JP2010231579A - 火災報知設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下位階層に設けられた複数の感知器を感知器回線ごとにグループ化し、それぞれのグループごとに中位階層に設けられた複数の中継器のいずれかと接続することで階層構造化とし、前記複数の感知器のそれぞれの異常発生状態を、前記複数の中継器のそれぞれを介して上位階層の火災受信機20に通報する火災報知設備であって、前記複数の中継器のそれぞれ(C11)は、アドレス重複表示灯を有し、複数の感知器のいずれかから火災発報信号を感知器回線を介して受信した場合、あるいは、火災受信機から表示灯点滅指令を受信した場合には、火災発報信号を受信した感知器回線、あるいは火災発報信号の送信元である感知器を特定するために、前記アドレス重複表示灯を所定のパターンで点滅表示させる。
【選択図】図2
Description
中継器には、アドレス重複表示灯は設けられているものの、火災表示灯は設けられていない。このため、管理人が現場確認するときに、中継器を見ただけでは、どの中継器単位で発報しているか(すなわち、中継器を見たときに、中継器に接続されたどの火災感知器が発報しているか)を確認することができなかった。
まず始めに、システムの全体像について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における火災受信機を含むシステムの全体構成図である。火災受信機20は、信号線SGを介して、各種の端末機器が接続されていて、端末機器としては、光電式アナログ感知器SE11、熱アナログ感知器SE12、アドレッサブル発信機SE13、感知器用中継器C11、および防排煙制御用中継器D11などが接続されている。
(1)通常の通信方法について
この間の通信は、それぞれの制御部31、42が、それぞれの送受信部33a、41を介して行うこととなる。この際、制御部31は、グループ化された感知器回線ごと(すなわち、それぞれ感知器回線L1送受信部33a、感知器回線L2送受信部33bごと)に通信制御を行うこととなるが、ここでは、感知器用中継器C11が感知器回線L1に接続されたATF感知器C111と通信する場合を詳細に説明する。
火災発生時にATF感知器C111が火災を検出した場合を例に説明する。ATF感知器C111は、火災を検出すると、感知器回線L1を略短絡状態にすることで火災情報を感知器用中継器C11に通知する。そして、所定時間経過後に、火災を検出したATF感知器C111は、一旦平常状態に戻る。
この間の通信は、それぞれの制御部21、31が、それぞれの送受信部24、32を介して行うこととなる。
火災受信機20は、中位層に設けられ、信号線SGに接続された各端末機器(図1参照)の状態情報を収集するため、各端末機器と通信を行い、その一環として、感知器用中継器C11とも通信を行う。一方、感知器用中継器C11は、感知器回線ごとにグループ化された複数のATF感知器と接続されている(図1参照)。
(方法1)ポイントポーリング
火災受信機20は、感知器用中継器C11を含む複数接続されている端末機器の状態を収集するために、何台かを1つのグループとして端末機器に状態情報要求命令を送信する。一方、それぞれの端末機器は、状態情報要求命令に対して、自己のアドレスに応じてタイミングをはかり、状態情報を火災受信機20に返送(通報)する。火災受信機20は、このようなグループへの通信を、繰り返し行い、全端末機器の状態情報を収集する。
火災受信機20は、所望の端末機器に対応するアドレスを指定して所定の制御命令を送信し、当該端末機器を制御する、あるいは、所望の端末機器に状態情報等の要求命令を送信し、個々の端末機器から状態情報を収集することができる。アドレスを指定された端末機器は、制御命令に対して火災受信機20へ制御結果を返送(通報)したり、要求された状態情報を返送(通報)したりする。
火災受信機20は、全ての端末機器に対して共通の所定の制御命令を送信し、各端末機器を制御することができる。ここで、システムポーリングによる制御命令としては、例えば、火災復旧命令(火災信号を出力した感知器や中継器等を正常な監視状態に復旧させる命令)、地区音響停止命令(鳴動中の地区ベルを停止させる命令)等がある。
火災受信機20は、端末機器の1つである感知器用中継器C11から、ポイントポーリングで収集した状態情報に異常発生状態(火災を検出したATF感知器が存在する)の情報が含まれている場合には、送信元の感知器用中継器C11に対してセレクティングにより異常通番情報要求(火災通番情報要求に相当)を送信し、その感知器用中継器C11から異常なATF感知器の通番と異常情報(火災)を収集する。
(A)について
受信機は、中継器を含む各端末機器に対してポーリングを行い、状態を問い合わせる。これに応じて、中継器は、自身の感知器回線に接続された各ATF感知器の状態情報を含む端末機器状態情報を返送する。この通信を定期的に行うこととなる。
中継器は、各ATF感知器に対してポーリングを行い、感知器状態情報要求を送信する。これに応じて、ATF感知器は、感知器の状態が平常か故障かを、各ATF感知器に固有のパルス信号として返送する。この通信を定期的に行うこととなる。
