JP2010223788A - 耐候性試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラック温度検出器の検出温度と試験槽内の温度との両方を、速やかに設定された条件に合わせて調整できる耐候性試験装置を提供する。
【解決手段】キセノンランプ40を備えた試験槽3内に試料及びブラックスタンダード測温体を配置し、槽内温度検出器、ブロアーファン、ヒーター及び冷却器を備えた耐候性試験装置1において、制御部20は、キセノンランプ40の点灯開始から所定時間が経過するまで、冷却器及びヒーターを停止させた状態を保つ一方、ブロアーファンの回転速度を所定速度に設定して送風させ、所定時間が経過した後に、ブロアーファンの回転速度を所定速度に設定したまま、槽内温度に基づいて冷却器及びヒーターを制御し、槽内温度が目標温度範囲に達してから、ブラックスタンダード温度に基づいてブロアーファンの回転速度を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、試料に光を照射して耐候性試験を行う耐候性試験装置に関する。
従来、光源を配置した試験槽内に試料を置いて紫外線を照射し、耐候性を試験する試験装置が知られている。このような試験装置は、試験槽内部の空気を循環させるブロアー、試験槽内部の空気を加熱するヒーター及び冷却する冷却器を備え、これらを制御することによって、試料表面温度や、試験槽内の温度及び湿度を、試験条件として設定された条件に保つ(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−420340号公報
上記従来の試験装置では、試験槽内部の温度はヒーター及び冷却器により調整される一方、試料表面温度の指標として用いられるブラック温度検出器の検出温度は、試験槽内部の温度とブロアーの速度に影響されるので、ブラック温度検出器の検出温度と試験槽内の温度との両方を、設定された温度で安定させるまで時間がかかるという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ブラック温度検出器の検出温度と試験槽内の温度との両方を速やかに、設定された条件に合わせて調整できる耐候性試験装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、光源を備えた試験槽内に試料及びブラック温度検出器を配置し、前記試験槽内の温度を検出する槽内温度検出器と、前記試験槽内の空気を循環送風する送風機と、前記送風機により送風される空気の温度調整を行う冷却器及びヒーターと、を備えた耐候性試験装置であって、前記冷却器及び前記ヒーターの作動状態と前記送風機の回転速度とを制御する制御部を備え、前記制御部は、前記光源の点灯開始から所定時間が経過するまで、前記冷却器及び前記ヒーターを停止させた状態を保つ一方、前記送風機の回転速度を所定速度に設定して送風させ、前記所定時間が経過した後に、前記送風機の回転速度を所定速度に設定したまま、前記槽内温度検出器の検出温度に基づいて前記冷却器及び前記ヒーターを制御し、前記槽内温度検出器の検出温度が目標温度範囲に達してから、前記送風機の回転速度の設定を解除して、前記ブラック温度検出器により検出された温度に基づいて前記送風機の回転速度を制御することを特徴とする。
また本発明は、上記耐候性試験装置において、前記制御部によって設定される前記所定速度は、前記槽内温度検出器の検出温度が目標温度範囲に達した後に制御される回転速度より高速であることを特徴とする。
また本発明は、上記耐候性試験装置において、前記送風機によって前記試験槽の上部から吸気した空気を試験槽の下部に送風する風路内に、前記冷却器及び前記ヒーターを配置し、前記送風機により送風される空気をブラック温度検出器に向けて案内する風向板を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、耐候性試験装置において光源の点灯を開始してから、試料が配置される試験槽の槽内温度、および、試料表面温度を代表するブラック温度検出器の検出温度を、速やかに目標温度範囲で安定させることができる。
