JP3705497B2 - 耐候光試験装置及びこれを利用した耐候光試験方法 - Google Patents

耐候光試験装置及びこれを利用した耐候光試験方法 Download PDF

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Description

本発明は、耐候光試験装置及びこれを利用した耐候光試験方法に関する。更に詳しくは、キセノンランプを光源として試験槽中心に配置し、当該光源を中心として当該光源の周囲を回転する円環型試料枠を有する耐候光試験装置及びこれを利用した耐候光試験方法における空調システムに関するものである。
キセノンランプを光源とする高放射照度対応型の耐候光試験装置の空調システムは、試験槽内の空気を冷却コイルとヒータで温度調整し、冷却コイルとヒータと湿度発生器で湿度調整をおこなうものであった。図1は、従来の高放射照度対応型の耐候光試験装置例の右側面図である。また、図2は、従来の高放射照度対応型の耐候光試験装置例の正面図である。
実用新案登録第3072096号公報(図5)
一方、低放射照度用のキセノンランプ式耐候光試験装置の空調は、外気を空調弁から導入し、ヒータで温度調整し、ヒータと湿度発生器で湿度調整をおこなうものであった。図1は、従来の低放射照度用の耐候光試験装置例の右側面図である。また、図2は、従来の低放射照度用の耐候光試験装置例の正面図である。
実用新案登録第1495807号公報(図2)
高放射照度においては、ランプ温度の放電電力が大きくなるとランプからの発熱により槽内温度が上がり、外気では冷やしきれないため、空調弁では対応しきれない。
しかし、高放射照度対応型において、比較的低い放射照度で試験する際に、冷却コイルを運転して空調すると、エネルギーロスが多く、また、電気代がかかり、高コストとなるという問題があった。
さらに、例えば、降雨及び照射段階後に、冷却コイルによって、温度を下げずに湿度のみ低下させたいときには、除湿のために冷却コイルを運転すると、温度も下がってしまい、設定温度に戻さねばならず、温湿度調整に時間がかかるという問題があった。
本発明が解決しようとする問題点は、高放射照度対応型において、温度を制御するのに、放射照度によってはエネルギーロスが多くなる場合があり、また高コストである点、及び、除湿に時間がかかるという点があった。
本発明は、かかる問題を鑑みてなされたものであり、したがって、本発明の目的は、省エネルギー化かつ低コスト化を実現し、かつ短時間で除湿することを可能とし、ひいては、試験結果の再現性を高める、キセノンランプを光源とする高放射照度型の耐候光試験装置及び耐候光試験方法を提供することにある。本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、試行錯誤の上、本発明を完成するに至った。
上記目的を達成するために、本発明の耐候光試験装置は、キセノンランプを光源として試験槽中心に配置し、当該光源を中心として当該光源の周囲を回転する円環型試料枠を有する耐候光試験装置であって、試験槽内の空調手段として、外気を導入せず試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる空気調整手段Aと、外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる空気調整手段Bと、外気を導入し温湿度調整した空気を循環させる空気調整手段Cと、前記空気調整手段A、前記空気調整手段B、及び前記空気調整手段Cのいずれにより空調するかを選択可能である空調切替手段と、試験槽内の除湿を、前記空気調整手段Bで一定時間空調した後に前記空気調整手段Cで空調することにより行う手段を有することを特徴とするものである。
また、本発明の耐候光試験装置は、好ましくは、さらに、外気を導入せず、試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる空気調整手段A、及び、外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる空気調整手段Bのいずれにより空調するかを選択可能である空調切替手段を有する。
前記空調切替手段において、空気調整手段Aと空気調整手段Bのいずれにより空調するかを試料面放射照度の値により行うか、あるいは、前記空調切替手段において、空気調整手段Aと空気調整手段Bのいずれにより空調するかを、ブラックパネル温度の測定値又は試験槽内温度の測定値により行うことが好ましい。
