JP2009198089A - 外気冷房システム制御方法 - Google Patents

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範明 杉ノ原
Minoru Iwata
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Abstract

【課題】外気温度が還気温度以下の場合は、還気を空調機で冷やすより、外気を空調機で冷やす方が、必要となる投入熱量を少なくすることができるため、外気導入を継続し、空調機により冷却することで、同じ投入熱量で現状より長い時間冷房運転を行うことができる外気冷房システムの制御方法を提供すること。
【解決手段】本発明の外気冷房システムは、還気温度センサーと還気の取り入れ量を調整可能に制限する還気ダクトモータダンパーと、外気温度センサーと外気の取り入れを調整可能に制限する外気取入モータダンパーと、熱交換器に循環させる冷水の循環を調整する冷水2方弁及び室内設定温度を入力する入力部を有し、外気温度センサー及び還気温度センサーと通信可能に接続され、前記外気取入モータダンパー及び還気ダクトモータダンパーを制御可能に接続されている空調制御手段と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷房システム、装置、制御方法に係り、特に、外気を用いて冷房を行う外気冷房を行うシステムを制御する方法に関する。
従来より、商業施設においては、冷房負荷は1年を通じてあり、ガス焚き吸収式冷温水器や電気式ターボ冷凍機などの冷房設備により冷水を作り各空調機に送っている。
最近の施設では、冬季の外気温度が低いときは、冷房設備を停止し、外気をダクトから直接空調機に引き込み、外気冷房を行うことで、投入熱量の減少を図っている。
下記の特許文献1には、機内に吸込送風通路、外気送風通路及び排気送風通路を有し、送風通路内冷、温水コイル、加湿器等の熱交換装置を各々設置され、各々の送風通路間に送風通路切換え用の複数のダンパー機構を設置される空調ユニットAと、機内外気導入通路、排気通路を有し、送風通路内に外気送風機及び排気送風機を各々設置された他方送風機ユニットBが並列に設置され、各ダンパーの操作により、冷房と外気冷房とを切り替えることができるカセット型空調機が開示されている。
下記の特許文献2には、外気導入量を調節するダンパー機構の作動時には、室内送風機は停止し、ダンパーへの風圧はかからないので、ダンパーモータのトルクは小さくて済む。これにより、本発明によれば、ダンパーモータ容量の小形化、ダンパー機構の簡素化を可能とする外気冷房機能付き空気調和機が開示されている。
特開平7−55185号公報 特開平9−42745号公報
しかし、現状では、外気を用いた冷房方法は冬期の外気温度が、給気温度よりも低い温度である場合、還気温度を給気温度まで下げるために外気取入ダクトダンパーと還気ダクトダンパーを制御して、外気と還気を混合して、給気温度としている。外気温度が低い場合、外気取入量は少ないが、外気温度が給気温度と同じ温度になると、還気を用いず、全量外気取入となる。更に外気温度が高くなると、外気を用いず、全量還気を用いて冷却する通常の冷房運転に移行している。
本発明の外気冷房システム制御方法は、外気温度が還気温度以下の場合は、還気を空調機で冷やすより、外気を空調機で冷やす方が、所定の給気温度を得るために必要となる投入熱量を少なくすることができるため、外気導入を継続し、給気温度まで必要分のみ空調機により冷却することで、外気冷房を使用する温度範囲が広くなり、一年のうち、一日の外気温度の変化が還気温度を跨ぐ時期においては、同じ投入熱量で午前中と日没以降において、現状より長い時間冷房運転を行うことができる。
上記目的を達成するため、本発明者らは、外気温度が還気温度以下の場合は外気を全量取入ることで、冷房に要する投入熱量を減ずる方法を見出し、本発明を完成するに至った。
