JP2010219001A - 誘導加熱調理器およびそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】前記赤外線センサの検知精度を向上させることが出来る誘導加熱調理器およびそのプログラムを提供すること。
【解決手段】調理容器101から放射される赤外線を検知する赤外線センサ106と、トッププレート103の温度を検知するトッププレート温度検知手段107と、トッププレート103の温度からトッププレート103が放射する赤外線を算出し赤外線センサ106の出力を補正するトッププレート温度補正手段108と、加熱コイル104で通常加熱を行う通常モードと、トッププレート103の温度が所定の温度以上だった場合、加熱コイル104の加熱停止/火力低減し、トッププレート103が所定温度以下になるまで待機する待機モードとを切り替えるモード切替手段109とを備えるよう構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般家庭、レストラン及びオフィスなどで使用される誘導加熱調理器およびそのプログラムに関するものである。
近年、鍋やフライパンなどの調理容器を加熱コイルにより誘導加熱する誘導加熱調理器が広く普及している。また調理容器の温度を検出するために、調理容器から放射される赤外線エネルギーを、トッププレートを介して検知する赤外線センサを備える誘導加熱調理器が知られている。
この赤外線センサはトッププレートを介して赤外線エネルギーを検知するため、調理容器から放射される赤外線エネルギーと共にトッププレートから放射される赤外線エネルギーを検知する。このためトッププレートが低温の時はトッププレートから放射される赤外線エネルギーは少ないが、高温になるに従い大きくなり、このトッププレートから放射される赤外線エネルギーが調理容器の温度を検知する上で誤差となる。
そこで、トッププレートの温度が所定温度以上の時、加熱停止、火力低下、異常報知の少なくとも1つを実行する誘導加熱調理器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−216585号公報
しかしながら、前記従来の構成では、トッププレートは調理容器に接するため容易に高温になる。高温になった場合に安易に加熱停止、火力低下、異常報知すると頻繁にその状態に陥ることになり、誘導加熱調理気の利便性が損なわれるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、トッププレート温度検知手段により前記トッププレートの温度を検知し、前記トッププレート温度補正手段がこれに基づいて前記トッププレートから放射される赤外線エネルギーを算出し、前記赤外線センサの出力を補正することで、前記赤外線センサの検知精度を向上させることが出来る誘導加熱調理器およびそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明の誘導加熱調理器は、調理物を加熱する調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱する誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記加熱コイルに印加する高周波電流を制御して前記調理容器の加熱を行う加熱制御手段と、前記調理容器から放射される赤外線エネルギーを前記トッププレートを介して検知する赤外線センサと、前記トッププレートの温度を検知するトッププレート温度検知手段と、前記トッププレートの温度から前記トッププレートが放射する赤外線エネルギーを算出し前記赤外線センサの出力を補正するトッププレート温度補正手段と、前記加熱コイルで通常加熱を行う通常モードと、前記トッププレートの温度が所定の温度以上だった場合、前記加熱コイルの加熱停止/火力低減し、前記トッププレートが所定温度以下になるまで待機する待機モードとを切り替えるモード切替手段とを備えるよう構成している。
これによって、トッププレート温度検知手段により前記トッププレートの温度を検知し、前記トッププレート温度補正手段がこれに基づいて前記トッププレートから放射される赤外線エネルギーを算出し、前記赤外線センサの出力を補正することで、前記赤外線セン
サの検知精度を向上させることが出来る誘導加熱調理器およびそのプログラムを提供することとなる。
本発明の誘導加熱調理器は、赤外線センサの検知精度を向上させることが出来る。