本発明の耐候光試験方法は、キセノンランプを光源として試験槽中心に配置し、当該光源を中心として当該光源の周囲を回転する円環型試料枠を有する耐候光試験装置を用いた耐候光試験方法であって、試験槽内の空調方法として、
外気を導入せず試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる空気調整ステップAと、
外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる空気調整ステップBと、
外気を導入し温湿度調整した空気を循環させる空気調整ステップCと、
前記空気調整ステップA、前記空気調整ステップB、及び前記空気調整ステップCのいずれにより空調するかを選択する空調切替ステップと、
試験槽内の除湿を、前記空気調整ステップBで一定時間空調した後に前記空気調整ステップCで空調することにより行うことを特徴とするものである。
本発明の耐候光試験装置及び耐候光試験方法は、上述したとおりであるので、省エネルギー化かつ低コスト化を実現し、かつ短時間で除湿することを可能とし、ひいては、試験結果の再現性を高める。
本発明の特長は、温度制御の観点から見れば、冷却コイル等で温度調整した空気を試験槽内を循環させる手段と共に、外気を導入して試験槽内の空気を置換させる手段を設け、両手段を、選択的あるいは同時に運転することがあるために、比較的低い放射照度における試験において生じていたエネルギーロス等を防止できることである。また、湿度制御の観点から見れば、本発明の特長は、高温高湿の試験槽に外気を導入して湿度を下げてから冷却コイルやヒータ等で温度調整を行うことにより効率的に除湿ができることである。
<耐候光試験装置の実施例1>
図5は、本発明の耐候光試験装置の実施例1の右側面図である。また、図6は、本発明の耐候光試験装置の実施例1の正面図である。
本発明の実施例1の耐候光試験装置(24)は、キセノンランプ(1)を光源として試験槽(3)の中心に配置し、キセノンランプ(1)を中心としてその周囲を回転する円環型試料枠を有する高放射照度対応型の耐候光試験装置である。試験槽内の空調手段として、試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる槽内循環手段と、外気を導入して試験槽内の空気を置換させる外気置換手段を設けてある。なお、本発明の耐候光試験装置の実施例1においては、試料枠の大きさは、φ580mmで、試料(2)を取り付けた試料ホルダーが懸架でき、キセノンランプとして水冷式、ランプ定格7.5kWのランプを用いた。フィルターとしては、インナーフィルターに石英、アウターフィルターに#275を用いた。試料面放射照度60〜180W/m(300〜400nm)で試験をすることができる。「照射」段階、「降雨及び照射」段階の各試験を単独或いは任意の順序で連続して行うことができる。また、上記段階に、「暗黒」段階、「暗黒及び降雨」段階の各試験を単独或いは任意の順序で連続して入れて行うことも可能である。
本発明の実施例1の耐候光試験装置(24)は、試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる手段として、冷却コイル(6)、ヒータA(7)、加湿バットにヒータB(8)を配した湿度発生器(9)を有し、かつ、外気を導入して試験槽内の空気を置換させる手段として、吸気弁(18)及び排気弁(17)からなる空調弁を有する。
試験槽内の空気は、循環送風機(19)によって試験槽に隣接して設けた調温調湿室に導かれ、冷却コイル(6)で冷やされる。一部の空気は、排気弁(17)を開くと外部に排気される。残りの空気は、湿度発生器(9)の加湿バットに貯めた水をヒータB(8)で温めることにより生じた蒸気で加湿されて、ヒータA(7)で温められ、試験槽内に導かれる。また同時に、吸気弁(18)を開くことにより、外部の空気を試験槽内に導入できるしくみとなっている。
なお、ランプは、ランプ冷却水コイル(14)により冷却したランプ冷却水タンク(13)内の水をランプ冷却水循環ポンプ(12)で汲み上げて冷却する。
吸気弁(18)及び排気弁(17)としては、弁板を用い開閉させる。弁板はモータにより開く。外気導入手段を利用しないで温湿度調整する場合には、弁板は閉で固定させる。吸気弁(18)は、試験槽(3)の頭部角に設け、排気弁(17)を装置の腹部に設けてあるので、空気置換効率が高い。
