JP2010229725A - 盗難防止用施錠具 - Google Patents

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Abstract

【課題】盗難防止用施錠具において、機器の錠孔に係着する鉤爪部材の強度を保つと共に、錠孔部分に間隙が生じないようにし、さらに、鉤爪部材の開閉動作を簡単な構造で実現した施錠具を提案する。
【解決手段】機器の錠孔に係着可能な一対の鉤爪部材と、この一対の鉤爪部材の開閉機構と、この開閉機構の一部を構成するロック軸を有するダイヤルロック錠とを分割可能なカバー部材で挟定、保持してなる施錠具本体と、前記施錠具本体に取り付け、縛索部材を取り付ける突出部分を設けた縛索部材取付具と、前記カバー部材を一体に固定する止めリングとで盗難防止用施錠具を構成し、鉤爪部材は、中央部分を折曲したくの字形状を有する断面矩形の棒状体とするという手段を採用した。
【選択図】図2

Description

この発明は、パーソナル・コンピュータなどの機器の盗難を阻止するため、これらの機器に予め穿設されている係止用の錠孔に係着するようにした盗難防止用施錠具に関するものである。
デスクトップ型またはノートブック型のパーソナル・コンピュータは、一般店舗や各種展示会などにおいて、顧客が自由に操作できるような態様で展示されていることが多い。このような場合、盗難防止のため、本体やディスプレイ、キーボードなどの各種機器を移動不可能な展示台などに、ワイヤ等の縛索部材と施錠具で結びつけることが行われている。そのため、各種機器には、予め施錠具を係止するための錠孔が設けられている。
このような錠孔を利用して機器の盗難を防止するため、従来、特許文献1、2に示すように、種々の盗難防止のための錠装置が提案されている。
特許文献1に開示された施錠具は、ロック本体から一対の板状に形成された回り止め施錠腕が延出され、シリンダー錠と連設する板状の作動子を鍵操作によって回動させることで、上記一対の施錠腕の相互間が離反し、施錠腕の係止用自由端部がコンピュータ等の機器の錠孔に係着するようになっている。
また、特許文献2に開示された施錠具は、ボディケース内に互いに交差して揺動可能に設置された2つの鉤部材を備え、シリンダー錠の鍵操作によりロック棒が前進することで、2つの鉤部材の押当部を外側に向かって押し動かし、フック部を背離させてンピュータ等の機器の錠孔に係着するようになっている。
特開平11−13327号公報 特開2008−45394号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された施錠具のように、施錠腕の相互間に作動子を設ける場合、板状の作動子の回転によって施錠腕の開閉を行うには施錠腕自体に弾性が必要であるから、同文献に図示されているように、施錠腕は薄板状に形成する必要がある。この場合、ねじり方向の力に対して比較的弱く、無理やりに曲げられたり、切断されるおそれがあり、盗難防止用の施錠具としては強度的に不安が残るものであった。
また、特許文献2に開示されている施錠具のように、板状の鉤部材を互いに逆向きに交差して重ね合わせた構成では、機器の錠孔に係着している状態で、錠孔の鉤部材が重なり合わない部分に間隙が生じ、施錠具全体ががたつき、充分な施錠ができないという問題があり、さらに、その隙間にゴミが付着して係着に支障を生じる虞がある。また、鉤部材が重なり合って露出する態様であるから、鉤部材相互間に汚れが付着して開閉の動きが悪くなる虞がある。