第1の発明は、調理物を加熱する調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱する誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記加熱コイルに印加する高周波電流を制御して前記調理容器の加熱を行う加熱制御手段と、前記調理容器から放射される赤外線エネルギーを前記トッププレートを介して検知する赤外線センサと、前記トッププレートの温度を検知するトッププレート温度検知手段と、前記トッププレートの温度から前記トッププレートが放射する赤外線エネルギーを算出し前記赤外線センサの出力を補正するトッププレート温度補正手段と、前記加熱コイルで通常加熱を行う通常モードと、前記トッププレートの温度が所定の温度以上だった場合、前記加熱コイルの加熱停止/火力低減し、前記トッププレートが所定温度以下になるまで待機する待機モードとを切り替えるモード切替手段とを備えるよう構成している。
これによって本発明は、前記トッププレートから放射される赤外線エネルギーはシュテファン‐ボルツマンの法則に従い前記トッププレートの温度の4乗に比例する。そこで前記トッププレート温度検知手段により前記トッププレートの温度を検知し、前記トッププレート温度補正手段がこれに基づいて前記トッププレートから放射される赤外線エネルギーを算出し、前記赤外線センサの出力を補正することで、前記赤外線センサの検知精度を向上させることが出来る。
また、前記トッププレートの温度が非常に高く、前記トッププレートから放射される赤外線エネルギーが大き過ぎるため、調理容器の温度を検知出来ない場合のみ、待機モードに切り替わり、前記トッププレートが所定温度以下になるまで待機する。
例えば、一般に赤外線センサは光起電力効果により赤外線検出素子に電流が流れ、それを電圧変換した後にオペアンプ等で増幅している。赤外線検出素子が受光する赤外線エネルギーが増加すると赤外線検出素子に流れる電流も増加するが、オペアンプで増幅後の出力電圧は、オペアンプの最大出力電圧以上には増加されず最大出力電圧で飽和する。
そのため前記調理容器及び前記トッププレートの温度が非常に高い場合、前記赤外線センサの出力電圧が飽和し前記調理容器の温度を検知出来なくなる。
また、前記調理容器の温度に対して前記トッププレートの温度が非常に高い場合、前記調理容器から放射される赤外線エネルギーに対して前記トッププレートから放射される赤外線エネルギーが大きくなり、これにより前記調理容器の温度を検知するには誤差が大きくなり、検知出来なくなる。
これらの例のように前記トッププレートの温度が非常に高く、調理容器の温度を検知出来ない場合のみ、待機モードに切り替わり、前記トッププレートが所定温度以下になるまで待機することで機能の制限を最小限に留め、誘導加熱調理器の利便性を高めることが出来る。
第2の発明は、特に第1の発明において、前記誘導加熱調理器の状態をユーザに報知する報知手段と、前記トッププレートの温度が所定の温度以下になり待機モードから通常モードに切り替えるまでのカウントダウンを前記報知手段を用いて行うカウントダウン手段
とを備えるよう構成している。
これによって本発明は、待機モードから通常モードに切り替わり、誘導加熱調理器の通常使用が可能になるまでの残り時間をユーザが認識することが出来るようになり、誘導加熱調理器の利便性を高めることが出来る。
第3の発明は、特に第1から2の発明において、前記トッププレートの温度が所定の温度以下になるまでの時間を算出する時間算出手段を備え、前記カウントダウン手段は前記時間算出手段が算出した時間に基づきカウントダウンを行うよう構成している。
これによって本発明は、待機モードから通常モードに切り替わり、誘導加熱調理器の通常使用が可能になるまでの残り時間を精度良くユーザに報知することが出来るようになり、誘導加熱調理器の利便性を高めることが出来る。
第4の発明は、特に第1の発明において、待機モードで動作中は前記加熱コイルの加熱停止/火力低減するが、前記報知手段は通常モードで動作中と同様の報知を行うよう構成している。
待機モードで動作中に異常報知等を行うと、操作が煩雑になり、かえって利便性が損なわれる場合があるという課題があった。
また、ガス調理器やラジエントヒータ等の電気調理器と異なり、誘導加熱調理器は前記加熱コイルの加熱状態を視認することが難しいという特徴があり、一般に、LEDやLCD等による表示やスピーカーによる音声などによりユーザに報知している。