実施の形態に係る耐候性試験装置の構成を示す一部破断正面図である。 耐候性試験装置の構成を示す側断面視図である。 耐候性試験装置の動作を示すフローチャートである。 耐候性試験装置の動作例を示す図表である。 耐候性試験装置の動作例を示す図表である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用した実施の形態に係る耐候性試験装置1の構成を示す正面図であり、筐体10の前面の一部を除いて内部構成を示す。また、図2は耐候性試験装置1を左側からみた側断面視図である。
図1及び図2に示すように、耐候性試験装置1は、略箱形の筐体10の内部に試験槽3を設け、この試験槽3に試料4を収容して耐候性試験を行う装置である。耐候性試験装置1により試験される試料4は、合成樹脂板または塗装を施された板状の被試験体であり、予め所定サイズに整えられている。
耐候性試験装置1の上部には箱形の試験槽3が配置される。試験槽3は、2枚の仕切り板33、34によって、試料4を収容する試料室30と、試料室30の上に位置する上室31と、試料室30の下に位置する下室32とに仕切られている。
試料室30の中央には、試験用の紫外線放射光源としてのキセノンランプ(キセノンアークランプ)40が、垂直に固定設置されている。キセノンランプ40には、発光部の周囲を取り巻くように、冷却水が流れる冷却水路や特定の波長域の光を通過させるフィルター(図示略)を備えたランプジャケット41が取り付けられている。
試料室30には、キセノンランプ40を囲むように試料ホルダー35が配置されている。図2に示すように、試料ホルダー35は、複数の試料4を、キセノンランプ40を向くように支持する枠であり、キセノンランプ40を側方及び上下から囲うように構成され、この試料ホルダー35の内側に試料4が配置される。各々の試料4は、耐候性試験において光に暴露させたい面が内側を向くように、試料ホルダー35に取り付けられ、この面にキセノンランプ40からの光が照射される。
試料ホルダー35は回転ドラム36によって支持される。回転ドラム36は、試験槽3の下方に設置された回転支持部37によって回転可能に支持され、回転支持部37には図示しないモーターの動力が伝達され、このモーターの動力によって試料ホルダー35と回転ドラム36が一体となってキセノンランプ40の周りを回転する。
図1に示すように、耐候性試験装置1の下部には機器室が設けられ、この機器室に冷却水タンク43及び熱交換ユニット44が配置されている。冷却水タンク43は、キセノンランプ40の冷却水として使用される水を貯留しており、上記冷却水を循環させる冷却水回路には、必要に応じて、冷却水タンク43の水が供給される。また、熱交換ユニット44は、ランプジャケット41を流れる冷却水を冷却する。熱交換ユニット44は、例えば、耐候性試験装置1の内部または外部に設けられた冷凍機に接続され、この冷凍機から流れる冷媒或いはブラインと上記冷却水とを熱交換させる熱交換器等を備えている。
また、図2に示すように、試験槽3の後方には、試験槽3内の温度及び湿度を調整するためのブロアーファン50(送風機)、ヒーター52、冷却器53、及び加湿器57の各機器が設置されている。冷却器53は、試験槽3の下方に設置された冷凍機54に接続され、冷凍機54から供給される冷媒を蒸発させて空気を冷却する熱交換器を備えている。冷凍機54は、耐候性試験装置1の下部に配置され、冷媒を圧縮する圧縮機(図示略)、圧縮した高圧冷媒を凝縮させる水冷式の熱交換器(図示略)、凝縮させた冷媒を減圧して冷却器53へ供給する減圧弁等を備えている。
ブロアーファン50は、試験槽3の上室31から空気を吸い出して下室32へ送風し、試験槽3内の空気を循環させる。ブロアーファン50は試験槽3の後方に設置され、上室31からブロアーファン50に至る水平な風路59と、ブロアーファン50により下向きに吹き出された空気が通る縦型の風路51と、風路51の下部から下室32へ略水平に延びる風路とが設けられている。
ヒーター52及び冷却器53は風路51の内部に配置され、ブロアーファン50により吹き出された空気はヒーター52により加熱され、或いは冷却器53により冷却されて、下室32へ送り出される。これらブロアーファン50、ヒーター52及び冷却器53によって、試験槽3内の空気を循環させながら加温及び冷却することで、試験槽3の内部温度(槽内温度)の調整が行われる。