なお、冷却コイル(6)から出た結露水は、下方に設けた排水口より外部へ排出される。ヒータA(7)は、冷却コイル(6)からの水が当たらない位置に設けてある。
本発明の実施例1の耐候光試験装置(24)は、また、外気を導入せず、試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる空気調整手段A、及び、外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる空気調整手段Bのいずれにより空調するかを選択可能である空調切替手段が設けてある。
本発明の実施例1の耐候光試験装置(24)は、設定した試料面放射照度が90W/m以上のときは、冷却コイル動作ON、空調弁動作OFFとし、設定した試料面放射照度が90W/m未満のときは、冷却コイル動作OFF、空調弁動作ONとする。設定する試料面放射照度は、タッチパネル(10)にて、使用者が入力する。タッチパネル(10)への入力により、冷却コイル動作のON−OFF、及び空調弁動作のON−OFFが選択され、空調を切り替えることができる。すなわち、外気を導入せず、試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる空気調整手段Aを選択するには、冷却コイル動作ON、空調弁動作OFFとし、外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる空気調整手段Bを選択するには、冷却コイル動作OFF、空調弁動作ONとする。
たとえば、試料面放射照度が80W/mのとき、図1に示した従来の耐候光試験装置では、温度調整を冷却コイルとヒータとで密閉して行うため、ブラックパネル温度を63℃に保つにも、相当量の電気を消費するところ、本発明の耐候光試験装置の実施例1では、外気導入により行うことができるため、その分使用する電気量が少なくてすむ。一方、たとえば試料面放射照度が160W/mといった高放射照度における試験のときは、ランプから発生する熱量が大きいため、外気導入だけでは、ブラックパネル温度を63℃に保つことができない。したがって、図3に示した従来の耐候光試験装置では、対応できないところ、本発明の耐候光試験装置の実施例1では、発生した熱を冷却コイルにより十分冷ますことができるので、高放射照度でも対応できる。よって、本発明の耐候光試験装置の実施例1では、1台で、低放射照度から高放射照度までを、エネルギー効率よく試験することができる。
さらに、「降雨及び照射」段階から「照射」段階への移行時に、たとえば、槽内温度が28℃で相対湿度94%の試験槽を、BPT温度63℃で相対湿度50%にしたいとき、図1に示した従来の耐候光試験装置では、湿度調整を冷却コイルとヒータと湿度発生器で密閉して行うため、湿度を下げるために冷却コイルを運転すると槽内温度も下がってしまい、槽内温度を上げるためにヒータも運転しなければならず、時間がかかる上にエネルギーロスも大きかったところ、本発明の耐候光試験装置の実施例1では、外気の相対湿度が「降雨及び照射」段階における試験槽内の相対湿度より通常低いことを利用して、まずは空調弁で外気を導入して、それから密閉し冷却コイルを運転させることにより、槽内温度を下げすぎることなく相対湿度を短時間でしかも効率よく下げることができる。
したがって、本発明の耐候光試験装置の実施例1によれば、省エネルギー化かつ低コスト化を実現し、かつ短時間で除湿することを可能とし、ひいては、試験結果の再現性を高める。
<耐候光試験方法の実施例1>
本発明の耐候光試験方法の実施例1には、本発明の耐候光試験装置の実施例1を用いる。
本発明の耐候光試験方法の実施例1は、キセノンランプを光源とする耐候光試験方法であって、外気を導入せず試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる槽内循環ステップ、及び、外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる外気置換ステップを有する。
本発明の耐候光試験方法の実施例1は、照射段階Aと降雨及び照射段階Bを交互に繰り返す耐候光試験方法であって、段階Bの後に引き続いて行う段階Aにおいて、前記外気置換ステップ、つぎに前記槽内循環ステップを有するものである。
槽内循環ステップにおいては、空調弁動作をOFFにし、冷却コイル動作をONとする。外気置換ステップにおいては、空調弁動作をONにし、冷却コイル動作をOFFとする。