本発明はこの特徴を活用し、待機モードで動作中は前記加熱コイルの加熱停止/火力低減するが、前記報知手段は通常モードで動作中と同様の報知を行い、前記トッププレートの温度が所定の温度以下になり待機モードから通常モードに切り替わった後に前記加熱コイルの加熱停止/火力低減を解除することでユーザは通常モードと待機モードの切り替わりを意識することなく誘導加熱調理器を利用可能になり、誘導加熱調理器の利便性を高めることが出来る。
第5の発明は、特に第1から4の発明において、ユーザが選択した調理機能が前記赤外線センサを使用するかどうか判定する機能判定手段を備え、待機モードで動作中の前記加熱コイルの加熱停止/火力低減は、前記赤外線センサを使用する機能に限定するよう構成している。
これによって本発明は、待機モードで動作中の前記加熱コイルの加熱停止/火力低減を最小限の機能に留め、誘導加熱調理器の利便性を高めることが出来る。
第6の発明は、特に第1から5の発明において、前記トッププレートを冷却する冷却手段を備え、待機モードで動作中は前記トッププレートを冷却するよう構成している。
これによって本発明は、待機モードでの動作時間を短縮し、誘導加熱調理器の利便性を高めることが出来る。
第7の発明は、特に第1から6の発明において、前記トッププレート温度検知手段は前記赤外線センサの視野と前記トッププレートの交差点の近傍に配置し、前記トッププレート温度検知手段と前記トッププレートが熱的に接続されるよう構成している。
これによって本発明は、前記トッププレートが放射する赤外線エネルギーを精度良く算出することが可能となる。
第8の発明は、特に第1から6の発明において、前記赤外線センサの視野と前記トッププレートの交差点と、前記トッププレート温度検知手段が、前記加熱コイルの中心に対して同距離になるよう配置し、前記トッププレート温度検知手段と前記トッププレートが熱的に接続されるよう構成している。
一般に誘導加熱調理器の加熱コイルは円形をしているため、トッププレートの、加熱コイルの中心から同一距離部分はほぼ同じ温度になるという特徴がある。
本発明はこの特徴を活用し、前記トッププレート温度検知手段を前記赤外線センサの視野の近傍に配置することが困難な構成であっても、前記トッププレートが放射する赤外線エネルギーを精度良く算出することが可能となる。
第9の発明は、特に、第1から8のいずれかの発明の誘導加熱調理器の少なくとも1つをコンピュータに実行させるためのプログラムを提供するものである。
プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させて本発明の誘導加熱調理器の少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて一実施形態について詳細に説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器を概略的に示す構成説明図を示すものである。
図1において、被加熱物を収納する調理容器101と、外郭ケース102と、外郭ケース102の上部に備えられ調理容器101を載置するトッププレート103と、調理容器101を加熱する誘導磁界を発生させる加熱コイル104と、加熱コイル104に印加する高周波電流を制御して調理容器101の加熱を行う加熱制御手段105と、トッププレート103を介して調理容器101から放射された赤外線エネルギーを検知する赤外線センサ106と、トッププレート103の温度を検知するトッププレート温度検知手段107と、トッププレート103の温度からトッププレート103が放射する赤外線エネルギーを算出し赤外線センサ106の出力を補正するトッププレート温度補正手段108と、加熱コイル104で通常加熱を行う通常モードと、トッププレート103の温度が所定の温度以上だった場合、加熱コイル104の加熱を停止し、トッププレート103が所定温度以下になるまで待機する待機モードとを切り替えるモード切替手段109と、トッププレート103の温度が所定の温度以下になり待機モードから通常モードに切り替えるまでのカウントダウンを報知手段112を用いて行うカウントダウン手段110と、トッププレート103の温度が所定の温度以下になるまでの時間を算出する時間算出手段111と、ユーザへの報知を行う報知手段112と、ユーザからの入力を受け付ける入力手段113と、誘導加熱調理器を制御する制御手段114とで構成している。
なお、調理容器101にはフライパンを、外郭ケース102には金属ケースを、トッププレート103にはガラス板を、赤外線センサ106にはフォトダイオードを、トッププレート温度検知手段107にはサーミスタを、加熱制御手段105、トッププレート温度