図2に示すように、下室32と試料室30との間を仕切る仕切り板34には、回転支持部37の周囲に通風穴が形成されている。ブロアーファン50により送風された空気は、図中矢印で示すように、仕切り板34に設けられた通風穴を通って試料ホルダー35の下方から試料室30に流れ込む。ここで、試料ホルダー35の下方には、下室32から流れ込む風を分散させる逆円錐形状の風向板38が配置され、試料ホルダー35に固定された各々の試料4に満遍なく風が当たるようになっている。
試料ホルダー35の真上には、試料室30と上室31とを仕切る仕切り板33の通風穴が位置しており、この通風穴を通って試料室30内の空気が上室31に吸い出され、風路59を通ってブロアーファン50に吸い込まれる。このように、ブロアーファン50によって試験槽3内の空気が大きく循環送気される。
また、加湿器57は、内部に貯留した加湿用の水を加湿用ヒーター58によって加熱することにより、試料室30の湿度を調整する。試料室30と加湿器57との間には、風路59とは別系統の吸込風路が設けられ、加湿器57は、この別系統の吸込風路から吸い込んだ空気に加湿用ヒーター58により生じた水蒸気を混合させて、試料室30に送り込むことで、試料室30内の湿度を調整する。
また、図2に示すように、キセノンランプ40と試料ホルダー35との間には、試料ホルダー35側に向けて水を噴射する噴射ユニット39が配設され、耐候性試験中に、試料4のキセノンランプ40側の面に水を噴射することが可能である。
また、耐候性試験装置1は、ブラックスタンダード測温体21(ブラック温度検出器)、紫外線放射強度検出器22、及び、槽内温度検出器23を備えている。
試料表面温度の指標となるブラックスタンダード測温体21は、試料4とともに、試料ホルダー35(図2の例では試料ホルダー35の上部)に、ブラックパネル部分をキセノンランプ40に向けて設置される。ブラックスタンダード測温体21は、試料ホルダー35において試料4を取り付けるスペースの一部に取り付けられ、ブラックスタンダード測温体21の取り付け位置には試料4は配置されない。
また、キセノンランプ40からの紫外線放射強度を測定するための紫外線放射強度検出器22は、試料ホルダー35の内側において、キセノンランプ40から所定距離だけ離れた位置に吊り下げ設置される。
さらに、試料室30の内部の温度を検出するための槽内温度検出器23は、ブロアーファン50が上室31から空気を吸い込む風路59の入り口近傍に設けられる。槽内温度検出器23は、具体的には、温湿度変換器として構成され、風路59から吸い込んだ空気の温度及び湿度を検出する。槽内温度検出器23が検出する温度及び湿度は、ヒーター52及び冷却器53による槽内温度の調整、及び、加湿器57による湿度の調整に用いることができる。
なお、槽内温度検出器23は試験槽3の槽内温度を検出することが可能なものであればよく、槽内温度検出器23を単なる温度センサーで構成してもよい。この場合、加湿器57による湿度制御に利用可能な湿度センサーを別途設ければよい。
図1に示すように、耐候性試験装置1の前面には、試料室30のドア13が設けられ、試料室30への試料4のセット等を前面から行える。また、前面にはドア13に並ぶ位置に、タッチパネル15を有する操作パネル14が設けられている。タッチパネル15は、耐候性試験装置1の運転状態に係る各種情報や操作用の画面を表示する表示画面を有し、この表示画面に対する接触操作を検出する機能を備えている。そして、筐体10の内部には、操作パネル14に対応する位置に制御部20が収容されている。
制御部20の上方には、トランスやチョーク等を内蔵し、キセノンランプ40を点灯させる安定器42が配置されている。安定器42は制御部20に接続されており、制御部20の制御に従ってキセノンランプ40を点灯および消灯させる。
また,制御部20は、ランプジャケット41に冷却水を循環させるための冷却水回路に設けられたポンプ(図示略)及び熱交換ユニット44を制御し、キセノンランプ40の点灯及び消灯に合わせたタイミングでポンプを駆動および停止させ、冷却水の温度が所定温度以下を保つように熱交換ユニット44を駆動および停止させる。
