JP2010229291A - 蒸着用フィルムおよびガスバリアフィルム - Google Patents
蒸着用フィルムおよびガスバリアフィルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010229291A JP2010229291A JP2009078506A JP2009078506A JP2010229291A JP 2010229291 A JP2010229291 A JP 2010229291A JP 2009078506 A JP2009078506 A JP 2009078506A JP 2009078506 A JP2009078506 A JP 2009078506A JP 2010229291 A JP2010229291 A JP 2010229291A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- urethane prepolymer
- gas barrier
- vapor deposition
- polyol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
密着性とガスバリア性とをバランスよく兼ね備える蒸着用フィルムを提供すること。
【解決手段】
上記課題は、熱可塑性樹脂からなるフィルムの少なくとも片面にウレタン樹脂からなるアンカーコート層を形成してなる蒸着用フィルムであって、前記ポリウレタン樹脂が、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーと鎖伸長剤との反応により得られる水性ポリウレタン樹脂が水分散されてなるポリウレタンディスパージョンであって、 前記イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーが、密着性を付与するための密着性ウレタンプレポリマーと、ガスバリア性を付与するためのガスバリア性ウレタンプレポリマーとを含むことを特長とする蒸着用フィルムによって達成することができる。
【選択図】 なし
Description
例えば、特許文献1では熱可塑性樹脂からなる基材フィルムの少なくとも片面に、ポリウレタン系重合体を主成分とする第一被覆層を設け、更に該第一皮膜層の上に、一種以上の金属または金属酸化物よりなる第二被覆層を形成することにより得られるガスバリアフィルムなどが提案されているが、ガスバリア性が十分ではない。
さらに好ましい様態としては、
(1)前記水性ポリウレタン樹脂が、前記密着性ウレタンプレポリマーおよび前記ガスバリア性ウレタンプレポリマーの混合物と、鎖伸長剤との反応により得られる密着性−ガスバリア性樹脂を含むこと、
(2)前記水性ポリウレタン樹脂が、前記密着性ウレタンプレポリマーと、前記鎖伸長剤との反応により得られる密着性樹脂、および、前記ガスバリア性ウレタンプレポリマーと、前記鎖伸長剤との反応により得られるガスバリア性樹脂を含むこと、
(3)前記密着性ウレタンプレポリマーが、ポリイソシアネート成分と、ポリオール成分との反応により得られ、前記ポリオール成分が、ポリエステルポリオールを含むこと、
(4)前記ポリオール成分が、ポリヒドロキシアルカン酸を含み、前記ポリエステルポリオールが、分子中に環構造を有すること、
(5)前記ポリエステルポリオールが、多塩基酸と、多価アルコールとの反応により得られ、前記多塩基酸が、テレフタル酸および/またはイソフタル酸および/またはオルソフタル酸を含むこと、
(6)前記ガスバリア性ウレタンプレポリマーが、ポリイソシアネート成分と、ポリオール成分との反応により得られ、前記ポリオール成分が、低分子量ポリオールからなること、
(7)前記ポリイソシアネート成分が、芳香脂肪族ジイソシアネートおよび/または脂環族ジイソシアネートを含み、前記低分子量ポリオールが、炭素数2〜6のアルカンポリオールおよび/または炭素数2〜6のポリオキシアルキレングリコールと、ポリヒドロキシアルカン酸とを含むこと、
(8)前記ポリイソシアネート成分が、キシリレンジイソシアネートおよび/または水添キシリレンジイソシアネートを含むこと、
(9)前記熱可塑性樹脂がポリエステルである蒸着用ポリエステルフィルム、
(10)前記アンカーコート層上に金属および/または金属酸化物からなる層が積層されているガスバリアフィルム
である。
本発明において、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーは、密着性ウレタンプレポリマーと、ガスバリア性ウレタンプレポリマーとを含んでいる。ここで、密着性ウレタンプレポリマーは密着性を付与するために用いられ、ガスバリア性ウレタンプレポリマーはガスバリア性を付与するために用いられる。
また、密着性ポリイソシアネート成分としては、上記した密着性ポリイソシアネート成分の多量体(例えば、二量体、三量体、五量体、七量体など)や、例えば、上記した密着性ポリイソシアネート成分あるいは多量体と、水との反応により生成するビウレット変性体、モノオールまたは多価アルコール(後述)との反応により生成するアロファネート変性体、炭酸ガスとの反応により生成するオキサジアジントリオン変性体、さらには、低分子量ポリオール(後述)との反応により生成するポリオール変性体などが挙げられる。
