JP2010221880A - ホイールハウス構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホイールアーチ部周辺の剛性を所望の大きさに設定することができ、車輪を上方から覆う被覆部材を、部品点数を増加させることなく強固に支持することが可能なホイールハウス構造を提供すること。
【解決手段】前側ブレース5は、横根太10の車幅方向外端部に結合される第1結合部25と、ホイールアーチ部17の前端の近傍でアウタパネル下縁部16の車幅方向内側面に結合される第2結合部27と、第1結合部25から下方に延びて第2結合部27に連続する基部26と、第2結合部27から車幅方向内側に延びる第3結合部28とを一体的に有する。インナーライナー6は、ホイールアーチ部17の車幅方向内側でリアタイヤを上方から覆い、ホイールアーチ部17に沿って形成されてホイールアーチ部17に結合されるホイールアーチ部取付部と、前側ブレース5の第3結合部28に結合される前方の前側ブレース取付部45とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ホイールハウス構造に関する。
荷台外板におけるホイールアーチ部のフランジと荷台外板前端をヘッドボードに接続するフロントエンドポストとの間をブレースにより連結して、荷台外板におけるホイールアーチ部の前方部分を補強する構造が知られている。
特開2000−255461号公報
一般に、ホイールアーチ部の車幅方向内側には、タイヤの泥はねに対するプロテクタとして被覆部材が配置され、ブラケットを介してホイールアーチ部の前方部分等に固定される。
しかしながら、ホイールアーチ部の前方部分をブレースによって補強する上記構造では、ブレースとブラケットとの両方をホイールアーチ部の前方部分に配置しなければならないため、レイアウト上の理由等から、ブレースを所望の形状及び取付位置に設定できず、ホイールアーチ部の前方部分の剛性を所望の大きさに設定できない可能性がある。また、ブラケットを別途設けることは部品点数の増加を招く。
そこで、本発明は、ホイールアーチ部周辺の剛性を所望の大きさに設定することができ、車輪を上方から覆う被覆部材を、部品点数を増加させることなく強固に支持することが可能なホイールハウス構造の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明のホイールハウス構造は、床部材と、アウタパネルと、補強部材と、被覆部材とを備える。
床部材は、車両の後部に配置される荷台の床を形成する。アウタパネルは、床部材の車幅方向外側で前後方向に沿って立設され、車輪の上部外周に沿って形成されたホイールアーチ部を含む下縁部を有し、ホイールアーチ部の前端及び後端が床部材よりも下方に配置されている。補強部材は、床部材の車幅方向外端部に結合される第1結合部と、ホイールアーチ部の前端及び後端の少なくとも一方の近傍で下縁部の車幅方向内側面に結合される第2結合部と、第1結合部から下方に延びて第2結合部に連続する基部と、第2結合部から車幅方向内側に延びる第3結合部とを一体的に有する。被覆部材は、ホイールアーチ部の車幅方向内側で車輪を上方から覆い、ホイールアーチ部に沿って形成されてホイールアーチ部に結合される周縁部と、補強部材の第3結合部に結合される前方及び後方の少なくとも一方の端縁部とを有する。
上記構成では、ホイールアーチ部の前端及び後端の少なくとも一方の近傍が補強部材を介して床部材に支持されるため、アウタパネルにおけるホイールアーチ部周辺の剛性が向上する。
また、被覆部材が、アウタパネルにおけるホイールアーチ部によって上方から支持されるとともに、補強部材によって車両前方及び車両後方の少なくとも一方から支持されるため、車両走行時等に被覆部材に加わる負荷が、床部材とアウタパネルとに効率良く分散される。従って、被覆部材の端縁部を、単にブラケットを介して下縁部の車幅方向内側面のホイールアーチ部近傍に結合した場合に比べて、被覆部材の剛性を向上させることができる。また、ホイールアーチ部と補強部材とによって、被覆部材を強固に支持することができる。