(1) 室内に接続された還気ダクトと前記還気ダクトの内部に備えられた還気温度センサーと前記室内の過剰の還気を外気に排出する排気ダクトと前記過剰の還気のうち一部の還気の取り入れ量を調整可能に制限する還気ダクトモータダンパーとを有する還気手段と、外気を取入る外気取入ダクトと前記外気取入ダクトの内部に備えられた外気温度センサーと外気の取り入れを調整可能に制限する外気取入モータダンパーとを有する外気取入手段と、前記外気取入モータダンパーに接続された空気混合部であって前記外気取入ダクトより送られた外気及び前記還気手段と接続され還気を取入る還気取入口より送られてきた還気を混合して熱交換器に送り混合気にする空気混合部と前記混合気を前記熱交換器において冷却する熱交換部と冷却された混合気を室内に給気として送る送風部とを有し、前記室内に接続されている空調手段と、冷水を熱交換器に循環させる冷却装置と冷水の循環を調整可能に制限する冷水2方弁と前記室内の温度である室内設定温度を入力する入力部とを有し、前記外気温度センサー及び前記還気温度センサーと通信回線により通信可能に接続され、前記外気取入モータダンパー及び還気ダクトモータダンパーと制御可能に接続されている空調制御手段と、を備えた外気冷房システムの制御方法であって、前記還気温度センサーが出力する還気温度が前記室内設定温度より低い場合、前記空調制御手段は前記冷水2方弁を全閉にさせ、前記還気温度が前記室内設定温度より高く、前記室内設定温度より高い所定の第2の温度以下の場合、前記空調制御手段は、前記冷水2方弁を温度変化に比例して開けさせ、前記還気温度が前記所定の第2の温度以上の場合、前記空調制御手段は、前記冷水2方弁を全開にさせ、前記還気温度が前記室内設定温度より低い所定の第1の温度以下の場合、前記空調制御手段は、前記還気ダクトモータダンパーを全開させ、前記外気取入モータダンパーを所定の開度にさせ、還気温度が前記所定の第1の温度と前記室内設定温度との間の場合、前記空調制御手段は、前記還気ダクトモータダンパーを温度変化に比例して閉じさせ、前記外気取入モータダンパーを温度変化に比例して開かせ、還気温度が前記室内設定温度の場合、前記還気ダクトモータダンパーを全閉にさせ、前記外気取入モータダンパーを全開にさせ、還気温度が前記室内設定温度より高い場合、前記空調制御手段は、前記還気ダクトモータダンパーを全閉にさせ、還気温度が前記室内設定温度より高く、外気温度が還気温度より高い場合、前記外気取入モータダンパーを全閉にさせ、還気温度が前記室内設定温度より高く、外気温度が還気温度より低い場合、前記外気取入モータダンパーを全開にさせる外気冷房システムの制御方法。
(1)記載の外気冷房システムの制御方法によれば、システムは、室内に接続された還気ダクトと還気ダクトの内部に備えられた還気温度センサーと室内の過剰の還気を外気に排出する排気ダクトと過剰の還気のうち一部の還気の取り入れ量を調整可能に制限する還気ダクトモータダンパーとを有する還気手段と、外気を取入る外気取入ダクトと外気取入ダクトの内部に備えられた外気温度センサーと外気の取り入れを調整可能に制限する外気取入モータダンパーとを有する外気取入手段と、外気取入モータダンパーに接続された空気混合部であって外気取入ダクトより送られた外気及び還気手段と接続され還気を取入る還気取入口より送られてきた還気を混合して熱交換器に送り混合気にする空気混合部と混合気を熱交換器において冷却する熱交換部と冷却された混合気を室内に給気として送る送風部とを有し、室内に接続されている空調手段と、冷水を熱交換器に循環させる冷却装置と冷水の循環を調整可能に制限する冷水2方弁と室内の温度である室内設定温度を入力する入力部とを有し、外気温度センサー及び還気温度センサーと通信回線により通信可能に接続され、外気取入モータダンパー及び還気ダクトモータダンパーと制御可能に接続されている空調制御手段と、を備えた。空調制御手段は還気温度センサーが出力する還気温度が室内設定温度より低い場合、冷水2方弁を全閉し、空調制御手段は還気温度が室内設定温度より高く、室内設定温度より高い所定の第2の温度以下の場合、冷水2方弁を温度変化に比例して開き、空調制御手段は還気温度が所定の第2の温度以上の場合、冷水2方弁を全開し、空調制御手段は還気温度が室内設定温度より低い所定の第1の温度以下の場合、還気ダクトモータダンパーを全開し、外気取入モータダンパーを所定の開度にし、空調制御手段は還気温度が所定の第1の温度と室内設定温度との間の場合、還気ダクトモータダンパーを温度変化に比例して閉じ、外気取入モータダンパーを温度変化に比例して開き、還気温度が室内設定温度の場合、還気ダクトモータダンパーを全閉し、外気取入モータダンパーを全開し、空調制御手段は還気温度が室内設定温度より高い場合、還気ダクトモータダンパーを全閉し、還気温度が室内設定温度より高く、外気温度が還気温度より高い場合、外気取入モータダンパーを全閉し、還気温度が室内設定温度より高く、外気温度が還気温度より低い場合、外気取入モータダンパーを全開する。したがって、システムは、還気温度より外気温度が低い場合に、外気を冷却して給気とすることで、還気を冷却するよりも少ない熱量で同じ温度の給気を得ることができ、一年のうち、一日の外気温度の変化が還気温度を跨ぐ時期においては、同じ投入熱量で午前中と日没以降において、現状より長い時間冷房運転を行うことができる。
