JP2010226881A - 分電盤のブレーカ取外装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 住宅用分電盤において、破損しにくく、安価な構成で、分岐ブレーカを幹線バーから簡単に取り外す。
【解決手段】 上下2列に配置された分岐ブレーカ4の間にブロック12を介装し、幹線バー6に取り付ける。ブロック12に、分岐ブレーカ4と相対する可撓部17と、ドライバーDが挿入される挿入孔18とを形成する。可撓部17にブレーカ4を押圧する押圧面17aを設け、押圧面17aの反対側に係合部19を形成する。係合部19は挿入孔18の内側にドライバーDと係合するカム面19aを備える。ドライバーDを挿入孔18に押し込み、カム面19aを介して可撓部17をブロック12の外側に変形させ、押圧面17aでブレーカ4を幹線バー6から押し出す。
【選択図】 図2

Description

本発明は、分電盤の幹線バーからブレーカを取り外す装置に関する。
従来、幹線バーにプラグイン方式の分岐ブレーカを配列した住宅用分電盤が知られている。例えば、特許文献1、2には、複数の分岐ブレーカを幹線バーの上下に2列配置し、各列の間にブレーカ取外装置を設けた分電盤が記載されている。
従来のブレーカ取外装置51は、図7に示すように、支持部材52に操作部材53を軸着し、操作部材53の係止部54でブレーカ55の突起56を係止し、操作部材53を回動し、その押出部57でブレーカ55の接点58を幹線バー59から押し出すように構成されている。
特開2004−147375号公報 特開2004−147376号公報
ところが、従来のブレーカ取外装置51によると、操作部材53の回動によりブレーカ55を取り外しているので、次のような問題点があった。
(a)操作部材53の係止部54、押出部57、軸部60が早期に破損しやすい。
(b)幅狭のブレーカ55を複数配列した場合に、操作部材53の間隔が狭くなり、これを回動しにくくなる。
(c)ブレーカ55と同数の操作部材53が必要になり、部品点数および組付工数が増え、取外装置51の製作コストが高くつく。
上記問題点に鑑み、本発明の目的は、破損しにくく、操作が簡単で、安価に製作できるブレーカ取外装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は次のような手段を提供する。
(1)分電盤の幹線バーに接続されたブレーカの近傍にブロックを設置し、このブロックに、ブレーカと相対する可撓部と、操作部材が挿入される挿入孔と、操作部材に係合して可撓部をブロックの外側に変形させる係合部とを形成し、可撓部の変形によりブレーカを幹線バーから押し出すことを特徴とするブレーカ取外装置。
(2)挿入孔が幹線バーの板厚方向に形成され、係合部が挿入孔の内側に操作部材と係合するカム面を備えたブレーカ取外装置。
(3)可撓部がブレーカを押圧する押圧面を含み、係合部が押圧面と反対側の可撓部に形成されているブレーカ取外装置。
(4)ブロックが幹線バーの両側縁に接続されたブレーカの間において幹線バーに取り付けられているブレーカ取外装置。
(5)ブロックに可撓部、挿入孔および係合部がブレーカと同じ数だけ設けられているブレーカ取外装置。
本発明のブレーカ取外装置によれば、ブロックの可撓部をドライバー等の操作部材で変形させ、ブレーカを簡単に取り外すことができるうえ、軸着部をなくして破損を防止できるとともに、装置全体を一つのブロックで安価に製作できるという効果がある。
本発明の一実施形態を示す住宅用分電盤の正面図である。 この分電盤のブレーカ取外装置を示す図1のA−A線部分断面図である。 ブレーカ取外装置の外観を示す斜視図である。 ブレーカ取外装置の作用を示す断面図である。 本発明の変更例を示すブレーカ取外装置の断面図である。 本発明の別の変更例を示すブレーカ取外装置の断面図である。 従来のブレーカ取外装置を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、この住宅用分電盤1は、ケース2の内部に一つの主幹ブレーカ3と、複数のプラグイン方式の分岐ブレーカ4とを装備している。主幹ブレーカ3は3本の接続バー5で同数枚の幹線バー6に接続され、幹線バー6の上下両側縁に分岐ブレーカ4が2列に配置されている。
分岐ブレーカ4は、一次側端部が幹線バー6の側縁部に着脱自在に接続され、二次側端部がネジ7でベースパネル8に取り付けられている。そして、上下の分岐ブレーカ4の間にブレーカ取外装置11が装着され、ネジ7を外した状態で、ドライバー等の操作部材を用いて所要の分岐ブレーカ4を幹線バー6から取り外すようになっている。
図2に示すように、分岐ブレーカ4の一次側端面4aには端子溝9が形成され、端子溝9に幹線バー6に接続される接点10が設けられている。ブレーカ取外装置11は合成樹脂やゴム等の可撓性絶縁材料からなるブロック12を備え、ブロック12が上段の幹線バー6の手前側において、上下の分岐ブレーカ4の相対向する一次側端面4a間に介装されている。このため、ブロック12を一次側端子の防塵カバーとしても機能させることができる。
図3(a)に示すように、ブロック12は幹線バー6の延長方向に長い直方体形に成形され、ブロック12の幅方向中央に複数の底付穴13が設けられている。ブロック12の下面には、底付穴13と同軸に突起14が形成され、底付穴13に挿入したドライバーD(図2参照)で突起14を幹線バー6の取付穴15に圧入することで、ブロック12が幹線バー6に取り付けられる。
