JP2013230013A - 回路遮断器の取外構造 - Google Patents

回路遮断器の取外構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2013230013A
JP2013230013A JP2012100695A JP2012100695A JP2013230013A JP 2013230013 A JP2013230013 A JP 2013230013A JP 2012100695 A JP2012100695 A JP 2012100695A JP 2012100695 A JP2012100695 A JP 2012100695A JP 2013230013 A JP2013230013 A JP 2013230013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit breaker
bus
bus bar
branch circuit
front side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012100695A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6142423B2 (ja
Inventor
Takashi Baba
隆 馬場
Kuniaki Shinada
邦明 品田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tempearl Industrial Co Ltd
Original Assignee
Tempearl Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tempearl Industrial Co Ltd filed Critical Tempearl Industrial Co Ltd
Priority to JP2012100695A priority Critical patent/JP6142423B2/ja
Publication of JP2013230013A publication Critical patent/JP2013230013A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6142423B2 publication Critical patent/JP6142423B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Abstract

【課題】母線から回路遮断器を取り外す操作が、工具を用いずに正面側から押圧するだけで簡単に行え、構造が簡単で取外し対象の回路遮断器を容易に識別ができる回路遮断器の取外構造を提供すること。
【解決手段】住宅用分電盤の母線カバー2に、長手方向に延設される基部210と、基部から両短手方向に偏った位置で回路遮断器ごとに設けられた取外操作片21を設け、取外操作片21は母線カバー2と略同一面内に一体に形成されて、基部から遠い側において前記長手方向を回動軸とする軸部で軸支されるとともに、基部210から近い側に正面側から手指で押圧可能な押圧部211と、押圧部211の裏面側に回路遮断器の押出突出片212を備える。押圧したときに押出突出片が回路遮断器に当接して摺動することにより、母線から回路遮断器が押し出されて電源側端子の差し込み接続が解除される。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路遮断器を分電盤の母線から取外す構造に係る。特に、前記母線とプラグイン方式で差し込み接続される分岐回路遮断器を、前記母線と電気的に接続された状態から工具を用いずに容易に取り外すための構造に係る。
分電盤は、キャビネットの内部に、主開閉器、該主開閉器の二次側に接続される母線、該母線と各々接続される分岐回路遮断器などの回路遮断器を組み込み、電路の引込口装置として用いる。住宅等における住宅用分電盤においては、主開閉器の二次側に分岐回路遮断器が複数並設され、交流50Hz又は60Hzの単相2線式電路(100V)、もしくは単相3線式電路(100/200V)が印加されるものが一般的である。
近年、住宅用分電盤においては、母線にプラグインタイプの分岐回路遮断器を接続して構成されたものが増加している。このような分電盤にあっては、キャビネット内部に配設される取付板に設けられた母線に対して、取付板上に載置したプラグインタイプの分岐回路遮断器を母線の方向に向かってスライド移動させていくと、母線がプラグイン端子金具に差し込まれて接続状態になる一方、母線から遠ざかる方向に分岐回路遮断器を引き抜くように移動させていくと、母線がプラグイン端子金具から抜かれて取外状態となる。
分電盤内に並設配置された分岐回路遮断器を母線から取外す場合には、分岐回路遮断器を手で母線から遠ざかる方向に、前記接続状態における母線へのプラグイン端子金具の差込力に抗して引き抜く操作を行なう必要があるが、母線がプラグイン端子金具に差し込まれた状態から引き抜く操作を簡単に行なう装置として特許文献1乃至特許文献3に開示されたものがある。
特許文献1に開示された分電盤の幹線バーからブレーカを取り外す装置は、