密着性ポリイソシアネート成分として、好ましくは、芳香脂肪族ポリイソシアネート、脂環族ポリイソシアネートなどが挙げられ、より好ましくは、XDI、IPDI、H12MDI、H6XDIなどが挙げられる。
マクロポリオールは、数平均分子量400〜10000のポリオールであって、例えば、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリウレタンポリオール、アクリルポリオール、エポキシポリオール、天然油ポリオール、シリコーンポリオール、フッ素ポリオール、ポリオレフィンポリオールなどが挙げられる。
多価アルコールとしては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、アルカン(炭素数7〜22)ジオール、2,6−ジメチル−1−オクテン−3,8−ジオール、シクロヘキサンジメタノール、水素化ビスフェノールA、1,4−ジヒドロキシ−2−ブテン、ビスヒドロキシエトキシベンゼン、キシレングリコール、ビスヒドロキシエチレンテレフタレート、ビスフェノールAまたは水添ビスフェノールAのアルキレンオキシド付加体、ジエチレングリコール、トリオキシエチレングリコール、テトラオキシエチレングリコール、ペンタオキシエチレングリコール、ヘキサオキシエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリオキシプロピレングリコール、テトラオキシプロピレングリコール、ペンタオキシプロピレングリコール、ヘキサオキシプロピレングリコールなどのジオール、例えば、グリセリン、2−メチル−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール、2,4−ジヒドロキシ−3−ヒドロキシメチルペンタン、1,2,6−ヘキサントリオール、トリメチロールプロパン、2,2−ビス(ヒドロキシメチル)−3−ブタノールおよびその他の脂肪族トリオール(炭素数8〜24)などのトリオール、例えば、テトラメチロールメタン、D−ソルビトール、キシリトール、D−マンニトール、D−マンニットなどの4つ以上のヒドロキシル基を有するポリオール、または、それらの混合物などが挙げられる。
ポリオレフィンポリオールとしては、例えば、ボリブタジエンポリオール、部分ケン価エチレン−酢酸ビニル共重合体などが挙げられる。
低分子量ポリオールは、数平均分子量400未満のポリオールであって、上記した多価アルコールなどが挙げられる。例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ブチレングリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、2,4−ジエチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、アルカン(炭素数7〜22)ジオール、ジエチレングリコール、トリオキシエチレングリコール、テトラオキシエチレングリコール、ペンタオキシエチレングリコール、ヘキサオキシエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリオキシプロピレングリコール、テトラオキシプロピレングリコール、ペンタオキシプロピレングリコール、ヘキサオキシプロピレングリコールなどの低分子量ジオール、例えば、ジメチロールプロピオン酸などのポリヒドロキシアルカン酸などが挙げられる。
また、上記した反応においては、必要に応じて、例えば、アミン系、スズ系、鉛系、ビスマス系などの公知のウレタン化触媒を添加してもよく、得られる密着性ウレタンプレポリマーから遊離の(未反応の)密着性ポリイソシアネート成分を、例えば、蒸留や抽出などの公知の除去手段により除去してもよい。
この方法では、まず、密着性ウレタンプレポリマーを含む水分散液を調製する。
ガスバリア性ウレタンプレポリマーを含む水分散液の調製は、例えば、上記した密着性ウレタンプレポリマーおよびガスバリア性ウレタンプレポリマーを含む水分散液の調製方法と同様の調製方法を採用する。
ガスバリア性積層フィルムは、例えば、基材フィルム、基材フィルムの表面に形成されるアンカーコート層、および、アンカーコート層の表面に形成される無機蒸着膜を備えている。
ガスバリアフィルムの酸素透過率を温度23℃、湿度0%RHの条件で、米国、モコン(MOCON)社製の酸素透過率測定装置(機種名、“オキシトラン”(登録商標)(“OXTRAN ”2/20))を使用して、JIS K7126(2000年版)に記載のB法(等圧法)に基づいて測定した。また、測定は2回行い、2つの測定値の平均値を各実施例と比較例における酸素透過率の値とした。各実施例・比較例について、2枚の試験片で行った結果を酸素透過率の値とした。
ガスバリアフィルムの水蒸気透過率を温度40℃、湿度90%RHの条件で、米国、モコン(MOCON)社製の水蒸気透過率測定装置(機種名、“パ−マトラン”(登録商標)W3/31)を使用してJIS K7129(2000年版)に記載のB法(赤外センサー法)に基づいて測定した。また、測定は2回行い、2つの測定値の平均値を各実施例と比較例における水蒸気透過率の値とした。各実施例・比較例について、2枚の試験片で行った結果を水蒸気透過率の値とした。
300×200mmの大きさにカットした長方形状の蒸着用フィルム10枚の質量を測定し、フィルムの比重を1.4×10−3(g/mm3)として以下の式により、質量平均厚みとしてフィルム厚みを求めた。
