JP4734893B2 - 偽造防止媒体、偽造防止シールおよびその読み取り方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ギフトカード、商品券等の有価証券類およびブランド商品等の認証を必要とする商品に付加することができ、複写機やスキャナによる偽造を効果的に防止することが出来るとともに安価に製造することが出来るようにした偽造防止媒体、偽造防止シールおよびそれらの読み取り方法に関するものである。
一般に、認証情報を磁気的に書き込む磁気カードやデータメモリ機能を有するICカードは、偽造あるいは認証情報が盗用されるおそれがあることより、偽造あるいは盗用を確実に回避できる認証方式およびシステムの実用化が社会的に要求されている。
下記に特許文献を記す。
特開平10−44650号公報。
従来、偽造あるいは盗用の回避を目的とした認証用タグとして、データキャリアが知られている。このデータキャリアは、使用者固有の認識情報としての認識情報部が付与されたデータキャリアであって、認識情報部を基体となる単色の熱可塑性樹脂のペレットおよびアットランダムに配列される金属粉を押出機により同時成形したものである(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このような従来のデータキャリアはアットランダムな金属粉を用いることから偽造および複製は困難であるものの、ランダム模様を構成する金属粉が直接読み取られるため、例えばコピー機による識別情報のコピー等に対し、確実に回避出来ないおそれがある。
本発明は、上述の問題点に鑑みなされたもであって、このような従来の要請に応えたものであり、特に偽造および盗用による複製を確実に回避して、信頼性および安全性を高めるとともに、より低コストに実施できる偽造防止媒体の提供を目的とする。
上記課題を達成するために、すなわち、請求項1に記載の発明は、少なくとも一種類のビーズがランダムに混入・配置された透明樹脂シートを用いた偽造防止媒体であって、前記透明樹脂シートの一方の面に反射層を設け、他方の面に透明保護層が設けられており、
前記ビーズが視認可能であり、かつ、前記ビーズには、赤外線を照射したときに赤外線を吸収する顔料が混入されていることを特徴とする偽造防止媒体である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の偽造防止媒体をイメージセンサにて、ビーズの位置をビーズの画像として読み取り、予め記録されているビーズの画像と比較を行うことによって、真偽判定をすることを特徴とする偽造防止媒体真偽判定方法である。
請求項3に記載の発明は、照射角度の異なる少なくとも2個の光源から、請求項1に記載の偽造防止媒体に交互に光を照射し、それぞれの光が照射された状態の偽造防止媒体をイメージセンサにてビーズの位置及び大きさを、ビーズの画像として読み取り、予め記録されているそれぞれの光が照射された状態のビーズ画像と比較することによって、真偽判定を行うことを特徴とする請求項2に記載の偽造防止媒体真偽判定方法である。
請求項4に記載の発明は、前記光源のいずれか1個が赤外線を照射する光源であることを特徴とする請求項3に記載の偽造防止媒体真偽判定方法である。
請求項5に記載の発明は、撮影角度の異なる少なくとも2台のイメージセンサを用いて、各イメージセンサに予め記録されているイメージセンサ画像を合成して暗号化及びコード化したものを用いて比較を行うことを特徴とする請求項3乃至4のいずれかに記載の偽造防止媒体真偽判定方法である。
本発明の偽造防止媒体および偽造防止シールは、反射基材上に透明樹脂とビーズがランダムに混合されたものを層状に設け、前記ビーズが視認できる様に形成されたもので、角度が異なる少なくとも2つの光源もしくはイメージセンサにて前記ビーズ視認部分にランダムに配置されているビーズの位置を前記イメージセンサにて立体的にとらえることができ、そのイメージセンサの画像より真偽判定を行うことができる。
また、ビーズの一部に赤外線を照射することにより、赤外線を吸収する顔料、異なる波長の赤外線を発光する顔料、又は可視光線を発光する顔料や紫外線を照射することにより、可視光を発光する顔料、又は紫外線を吸収する顔料をビーズ中に練り込みもしくは被覆し、それらのビーズを読み取ることで、より一層の偽造防止効果が期待できる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の偽造防止媒体の一実施例を示す平面図であり、図2は図1の偽造防止媒体のX−X線における断面図である。また、図3〜5は本発明の偽造防止媒体の一実施例を示す平面図である。図6は、図1〜図5の偽造防止媒体をギフトカードに付加した場合の平面図である。さらに、図7〜12は本発明の偽造防止媒体の読み取り方法を示した概略図である。また、図13は本発明の偽造防止媒体の読み取り方法および真偽判定方法を示した概略図である。