特許文献2、3に開示された、支持部材(52)に操作部材(53)を軸着し、操作部材(53)の係止部(54)でブレーカ(55)の突起(56)を係止し、操作部材(53)を回動し、その押出部(57)でブレーカ(55)の接点(58)を幹線バー(59)から押出すような構成に対して、次のような、操作部材53の係止部54、押出部57、軸部60が早期に破損しやすいこと、幅狭のブレーカ55を複数配列した場合に、操作部材53の間隔が狭くなり、これを回動しにくくなること、ブレーカ55と同数の操作部材53が必要になり、部品点数および組付工数が増え、取外装置51の製作コストが高くつくこと、という課題に鑑みてなされた発明である。特許文献1に開示された、分電盤の幹線バーからブレーカを取外す装置においては、合成樹脂やゴム等の可撓性絶縁材料から構成されているので、破損しにくい等の効果が期待できる。
特開2010−226881号公報 特開2004−147375号公報 特開2004−147376号公報
このブレーカを取外す装置は、ブロック(特許文献1の12)に形成された挿入孔(18)の内部奥側に操作部材Dを押し込んでいくと、挿入孔(18)の奥側に形成された係合部(19)に操作部材Dが係合し、可撓部(17)をブロックの外側に変形させる構造故に、操作部材Dは挿入孔(18)の一部を形成している案内壁(20)に沿って押し込まれるとともに、可撓部(17)は操作部材Dの太さに応じて外側に押し出されることによりブレーカに作用するものである。
このため、操作部材Dはブレーカ4を幹線バー6から押し出せる程度の太さが要求され、作業者が使用に適した操作部材Dとしてのドライバーを持ち合わせていない場合には取り外し作業が難しくなることが予想される。また、作業に用いるドライバーの太さが異なると挿入量に対する可撓部(17)の外側への変形量が一義的でなくなり、また、挿入孔に対して細いドライバーを用いると案内壁20の側にドライバーを寝せてこじるような操作が必要となり操作が煩雑になる。また、可撓部(17)が上下の分岐ブレーカの相対向する一次側端面4a間に介装されており、該可撓部(17)が外側に変形する動きが視覚的に確認しづらいことから作業者の操作感が低下する可能性がある。また、ドライバーDの先端部分の形状に合わせて、挿入孔(18)奥の係合部の形状が決められているため、ブロック(12)の挿入方向に対する長さが必要となり、母線から正面側の方向の大きさが大きくなる。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、母線から回路遮断器を取り外す操作が、工具を用いずに正面側から押圧するだけで簡単に行え、なおかつ構造が簡単で、取外し対象の回路遮断器を容易に識別することができる回路遮断器の取外構造を提供することを目的とする。
本発明に係る回路遮断器の取外構造は、上述の課題を解決すべく構成されたもので、請求項1記載の回路遮断器の取外構造は、母線の両端長手方向に形成されて、該母線の正面側及び前記母線の両端長手方向に対して短手の幅方向から電源側端子が差し込み接続される回路遮断器の正面側の一部を覆う薄板状の母線カバーにおいて、該母線カバーには、前記短手の幅方向中央部に前記長手方向に延設される基部と、該基部から両短手方向に偏った位置で前記回路遮断器ごとに夫々の回路遮断器の電源側端子部の正面側において設けられた取外操作片が備えられ、前記取外操作片は、母線カバーと略同一面内に一体に形成されて、短手の幅方向において、前記基部から遠い側に前記長手方向を回動軸とする軸部によって軸支されるとともに、基部から近い側に正面側から手指で押圧可能な程度に凹部を設けた押圧部と、該押圧部の裏面側に母線から離れる方向に先細り形状となった押出突出片を備え、該押圧部を押圧したときに該取外操作片が底面側に撓んで、前記押出突出片が前記器体の電源側端子部の縁部に当接して摺動することにより、母線から回路遮断器が押し出され、回路遮断器の電源側端子の差し込み接続が解除されることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、
前記基部を中心にして夫々回路遮断器の方向に偏った位置に取外操作片を配置するから、並設された回路遮断器の中から、取り外す対象となる回路遮断器が確実に認識できて、正面側に手指で押圧可能な程度に凹部を設けるから手指で押圧することで工具を用いず操作でき、基部から遠い側に前記長手方向を回動軸とする軸部を設け、基部から近い側に正面側からの押圧部を設けるから、正面側からの押圧による押下移動量並びに押出量が大きく確保でき、前記取外操作片は母線カバーと略同一面内に一体に形成されるから構造を簡単に設けることができる回路遮断器の取付構造を提供することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1において、基部には、母線への取付固定部と、正面側からの押圧に抗する脚部を設けて構成するものである。
請求項2記載の発明によれば、母線への取付固定部と、正面側からの押圧に抗する脚部を設けたから、正面からの押圧に対して母線カバー自体の不要な撓みを防止することができ、確実な取外し操作を行なうことができる。
請求項3記載の発明は、請求項2において、前記脚部は前記短手の幅方向に突条形成され、前記母線を絶縁支持する母線支持部材に幅方向において係合することにより、前記取外操作片を押圧操作して回路遮断器を押し出す時の反力を受け止める構成とするものである。