T=W/(1.4×10−3×300×200×10)
ただし、T:フィルム厚み(mm)、W:フィルム10枚の質量(g)。
蒸着用フィルムのアンカーコート層側に連続式真空蒸着機により酸化アルミニウムを蒸着層厚さ15nmとなるように蒸着し、ガスバリアフィルムを得た。該ガスバリアフィルムの蒸着層側にポリウレタン系接着剤(東洋モートン(株)製AD503/CAT−10=20重量部/1重量部、溶媒:酢酸エチル20重量部)を用いて未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)(東レ合成フィルム(株)製T3501、50μm)を貼り合わせ、40℃で48時間放置後長さ150mm×幅15mmの短冊状に切断して、ガスバリアフィルムとCPPが90°に折り曲げられた状態になるようにCPPとガスバリアフィルムを把持し、dry90゜剥離試験をインストロンタイプの引張試験機(株式会社オリエンテック製 テンシロン UCT−100)を用いて、25℃で50%RHの雰囲気下において剥離速度300mm/分で、図1の矢印の方向に引っ張り、剥離強度の測定を行った。測定長50mmから100mmの間での強度の平均値を密着力とした。
蒸着用フィルムのアンカーコート層側に連続式真空蒸着機により酸化アルミニウムを蒸着層厚さ15nmとなるように蒸着し、ガスバリアフィルムを得た。該ガスバリアフィルムの蒸着層側にポリウレタン系接着剤(東洋モートン(株)製AD503/CAT−10=20重量部/1重量部、溶媒:酢酸エチル20重量部)を用いて未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)(東レ合成フィルム(株)製T3501、50μm)を貼り合わせ、40℃で48時間放置後長さ150mm×幅15mmの短冊状に切断して、ガスバリアフィルムとCPPが90°に折り曲げられた状態になるようにCPPとガスバリアフィルムを把持し、剥離口を水滴で濡らし、wet90゜剥離試験をインストロンタイプの引張試験機(株式会社オリエンテック製 テンシロン UCT−100)を用いて、25℃で50%RHの雰囲気下において剥離速度300mm/分で、図1の矢印の方向に引っ張り、剥離強度の測定を行った。測定長50mmから100mmの間での強度の平均値を耐水密着力とした。
(1)密着性ウレタンプレポリマーの合成
(合成例1)
撹拌機、温度計、還流管、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、エステルA190.7重量部、ジエチレングリコール3.4重量部、ジメチロールプロピオン酸21.3重量部、メチルエチルケトン175.0重量部を仕込み、混合した。
次いで、4つ口フラスコに、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート93.4重量部、スタノクト0.04重量部を添加し、75℃において6時間反応させ、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(NCO基含有率1.77重量%)を得た。
その後、得られたウレタンプレポリマーの反応液を30℃に冷却し、トリエチルアミン16.1重量部を添加して中和し、密着性ウレタンプレポリマーを得た。
表1に示す配合処方にて反応させた以外は、合成例1と同様の方法により、合成例2〜5の密着性ウレタンプレポリマーを調製した。但し、合成例2ついては、反応温度75℃、合成例3ついては、反応温度70℃、合成例4ついては、反応温度70℃、合成例5ついては、反応温度70℃でそれぞれ反応させた。
合成例1〜5の配合処方を表1に示す。
(合成例6)
撹拌機、温度計、還流管、窒素導入管を備えた4つ口フラスコに、エチレングリコール46.7重量部、ジメチロールプロピオン酸20.7重量部、メチルエチルケトン175.0重量部を仕込み、混合した。
次いで、4つ口フラスコに、1,3−キシリレンジイソシアネート159.6重量部、1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン82.3重量部を添加し、70℃において6時間反応させ、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマー(NCO基含有率6.3重量%)を得た。
その後、得られたウレタンプレポリマーの反応液を30℃に冷却し、トリエチルアミン15.6重量部を添加して中和し、ガスバリア性ウレタンプレポリマーを得た。
表1に示す配合処方にて反応させた以外は、合成例6と同様の方法により、合成例7のガスバリア性ウレタンプレポリマーを調製した。但し、反応温度を65℃とした。
合成例6および7の配合処方を表1に合わせて示す。
H12MDI:4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート
H6XDI:1,3−ビス(イソシアナトメチル)シクロヘキサン(水添キシリレンジイソシアネート)
IPDI:3−イソシアナトメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネート(イソホロンジイソシアネート)
XDI:1,3−キシリレンジイソシアネート
