JP2010225764A - 荷電粒子線露光用マスク及び荷電粒子線露光用マスクの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】微細なマスクパターンの形成を阻害することなく、露光時の蓄熱に起因したメンブレンの熱たわみ及び位置ずれを解消することを可能とする荷電粒子線露光用マスク及び荷電粒子線露光用マスクの製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の荷電粒子線露光用マスクは、第1のウエハ4と、第1のウエハ4に接合されている第2のウエハ1と、を具備している。第2のウエハ1は、表側に転写用マスクパターン14が形成されている。第1のウエハ4は、表側にマスクパターン44が形成され、当該マスクパターン44の開口部45が前記転写用マスクパターン14の開口部15と対向され、かつ、当該マスクパターン44の開口部45の寸法が前記転写用マスクパターン14の開口部15の寸法より大きい。
【選択図】図7
【解決手段】本発明の荷電粒子線露光用マスクは、第1のウエハ4と、第1のウエハ4に接合されている第2のウエハ1と、を具備している。第2のウエハ1は、表側に転写用マスクパターン14が形成されている。第1のウエハ4は、表側にマスクパターン44が形成され、当該マスクパターン44の開口部45が前記転写用マスクパターン14の開口部15と対向され、かつ、当該マスクパターン44の開口部45の寸法が前記転写用マスクパターン14の開口部15の寸法より大きい。
【選択図】図7
Description
本発明は、半導体装置の製造工程で被露光対象へのマスクパターンの転写に用いられる荷電粒子線露光用マスク及び荷電粒子線露光用マスクの製造方法に関する。
荷電粒子線露光用マスクは、その基材としてウエハ又はSOI(Silicon On Insulator)基板等が用いられる。その表面には数μm又は1μm以下の微小な回路やホールなど種々のマスクパターンが、メンブレンと呼ばれる極薄に形成された所定の領域内に多数の開口部(貫通孔)として形成される。
メンブレンと呼ばれる所定の領域は、その基材が極薄になるまで裏側から深くエッチングを行って形成されるが、その裏側にはメンブレンの物理的強度を保つための梁を残した構造となっている。
メンブレンには、上記のように微小な回路の多数のマスクパターンやホール等が開口部(貫通孔)として形成されているため、露光工程においてはそれらの貫通したマスクパターンやホールを荷電粒子線が通過することで、被露光対象であるレジストを塗布したウエハ上に、回路やホールやビア等のマスクパターンが、縮小露光又は等倍露光される(特許文献1参照)。
従来の技術による荷電粒子線露光用マスクを半導体製造の露光工程で使用すると、荷電粒子の大きな運動エネルギーはマスクの遮蔽部に衝突した際に熱エネルギーに変化する。荷電粒子線露光用マスクのメンブレンは薄膜構造のため熱容量が少なく、電子線露光の条件によってはその熱が蓄積し、熱たわみの要因となっている。
荷電粒子線露光用マスクの熱たわみは、露光工程において回路マスクパターンが設計通りの位置に転写されない、又は、設計通りのマスクパターン形状が得られないという半導体製造における致命的な問題を生じる要因となる。
上記のような熱に因る荷電粒子線露光用マスクへの悪影響を避ける方策として、メンブ
レンの熱伝導を上げるために、密な梁構造を荷電粒子線露光用マスクの裏側に設ける、又は熱容量を増加させるため梁構造の幅や厚さ等の寸法増す、といった対策を採ることなども考えられる。
レンの熱伝導を上げるために、密な梁構造を荷電粒子線露光用マスクの裏側に設ける、又は熱容量を増加させるため梁構造の幅や厚さ等の寸法増す、といった対策を採ることなども考えられる。
ところが、梁構造を密に設けたり増強したりすると、所望する半導体回路マスクパターンを梁構造が頻繁に遮ることとなり、本来の微細な半導体回路のマスクパターンの位置や形状を著しく損うことになってしまうという問題がある。