請求項3記載の発明によれば、脚部を前記短手の幅方向に突条形成して母線支持部材に幅方向において係合させるから、押出突出片と回路遮断器との摺動時に母線カバーが、前記短手方向に撓んで押出量が相対的に減少することが防止でき、確実な取外し操作を行なうことができる。
請求項4記載の発明は、請求項3において、前記凹部は、取外操作片の正面方向に突出形成した柱状リブの表面に形成されるものである。
請求項4記載の発明によれば、作業者は、回路遮断器を取外す際に、押圧する場所が的確に把握でき、押圧力を効率よく前記押出突出片に伝え、確実な取外し操作を行なうことができる。
請求項5記載の発明は、請求項4において、前記凹部の表面に、回路遮断器の識別番号を一体形成により記載したものである。
請求項5記載の発明によれば、作業者は、取外し対象となる回路遮断器の回路位置をまさにその押圧する場所において、他の回路遮断器と視覚的に識別して手早く把握でき、取外し操作対象となる回路遮断器と、取外し対象とならない回路遮断器との不要な誤りを防止できるから作業効率を向上させることができる。
以上の如く、本発明によれば、母線から回路遮断器を取り外す操作が、工具を用いずに正面側から押圧するだけで簡単に行え、なおかつ構造が簡単で、取外し対象の回路遮断器を容易に識別することができる回路遮断器の取外構造を提供することができる。
第1の実施形態を示す住宅用分電盤における内器ユニット正面図を示す。 同実施形態に係る内器ユニットに分岐回路遮断器を取付ける時の斜視図を示す。 内器ユニットに分岐回路遮断器を取付ける時の要部拡大図を示す。 内器ユニットに分岐回路遮断器を取り付けた時の斜視図を示す。 取外操作片近傍の要部断面斜視図を示す。 内器ユニットの要部断面側面図を示す。 母線カバー単体における斜視図を示す。 母線カバー単体における識別番号を記載した場合の斜視図を示す。 多回路における母線カバー単体における斜視図を示す。 従来例における回路遮断器を示す。 従来例における回路遮断器を示す。
次に本発明の実施形態を図1乃至図9を用いて詳細に説明する。
この回路遮断器の取外構造は、住宅用分電盤のキャビネット内部に取付固定される取付板、該取付板に設けられる母線固定台、該母線固定台に取り付けられる各極の母線、母線に接続される分岐回路遮断器1、及び母線の正面側に配設されて母線と外部との絶縁を図る母線カバー2などが一体のものとなった内器ユニット100の該母線カバー2に設けられたものである。
以降、分岐回路遮断器の外郭を構成する器体の母線に近い側を電源端子側とし、母線から離れる側を負荷端子側とし、前記器体に設けられた操作部の側を正面側とし、前記母線が設けられた取付板への取付面側を底面側とし、これら分岐回路遮断器が並設される方向を器体の幅方向として説明を行なう。また、母線の両端長手方向は、前記分岐回路遮断器の器体の幅方向と一致するものとし、母線の短手方向は、分岐回路遮断器の器体の長手方向、即ち電源端子−負荷端子間側の方向と一致するものとする。
(内器ユニットの説明)
内器ユニット100は、キャビネットに取り付けられる取付板として、下部取付板4と該下部取付板4に載置され正面側に内部機器を取り付ける上部取付板3とを備え、これら取付板により内器ユニットの基部が構成される。
前記下部取付板4は金属板を折り曲げ形成することにより構成され、前記上部取付板3は樹脂成型により構成されている。下部取付板4と上部取付板3との取り付けは、下部取付板4に設けた取付孔部に、上部取付板において該取付孔部と対応した位置に設けられた突出部が嵌合することにより行われる。
前記上部取付板3には、その中央部に母線の両端長手方向、即ち分岐回路遮断器1の並設方向に母線固定台41が立設され、該母線固定台41によって各極の母線(5a,5b,5c)が該母線の両端長手方向に亘って夫々絶縁を保った状態で保持される。また、上部取付板3には、並設される分岐回路遮断器1を載置するための載置部42が形成される。載置部42は、分岐回路遮断器1の電源側−負荷側の方向において、該分岐回路遮断器1の幅方向の大きさと略同程度に突設形成され該幅方向の振れを防止するガイド部43と、該ガイド部43の中央部分において母線から遠ざかる方向に開放突設され分岐回路遮断器1の底面側に設けられた凹部と係合して取付面側−正面側の浮き上がりを防止する引掛部44とが形成される。
上部取付板3における母線の両端長手方向には、母線を挟んで両側に分岐回路遮断器1が並設載置される。前記母線からは前記並設載置された分岐回路遮断器1の夫々に向けて電源を供給するための分岐線(5a1,5b1,5c1,・・・)が分岐回路遮断器1の載置位置に突出形成され、載置部42に載置された分岐回路遮断器が該分岐線に接続されることにより、分岐回路遮断器に電源が供給される。
(分岐回路遮断器の説明)
載置部42に載置される分岐回路遮断器1は、その外郭を構成する器体の長手方向を電源端子側−負荷端子側とするもので、電源側には母線と接続されるプラグイン端子金具を複数備え、負荷側には負荷回路からの電線が接続される速結端子金具を備える。電源側端子と負荷側端子の間には接点開閉機構を介して電路が形成される。該接点開閉機構は分岐回路遮断器の器体の外部から開閉機構に連動した操作部13を操作することによって接点を開閉操作できるともに、電路に流れる異常電流を検出した場合には、バイメタルなどの熱動素子や電磁引き外し素子が作用することにより、自動で接点を開状態にするものである。