図1および図2の偽造防止媒体1は、ビーズ12と透明樹脂が混合されたものがシート状に形成されており、透明樹脂中のビーズ12の配置は、個々にランダムとなっている。前記ビーズ12と透明樹脂が混合されたシートの片面に反射層13が設けられており、その反対面に保護層11が設けられている。また、反射層13の下層に粘着層14を設けることで、偽造防止媒体1はシール構成になる。
図3における偽造防止媒体2は、図1および図2に示した偽造防止媒体1と同じ構成でかつ、ビーズ12の他に赤外線吸収顔料が練り込まれたビーズ24、赤外可視蛍光顔料が練り込まれたビーズ25、および赤外赤外蛍光が練り込まれたビーズ26がランダムに混入している。また、図4における偽造防止媒体3は、図1および図2に示した偽造防止媒体1と同じ構成でかつ、ビーズ32の他に紫外線蛍光顔料が練り込まれたビーズ37、および紫外線吸収剤が練り込まれたビーズ38がランダムに混入している。さらに図5における偽造防止媒体4は、図1および図2に示した偽造防止媒体1と同じ構成でかつ、ビーズ42の他に赤外線吸収材料が練り込まれたビーズ44、赤外可視蛍光顔料が練り込まれたビーズ45、赤外赤外蛍光顔料が練り込まれたビーズ46、紫外線蛍光顔料が練り込まれたビーズ47、および紫外線吸収剤が練り込まれたビーズ48がランダムに混入している。本発明で、赤外赤外蛍光とは、赤外線を吸収して、異なる波長の赤外線を発光することを示している。
図6は、図1〜図5の偽造防止媒体に粘着層が設けられたものをギフトカード5に添付した場合の平面図を示しており、このように本発明の偽造防止媒体はギフトカード等の有価証券類およびブランドプロテクション用のステッカーとして使用することが出来、本発明の偽造防止媒体を認証することで真偽判定を行う。
図7は、図1の偽造防止媒体1の読み取り方法を示す概略図で、偽造防止媒体1に光源(可視光)51を照射し、透明樹脂とビーズ12の層を透過しさらに反射層13により反射された画像を、イメージセンサ53にてイメージセンサ画像55を取り込む構成となっている。イメージセンサ画像55中に映し出されたビーズ画像57の位置を予め記録されている偽造防止媒体1のビーズ配置と比較して真偽判定を行う。
図8は、図7と同様に図1の偽造防止媒体1の読み取り方法を示す概略図であるが、互いの照射角度が異なる光源(可視光)61および62が設けられており、互いの光源61および62の照射時間をずらすことにより、イメージセンサ63に2種類のイメージセンサ画像65および66が取り込まれる構成となっている。これにより偽造防止媒体1のビーズ配置がより立体的に真偽判定を行うことができる。
図9は、図3の偽造防止媒体2の読み取り方法を示す概略図となっており、図8の構成と同じであるが異なる点は、光源(赤外光)72を設けた構成になっていることである。偽造防止媒体2に可視光線の光源(可視光)71の他に光源(赤外光)72を照射することにより、イメージセンサ73にて取り込まれる画像は、図7と同様のイメージセンサ画像75と赤外光を照射したことによりビーズの状態が変化しているイメージセンサ画像76を得ることが出来る。イメージセンサ画像76は、偽造防止媒体2に混入されている赤外線吸収顔料が練り込まれたビーズ24、赤外可視蛍光顔料が練り込まれたビーズ25、および赤外赤外蛍光顔料が練り込まれたビーズ26により、発光しているビーズ画像79および吸光しているビーズ画像80が観察できる。
図10は、図5の偽造防止媒体4の読み取り方法を示す概略図となっており、前記図9の構成に加えて光源(紫外光)91が設けられた構成になっている。偽造防止媒体4に赤外光の光源(赤外光)92と紫外光の光源(紫外光)91を交互に照射することにより、イメージセンサ93にて取り込まれる画像は、図8と同様に赤外光を照射したことによりビーズの状態が変化しているイメージセンサ画像96と紫外光を照射したことによりビーズの状態が変化しているイメージセンサ画像95を得ることが出来る。イメージセンサ画像96は、偽造防止媒体に混入されている赤外線吸収顔料が練り込まれたビーズ44,赤外可視蛍光顔料が練り込まれたビーズ45、および赤外赤外蛍光顔料が練り込まれたビーズ46により、発光しているビーズ画像99および吸光しているビーズ画像100が観察できる。さらに、イメージセンサ画像95は、偽造防止媒体4に混入されている紫外蛍光顔料が練り込まれたビーズ46、および紫外線吸収剤が練り込まれたビーズ48により、発光しているビーズ画像97および吸光しているビーズ画像98が観察できる。