本発明の耐候光試験方法の実施例1によれば、使用する電気量が少なくてすみ、かつ、槽内温度を下げすぎることなく相対湿度を短時間でしかも効率よく下げることができるため、省エネルギー化かつ低コスト化を実現し、かつ短時間で除湿することを可能とし、ひいては、試験結果の再現性を高める。
<耐候光試験装置の実施例2>
図7は、本発明の耐候光試験装置の実施例2の右側面図である。また、図8は、本発明の耐候光試験装置の実施例2の正面図である。本発明の耐候光試験装置の実施例2は、図5に示した実施例1と同様に、キセノンランプ(1)を光源として試験槽(3)の中心に配置し、キセノンランプ(1)を中心としてその周囲を回転する円環型試料枠を有する高放射照度対応型の耐候光試験装置である。試験槽内の空調手段として、試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる槽内循環手段と、外気を導入して試験槽内の空気を置換させる外気置換手段を設けてある。試料枠の大きさは、φ960mmで、キセノンランプとして水冷式、ランプ定格12kWのランプを用いた。フィルターとしては、インナーフィルターに石英、アウターフィルターに#275を用いた。試料面放射照度50〜160W/m(300〜400nm)で試験をすることができる。なお、フィルターとしては、その他、インナーフィルターとして、#275等を使用でき、アウターフィルターとして、#255、#295、#320等を使用できる。
本発明の実施例2の耐候光試験装置(24)は、また、外気を導入せず、試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる空気調整手段A、及び、外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる空気調整手段Bのいずれにより空調するかを選択可能である空調切替手段が設けてある。本発明の実施例2の耐候光試験装置(24)においては、さらに、外気を導入し温湿度調整した空気を循環させる空気調整手段Cにより空調するかも選択可能である空調切替手段となっている。タッチパネル(10)にて、冷却コイル動作のON−OFF、及び空調弁動作のON−OFFを選択することにより空調を切り替えることができる。すなわち、外気を導入せず、試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる空気調整手段Aを選択するには、冷却コイル動作ON、空調弁動作OFFとし、外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる空気調整手段Bを選択するには、冷却コイル動作OFF、空調弁動作ONとし、外気を導入し温湿度調整した空気を循環させる空気調整手段Cを選択するには、冷却コイル動作ON、空調弁動作ONとする。
本発明の実施例2の耐候光試験装置(24)は、空調切替を、試料面放射照度の測定値やブラックパネル温度の測定値又は試験槽内温度の測定値により行うことができる。例えば、ブラックパネル温度の測定値が、10分以上、試験条件である63℃を3℃以上も上回ったときは、自動的に冷却コイル動作ON、空調弁動作OFFとするように制御できる。そして、かかる制御を、試験槽内温度を上昇させている間はOFFにすることもできる。
本発明の実施例2の耐候光試験装置(24)は、たとえば、測定した試料面放射照度が70W/m以上のときに、冷却コイル動作ON、空調弁動作OFFとし、測定した試料面放射照度が70W/m未満のときは、冷却コイル動作OFF、空調弁動作ONとするように設定できる。空調用設定照度、すなわち、空調切替をする分岐点となる試料面放射照度の値の設定は、タッチパネル(10)にて、使用者が入力して行うことができる。タッチパネル(10)にて設定した値を70W/mとしたとき、測定した試料面放射照度が70W/m 未満のとき、自動的に空調弁動作をONにして外気導入で行うことができるため、図1に示したような従来の耐候光試験装置の場合と比べて、使用する電気量が少なくてすむ。
本発明の実施例2の耐候光試験装置(24)は、たとえば60W/mといった低放射照度の試験のときは、通常の空調を外気導入によって行い、測定したブラックパネル温度が、試験条件である63℃を3℃以上も上回ったとき、冷却コイル動作ON、空調弁動作OFFとして、試験槽内温度の調整を低コストながら迅速に行うことができる。切替ブラックパネル温度の値の設定は、タッチパネル(10)にて、作業者が入力して行うことができる。したがって、図3に示したような従来の耐候光試験装置では、試験槽内温度の調整に時間がかかったり、ブラックパネル温度が上がりすぎてしまったりする場合でも、本発明の耐候光試験装置の実施例2では、発生した熱を冷却コイルにより迅速に冷ますことができる。よって、本発明の耐候光試験装置の実施例2では、1台で、低放射照度から高放射照度までを、迅速かつエネルギー効率よく試験することができる。