分岐回路遮断器1の負荷端子側には、分岐回路遮断器1が母線から外れる方向に移動することを防止するために下部取付板4と係合するロックレバー16が設けられている。該ロックレバー16は、分岐回路遮断器1の器体内部において正面側−底面側の方向に摺動可能に設けられ、該器体の底面側に先端部分が突出する状態と突出しない状態とを選択的にとり得るよう指掛部161を持って操作できる。また、突出する状態と突出しない状態との夫々の状態を安定的に保持できるよう、夫々の位置において、分岐回路遮断器の器体とロックレバーが係合する係合部を設けている。内器ユニットに分岐回路遮断器を取付けた場合、ロックレバー16が底面側から突出し、下部取付板4の折り曲げ端部と係合することによって、分岐回路遮断器1が母線から遠ざかる方向に移動することが規制される。
分岐回路遮断器1の電源側には2つのプラグイン端子11(11a,11b)が設けられており、各極の母線(5a,5b,5c)のうち、何れか2つの母線と接続されることにより所定の電圧値の電源が供給される。上部取付板3から立設した母線固定台41に保持された各極の母線(5a,5b,5c)には、該母線から分岐回路遮断器の側に延出した分岐線(図3の5a1,5b1,5c1)が設けられており、前記底面側から正面側の方向にかけて、上部取付板3に近い側に一つの分岐線5c1が配置され、該母線5c1よりも正面側において二つの母線5a1及び5b1が同じ高さで分岐回路遮断器の幅方向に配置される。
分岐回路遮断器1は、これら分岐線のうち、5c1を共通として、5c1及び5b1、若しくは5c1及び5a1と接続されることにより電源が供給される。具体的には、図3において、5a1及び5c1が第一及び第二の電圧極(L1,L2)、5b1が中性極(N)として母線を配設しており、分岐回路遮断器1が分岐線5a1及び5c1と接続される場合は200Vの電圧が供給され、分岐回路遮断器1が5b1及び5c1と接続される場合は100Vが供給される。
(母線カバーの説明)
母線固定台41の正面側には、前記母線及び分岐回路遮断器1の電源端子側の一部を覆う母線カバー2が配設される。該母線カバー2は、略平板状に形成された樹脂製のカバーであり、キャビネット前面側から充電部である母線への直接的な接触を防止する絶縁手段として使用されるとともに、母線に接続された分岐回路遮断器を、絶縁を保って取外しやすくする分岐回路遮断器の取外し手段として使用される。
母線カバー2は、前記母線の両端長手方向に沿って薄板状に形成されている。母線固定台41への固定は、母線カバー2の裏面側に設けられた母線への取付固定部217を支えとして行われる。該取付固定部217には、ねじを貫通させる孔が形成されており、母線上に設けられたねじ孔に固定ねじ23によってねじ止めされることによって固定される。また、固定された状態において、固定ねじを外したときに母線カバーが一度に外れ落ちてしまわないように、母線カバー2の端部において、母線固定台41側に設けられた複数のフック411と母線カバー2に設けられた前記フックとの係合孔22とを係合させて、母線固定台42と母線カバー2とを係合保持させている。母線固定台41と母線カバー2とのフック411による係合のみを取り外して母線カバー2の下部に位置する端子ねじにアクセスしてもよい。
(回路遮断器の取外構造について)
母線カバー2には、前記母線の短手の幅方向中央部において母線の両端長手方向に延設される基部210と、該基部210から両短手方向に偏った位置で回路遮断器の電源側端子部の正面側において前記回路遮断器ごとに設けられる取外操作片21が一体形成される。該取外操作片は、短手の幅方向において、前記基部210から遠い側に前記長手方向を回転軸とする軸部214によって軸支されて、母線カバー2の基部210と略平行な状態に略同一面内に形成される。取外操作片21は、この同一面内に形成された初期状態から、正面側から底面側に向けて押圧されることにより、前記軸部214を回動中心として底面側に回動変位する。
また、前記取外操作片21は、母線カバー2の短手の幅方向において、前記軸部214よりも前記基部210に近い側において、正面側から押圧するときの操作部を示すための押圧部211を形成している。該押圧部211は、取外操作片の正面方向に突出形成した柱状リブにより形成され、該中将立設部の正面側には、手指で押圧しやすいように凹みが設けられている。該凹みは、奥側に進むにつれて徐々に先細りとなるドーム状に凹み形成されており、手指を添えやすく操作感を向上している。該押圧部211の裏面側には母線から離れる方向に連続的に先細り状となった押出突出片212を備えている。
この押出突出片212は、前記取外操作片21の押圧部が正面側から押圧された場合に、取外操作片21とともに底面側に変位していく。即ち、押出突出片212は、前記軸部214を回動中心として底面側に変位し始め、初期状態から徐々に母線から遠ざかる方向に変位していく。したがって、押出操作片212を正面側から押圧していくと、母線に接続された分岐回路遮断器1の器体の電源端子部の縁部に当接して摺動しながら変位していき、分岐回路遮断器を母線から遠ざかる方向に押し出す作用を奏する。
