JP2010229014A - セメント用自己収縮低減剤及びセメント組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 下記一般化学式(1)で表されるオキシアルキレン化合物(A)を必須成分として含有することを特徴とするセメント用自己収縮低減剤。
RO−[(EO)m/(PO)n]−H (1)
[式(1)中、Rは炭素数8〜14のアルキル基を表す。EOはオキシエチレン基を、POはオキシプロピレン基を表し、[(EO)m/(PO)n]全体としてはエチレンオキシドとプロピレンオキシドの単独付加、またはこれらを併用する場合はブロック状もしくはランダム状の付加を表し、そのブロック付加の順序は問わない。nはエチレンオキシドの平均付加モル数を表し0〜10の数であり、mはプロピレンオキシドの平均付加モル数を表し0〜5の数であり、但しnとmの合計量は1〜10の数である。]
【選択図】なし
Description
「JIS A0203コンクリート用語」で解説されているように、セメント硬化体の収縮は、セメント水和反応の進行によってコンクリート、モルタルおよびペーストの体積が減少することにより収縮する自己収縮と、硬化したコンクリート又はモルタルが乾燥により収縮する乾燥収縮の2つに大きく分けられる。
一般の低層建築等に用いられる汎用一般のコンクリートは水セメント比が高いことから、トータル収縮量のほとんどが乾燥収縮によるものとなる。そのため従来から低層建築用の乾燥収縮低減剤については多数の提案がなされている。
セメント硬化体の自己収縮は、水和反応で水が消費されることにより硬化体内部が乾燥状態になることが原因と考えられ、自己収縮低減に対しても従来からの乾燥収縮低減剤の適用が提案されている。
しかしながら、従来の乾燥収縮低減剤では自己収縮低減効果は十分でなかった。
すなわち本発明は、下記一般化学式(1)で表されるオキシアルキレン化合物(A)を必須成分として含有することを特徴とするセメント用自己収縮低減剤;およびこのセメント用自己収縮低減剤、セメント、水およびび骨材を含有するセメント組成物である。
RO−[(EO)m/(PO)n]−H (1)
[式(1)中、Rは炭素数8〜14のアルキル基を表す。EOはオキシエチレン基を、POはオキシプロピレン基を表し、[(EO)m/(PO)n]全体としてはエチレンオキシドとプロピレンオキシドの単独、またはブロック状もしくはランダム状の付加を表し、そのブロック付加の順序は問わない。nはエチレンオキシドの平均付加モル数を表し0〜10の数であり、mはプロピレンオキシドの平均付加モル数を表し0〜5の数であり、但しnとmの合計量は1〜10の数である。]
また、分子量分布の広いオキシアルキレン化合物は、高起泡性となりやすいエチレンオキシド高付加モル成分の含有率が高くなることから、オキシアルキレン化合物などを添加した際に一般にモルタルまたはコンクリートの空気量が増大しやすく、その結果、モルタルまたはコンクリートの流動性が低下する傾向がある。しかし、分子量分布を制御したオキシアルキレン化合物(A)は、モルタルまたはコンクリートの流動性に与える悪影響を抑制できることから、無添加時とほぼ同等の作業性を維持することができる。
[式(1)中、Rは炭素数8〜14のアルキル基を表す。EOはオキシエチレン基を、POはオキシプロピレン基を表し、[(EO)m/(PO)n]全体としてはエチレンオキシドとプロピレンオキシドの単独、またはブロック状もしくはランダム状の付加を表し、そのブロック付加の順序は問わない。nはエチレンオキシドの平均付加モル数を表し0〜10の数であり、mはプロピレンオキシドの平均付加モル数を表し0〜5の数であり、但しnとmの合計量は1〜10の数である。]
