JP2010222886A - 戸枠構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 開口部に取り付けた際に枠材の見掛け上の厚さを小さくすることができ、シンプルで斬新な意匠性に優れた、施工が簡便な戸枠構造を提供する。
【解決手段】 壁の厚さと同じ幅に形成される本体部と、本体部における幅方向端面の枠内面側にて長手方向全体に亘って突設される一対の凸条部とで構成される、開口部の内側面に配設される枠材と、枠材と壁との間に生じた隙間を目隠しする一対の見切部材とを備えており、見切部材は、枠材の凸条部の外側面と、枠材の本体部の幅方向端面及び壁の主面とに添って配設され、見切部材の表面には、壁の主面に貼着される化粧材と同じ化粧材が貼着されていることを特徴とする、壁に形成された開口部に戸を取り付けるための戸枠構造。
【選択図】図2

Description

本発明は、建物の壁に形成された開口部に開き戸等を取り付けるための戸枠構造に関する。
従来の建物の壁に形成された開口部に開き戸を取り付けるための戸枠構造として、特許文献1や非特許文献1に記載のものが知られている。この戸枠構造は、図4に示すように、壁枠20aの前後面に壁板20bを設けた壁20の内側面に、壁枠20aより内側に壁板20bが突出するように形成され、これら壁枠20aと壁板20bにより形成される凹部20cに、長尺の本体の前面と外側面との角部及び後面と外側面との角部をそれぞれ断面略L字形に切り欠くことにより、前側切欠き残部21a及び後側切欠き残部21bが設けられた枠材21の切り欠きによって形成される突起21cが挿入され、前側切欠き残部21aの外側面と壁板20bの端面との間、及び後側切欠き残部21bの外側面と壁板20bの端面との間に、壁板20bの表面に貼る化粧材22の端が押し込まれて固定された状態で化粧材22が壁板20bの表面に貼られてなるものである。
かかる戸枠構造は、開口部に取り付けた際に枠材の見掛け上の厚さを小さくすることができるため、シンプル且つ斬新な印象となり、意匠性に優れたものとなる。
しかしながら、上述のような戸枠構造では、壁20の寸法に合せて壁板20bを切断する際に、前側切欠き残部21a又は後側切欠き残部21bに合せて真っ直ぐに精度良く壁板20bを切断しなければ、前側切欠き残部21aの外側面と壁板20bの端面との間、または後側切欠き残部21bの外側面と壁板20bの端面との間に意図しない隙間が空いてしまい、非常に見掛けの悪いものになってしまうため、壁板20bの切断や施工に手間がかかるという問題があった。
特開2008−38419号公報
中善寺登喜次編 「図集・建物のおさまり 2」 井上書院 1971年
それゆえに、本発明の主たる課題は、開口部に取り付けた際に枠材の見掛け上の厚さを小さくすることができ、シンプルで斬新な意匠性に優れた、施工が簡便な戸枠構造を提供することである。
請求項1の発明に係る戸枠構造は、壁に形成された開口部に戸を取り付けるための戸枠構造であって、壁の厚さと同じ幅に形成される本体部と、本体部における幅方向端面の枠内面側にて長手方向全体に亘って突設される一対の凸条部とで構成される、開口部の内側面に配設される枠材と、枠材と壁との間に生じた隙間を目隠しする一対の見切部材とを備えており、見切部材は、枠材の凸条部の外側面と、枠材の本体部の幅方向端面及び壁の主面とに添って配設され、見切部材の表面には、壁の主面に貼着される化粧材と同じ化粧材が貼着されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、例えば、柱材の前後面に壁板を設けた壁において、壁板の切断が精度良くおこなわれず、枠材と壁との間に意図しない隙間が生じた場合であっても、見切部材により、枠材と壁との間の隙間を目隠しできるため、壁板の切断の精度をあまり気にせずに、簡便に施工することができる。また、見切部材の表面には、壁の主面に貼着される化粧材と同じ化粧材が貼着されているため、枠材の凸条部のみが目立ち、あたかも開口部に取り付けたに枠材の厚さが小さいかのように見え、シンプルで斬新な意匠性に優れた戸枠構造とすることができる。