メンブレンの部分の厚さを増すことで、荷電粒子線露光用マスクの実質的主要部であるメンブレンの熱容量が増加するため、蓄積した熱による温度上昇を一定以下に抑えるようにする、ということは可能であるようにも考えられる。
しかし、そのようにメンブレンを厚くすると、その厚いメンブレンを貫通するように
形成される微細な回路やホール等のマスクパターンの、いわゆるアスペクト比が極めて高
いものとなってしまい、その荷電粒子線露光用マスク自体の微細なマスクパターンの形成が困難、又は、不可能になるという、致命的な問題がある。
形成される微細な回路やホール等のマスクパターンの、いわゆるアスペクト比が極めて高
いものとなってしまい、その荷電粒子線露光用マスク自体の微細なマスクパターンの形成が困難、又は、不可能になるという、致命的な問題がある。
本発明の目的は、微細なマスクパターンの形成を阻害することなく、露光時の蓄熱に起因したメンブレンの熱たわみ及び位置ずれを解消することを可能とする荷電粒子線露光用マスク及び荷電粒子線露光用マスクの製造方法を提供することにある。
請求項1の発明に係る荷電粒子線露光用マスクは、第1のウエハと、前記第1のウエハに接合されている第2のウエハと、を具備し、前記第2のウエハは、表側に転写用マスクパターンが形成され、前記第1ウエハは、表側にマスクパターンが形成され、当該マスクパターンの開口部が前記転写用マスクパターンの開口部と対向され、かつ、当該マスクパターンの開口部の寸法が前記転写用マスクパターンの開口部の寸法より大きいことを特徴とする。
請求項2の発明に係る荷電粒子線露光用マスクは、請求項1の発明において、前記第2のウエハの活性層の厚さは100nm以上100μm以下であり、かつ、前記第1のウエハの活性層の厚さは1μm以上100μm以下であることを特徴とする。
請求項3の発明に係る荷電粒子線露光用マスクは、請求項1及び請求項2のいずれかの発明において、前記第1のウエハの表側に形成されるマスクパターンの開口部の大きさは、前記第2のウエハの表側の前記転写用マスクパターンの開口部の密集度合により任意に変化されていることを特徴とする。
請求項4の発明に係る荷電粒子線露光用マスクの製造方法は、第1のウエハを用意する工程と、第2のウエハを用意する工程と、前記第1のウエハと前記第2のウエハとを接合する工程と、前記第2のウエハの表側に転写用マスクパターンを形成する工程と、前記第1ウエハの表側に開口部が前記転写用マスクパターンの開口部と対向され、かつ、前記転写用マスクパターンの開口部の寸法より大きい開口部を有するマスクパターンを形成する工程とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、上側のウエハの表側と下側のウエハの表側とを、当該両ウエハのマスクパターン同士がほぼ合致するように接合し2層構造とすることで、微細なマスクパターンを有しながらもメンブレン部分が厚い、従来よりも機械的強度及び熱容量が増大したメンブレン構造を得ることができる。このため、本発明によれば、微細なマスクパターンの形成を阻害することなく、露光時の蓄熱に起因したメンブレンの熱たわみ及び位置ずれを解消することを可能とする。
図1は、本発明の一実施の形態に係る荷電粒子線露光用マスクの下側に用いられる第2のウエハの全体の表側の略平面図である。図2は、本発明の一実施の形態に係る荷電粒子線露光用マスクの転写用マスクパターンを詳細に示す略平面図である。
図1及び図2に示すように、第2のウエハ1が用意される。この第2のウエハ1は、本発明の荷電粒子線露光用マスクの下側に用いられるものである(図4参照)。第2のウエハ1は、基板11、中間酸化膜12及び活性層13を具備している(図4参照)。第2のウエハ1の中間部には、中間酸化膜12が形成されている。第2のウエハ1の表面部には、活性層13が形成されている。第2のウエハ1は、活性層13の厚さaが極薄なSOI基板が用いられ、その表面に荷電粒子線が透過するための転写用マスクパターン14が形成される。
活性層の厚さaは、荷電粒子線の充分な遮蔽性能が得られるように数100nm以上であり、メンブレンの強度の弱い数10μm以下であることが望ましい。具体的には、活性層の厚さaは、100nm以上100μm以下程度の範囲であることが望ましい。