本発明の実施例2の耐候光試験装置(24)は、「降雨及び照射」段階から「照射」段階に以降するとき、空調切替を、前記空気調整手段Bで一定時間空調した後に自動で前記空気調整手段Cに切り替えることにより試験槽内の除湿を行うことができる。
「降雨及び照射」段階から「照射」段階への移行時に、たとえば、槽内温度が28℃で相対湿度94%の試験槽を、BPT温度63℃で相対湿度50%にしたいとき、図1に示した従来の耐候光試験装置では、湿度調整を冷却コイルとヒータと湿度発生器で密閉して行うため、湿度を下げるために冷却コイルを運転すると槽内温度も下がってしまい、槽内温度を上げるためにヒータも運転しなければならず、時間がかかる上にエネルギーロスも大きかったところ、本発明の耐候光試験装置の実施例2では、外気の相対湿度が「降雨及び照射」段階における試験槽内の相対湿度より通常低いことを利用して、まずは空調弁で外気を導入してからつづいて外気導入と並行して冷却コイルを運転させることにより、槽内温度を下げすぎることなく相対湿度を短時間でしかも効率よく下げることができる。
したがって、本発明の耐候光試験装置の実施例2は、省エネルギー化かつ低コスト化を実現し、かつ短時間で除湿することを可能とし、ひいては、試験結果の再現性を高める。
<耐候光試験方法の実施例2>
本発明の耐候光試験方法の実施例2には、本発明の耐候光試験装置の実施例2を用いる。
本発明の耐候光試験方法の実施例2は、キセノンランプを光源とする耐候光試験方法であって、外気を導入せず試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる槽内循環ステップ、及び、外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる外気置換ステップを有し、さらに、外気を導入し温湿度調整して試験槽内の空気を置換しつつ循環させる外気循環ステップを有する。
槽内循環ステップにおいては、空調弁動作をOFFにし、冷却コイル動作をONとする。かかる槽内循環ステップを空気調整ステップAとする。外気置換ステップにおいては、空調弁動作をONにし、冷却コイル動作をOFFとする。かかる外気置換ステップを空気調整ステップBとする。外気循環ステップにおいては、空調弁動作をONにし、冷却コイル動作もONとする。かかる槽内循環ステップを空気調整ステップCとする。
本発明の耐候光試験方法の実施例2によれば、使用する電気量が少なくてすみ、かつ、槽内温度を下げすぎることなく相対湿度を短時間でしかも効率よく下げることができるため、省エネルギー化かつ低コスト化を実現し、かつ短時間で除湿することを可能とし、ひいては、試験結果の再現性を高める。
<耐候光試験方法の実施例3>
本発明の耐候光試験方法の実施例3には、本発明の耐候光試験装置の実施例2を用いる。
本発明の耐候光試験方法の実施例3は、キセノンランプを光源とする耐候光試験方法であって、外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる外気置換ステップを有し、及び、外気を導入し温湿度調整して試験槽内の空気を置換しつつ循環させる外気循環ステップを有する。
外気置換ステップにおいては、空調弁動作をONにし、冷却コイル動作をOFFとする。外気循環ステップにおいては、空調弁動作をONにし、冷却コイル動作もONとする。
本発明の耐候光試験方法の実施例3は、照射段階Aと降雨及び照射段階Bを交互に繰り返す耐候光試験方法であって、段階Bの後に引き続いて行う段階Aにおいて、前記外気置換ステップ、つぎに前記外気循環ステップを有するものである。
本発明の耐候光試験方法の実施例3によれば、使用する電気量が少なくてすみ、かつ、槽内温度を下げすぎることなく相対湿度を短時間でしかも効率よく下げることができるため、省エネルギー化かつ低コスト化を実現し、かつ短時間で除湿することを可能とし、ひいては、試験結果の再現性を高める。
<耐候光試験方法の実施例4>
本発明の耐候光試験方法の実施例4には、本発明の耐候光試験装置の実施例2を用いる。