エステルA:ポリエステルポリオール((テレフタル酸/イソフタル酸/アジピン酸=1/1/1(モル比))/(エチレングリコール/ネオペンチルグリコール=1/1(モル比))、数平均分子量:3000)
エステルB:ポリエステルポリオール((イソフタル酸/セバシン酸=1/1(モル比))/(エチレングリコール/ネオペンチルグリコール=1/3(モル比))、数平均分子量2500)
エステルC:ポリエステルポリオール(アジピン酸/(ネオペンチルグリコール/1,6−ヘキサンジオール=2/1(モル比))、数平均分子量2000)
PTG2000:ポリテトラメチレンエーテルグリコール(数平均分子量:2000)
PC2000:ポリカーボネートグリコール(数平均分子量:2000)
EG:エチレングリコール
DEG:ジエチレングリコール
NPG:ネオペンチルグリコール
DMPA:ジメチロールプロピオン酸
TEA:トリエチルアミン
MET:メチルエチルケトン
スタノクト:オクチル酸第1スズ
また、表1中、NCO基含有率は、JISK1556(2006)に準拠して測定した。
(調製例1)(ガスバリア性樹脂の水分散液)
イオン交換水700重量部に、合成例6により得られたガスバリア性ウレタンプレポリマー415.6重量部を配合し、ホモディスパー(プライミクス社製)にて5分間撹拌し、水分散させた。
次いで、N−(2−アミノエチル)エタノールアミン29.9重量部を添加して鎖伸長反応を行い、その後、メチルエチルケトンを留去し、ガスバリア性樹脂の水分散液(pH8.2、固形分30重量%、平均粒子径65nm、ウレタン・ウレア基濃度40.8重量%、樹脂酸価24.0mgKOH/g)として、ポリウレタンディスパージョンを調製した。
イオン交換水700重量部に、合成例1により得られた密着性ウレタンプレポリマー447.7重量部を配合し、ホモディスパーにて5分間撹拌し、水分散させた。
次いで、N−(2−アミノエチル)エタノールアミン9.0重量部を添加して鎖伸長反応を行い、その後、メチルエチルケトンを留去し、密着性樹脂の水分散液(pH7.8、固形分30重量%、平均粒子径30nm、ウレタン・ウレア基濃度12.3重量%、樹脂酸価26.6mgKOH/g)として、ポリウレタンディスパージョンを調製した。
なお、調製例2により得られたポリウレタンディスパージョンの固形分は、ポリエステル成分を、56.9重量%含有していた。
イオン交換水700重量部に、合成例1により得られた密着性ウレタンプレポリマー149.2重量部、および、合成例6により得られたガスバリア性ウレタンプレポリマー277.0重量部を配合し、ホモディスパーにて5分間撹拌し、水分散させた。
次いで、N−(2−アミノエチル)エタノールアミン22.9重量部を添加して鎖伸長反応を行い、その後、メチルエチルケトンを留去し、密着性−ガスバリア性樹脂の水分散液(pH7.8、固形分30重量%、平均粒子径80nm、ウレタン・ウレア基濃度31.3重量%、樹脂酸価24.9mgKOH/g)として、ポリウレタンディスパージョンを調製した。
なお、調製例3により得られたポリウレタンディスパージョンの固形分は、ポリエステル成分を、19.0重量%含有していた。
表2に示す配合処方にて反応させた以外は、調製例3と同様の方法により、調製例4〜7のポリウレタンディスパージョンを調製した。
調製例1〜7の配合処方を表2に示す。
基材フィルムを構成する熱可塑性樹脂たるポリエステル樹脂は以下のように準備した。
テレフタル酸ジメチル100重量部、およびエチレングリコール61重量部の混合物に、0.04重量部の酢酸マグネシウム、0.02重量部の三酸化アンチモンを添加して、徐々に昇温し、最終的には220℃でメタノールを留出させながらエステル交換反応を行う。ついで、該エステル交換反応生成物に、0.020重量部のリン酸85%水溶液を添加した後、重縮合反応釜に移行する。さらに、加熱昇温しながら反応系を徐々に減圧して1hPaの減圧下、290℃で常法により重縮合反応を行い、ジエチレングリコール量1.2重量%、固有粘度0.65であり、なおかつ酸成分の95モル%以上がテレフタル酸からなり、グリコール成分の95モル%以上がエチレングリコールからなるポリエチレンテレフタレート樹脂(以下、「PET」ということもある)を作製した。
上記(1)のポリエステルを製造する際、エステル交換反応後に平均粒子径2.4μmの凝集シリカ粒子のエチレングリコールスラリーを添加してから重縮合反応を行い、粒子濃度2質量%の粒子マスターを得た。
ポリエチレンテレフタレート樹脂と粒子マスターを質量比98:2で混合して使用した。
ポリエチレンテレフタレート樹脂と粒子マスターの混合物を真空乾燥した後、押出機に供給して、280℃で溶融押出し、8μmカットのステンレス繊維焼結フィルター(FSS)で濾過した後、T字型口金からシート状に押出し、これを表面温度25℃の冷却ドラムに静電密着法で冷却固化せしめた。このようにして得られた未延伸(未配向)PETフィルムを、105℃に2秒間加熱した後、MD方向に115℃にて4.1倍に延伸して1軸配向フィルムとした。この1軸配向フィルムの片面にアンカーコート層を形成するために、空気中でコロナ放電処理を施した。次いで表2に記載の調製例1および調製例2のポリウレタンディスパージョンを、調製例2のポリウレタンディスパージョンの固形分に対する、調製例1のポリウレタンディスパージョンの固形分の重量比が3となるように配合し、次いで、水性ポリウレタン樹脂の固形分が5重量%となるようにイオン交換水に配合し、アンカーコート剤を調製した。調整した塗液をロッドコーターにて放電処理面側に塗布した。塗布厚みはポリエステルフィルムの配向結晶完了後、つまり熱処理後において0.05μmとなるようにした。
