JP2010221793A - ブレーキの油圧供給装置 - Google Patents

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卓司 松原
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Abstract

【課題】ブレーキに油圧を供給する油圧回路内へ空気を混入させずに、油圧回路内へ負圧を導入する。
【解決手段】マスターシリンダ400ならびにブレーキアクチュエータ500から構成される油圧回路600には、ブレーキフルードが充填される。ブレーキフルードは、リザーバタンク402において、大気圧に開放される。リザーバタンク402の上部には、バキュームポンプ800が接続される。バキュームポンプ800は、油圧回路600に負圧を導入するように、油圧回路600に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブレーキの油圧供給装置に関し、特に、ブレーキに油圧を供給する油圧回路に負圧を導入する技術に関する。
従来より、車両の制動力は、ブレーキを油圧によって作動することによって得られることが知られている。ところが、車両の発進時においてもブレーキに付与した油圧が残っている場合がある。この場合、不要な制動力が車両に作用し得る。そこで、ブレーキの油圧供給系統において負圧を発生して、ブレーキの制動力の残留を防止する技術が提案されている。
特開2005−247230号公報(特許文献1)は、ブレーキ液を貯留するリザーバタンクと、供給された液圧によってピストンを作動させ、ブレーキパッドをブレーキロータに押しつけるホイルシリンダと、リザーバタンクとホイルシリンダとの間を接続するブレーキ油路と、ブレーキ油路上に設けられた液圧発生源と、液圧発生源を制御する液圧制御手段と、を有し、液圧制御手段に、リザーバタンクからブレーキ油路を介してホイルシリンダに液圧を供給し、もしくはホイルシリンダからブレーキ油路を介してリザーバタンクに液圧を還流する制動制御モードと、ブレーキ油路内であってホイルシリンダと液圧発生源の間を負圧状態にする負圧制御モードとを設けたブレーキ制御装置を開示する。
この公報に記載のブレーキ制御装置によれば、ブレーキ液量を正確に制御することが可能となり、ブレーキパッドとブレーキロータの所定間隔を正確に確保することができる。
特開2005−247230号公報
しかしながら、リザーバタンクとホイルシリンダとの間のブレーキ油路上において、油圧を発生するポンプなどを配置した場合、ポンプからブレーキ油路内への空気が混入するおそれがある。また、車両の組立時においては、ポンプ内に空気が残留し得る。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ブレーキに油圧を供給する油圧回路内へ負圧を導入するとともに、油圧回路内へ空気が混入するおそれが小さい、ブレーキの油圧供給装置を提供することである。
ある局面に係るブレーキの油圧供給装置は、油圧が付与されることにより制動力を発生するブレーキの油圧供給装置である。油圧供給装置は、ブレーキに油圧を供給するための作動油が充填され、かつ、作動油が大気圧に開放された箇所を有する油圧回路と、油圧回路に負圧を導入するように、作動油が大気圧に開放された箇所において油圧回路に接続されたバキュームポンプとを備える。
この構成によると、油圧回路において、作動油が大気圧に開放された箇所からバキュームポンプにより負圧が導入される。これにより、バキュームポンプが作動油に触れずに油圧回路に負圧を導入することができる。そのため、ブレーキに油圧を供給する油圧回路内へ負圧を導入するとともに、油圧回路内へ空気が混入するおそれが小さい、ブレーキの油圧供給装置を提供することができる。
車両を示す概略構成図(その1)である。 車両を示す概略構成図(その2)である。 エンジン、バキュームポンプ、三方弁および開閉弁の作動表を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係る油圧供給装置を備えた車両について説明する。この車両は、電動モータ100で発生したトルクを、減速機200を介して車輪202に伝達する。
電動モータ100は、ECU(Electronic Control Unit)300により制御される。ECU300には、車速センサ304、シフトレバー306のポジションを検出するポジションスイッチ308、アクセルペダル310のアクセル開度を検出するアクセルポジションセンサ312およびブレーキペダル314が踏まれたか否かを検出するストップランプスイッチ316から、検出結果を表す信号が送信される。
ブレーキペダル314は、マスターシリンダ400に連結されている。マスターシリンダ400ならびにマスターシリンダ400に接続されたブレーキアクチュエータ500から構成される油圧回路600には、ブレーキフルード(ブレーキオイル)が充填される。
ブレーキフルード(ブレーキオイル)は、リザーバタンク402において、大気圧に開放される。
マスターシリンダ400で発生した油圧は、ブレーキアクチュエータ500を介して、各車輪に設けられたブレーキキャリパ700〜706に導かれる。ブレーキキャリパ700〜706は、油圧が付与されることにより制動力を発生する。
ブレーキアクチュエータ500は、ソレノイドバルブの開閉を制御することにより、ポンプ502で発生させた油圧を各ブレーキキャリパに導き、ブレーキ油圧を制御する。ブレーキアクチュエータ500は、ECU300により制御される。
リザーバタンク402の上部には、バキュームポンプ800が接続される。バキュームポンプ800は、油圧回路600に負圧を導入するように、油圧回路600に接続される。
これにより、たとえばエンジンなどの負圧発生源を有しない車両においても、車両の発進時には油圧回路600に負圧を導入することができる。そのため、ブレーキキャリパ700〜706による制動力が残留することによる引き摺りトルクを低減することができる。
また、油圧回路600において、ブレーキフルードが大気圧に開放された箇所からバキュームポンプ800により負圧が導入される。そのため、バキュームポンプ800が作動油に触れずに油圧回路600に負圧を導入することができる。その結果、油圧回路600内へバキュームポンプ800から空気が混入するおそれを小さくすることができる。
なお、図2に示すように、電動モータ100に加えてエンジン102を駆動源として有するハイブリッド自動車などでは、エンジン102で発生した負圧を貯える蓄圧タンク802ならびに油圧回路600への負圧の供給源を切替える三方弁804を設けるようにしてもよい。この場合、蓄圧タンク802とエンジン102の吸気系とを接続する経路上に開閉弁806がさらに設けられる。
エンジン102、バキュームポンプ800、三方弁804および開閉弁806は、図3の表に示すように作動する。
この構成では、バキュームポンプ800が駆動する頻度を低減することができる。そのため、損失エネルギを低減することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 電動モータ、102 エンジン、200 減速機、202 車輪、300 ECU、304 車速センサ、306 シフトレバー、308 ポジションスイッチ、310 アクセルペダル、312 アクセルポジションセンサ、314 ブレーキペダル、316 ストップランプスイッチ、400 マスターシリンダ、402 リザーバタンク、500 ブレーキアクチュエータ、502 ポンプ、600 油圧回路、700,702,704,706 ブレーキキャリパ、800 バキュームポンプ、802 蓄圧タンク、804 三方弁、806 開閉弁。

Claims (1)

  1. 油圧が付与されることにより制動力を発生するブレーキの油圧供給装置であって、
    前記ブレーキに油圧を供給するための作動油が充填され、かつ、作動油が大気圧に開放された箇所を有する油圧回路と、
    前記油圧回路に負圧を導入するように、作動油が大気圧に開放された箇所において前記油圧回路に接続されたバキュームポンプとを備える、ブレーキの油圧供給装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107672574A (zh) * 2017-08-15 2018-02-09 北汽福田汽车股份有限公司 制动液加注装置、方法及车辆

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