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、鉤爪部材の幅を錠孔とほぼ同じ大きさにして強度を保つとともに、該錠孔部分に間隙が生じないようにし、さらに、鉤爪部材の開閉動作を比較的簡単で確実な構造で実現した施錠具を提案することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明は、機器の錠孔に係着可能な一対の鉤爪部材と、この一対の鉤爪部材の開閉機構と、この開閉機構の一部を構成するロック軸を有するダイヤルロック錠とを分割可能なカバー部材で挟定、保持してなる施錠具本体と、前記施錠具本体に取り付け、縛索部材を取り付ける突出部分を設けた縛索部材取付具と、前記カバー部材を一体に固定する止めリングとで盗難防止用施錠具を構成するという手段を採用した。
かかる構成の施錠具は、ダイヤルロック錠を解錠してスライド部材を操作することにより、連動する開閉機構を介して鉤爪部材の開閉を行い、機器の錠孔に係着させて機器の盗難を阻止するものである。
このとき、上記カバー部材は、前記鉤爪部材の先端側が挿通する角穴を有すると共に、その円筒状胴部の内側に鉤爪部材を支承する軸受部を有し、上記カバー部材の先端部に嵌着するキャップは鉤爪部材が突出する挿通窓を有するという構成を採用した。
そして、上記鉤爪部材は、中央部分を折曲したくの字形状を有する断面矩形の棒状体であり、その中央部分側面には回動軸部を突設すると共に、一方の先端部分に鉤爪を設け、他方端部には摺動突起を突設してなり、対となる鉤爪部材のそれぞれのくの字形状の山側面を互いに接合し、上記カバー部材の軸受部で上記回動軸部を支承するという手段を採用した。
これにより、一対の鉤爪部材は、回動軸部を中心にシーソー状に回動し、先端側又は後端側が交互に開閉できるようになる。
さらに、上記開閉機構は、ダイヤルロック錠のロック軸の一方端に開閉作動板を一体に設けると共に上記施錠具本体の長手方向に摺動可能とした作動杆と、前記作動杆の開閉作動板に係着して作動杆を摺動させるスライド部材と、前記開閉作動板の後端に取り付けて作動杆全体を後退させる方向に付勢している戻しばねとからなり、前記開閉作動板には前記作動杆の摺動方向に沿って互いの間隔が先端側が狭く後端側が広がるハの字形状の一対のガイド穴を設け、このガイド穴に鉤爪部材の端部に突設した摺動突起を摺動可能に係入させて作動杆の摺動に従って鉤爪部材の先端側を開閉するようにするという手段を採用した。
これにより、ダイヤルロック錠を解錠し、スライド部材を介して作動杆を前進させたときは互いの摺動突起の間隔が拡がり、鉤爪部材の先端側が閉じた状態となり、戻しばねの付勢力で作動杆を後退させたときは鉤爪部材の先端側が開いた状態となるので、鉤爪部材の先端側を任意に開閉できる。
また、上記スライド部材は、ダイヤルロック錠の設定数字を表示する複数の透孔を備えたスライド板の前端にスライドボタンを設け、その下面に上記作動杆の開閉作動板に係着する駆動板を突設してなり、前記スライド板が上記カバー部材に設けたスライド溝に係入して摺動し、上記作動杆を摺動させるという手段を採用した。
上述した本発明に係る盗難防止用施錠具は、ダイヤルロック錠を解錠してスライド部材を操作することで、連動する開閉機構の作動杆が摺動し、その結果、鉤爪部材の開閉操作を行うことができるので、極めて簡単な操作で、確実に本施錠具を機器の錠孔に係着させることが可能となった。この場合、鉤爪部材の開閉操作は開閉駆動板に設けるガイド穴に鉤爪部材の摺動突起を摺動させて行うようにしているので、確実な開閉動作を行うことができる。
また、鉤爪部材は一対のくの字形状の棒状体で構成するので、従来のように薄板で構成するものと異なり、極めて頑健であり容易に破損することがなく、施錠具として好ましいものである。また、その大きさは錠孔やカバー部材の角穴とほぼ同じ大きさとしているので、該部に隙間が生じることがなく、汚れ等の侵入を防止できると共に、鉤爪部材の動作を阻害することがなく、長期間にわたって、安定的に使用できる。