本発明によれば、外気冷房システム制御方法において、外気温度が還気温度以下の場合は、還気を空調機で冷やすより、外気を空調機で冷やす方が、所定の給気温度を得るために必要となる投入熱量を少なくすることができるため、給気温度より外気温度が高い場合にも外気導入を行い、給気温度まで必要分のみ空調機により冷却することで、外気冷房を使用する温度範囲が広くなり、一年のうち、一日の外気温度の変化が還気温度を跨ぐ時期においては、同じ投入熱量で午前中と日没以降において、現状より長い時間冷房運転を行うことができる。
以下、本発明の実施形態について添付した図面を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
図1は本発明に係る外気冷房システムであり、還気手段と、外気取入手段と、空調手段と、空調制御手段と、を含む。
還気手段は、室内2に接続された還気ダクト23と、還気ダクト23の内部に備えられた還気温度センサー231と、室内2の過剰の還気を外気に排出する排気ダクト24と、過剰の還気のうち一部の還気の取り入れ量を調整可能に制限する還気ダクトモータダンパー232と、を有する。
外気取入手段は、外気を取入る外気取入ダクト21と、外気取入ダクト21の内部に備えられた外気温度センサー211と、外気の取り入れを調整可能に制限する外気取入モータダンパー212と、を有する。
空調手段は、外気取入モータダンパー212に接続された空気混合部であって、外気取入ダクト21より送られた外気及び還気手段と接続され還気を取入る還気取入口より送られてきた還気を混合して熱交換器11に送り混合気にする空気混合部と、混合気を熱交換器11において冷却する熱交換部と、冷却された混合気を室内2に給気として送る送風部とを有する。
空調制御手段は、冷水を熱交換器11に循環させる冷却装置13と冷水の循環を調整可能に制限する冷水2方弁111と前記室内2の温度である室内設定温度を入力する入力部とを有し、前記外気温度センサー211及び前記還気温度センサー231と通信回線により通信可能に接続され、前記外気取入モータダンパー212及び還気ダクトモータダンパー232と冷水2方弁111とを通信回線により制御可能に接続されている。
上述の外気冷房システムにおいて、システムを制御して外気冷房を行う方法について、図2および図3を参照して以下説明をする。
図2は本発明の外気冷房システムにおいて、外気温度が還気温度より低い場合の、還気温度を横軸として、外気取入モータダンパー212、還気ダクトモータダンパー232、冷水2方弁111の開度を縦軸として互いの関係を示す図である。
空調制御手段は、還気温度が、室内設定温度より低い所定の第1の温度以下である場合、外気取入モータダンパー212を室内の換気に必要な所定の最小の開度にさせ、還気ダクトモータダンパー232を全開させ、冷水2方弁111を全閉させる。この場合、換気のための最小限の外気と還気が混合されて混合気となり、熱交換器11を通過し、送風機12により給気ダクト22に送られて給気となる。冷水2方弁111は全閉のため、熱交換器での冷却は行われない。したがって、室内の人間等の熱源によって、室内2の空気は熱され、還気温度は上昇し、給気温度もほぼ還気温度の上昇に応じて上昇するため、室内温度は上昇し、室内設定温度に近づく。
空調制御手段は、還気温度が、室内設定温度より低い所定の第1の温度以下と室内設定温度の間の温度である場合、外気取入モータダンパー212を温度上昇に比例して開かせ、還気ダクトモータダンパー232を温度上昇に比例して閉じさせ、冷水2方弁111を全閉させる。この場合、給気に占める還気と外気の割合は、室内2の熱源により熱される還気の割合が室内設定温度に近づくほど減じ、一定の温度である外気の割合が増える。したがって、室内温度は上昇し、室内設定温度に近づく。室内温度の上昇は、還気温度が室内設定温度に近づくほど緩やかになる。
空調制御手段は、還気温度が、室内設定温度である場合、外気取入モータダンパー212を全開し、還気ダクトモータダンパー232を全閉し、冷水2方弁111を全閉させる。この場合、一定温度の外気が給気として室内に送られ、還気は全て排気となる。室内の熱源より還気に加えられた熱は全て排気とともに外部に送られる。したがって、室内の温度変化は緩やかになる。
