kqからどの程度増加させた値とするかを調整することができる。K成分を大きく増加させればさせるほど、印刷に必要となるインクの量を少なくすることができる。逆に、K成分の増加量を抑えると、CMYインクを多用することによって良好な画質を得ることができる。つまり、ユーザは、置換率REPの値を調整することによって、インク量の低減を優先させるか、もしくは画質の向上を優先させるかを任意に調整することができる。
〔第2の実施の形態〕
第1の実施の形態に係る色変換装置1は、置換率REPとして1つの値を設定する機能部(置換率設定部421)を備える構成としていた。この機能部は、色相に応じて異なる置換率REPを設定するものとしてもよい。
この実施の形態に係る色変換装置1aについて図8を参照しながら説明する。図8は、色変換装置1aにおいて実現される機能構成であって、色変換処理に関するものを示すブロック図である。なお、以下においては、第1の実施の形態と相違する点について説明し、同じ点については説明を省略する。また、同じ構成要素については第1の実施の形態に用いたのと同じ符号を用いて示す。この実施の形態に係る色変換装置1aはK成分値決定部42aを備える。K成分値決定部42aの備える置換率設定部421aについて説明する。
〈1.置換率設定部〉
置換率設定部421aは、置換率受付部4211aと、中間置換率算出部4212aとを備える。
置換率受付部4211aは、ユーザからの入力操作に応じて置換率REPを設定する。置換率受付部4211aが置換率REPを決定する処理態様について、図9を参照しながらより具体的に説明する。図9は、置換率受付画面Eaの構成例を示す図である。置換率受付部4211aは、表示部14に置換率受付画面Eaを表示させる。置換率受付画面Eaには、0%から100%までのメモリが付されたスライダE21と、色相毎の置換率REPの指定を行う旨を宣言する色相指定ラジオボタンE20と、複数の色相のそれぞれに係る複数の色相指定ボタンE22と、スライダE21と同様に0%から100%までのメモリが付されたスライダE23と、決定ボタンE242とが表示される。
ユーザは、スライダE11を動かすことによって色領域全体の置換率REP(基本置換率)を調整する。ユーザがスライダE11を任意の値に調整して決定ボタンE24を操作すると、置換率受付部4211aは、当該入力された値を基本置換率として受け付ける。
また、ユーザは、色領域全体の置換率だけでなく、色相領域毎に異なる置換率REPを設定することができる。すなわち、特定の色相について、特定の置換率REPを指定することができる。より具体的には、色相指定ラジオボタンE20および置換率REPを指定したい色相のラジオボタンE22を選択して反転させるとともに、スライダE23を動かすことによって、当該色相の置換率REP(特定置換率)を調整する。ユーザがラジオボタンE22を選択するとともにスライダE23を任意の値に調整して決定ボタンE24を操作すると、置換率受付部4211aは、当該入力された値を当該選択された色相の特定置換率として受け付ける。ユーザは、上記の操作を置換率REPを指定したい色相の全てについて行うことによって、1以上の色相のそれぞれについて任意の置換率REPを設定することができる。
例えば、ユーザが、色領域全体の置換率を「100%」と、色相領域5YRの置換率を「30%」とそれぞれ入力した場合、置換率受付部4211aは、図10(a)に示すように、色相領域5YRの特定置換率REPを「30%」に設定し、その他の色領域の置換率REPを「100%」に設定する。
ところで、図10(a)に示される状態では、色相が連続的に変化するにも拘わらず、特定の領域(図の例では、色相領域5YRと、これに隣接する色相領域5Y,5Rとの境界領域)において置換率REPが急激に変化することになる。このような置換率REPを用いて補正座標値RiのK成分値Krを算出すると、特定の色相においてK成分が急激に変化してしまう。すなわち、Kインクの使用量が急激に変化してしまう。これによって、画質が劣化するという問題が生じてしまう。そこで、この実施の形態においては、隣接する色相領域について、互いに異なる置換率REPが設定された場合に、色相領域の境界付近で置換率REPが急激に変化するのを防ぐ構成(中間置換率算出部4212a)を有している。