さらに、被覆部材の端縁部を結合するためのブラケットを別途設ける必要がないため、部品点数の低減を図ることができるとともに、補強部材のレイアウト上の自由度が向上する。従って、補強部材を所望の形状及び取付位置に設定して、ホイールアーチ部周辺の剛性を所望の大きさに設定することができる。
また、アウタパネルの前方の下縁部よりも下方に延びて車輪側へ流入する走行風を整流するスパッツ及びアウタパネルの後方の下縁部よりも下方に延びて車輪による泥水の跳ね上げを阻止するマッドフラップの少なくとも一方を、補強部材の第3結合部に取り付けてもよい。
上記構成では、スパッツ及びマッドフラップの少なくとも一方が補強部材に支持される。従って、スパッツやマッドフラップを取り付けるためのブラケットを別途設ける必要がないため、部品点数の低減を図ることができる。
本発明によれば、ホイールアーチ部周辺の剛性を所望の大きさに設定することができ、車輪を上方から覆う被覆部材を、部品点数を増加させることなく強固に支持することができる。
本実施形態にかかる荷台を斜め前方から視た斜視図である。 前側ブレースの取付状態を示す要部拡大斜視図である。 前側ブレースを斜め上方から見た斜視図である。 図1を矢印A方向から視た斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。図1は本実施形態にかかる荷台を斜め前方から視た斜視図、図2は前側ブレースの取付状態を示す要部拡大斜視図、図3は前側ブレースを斜め上方から見た斜視図、図4は図1を矢印A方向から視た斜視図である。以下の説明において、前後方向は車両の進行方向の前後を示し、内外方向は車幅方向の内外を示す。なお、図2〜図4では、荷台を前方から視たときに右側に配置される前側ブレースを図示している。また、図2では、スパッツ7の図示を省略している。
図1〜図4に示すように、本実施形態の荷台1は、床部材2と前壁3と左右一対の側壁4と左右一対の前側ブレース(補強部材)5と左右一対の後側ブレース(補強部材、図示せず)とインナーライナー(被覆部材)6と左右一対のスパッツ7と左右一対のマッドフラップ8等を備え、ピックアップトラック(車両)のキャブ(図示せず)の後方に配置される。
床部材2は、略板状に形成された金属製のフロアパネル9と、このフロアパネル9の下面に接合されて車幅方向に延びる断面略コ字状の横根太10等で構成され、荷台1の床を形成する。横根太10は、車体フレーム(図示せず)に支持される金属製部材であり、所定間隔を空けて前後方向に複数箇所設けられている。また、横根太10の車幅方向外端部下面には、ボルトが挿通するボルト挿通孔(図示せず)が車幅方向に2箇所設けられている。
前壁3は、フロアパネル9の前端部で車幅方向に起立して、キャブの後面に対向配置される。また、特に図示していないが、荷台1の後端部には、車幅方向に沿って起立して荷台1の後端を区画するテールゲートが設けられる。
側壁4は、前壁3の車幅方向両端部から前後方向に沿って立設され、フロントパネル11とインナパネル12とアウタパネル13等を有している。また、側壁4の前側下方には、リアタイヤ(車輪、図示せず)が配置されている。
フロントパネル11は、前壁3の車幅方向外側で車幅方向に延びる略板状の金属製部材であり、前壁3の車幅方向外端部に接合される接合部14と、前壁3よりも下方に延びる延設部15とを有している。
インナパネル12は、フロントパネル11の車幅方向内端に接合されて前後方向に沿って立設された略板状の金属製部材であり、下端がフロアパネル9の車幅方向外端に接合されている。
アウタパネル13は、フロントパネル11の車幅方向外端に接合されて前後方向に沿って延びる略板状の金属製部材であり、アウタパネル下縁部(下縁部)16を下端部に有する。アウタパネル13は、上端部がインナパネル12の上端部に接合された状態で、インナパネル12から車幅方向外側に離間し、車幅方向内側面に横根太10の車幅方向外端が接合されている。
アウタパネル下縁部16は、リアタイヤの外周方向に沿って略半円弧状に形成されて前端及び後端が床部材2よりも下方に配置されたホイールアーチ部17と、ホイールアーチ部17の前方であって床部材2の下方に配置されたアウタパネル前側下縁部18と、ホイールアーチ部17の後方であって床部材2の下方に配置されたアウタパネル後側下縁部19とを有している。