空調制御手段は、還気温度が、室内設定温度と室内設定温度より高い所定の第2の温度の間の温度である場合、外気取入モータダンパー212を全開させ、還気ダクトモータダンパー232を全閉させ、冷水2方弁111を温度上昇に比例して開かせる。この場合、外気は熱交換器11で冷却され、給気となり、室内に送られる。したがって、還気温度が室内設定温度から離れるほど、熱交換器11に多くの冷却水が送られるため、給気温度は低くなり、還気温度は室内設定温度に近づく。外気温度が還気温度よりも低いため、還気を給気温度に冷やすよりも外気を給気温度に冷やす方が投入熱量は少なくなる。
空調制御手段は、還気温度が、室内設定温度より高い所定の第2の温度である場合、外気取入モータダンパー212を全開させ、還気ダクトモータダンパー232を全閉させ、冷水2方弁111を全開させる。この場合、外気は熱交換器11で冷却され、給気として室内に送られる。したがって、熱交換器11に冷却水が送られるため、給気温度は低くなり、還気温度は室内設定温度に近づく。外気温度が還気温度よりも低いため、還気を給気温度に冷やすよりも外気を給気温度に冷やす方が投入熱量は少なくなる。
図3は本発明の外気冷房システムにおいて、外気温度が還気温度より高い場合の、還気温度を横軸として、外気取入モータダンパー212、還気ダクトモータダンパー232、冷水2方弁111の開度を縦軸として互いの関係を示す図である。
空調制御手段は、還気温度が、室内設定温度以下の場合は、外気温度が還気温度より低い図2の場合と同じ動作を外気取入モータダンパー212、還気ダクトモータダンパー232、冷水2方弁111に行わせる。
空調制御手段は、還気温度が、室内設定温度と室内設定温度より高い所定の第2の温度の間の温度である場合、外気取入モータダンパー212を室内の換気に必要な所定の最小の開度にさせ、還気ダクトモータダンパー232を全開させ、冷水2方弁111を温度上昇に比例して開かせる。この場合、外気は熱交換器11で冷却され、給気となり、室内に送られる。したがって、還気温度が室内設定温度から離れるほど、熱交換器11に多くの冷却水が送られるため、給気温度は低くなり、還気温度は室内設定温度に近づく。還気温度が外気温度よりも低いため、外気を給気温度に冷やすよりも還気を給気温度に冷やす方が投入熱量は少なくなる。
空調制御手段は、還気温度が、室内設定温度より高い所定の第2の温度である場合、外気取入モータダンパー212を室内の換気に必要な所定の最小の開度にさせ、還気ダクトモータダンパー232を全開させ、冷水2方弁111を全開させる。この場合、外気は熱交換器11で冷却され、給気として室内に送られる。したがって、冷却された給気が室内に送られ、還気温度は室内設定温度に近づく。外気温度が還気温度よりも低いため、還気を給気温度に冷やすよりも外気を給気温度に冷やす方が投入熱量は少なくなる。
上述の外気冷房システムにおいて、空調制御手段が行うデータ処理について、図4、図5、図6を参照して以下説明をする。
空調制御手段は、通信回線を通じて還気温度データを還気温度センサー231より受信し、室内設定温度以下の所定の第1の温度と還気温度を比較する(ステップS1)。還気温度が第1の温度より低い温度である場合はステップS2に処理を移し、還気温度が第一の温度以上である場合はステップS5に処理を移す。
空調制御手段は、通信回線を通じて外気取入モータダンパー212を制御し、外気取入モータダンパー212を換気に必要な最低開度にさせる(ステップS2)。
空調制御手段は、通信回線を通じて還気ダクトモータダンパー232を制御し、還気ダクトモータダンパー232を全開にさせる(ステップS3)。
空調制御手段は、通信回線を通じて冷水2方弁111を制御し、冷水2方弁111を全閉させる(ステップS4)。
空調制御手段は、通信回線を通じて還気温度データを還気温度センサー231より受信し、室内設定温度以下の所定の第1の温度と還気温度と入力部より入力された室内設定温度とを比較する(ステップS5)。還気温度が第1の温度以上であり室内設定温度より低い温度である場合はステップS6に処理を移し、還気温度が室内設定温度以上である場合はステップS9に処理を移す。