本発明に係る盗難防止用施錠具の全体斜視図である。 本発明に係る盗難防止用施錠具の一部分解斜視図である。 図2のうち、本体部分の拡大斜視図である。 図3の本体部分の一部分解斜視図である。 鉤爪部材及びその開閉杆の斜視図である。
以下、本発明に係る盗難防止用施錠具の好ましい実施形態を、添付した図面に従って説明する。図1及び図2において、1は、施錠具本体で、下述する鉤爪部材やその開閉機構、ダイヤルロック錠等をカバー部材2に内装している。2は、施錠具本体1のカバー部材で、略直方体状の胴部2aの一方端に段付きの円筒状胴部2bを備え、中央で2分割できるようにし、一方側に設けた複数の係止ピン2c、2c・・を他方側の対応する位置に設けた複数の係止孔2d、2d・・に挿嵌させて、鉤爪部材やその開閉機構、ダイヤルロック錠等を挟定、保持している。また、このカバー部材2の先端面には鉤爪部材が挿通する角穴2eを設けている。3は、上記カバー本体2の円筒状胴部2bの周面に回転自在に設けた縛索部材取付具で、その突出部分3aに図示しない紐、ワイヤ、チェーン等の縛索部材を取り付けて、展示台等の固定物に縛着固定できるようにしている。
なお、4は、上記分割されたカバー部材2を一体に固定するC型の止めリングであり、開閉機構が作動する際、一体に固定したカバー部材2が容易に外れないように、開閉機構の外回りを補強している。5は先端部分に鉤爪部材が突出する挿通窓5aを設けたキャップで、カバー部材2の先端の円筒状胴部2bに嵌着する。また、このキャップ5の内部には適宜なばね5bを内装し、キャップ5全体を先端側に付勢している。
6、6は一対の鉤爪部材で、下述する開閉機構により開閉可能として各種機器に設けられる錠孔に係着するようにしたものである。その開閉動作は、施錠具本体1の側部に設けたスライド部材7によって行うが、その具体的構成及び動作は後述する。また、8は、施錠具本体1に内装したダイヤルロック錠で、従来公知の機構を備え、例えば4桁のダイヤルの数値を所定のものに揃えたときにのみ解錠することができ、解錠されたときのみにスライド部材7を操作できる。
次に、図3から図5に従って細部を説明する。各図において、鉤爪部材6、6は、中央部分を折曲したくの字形状を有する断面矩形の棒状体であり、その中央部分両側側面にはカバー部材2の円筒状胴部2bの内側に設けた軸受部2fに支承する回動軸部6a、6aを突設すると共に、一方の先端部分(先端側)には前述した各種機器の錠孔に係着する鉤爪6b、6bを設け、さらに、他方の先端部分(後端側)には摺動突起6c、6cを突設している。そして、対となる部材のそれぞれのくの字形状の山側面を互いに接合して上記カバー部材2内に挟定、保持することで、上記軸受部2fに支承された上記回動軸部6aを中心に、それぞれがシーソー状に回動し、先端側又は後端側が交互に開閉するような動作を行う。これにより、後述するように、鉤爪6bを有する先端側を閉じて錠孔に挿入したうえで、これを開くことで機器の錠孔に係着して固定できる。この一対の鉤爪部材6、6及び下述する開閉機構は、上記分割されたカバー部材2の軸受部2fで鉤爪部材6、6の回動軸部6a、6aを支承しつつ挟定、保持されている。
なお、上記鉤爪部材6、6は、上例のようにくの字形状に折曲した態様のほか、直線状の棒状体の一方端をテーパー状に切欠して、互いの接合面のみがくの字形状になるようにしたものであってもよい。