取外操作片21は、正面側から見て基部に近づくにつれて先細りとなる略三角形状に形成されているが、半円状や四角形状に形成してもよい。
母線カバー2は、薄板形状に形成されているが、正面側から押圧したときの撓みや破損に対しては次のような対策を施している。母線カバー2の裏面側には、前記取付固定部217と略面一に、脚部213を前記母線の短手の方向において突条形成している。前記母線の短手方向の長さと、前記脚部213の母線の短手方向の長さとは略同一の長さに形成しており、前記取付固定台41の母線を収容する部分に嵌まり込む。
前記取付固定部217及び前記脚部213とが母線上に位置することにより、正面側からの押圧に対して抗することができ不要な撓みを軽減することができる。また、前記脚部213が母線固定台41の縁部に母線の短手方向に係合することにより、取外操作片を正面から押圧して分岐回路遮断器1を押し出す操作を行なうときの反力を受け止める構成とし、該母線の短手方向への撓みを軽減することができる。
(押圧部の凹部について)
前記凹部が設けられている押圧部は、その突出した柱状リブが所定の間隔を保って配置されているので、何番目の回路の回路遮断器を取り外すのかを視覚的に追っていったり、実際に指で触れながら数える場合にも至極都合がよい。
また、並設配置される取外操作片21は,夫々取外対象となる回路遮断器の側に互い違いにずらせて配置している。即ち、基部210を中心として夫々取外対象となる回路遮断器の側に母線の幅方向に偏って配置している。このため、多数並設配置された回路遮断器のうち、取外装置によってどの回路遮断器を取外対象としているのかを作業者が明確に把握することができ、高所、暗所で作業する場合においても、操作対象外の分岐回路遮断器を誤って操作するおそれが低減する。
(回路遮断器の識別番号について)
母線カバー2の、前記取外操作片21が設けられた場所ごとに設けられた前記柱状リブの正面側の凹部には、取外し対象となる分岐回路遮断器を識別するための識別番号215が記載されている。識別番号は、数字により、前記内器ユニット100に接続可能な分岐回路遮断器の数だけ、1から順に記載している。これらの識別番号は、分電盤における負荷回路番号と一致させて記載してもよい。これによって、例えば、施工回路の電圧を変更するときに、変更対象となる回路番号を設計図等と素早く照合させることができ、作業の効率化と作業の正確性を増加させることができる。本実施形態においては、識別番号215を凹部の形成時に記載することができるよう、柱状リブと一体に形成している。なお、識別番号は、前記凹部に記載するほか、前記母線カバー2の短手の方向の端部に夫々記載してもよく、正面側から臨んで、母線に接続される分岐回路遮断器に略近接するよう記載してもよい。
更に、前記取外操作片21によって取外対象となる回路遮断器と、取外対象とならない回路遮断器とを区別する目的で、前記識別番号の種類を変えて記載してもよい。分電盤の内器ユニット100には、該内器ユニット100に接続される一次送り回路や予備回路が設けられることが多いが、これらのうち、前記取外操作片21によって取外対象とならない回路遮断器については、識別番号を前記数字に代えて、アルファベットにて記載して区別している。分電盤の取り付け場所によっては、高所、暗所で作業する必要があるが、このような場合に、一次送り回路や予備回路を通常の回路と容易に識別する補助的手段として用いることができる。
図9には、多回路の分電盤に使用される母線カバー2を示している。多回路になると、取外対象となる分岐回路遮断器を特定することがやや困難になるが、識別番号215が母線カバー2の夫々の柱状リブに対応して記載されて分岐回路遮断器と対応して記載されていることにより、取外対象となる分岐回路遮断器を簡単に特定することができる。
(分岐回路遮断器の取付について)
回路遮断器の取外構造を操作するにあたり、まず、内器ユニット100に分岐回路遮断器1を取付ける場合について説明を行なう。まず、図2、図3において、分岐回路遮断器1のロックレバー16を分岐回路遮断器の底面側から突出しない状態にしておき、分岐回路遮断器1を上部取付板3のガイド部43の間に載置する。この状態である程度分岐回路遮断器の幅方向の振れが抑制される。
続いて前記ガイド部43に沿って分岐回路遮断器を母線の方向にスライドさせていくと、上部取付板3の引掛部44が分岐回路遮断器の底面側に設けられた被引掛部16と係合していき、分岐回路遮断器の底面側−正面側方向の動きが抑制される。さらにスライドさせていくと、電源側のプラグイン端子11a,11bが母線の分岐線5a1,5b1に差し込まれていき、母線とプラグイン端子との電気的な接続が完了する。
そして、ロックレバー16の指掛部161を正面側から上部取付板の方向、即ち底面側の方向に押圧して、ロックレバーの係合部を底面側から突出させると、下側取付板の折曲部とロックレバーとが係合し、分岐回路遮断器が母線から外れる方向への移動が規制される。これで分岐回路遮断器を内器ユニット100に取付ける作業が完了する。(図4)
(分岐回路遮断器の取外しについて)