本発明の耐候光試験方法の実施例4は、キセノンランプを光源とする耐候光試験方法であって、外気を導入せず試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる槽内循環ステップ、及び、外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる外気置換ステップを有する。
槽内循環ステップにおいては、空調弁動作をOFFにし、冷却コイル動作をONとする。外気置換ステップにおいては、空調弁動作をONにし、冷却コイル動作をOFFとする。
本発明の耐候光試験方法の実施例4は、空調用の設定試料面放射照度の値αを入力するステップ1、試料面放射照度の値βを測定するステップ2、値αと、値βのどちらが大きいかを判別するステップ3、ステップ3においてαβと判別された場合は、空調弁動作をONにし、冷却コイル動作をOFFとして、外気を導入可能とし冷却コイルの運転を止めて、取り入れた外気を加温調湿して試験槽内の空気を置換させ、一方α=<βと判別された場合は、空調弁動作をOFFにし、冷却コイル動作をONとし、外気を導入せず試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる制御を行うステップ4、の各ステップを有する。
たとえば、ステップ1で、αとして90W/mを入力した場合において、ステップ2で測定されたβが80W/mであった場合は、空調弁動作をONにして冷却コイル動作をOFFにして、外気を導入可能とし、取り入れた外気を加温調湿して試験槽内の空気を置換させる制御が行われ、一方、βが100W/mであった場合は、空調弁動作をOFFにして冷却コイル動作をONにして、外気を導入せず試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる制御が行われる。
本発明の耐候光試験方法の実施例4によれば、使用する電気量が少なくてすむため、省エネルギー化かつ低コスト化を実現し、かつ短時間で除湿することを可能とし、ひいては、試験結果の再現性を高める。
<耐候光試験方法の実施例5>
本発明の耐候光試験方法の実施例5には、本発明の耐候光試験装置の実施例2を用いる。
本発明の耐候光試験方法の実施例5は、キセノンランプを光源とする耐候光試験方法であって、外気を導入せず試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる槽内循環ステップ、及び、外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる外気置換ステップを有する。
槽内循環ステップにおいては、空調弁動作をOFFにし、冷却コイル動作をONとする。外気置換ステップにおいては、空調弁動作をONにし、冷却コイル動作をOFFとする。
本発明の耐候光試験方法の実施例5は、空調用の設定ブラックパネル温度の値γを入力するステップ1、外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させるステップ2、ブラックパネル温度の値δを測定するステップ3、値γと、値δのどちらが大きいかを判別するステップ4、外気を導入せず試験槽内に温湿度調整した空気を循環させるステップ5の各ステップを有し、ステップ4において一定時間連続してγ<δと判別された場合は、外気を導入せず試験槽内に温湿度調整した空気を循環させるステップ5に移行し、それ以外の場合は、ステップ2に戻る。
本発明の耐候光試験方法の実施例5は、空調弁で温度制御できる限りは、省エネのために空調弁を用い、空調弁のON−OFFだけではブラックパネル温度が上がりすぎて制御しにくい場合にのみ冷却コイルを働かせる方法である。たとえば、ステップ1で、γとして66℃を入力した場合において、ステップ2で測定されたδが64℃であった場合は、空調弁とヒータと湿度発生器のON−OFFによる温湿度制御が連続して行われ、一方、δが一定時間66℃より高くなければ、外気を導入せず試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる制御が行われる。例えば連続して5分間、δが68℃であった場合は、空調弁を閉じて冷却コイルを運転させて、試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる制御が行われるようにすることができる。