図2、図3(b)に示すように、ブロック12の上下両側には、分岐ブレーカ4の一次側端面4aに相対する可撓部17と、ドライバーDが挿入される挿入孔18と、ドライバーDに係合して可撓部17をブロック12の外側に変形させる係合部19とがブレーカ4と同じ数だけ形成されている。挿入孔18は幹線バー6の板厚方向に形成され、上下の挿入孔18の間に案内壁20が設けられている。
可撓部17はブロック12に一体形成され、隣接する可撓部17がブロック12のスリット16で相互に分離されている。可撓部17の基端はブロック12の肩部12aに接続され、可撓部17の先端側に分岐ブレーカ4の一次側端面4aを押圧する押圧面(湾曲面)17aがブロック12の外面に含まれるように形成されている。
係合部19は、押圧面17aと反対側の可撓部17に一体的に設けられ、挿入孔18の内側にドライバーDと係合するカム面19aを備えている。カム面19aは、幹線バー6に接近するほど挿入孔18の内側に迫り出す斜状に形成され、ドライバーDの押圧力を受けて、可撓部17をブレーカ4側へ弾性的に変形させるようになっている。なお、カム面19aの形状は、図示例の段付傾斜面に限定されず、連続傾斜面や湾曲面など適宜に変更することができる。
上記構成のブレーカ取外装置11において、分岐ブレーカ4を取り外す場合には、まず、オペレータは取り外したいブレーカ4のネジ7(図1参照)を外し、二次側端部をベースパネル8から取り外す。次に、図4(a)に示すように、そのブレーカ4の一次側端部と対応する位置の挿入孔18にドライバーDを差し込み、案内壁20に沿って幹線バー6側に押し込む。
すると、図4(b)に示すように、ドライバーDの先端部がカム面19aに係合し、可撓部17がブロック12の外側に変形する。そして、押圧面17aが一次側端面4aを押圧し、ブレーカ4を幹線バー6から外側へ押し出す。この状態で、オペレータはブレーカ4を分電盤1から取り外し、ドライバーDを挿入孔18から抜き取ると、可撓部17が自身の弾性で原位置に復帰する。
したがって、オペレータはドライバーDを用いた簡単な操作で、分岐ブレーカ4を幹線バー6から取り外すことができる。可撓部17は、ブロック12に一体形成されているので、繰り返し変形させた場合でも、破損するおそれが少なく、ブレーカ取外装置11の寿命が向上する。また、全体が一つのブロック12で構成されているため、特に2列のブレーカ配置において、部品点数および組付工数を減らし、取外装置11を安価に製作できる利点もある。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下に例示するように、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の構成や形状を適宜に変更して実施することも可能である。
(イ)可撓部17を変形させる操作部材は、ドライバーDに限定されず、これに類似する形状の工具やその他の部材を使用できる。
(ロ)また、専用の操作部材をブロック12に常設しておくことも可能である。例えば、図5に示すように、ブロック12にボタン21を挿入孔18の内側で昇降可能に支持し、ボタン21の操作により可撓部17を変形させることができる。
(ハ)挿入孔18の形状は、円形に限定されず、四角形、多角形、長円形など、任意に変更できる。
(ニ)また、2列のブレーカ配置において、一つの挿入孔を共用することも可能である。例えば、図6に示すように、相対向する2つのブレーカ4に共通する挿入孔22を設け、取り外したい方のブレーカ4のみネジ7(図1参照)を外し、適宜形状の操作部材23を挿入孔22に押し込み、一方の可撓部17のみを変形させることができる。
(ホ)係合部19の形成部位は、可撓部17に限定されず、案内壁20やブロック12の底部など、操作部材に係合可能な任意の部位に変更できる。
(ヘ)ブロック12の取付場所は、幹線バー6に限定されず、ベースプレート8またはブレーカ4の近傍部品など、分電盤1の固定部位に設置することも可能である。
(ト)ブレーカ取外装置11は、2列のブレーカ配置に限定されず、片側1列のブレーカ配置に適用することもでき、複数のブレーカが分散配置された分電盤に装備することも可能である。
1 住宅用分電盤
4 分岐ブレーカ
6 幹線バー
11 ブレーカ取外装置
12 ブロック
17 可撓部
17a 押圧面
18 挿入孔
19 係合部
19a カム面
D ドライバー

Claims (5)

  1. 分電盤の幹線バーに接続されたブレーカの近傍にブロックを設置し、ブロックに、ブレーカと相対する可撓部と、操作部材が挿入される挿入孔と、操作部材に係合して可撓部をブロックの外側に変形させる係合部とを形成し、可撓部の変形によりブレーカを幹線バーから取り外すことを特徴とするブレーカ取外装置。
  2. 前記挿入孔が幹線バーの板厚方向に形成され、前記係合部が挿入孔の内側に操作部材と係合するカム面を備えた請求項1記載のブレーカ取外装置。
  3. 前記可撓部がブレーカを押圧する押圧面を備え、前記係合部が押圧面と反対側の可撓部に形成されている請求項1または2記載のブレーカ取外装置。
  4. 前記ブロックが幹線バーの両側縁に接続されたブレーカの間において幹線バーに取り付けられている請求項1〜3の何れか一項に記載のブレーカ取外装置。
  5. 前記ブロックに可撓部、挿入孔および係合部がブレーカと同じ数だけ設けられている請求項4記載のブレーカ取外装置。
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