ホイールアーチ部17には、車幅方向内側に延びるホイールアーチフランジ部20が形成され、ホイールアーチフランジ部20には、前後方向に沿って所定間隔で設けられたボルト挿通孔21が複数設けられている。
アウタパネル前側下縁部18の下端には、車幅方向内側に延びる前側下縁フランジ部22が形成され、前側下縁フランジ部22の後端部には、上下方向に貫通したボルト挿通孔が設けられている。
アウタパネル後側下縁部19の下端には、車幅方向内側に延びる後側下縁フランジ部が形成され、後側下縁フランジ部の前端部には、上下方向に貫通したボルト挿通孔が設けられている。
前側ブレース5及び後側ブレースは、金属製部材であり、それぞれ第1結合部25と基部26と第2結合部27と第3結合部28とを有している。前側ブレース5は、横根太10の下方であって、アウタパネル前側下縁部18の車幅方向内側のホイールアーチ部17近傍に配置されている。後側ブレースは、横根太10の下方であって、アウタパネル後側下縁部19の車幅方向内側のホイールアーチ部17近傍に配置されている。なお、後側ブレースは、前側ブレース5と前後対称の構成であるため、本実施形態では、図2〜図4を参照して前側ブレース5について主に説明する。
第1結合部25は、車幅方向に並ぶ2箇所のボルト挿通孔29が形成された略平板状の床固定部30と、床固定部30の前端から曲折して下方に延びる第1前側フランジ部31と、床固定部30の後端から曲折して下方に延びる第1後側フランジ部32とを有している。第1結合部25は、床固定部30の上面が横根太10の車幅方向外端部下面に面接触した状態で、ボルト挿通孔にボルト(図示せず)を挿通してナット(図示せず)に螺合させることで横根太10に対して固定されている。
基部26は、上部縦板部33と下部縦板部34と縦板前側フランジ部35と上部縦板後側フランジ部36と下部縦板上側フランジ部37とを有する。
上部縦板部33は、床固定部30の車幅方向外端から曲折して下方に延びている。下部縦板部34は、上部縦板部33から下方に延びている。下部縦板部34の前後方向の長さは、上部縦板部33の前後方向の長さよりも大きく設定されている。縦板前側フランジ部35は、第1前側フランジ部31の車幅方向外端から曲折して下方に延びて上部縦板部33及び下部縦板部34の前端に接続されている。上部縦板後側フランジ部36は、第1後側フランジ部32の車幅方向外端から曲折して下方に延びて上部縦板部33の後端に接続されている。下部縦板上側フランジ部37は、上部縦板後側フランジ部36の下端から後方に曲折して延びて下部縦板部34の上端に接続されている。
第2結合部27は、下部縦板部34から曲折して車幅方向内側に延びるアウタパネル固定部38と、縦板前側フランジ部35の下端から曲折して車幅方向内側に延びてアウタパネル固定部38の前端に接続される第2フランジ部39とを有している。アウタパネル固定部38には、ボルト締結用の取付部40が設けられている。第2結合部27は、アウタパネル固定部38の下面が前側下縁フランジ部22の上面に面接触した状態で、ボルト挿通孔にボルト(図示せず)を挿通して取付部に螺合することで、前側下縁フランジ部22に固定されている。
第3結合部28は、アウタパネル固定部38の車幅方向内側に延びる横板部41と、この横板部41の後端から曲折して上方に延びるインナーライナー固定部42とを有している。インナーライナー固定部42には、前後方向に貫通するボルト挿通孔43が車幅方向に2箇所形成されている。
インナーライナー6は、図1、図2及び図4に示すように、リアタイヤの外周に沿って設けられた樹脂部材であり、車幅方向外端部に配置されるホイールアーチ部取付部(周縁部)44と、前端部に配置される前側ブレース取付部(端縁部)45と、後端部に配置される後側ブレース取付部(端縁部)46とを有している。インナーライナー6は、ホイールアーチ部17の車幅方向内側に配置されてリアタイヤによる泥水の跳ね上げを阻止する。
ホイールアーチ部取付部44は、ホイールアーチ部17に沿って略半円弧形状に形成されており、ホイールアーチ部17の車幅方向内側でホイールアーチフランジ部20の上面に面接触した状態で、ボルト挿通孔21にボルトを挿通してナットに螺合させることによって、ホイールアーチフランジ部20に対して所定間隔をあけて複数箇所固定されている。