これらのうち、自己収縮低減効果の観点から、分岐のアルキル基が好ましく、具体的にはイソオクチル基、2−オクチル基、4−メチル−4−ヘプチル基、2−エチル−1−ヘキシル基、イソノニル基、2−ノニル基、3,5,5−トリメチル−1−ヘキシル基、イソデシル基、2−デシル基、イソウンデシル基、2−ウンデシル基、2−ラウリル基、イソラウリル基、2−トリデシル基、イソトリデシル基、2−テトラデシル基、イソテトラデシル基が挙げられる。
より好ましいのは炭素数8〜12の分岐アルキル基であり、具体的にはイソオクチル基、2−オクチル基、4−メチル−4−ヘプチル基、2−エチル−1−ヘキシル基、イソノニル基、2−ノニル基、3,5,5−トリメチル−1−ヘキシル基、イソデシル、2−デシル基、特に好ましいのは炭素数8〜10の分岐アルキル基であり、最も好ましいのは、2−エチル−1−ヘキシル基とイソデシル基である。
[(EO)m/(PO)n]全体としては、エチレンオキシドとプロピレンオキシドの単独付加、またはエチレンオキシドとプロピレンオキシドを併用する場合はブロック状もしくはランダム状の付加を表し、そのブロック付加の順序は問わない。
mはプロピレンオキシドの平均付加モル数を表し通常0〜5、好ましくは0〜3の数である。 この範囲であると自己収縮低減効果が良好になる上、モルタルおよびコンクリートとしたときの空気量の調整が容易である点で好ましい。
但し、nとmの合計は、1〜10の数がであり、好ましくは2〜8の数、さらに好ましくは3〜7の数である。この範囲であると収縮低減効果がさらに良好となる。
なお本発明のMwとMnはゲルパーミエーションクロマトグラフによりそれぞれの分子量を測定する。
ここで、Nは、化学式(1)中のRのアルキル基の炭素数を表す。
また、分子量分布を持つオキシアルキレン化合物を蒸留することにより得られる低分子のオキシアルキレン化合物および低分子のオキシアルキレン化合物を取り除いた残査を用いることも分子量分布を狭くする方法として有効である。尚、分子量分布を持つオキシアルキレン化合物は、先に挙げた分子量物を狭くする効果の高い触媒を用いても良いし、分子量分布が広くなる水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ触媒を用いてもよい。
本発明のセメント用自己収縮低減剤を添加したセメント硬化体は硬化体内部に水が浸透しやすくなることから、硬化体の周辺部に移動した水分が、内部が冷えた後、再び内部に戻ることにより自己収縮が低減されると考えられる。従って、硬化体を水中で養生したり硬化体に水を散布すれば自己収縮低減効果は更に高まる。
モルタルに対するセメント用自己収縮低減剤の5%水溶液の接触角は小さい方が好ましく、具体的には10°以下であることが好ましく、更に好ましくは5°以下である。
上記及び以下において、特に規定しない限り、%は重量%を表す。
本発明において、接触角は「JIS R5201:1997の付属書2セメントの試験方法−強さの試験」に記載されされている強さ試験用の供試体作成法に基づいて作成したモルタル供試体(成形後28日以上経過したもの)に対する自己収縮低減剤の5%水溶液の接触角(25℃、2秒後)を、全自動接触角計(協和界面化学株式会社製:DM700)を用いて測定される。
ここでのHLBは、親水性と親油性のバランスを示す指標であって、例えば「乳化・可溶化の技術」〔昭和51年、工学図書(株)〕や「新界面活性剤入門」〔1996年、藤本武彦著〕132項と197〜199項に記載されている小田法による計算値として知られているものであり、グリフィン法による計算値ではない。
そして、HLBを導き出すための有機性値及び無機性値については「有機概念図―基礎と応用―」〔昭和59年、三共出版(株)〕や「新界面活性剤入門」〔1996年、藤本武彦著〕198項に記載の表の値を用いて算出できる。