本発明の耐候光試験方法の実施例5によれば、使用する電気量が少なくてすみ、かつ、槽内温度を下げすぎることなく相対湿度を短時間でしかも効率よく下げることができるため、省エネルギー化かつ低コスト化を実現し、かつ短時間で除湿することを可能とし、ひいては、試験結果の再現性を高める。
<耐候光試験装置の実施例3>
図9は、本発明の耐候光試験装置の実施例3の右側面図である。本発明の耐候光試験装置の実施例3は、本発明の耐候光試験装置の実施例1とほぼ同じであるが、吸気弁(18)及び排気弁(17)の位置が異なる。本発明の耐候光試験装置の実施例3では、試料面を流れる風量がより安定するほかは、前述した実施例1と同様である。
したがって、本発明の耐候光試験装置の実施例3も、省エネルギー化かつ低コスト化を実現し、かつ短時間で除湿することを可能とし、ひいては、試験結果の再現性を高める。
本発明の耐候光試験装置又は耐候光試験方法の利用は、より低コストかつスピーディーな製品開発及び製品検査に役立つ。
従来の高放射照度対応型の耐候光試験装置例の右側面図である。 従来の高放射照度対応型の耐候光試験装置例の正面図である。 従来の低放射照度用の耐候光試験装置例の右側面図である。 従来の低放射照度用の耐候光試験装置例の正面図である。 本発明の耐候光試験装置の実施例1の右側面図である。 本発明の耐候光試験装置の実施例1の正面図である。 本発明の耐候光試験装置の実施例2の右側面図である。 本発明の耐候光試験装置の実施例2の正面図である。 本発明の耐候光試験装置の実施例3の右側面図である。
符号の説明
1 キセノンランプ
2 試料
3 試験槽
4 裏面スプレー
5 試料回転モータ
6 冷却コイル
7 ヒータA
8 ヒータB
9 湿度発生器
10 タッチパネル
11 記録計
12 ランプ冷却水循環ポンプ
13 ランプ冷却水タンク
14 ランプ冷却水コイル
15 冷凍機
16 エアフィルタ
17 排気弁
18 吸気弁
19 循環送風機
20 空調弁
21 ブラックパネル測温体
22 ブラックパネル温度計
23 電源スイッチ
24 耐候光試験装置

Claims (4)

  1. キセノンランプを光源として試験槽中心に配置し、当該光源を中心として当該光源の周囲を回転する円環型試料枠を有する耐候光試験装置であって、試験槽内の空調手段として、
    外気を導入せず試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる空気調整手段Aと、
    外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる空気調整手段Bと、
    外気を導入し温湿度調整した空気を循環させる空気調整手段Cと、
    前記空気調整手段A、前記空気調整手段B、及び前記空気調整手段Cのいずれにより空調するかを選択可能である空調切替手段と、
    試験槽内の除湿を、前記空気調整手段Bで一定時間空調した後に前記空気調整手段Cで空調することにより行う手段を有する
    ことを特徴とする耐候光試験装置。
  2. 前記空調切替手段が、試料面放射照度が所定の照度未満であるときは、空調を空気調整手段Bで行い、試料面放射照度が所定の照度以上であるとき空気調整手段Aに自動で切り替えることができることを特徴とする請求項1記載の耐候光試験装置。
  3. 前記空調切替手段が、ブラックパネル温度の測定値が所定の温度未満であるときは空調を空気調整手段Bで行い、ブラックパネル温度の測定値が所定の温度以上である状態が所定の時間以上続いたとき空気調整手段Aに自動で切り替えることができることを特徴とする請求項1記載の耐候光試験装置。
  4. キセノンランプを光源として試験槽中心に配置し、当該光源を中心として当該光源の周囲を回転する円環型試料枠を有する耐候光試験装置を用いた耐候光試験方法であって、試験槽内の空調方法として、
    外気を導入せず試験槽内に温湿度調整した空気を循環させる空気調整ステップAと、
    外気を導入し加温調湿して試験槽内の空気を置換させる空気調整ステップBと、
    外気を導入し温湿度調整した空気を循環させる空気調整ステップCと、
    前記空気調整ステップA、前記空気調整ステップB、及び前記空気調整ステップCのいずれにより空調するかを選択する空調切替ステップと、
    試験槽内の除湿を、前記空気調整ステップBで一定時間空調した後に前記空気調整ステップCで空調することにより行うことを特徴とする耐候光試験方法。
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