前側ブレース取付部は45、車幅方向に延びており、前側ブレース5のインナーライナー固定部42と面接触した状態で、スパッツ7とともに、インナーライナー固定部42にボルト等の締結金具23によって固定されている。また、後側ブレース取付部46は、車幅方向に延びており、後側ブレースのインナーライナー固定部と面接触した状態で、後述するマッドフラップ8とともに、インナーライナー固定部に締結金具23によって固定されている。
スパッツ7及びマッドフラップ8は樹脂部材であり、それぞれ本体部47とブレース側取付部48とホイールアーチ部側取付部49とを有している。スパッツ7は、前側ブレース取付部45の後方に対向配置され、マッドフラップ8は、後側ブレース取付部46の前方に対向配置される。スパッツ7は、車両走行時にリアタイヤ側に流れる走行風を整流し、マッドフラップ8は、リアタイヤによる泥水の跳ね上げを阻止する。なお、スパッツ7は、マッドフラップ8と前後対称の構成であるため、本実施形態では、図1を参照してマッドフラップ8について主に説明する。
マッドフラップ8の本体部47は、アウタパネル後側下縁部19の下端よりも下方に延びる略板状の部材である。ブレース側取付部48は、本体部47の上端部に設けられ、後側ブレース取付部46に面接触した状態でインナーライナー固定部42に締結金具23によって固定されている。すなわち、ブレース側取付部48と後側ブレース取付部46とインナーライナー固定部42とは、前後方向に三重に重なった状態で固定されている。ホイールアーチ部側取付部49は、ブレース側取付部48の車幅方向外端から上方に延び、ホイールアーチフランジ部20の後端部に面接触した状態で、ホイールアーチフランジ部20に対してボルト及びナットにより、所定間隔をあけて複数箇所固定されている。
本実施形態によれば、ホイールアーチ部17の前端及び後端の近傍が前側ブレース5及び後側ブレースを介して横根太10に支持されるため、アウタパネル13におけるホイールアーチ部17周辺の剛性が向上する。
また、インナーライナー6が、アウタパネル13におけるホイールアーチ部17のホイールアーチフランジ部20によって上方から支持されるとともに、前側ブレース5及び後側ブレースによって車両前方及び車両後方から支持されるため、車両走行時等にインナーライナー6に加わる負荷が、床部材2とアウタパネル13とに効率良く分散される。従って、インナーライナー6の前端部及び後端部(前側ブレース取付部45及び後側ブレース取付部46)を、単にブラケットを介してアウタパネル下縁部16の車幅方向内側面のホイールアーチ部17近傍に結合した場合に比べて、インナーライナー6の剛性を向上させることができる。また、ホイールアーチ部17と前側ブレース5及び後側ブレースとによって、インナーライナー6を強固に支持することができる。
さらに、インナーライナー6の前端部及び後端部(前側ブレース取付部45及び後側ブレース取付部46)をアウタパネル下縁部16に対して結合するためのブラケットを別途設ける必要がないため、部品点数の低減を図ることができるとともに、前側ブレース5及び後側ブレースのレイアウト上の自由度が向上する。従って、前側ブレース5及び後側ブレースを所望の形状及び取付位置に設定して、ホイールアーチ部17周辺の剛性を所望の大きさに設定することができる。
また、ホイールアーチ部17の前端及び後端の近傍を前側ブレース5及び後側ブレースによって支持しているため、ホイールアーチ部17の前端及び後端のいずれか一方を支持した場合に比べて、ホイールアーチ部17周辺の剛性をより向上させることができる。
さらに、前側ブレース5及び後側ブレースが車体フレームに支持された横根太10に固定されているため、車両走行時等にインナーライナー6に加わる負荷を横根太10を介して車体フレームに効率良く分散させることができ、インナーライナー6の剛性をさらに向上させることができる。
また、リアタイヤ側に流れる走行風を整流するスパッツ7及びリアタイヤによる泥水の跳ね上げを阻止するマッドフラップ8が前側ブレース5及び後側ブレースによってそれぞれ支持されるため、スパッツ7及びマッドフラップ8を取り付けるためのブラケットを別途設ける必要がない。従って、部品点数をより低減することができる。