表3に示す配合処方でアンカーコート剤を調製した以外は、実施例1と同様の条件とし、蒸着用フィルムおよびガスバリアフィルムPES2〜8を得た。特性を表3に示す。
2:ポリウレタン系接着剤
3:ガスバリアフィルム
Claims (11)
- 熱可塑性樹脂からなるフィルムの少なくとも片面にウレタン樹脂を用いてなるアンカーコート層を形成してなる蒸着用フィルムであって、前記ポリウレタン樹脂が、イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーと鎖伸長剤との反応により得られる水性ポリウレタン樹脂が水分散されてなるポリウレタンディスパージョンであって、前記イソシアネート基末端ウレタンプレポリマーが、密着性ウレタンプレポリマーと、ガスバリア性ウレタンプレポリマーとを含むことを特徴とする蒸着用フィルム。
- 前記水性ポリウレタン樹脂が、前記密着性ウレタンプレポリマーおよび前記ガスバリア性ウレタンプレポリマーの混合物と、鎖伸長剤との反応により得られる密着性−ガスバリア性樹脂を含むことを特徴とする、請求項1に記載の蒸着用フィルム。
- 前記水性ポリウレタン樹脂が、前記密着性ウレタンプレポリマーと、前記鎖伸長剤との反応により得られる密着性樹脂、および、前記ガスバリア性ウレタンプレポリマーと、前記鎖伸長剤との反応により得られるガスバリア性樹脂を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の蒸着用フィルム。
- 前記密着性ウレタンプレポリマーが、ポリイソシアネート成分と、ポリオール成分との反応により得られ、前記ポリオール成分が、ポリエステルポリオールを含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の蒸着用フィルム。
- 前記ポリオール成分が、ポリヒドロキシアルカン酸を含み、前記ポリエステルポリオールが、分子中に環構造を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の蒸着用フィルム。
- 前記ポリエステルポリオールが、多塩基酸と、多価アルコールとの反応により得られ、前記多塩基酸が、テレフタル酸および/またはイソフタル酸および/またはオルソフタル酸を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の蒸着用フィルム。
- 前記ガスバリア性ウレタンプレポリマーが、ポリイソシアネート成分と、ポリオール成分との反応により得られ、前記ポリオール成分が、低分子量ポリオールからなることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の蒸着用フィルム。
- 前記ポリイソシアネート成分が、芳香脂肪族ジイソシアネートおよび/または脂環族ジイソシアネートを含み、前記低分子量ポリオールが、炭素数2〜6のアルカンポリオールおよび/または炭素数2〜6のポリオキシアルキレングリコールと、ポリヒドロキシアルカン酸とを含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の蒸着用フィルム。
- 前記ポリイソシアネート成分が、キシリレンジイソシアネートおよび/または水添キシリレンジイソシアネートを含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の蒸着用フィルム。
- 前記熱可塑性樹脂がポリエステル樹脂であることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の蒸着用フィルム。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の蒸着用ポリエステルフィルムのアンカーコート層上に金属および/または金属酸化物からなる層を積層したことを特徴とするガスバリアフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009078506A JP5375255B2 (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 蒸着用フィルムおよびガスバリアフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009078506A JP5375255B2 (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 蒸着用フィルムおよびガスバリアフィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010229291A true JP2010229291A (ja) | 2010-10-14 |
JP5375255B2 JP5375255B2 (ja) | 2013-12-25 |
Family