次に、9は、施錠具本体1の長手方向に摺動可能な作動杆であって、ダイヤルロック錠8のロック軸8aの一方端に開閉作動板10を一体に設けたものである。この開閉作動板10には作動杆9の摺動方向に沿って互いの間隔が先端側が狭く後端側に広がるハの字形状の一対のガイド穴10a、10aが設けられ、上記鉤爪部材6、6の後端側に設けた摺動突起6c、6cが係入している。これにより、作動杆9の長手方向の移動に従って、摺動突起6c、6cがガイド穴10a、10a内を摺動すると鉤爪部材6、6の後端側の相互の間隔が増減するので、鉤爪部材6、6の先端側が開閉動作を行うことになる。
作動杆9の開閉作動板10の後部にはスライド部材7に突設された駆動板7dが係着されており、スライド部材7を操作することで作動杆9は長手方向前後に摺動し、上述のように鉤爪部材6、6の開閉動作が行われる。このスライド部材7は、ダイヤルロック錠8の設定数字を表示する複数の透孔7bを備えたスライド板7aの前端にスライドボタン7cを設けその下から上記駆動板7dを突設したものであり、カバー部材2の長手方向の上面内側に設けたスライド溝2gに係入させて摺動するようにしている。なお、上記作動杆9の開閉作動板10の後端には戻しばね11が取り付けられ、作動杆9全体が後退(図面右側が後方とする)して上記鉤爪部材6、6の先端側が開いた状態になる方向に常時付勢している。これらスライド板7、ダイヤルロック錠8のロック軸8a、作動杆9、開閉作動板10、戻しばね11等により鉤爪部材6、6の開閉機構12を形成し、上記カバー部材32に挟定、保持する。このとき、一体に固定したカバー部材2の先端部に止めリング4を嵌着しているので、該部が補強され、分割可能なカバー部材2が外れてしまうことはない。
なお、ダイヤルロック錠8は、上述のように従来公知の構成であり、複数の数字リングを回転させて、スライド部材7の透孔7bに表示される数字が設定した数字に揃ったときに解錠し、ロック軸8aが摺動可能となる。
続いて、上記構成の本発明に係る盗難防止用施錠具の使用の態様及び作用について説明する。この盗難防止用施錠具には、通常、縛索部材取付具3の突出部分3aに、強靱な紐やワイヤ、チェーンなどの縛索部材が取り付けてあり、これを展示台等の固定物に縛着固定できるようになっている。これにより、この施錠具を取り付けた各種機器は、持ち去ることができず盗難を未然に防止する。そのために、先ず、施錠状態では、開閉機構12の作動杆9は後退した位置にありダイヤルロック錠8のロック軸8aは数字リングにより係止されている。この場合、鉤爪部材6、6は先端側が開いた状態となっており、そのままでは機器の錠孔に係着できない。数字リングを回転させて透孔7bから見える数字を所定の設定値に揃えるとダイヤルロック錠8は解錠され、ロック軸8aが自由に摺動できるようになる。このとき、指先でスライドボタン7cを押さえながらスライド部材7を前方に押し出すと、連動して作動杆9が前方に摺動する。そうすると、鉤爪部材6、6の後端側の摺動突起6c、6cは開閉作動板10のガイド穴10a、10a内を摺動して互いの距離が離れるので、鉤爪部材6、6は回動軸部6a、6aを中心に回動し、先端側が閉じた状態となる(図面参照)。
この状態で、鉤爪部材6、6を機器の錠孔に挿入して指先を離すと、作動杆9に取り付けられた戻りばね11の付勢力により、作動杆9は自動的に後退し、その結果、鉤爪部材6、6の後端側の摺動突起6c、6cは開閉作動板10のガイド穴10a、10a内を摺動して互いの距離が近づくことになり、鉤爪部材6、6は回動軸部6a、6aを中心に回動し、先端側が開いた状態となる。この状態で、数字リングを適当に回転させると、ダイヤルロック錠8は施錠状態となり、ロック軸8aが固定され、作動杆は移動できない状態になる。これにより、鉤爪部材6、6の鉤爪6b、6bは機器の錠孔に係着したまま、容易に抜き出すことができなくなり、機器の盗難が防止できる。このとき、キャップ5に先端側に付勢するばね5bを内装しているので、鉤爪6bとキャップ5で機器の錠孔部分を挟定するようになり、該部のがたつきを防止する。