空調制御手段は、通信回線を通じて外気取入モータダンパー212を制御し、外気取入モータダンパー212の開度を、換気に必要な最低開度+(1−換気に必要な最低開度)×(還気温度−第1の温度)/(室内設定温度−第1の温度)にさせる(ステップS6)。
空調制御手段は、通信回線を通じて還気ダクトモータダンパー232を制御し、還気ダクトモータダンパー232の開度を、(室内設定温度−還気温度)/(室内設定温度−第1の温度)にさせる(ステップS7)。
空調制御手段は、通信回線を通じて冷水2方弁111を制御し、冷水2方弁111を全閉させる(ステップS8)。
空調制御手段は、通信回線を通じて還気温度データを還気温度センサー231より受信し、入力部より入力された室内設定温度と還気温度と室内設定温度以上の所定の第2の温度とを比較する(ステップS9)。還気温度が室内設定温度以上であり第2の温度より低い温度である場合はステップS10に処理を移し、還気温度が第2の温度以上である場合はステップS17に処理を移す。
空調制御手段は、通信回線を通じて外気温度データを外気温度センサー211より受信し、通信回線を通じて還気温度データを還気温度センサー231より受信し、外気温度と還気温度とを比較する(ステップS10)。還気温度が室内設定温度以上であり第2の温度より低い温度である場合はステップS10に処理を移し、還気温度が第2の温度以上である場合はステップS17に処理を移す。
空調制御手段は、通信回線を通じて外気取入モータダンパー212を制御し、外気取入モータダンパー212を全開させる(ステップS11)。
空調制御手段は、通信回線を通じて還気ダクトモータダンパー232を制御し、還気ダクトモータダンパー232を全閉させる(ステップS12)。
空調制御手段は、通信回線を通じて冷水2方弁111を制御し、冷水2方弁111の開度を(還気温度−室内設定温度)/(第2の温度−室内設定温度)にさせる(ステップS13)。
空調制御手段は、通信回線を通じて外気取入モータダンパー212を制御し、外気取入モータダンパー212を換気に必要な最低開度にさせる(ステップS14)。
空調制御手段は、通信回線を通じて還気ダクトモータダンパー232を制御し、還気ダクトモータダンパー232を全開させる(ステップS15)。
空調制御手段は、通信回線を通じて冷水2方弁111を制御し、冷水2方弁111の開度を(還気温度−室内設定温度)/(第2の温度−室内設定温度)にさせる(ステップS16)。
空調制御手段は、通信回線を通じて外気温度データを外気温度センサー211より受信し、通信回線を通じて還気温度データを還気温度センサー231より受信し、外気温度と還気温度とを比較する(ステップS17)。還気温度が室内設定温度以上であり第2の温度より低い温度である場合はステップS18に処理を移し、還気温度が第2の温度以上である場合はステップS21に処理を移す。
空調制御手段は、通信回線を通じて外気取入モータダンパー212を制御し、外気取入モータダンパー212を全開させる(ステップS18)。
空調制御手段は、通信回線を通じて還気ダクトモータダンパー232を制御し、還気ダクトモータダンパー232を全閉させる(ステップS19)。
空調制御手段は、通信回線を通じて冷水2方弁111を制御し、冷水2方弁111を全開させる(ステップS20)。
空調制御手段は、通信回線を通じて外気取入モータダンパー212を制御し、外気取入モータダンパー212を換気に必要な最低開度にさせる(ステップS21)。
空調制御手段は、通信回線を通じて還気ダクトモータダンパー232を制御し、還気ダクトモータダンパー232を全開させる(ステップS22)。
空調制御手段は、通信回線を通じて冷水2方弁111を制御し、冷水2方弁111を全開させる(ステップS23)。
以上のように、本実施例の外気冷房システムの制御方法によれば、外気温度が還気温度以下の場合は、還気を空調機で冷やすより、外気を空調機で冷やす方が、所定の給気温度を得るために必要となる投入熱量を少なくすることができるため、給気温度より外気温度が高い場合にも外気導入を行い、給気温度まで必要分のみ空調機により冷却することで、外気冷房を使用する温度範囲が広くなり、一年のうち、一日の外気温度の変化が還気温度を跨ぐ時期においては、同じ投入熱量で午前中と日没以降において、現状より長い時間冷房運転を行うことができる。
以上、実施例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。