ID=43045402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009078506A Expired - Fee Related JP5375255B2 (ja) | 2009-03-27 | 2009-03-27 | 蒸着用フィルムおよびガスバリアフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5375255B2 (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012039259A1 (ja) * | 2010-09-22 | 2012-03-29 | 三井化学株式会社 | ポリウレタン樹脂組成物、ポリウレタンディスパージョン、蒸着用アンカーコートフィルムおよびアンカーコートされた蒸着フィルム |
JP2013091208A (ja) * | 2011-10-25 | 2013-05-16 | Dic Corp | 保香用多層フィルム |
JP2013123814A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Dic Corp | バリア性ラミネートフィルム及びこれを用いる包装材 |
JP2013147013A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-08-01 | Dic Corp | 透明蒸着層を含む層を有するガスバリア性多層フィルム |
JP2013234214A (ja) * | 2012-05-07 | 2013-11-21 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | 水性ポリウレタン樹脂およびその利用 |
JP2015044396A (ja) * | 2013-07-30 | 2015-03-12 | 三井化学株式会社 | ポリウレタン積層体 |
WO2015064503A1 (ja) | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 凸版印刷株式会社 | ガスバリア性積層フィルム |
JP2016008266A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | 三井化学株式会社 | ポリウレタンディスパージョンおよびポリウレタン積層体 |
US9315064B2 (en) | 2012-02-20 | 2016-04-19 | Avery Dennison Corporation | Multilayer film for multi-purpose inkjet systems |
JP2016055594A (ja) * | 2014-09-12 | 2016-04-21 | コニカミノルタ株式会社 | ガスバリアー性フィルム、ガスバリアー性フィルムの製造方法及び電子デバイス |
WO2016143889A1 (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-15 | 三井化学株式会社 | 積層体、食品包装材料および積層体の製造方法 |
US9752022B2 (en) | 2008-07-10 | 2017-09-05 | Avery Dennison Corporation | Composition, film and related methods |
WO2018079495A1 (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | 凸版印刷株式会社 | ガスバリアフィルム及び色変換部材 |
WO2018235921A1 (ja) * | 2017-06-22 | 2018-12-27 | トーヨーポリマー株式会社 | ポリウレタン水分散体、ポリウレタン水分散体の製造方法、水系塗料組成物および塗膜 |
US10703131B2 (en) | 2010-03-04 | 2020-07-07 | Avery Dennison Corporation | Non-PVC film and non-PVC film laminate |
WO2022158445A1 (ja) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | 三井化学株式会社 | ポリウレタンディスパージョン、ガスバリア性コート材および積層体 |
US11485162B2 (en) | 2013-12-30 | 2022-11-01 | Avery Dennison Corporation | Polyurethane protective film |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0425456A (ja) * | 1990-05-21 | 1992-01-29 | Toyobo Co Ltd | 被覆ポリエステルフイルムおよびそれを用いた蒸着フイルム |
WO2008035557A1 (fr) * | 2006-09-22 | 2008-03-27 | Toray Industries, Inc. | Film barrière aux gaz |
WO2010110076A1 (ja) * | 2009-03-27 | 2010-09-30 | 三井化学株式会社 | ポリウレタンディスパージョンおよびその製造方法 |
-
2009