機器から取り外す場合は、取り付け時と同じ動作でダイヤルロック錠8の数字を揃えて解錠すれば、スライド部材7の操作で鉤爪部材6、6の先端側を閉じることが可能となるので、そのまま抜き出せばよい。
このように、本発明に係る盗難防止用施錠具は、ダイヤルロック錠を解錠した状態でスライド部材を操作するという簡単な操作で、確実に錠孔に係着することができる。
また、鉤爪部材6、6は一対のくの字形状の棒状体で構成するので、従来のように薄板で構成するものと異なり、極めて頑健で容易に破損することがない。また、その大きさは錠孔やカバー部材2の角穴2eとほぼ同じ大きさであるので、該部に間隙が生じることがなく、汚れ等の侵入を防止でき、その動作を阻害することがない。
1 施錠具本体
2 カバー部材
2a 胴部
2b 円筒状胴部
2c 係止ピン
2d 係止穴
2e 角穴
2f 軸受部
2g スライド溝
3 縛索部材取付具
3a 突出部分
4 止めリング
5 キャップ
5a 挿通窓
5b ばね
6 鉤爪部材
6a 回動軸部
6b 鉤爪
6c 摺動突起
7 スライド部材
7a スライド板
7b 透孔
7c スライドボタン
7d 駆動板
8 ダイヤルロック錠
8a ロック軸
9 作動杆
10 開閉作動板
10a ガイド穴
11 戻しばね
12 開閉機構

Claims (5)

  1. 機器の錠孔に係着可能な一対の鉤爪部材と、この一対の鉤爪部材の開閉機構と、この開閉機構の一部を構成するロック軸を有するダイヤルロック錠とを分割可能なカバー部材で挟定、保持してなる施錠具本体と、
    前記施錠具本体に取り付け、縛索部材を取り付ける突出部分を設けた縛索部材取付具と、
    前記カバー部材を一体に固定する止めリングと、
    を備えたことを特徴とする盗難防止用施錠具。
  2. 上記カバー部材は、前記鉤爪部材の先端側が挿通する角穴を有すると共に、その円筒状胴部の内側に鉤爪部材を支承する軸受部を有し、上記カバー部材の先端部に嵌着するキャップは鉤爪部材が突出する挿通窓を有する請求項1記載の盗難防止用施錠具。
  3. 上記鉤爪部材は、中央部分を折曲したくの字形状を有する断面矩形の棒状体であり、その中央部分側面には回動軸部を突設すると共に、一方の先端部分に鉤爪を設け、他方端部には摺動突起を突設してなり、対となる鉤爪部材のそれぞれのくの字形状の山側面を互いに接合し、上記カバー部材の軸受部で上記回動軸部を支承した請求項1又は請求項2記載の盗難防止用施錠具。
  4. 上記開閉機構は、ダイヤルロック錠のロック軸の一方端に開閉作動板を一体に設けると共に上記施錠具本体の長手方向に摺動可能とした作動杆と、前記作動杆の開閉作動板に係着して作動杆を摺動させるスライド部材と、前記開閉作動板の後端に取り付けて作動杆全体を後退させる方向に付勢している戻しばねとからなり、前記開閉作動板には前記作動杆の摺動方向に沿って互いの間隔が先端側が狭く後端側が広がるハの字形状の一対のガイド穴を設け、このガイド穴に鉤爪部材の端部に突設した摺動突起を摺動可能に係入させて作動杆の摺動に従って鉤爪部材の先端側を開閉するようにした請求項1から請求項3のいずれか1項記載の盗難防止用施錠具。
  5. 上記スライド部材は、ダイヤルロック錠の設定数字を表示する複数の透孔を備えたスライド板の前端にスライドボタンを設け、その下面に上記作動杆の開閉作動板に係着する駆動板を突設してなり、前記スライド板が上記カバー部材に設けたスライド溝に係入して摺動し、上記作動杆を摺動させる請求項4記載の盗難防止用施錠具。
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