JP2010224937A - 現金自動取引装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が口座の残高値を確認するとき以外、後方から他の人に覗かれても口座残高値を見えなくして、犯罪の誘発を防止することができるようにした現金自動取引装置を得る。
【解決手段】現金自動取引装置を使用して現金の引出しを行う場合、図示のような取引画面が表示される。顧客は、テンキー24を含むキー25〜28を用いて取引金額表示エリア22に引出し金額を入力することにより、現金引出しの取引を行う。取引の開始時にセンタシステムから送信されてくる口座残高値をマスク状態で表示して、他の人から見えないようにしておき、顧客が「残高確認」キー31を押したとき、このキーが押されている間だけ、あるいは、一定の時間だけ口座残高値を口座残高値表示エリア23に表示する。そして、カメラ画像を判定して後方に人がいることを識別した場合、口座残高値をマスクし、口座残高値表示エリアを点滅表示させ、顧客に注意を促す。
【選択図】図4

Description

本発明は、現金自動取引装置に係り、特に、取引の操作時に残高の確認を行うことが可能な銀行等の金融機関で使用する現金自動取引装置に関する。
従来技術による現金自動取引装置は、通常、顧客操作部に表示された取引項目を顧客が操作して選択した取引を行うように構成されている。このような現金自動取引装置は、例えば、現金の引出し処理が選択されてから取引が終了するまでの間、「残高確認」キーが常時操作可能とされていて、現金引出しの取引途中でも、「残高確認」キーを押下すると銀行口座の残高値照会が可能であり、また、引出し金額を入力した後に、「残高確認」キーが押下されたときには、取引前の口座残高値と取引後の口座残高値とを表示するように構成されている。
また、顧客の後方を撮像するカメラを備え、カメラにより撮像した画像を顧客操作部に表示し、後方から覗かれていることをカメラ画像から認識した場合に、警告画面を表示することにより利用者に注意を促すことができるようにした現金自動取引装置も知られている。
なお、前述したような現金自動取引装置に関する従来技術として、例えば、特許文献1、2等に記載された技術が知られている。
特開平6−314365号公報 特開2006−31287号公報
従来技術による現金自動取引装置は、顧客操作部に表示された取引項目を顧客が操作して入力し、選択された取引を行うものであるが、例えば、引出しの処理が選択された場合、引出しの取引が終了するまでの間、操作部に設けられている「残高確認」キーを押下すると口座残高値が表示され、取引の処理を行っている間、常に口座残高値が表示されたままの状態となっており、表示された口座残高値が後方から覗かれる可能性があり、セキュリティに対する配慮がなされていない等の問題点を有している。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、利用者が口座の残高を確認しようとするとき以外、後方から他の人に覗かれても口座残高値を見えなくして、犯罪の誘発を防止することができるようにした現金自動取引装置を提供することにある。
本発明によれば前記目的は、顧客の操作に応じて取引を行う現金自動取引装置において、 顧客により情報が入力される情報入力手段と、入力操作に応じて取引の内容等の情報を表示する表示手段と、制御手段とを備え、前記表示手段は、少なくとも、取引を開始した際に取引内容を表示する取引金額表示エリアと、操作を行う顧客の口座残高値を表示する口座残高値表示エリアとを有しており、前記制御手段は、顧客の口座残高値として、口座残高値に代わって、予め定めた数値として意味を持たないマスクデータを表示し、あるいは、前記口座残高値表示エリア全体を所定の濃度、または、色により塗りつぶして口座残高値をマスクした状態にして、口座残高値の内容が判らないような表示を行うことにより達成される。
本発明によれば、顧客が「残高確認」キーを押している間だけ、あるいは、一定時間の間だけ口座残高値を表示させるようにしているので、「残高確認」キーを押していないときに、あるいは、一定時間の間以外のときに、後方から他の人に覗かれても口座残高値を見えなくすることができ、犯罪の誘発を防止することができる。
本発明の一実施形態による現金自動取引装置の外観を示す斜視図である。 本発明一実施形態による現金自動取引装置の機能構成を示すブロック図である。 利用者が取引項目を選択するための取引選択画面の例を示す図である。 図3に示す取引選択画面の「お引出し」キーを選択後に表示される引出し操作画面の例を示す図である。 本発明の実施形態による現金自動取引装置の処理動作を、引出し処理を例として説明するフローチャートである。