図11は、図1の偽造防止媒体1の読み取り方法を示す概略図で、偽造防止媒体1に光源(可視光)101を照射し、透明樹脂とビーズ12の層を透過しさらに反射層13により反射された画像を、イメージセンサ103および104にてそれぞれイメージセンサ画像105および106を取り込む構成となっている。イメージセンサ画像105および106中に映し出されたビーズ画像107および108の位置を予め記録されている画像と比較して真偽判定を行う。
図12は、図11の構成と同じであるが、赤外光を照射する光源(赤外光)111を設けることにより、赤外線に反応するビーズを特徴的にとらえることができる。さらにイメージセンサ114の手前に光学フィルター121を設けることにより、偽造防止媒体4中の赤外可視蛍光顔料が練り込まれたビーズ45と赤外赤外蛍光顔料が練り込まれたビーズ46を判別できるようになる。具体的には光学フィルター121は可視光域をカットするフィルターとなっており、赤外赤外蛍光顔料が練り込まれたビーズ46のみがイメージセンサ画像において発光しているビーズ画像となり得える。
図13は、図11の偽造防止媒体1の真偽判定方法の1実施例を示す概略図で、偽造防
止媒体4に向けて光源(可視光)101を表面から照射し、反射層13にて反射された画像を互いに撮影角度の異なるイメージセンサ103および104にイメージセンサ画像105および106を取り込む。真偽判定はデータ処理部131で行い、イメージセンサ画像105および106を合成132して暗号かおよびコード化133を行い、データベース134に予め記録されているコードと一致するかどうか真偽判定135を行い、一致した場合次の処理136を行い、一致しない場合排除137を行う。
偽造防止媒体1、2、3、4に使用されている透明樹脂はビーズと異なる屈折率を持つものであれば特に限定するものではないが、例えば、塩酢ビ系樹脂、ポリエステル系樹脂、オレフィン系樹脂等もしくはアクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等が好ましい。
保護層11は、透明樹脂とビーズの混合物をシート化したものを保護するためのもので、透明シートを接着するか、透明樹脂をコートする方法で設ける。
ビーズ12、22、32、42は、偽造防止媒体中に入れることのできる大きさのもの、すなわちカード基材の厚み以下の大きさであれば特に限定するものではなく、材質としてガラス、プラスチック等がある。
反射層13、23、43は、透明樹脂とビーズが混合された層に光を照射して反射した画像をイメージセンサにてとらえるために設けるもので、反射層によって発生したビーズの影を利用して本偽造防止媒体を立体画像として認識できる。
粘着層14は、偽造防止媒体を商品に添付するためのもので、偽造防止媒体1、2、3、4を変質させたり、冒すものでなければ、一般的な接着材料を用いることが出来る。例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル系ポリアミド、アクリル系、ブチルゴム系、天然ゴム系、シリコン系、ポリイソブチル系の粘着剤を単独、もしくはアルキルメタクリレート、ビニルエステル、アクリルニトリル、スチレン、ビニルモノマー等の凝集成分、不飽和カルボン酸、ヒドロキシ基含有モノマー、アクリルニトリル等に代表される改質成分や重合開始剤、可塑剤、硬化剤、硬化促進剤、酸化防止剤等の添加剤を必要に応じて添加したものを用いることが出来る。
赤外線吸収顔料が練り込まれたビーズ24、44は、前記ビーズ中に赤外線を吸収する顔料が練り込まれたものである。また、ビーズ表面に赤外線を吸収する顔料をコートしたものでも良い。
赤外可視蛍光顔料が練り込まれたビーズ25、45は、前記ビーズ中にある赤外レーザー光を照射すると可視光領域に発光する顔料が練り込まれたものである。前記同様、ビーズ表面に前記赤外可視蛍光顔料をコートした形でも良い。
赤外赤外蛍光顔料が練り込まれたビーズ26、46は、前記ビーズ中にある赤外レーザー光を照射すると照射した赤外波長よりも長波長側で発光する顔料が練り込まれたものである。前記同様、ビーズ表面に前記赤外赤外蛍光顔料をコートした形でも良い。
紫外蛍光顔料が練り込まれたビーズ37、47は、前記ビーズ中に紫外光を照射すると可視光領域に発光する顔料が練り込まれたものである。前期同様、ビーズ表面に前記紫外形光顔料をコートした形でも良い。
紫外線吸収剤が練り込まれたビーズ38、48は、前記ビーズ中に紫外光を吸収する材料が練り込まれたものである。前記同様、ビーズ表面に前記紫外線吸収剤をコートした形でも良い。
本発明を、具体的な実施例を挙げて詳細に説明する。
直径が0.05〜0.25mmのガラスビーズを透明エポキシ樹脂に混合したものを厚さ0.3mmのシート状に形成し、このシートの片面にアルミを真空蒸着法にて厚み0.08μm設け、さらに粘着層を20μm塗工し、所定の大きさに断裁して偽造防止媒体を得た。本偽造防止媒体を商品券に添付して、認証機能が付加された商品券とした。