制御部20は、回転ドラム36を回転させるモーター(図示略)を制御し、キセノンランプ40の点灯及び消灯に合わせたタイミングで上記モーターを回転及び停止させる。また、制御部20には、ブラックスタンダード測温体21、紫外線放射強度検出器22、及び槽内温度検出器23が接続される。ブラックスタンダード測温体21は、制御部20の制御に従ってブラックパネルの温度を検出し、検出した温度(ブラックスタンダード温度:BST温度)を示す情報を制御部20に出力する。また、紫外線放射強度検出器22は、制御部20の制御に従って紫外線の受光強度を検出し、検出量を示す情報を制御部20に出力する。槽内温度検出器23は、制御部20の制御に従って風路59に流入する空気の温度及び湿度(すなわち、試験槽3の槽内温度及び槽内湿度)を検出し、検出した温度及び湿度を示す情報を制御部20に出力する。制御部20は、ブラックスタンダード測温体21から入力されるブラックスタンダード温度及び紫外線放射強度検出器22の検出量を取得して記憶し、槽内温度検出器23により検出される槽内温度及び槽内湿度を取得して記憶する。
制御部20は、ブロアーファン50、ヒーター52、冷却器53、冷凍機54及び加湿用ヒーター58に接続され、これらの各部を制御する。
すなわち、制御部20は、ブラックスタンダード温度が、予め設定された温度範囲に収まるように、ブロアーファン50の回転速度(回転数)を制御する。具体的には、ブラックスタンダード温度が設定された温度範囲を超えた場合には、ブロアーファン50の回転速度を増速させる。これにより、ブラックスタンダード測温体21を含む試料ホルダー35の各部に送風される風量が増し、キセノンランプ40の照射による熱が放熱され、ブラックスタンダード測温体21の検出温度が低下する。また、ブラックスタンダード温度が設定された温度範囲を下回った場合にはブロアーファン50の回転速度を減速させる。
また、制御部20は、槽内温度検出器23によって検出された槽内温度に基づいて、ヒーター52及び冷却器53の作動状態を制御する。
ここで、ヒーター52の作動状態の制御、すなわち加熱の制御は、ヒーター52への通電をオン/オフさせることで行われる。冷却器53の作動状態の制御、すなわち冷却の制御は、例えば、冷凍機54から冷却器53へ冷媒を供給する冷媒管に設けられた弁の開閉、及び/又は、冷凍機54が備える圧縮機の動作を制御することで行われる。なお、冷凍機54が出力可変型の冷凍機である場合、制御部20によって冷凍機54の出力の増減を制御してもよい。
制御部20は、槽内温度が予め設定された温度範囲に収まるように、ヒーター52によって風路51を通る空気を加温し、或いは、冷却器53及び冷凍機54を動作させて該空気を冷却させる。
さらに、制御部20は、槽内温度検出器23により検出された槽内湿度が予め設定された湿度範囲に収まるように、加湿用ヒーター58のオン/オフを切り替える。
制御部20は、磁気的記録媒体または半導体記憶デバイスを用いて構成される不揮発性記憶部(図示略)を内蔵し、この不揮発性記憶部に、予め設定されるブロアーファン50の回転速度、キセノンランプ40の点灯からの所定時間、槽内温度検出器23により検出される槽内温度の目標温度、ブラックスタンダード測温体21により検出されるブラックスタンダード温度の目標温度等の各種データを記憶している。これらのデータは、例えば、タッチパネル15の操作により入力されるものとしてもよい。
続いて、耐候性試験装置1の動作について説明する。
図3は、耐候性試験装置1により耐候性試験を行う場合の動作を示すフローチャートである。
制御部20は、まず、ブロアーファン50の回転速度を予め設定された速度に設定し、ヒーター52及び冷却器53を停止状態にして、キセノンランプ40を点灯させ、耐候性試験を開始する(ステップS1)。このステップS1では、キセノンランプ40の点灯に先立ってポンプ(図示略)を稼働させてランプジャケット41に冷却水を流す等の制御が、合わせて行われる。
ステップS1で設定されるブロアーファン50の回転速度(予め設定された速度)は、例えば、ブロアーファン50の定格運転速度範囲における最大速度である。
続いて、制御部20は、キセノンランプ40の点灯開始から、予め設定された所定時間が経過するまで、ブロアーファン50を継続して設定速度で回転させ(ステップS2)、点灯開始から所定時間が経過すると(ステップS2;Yes)、槽内温度の制御を開始する(ステップS3)。
ステップS3において,制御部20は、槽内温度が予め設定された目標温度範囲内に収まるように、風路51における空気の加温と冷却とを制御する。
