JP2010228131A - Idカードおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のIDカード10は、プラスチック基材11と、プラスチック基材11の一方の面11aに設けられた印刷情報12と、を備え、プラスチック基材11の第一の端面11bに、プラスチック基材11の一部が発泡してなり、個体識別情報を示す凸部13が形成され、プラスチック基材11の第二の端面11cに、プラスチック基材11の一部が発泡してなり、個体識別情報を示す凸部14が形成されたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
また、特定のカードを長端縁の側面から識別できるようにするために、カード基材における上下長端縁の側面のうち、少なくともどちらか一方に着色部を設けたカードが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、カードの製造記録を表示するロット番号を、カードの表面および裏面の利用に際して妨げとならないように、カードの側面にバーコードからなるマーキングを施した非接触データキャリアカードが開示されている(例えば、特許文献3参照)。
また、IDカードの端面に認証番号の印刷を施す方法は、印刷面積が小さいため、認証番号を判別し難く、印刷の耐久性が低いという問題があった。さらに、既設の印刷を取り除いた後、印刷により容易に認証番号を偽造できるという問題があった。
なお、この形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
図1は、本発明のIDカードの一実施形態を示す概略斜視図である。図2は、本発明のIDカードにおける凸部を示す模式図である。
この実施形態のIDカード10は、プラスチック基材11と、プラスチック基材11の一方の面11aに設けられた印刷情報12と、プラスチック基材11の第一の端面11bに設けられた凸部13(13A,13B,13C,13D,13E)と、プラスチック基材11の第二の端面11cに設けられた凸部14(14A,14B,14C,14D,14E,14F,14G,14H)とから概略構成されている。
凸部13,14が示す個体識別情報としては、IDカード10の製造番号(通し番号)、製造年月日、製造会社名などを表す文字や記号からなる情報、図形からなる情報などが挙げられる。
この凸部13では、多数の微小気泡15により光の乱反射が生じ、透明性が低下して白化する。その結果、凸部13は白く見える。
また、プラスチック基材11としては、上記の基材をなす樹脂に着色剤を添加して、任意の色になるように成形した着色基材を用いてもよい。
図1、図3および図4を参照して、本発明のIDカードの製造方法の一実施形態を説明する。
まず、所定のカード形状に成形されたプラスチック基材11の一方の面11aに、印刷により、印刷情報12を設ける。
不活性ガス21からなる雰囲気の圧力が5MPa未満では、プラスチック基材11の内部に不活性ガス21を十分に含浸させることができないため、後段の基材発泡工程において、プラスチック基材11を十分に発泡させることができずに、所定の凸部13,14を形成することができなくなるおそれがある。一方、不活性ガス21からなる雰囲気の圧力が30MPaを超えても、それ以上の効果が得られ難い。
レーザー光31を照射する時間が1/1000秒未満では、プラスチック基材11を十分に発泡させることができずに、所定の凸部を形成することができなくなるおそれがある。
一方、レーザー光31を照射する時間が1/100秒を超えると、プラスチック基材11の発泡が進みすぎて、形成された凸部が脆くなるおそれがある。
Claims (2)
- プラスチック基材と、該プラスチック基材の一方の面および/または他方の面に設けられた印刷情報と、を備えたIDカードであって、
前記プラスチック基材の端面の少なくとも1つに、前記プラスチック基材の少なくとも一部が発泡した発泡体からなり、個体識別情報を示す凸部が設けられたことを特徴とするIDカード。 - プラスチック基材と、該プラスチック基材の一方の面および/または他方の面に設けられた印刷情報と、を備え、前記プラスチック基材の端面の少なくとも1つに、前記プラスチック基材の少なくとも一部が発泡した発泡体からなり、個体識別情報を示す凸部が設けられたIDカードの製造方法であって、
高圧不活性ガス雰囲気中に、印刷情報が設けられたプラスチック基材を曝露して、該プラスチック基材に不活性ガスを含浸させることにより、前記プラスチック基材の内部に前記不活性ガスからなる気泡核を形成するガス含浸工程と、
前記プラスチック基材の端面の少なくとも1つに、レーザー光を照射して、前記気泡核を加熱することにより、前記プラスチック基材の端面の少なくとも1つにおいて、前記プラスチック基材の少なくとも一部を発泡させて、前記プラスチック基材の少なくとも一部が発泡してなる凸部を形成する基材発泡工程と、を有することを特徴とするIDカードの製造方法。
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JP2009075469A JP2010228131A (ja) | 2009-03-26 | 2009-03-26 | Idカードおよびその製造方法 |
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Citations (5)
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2009
- 2009-03-26 JP JP2009075469A patent/JP2010228131A/ja active Pending
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