次に、回路遮断器の取外構造を操作して、分岐回路遮断器1を内器ユニット100から取外す場合について説明を行なう。まず、ロックレバー16の指掛部161をもって正面側に引き上げ、ロックレバー16と下部取付板4との係合を解除する。ロックレバー16と下部取付板4との係合を解除した場合、分岐回路遮断器1が母線から遠ざかる方向に移動する規制が解除される。この状態においては、プラグイン端子11が母線を挟み込む力によって、分岐回路遮断器1が母線から遠ざかる方向への規制が保たれている。
続いて、前記取外操作片21の操作部211を正面側から底面側に押圧する。押圧力が母線カバー2と一体形成された取外操作部21の軸部の撓み力に勝った場合、取外操作片21は底面側方向に徐々に弾性的変化し始め、前記押圧部211の裏面側に形成された押出突出片212が分岐回路遮断器1の電源側端子部の縁部に当接する。
この状態からさらに押圧部211を押圧していくと、前記押出突出部212が分岐回路遮断器1を母線から取り外す方向に押圧し、前記プラグイン端子11が母線を挟み込む力に抗して、ついには分岐回路遮断器1を母線から遠ざかる方向に変位し始める。そして、分岐回路遮断器1の変位が、母線の分岐線(5c1,5a1)とプラグイン端子(11a,11b)との差し込み量を超えたときに、母線の分岐線(5c1,5a1)へのプラグイン端子(11a,11b)との差し込みが解除され、母線と分岐回路遮断器との電気的な接続が解除される。
この状態においては、もはや分岐回路遮断器1が母線から遠ざかる方向への規制は行なわれず、幅方向がガイド部43により規制されているだけとなり、分岐回路遮断器1を手などで軽く母線から遠ざかる方向に引き抜くことにより分岐回路遮断器1は内器ユニットから取外される。
前記押出突出片212における先細りの形状は、押圧部211部を押圧して取外操作片21が変形したときに、押出突出片212の前記母線カバーの短手方向の変位量が、前記分岐回路遮断器1におけるプラグイン端子の母線の分岐線への差込量よりも大きくなるよう構成するとよい。また、押圧量と押出量とが一致して良好な操作感が得られるように、本実施形態においては、正面側から底面側への変位量と、母線から分岐回路遮断器が遠ざかる方向の変位量とが約1対1になるよう、母線の短手方向からみた先細り形状の仰角が略45度となるよう角度を持たせて構成している。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、母線カバー2の撓みを軽減させる目的で、該母線カバーの短手方向の端部にリブを回路遮断器の側に立設して構成するとよい。図5に示したように、弾性片21で構成された取外装置の周囲に周縁リブを立設して構成するとよい。母線カバー2は分岐回路遮断器の電源側端子部の正面側を覆うものであるが、母線カバーと電源側端子部との間の余裕分程度の高さに設けることで、母線カバーの長手方向における撓み強度を向上させることができ、また、母線カバーと回路遮断器との間に不要物が入り込むおそれを低減させることができる。
また、前記母線カバー2に分岐回路遮断器に供給される電圧測定機能を持たせて構成してもよい。
測定者は、電圧測定を行なう場合、電圧測定器具により測定を行なう。電圧測定器具は電圧計などを用いるが、通常は測定端子(テストリード)を備えている。該テストリードを分岐回路遮断器が接続される極(L1極とL2極、又はL1局1とN極)に接続することにより分岐回路遮断器に供給される電圧を測定することができる。
分岐回路遮断器1のプラグイン端子11bは、母線の分岐線のうち、5b1(L2極)又は5c1(N極)と選択的に接続され、プラグイン端子11aは、母線の分岐線5a1と接続されるから、これらプラグイン端子間の電圧を測定することにより分岐回路遮断器に供給される電圧の測定を行なうことができる。
テストリードを接続するための一方の極に通ずる測定部として、前記取外装置の母線から離れる方向において、一の分岐回路遮断器に対応する孔部252が2つ形成される。該孔部252は、分岐回路遮断器1の電源端子側のプラグイン端子11bの正面側に位置するよう設けており、正面側から測定端子(テストリード)をプラグイン端子部に挿入して電気的に接触できる程度の孔径として構成している。
この2つ形成された孔部は、分岐回路遮断器1が選択的に接続される母線の分岐線(5b1,5c1)に対応して、接続される分岐線の側の孔部にのみ正面側からテストリードをプラグイン端子に挿通し得るように構成している。
テストリードを接続するための他方の極に通ずる測定部としては、母線の両端長手方向における母線の片側に並設された分岐回路遮断器は共通の母線に接続されることから、これらの分岐回路遮断器に共通の測定端子を母線の長手方向の延出元付近に設けるとよい。この共通の測定端子は、図1における、母線カバー2に形成される253で示した共通電圧測定端子挿入孔の底面側に設けている。
これらの孔部252と共通電圧測定端子挿入孔253とは、母線の両端長手方向において基部210を中心として対称に形成されている。測定者が電圧測定を行なう場合には、母線の両端長手方向において片側の分岐回路遮断器について、共通電圧測定端子挿入孔253aに一方のテストリードを差し込み共通電圧測定端子にテストリードを接触させた状態で、他方のテストリードを夫々の分岐回路遮断器におけるプラグイン端子11bが位置する側の孔部252aに差し込み該プラグイン端子11bに接触させて、該当する分岐回路遮断器に供給される電圧を測定する。