また、スパッツ7のブレース側取付部48と、前側ブレース取付部45と、前側ブレース5のインナーライナー固定部42とを前後方向に三重に重ねた状態で固定しているため、スパッツ7の取付強度を向上させることができる。さらに、マッドフラップ8のブレース側取付部48と、後側ブレース取付部46と、後側ブレースのインナーライナー固定部とを前後方向に三重に重ねた状態で固定しているため、マッドフラップ8の取付強度を向上させることができる。
さらに、スパッツ7を、前側ブレース5とアウタパネル13におけるホイールアーチ部17とによって支持するとともに、マッドフラップ8を、後側ブレースとアウタパネル13におけるホイールアーチ部17とによって支持しているため、車両走行時等にスパッツ7に加わる負荷を、前側ブレース5とアウタパネル13とに効率良く分散でき、マッドフラップ8に加わる負荷を、後側ブレースとアウタパネル13とに効率良く分散できる。従って、スパッツ7及びマッドフラップ8の剛性を向上させることができる。
また、インナーライナー6のホイールアーチ部取付部44を、ホイールアーチフランジ部20の上面に面接触させた状態でホイールアーチフランジ部20に対して複数箇所で固定しているため、ホイールアーチフランジ部20に対して一箇所で固定した場合よりもインナーライナー6の取付強度を高めることができる。
なお、本実施形態では、ホイールアーチ部17の前端及び後端の近傍を前側ブレース5及び後側ブレースによって支持した場合を説明したが、ホイールアーチ部17の前端及び後端の少なくとも一方の近傍が支持されていればよく、例えば、ホイールアーチ部17の前端の近傍を前側ブレース5によって支持した場合であってもよい。
また、スパッツ7及びマッドフラップ8を設けた場合を説明したが、このスパッツ7及びマッドフラップ8は必ずしも設けなくてもよい。
また、第1結合部25を横根太10に対して固定した場合を説明したが、例えば、フロアパネル9に対して固定してもよい。
また、前側ブレース5の第2結合部27を、前側下縁フランジ部22に固定した場合を説明したが、例えば、前側下縁フランジ部22を設けずに、アウタパネル前側下縁部18の車幅方向内側面に接合等してもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明は、ホイールアーチ部を有するアウタパネルと、車輪を上方から覆う被覆部材とを備える車両に適用可能である。
1 荷台
2 床部材
5 前側ブレース(補強部材)
6 インナーライナー(被覆部材)
7 スパッツ
8 マッドフラップ
13 アウタパネル
16 アウタパネル下縁部(下縁部)
17 ホイールアーチ部
25 第1結合部
26 基部
27 第2結合部
28 第3結合部
44 ホイールアーチ部取付部(周縁部)
45 前側ブレース取付部(端縁部)
46 後側ブレース取付部(端縁部)

Claims (2)

  1. 車両の後部に配置される荷台の床を形成する床部材と、
    前記床部材の車幅方向外側で前後方向に沿って立設され、車輪の上部外周に沿って形成されたホイールアーチ部を含む下縁部を有し、該ホイールアーチ部の前端及び後端が前記床部材よりも下方に配置されたアウタパネルと、
    前記床部材の車幅方向外端部に結合される第1結合部と、前記ホイールアーチ部の前端及び後端の少なくとも一方の近傍で前記下縁部の車幅方向内側面に結合される第2結合部と、前記第1結合部から下方に延びて前記第2結合部に連続する基部と、前記第2結合部から車幅方向内側に延びる第3結合部とを一体的に有する補強部材と、
    前記ホイールアーチ部の車幅方向内側で前記車輪を上方から覆い、前記ホイールアーチ部に沿って形成されて該ホイールアーチ部に結合される周縁部と、前記補強部材の前記第3結合部に結合される前方及び後方の少なくとも一方の端縁部とを有する被覆部材と、を備えた
    ことを特徴とするホイールハウス構造。
  2. 請求項1に記載のホイールハウス構造であって、
    前記アウタパネルの前方の下縁部よりも下方に延びて前記車輪側へ流入する走行風を整流するスパッツ及び前記アウタパネルの後方の下縁部よりも下方に延びて前記車輪による泥水の跳ね上げを阻止するマッドフラップの少なくとも一方を、前記補強部材の前記第3結合部に取り付けた
    ことを特徴とするホイールハウス構造。
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