転写用マスクパターン14は、複数の開口部(貫通孔)15を有している。転写用マスクパターン14は、荷電粒子線が透過するためのものである。
活性層の厚さaは、荷電粒子線の充分な遮蔽性能が得られるように数100nm以上であり、メンブレンの強度の弱い数10μm以下であることが望ましい。具体的には、活性層の厚さaは、100nm以上100μm以下程度の範囲であることが望ましい。
転写用マスクパターン14は、複数の開口部(貫通孔)15を有している。転写用マスクパターン14は、荷電粒子線が透過するためのものである。
転写用マスクパターン14を形成する際のマスクパターンデータとしては、一般的な荷電粒子線による露光工程でウエハの上に転写される際に用いられるようなマスクパターンデータをそのまま用いれば良い。また、接合用のアライメントマーク3も、マスクパターンデータに付加しておく。
これらマスクパターン14及びアライメントマーク3の加工工程では、一般的な半導体製造で用いられるSi基板のリソグラフィ技術及び反応性イオンエッチング(RIE)等の異方性エッチングが利用されれば良い。
第2のウエハ1は、SOI基板である。第2のウエハ1の中間部には、中間酸化膜12 が形成されている。中間酸化膜12は、Siに比べてエッチング耐性が非常に大きいため、エッチングの際のストッパーとして利用することができる。これにより必要以上に掘り込みが進んでしまわないようにする。
また、第2のウエハ1で用いるSOI基板の活性層13は、極薄なものを使用しているため、微細な転写用マスクパターン14であっても、そのエッチングは容易に行うことが可能である。
図3は、本発明の一実施の形態に係る荷電粒子線露光用マスクの上側の第1のウエハのマスクパターンを詳細に示す略平面図である。図3に示すように、本発明の荷電粒子線露光用マスクの上側に用いられる第1のウエハ4が用意される(図4参照)。
第1のウエハ4は、基板41、中間酸化膜42及び活性層43を具備している(図4参照)。第1のウエハ4の中間部には、中間酸化膜42が形成されている。第1のウエハ4の表面部には、活性層43が形成されている。第1のウエハ4は、活性層43の厚さbが極薄なSOI基板が用いられ、その表面に荷電粒子線が透過するためのマスクパターン44が形成される。
活性層の厚さbは、メンブレンとして充分な強度が得られるように数μm以上であり、エッチングを容易に行うことが出来るように数10μm以下であることが望ましい。具体的には、活性層の厚さbは、1μm以上100μm以下程度の範囲にあることが望ましい。
活性層の厚さbは、メンブレンとして充分な強度が得られるように数μm以上であり、エッチングを容易に行うことが出来るように数10μm以下であることが望ましい。具体的には、活性層の厚さbは、1μm以上100μm以下程度の範囲にあることが望ましい。
マスクパターン44は、複数の開口部(貫通孔)45を有している。マスクパターン44は、荷電粒子線が透過するためのものである。マスクパターン44の開口部45は、転写用マスクパターン14の開口部15と対向され、かつ、当該マスクパターン44の開口部45の寸法が転写用マスクパターン14の開口部15の寸法より大きいように形成されている。
なお、第1のウエハ4の表側に形成されるマスクパターン44の開口部45の大きさは、第2のウエハ1の表側の転写用マスクパターン14の開口部15の密集度合により任意に変化されていてもよい。
マスクパターン44を形成する際のマスクパターンデータとしては、転写用マスクパターン14のマスクパターンデータを左右反転させ、かつ、転写用マスクパターン14のマスクパターンデータの寸法cに対しdだけ大きくなるよう寸法変換を施しておく。このとき接合用のアライメントマークもマスクパターンデータに付加しておく。
上述の荷電粒子線露光用の転写用マスクパターン14のマスクパターンデータとしては、具体的にはGDS−II等で代表されるようなストリーム形式のデータを使用することが可能である。また、転写用マスクパターン14のマスクパターンデータを左右反転させ、かつ、寸法変換を行うためにCAD等の変換機能を利用することが可能である。