以下、本発明による現金自動取引装置の実施形態を図面により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態による現金自動取引装置1の外観を示す斜視図である。図1に示す現金自動取引装置1は、筐体の前面側に略L字状に構成されたパネル部を設け、このパネル部の垂直な面に、通帳入出口2、カメラ4、カード入出口/明細票出口5が設けられ、パネル部のほぼ水平な面に、紙幣入出金口3、硬貨入出金口3’、顧客操作部6が配置されて構成されている。そして、図示現金自動取引装置1は、入出金、通帳記入、振込み、残高照会等の取引機能を有している。
図2は本発明一実施形態による現金自動取引装置1の機能構成を示すブロック図である。
現金自動取引装置1は、制御部14に、タッチパネル等を用いた情報入力部6aと液晶等による情報表示部6bとにより構成される顧客操作部6、カメラ4、カメラ画像認識部7、カメラ画像判定制御部8、タイマー部9、マスク制御部10、明細票出力部5a、カード部5b、通帳処理部2a、紙幣・硬貨処理部3a、音声ガイダンス部11、スピーカ12、電源部13が接続されて構成されている。そして、制御部14は、インタフェース制御部15を介してセンタシステム16と接続されている。現金自動取引装置1は、制御部14がインタフェース制御部15を介してセンタシステム16と交信することにより、利用者の本人認証、取引に必要な情報を取り込む制御を行い、また、入出金、通帳記入、振込み、残高照会等の取引処理を、表示と音声による案内を行いながら実行する。図2に示した本発明の実施形態による現金自動取引装置1の機能は、基本的に、CPU、メモリ、不揮発性の記憶装置等を備えて構成される情報処理装置の中に構築されている。
図3は利用者が取引項目を選択するための取引選択画面の例を示す図である。図3に示す取引選択画面は、顧客操作部6に初期画面として表示されているもので、取引を選択するための「お引出し」キー17、「振込み」キー18、「残高照会」キー19、「お預入れ」キー20、「通帳記入」キー21が配置されて構成されている。
図4は図3に示す取引選択画面の「お引出し」キー17を選択後に表示される引出し操作画面の例を示す図である。顧客操作部6に表示された引出し操作画面は、入力された引出し金額を表示する取引金額表示エリア22と、口座残高値を表示させるための「残高確認」キー31と、利用者の口座残高値を表示するための口座残高値表示エリア23と、取引金額を入力するためのテンキー24、「万」キー25、「千」キー26、「円」キー27、「確認」キー28、取引金額を修正する際に使用する「訂正」キー29と、引出しの処理を取消すための「取消」キー30とが配置されて構成されている。
図5は本発明の実施形態による現金自動取引装置1の処理動作を、引出し処理を例として説明するフローチャートであり、次に、これについて説明する。
(1)初めに、図3により説明した取引選択画面が顧客操作部6に表示され、顧客が、取引選択画面の「お引出し」キー17を押下して引出し処理を選択したものとする(ステップS1)。
(2)ステップS1で、「お引出し」キー17が押され引出し処理が開始されると、制御部14は、通帳またはキャッシュカードの挿入を顧客に促すため、図示しない通帳またはカード挿入指示画面を表示する。ここでは、顧客がキャッシュカードをカード入出口/明細票出口5に挿入したものとする。カードが挿入されると、カード部5bは、カードの読み取りを行う(ステップS2)。
(3)次に、制御部14は、操作している顧客がカード利用者本人であることを確認するために、暗証番号の入力を促す画面を表示する。顧客は、暗証番号の入力を促す画面に従って、予め登録した暗証番号を顧客操作部6から入力する(ステップS3)。
(4)入力した暗証番号の確定後、制御部14は、インタフェース制御部15を介してセンタシステム16との間で通信を行う。センタシステム16は、自システムが保持しているその顧客のキャッシュカードに対応する暗証番号と、現金自動取引装置の制御部14から送られた暗証番号とが一致するか否か、すなわち、顧客が入力した暗証番号が正しかったか否かを判定し、その結果を制御部14に返す(ステップS4)。
(5)制御部14は、センタシステム16からの顧客が入力した暗証番号が正しかったか否かの判定結果を受けて、判定結果が正しかったか否かを判定し、正しくなかった場合、ステップS3からの処理に戻って暗証番号の再入力を行ってもらう(ステップS5)。
(6)ステップS5の判定で、顧客が入力した暗証番号が正しかった場合、ステップS4の通信の中で、センタシステム16が顧客の口座残高を通知してきているので、制御部14は、この口座残高を受信する(ステップS6)。