具体的には、制御部20は、下記式(1)のように槽内温度が目標温度より低い場合にはヒーター52をオンに切り替えて加熱を行い、下記式(2)のように槽内温度が目標温度〜目標温度+1℃の範囲内にある場合はヒーター52による加熱と冷却器53による冷却のどちらも行わず、下記式(3)のように槽内温度が目標温度+1℃を超えた場合は冷却器53による冷却を行う。
槽内温度<目標温度 …(1)
目標温度≦槽内温度≦目標温度+1℃ …(2)
目標温度+1℃<槽内温度 …(3)
ここで、耐候性試験装置1が複数台のヒーター52や冷却器53を備えた構成であれば、制御部20は、槽内温度検出器23の検出温度と目標温度との温度差に基づいて、使用するヒーター52及び冷却器53の数を変更する制御を行ってもよい。
制御部20は、槽内温度が目標温度範囲内に達するまで槽内温度の制御を継続し(ステップS4)、槽内温度が目標温度範囲内に達したら(ステップS4;Yes)、ブロアーファン50の回転速度の設定を解除して(ステップS5)、ブラックスタンダード温度に基づくブロアーファン50の回転速度制御を開始する(ステップS6)。
ステップS6の回転速度制御で、制御部20は、ブラックスタンダード温度が予め設定された目標温度範囲に収まるようにブロアーファン50の回転速度を変化させる。具体的には、制御部20は、下記式(4)のようにブラックスタンダード温度が目標温度より2℃を超えて低い場合には、ブロアーファン50の回転速度を減速させ、下記式(5)のようにブラックスタンダード温度が目標温度±2℃の範囲(目標温度範囲)内にある場合はブロアーファン50の回転速度を保持し、下記式(6)のようにブラックスタンダード温度が目標温度より2℃を超えて高い場合には、ブロアーファン50の回転速度を増速させる。ブロアーファン50の回転速度は、例えば5Hz(5回転/秒)単位で変更される。
ブラックスタンダード温度<目標温度−2℃ …(4)
目標温度−2℃≦ブラックスタンダード温度≦目標温度+2℃ …(5)
目標温度+2℃<ブラックスタンダード温度 …(6)
なお、ステップS4では、槽内温度検出器23により検出された槽内温度が目標温度範囲に達した場合に限らず、例えば、設定された時間継続して目標温度範囲内の温度を保った場合に、槽内温度が安定したと判定して、ステップS5に移行するようにしてもよい。
以上のステップS1〜S6の動作によって、キセノンランプ40の点灯開始から、まず槽内温度が目標温度範囲に達して安定し、続いて、ブラックスタンダード温度が目標温度範囲で安定するので、目標温度範囲を保った状態で耐候性試験を行うことができる。
その後、制御部20は、耐候性試験が終了するまで、槽内温度に基づくヒーター52及び冷却器53の制御、及び、ブラックスタンダード温度に基づくブロアーファン50の回転速度制御を継続する(ステップS7)。
図4及び図5は、耐候性試験装置1の動作の一例を示す図表である。図4に示す例は、キセノンランプ40の寿命初期における動作例であり、図5に示す例はキセノンランプ40の寿命末期における動作例である。図4及び図5はブラックスタンダード測温体21により検出されたブラックスタンダード温度(a)、槽内温度検出器23により検出された槽内温度(b)、及び、ブロアーファン50の回転速度(c)の変化を示すグラフである。ここで、横軸はキセノンランプ40の点灯開始からの経過時間である。図4及び図5の破線T1はブラックスタンダード温度の目標温度を示し、破線T2は槽内温度の目標温度を示す。また、図4及び図5のR1、R2、R3はブロアーファン50の回転速度を示す。
耐候性試験装置1が行う耐候性試験の条件としては、上述した槽内温度やブラックスタンダード温度のほか、試料上における照度が設定される。一方、キセノンランプ40を含む試験用の光源は、発光効率が経時的に低下する。このため、キセノンランプ40の消費電力が一定のままでは、ランプ寿命の初期から末期にかけて照度が変動してしまう。そこで、耐候性試験装置1では、制御部20によって安定器42を制御し、キセノンランプ40の消費電力を調整することにより、キセノンランプ40の使用期間に関わらず、試料4における照度を設定範囲内で安定させている。
図4に示す例はキセノンランプ40の寿命初期であるため、キセノンランプ40の消費電力は、例えば4.0kWである。これに対し、図5に示す例はキセノンランプ40の寿命末期であるため、必要な照度を得るための電力が増しており、消費電力は、例えば5.0kWである。