本発明の戸枠構造Aを表す正面図 図1におけるX−X端面図 戸枠構造を構成する手順を示す図 従来の戸枠構造を示す図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施するための形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
図1は、本発明の戸枠構造Aを表す正面図であり、図2は図1におけるX−X端面図であり、戸枠構造Aは、部屋等の壁1に形成された開口部2に開き戸を取り付けるために使用されるものである。
ここで、壁1は、複数の壁枠材によって枠組みされた壁枠1aと、壁枠1aの表裏両面に接合された壁板1bとによって構成されている。そして、壁1に形成された開口部2において、戸枠構造Aが組み付けられている。
開き戸は、開口部2を閉塞する板状の戸パネル3と、戸パネル3の幅方向一方端部に近接して配設された取手4とを有しており、戸パネルの幅方向他方端部が縦枠材にピボット丁番を介して回動可能に取り付けられている。
本実施形態の戸枠構造Aは、開口部2の内側面に取り付けられた左右の縦枠材6、7及び上枠材8とからなる枠材9と、枠材9と壁1との間に生じた隙間を目隠しする一対の見切部材10と、枠材9に取り付けられた戸当たり11を備えており、見切部材10は、枠材9の凸条部9b、9cの外側面9ba、9caと、枠材9の本体部9aの幅方向端面9aa及び壁1の主面1cとに添って配設され、見切部材10の表面には、壁1の主面1cに貼着される化粧材12が連続して貼着されている。
なお、化粧材12とは、可撓性を有する装飾用のシート状のもので、例えば、布、和紙、合成樹脂等からなるクロス、壁紙等である。
枠材9は、壁1の厚さW1と同じ幅に形成される本体部9aと、本体部9aにおける幅方向端面9aaの枠内面9d側にて長手方向全体に亘って突設される一対の凸条部9b、9cとで構成されており、集成材、無垢材、合板、MDF等の木質繊維板、木削片板等の木質材料、プラスチック材料又は金属材料等の単独材料、もしくは、これらの複合材料より形成された長尺部材である。
凸条部9bの厚さT1及び凸条部9cの厚さT2は、凸条部9b及び9cが割れたり、折れたりしない程度の強度をもつ範囲であれば特に限定されないが、凸条部9bの厚さT1と凸条部9cの厚さT2とが互いに等しくなるように形成することにより、開き戸の前側からの見た目と、開き戸の後側からの見た目を同じようにする。
ここで、本体部9aにおける幅方向端面9aaの枠内面9d側に、凸条部9b及び9cを形成する方法としては、壁1の厚みより大きな幅に形成した本体の幅方向端部を枠外面側から切削して凸条部9b及び9cを一体的に形成する方法や、木質材料、プラスチック材料又は金属材料等の単独材料、もしくは、これらの複合材料により別体として形成した凸条部9b及び9cを、本体部9aの幅方向端面9aaの枠内面9d側に接着剤等を用い固定する方法などが挙げられる。
なお、本実施形態では、凸条部9b及び9cの突出幅W2を見切部材10の厚さW3と等しく形成する場合を示しているが、この凸条部9b及び9cの突出幅W2は、これに限られるものではなく、例えば、見切部材10の厚さW3よりも大きくするようにしてもよい。
また、凸条部9b、9cの形状についても、開き戸の前側又は後側からの見た際に、枠材9の見掛け上の厚さが小さく見えるものであれば矩形のものに限定されるものではなく、例えば、凸条部9b、9cの内側角部を面取りして幅方向断面の形状を扇状とするようにしてもよい。
見切部材10は、凸条部9b、9cの外側面9ba、9caに当接される当接面10aと、枠の本体部の幅方向端面9aa及び壁1の一方の主面1cに当接される当接面10bとを有する断面略矩形状の棒状部材であり、見切部材10の凸条部9b、9cの外側面9ba、9caとの当接面10aの前側角部には、化粧材12の端部をおさめるための段差10cが設けられている。