セメントとしては、ポルトランドセメント(普通ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント及び耐硫酸塩ポルトラントセメント)及び混合セメント(高炉セメント、フライアッシュセメント、フライアッシュセメント等)が挙げられる。
骨材としては、細骨材と粗骨材とがある。細骨材としては、「JIS A5308:2003の付属書1(規定)レディ−ミクストコンクリート用骨材」に準拠する骨材等が使用でき、川砂、陸砂、山砂、海砂及び砕砂等が挙げられる。粗骨材としては、「JIS A5308:2003の付属書1(規定)レディーミクストコンクリート用骨材」に準拠する骨材等が使用でき、川砂利、陸砂利、山砂利及び砕石等が挙げられる。
水としては、海水、河川水、湖沼水、水道水、工業用水及び脱イオン水等が挙げられる。
膨張材としては、カルシウムサルフォアルミネート及び生石灰(例えば、電気化学工業社製「デンカCSA」及び太平洋マテリアル社製「太平洋エクスパン」)等が挙げられる。
起泡剤としては、アルキル硫酸エステル塩(アルキル基の炭素数10〜14)、アルキルエーテル硫酸エステル塩(アルキル基の炭素数10〜14、アルキレン基の炭素数が2のポリオキシアルキレン基)、樹脂酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩及びタンパク系起泡剤等が挙げられる。
消泡剤としては、エステル系消泡剤、ポリエーテル系消泡剤、鉱物油系消泡剤、シリコーン系消泡剤及び粉末消泡剤[例えば、新・界面活性剤入門、三洋化成工業(株)、1981年発行に記載されたものやサンノプコ社製「SNディフォーマーPC」及び「SNディフォーマー14HP」]等が挙げられる。
硬化遅延剤としては、糖類及びオキシカルボン酸塩等が挙げられる。
防錆剤としては、亜硝酸塩等が挙げられる。
増粘剤としては、ポリアクリルアミド及びセルロースエーテル等が挙げられる。
ポリマーセメントコンクリート又はポリマーモルタル用ポリマーディスパージヨンとしては、スチレンブタジエンゴムラテックス、エチレン酢酸ビニル及びポリアクリル酸エステルエマルション等が挙げられる。
その他の混和剤としては、公知のモルタル又はコンクリート用混和剤[例えば、コンクリート混和剤の開発技術、(株)シーエムシー、1995年発行に記載のもの]等が挙げられる。
尚、減水剤を使用する場合、減水剤の使用量(%、有効成分換算)は、自己収縮低減剤の重量に基づいて、0.1〜100が好ましく、更に好ましくは2〜50、特に好ましくは3〜30、最も好ましくは5〜20である。
なお、以下において特記しない限り部は重量部を表す。
温度計、攪拌機を備えたSUS製オートクレーブに、2−エチルヘキサノール495部及び過塩素酸アルミニウム0.4部を仕込み、容器内を十分に窒素置換した後、密閉し、120℃に昇温した。 120℃で10時間かけてエチレンオキシド503部(アルコールに対して3モル)を反応した。さらに120℃で2時間熟成した後、25℃に冷却して、反応物にキョウワード600(協和化学工業株式会社製)を3部投入し、90℃にて触媒を吸着処理後、ろ過により本発明の自己収縮低減剤(a−1)を得た。
製造例1 において、2−エチルヘキサノールをイソデシルアルコール544部、エチレンオキシドを454部(アルコールに対して3モル)に変える以外は同様にして、本発明の自己収縮低減剤(a−2)を得た。
製造例1において、2−エチルヘキサノールをイソテトラデシルアルコール548部、エチレンオキシドを450部(アルコールに対して4モル)に変える以外は同様にして、本発明の自己収縮低減剤(a−3)を得た。
温度計、攪拌機を備えたSUS製オートクレーブに、2−エチルヘキサノール405部と過塩素酸アルミニウム0.4部を仕込み、容器内を十分に窒素置換した後、密閉し、120℃に昇温した。 120℃で2時間かけてエチレンオキシド412部(アルコールに対して3モル)を滴下しながら反応し、次いで>プロピレンオキシド181部(アルコールに対して1モル)を8時間かけて滴下しながら反応させた。さらに120℃で2時間熟成した後、25℃に冷却して、反応物にキョウワード600(協和化学工業株式会社製)を3部投入し、90℃にて触媒を吸着処理後、ろ過により本発明の自己収縮低減剤(a−4)を得た。
製造例1において、過塩素酸アルミニウムを水酸化ナトリウム1.0部に変える以外は同様にして、比較のための収縮低減剤(a−5)を得た。
[製造例6]<セメント減水剤(b−1)の製造>
撹拌装置、還流装置及び滴下装置を備えた反応容器に水2837部を仕込み、100℃に昇温した。その後、メトキシポリエチレングリコールメタクリレート(平均付加モル数23)778部、メタクリル酸181部、2−メルカプトエタノール2部及び水639部の混合液(1)と、過硫酸アンモニウム16部と水342部の混合溶液(2)を各々2時間かけて、重合温度を100℃に保持しながら同時に連続滴下した。さらに、100℃に1時間保持し、40℃に冷却後、30%水酸化ナトリウム水溶液でpHを7に調整して減水剤(b−1)を得た。
製造例4において、2−エチルヘキサノールを1−ブタノール266部、エチレンオキシドをエチレンオキシド316部(アルコールに対して2モル)、プロピレンオキシドを417部(アルコールに対して2モル)、過塩素酸アルミニウムを水酸化ナトリウム1.0部に変える以外は同様にして、比較のための収縮低減剤(a’−1)を得た。
製造例1において、2−エチルヘキサノールを1−ステアリルアルコール433部、エチレンオキシドを565部(アルコールに対して8モル)に変える以外は同様にして、比較のための収縮低減剤(a’−2)を得た。
温度計、攪拌機を備えたSUS製オートクレーブに、2−エチルヘキサノール180部と水酸化カリウム0.66部を仕込み、容器内を十分に窒素置換した後、密閉し、150℃に昇温した。
150℃で2時間かけてエチレンオキシド122部を反応し、150℃で1時間熟成した。次いで125℃で20時間かけてプロピレンオキシド644部を反応した。さらに125℃で15時間熟成した後、25℃に冷却し、比較のための収縮低減剤(a’−3)を得た。
<GPCの測定条件>
機種 :HLC−8120(東ソー株式会社製)
カラムTSK gel SuperH4000TSK gel SuperH3000TSK gel SuperH2000(いずれも東ソー株式会社製)
カラム温度:40℃検出器:RI溶媒:テトラヒドロフラン流速:0.6ml/分試料濃度:0.25%注入量:10μl標準:ポリオキシエチレングリコール(東ソー株式会社製;TSK STANDARDPOLYETHYLENE OXIDE)
データ処理装置:SC−8020(東ソー株式会社製)
表面張力計(協和界面科学株式会社製:DM700)を用いて、自己収縮低減剤の5%水溶液の表面張力を(25℃)測定した。
「JIS R5201:1997の付属書2セメントの試験方法−強さの試験」に記載されされている強さ試験用の供試体作成法に基づいて作成したモルタル供試体に対する自己収縮低減剤の5%水溶液の接触角(25℃、2秒後)を、全自動接触角計(協和界面化学科学株式会社製:DM700)を用いて測定した。
なお、2−エチルヘキサノールのエチレンオキサイド2モルプロピレンオキサイド8モル付加物(a’−3)は水に溶解しないため、5%水溶液の表面張力及び接触角は測定できなかった。
20℃に温調しておいたセメント、標準砂(「JIS A5201:1997の付属書2セメントの試験方法−強さの測定」に準拠した砂)及び練り水をセメント100重量部に対し、標準砂130重量部、 水30重量部(水/セメント比=0.3)となる配合にてモルタル評価を行った。
製造例6で製造した減水剤(B−1)、製造例1〜5で製造した自己収縮低減剤(a−1)〜(a−5)および比較製造例1〜3で製造した比較のための収縮低減剤(a’−1)〜(a’−3)は水の一部として取り扱い、表1の配合表に基づき混合・混練してモルタルを得た。
得られたモルタルを、4cm×4cm×16cmの型枠内に充填し、モルタルの両側にゲージプラグを埋め込んだ。1日間密封養生した後、モルタルを型枠から取り出し、全体をポリエチレンフィルムで覆った後、さらにアルミニウムフィルムで覆った供試体を温度20℃の雰囲気下に静置した。
7日目と28日目に、供試体の長さを「JIS A1129−3:2001モルタル及びコンクリートの長さ変化試験方法−第3部ダイヤルゲージ法」に準拠した方法で測定し、長さ変化率を計算した。
28日後の長さ変化率で、100×10ー6未満を◎ 、100×10ー6〜150×10ー6を○、 150×10ー6以上を×と判定した。
なお、比較例4で使用した(a’−3)は水に溶解しないため、モルタルに添加した場合も一部が経時でモルタル表層に浮き上がってしまい、セメント硬化物の外観に対する悪影響が懸念された。
混練したモルタルのフロー値を「JIS R5201−1997−11.フロー試験」に準拠した方法で測定した。
フロー値は240mm以上を◎、240mm〜200mmを○、200mm未満を×で判定した。
一方、収縮低減剤の炭素数が本出願の範囲外である(a’−1)、(a’−2)を用いた比較例2および3は、自己収縮低減効果がほとんど発揮されない。
プロピレンオキサイドの付加モル数が本発明の範囲外である(a’−3)を用いた比較例4は、モルタルに添加した場合も一部が経時でモルタル表層に浮き上がってしまい、セメント硬化物の外観に対する悪影響が懸念される。
Claims (7)
- 下記一般化学式(1)で表されるオキシアルキレン化合物(A)を必須成分として含有することを特徴とするセメント用自己収縮低減剤。
RO−[(EO)m/(PO)n]−H (1)
[式(1)中、Rは炭素数8〜14のアルキル基を表す。EOはオキシエチレン基を、POはオキシプロピレン基を表し、[(EO)m/(PO)n]全体としてはエチレンオキシドとプロピレンオキシドの単独付加、またはこれらを併用する場合はブロック状もしくはランダム状の付加を表し、そのブロック付加の順序は問わない。nはエチレンオキシドの平均付加モル数を表し0〜10の数であり、mはプロピレンオキシドの平均付加モル数を表し0〜5の数であり、但しnとmの合計量は1〜10の数である。] - 化学式(1)中のRが、炭素数8〜10の分岐のアルキル基である請求項1記載のセメント用自己収縮低減剤。
- 化学式(1)で表されるオキシアルキレン化合物(A)中のオキシエチレン基(EO)とオキシプロピレン基(PO)の合計量に対するオキシエチレン基の含有率n/(n+m)が0.5〜1.0である請求項1または2記載のセメント用自己収縮低減剤。
- 重量平均分子量(Mw)/数平均分子量(Mn)が下記関係式(2)を満たす請求項1〜3いずれか記載のセメント用自己収縮低減剤。
Mw/Mn≦1.520×e(-0.030×N) (2)
[関係式(2)中のNは、化学式(1)中のRのアルキル基の炭素数を表す。] - 5重量%水溶液の25℃での表面張力が35mN/m以下であり、かつモルタルに対する5重量%水溶液の25℃での接触角が10°以下である請求項1〜4いずれか記載のセメント用自己収縮低減剤。
- HLBが8.0〜15.0である請求項1〜5いずれか記載のセメント用自己収縮低減剤。
- 請求項1〜6のいずれか記載のセメント用自己収縮低減剤、セメント、水およびび骨材を含有するセメント組成物。
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