さらに、孔部252の母線から離れる方向には、分岐回路遮断器1における電圧表示(100V又は200V)が正面側から視認できるよう、分岐回路遮断器の幅方向に亘って電圧表示確認孔26が設けられている。図には、夫々の分岐回路遮断器に供給される電圧が記載されているが、分岐回路遮断器1の実際の使用時には、前記プラグイン端子の配置位置に合わせていずれかの電圧表示のみ(100V又は200V)が正面側から視認可能となる構成となっているので、前記母線カバー2の電圧表示確認孔から視認できる電圧表示は一方の電圧表示だけとなる。
電圧測定時においては、前記電圧表示確認孔26からは、供給されるべき電圧の値が表示されているから、その電圧の値と電圧測定器具によって測定された電圧の値とを比較することにより、分岐回路遮断器の接続状態が適切かどうかが簡単に把握することができる。
このように、母線カバー2に、回路遮断器の取外構造に加えて、電圧測定機能と電圧表示機能を併せ持たせることで、電気安全的により優れた母線カバーを備えた分電盤を提供することが可能となる。
100 内器ユニット
1 分岐回路遮断器
11 電源側プラグイン端子
12 負荷側端子
13 操作ハンドル
14 底面側
16 ロックレバー
17 分岐回路遮断器の電源側端子部の器体縁部
2 母線カバー
21 取外操作片
210 基部
211 押圧部
212 押出突出片
213 脚部
214 軸部
215 識別番号
216 識別番号
217 取付固定部
22 孔部
23 固定ねじ
252 電圧測定孔
253 共通電圧測定端子挿入孔
3 下部取付板
4 上部取付板
411 フック
41 母線固定台
42 載置部
43 ガイド部
44 引掛部

Claims (5)

  1. 母線の両端長手方向に形成されて、該母線の正面側及び前記母線の両端長手方向に対して短手の幅方向から電源側端子が差し込み接続される回路遮断器の正面側の一部を覆う薄板状の母線カバーにおいて、
    該母線カバーには、前記短手の幅方向中央部に前記長手方向に延設される基部と、
    該基部から両短手方向に偏った位置で前記回路遮断器ごとに夫々の回路遮断器の電源側端子部の正面側において設けられた取外操作片が備えられ、
    前記取外操作片は、母線カバーと略同一面内に一体に形成されて、
    短手の幅方向において、前記基部から遠い側に前記長手方向を回動軸とする軸部によって軸支されるとともに、
    基部から近い側に正面側から手指で押圧可能な程度に凹部を設けた押圧部と、
    該押圧部の裏面側に母線から離れる方向に先細り形状となった押出突出片を備え、
    該押圧部を押圧したときに該取外操作片が底面側に撓んで、
    前記押出突出片が前記器体の電源側端子部の縁部に当接して摺動することにより、母線から回路遮断器が押し出され、回路遮断器の電源側端子の差し込み接続が解除されることを特徴とする回路遮断器の取外構造。
  2. 基部には、母線への取付固定部と、正面側からの押圧に抗する脚部を設けて構成したことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器の取外構造。
  3. 前記脚部は前記短手の幅方向に突条形成され、
    前記母線を絶縁支持する母線支持部材に幅方向において係合することにより、
    前記取外操作片を押圧操作して回路遮断器を押し出す時の反力を受け止める構成としたことを特徴とする請求項2記載の回路遮断器の取外構造。
  4. 前記凹部は、取外操作片の正面方向に突出形成した柱状リブの表面に形成されることを特徴とする請求項3記載の回路遮断器の取外構造。
  5. 前記凹部の表面には、回路遮断器の識別番号を一体形成により記載したことを特徴とする請求項4記載の回路遮断器の取外構造。

JP2012100695A 2012-04-26 2012-04-26 回路遮断器の取外構造 Active JP6142423B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012100695A JP6142423B2 (ja) 2012-04-26 2012-04-26 回路遮断器の取外構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012100695A JP6142423B2 (ja) 2012-04-26 2012-04-26 回路遮断器の取外構造

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017013721A Division JP6270190B2 (ja) 2017-01-27 2017-01-27 回路遮断器の取外構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013230013A true JP2013230013A (ja) 2013-11-07
JP6142423B2 JP6142423B2 (ja) 2017-06-07

Family