上述の実施例では、還気温度が室内設定温度以下では冷水2方弁は常に全閉であり、給気は冷却されなかったが、これに限られるものではない、例えば、外気取入モータダンパーと、換気ダクトモータダンパーの制御は実施例と同じであって、給気ダクトに給気温度センサーを設け、給気温度を常に一定温度にするよう冷水2方弁を制御してもよい。
上述の実施例では、還気温度が第1の温度と、室内設定温度と、第2の温度とである場合に外気取入モータダンパー、還気ダクトモータダンパー及び冷水2方弁の動作が変更されていたが、これに限られるものではない。例えば、室内設定温度に所定の温度を加えた温度、又は室内設定温度より所定の温度を減じた温度を室内設定温度の代わりに用いても良い。
本発明に係る外気冷房システムを示す図。 本発明の外気冷房システムを動作させる場合の外気温度より還気温度が高い場合の還気温度と各部の動作の相関を示す図。 本発明の外気冷房システムを動作させる場合の外気温度より還気温度が高い場合の還気温度と各部の動作の相関を示す図。 本発明の外気冷房システムを動作させる場合の空調制御手段の処理を示すフローチャート。 本発明の外気冷房システムを動作させる場合の空調制御手段の処理を示すフローチャート。 本発明の外気冷房システムを動作させる場合の空調制御手段の処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 空調機
2 室内
11 熱交換器
12 送風機
13 冷却装置
21 外気取入ダクト
22 給気ダクト
23 換気ダクト
24 排気ダクト
111 冷水2方弁
211 外気温度センサー
212 外気取入モータダンパー
231 還気温度センサー
232 還気ダクトモータダンパー

Claims (1)

  1. 室内に接続された還気ダクトと前記還気ダクトの内部に備えられた還気温度センサーと前記室内の過剰の還気を外気に排出する排気ダクトと前記過剰の還気のうち一部の還気の取り入れ量を調整可能に制限する還気ダクトモータダンパーとを有する還気手段と、
    外気を取入る外気取入ダクトと前記外気取入ダクトの内部に備えられた外気温度センサーと外気の取り入れを調整可能に制限する外気取入モータダンパーとを有する外気取入手段と、
    前記外気取入モータダンパーに接続された空気混合部であって前記外気取入ダクトより送られた外気及び前記還気手段と接続され還気を取入る還気取入口より送られてきた還気を混合して熱交換器に送り混合気にする空気混合部と前記混合気を前記熱交換器において冷却する熱交換部と冷却された混合気を室内に給気として送る送風部とを有し、前記室内に接続されている空調手段と、
    冷水を熱交換器に循環させる冷却装置と冷水の循環を調整可能に制限する冷水2方弁と前記室内の温度である室内設定温度を入力する入力部とを有し、前記外気温度センサー及び前記還気温度センサーと通信回線により通信可能に接続され、前記外気取入モータダンパー及び還気ダクトモータダンパーと制御可能に接続されている空調制御手段と、を備えた外気冷房システムの制御方法であって、
    前記還気温度センサーが出力する還気温度が前記室内設定温度より低い場合、前記空調制御手段は前記冷水2方弁を全閉にさせ、前記還気温度が前記室内設定温度より高く、前記室内設定温度より高い所定の第2の温度以下の場合、前記空調制御手段は、前記冷水2方弁を温度変化に比例して開けさせ、前記還気温度が前記所定の第2の温度以上の場合、前記空調制御手段は、前記冷水2方弁を全開にさせ、
    前記還気温度が前記室内設定温度より低い所定の第1の温度以下の場合、前記空調制御手段は、前記還気ダクトモータダンパーを全開させ、前記外気取入モータダンパーを所定の開度にさせ、還気温度が前記所定の第1の温度と前記室内設定温度との間の場合、前記空調制御手段は、前記還気ダクトモータダンパーを温度変化に比例して閉じさせ、前記外気取入モータダンパーを温度変化に比例して開かせ、還気温度が前記室内設定温度の場合、前記還気ダクトモータダンパーを全閉にさせ、前記外気取入モータダンパーを全開にさせ、還気温度が前記室内設定温度より高い場合、前記空調制御手段は、前記還気ダクトモータダンパーを全閉にさせ、還気温度が前記室内設定温度より高く、外気温度が還気温度より高い場合、前記外気取入モータダンパーを全閉にさせ、還気温度が前記室内設定温度より高く、外気温度が還気温度より低い場合、前記外気取入モータダンパーを全開にさせる外気冷房システムの制御方法。
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