中間置換率算出部4212aは、置換率受付部4211aが受け付けた各色相の置換率REPに基づいて、中間領域の置換率REPを算出する。より具体的には、置換率REPの値が、隣接する色相領域について互いに異なる値に設定された場合に、当該隣接する色相領域の境界領域の置換率REPを、当該隣接する色相領域のそれぞれについて設定された置換率REPの値を線形補間することにより算出される値に設定する。
例えば、図10(a)に示されるように、互いに隣接する色相領域5YRと色相領域5Rの置換率REPが互いに異なる値「30%」「100%」に設定された場合に、これら2つの色相領域5YR,5Rの境界領域Bの置換率を、色相領域5YRについて設定された置換率「30%」と色相領域5Rについて設定された置換率「100%」との線形補間によって決定する。これにより、図10(b)に示されるように、置換率REPの変化が緩やかになり、画質の劣化が防止される。
〈2.処理の流れ〉
この実施の形態に係る、補正プロファイルPCの取得処理の流れは、第1の実施の形態において説明したものとほぼ同様である。ただし、この実施の形態においては、補正座標値の算出にあたって、置換率受付部4211aが、ユーザからの入力操作に応じて置換率REPを設定する処理(図7のステップS22に相当する処理)を行い、そこで隣接する色相領域について、互いに異なる値の置換率REPが設定された場合には、続いて中間置換率算出部4212aが、境界領域での置換率REPを線形補間によって決定する処理を行う。境界領域での置換率REPが算出されると、続いてK成分値算出部422aが、当該算出された置換率REPの値を用いて補正座標値RiのK成分値Krを算出する(図7のステップS23に相当する処理)。
ステップS23(図7)に相当する処理の流れについて、図11を参照しながら説明する。図11は、K成分値Krの算出処理の流れを示す図である。
まず、ステップS1(図6)で取り出された標準座標値Qiが属する色相領域を特定する(ステップS31)。なお、CMYKデータの色相は、例えば第1テーブルT1を用いて、CMYKデータを一旦Labデータに変換し、Lab色空間での座標値がa軸(もしくはb軸)となす角度を算出することによって特定する。
続いて、置換率設定部421aが設定した置換率REPのうち、ステップS31で特定された色相領域(すなわち、標準座標値Qiが属する色相領域)について設定された置換率REPの値を取得する(ステップS32)。
続いて、最大K成分値特定部41が、先に取得した最大K成分値KM(ステップS21(図7))と、ステップS32で取得した置換率REPとに基づいて、補正座標値RiのK成分値Krを算出する(上述の(式1)参照)(ステップS33)。
〈3.効果〉
上記の実施の形態によると、ユーザは色相を指定して置換率REPを設定することができる。すなわち、色相に応じて異なる置換率REP(特定置換率)を設定することができる。これによって、色相毎に、インク量の低減を優先させるか、もしくは画質の向上を優先させるかを選択することができる。例えば、特定の色相領域(例えば、肌色領域等のように特に画質の劣化の嫌われる色相領域)についての置換率REPとして基本置換率よりも低い値を設定すれば、全体としてインク量を削減しながら、特定の色相領域について画質の劣化を防止することができる。
また、実施の形態によると、隣接する色相領域について互いに異なる置換率REPが設定された場合に、その境界領域の置換率REPを、各色相領域について設定された置換率の線形補間によって算出する。これによって、境界領域におけるK成分置換率の急激な変化が緩和され、K成分置換率の急激な変化に起因する画質の劣化を防止することができる。
〔第3の実施の形態〕
第2の実施の形態に係る置換率設定部421aは、色相に応じて異なる置換率REPを設定する構成としていた。この機能部は、彩度に応じて異なる置換率REPを設定するものとしてもよい。
この実施の形態に係る置換率設定部421b(図8参照)について説明する。なお、この実施の形態に係る色変換装置の備える置換率設定部421b以外の構成は、第2の実施の形態に係る色変換装置1aの構成と同様である。
〈1.置換率設定部〉
置換率設定部421bは、置換率受付部4211bと、中間置換率算出部4212bとを備える(図8参照)。
置換率受付部4211bは、ユーザからの入力操作に応じて置換率REPを設定する。置換率受付部4211bの機能は第2の実施の形態に係る置換率受付部4211aとほぼ同様である。ただし、置換率受付部4211bは、色相領域毎に異なる置換率REPを受け付けるだけでなく、彩度領域毎に異なる置換率REPを受け付ける。