(7)制御部14は、顧客操作部6に図4に示して説明した引出し操作画面を表示する。このとき、制御部14は、マスク制御部10に受信した口座残高をマスクした状態とするように指示する。マスク制御部10は、表示される引出し操作画面の口座残高値表示エリア23に口座残高をマスク状態で表示する。口座残高のマスク状態での表示とは、センタシステムから送信されてきた表示すべき口座残高に代わって、予め定めた数値として意味を持たないマスクデータ、例えば、***,……,***を表示して、口座残高の内容が判らないような表示を行ったり、口座残高値表示エリア23全体を所定の濃度、または、色により塗りつぶした状態とする等であってよい(ステップS7)。
(8)制御部14は、取引を行っている顧客が、銀行口座残高の値を確認するために、図4に示す引出し操作画面の「残高確認」キー31を押したか否かを判定し、「残高確認」キー31が押された場合、タイマー部9を起動し、イマー部9に設定された設定時間tがt=0(秒)となっているか否かを判定する(ステップS8〜S10)。
(9)ステップS10の判定で、イマー部9に設定された設定時間tがt=0でなかった場合、タイマー部9は、設定された時間の経過までの時間の計測を開始する。また、制御部14は、マスク制御部10に、引出し操作画面の口座残高値表示エリア23のマスク状態の表示を解除するように指示する。これにより、マスク制御部10がマスク状態を解除するので、口座残高値表示エリア23に口座残高が表示される。なお、タイマー部9の設定時間は、管理者等により任意の値に設定することができる(ステップS11)。
(10)制御部14は、カメラ4により撮影された画像を認識するカメラ画像認識部7が顧客の後方に人物の存在を確認し、表示されている取引の内容等の情報を見ることが可能な位置から他の人に覗かれていることをカメラ画像判定制御部8が認識したか否かを判定し、顧客の後方に人物の存在が確認できなかった場合、タイマー部9が設定時間が経過してタイムアップしたか否かを判定し、設定時間が経過していなかった場合、顧客の後方の人物の存在を確認する判定を続け、タイマー部9の設定時間が経過するまでの間、口座残高値表示エリア23に口座残高を表示し続ける(ステップS12、S13)。
(11)ステップS10の判定で、イマー部9に設定された設定時間tがt=0であった場合、制御部14は、「残高確認」キー31が押されている間、残高表示を行うものとして、マスク制御部10に、引出し操作画面の口座残高値表示エリア23のマスク状態の表示を解除するように指示する。これにより、マスク制御部10がマスク状態を解除するので、口座残高値表示エリア23に口座残高が表示される(ステップS14)。
(12)その後、制御部14は、カメラ4により撮影された画像を認識するカメラ画像認識部7が顧客の後方に人物の存在を確認し、表示されている取引の内容等の情報を見ることが可能な位置から他の人に覗かれていることをカメラ画像判定制御部8が認識したか否かを判定し、顧客の後方に人物の存在が確認できなかった場合、ステップS8からの処理に戻り、「残高確認」キー31が押されていることの確認を行い、「残高確認」キー31が押されている間、口座残高値表示エリア23への口座残高の表示を続ける(ステップS16)。
(13)ステップS12、S16の顧客の後方に人物の存在を確認したか否かの判定で、人物の存在が確認された場合、制御部14は、マスク制御部10に受信した口座残高をマスクした状態とするように指示する。マスク制御部10は、ステップS7の場合と同様に、表示されていた引出し操作画面の口座残高値表示エリア23の口座残高をマスク状態とする(ステップS17)。
(14)次に、制御部14は、「残高確認」キー31を無効化して、「残高確認」キー31が押されても、それに伴う次の処理を行わないようにすると共に、口座残高値表示エリア23または表示している口座残高に代わるマスクデータを点滅表示して、取引を行っている顧客に注意を促す(ステップS18、S19)。
(15)ステップS8の判定で、「残高確認」キー31が押されていなかった場合、あるいは、ステップS13の判定で、タイマー部9の設定時間が経過してタイムアップした場合、制御部14は、ステップS7の処理で行った引出し操作画面の口座残高値表示エリア23の口座残高をマスク状態にしたままの状態を続けさせ、あるいは、表示されていた引出し操作画面の口座残高値表示エリア23の口座残高をマスク状態表示とする(ステップS14)。