ATF感知器は、火災を検出すると、感知器回線を略短絡状態にすることで火災発報信号を中継器に通知する。これにより、中継器は、火災が検出された感知器回線を特定することができる。そこで、中継器は、「中継器のアドレス重複表示灯」を点滅させることで、いずれかのATF感知器で火災検出されたことを知らせる。さらに、感知器回線が複数ある場合には、感知器回線の番号に応じて、点滅の回数やインターバルを異ならせることにより、どの感知器回線で火災が発生したかを知らせることができる。さらに、中継器は、受信機に送信する端末機器状態情報を、火災発生を知らせる状態に更新する。
中継器は、(C)において、いずれかの感知器回線から火災発報信号を受信した場合には、ATF感知器に対してポーリングを行い、どのATF感知器で火災を検出したかを特定するために、火災状態情報要求を送信する。これに応じて、火災発報信号の送信元であるATF感知器は、火災を検知したATF感知器を識別するための火災状態情報を、自己のアドレスに応じた中継器が送信するパルスに続いて火災発生を示す幅のパルス信号(火災状態情報)として返送する。火災状態情報を受信した中継器は、火災を検出したATF感知器を特定する情報(感知器回線および通番)を含むように、受信機に送信するための火災通番情報を更新する。
先の(A)と同様に、受信機−中継器間の通信により、受信機が端末機器状態情報を定期的に吸い上げる。ここで、(C)により、端末機器状態情報として火災が発生した情報が、受信機に伝わる。
受信機は、先の(E)の通信により取得した端末機器状態情報の中に火災検出の情報が含まれていた場合には、火災が発生したATF感知器を特定するために、火災情報の送信元である中継器に対して、セレクティングにより、火災通番情報要求を行う。これに応じて、中継器は、先の(D)の通信で更新済の火災通番情報を受信機に返信(通報)する。
受信機は、先の(F)の通信により取得した火災通番情報により、どの中継器の、どの感知器回線の、どのATF感知器で火災が検出されたかを知ることができる。そこで、火災通番情報の送信元である中継器に対して、セレクティングにより、火災を検出したATF感知器を特定するために、火災表示命令を送信する。
また、本実施の形態では、表示灯としてアドレス重複表示灯を火災表示灯に利用したが、異常表示灯、通信表示灯など別の表示灯がある場合には、その表示灯を利用してもよい。
Claims (5)
- 下位階層に設けられた複数の感知器を感知器回線ごとにグループ化し、それぞれのグループごとに中位階層に設けられた複数の中継器のいずれかと接続することで階層構造化とし、前記複数の感知器のそれぞれの異常発生状態を、前記複数の中継器のそれぞれを介して上位階層の火災受信機に通報する火災報知設備であって、
前記複数の中継器のそれぞれは、中位階層に設けられた他の中継器または感知器とアドレスが重複した際に前記火災受信機からの指令により所定の表示を行う表示灯を有しており、下位階層に接続された前記複数の感知器のいずれかから火災検出を知らせる火災発報信号を感知器回線を介して受信した場合、あるいは、前記火災受信機から火災検出した感知器を特定するための火災表示命令を受信した場合には、前記火災発報信号を受信した感知器回線、あるいは前記火災発報信号の送信元である感知器を特定するために、前記表示灯を所定のパターンで点滅表示させる
ことを特徴とする火災報知設備。 - 請求項1に記載の火災報知設備において、
前記中継器は、いずれかの感知器回線を介して下位階層のいずれかの感知器から前記火災発報信号を受信した場合には、前記火災発報信号を受信した感知器回線に対応付けられた所定のパターンで前記表示灯を点滅表示させるとともに、発報元である前記感知器の接続された感知器回線内の全ての感知器に対して火災状態情報要求を送信し、発報元である前記感知器から所定のパルス信号を受信することで発報元である前記感知器を特定し、特定した前記感知器の情報を含む火災通番情報を作成する
ことを特徴とする火災報知設備。 - 請求項2に記載の火災報知設備において、
前記中継器は、中継器自身の状態および下位階層に接続された感知器の状態を含む端末機器状態情報を有し、上位階層の前記火災受信機からの端末機器状態情報要求に応じて前記端末機器状態情報を返送し、いずれかの感知器回線を介して下位階層のいずれかの感知器から前記火災発報信号を受信した場合には、火災検出を知らせる情報を含むように前記端末機器状態情報を更新し、更新後における前記火災受信機からの端末機器状態情報要求に対しては、更新後の前記端末機器状態情報を返送する
ことを特徴とする火災報知設備。 - 請求項3に記載の火災報知設備において、
前記中継器は、火災検出を知らせる情報を含む前記端末機器状態情報を前記火災受信機に送信した後に、前記火災受信機から火災検出した感知器を特定するための火災通番情報要求を受信した場合には、作成済みの前記火災通番情報を返送する
ことを特徴とする火災報知設備。 - 請求項4に記載の火災報知設備において、
前記中継器は、火災検出した感知器を特定するための前記火災通番情報を前記火災受信機に送信した後に、前記火災受信機から火災検出した感知器を特定するための火災表示命令を受信した場合には、前記火災通番情報に基づいて火災検出した感知器の通番あるいは火災検出した感知器を接続している感知器回線に対応付けられた所定のパターンで前記表示灯を点滅表示させる
ことを特徴とする火災報知設備。
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