置換率受付部4211bは、全彩度領域についてユーザからの入力操作に応じて置換率REPを決定するとしてもよいし、彩度が所定値よりも大きい領域(すなわち、Lab色空間においてグレー軸(無彩軸)の近傍にない領域)についてはユーザからの入力操作に応じて置換率REPを決定する一方で、彩度が所定値よりも小さい領域(すなわち、Lab色空間においてグレー軸(無彩軸)の近傍にある無彩領域(例えば、Lab空間のab平面において、L軸からのユークリッド距離が「0〜10」の範囲内の領域。ただし、Lab空間のab平面においては、任意の座標点のL軸からのユークリッド距離は、当該座標点の彩度を表す値となる。))については、置換率REPの値を必ず「100%」に設定する構成としてもよい。
後者の構成によると、例えば、ユーザが色領域全体の置換率を「30%」と入力した場合、置換率受付部4211bは、図12(a)に示すように、彩度が所定値(図12の例では「10」)よりも小さい無彩領域の置換率REPを「100%」に、その他の彩度領域の置換率REPを「30%」に設定する。
なお、図12(a)に示される状態では、彩度が連続的に変化するにも拘わらず、特定の領域(無彩領域とその他の領域との境界領域)において置換率REPが急激に変化することになる。このような置換率REPを用いて補正座標値RiのK成分値Krを算出すると、特定の彩度においてK成分が急激に変化してしまい、上記においても説明した通り、画質が劣化するという問題が生じてしまう。そこで、この構成においては、第2の実施の形態と同様、無彩領域の境界付近で置換率REPが急激に変化するのを防ぐ構成(中間置換率算出部4212b)を設けることが望ましい。
例えば、図12(b)に示すように、Lab空間のab平面においてL軸からのユークリッド距離が「0〜10」の範囲内のデータについては置換率REPを「100%」に設定し、L軸からのユークリッド距離が「20以上」の範囲内のデータについては色相毎に指定された値を置換率REPとして設定する。そして、L軸からのユークリッド距離が「10〜20」の範囲内のデータについては、中間置換率算出部4212bによって境界領域の置換率REPを線形補間により算出させることによって取得した値を、置換率REPとして設定する。これにより、置換率REPの変化が緩やかになり、画質の劣化が防止される。
〈2.処理の流れ〉
この実施の形態に係る、補正プロファイルPCの取得処理の流れは、第2の実施の形態において説明したものと同様である。この実施の形態においては、補正座標値の算出にあたって、置換率受付部4211bが、ユーザからの入力操作に応じて置換率REPを設定する処理(図7のステップS22に相当する処理)を行い、そこで隣接する彩度領域について、互いに異なる値の置換率REPが設定された場合には、続いて中間置換率算出部4212bが、境界領域での置換率REPを線形補間によって決定する処理を行う。境界領域での置換率REPが算出されると、続いてK成分値算出部が、当該算出された置換率REPの値を用いて補正座標値RiのK成分値Krを算出する(図7のステップS23に相当する処理)。
ステップS23(図7)に相当する処理も第2の実施の形態において説明した流れで行われる。ただし、この実施の形態においては、図11のステップS31に相当する処理は、ステップS1(図6)で取り出された標準座標値Qiが属する彩度領域を特定する処理となる。なお、CMYKデータの彩度は、例えば第1テーブルT1を用いて、CMYKデータを一旦Labデータに変換し、Lab色空間での座標値と無彩軸との離間距離を算出することによって特定する。また、図11のステップS31に相当する処理は、置換率設定部421bが設定した置換率REPのうち、先に特定された彩度領域(すなわち、標準座標値Qiが属する彩度領域)について設定された置換率REPの値を取得する処理となる。
〈3.効果〉
彩度および明度が比較的低い色領域(ブラック)の表現にCMYインクが多用されると、インク粒子を吐出する印刷ヘッドの状態によっては色ずれ等の問題(例えば、ブラック領域の外側にMインク等がにじんだように見えてしまう現象)が生じる可能性が高くなる。すなわち、画質の劣化を防止するという点からみて、ブラックを画像形成するにあたっては、なるべくKインクを多用することが望ましい。上記の構成によると、無彩領域については、置換率REPの値を「100%」に設定する、すなわち、補正座標値RiのK成分値Krを最大K成分値KMに設定するので、無彩領域の表現にKインクを多用することができ、画質の劣化を防止することができる。
〔変形例〕