(16)ステップS14の処理の後、あるいは、ステップS19の処理の後、顧客は、図4に示す顧客操作部6に備えられている10キー24、「万」キー25、「千」キー26、「円」キー27を使用して引出し金額を入力する。この時点で、間違えて金額入力した場合は、顧客は、「確認」キー28を押さずに、「訂正」キー29を使用することにより、引出し金額を再入力して修正することができる(ステップS20)。
(17)制御部14は、顧客が引出し金額を入力した後、入力した引出し金額が正しいことを確認して、「確認」キー28が押されたか否かを判定し、「確認」キー28が押された場合に、顧客操作部6に図示しない金額確認画面を表示し、引出し金額を再度確認させ、引出し金額があっていれば、顧客に「確認」キー28を再度押下させる。また、引出し金額が違う場合、「取消」キーを押下してもらって、図4に示すお引出し金額画面に戻し、ステップS20の処理に戻って、再度、引出し金額の入力を行わせる(ステップS21)。
(18)制御部14は、ステップS21の処理の引出し金額の確認の実施で、「確認」キーの押下を確認した後、顧客操作部6に図示しないカード受取画面を表示し、カード入出口/明細票出口5にカードを排出して顧客に受け取らせる(ステップS22)。
(19)その後、制御部14は、顧客操作部6に図示しない明細票受取画面を表示し、明細票出力部5aにより取引内容等を印字した明細票をカード入出口/明細票出口5から排出して顧客に受け取らせ、また、紙幣・硬貨処理部3aにより必要金額を出力する処理を行わせ、出力された紙幣・硬貨を紙幣入出金口3、硬貨入出金口3’から顧客に受け取らせる(ステップS23)。
前述したステップS20以降の処理は、口座残高値表示エリア23または表示している口座残高に代わるマスクデータを点滅表示している状態のときも、顧客は、引出し金額を入力して、引出し処理を続行することができる。
本発明の実施形態は、前述した処理の中で、口座残高値表示エリア23に口座残高値を表示する時点で、カメラ画像認識による後方の人物確認の処理(ステップS12、S16)の処理を行って、後方に人物が確認された場合に、引出し操作画面の口座残高値表示エリア23の口座残高をマスク状態として、「残高確認」キー31を無効化し、「残高確認」キー31が押されても、それに伴う次の処理を行わないようにすると共に、口座残高値表示エリア23または表示している口座残高に代わるマスクデータを点滅表示して、取引を行っている顧客に注意を促しているが、カメラ画像認識による後方の人物確認の処理は、取引の処理が行われている間に常に行われていてもよく、後方に人物が確認された場合に、口座残高値の表示を行う時点でなくても、口座残高値表示エリア23を点滅表示するようにして、取引の処理が後方から覗かれていることを顧客に知らせて注意を促すすようにすることもでる。また、この場合、点滅表示する表示エリアは、口座残高値表示エリア23に限らず、操作用の表示エリアの何処であってもよい。
前述した本発明の実施形態での処理は、プログラムにより構成し、本発明が備えるCPUに実行させることができ、また、それらのプログラムは、FD、CDROM、DVD等の記録媒体に格納して提供することができ、また、ネットワークを介してディジタル情報として提供することができる。
前述した本発明の実施形態は、本発明を現金の引出しの取引に適用したものとして説明したが、本発明は、振込み、残高照会、預入れ、通帳記入等の各取引に適用することができる。
また、前述した本発明の実施形態は、取引開始前の口座残高値を表示するものとして説明したが、本発明は、取引の途中の取引金額が入力された後に、「残高確認」キー31が押された場合には、取引開始前の口座残高ちと取引後の口座残高値とを口座残高値表示エリア23に表示することができるようにすることもできる。
前述で説明したように、本発明の実施形態は、利用者の口座残高値をマスク状態で表示し、「残高確認」キー31が押下されたことにより、キーが押下されている間だけ、あるいは、一定の時間だけ、利用者に口座残高値を確認させるようにしているので、口座残高値を後方から覗かれることにより、犯罪を誘発してしまうような問題を未然に防止してセキュリティ性を確保することができる。
前述した本発明の実施形態は、取引の開始時にセンタシステム16から送信されてきた表示すべき口座残高値に代わって、予め定めたマスクデータ、例えば、***,……,***を表示して、口座残高値の内容が判らないような表示を行ったり、口座残高値表示エリア23全体を所定の濃度、または、色により塗りつぶした状態とするように、利用者の口座残高値をマスク状態で表示し、「残高確認」キー31が押下されたときに、「残高確認」キー31が押下されている間だけ、あるいは、一定の時間だけ利用者が口座残高値を読むことができるように表示して、顧客に残高確認を行わせるとしている。