図4に示す例では、キセノンランプ40の点灯開始時点において、(a)ブラックスタンダード温度は目標温度T1より低温であり、(b)槽内温度は目標温度T2より低温である。キセノンランプ40の点灯開始後、ブロアーファン50が、予め設定された一定の回転速度R1で回転し、キセノンランプ40が発する熱により、(a)ブラックスタンダード温度及び(b)槽内温度が徐々に上昇する。
キセノンランプ40の点灯から所定時間(この例では10分)が経過した後、(c)ブロアーファン50の回転速度が一定に保たれたまま、槽内温度制御が開始される。この槽内温度制御では制御部20によってヒーター52がONに切り替えられ、ヒーター52による加熱が行われ、(b)槽内温度が上昇する。
(b)槽内温度が目標温度T2に近づくと、(c)ブロアーファン50の回転速度の設定が設定速度R1から解除され、速度が低下していく。これは、制御部20によって槽内温度が安定したと判定され、(a)ブラックスタンダード温度を上昇させるためにブロアーファン50の回転速度が減速されたためである。そして、(a)ブラックスタンダード温度が目標温度T1近傍で安定すると、ブロアーファン50の回転速度は、比較的低速の回転速度R2に保持される。この図4の例では、概ねキセノンランプ40の点灯開始から20分経過時点で、(b)槽内温度と(a)ブラックスタンダード温度とが安定している。
また、図5に示す例では、キセノンランプ40の点灯開始時点において、(a)ブラックスタンダード温度は目標温度T1より低温であり、(b)槽内温度は目標温度T2より低温である。キセノンランプ40の点灯開始後、キセノンランプ40の熱により(a)ブラックスタンダード温度及び(b)槽内温度が徐々に上昇する。(c)ブロアーファン50の回転速度は、キセノンランプ40の点灯開始から、予め設定された回転速度R1に保持される。
その後、所定時間(この例では10分)が経過した後、(c)ブロアーファン50の回転速度が一定に保たれたまま、槽内温度制御が開始される。この槽内温度制御では制御部20によってヒーター52がONに切り替えられ、ヒーター52による加熱が行われ、(b)槽内温度が上昇する。
(b)槽内温度が目標温度T2に近づくと、(c)ブロアーファン50の回転速度の設定が設定速度R1から解除され、ブラックスタンダード温度に基づいてブロアーファン50の回転数が制御されるようになり、ブロアーファン50の回転速度は速度R3を最低速度として増減している。
この図5の例では、(b)槽内温度が安定した後に(a)ブラックスタンダード温度が上昇を続け、目標温度T1を超えて若干のオーバーシュートを生じているが、これは、上述したようにキセノンランプ40の消費電力が図4の例に比べて増しているため、キセノンランプ40の発熱が大きく、ブラックスタンダード温度が上昇しやすいためである。しかしながら、図5の例では、(a)ブラックスタンダード温度の変化に対応して、(c)ブロアーファン50の回転速度が増速され、ブラックスタンダード温度は目標温度T1近傍で安定している。このように、(b)槽内温度が安定した後で、ブロアーファン50の回転速度の増速/減速によって(c)ブラックスタンダード温度が制御され、概ねキセノンランプ40の点灯開始から20分経過時点で、(b)槽内温度と(a)ブラックスタンダード温度とが安定している。
なお、(b)槽内温度と(a)ブラックスタンダード温度とがそれぞれ目標温度T2、T1近傍で安定した後も、ブロアーファン50の回転速度は、ブラックスタンダード温度を安定させるために増速及び減速されている。図5の例ではキセノンランプ40の発熱が増しているために(a)ブラックスタンダード温度が上昇しやすいが、(c)ブロアーファン50の回転速度を細かく変化させることで、点灯開始から20分が経過した後も、ブラックスタンダード温度を目標温度範囲で安定させることに成功している。