補正手段108、モード切替手段109、カウントダウン手段110、時間算出手段111、制御手段114にはマイクロコンピュータを、報知手段112にはLCD(Liquid Crystal Display)を、入力手段113には静電容量式スイッチを用いる事でこの構成を容易に実現出来る。
図2は、発明の第1の実施の形態における動作シーケンスを示すフローチャートである。
ユーザが入力手段113を用いて誘導加熱調理器が備える複数の調理機能のうち1つを選択し開始する操作を制御手段114が受け付けると(S101)、制御手段114はトッププレート温度検知手段107を用いてトッププレート103の温度を検知し(S102)、所定温度以上かを判定する(S103)。ここで所定温度は赤外線センサ106が調理容器101の温度を検知可能なトッププレート103の温度の限界値であり、予め制御手段114に記憶させておく。
所定温度以上の場合(S103でyes)、制御手段114はモード切替手段109を動作させて通常モードから待機モードに切り替えたのち(S104)、時間算出手段111を動作させS102で検知したトッププレート103の温度を時間算出手段111に送る。時間算出手段111は受け取ったトッププレート103の温度をもとにトッププレート103の温度がS103の所定温度以下になるまでの待機時間を算出し、制御手段114に送る(S105)。算出アルゴリズムは予め時間算出手段111に記憶させておく。
その後に制御手段114は受け取った待機時間をもとに待機時間が残っているか判定を行う(S106)。
待機時間が残っている場合(S106でyes)、制御手段114はカウントダウン手段110を起動させS105で受け取った待機時間をカウントダウン手段110に送る。カウントダウン手段110は報知手段112を動作させて受け取った待機時間を報知する(S107)。
その後、制御手段114は1秒待機した後に、待機時間を1秒減らし(S108)、再度S106に戻り、待機時間が無くなるまでS106からS109を繰り返す。
S106で待機時間が無くなった場合(S106でno)、制御手段114はカウントダウン手段110を起動させ、カウントダウン手段110は報知手段112を動作させて待機時間の報知を終了する(S109)。
その後に制御手段114はモード切替手段109を動作させて通常モードに切り替える(S110)。S103で所定温度以下だった場合(S103でno)、待機モードには切り替えずS110へ遷移する。
その後、赤外線センサ106を用いて調理容器101から放射される赤外線エネルギーをトッププレート103を介して検知する(S111)。
さらに制御手段114はトッププレート温度検知手段107を用いてトッププレート103の温度を検知し(S112)、所定温度以上かを判定する(S113)。ここで所定温度はトッププレート103が放射する赤外線エネルギーが大きく、S111の赤外線センサ106の出力を補正しなければ調理容器101の温度検知に必要な精度が出せなくなるトッププレート103の温度の限界値であり、予め制御手段114に記憶させておく。
所定温度以上の場合(S113でyes)、制御手段114はトッププレート温度補正手段108を動作させS111の赤外線センサ106の出力とS112で検知した温度をトッププレート温度補正手段108に送る。トッププレート温度補正手段108は受け取った温度からトッププレート103が放射する赤外線エネルギーを算出し赤外線センサ106の出力を補正する(S114)。また、S113で所定温度以下の場合(S113でno)、補正を行わずS115へ遷移する。
その後に、制御手段114が加熱制御手段105を動作させ、S101で選択された調理機能のシーケンスに従って、加熱コイル104に印加する高周波電流を制御し調理容器101を加熱し調理容器101の温度を制御する(S115)。そしてS101で選択された調理機能のシーケンスが終了するまでS111からS116を繰り返し(S116)、その後、制御手段114が加熱制御手段105を動作させ、加熱コイル104への電流印加を停止し加熱を停止し(S117)、終了する(S118)。
また、モード切替手段109は通常モード、待機モードを含む複数のモードからいずれかのモードを含むように構成しても同様の効果が得られる。
また、待機モード中(S105〜S109)に通常モードより火力を低減させて調理容器101を加熱するよう構成しても同様の効果が得られる。
また、カウントダウン手段110はトッププレート103の温度が所定の温度以下になるまでの時間のカウントダウンを数字で表示、または図形による表示、例えばバーが短くなっていく等に構成しても同様の効果が得られる。