本発明は、前述したような実施形態の変形として、「残高確認」キー31を使用することなく、口座残高値に代わって表示されているマスクデータである、例えば、図4の口座残高値表示エリア23に示す***,……,***の一部が指で触れられることにより、触れた部分のマスクを解除して、その部分の口座残高値を見えるように表示することもできる。この場合、指で触れられる桁位置が飛び飛びとされたときには、触れられた桁の数値のみを見えるように表示することもでき、さらに、数値が見えるようになった部分が再度指で触れられた場合には、再び、その部分をマスクして、その内容が見えないようにすることもできる。
また、本発明は、所定の濃度、または、色により塗りつぶされた状態とされている口座残高値表示エリア23が指で触れられることにより、口座残高値表示エリア23のマスク状態を解除して、口座残高値を見えるように表示することもできる。この場合にも、見えるように表示されている口座残高値の一部が指で触れられることにより、触れた部分の数値をマスクして、その部分の口座残高値を見えないように表示することもできる。
さらに、本発明は、前述したような口座残高値をマスク状態にしたり解除したりするだけでなく、これに加えて、表示されている他の項目、例えば、取引金額表示エリア22に表示される引出し金額についても、前述した口座残高値表示エリア23、表示される口座残高値に対するのと同様に、マスク状態にしたり、それを解除したりすることができる。この場合に、取引金額表示エリア22と口座残高値表示エリア23とを表示画面上で横方向に並べて配置すると、前述したような指を用いてマスク状態にしたり解除したりする場合に、2つのエリアに指を滑らせながら処理を行わせることが可能となる。
本発明は、現金自動取引装置による取引実施時において、口座残高値を表示することにより、利用者が1度の操作で引出し額と銀行口座の残高値を確認出来るようにした場合でも、セキュリティ性の高い現金自動取引装置を提供することができる。
1 現金自動取引装置
2 通帳入出口
2a 通帳処理部
3 紙幣入出金口
3’ 硬貨入出金口
3a 紙幣・硬貨処理部
4 カメラ
5 カード入出口/明細票出口
5a 明細票出力部
5b カード部
6 顧客操作部
6a 情報入力部
6b 情報表示部
7 カメラ画像認識部
8 カメラ画像判定制御部
9 タイマー部
10 マスク制御部
11 音声ガイダンス部
12 スピーカ
13 電源部
14 制御部
15 インタフェース制御部
16 センタシステム
17 「お引出し」キー
18 「振込み」キー
19 「残高照会」キー
20 「お預入れ」キー
21 「通帳記入」キー
22 取引金額表示エリア
23 口座残高値表示エリア
24 テンキー
25 「万」キー
26 「千」キー
27 「円」キー
28 「確認」キー
29 「訂正」キー
30 「取消」キー
31 「残高確認」キー

Claims (3)

  1. 顧客の操作に応じて取引を行う現金自動取引装置において、
    顧客により情報が入力される情報入力手段と、入力操作に応じて取引の内容等の情報を表示する表示手段と、制御手段とを備え、
    前記表示手段は、少なくとも、取引を開始した際に取引内容を表示する取引金額表示エリアと、操作を行う顧客の口座残高値を表示する口座残高値表示エリアとを有しており、
    前記制御手段は、顧客の口座残高値として、口座残高値に代わって、予め定めた数値として意味を持たないマスクデータを表示し、あるいは、前記口座残高値表示エリア全体を所定の濃度、または、色により塗りつぶして口座残高値をマスクした状態にして、口座残高値の内容が判らないような表示を行うことを特徴とする現金自動取引装置。
  2. 請求項1記載の現金自動取引装置において、
    前記情報入力手段は、「残高確認」キーを有し、この「残高確認」キーが押下されたとき、前記制御装置は、予め設定された表示時間、あるいは、前記「残高確認」キーが押下されている間、口座残高値のマスクを解除して口座残高値を表示することを特徴とする現金自動取引装置。
  3. 請求項1記載の現金自動取引装置において、
    操作している顧客の後方の見える位置から前記表示手段に表示されている取引の内容等の情報が覗かれていることをカメラ画像の認識により検知する手段をさらに備え、前記制御手段は、覗かれていることが認識された場合、前記口座残高値のマスクを有効状態に固定し、「残高照会」キー押下を無効にすると共に、前記マスクデータの表示、あるいは、前記口座残高値表示エリア全体を点滅表示させて顧客に警告することを特徴とする現金自動取引装置。
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