図4、図5、図6及び図7は、本発明の一実施の形態に係る荷電粒子線露光用マスクの製造方法の工程を説明するための略断面図である。図4に示すように、第1のウエハ4と第2のウエハ1とが用意される。第2のウエハ1は、基板11、中間酸化膜12及び活性層13を具備している。活性層13には、転写用マスクパターン14が形成される。第1のウエハ4は、基板41、中間酸化膜42及び活性層43を具備している。活性層43には、マスクパターン44が形成される。
第1のウエハ4と第2のウエハ1とは、活性層13、43がある表面部が接合される。第1のウエハ2と第2のウエハ1の接合については、一般的な真空チャンバを有したプラズマエッチング等により等方的に基板の表面処理が可能な接合装置等を用いる。真空チャンバ内にて、活性ガスを導入し、接合する第1のウエハ4と第2のウエハ1の表面に対して汚染除去を行い、Si原子を露出させる。その活性ガスとしては、例えば。酸素プラズマ等を用いることが可能である。
第1のウエハ4と第2のウエハ1の接合工程としては、第2のウエハ1の接合面に酸化物やその他の不純物等を取り除かれたSi原子が露出しており、これに対してもう一方の第のウエハ4の接合面にも同様にSi原子が露出しているため、それらの表面を密着させることでSi原子同士が共有結合し、バルク状のSiとほぼ同等の接合強度を確保することができる。
第1のウエハ4と第2のウエハ1の接合においては、表面の転写用マスクパターン14及びマスクパターン44同士を正確に重ね合わせる必要がある。一般にSi基板は赤外光に対して透明であるため、赤外光を透過照明として利用した赤外線顕微鏡等を用いることで、第1のウエハ4と第2のウエハ1のアライメントマークを検出して機械的に重ね合せれば、表面の転写用マスクパターン14及びマスクパターン44の中心位置を合致させることができる。
上述の第1のウエハ4と第2のウエハ1の重ね合わせにおいては、下側の第1のウエハ1の転写用マスクパターン14の開口部14の寸法c対し、上側の第1のウエハ4のマスクパターン44の開口部はdだけ寸法が大きいため(図4参照)、マスクパターン14、44の中心は必ずしも完全に一致させる必要はなく、一定量のズレが許容される。
第1のウエハ4と第2のウエハ1の接合後は、図5に示すように第1のウエハ4の裏側全面のエッチング又は研磨を行う。第1のウエハ4はSOI基板であるため、エッチングを行った場合には中間酸化膜42でエッチングが停止される。また、第1のウエハ4の裏側部の研磨を行った場合には、形成したマスクパターン44が露出した状態となる。
次に図6に示すように、第1のウエハ4の裏側部を所定のメンブレン形状となるようにレジストを用いたリソグラフィを施し、中間酸化膜42に達するまでエッチングが行なわれる。
第1のウエハ4と第2のウエハ1のそれぞれの裏側部の加工が完了した後、フッ酸処理を行い不要な中間酸化膜12、42を除去することで、図7に示すような荷電粒子線露光用マスクが得られる。
図8は、本発明の一実施の形態に係る荷電粒子線露光用マスクのマスクパターンを示す略平面図である。図9は、本発明の一実施の形態に係る荷電粒子線露光用マスクの他のマスクパターンを示す略平面図である。図8及び図9は、完成した荷電粒子線露光用マスクを上側から観察した略平面図である。メンブレン部分に形成された上側の第1のウエハ4におけるマスクパターン44の開口部45の寸法は、下側の第2のウエハ1における転写用マスクパターン14の開口部15の寸法cに対しdだけ寸法が大になるようにデータを変換しているため、下側の第2のウエハ1の転写用マスクパターン14の微細な開口部15の外側に、より大きなマスクパターン44の開口部25が形成されている。
図10は、本発明の一実施の形態に係る荷電粒子線露光用マスクの他のマスクパターンを示す略平面図である。図11は、本発明の一実施の形態に係る荷電粒子線露光用マスクの他のマスクパターンを示す略平面図である。図10及び図11は、完成した荷電粒子線露光用マスクの下側のマスクパターンが密集している部分を上側から観察した略平面図である。