上記商品券をスキャナーで読み込み、偽造商品券を作製を作製したが、図13に示す読み取り装置にて判定を行ったところ、真券と一致しないため、偽造品と判定された。
直径が0.05〜0.25mmのガラスビーズ、赤外線吸収顔料が練り込まれたビーズ、赤外可視蛍光顔料が練り込まれたビーズ、および赤外赤外蛍光顔料が練り込まれたビーズを透明エポキシ樹脂に混合したものを厚さ0.3mmのシート状に形成し、このシートの片面にアルミを真空蒸着法にて厚み0.08μm設け、さらに粘着層を20μm塗工し、さらに認識番号をインクジェットにより印字し、所定の大きさに断裁して偽造防止シールを得た。本シールを商品に添付することで認証機能を有するブランドプロテクションステッカーとした。
上記ブランドプロテクションステッカーをスキャナーで読み込み、偽造品を作製したが、図8に示す読み取り装置にて判定を行ったところ、認識番号と記録しているビーズ画像が一致しないため、偽造品と判定された。
本発明の偽造防止媒体の一実施例を示す平面図である。 図1の偽造防止媒体(シール)のX−X線における断面図である。 本発明の偽造防止媒体(シール)の一実施例を示す平面図である。 本発明の偽造防止媒体(シール)の一実施例を示す平面図である。 本発明の偽造防止媒体(シール)の一実施例を示す平面図である。 図1〜図5の偽造防止シールをギフトカードに付加した場合の平面図である。 図1の偽造防止媒体の読み取り方法を示す概略図である。 図1の偽造防止媒体の読み取り方法を示す概略図である。 図3の偽造防止媒体の読み取り方法を示す概略図である。 図5の偽造防止媒体の読み取り方法を示す概略図である。 図1の偽造防止媒体の読み取り方法を示す概略図である。 図5の偽造防止媒体の読み取り方法を示す概略図である。 図1の偽造防止媒体の真偽判定方法を示す概略図である。
符号の説明
1、2、3、4・・・偽造防止媒体
5・・・ギフトカード
11・・・保護層
12、22、32、42・・・ビーズ
13、23、43・・・反射層
14・・・粘着層
24、44・・・赤外線吸収顔料が練り込まれたビーズ
25、45・・・赤外可視蛍光顔料が練り込まれたビーズ
26、46・・・赤外赤外蛍光顔料が練り込まれたビーズ
37、47・・・紫外蛍光顔料が練り込まれたビーズ
38、48・・・紫外線吸収剤が練り込まれたビーズ
51、61、62、71、101・・・光源(可視光)
72、92、111・・・光源(赤外光)
91・・・光源(紫外光)
53、63、73、93、103、104、113、114・・・イメージセンサ
55、65、66、75、76、95、96、105、106、115、116・・・イメージセンサ画像
57、67、68、77、78、107、108・・・ビーズ画像
79、97、99、118、120・・・発光しているビーズ画像
80、98、100、117、11・・・吸光しているビーズ画像
121・・・光学フィルター
131・・・データ処理部

Claims (5)

  1. 少なくとも一種類のビーズがランダムに混入・配置された透明樹脂シートを用いた偽造防
    止媒体であって、
    前記透明樹脂シートの一方の面に反射層を設け、
    他方の面に透明保護層が設けられており、
    前記ビーズが視認可能であり、
    かつ、前記ビーズには、赤外線を照射したときに赤外線を吸収する顔料が混入されていることを特徴とする偽造防止媒体。
  2. 請求項1に記載の偽造防止媒体をイメージセンサにて、ビーズの位置をビーズの画像として読み取り、予め記録されているビーズの画像と比較を行うことによって、真偽判定をすることを特徴とする偽造防止媒体真偽判定方法。
  3. 照射角度の異なる少なくとも2個の光源から、請求項1に記載の偽造防止媒体に交互に光を照射し、それぞれの光が照射された状態の偽造防止媒体をイメージセンサにてビーズの位置及び大きさを、ビーズの画像として読み取り、予め記録されているそれぞれの光が照射された状態のビーズ画像と比較することによって、真偽判定を行うことを特徴とする請求項2に記載の偽造防止媒体真偽判定方法。
  4. 前記光源のいずれか1個が赤外線を照射する光源であることを特徴とする請求項3に記載の偽造防止媒体真偽判定方法。
  5. 撮影角度の異なる少なくとも2台のイメージセンサを用いて、各イメージセンサに予め記録されているイメージセンサ画像を合成して暗号化及びコード化したものを用いて比較を行うことを特徴とする請求項3乃至4のいずれかに記載の偽造防止媒体真偽判定方法。
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