- 2009-03-27 JP JP2009078506A patent/JP5375255B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0425456A (ja) * | 1990-05-21 | 1992-01-29 | Toyobo Co Ltd | 被覆ポリエステルフイルムおよびそれを用いた蒸着フイルム |
WO2008035557A1 (fr) * | 2006-09-22 | 2008-03-27 | Toray Industries, Inc. | Film barrière aux gaz |
WO2010110076A1 (ja) * | 2009-03-27 | 2010-09-30 | 三井化学株式会社 | ポリウレタンディスパージョンおよびその製造方法 |
Cited By (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9752022B2 (en) | 2008-07-10 | 2017-09-05 | Avery Dennison Corporation | Composition, film and related methods |
US10703131B2 (en) | 2010-03-04 | 2020-07-07 | Avery Dennison Corporation | Non-PVC film and non-PVC film laminate |
JP5597716B2 (ja) * | 2010-09-22 | 2014-10-01 | 三井化学株式会社 | ポリウレタン樹脂組成物、ポリウレタンディスパージョン、蒸着用アンカーコートフィルムおよびアンカーコートされた蒸着フィルム |
WO2012039259A1 (ja) * | 2010-09-22 | 2012-03-29 | 三井化学株式会社 | ポリウレタン樹脂組成物、ポリウレタンディスパージョン、蒸着用アンカーコートフィルムおよびアンカーコートされた蒸着フィルム |
JP2013091208A (ja) * | 2011-10-25 | 2013-05-16 | Dic Corp | 保香用多層フィルム |
JP2013123814A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Dic Corp | バリア性ラミネートフィルム及びこれを用いる包装材 |
JP2013147013A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-08-01 | Dic Corp | 透明蒸着層を含む層を有するガスバリア性多層フィルム |
US9315064B2 (en) | 2012-02-20 | 2016-04-19 | Avery Dennison Corporation | Multilayer film for multi-purpose inkjet systems |
JP2013234214A (ja) * | 2012-05-07 | 2013-11-21 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | 水性ポリウレタン樹脂およびその利用 |
JP2015044396A (ja) * | 2013-07-30 | 2015-03-12 | 三井化学株式会社 | ポリウレタン積層体 |
WO2015064503A1 (ja) | 2013-10-28 | 2015-05-07 | 凸版印刷株式会社 | ガスバリア性積層フィルム |
US11872829B2 (en) | 2013-12-30 | 2024-01-16 | Avery Dennison Corporation | Polyurethane protective film |
US11485162B2 (en) | 2013-12-30 | 2022-11-01 | Avery Dennison Corporation | Polyurethane protective film |
JP2016008266A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | 三井化学株式会社 | ポリウレタンディスパージョンおよびポリウレタン積層体 |
JP2016055594A (ja) * | 2014-09-12 | 2016-04-21 | コニカミノルタ株式会社 | ガスバリアー性フィルム、ガスバリアー性フィルムの製造方法及び電子デバイス |
WO2016143889A1 (ja) * | 2015-03-11 | 2016-09-15 | 三井化学株式会社 | 積層体、食品包装材料および積層体の製造方法 |
JPWO2016143889A1 (ja) * | 2015-03-11 | 2018-01-18 | 三井化学株式会社 | 積層体、食品包装材料および積層体の製造方法 |
US10434751B2 (en) | 2015-03-11 | 2019-10-08 | Mitsui Chemicals, Inc. | Laminate, food packaging material, and method for producing laminate |