メンブレン部分に形成された上側の第1のウエハ4におけるマスクパターン44の開口部44の寸法は、下側の第2のウエハ1における転写用マスクパターン14の開口部15が密集している密集部の開口部15の寸法eに対しfだけ寸法が大になるようにマスクパターンデータを変換してあるため、下側の第2のウエハ1の転写用マスクパターン14の微細な開口部15の密集部よりも外側に、比較的大開口なマスクパターン44の開口部45が形成されている。
なお、本発明の一実施の形態において、第1のウエハ4と第2のウエハ1とは、上下反対に配置されてもよい。
本発明の一実施の形態によれば、第1のウエハ4においてはメンブレンの部分を厚くし、メンブレンの強度が向上しているため、メンブレンの裏側に梁が無いため微細なマスクパターンの形成が阻害されず、また、露光時の蓄熱に起因するメンブレンの熱たわみや位置ずれ等の発生が抑止又は解消された、いわゆる、一括メンブレンとよばれるタイプの荷電粒子線露光用マスクを作製することができる。結果として、本発明の一実施の形態によれば、荷電粒子線露光用マスクの信頼性の向上、そして半導体装置のさらなる高密度化、高精度化、高スループット化に寄与することができる。
また、半導体デバイスのさらなる微細化が進んでおり、例えば、露光工程においてはより微細なマスクパターンの形成が可能な荷電粒子線を使った露光装置(システム)が用いられており、本発明の荷電粒子線露光用マスクは、そのような露光装置で使用される。
1 第2のウエハ
11 基板
12 中間酸化膜
13 活性層
14 転写用マスクパターン
15 開口部
4 第1のウエハ
41 基板
42 中間酸化膜
43 活性層
44 マスクパターン
45 開口部
11 基板
12 中間酸化膜
13 活性層
14 転写用マスクパターン
15 開口部
4 第1のウエハ
41 基板
42 中間酸化膜
43 活性層
44 マスクパターン
45 開口部
Claims (4)
- 第1のウエハと、
前記第1のウエハに接合されている第2のウエハと、を具備し、
前記第2のウエハは、表側に転写用マスクパターンが形成され、
前記第1のウエハは、表側にマスクパターンが形成され、当該マスクパターンの開口部が前記転写用マスクパターンの開口部と対向され、かつ、当該マスクパターンの開口部の寸法が前記転写用マスクパターンの開口部の寸法より大きいことを特徴とする荷電粒子線露光用マスク。 - 前記第2のウエハの活性層の厚さは100nm以上100μm以下であり、かつ、
前記第1のウエハの活性層の厚さは1μm以上100μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の荷電粒子線露光用マスク。 - 前記第1のウエハの表側に形成されるマスクパターンの開口部の大きさは、前記第2のウエハの表側の前記転写用マスクパターンの開口部の密集度合により任意に変化されていることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれかに記載の荷電粒子線露光用マスク。
- 第1のウエハを用意する工程と、
第2のウエハを用意する工程と、
前記第1のウエハと前記第2のウエハとを接合する工程と、
前記第2のウエハの表側に転写用マスクパターンを形成する工程と、
前記第1ウエハの表側に開口部が前記転写用マスクパターンの開口部と対向され、かつ、前記転写用マスクパターンの開口部の寸法より大きい開口部を有するマスクパターンを形成する工程と、
を具備することを特徴とする荷電粒子線露光用マスクの製造方法。
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JP2009070178A JP2010225764A (ja) | 2009-03-23 | 2009-03-23 | 荷電粒子線露光用マスク及び荷電粒子線露光用マスクの製造方法 |
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