ID=49677140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012100695A Active JP6142423B2 (ja) 2012-04-26 2012-04-26 回路遮断器の取外構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6142423B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001136611A (ja) * 1999-08-26 2001-05-18 Matsushita Electric Works Ltd 分電盤
JP2001268728A (ja) * 2000-03-15 2001-09-28 Kawamura Electric Inc 分電盤の負荷名称表示部
JP2004147375A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Matsushita Electric Works Ltd 分電盤
JP2004147376A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Matsushita Electric Works Ltd 分電盤
JP2010226881A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Kawamura Electric Inc 分電盤のブレーカ取外装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001136611A (ja) * 1999-08-26 2001-05-18 Matsushita Electric Works Ltd 分電盤
JP2001268728A (ja) * 2000-03-15 2001-09-28 Kawamura Electric Inc 分電盤の負荷名称表示部
JP2004147375A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Matsushita Electric Works Ltd 分電盤
JP2004147376A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Matsushita Electric Works Ltd 分電盤
JP2010226881A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Kawamura Electric Inc 分電盤のブレーカ取外装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6142423B2 (ja) 2017-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2621028A1 (en) Receptacle and plug
JP4766884B2 (ja) 電力量計アダプタ装置
JP7178581B2 (ja) 送り端子カバー及び分電盤
JP4831508B2 (ja) 据え置き端子台および無停電計器取替工事方法ならびに送停解工事方法
JP6270188B2 (ja) 回路遮断器の取外構造
EP3090472B1 (en) Electrical circuit breaker assembly
KR200388334Y1 (ko) 차단기가 구비된 전력량계
JP6142422B2 (ja) 回路遮断器の取外構造
JP6270190B2 (ja) 回路遮断器の取外構造
JP6270189B2 (ja) 回路遮断器の取外構造
JP6142423B2 (ja) 回路遮断器の取外構造
US20150270695A1 (en) Electrical distribution boards
JP6112533B2 (ja) 回路遮断器の取外構造
PL198853B1 (pl) Rozdzielnica energetyczna do zasilania elektrycznych urządzeń odbiorczych
JP6037427B2 (ja) 回路遮断器の取外構造
US20080268722A1 (en) Screw terminal and service device
JP5116720B2 (ja) 電気機器及びその端子装置
JP5356907B2 (ja) 据置型分離端子
CN209913074U (zh) 接线夹
CN104507347A (zh) 导通/断开检测型堵片断流开关
CN112103148A (zh) 单极断路器
JP6392426B1 (ja) 電力量計
JP4587946B2 (ja) チェックターミナル、チェックターミナルの取り付け構造、及びチェックターミナルの取り付け方法
JP5250789B2 (ja) 2極回路遮断器
JP6349220B2 (ja) 分電盤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160315

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170127

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6142423

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250