以上のように、本発明を適用した実施の形態に係る耐候性試験装置1は、キセノンランプ40を備えた試験槽3内に試料4及びブラックスタンダード測温体21を配置し、試験槽3内の温度を検出する槽内温度検出器23と、試験槽3内の空気を循環送風するブロアーファン50と、ブロアーファン50により送風される空気の温度調整を行うヒーター52及び冷却器53と、ヒーター52及び冷却器53の作動状態とブロアーファン50の回転速度とを制御する制御部20と、を備え、制御部20は、キセノンランプ40の点灯開始から所定時間が経過するまで、冷却器53及びヒーター52を停止させた状態を保つ一方、ブロアーファン50の回転速度を所定速度に設定して送風させ、所定時間が経過した後に、ブロアーファン50の回転速度を所定速度に設定したまま、槽内温度検出器23の検出温度に基づいて冷却器53及びヒーター52を制御し、槽内温度検出器23の検出温度が目標温度範囲に達してから、ブロアーファン50の回転速度の設定を解除して、ブラックスタンダード測温体21により検出された温度に基づいてブロアーファン50の回転速度を制御する。
このため、キセノンランプ40の点灯開始後に、試験槽3の槽内温度と、ブラックスタンダード測温体21により検出されるブラックスタンダード温度とを、速やかに目標温度範囲で安定させることができる。
通常、キセノンランプ40の点灯前の槽内温度は目標温度より低いため、点灯開始とともに槽内温度の調整を開始すると、ヒーター52が最大出力で加熱をする状態になり、槽内温度が急速に上昇して、目標温度範囲を超えてオーバーシュートする可能性があり、これに伴ってブラックスタンダード温度もオーバーシュートする可能性がある。ここで、本実施の形態の耐候性試験装置1のように、所定時間が経過するまでヒーター52及び冷却器53を作動させない状態でブロアーファン50を所定速度で回転させると、槽内温度の急な上昇と、これに伴うオーバーシュートを確実に防止することができ、所定時間が経過してからヒーター52及び冷却器53によって槽内温度を制御することで、槽内温度を目標温度範囲内で速やかに安定させることができる。また、キセノンランプ40の点灯開始後、キセノンランプ40の出力が安定するまで待つことにもなるので、キセノンランプ40の熱による槽内温度の急な変化を抑えることもでき、より速やかに、槽内温度を安定させることができる。
また、槽内温度が安定する前にブラックスタンダード温度に基づいてブロアーファン50の速度を変化させると、ブラックスタンダード測温体21に吹き付けられる空気の温度と風速の両方が変化するため、ブラックスタンダード温度がハンチングして安定しない状態が続く可能性がある。これは、耐候性試験装置1のように試験槽3内の空気をブロアーファン50によって循環送風させる構成で、ヒーター52及び冷却器53を作動させると、槽内温度が素早く応答して変化する一方、ブラックスタンダード測温体21の検出温度への応答は遅いためである。言い換えれば、槽内温度はヒーター52及び冷却器53の動作状態に応じて素早く変化するのに対し、ブラックスタンダード温度は、キセノンランプ40が発する熱と、槽内温度と、ブロアーファン50の回転速度との影響を受けるため、ヒーター52及び冷却器53の動作状態を変化させても、ブラックスタンダード温度に反映されるまでには時間がかかる。この応答性の違いから、槽内温度とブラックスタンダード温度との両方を同時に制御して安定させることは難しい。ここで、本実施の形態の耐候性試験装置1のように、槽内温度が安定するまでブロアーファン50の回転速度を一定に保持し、槽内温度が安定した後でブロアーファン50の回転速度を変化させてブラックスタンダードを制御すれば、槽内温度を確実に安定させた上で、ブラックスタンダード温度を速やかに目標温度範囲内で安定させることができる。
また、図4及び図5を参照して説明したように、キセノンランプ40の点灯開始時に設定されるブロアーファン50の回転速度は、槽内温度が安定してから制御部20の制御により変更されるブロアーファン50の回転速度よりも高速である。このため、キセノンランプ40の点灯開始から槽内温度が安定するまで、ブロアーファン50が高速で回転し、試験槽3への送風量が大きい状態が保たれる。これにより、キセノンランプ40の点灯開始後の槽内温度の急な上昇を抑え、その後にヒーター52及び冷却器53を作動させた場合に速やかに槽内温度を安定させることができる。さらに、槽内温度が安定するまでの間、ブラックスタンダード測温体21に吹き付けられる風量が大きいため、この間におけるブラックスタンダード温度の上昇を抑えることができ、ブラックスタンダード温度の制御を速やかに行える上、ブラックスタンダード温度の過度の上昇を防止できる。