上記の実施の形態においては、プリンタ2はインクジェットプリンタであるとしたが、プリンタ2は必ずしもインクジェットプリンタでなくともよく、インクを用いて媒体上に画像を形成する装置であれば、上記の効果を得ることができる。例えば、版下を作成して印刷を行うオフセット印刷装置や、電子写真方式にて印刷を行うレーザプリンタ等の装置であってもよい。なお特に、プリンタ2がインクジェットプリンタの場合は、インク量の削減によって、ランニングコストの低減だけでなく裏移りの解消やしわの原因となる乾燥不良の解消といった効果を得ることができる。また、特に、プリンタ2がオフセット印刷や電子写真方式による画像形成装置の場合は、上記の実施の形態によると、媒体上に重ねるインクの量を少なくすることができるので、安定した画像形成処理を実現することが可能となる。
また、上記の実施の形態においては、色変換装置1を、プリンタ2と通信回線Nを介して接続された装置(すなわち、プリンタ2と別体の装置)であるとしたが、上述した色変換装置1の機能構成は、プリンタ2の内部に実現されてもよい。すなわち、上述した色変換装置1はプリンタ2と一体にされてもよい。また、色変換装置1の機能構成は、RIP(Raster Image Processor)に保持させる構成としてもよい。この場合、RIPのカラー変換部分のプロファイルとして、補正プロファイルPCを用いることができる。
また、上記の実施の形態においては、色変換装置1の備える各機能部は、コンピュータによって所定のプログラム121が実行されることにより実現されるとしたが、専用のハードウェアによって実現してもよい。
この発明の第1の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示す図である。 色変換装置において実現される機能構成であって、色変換処理に関するものを示すブロック図である。 色変換処理の流れを説明するための図である。 K成分が最大となる座標値を抽出する原理を説明する図である。 置換率受付画面の構成例を示す図である。 補正プロファイルの取得処理の全体の流れを示す図である。 補正座標値の算出処理の流れを示す図である。 色変換装置において実現される機能構成であって、色変換処理に関するものを示すブロック図である。 置換率受付画面の構成例を示す図である。 色相と置換率との関係を示す図である。 K成分値Krの算出処理の流れを示す図である。 彩度と置換率との関係を示す図である。
符号の説明
1,1a 色変換装置
2 プリンタ
11 制御部
12 記憶部
101 入力画像データ取得部
102 色変換処理部
103 出力画像データ取得部
104 補正プロファイル取得部
121 プログラム
41 最大K成分値特定部
42 K成分値決定部
43 補正座標値取得部
411 候補座標値抽出部
412 最大K成分値取得部
421 置換率設定部
422 K成分値算出部
431 候補座標値抽出部
432 CMY成分値取得部
P 標準プロファイル
PC 補正プロファイル
T1 第1テーブル
T2 第2テーブル
TC 補正テーブル
Qi 標準座標値
Ri 補正座標値
REP 置換率
KM 最大K成分値

Claims (8)

  1. 入力画像データを、所定の出力デバイスにカラーマッチングしたデータに変換する色変換装置において、
    色空間上の座標値を、前記所定の出力デバイスにカラーマッチングしたCMYK色空間上の標準座標値に変換する標準プロファイルを格納する記憶手段と、
    前記標準プロファイルに基づいて、前記色空間上の座標値を、CMYK色空間上の補正座標値に変換する補正プロファイルを取得する補正プロファイル取得手段と、
    前記補正プロファイルを用いて前記入力画像データを変換するデータ変換手段と、
    を備え、
    前記補正プロファイル取得手段が、
    前記標準座標値のK成分値よりも大きなK成分値と、前記標準座標値のC成分値よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分値よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分値よりも小さなY成分値とを有する座標値であり、かつ、前記標準座標値との色差が所定値よりも小さな座標値であり、かつ、C成分、M成分およびY成分の各値のうちで最小の値が所定値未満である座標値を、候補座標値として抽出する候補座標値抽出手段と、
    前記候補座標値のK成分値を、最大K成分値として取得する最大K成分値取得手段と、