そして、この見切部材10は枠材9の凸条部9b、9cの外側面9ba、9caと枠材9の本体部9aの幅方向端面9aa及び壁1の主面1cとに沿って配設されており、接着剤、ネジ、釘、両面粘着テープ等の固定手段を用いて固定されている。
なお、見切部材10の断面形状は、凸条部9b、9cの外側面9ba、9caと、枠材9の本体部9aの幅方向端面9aa及び壁1の主面1cとに添って配設できる形状であれば、特に限定されるものではなく、長方形、正方形、直角三角形等であってもよい。
また、見切部材10は、集成材、無垢材、合板、MDF等の木質繊維板、木削片板等の木質材料、プラスチック材料又は金属材料等の単独材料、もしくは、これらの複合材料等の材料からなる。
戸枠構造Aを構成する際には、図3に示すように、まず始めに、(a)壁枠1aの内側面に枠材9を取り付け、次に、(b)壁板1bを壁枠1aの前後面に取り付けたのち、(c)見切部材10を枠材9の凸条部9b、9cの外側面9ba、9caと枠材9の本体部9aの幅方向端面9aa及び壁1の主面1cとに沿って配設して固定し、最後に、(d)壁1の主面1cから見切部材10の表面に亘り化粧材12を貼着して、化粧材12の端部を見切部材10の段差10cにおさめてコーキングすることで、戸枠構造Aを完成させる。なお、壁板1bは、壁枠1aの前後面に取り付ける際に、壁板1bの端面が壁枠1aの内側面とほぼ同じ位置となるように、必要に応じて予め切断しておくことになるが、見切部材10を枠材9の凸条部9b、9cの外側面9ba、9caと枠材9の本体部9aの幅方向端面9aa及び壁1の主面1cとに沿って配設して固定するため、壁板1bの切断により壁板1bの端面が少し斜めになったり、壁板1bの端面が少し欠けたりして、枠材9と壁1との間に意図しない隙間が生じたとしても、その隙間を隠すことができる。さらに、化粧材12が壁1の主面1cから見切部材10の表面に亘り貼着されているため、あたかも開口部2に取り付けた枠材9の厚さが小さいかのように見え、シンプルで斬新な意匠とできる。
なお、本実施形態では、開き戸の戸枠構造について説明したが、引き戸や折り戸等の戸枠構造としても、使用することができる。また、左右の縦枠材についてのみ本発明の戸枠構造を適用するようにしてもよい。
本発明は、住宅の部屋間、或いは部屋と廊下間の壁に形成された開口部に設けられる戸枠構造は勿論のこと、クローゼットの戸枠構造等としても有用であり、産業上の利用可能性が高い。
A 戸枠構造
1 壁
1a 壁枠
1b 壁板
1c 主面
2 開口部
3 戸パネル
4 取手
5 ピボット丁番
6、7 縦枠材
8 上枠材
9 枠材
9a 本体部
9aa 幅方向端面
9b、9c 凸条部
9ba、9ca 外側面
9d 枠内面
10 見切部材
10a、10b 当接面
10c 段差
11 戸当たり
12 化粧材
20 壁
20a 壁枠
20b 壁板
20c 凹部
21 枠材
21a 前側切欠き残部
21b 後側切欠き残部
21c 突起
22 化粧材
W1 壁1の厚さ
W2 凸条部9b及び9cの突出幅
W3 見切部材10の厚さ
T1 凸条部9bの厚さ
T2 凸条部9cの厚さ

Claims (1)

  1. 壁に形成された開口部に戸を取り付けるための戸枠構造であって、
    壁の厚さと同じ幅に形成される本体部と、本体部における幅方向端面の枠内面側にて長手方向全体に亘って突設される一対の凸条部とで構成される、開口部の内側面に配設される枠材と、
    枠材と壁との間に生じた隙間を目隠しする一対の見切部材とを備えており、
    見切部材は、枠材の凸条部の外側面と、枠材の本体部の幅方向端面及び壁の主面とに添って配設され、
    見切部材の表面には、壁の主面に貼着される化粧材と同じ化粧材が貼着されていることを特徴とする戸枠構造。
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