また、耐候性試験装置1は、ブロアーファン50によって試験槽3の上部から吸気した空気を試験槽3の下部に送風する風路51内に、冷却器53及びヒーター52を配置し、ブロアーファン50により送風される空気をブラックスタンダード測温体21に向けて案内する風向板38を設けた構成である。この構成では、槽内温度を調整するためにヒーター52及び冷却器53によって加熱または冷却を行うと、加熱または冷却された空気がブラックスタンダード測温体21に吹き付けられるので、ブラックスタンダード温度がヒーター52及び冷却器53の動作の影響を極めて受けやすいが、上述したように、槽内温度が安定するまでの間、ブロアーファン50の回転速度を一定に保つことでブラックスタンダード温度の急な変化やハンチングを抑え、速やかに、槽内温度とブラックスタンダード温度の両方を安定させることができる。
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施の形態では、試料ホルダー35にブラックスタンダード測温体21を配置して、ブラックスタンダード温度を測るものとして説明したが、ブラックスタンダード測温体21に代えてブラックパネル温度センサーを設け、ブラックパネル温度に基づいて制御を行ってもよい。また、光源として水冷式のランプジャケット41を備えたキセノンランプ40を用いる構成を例に挙げて説明したが、光源はキセノンランプに限らず、メタルハライドランプを用いてもよく、空冷式のランプを光源として用いることも勿論可能である。さらに、ブロアーファン50を、並列に並ぶ複数のファンで構成してもよく、この場合、各々のファンの回転速度を同一にしてもよいし、異なる速度としてもよい。また、上記実施の形態では、制御部20によって、ブラックスタンダード測温体21、紫外線放射強度検出器22、及び槽内温度検出器23の検出値を取得するとともに、ブロアーファン50の回転速度、ヒーター52及び冷却器53の作動状態、キセノンランプ40の点灯/消灯等の制御を行う構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、制御機能を備えた複数の機能部によって各部の制御を分散して行う構成としてもよい。
1 耐候性試験装置
3 試験槽
4 試料
20 制御部
21 ブラックスタンダード測温体(ブラック温度検出器)
23 槽内温度検出器
30 試料室
35 試料ホルダー
38 風向板
40 キセノンランプ(光源)
50 ブロアーファン(送風機)
51 風路
52 ヒーター
53 冷却器
54 冷凍機

Claims (3)

  1. 光源を備えた試験槽内に試料及びブラック温度検出器を配置し、前記試験槽内の温度を検出する槽内温度検出器と、前記試験槽内の空気を循環送風する送風機と、前記送風機により送風される空気の温度調整を行う冷却器及びヒーターと、を備えた耐候性試験装置であって、
    前記冷却器及び前記ヒーターの作動状態と前記送風機の回転速度とを制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記光源の点灯開始から所定時間が経過するまで、前記冷却器及び前記ヒーターを停止させた状態を保つ一方、前記送風機の回転速度を所定速度に設定して送風させ、
    前記所定時間が経過した後に、前記送風機の回転速度を所定速度に設定したまま、前記槽内温度検出器の検出温度に基づいて前記冷却器及び前記ヒーターを制御し、
    前記槽内温度検出器の検出温度が目標温度範囲に達してから、前記送風機の回転速度の設定を解除して、前記ブラック温度検出器により検出された温度に基づいて前記送風機の回転速度を制御することを特徴とする耐候性試験装置。
  2. 請求項1に記載の耐候性試験装置において、
    前記制御部によって設定される前記所定速度は、前記槽内温度検出器の検出温度が目標温度範囲に達した後に制御される回転速度より高速であることを特徴とする耐候性試験装置。
  3. 請求項1または2に記載の耐候性試験装置において、
    前記送風機によって前記試験槽の上部から吸気した空気を試験槽の下部に送風する風路内に、前記冷却器及び前記ヒーターを配置し、前記送風機により送風される空気をブラック温度検出器に向けて案内する風向板を設けたことを特徴とする耐候性試験装置。
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