    前記最大K成分値以下であり前記標準座標値のK成分値以上の所定の値を補正K成分値として取得する補正K成分値取得手段と、
    K成分の値が前記補正K成分値であり、前記標準座標値のC成分よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分よりも小さなY成分値とを有する座標値を、最終候補座標値として抽出する最終候補座標値抽出手段と、
    前記最終候補座標値のうちで、前記標準座標値との色差が最も小さな座標値を、前記標準座標値に対応する補正座標値として取得する補正座標値取得手段と、
    を備えることを特徴とする色変換装置。
  2. 請求項1に記載の色変換装置において、
    前記補正K成分値取得手段が、
    ユーザからの入力操作に応じて、前記補正座標値のK成分値を前記標準座標値のK成分値からどの程度増加させるかを規定する値であるK成分置換率を設定するK成分置換率設定手段と、
    前記K成分置換率に基づいて、前記補正K成分値を算出する補正K成分算出手段と、
    を備えることを特徴とする色変換装置。
  3. 請求項2に記載の色変換装置において、
    前記K成分置換率設定手段が、
    前記K成分置換率の値を色相に応じて異なる値に設定することを特徴とする色変換装置。
  4. 請求項3に記載の色変換装置において、
    前記K成分置換率設定手段が、
    所定の色相領域毎に前記K成分置換率の値を設定する色相置換率設定手段と、
    前記K成分置換率の値が、隣接する色相領域について互いに異なる値に設定された場合に、前記隣接する色相領域の境界領域の前記K成分置換率を、前記隣接する色相領域のそれぞれについて設定された前記K成分置換率の値を線形補間することにより算出される値に設定する置換率補間手段と、
    を備えることを特徴とする色変換装置。
  5. 請求項2から4のいずれかに記載の色変換装置において、
    前記K成分置換率設定手段が、
    前記K成分置換率の値を彩度に応じて異なる値に設定するとともに、所定の無彩領域についての前記K成分置換率の値を前記K成分置換率としてとりうる最大の値に設定することを特徴とする色変換装置。
  6. 入力画像データを、所定の出力デバイスにカラーマッチングしたデータに変換する色変換方法において、
    色空間上の座標値を、前記所定の出力デバイスにカラーマッチングしたCMYK色空間上の標準座標値に変換する標準プロファイルを取得する工程と、
    前記標準プロファイルに基づいて、前記色空間上の座標値を、CMYK色空間上の補正座標値に変換する補正プロファイルを取得する補正プロファイル取得工程と、
    前記補正プロファイルを用いて前記入力画像データを変換するデータ変換工程と、
    を備え、
    前記補正プロファイル取得工程が、
    前記標準座標値のK成分値よりも大きなK成分値と、前記標準座標値のC成分値よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分値よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分値よりも小さなY成分値とを有する座標値であり、かつ、前記標準座標値との色差が所定値よりも小さな座標値であり、かつ、C成分、M成分およびY成分の各値のうちで最小の値が所定値未満である座標値を、候補座標値として抽出する候補座標値抽出工程と、
    前記候補座標値のK成分値を、最大K成分値として取得する最大K成分値取得工程と、
    前記最大K成分値以下であり前記標準座標値のK成分値以上の所定の値を補正K成分値として取得する補正K成分値取得工程と、
    K成分の値が前記補正K成分値であり、前記標準座標値のC成分よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分よりも小さなY成分値とを有する座標値を、最終候補座標値として抽出する最終候補座標値抽出工程と、
    前記最終候補座標値のうちで、前記標準座標値との色差が最も小さな座標値を、前記標準座標値に対応する補正座標値として取得する補正座標値取得工程と、
    を備えることを特徴とする色変換方法。
  7. CPUとメモリとを備えたコンピュータによって実行されることにより、前記コンピュータに、