US20190202180A1 (en) * | 2016-10-24 | 2019-07-04 | Toppan Printing Co., Ltd. | Gas barrier film and color conversion member |
JPWO2018079495A1 (ja) * | 2016-10-24 | 2019-09-19 | 凸版印刷株式会社 | ガスバリアフィルム及び色変換部材 |
CN109863020A (zh) * | 2016-10-24 | 2019-06-07 | 凸版印刷株式会社 | 阻气膜及颜色转换部件 |
US10967617B2 (en) | 2016-10-24 | 2021-04-06 | Toppan Printing Co., Ltd. | Gas barrier film and color conversion member |
CN109863020B (zh) * | 2016-10-24 | 2021-09-14 | 凸版印刷株式会社 | 阻气膜及颜色转换部件 |
WO2018079495A1 (ja) * | 2016-10-24 | 2018-05-03 | 凸版印刷株式会社 | ガスバリアフィルム及び色変換部材 |
JPWO2018235921A1 (ja) * | 2017-06-22 | 2019-06-27 | トーヨーポリマー株式会社 | ポリウレタン水分散体、ポリウレタン水分散体の製造方法、水系塗料組成物および塗膜 |
WO2018235921A1 (ja) * | 2017-06-22 | 2018-12-27 | トーヨーポリマー株式会社 | ポリウレタン水分散体、ポリウレタン水分散体の製造方法、水系塗料組成物および塗膜 |
WO2022158445A1 (ja) * | 2021-01-22 | 2022-07-28 | 三井化学株式会社 | ポリウレタンディスパージョン、ガスバリア性コート材および積層体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5375255B2 (ja) | 2013-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5375255B2 (ja) | 蒸着用フィルムおよびガスバリアフィルム | |
JP5485263B2 (ja) | ポリウレタンディスパージョン | |
JP5597716B2 (ja) | ポリウレタン樹脂組成物、ポリウレタンディスパージョン、蒸着用アンカーコートフィルムおよびアンカーコートされた蒸着フィルム | |
JP6606165B2 (ja) | 積層フィルム | |
JP2002249745A (ja) | 2液硬化型無溶剤系接着剤組成物 | |
TWI406762B (zh) | 積層薄膜 | |
CN102971351B (zh) | 含水聚氨酯-聚脲分散体 | |
TW201235215A (en) | Highly adhesive film | |
TWI565727B (zh) | 水性聚胺酯分散液 | |
JP5493938B2 (ja) | 成型用積層ポリエステルフィルム | |
WO2017164072A1 (ja) | 水性塗料組成物 | |
JP5141628B2 (ja) | 水性樹脂分散体及びその製造方法 | |
WO2017145862A1 (ja) | 積層フィルム | |
EP3150648A1 (en) | Aqueous functionalized polyurethane dispersions | |
TW201836848A (zh) | 積層薄膜 | |
JP5859721B2 (ja) | コーティング剤およびそれを用いた積層フィルム | |
JP2004043519A (ja) | 水系ポリウレタン樹脂を用いたラミネート接着剤組成物 | |
JP2018104532A (ja) | プライマー組成物及びこれを用いてなる水性液、プライマー層付き基材フィルム並びにプリズムシート | |
JP5625346B2 (ja) | 蒸着用二軸配向ポリエステルフィルム | |
JP7439751B2 (ja) | 積層ポリエステルフィルム | |
JP3944782B2 (ja) | ポリウレタン樹脂水性分散体、それを含有してなる水性接着剤、及び水性プライマーコート剤 | |
JP7305893B1 (ja) | 積層体、袋、積層体の第1の製造方法および積層体の第2の製造方法 | |
JP3961131B2 (ja) | 水性樹脂組成物 | |
JP5544724B2 (ja) | 水性ポリウレタン樹脂組成物およびこれを用いたフィルム成型体 | |
JP3583073B2 (ja) | 水系ポリウレタン樹脂組成物及びそれを用いたプラスチックフィルム用コーティング剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130618 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130724 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130827 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130909 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |