JP2003171155A - セメント類の乾燥収縮低減剤 - Google Patents

セメント類の乾燥収縮低減剤

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JP2003171155A JP2001368597A JP2001368597A JP2003171155A JP 2003171155 A JP2003171155 A JP 2003171155A JP 2001368597 A JP2001368597 A JP 2001368597A JP 2001368597 A JP2001368597 A JP 2001368597A JP 2003171155 A JP2003171155 A JP 2003171155A
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高明 細田
Tokuji Ito
篤司 伊藤
Yasushi Noda
泰史 野田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セメントスラリー中に均一に分散、可溶化で
きるとともに、起泡性も低減し得る、硬化物の強度低下
を起こさない乾燥収縮低減性に優れたセメント類の乾燥
収縮低減剤を提供すること。 【解決手段】 下記一般式(1),(2)で示される化
合物を含むセメント類の乾燥収縮低減剤。 RO−(AO)n−H・・・(1) (式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基等を示し、AO
は1〜3モルのエチレンオキサイドと1〜6モルのプロ
ピレンオキサイドとの共重合により構成されたポリオキ
シアルキレン基を示し、nは2〜9の数を示す。) R′O−(EO)m−H・・・(2) (式中、R′は炭素数1〜8のアルキル基等を示し、E
Oはオキシエチレン基を示し、mは1〜5の数を示
す。)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、セメント、モルタ
ル、コンクリート等のセメント型水硬性材料の収縮低減
材料に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、セメント、モルタル、コンクリ
ート等のセメント型水硬性材料は、水和反応による自己
収縮や、凝結後、乾燥時における脱水に伴い、体積の減
少、すなわち、収縮を生じる。このような収縮は、セメ
ント系水硬性材料で建築された構造物等のひび割れの原
因となり、これにより構造物の強度低下を招くだけでな
く、ひび割れ部分から浸透した水や空気が内部の鉄筋等
を腐食させ、構造物の耐久性を著しく低下させる原因と
なる。 【0003】上記セメント系水硬性材料の収縮を低減さ
せる手法として、セメント膨張剤を配合する、混練時に
使用する水の量を減らす目的で減水剤を使用する、収縮
低減剤を配合する等、が知られている。この場合、収縮
低減剤としては、下記式(3) R1O−(AO)l−R2・・・(3) (式中、R1,R2は水素原子、アルキル基、フェニル
基、シクロアルキル基等を示し、Aは炭素数2〜3の1
種のアルキレン基、またはランダムもしくはブロック重
合させた2種のアルキレン基を示し、lは重合度を示す
整数。)で示される化合物が一般的に用いられている
(特開昭56−37259号公報、特開昭59−184
753号公報、特開昭60−16844号公報等)。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記収
縮低減剤において、アルキレンオキサイド中のプロピレ
ンオキサイドの比率が増加すると、乾燥収縮低減作用は
大きくなるものの、水との親和性が低下することとな
る。このため、プロピレンオキサイド比率の高い収縮低
減剤をセメントスラリーに添加した際、均一に可溶化、
または分散せず、上澄みとして分離を起こしたり、不均
一化を起こしたりする結果、乾燥収縮低減効果が不十分
となり、ひび割れ等を生ずる虞がある。 【0005】これを解決するため、可溶化剤、分散剤と
して有効な界面活性剤を併用することも考えられるが、
該界面活性剤を配合した場合、溶解性、分散性は向上す
るものの、起泡性が上昇して発泡を起こし易くなるた
め、その結果、セメント硬化物の強度が低下するという
問題を生じる。 【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、セメントスラリー中に均一に、分散、可
溶化させることができるとともに、起泡性も低減し得
る、硬化物の強度低下を起こさない乾燥収縮低減性に優
れたセメント類の乾燥収縮低減剤を提供することを目的
とする。 【0007】 【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を行
った結果、上記一般式(1)で示される化合物と、一般
式(2)で示される化合物とを併用することで、起泡性
を抑制しつつ、セメントスラリー中への均一分散、可溶
化が可能となり、その結果、硬化物の強度低下を起こさ
ず、効率的に乾燥収縮を抑制し得ることを見いだし、本
発明を完成した。 【0008】すなわち、本発明は、1.下記一般式
(1)および一般式(2)で示される化合物を含むこと
を特徴とするセメント類の乾燥収縮低減剤を提供する。 RO−(AO)n−H・・・(1) (式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基またはアルケニ
ル基を示し、(AO)nは1〜3モルのエチレンオキサ
イドと1〜6モルのプロピレンオキサイドとの共重合に
より構成されたポリオキシアルキレン基を示し、nは2
〜9の数を示す。) R′O−(EO)m−H・・・(2) (式中、R′は炭素数1〜8のアルキル基、アルケニル
基または水素原子を示し、EOはオキシエチレン基を示
し、mは1〜5の数を示す。) 【0009】以下、本発明についてさらに詳しく説明す
る。上記一般式(1)で示される化合物において、Rは
炭素数1〜8のアルキル基またはアルケニル基を示す。
ここで、Rの炭素数が8を超えると、水への親和性が低
下してしまうことから、一般式(1)で示される化合物
をセメントスラリー中で可溶化、分散させるのに必要
な、上記一般式(2)で示される化合物の配合量を増加
する必要があるため、乾燥収縮低減効果が低下する可能
性が高い。 【0010】上記アルキル基としては、メチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、s−ブチル、t
−ブチル、ペンチル、イソペンチル、s−ペンチル、ネ
オペンチル、t−ペンチル、ヘキシル、s−ヘキシル、
ヘプチル、s−ヘプチル、オクチル、2−エチルヘキシ
ル、s−オクチル等が挙げられる。一方、上記アルケニ
ル基としては、ビニル、アリル、プロペニル、ブテニ
ル、イソブテニル、ペンテニル、イソペンテニル、ヘキ
セニル、ヘプテニル、オクテニル等が挙げられる。 【0011】また、上記(AO)nは、1〜3モルのエ
チレンオキサイドと、1〜6モルのプロピレンオキサイ
ドとの重合により構成されたポリオキシアルキレン基を
示し、nは、該オキシアルキレン基の重合数であって、
2〜9の数を表すものである。ここで(AO)n中のエ
チレンオキサイドが3モルを超えると、起泡性増大に伴
う発泡を生じる虞があり、結果として硬化物の強度低下
を招く可能性が高く、プロピレンオキサイドが6モルを
超えると、疎水性が高くなりすぎるため、乾燥収縮低減
効果が不十分となる。なお、エチレンオキサイドとプロ
ピレンオキサイドとの重合形態は特に限定されず、ラン
ダム状共重合体、ブロック状共重合体、またはランダム
/ブロック共重合体のいずれの形態でもよいが、ブロッ
ク状共重合体であることが好ましい。 【0012】一方、上記一般式(2)で示される化合物
において、R′は炭素数1〜8のアルキル基、アルケニ
ル基または水素原子を示す。ここで、R′の炭素数が8
を超えると、水への親和性が低下するため、乾燥収縮低
減効果が不十分になる虞がある。上記アルキル基として
は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、s−ブチル、t−ブチル、ペンチル、イソペンチ
ル、s−ペンチル、ネオペンチル、t−ペンチル、ヘキ
シル、s−ヘキシル、ヘプチル、s−ヘプチル、オクチ
ル、2−エチルヘキシル、s−オクチル等が挙げられ
る。一方、上記アルケニル基としては、ビニル、アリ
ル、プロペニル、ブテニル、イソブテニル、ペンテニ
ル、イソペンテニル、ヘキセニル、ヘプテニル、オクテ
ニル等が挙げられる。 【0013】上記一般式(2)において、エチレンオキ
サイド部分を示す(EO)mのmは1〜5の数を示し、
mが5を超えると、起泡性増大に伴う発泡を生じる虞が
あるため、硬化物の強度低下を招く可能性が高くなる。 【0014】本発明において、一般式(1)で示される
化合物と、一般式(2)で示される化合物との配合比率
は、特に限定されないが、両化合物の合計量に対し、一
般式(2)で示される化合物を3〜50重量%、特に5
〜30重量%の割合で配合することが好ましい。この配
合割合が50重量%を超えると、セメント系水硬性材料
中の毛細管張力低減効果が不十分となり、乾燥収縮低減
効果が低下する虞があり、一方、3重量%未満である
と、セメントスラリー中への分散性等が不十分となるた
め、乾燥収縮低減効果が低下する虞がある。 【0015】本発明の乾燥収縮低減剤は、セメント系水
硬性材料中に配合して、またはセメント系水硬性材料表
面に塗布して使用される。この場合、使用可能なセメン
トとしては、例えば、普通ポルトランドセメント、早強
ポルトランドセメント、超早強ポルトランドセメント、
耐硫酸塩ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセ
メント、白色ポルトランドセメント、超速硬ポルトラン
ドセメント、膨張セメント、酸性リン酸塩セメント、自
硬性セメント、石灰スラグセメント、高炉セメント、高
硫酸塩スラグセメント、フライアッシュセメント、キー
ンスセメント、ポゾランセメント、アルミナセメント、
ローマンセメント、白セメント、マグネシアセメント、
水滓セメント、カルシウムアルミネート、シリカセメン
ト、ジェットセメント、石膏等が挙げられる。また、こ
れらのセメントに、砂、小石、石灰等を配合したコンク
リートやモルタルに、本発明の乾燥収縮低減剤を用いる
こともできる。 【0016】本発明の乾燥収縮低減剤を、上記セメント
系水硬性材料中に配合して使用する場合、その配合量は
特に限定されないが、セメント系水硬性材料、骨材、お
よび水の合計量に対し、0.001〜10重量%が好ま
しく、より好ましくは0.005〜10重量%、さらに
好ましくは0.01〜5重量%である。この場合、上記
一般式(1)で示される化合物と一般式(2)で示され
る化合物とを、所定割合で配合した混合物として添加す
ることが好ましい。さらに、両化合物の混合にあたり、
それらの総量に対して10〜30重量%の水を配合する
ことで、引火性を低減することができ、より安全性を高
めることができる。 【0017】セメント系水硬性材料中へ、本発明の乾燥
収縮低減剤を添加する方法としては、特に限定はなく、
従来公知の乾燥収縮低減剤と同様の方法を用いればよ
く、例えば、セメント系水硬性材料の混練用水に予め添
加しておく方法、セメント系水硬性材料を混練している
中に添加する方法、シリカ等の吸油性粉体に吸収させて
固体状とし、それをセメント系水硬性材料に添加する方
法等が挙げられる。 【0018】一方、本発明の乾燥収縮低減剤を、上記セ
メント系水硬性材料表面に塗布して使用する場合、その
塗布量は特に限定されないが、100〜500g/
2、特に、150〜350g/m2が好ましい。ここ
で、塗布量が500g/m2を超えると、鉛直面の構造
物等では、液だれを起こし、表面美観を損なう虞があ
る。また、乾燥収縮低減剤の塗布方法としては、特に限
定されるものではなく、例えば、刷毛塗り、ローラによ
る塗布、霧吹き機による散布、じょうろによる散布等の
方法を用いることができる。 【0019】なお、本発明の乾燥収縮低減剤を配合した
セメント系水硬性材料には、上述した水の他に、公知の
セメント添加剤を必要に応じて添加することができる。
このようなセメント添加剤としては、例えば、小石,砂
利,木片,パルプ等の骨材、ナフタレンスルホン酸ホル
ムアルデヒド縮合物,メラミンスルホン酸ホルムアルデ
ヒド縮合物,ポリカルボン酸塩,スルホン化メラミン樹
脂,リグニンスルホン酸,スルファニル酸ホルマリン縮
合物等の混和剤、ケトグルコン酸カルシウム,ミルクカ
ゼイン,クエン酸ナトリウム,酒石酸ナトリウムカリウ
ム等の凝結遅延剤、AE剤、減水剤、空気連行剤、空気
量調節剤、凝結促進剤、流動化剤、起泡剤、発泡剤、保
水剤、増粘剤、防水剤、水溶性高分子、界面活性剤、顔
料、着色料等が挙げられる。 【0020】 【実施例】以下、実施例および比較例を挙げて、本発明
をより具体的に説明するが、本発明は、下記の実施例に
限定されるものではない。なお、以下の表1中、EOは
オキシエチレン基を示し、POはオキシプロピレン基を
示す。 【0021】[1]セメント−水系への配合 [実施例1〜5、比較例1,2]一般式(1)および
(2)で示される化合物として、表1に示されるものを
用い、これを表1に示される割合で配合し、乾燥収縮低
減剤を調製した。また、普通ポルトランドセメント(住
友大阪製、比重:3.16)1,200重量部、水60
0重量部(水/セメント比=50%)、および上記で調
製した乾燥収縮低減剤72重量部を、JIS R−52
01の項目8.1(2)に示される練混ぜ機にて60秒
間混練りした後、さじで練り返しを行い、さらに練混ぜ
機で90秒間混練りしてセメントペーストを調製した。
得られたセメントペーストを漏斗を用いて径5cm×長
さ50cmのポリエチレン袋に約20cmの高さまで充
填し、上部をひもで縛り、そのまま吊して静置した。3
時間経過後、セメントの上部に溜まったブリーディング
水の表面に有機オイルが浮いているか否かを観察した。
結果を表2に示す。 【0022】 【表1】 【0023】 【表2】 【0024】[2]モルタルへの配合 [実施例6〜10、比較例3,4]一般式(1)および
(2)で示される化合物として、表1に示されるものを
用い、これを表1に示される割合で配合し、乾燥収縮低
減剤を調製した。上記で調製した乾燥収縮低減剤72重
量部、普通ポルトランドセメント(住友大阪製、比重:
3.16)1,200重量部、水600重量部、細骨材
(市原産山砂、比重:2.56、吸水率2.49%、F
M=2.76)1,200重量部を配合して(水/セメ
ント比=50%、砂/セメント比=100%)モルタル
を調製し、高さ4cm×縦4cm×横16cmの型枠に
充填した。5時間経過後、余剰モルタルをナイフで削除
し、20℃、湿度80%の条件下で24時間養生した
後、脱型して供試体を得た。 【0025】脱型後、JIS A−1129記載のコン
パレーター法にて供試体の寸法を測定し、これを基長と
した。その後、供試体を20℃、湿度60±5%の条件
下で保存し、材齢28日および91日になったときに基
長測定と同様の方法で寸法を測定することで、収縮率を
算出した。この際、収縮率は、成形した各供試体の保存
後の寸法を測定し、基準値からの収縮量から求めた。ま
た、得られた各供試体の曲げ強度および圧縮強度につい
て、上記と同様に作成した4cm×4cm×16cmの
供試体を水中で27日間養生した後、JISR−520
1に準拠した方法で測定した。これらの結果を表3に示
す。 【0026】[比較例5]乾燥収縮低減剤を用いないで
モルタルを調製した以外は、実施例6と同様にして供試
体を得、これについて、収縮率、曲げ強度、圧縮強度を
求めた。結果を表3に示す。 【0027】 【表3】【0028】[3]セメント系水硬性材料表面への塗布 [実施例11〜15、比較例6,7]一般式(1)およ
び(2)で示される化合物として、表1に示されるもの
を用い、これを表1に示される割合で配合し、乾燥収縮
低減剤を調製した。また、JIS R−5201の項目
10に準拠し、普通ポルトランドセメント(住友大阪
製、比重:3.16)1,200重量部、水600重量
部、細骨材(市原産山砂、比重:2.56、吸水率2.
49%、FM=2.76)1,200重量部を配合して
(水/セメント比=50%、砂/セメント比=100
%)モルタルを調製し、高さ4cm×縦4cm×横16
cmの型枠に充填した。5時間経過後、余剰モルタルを
ナイフで削除し、20℃、湿度80%の条件下で24時
間養生した後、脱型して供試体を得た。 【0029】脱型後、上記で調製した乾燥収縮低減剤2
50g/m2となるように供試体表面に散布した。乾燥
収縮低減剤塗布後、上記実施例6と同様の条件で保存し
た供試体について、収縮率、曲げ強度、圧縮強度を測定
した。結果を表4に示す。 【0030】[比較例8]脱型後の供試体に乾燥収縮低
減剤を塗布しなかった以外は、実施例11と同様にし
て、供試体を得、これについて収縮率、曲げ強度、圧縮
強度を測定した。結果を表4に示す。 【0031】 【表4】 【0032】表2〜4に示されるように、一般式(1)
および(2)で示される化合物を併用した各実施例と、
一般式(1)で示される化合物のみを用いた比較例1,
3,6を比べると、比較例1,3,6では水との親和性
が悪いため、セメントスラリー中で分離し、その結果、
乾燥収縮低減効果が低下していることがわかる。また、
R′基としてドデシル基を用いた比較例2,4,7で
は、一般式(2)で示される化合物の水との親和性が低
下するため、乾燥収縮低減効果が低下していることがわ
かる。 【0033】 【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
上記一般式(1)で示される化合物と、一般式(2)で
示される化合物とを併用しているから、起泡性を低減し
つつ、セメントスラリー中への均一分散、可溶化が可能
となり、その結果、硬化物の強度低下を起こさず、効率
的に乾燥収縮を抑制することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 泰史 東京都墨田区本所1丁目3番7号 ライオ ン株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 下記一般式(1)および一般式(2)で
    示される化合物を含むことを特徴とするセメント類の乾
    燥収縮低減剤。 RO−(AO)n−H・・・(1) (式中、Rは炭素数1〜8のアルキル基またはアルケニ
    ル基を示し、(AO)nは1〜3モルのエチレンオキサ
    イドと1〜6モルのプロピレンオキサイドとの共重合に
    より構成されたポリオキシアルキレン基を示し、nは2
    〜9の数を示す。) R′O−(EO)m−H・・・(2) (式中、R′は炭素数1〜8のアルキル基、アルケニル
    基または水素原子を示し、EOはオキシエチレン基を示
    し、mは1〜5の数を示す。)
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