    色空間上の座標値を所定の出力デバイスにカラーマッチングしたCMYK色空間上の標準座標値に変換する標準プロファイルを所定のデータベースより取得する標準プロファイル取得機能と、
    前記標準プロファイルに基づいて、前記色空間上の座標値を、CMYK色空間上の補正座標値に変換する補正プロファイルを取得する補正プロファイル取得機能と、
    前記補正プロファイルを用いて前記入力画像データを変換するデータ変換機能と、
    を実現し、
    前記補正プロファイル取得機能において、
    前記標準座標値のK成分値よりも大きなK成分値と、前記標準座標値のC成分値よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分値よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分値よりも小さなY成分値とを有する座標値であり、かつ、前記標準座標値との色差が所定値よりも小さな座標値であり、かつ、C成分、M成分およびY成分の各値のうちで最小の値が所定値未満である座標値を、候補座標値として抽出する候補座標値抽出機能と、
    前記候補座標値のK成分値を、最大K成分値として取得する最大K成分値取得機能と、
    前記最大K成分値以下であり前記標準座標値のK成分値以上の所定の値を補正K成分値として取得する補正K成分値取得機能と、
    K成分の値が前記補正K成分値であり、前記標準座標値のC成分よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分よりも小さなY成分値とを有する座標値を、最終候補座標値として抽出する最終候補座標値抽出機能と、
    前記最終候補座標値のうちで、前記標準座標値との色差が最も小さな座標値を、前記標準座標値に対応する補正座標値として取得する補正座標値取得機能と、
    を実現することができるプログラム。
  8. 入力画像データを、所定のインクジェットプリンタにカラーマッチングしたデータに変換する色変換装置と、前記所定のインクジェットプリンタとを備える画像形成システムであって、
    前記色変換装置が、
    色空間上の座標値を、前記所定のインクジェットプリンタにカラーマッチングしたCMYK色空間上の標準座標値に変換する標準プロファイルを格納する記憶手段と、
    前記標準プロファイルに基づいて、前記色空間上の座標値を、CMYK色空間上の補正座標値に変換する補正プロファイルを取得する補正プロファイル取得手段と、
    前記補正プロファイルを用いて、前記入力画像データを変換して出力画像データとして取得するデータ変換手段と、
    を備え、
    前記所定のインクジェットプリンタが、
    前記色変換装置から取得した前記出力画像データを、インクの粒子を媒体上に吹き付けることによって前記媒体上にプリント出力するプリント手段と、
    を備え、
    前記補正プロファイル取得手段が、
    前記標準座標値のK成分値よりも大きなK成分値と、前記標準座標値のC成分値よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分値よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分値よりも小さなY成分値とを有する座標値であり、かつ、前記標準座標値との色差が所定値よりも小さな座標値であり、かつ、C成分、M成分およびY成分の各値のうちで最小の値が所定値未満である座標値を、候補座標値として抽出する候補座標値抽出手段と、
    前記候補座標値のK成分値を、最大K成分値として取得する最大K成分値取得手段と、
    前記最大K成分値以下であり前記標準座標値のK成分値以上の所定の値を補正K成分値として取得する補正K成分値取得手段と、
    K成分の値が前記補正K成分値であり、前記標準座標値のC成分よりも小さなC成分値と、前記標準座標値のM成分よりも小さなM成分値と、前記標準座標値のY成分よりも小さなY成分値とを有する座標値を、最終候補座標値として抽出する最終候補座標値抽出手段と、
    前記最終候補座標値のうちで、前記標準座標値との色差が最も小さな座標値を、前記標準座標値に対応する補正座標値として取得する補正座標値取得手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
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