また、報知手段112をスピーカ等で構成し、カウントダウン手段110は音声による報知を行うよう構成しても同様の効果が得られる。
また、カウントダウン手段110が報知した後、再度トッププレート温度検知手段107を用いてトッププレート103の温度を検知し、時間算出手段111を動作させてトッププレート103の温度が所定の温度以下になるまでの時間を算出し、その時間をカウントダウン手段110が報知し、これを繰り返すよう構成しても同様の効果が得られる。
また、時間算出手段111は赤外線センサ106の出力とトッププレート温度検知手段107の検知温度の両方を用いてトッププレート103の温度が所定の温度以下になるまでの時間を算出するよう構成しても同様の効果が得られる。
また時間算出手段111を備えず、カウントダウン手段110はトッププレート103の温度が所定の温度以下になるまでの最長時間を予め記憶しておき、その時間からのカウントダウンを行うよう構成しても同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器を概略的に示す構成説明図である。
図3は、ユーザが選択した調理機能が赤外線センサ106を使用するかどうか判定する機能判定手段201と、トッププレート103を冷却する冷却手段202とで構成している。他の手段については図1と同じなので詳細な説明は省く。
なお、機能判定手段201にはマイクロコンピュータを、冷却手段202にはブロワーファンを用いる事でこの構成を容易に実現出来る。
図4は本発明の第2の実施の形態おける動作シーケンスを示すフローチャートである。
ユーザが入力手段113を用いて誘導加熱調理器が備える複数の調理機能のうち1つを選択し開始する操作を制御手段114が受け付けると(S201)、制御手段114は機能判定手段201を動作させて、選択された調理機能が赤外線センサ106を使用するかどうかの判定を行う(S202)。
赤外線センサ106を使用する機能の場合(S202でyes)、制御手段114は報知手段112を動作させて選択された調理機能の応じた報知をユーザに対して行う(203)。
制御手段114はトッププレート温度検知手段107を用いてトッププレート103の温度を検知し(S204)、所定温度以上かを判定する(S205)。ここで所定温度は赤外線センサ106が調理容器101の温度を検知可能なトッププレート103の温度の限界値であり、予め制御手段114に記憶させておく。
所定温度以上の場合(S205でyes)、制御手段114はモード切替手段109を動作させて通常モードから待機モードに切り替えたのち(S206)、冷却手段202を動作させてトッププレート103の冷却をする(S207)。トッププレート103の温度の温度が所定以下になると、制御手段114はモード切替手段109を動作させて通常モードに切り替える(S208)。
その後S111〜S118と遷移していくが、図2と同じなので詳細な説明を省く。
また、S205でトッププレート103の温度が所定温度以上の場合(S205でno)、トッププレート103の冷却は行わず、S208に遷移する。
また、S202で赤外線センサ106を使用しない機能の場合(S202でno)、制御手段114は加熱制御手段105を動作させ、加熱制御手段105はS201で選択された調理機能のシーケンスに従って、加熱コイル104に印加する高周波電流を制御し調理容器101を加熱を行い(S208)、その後、制御手段114が加熱制御手段105を動作させ、加熱コイル104への電流印加を停止し加熱を停止し(S117)、終了する(S118)。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における加熱コイルの上面図である。
図5は、加熱コイル104および赤外線センサ106を支持する加熱コイル支持台301で構成している。他の手段については図1と同じなので詳細な説明は省く。
またトッププレート温度検知手段107は、赤外線センサ視野106aとトッププレート103の交差点(上面図なので106aと同位置)と、トッププレート温度検知手段107が、加熱コイル104の中心に対して同距離になるよう配置している。
なお、加熱コイル支持台301は樹脂製の板を用いる事でこの構成を容易に実現出来る。
赤外線センサ106が受光する、トッププレート103から放射される赤外線エネルギーを正確に算出するには赤外線センサ視野106aとトッププレート103の交差点の温
度を正確に検知する必要がある。よってトッププレート温度検知手段107を赤外線センサ視野106aとトッププレート103の交差点の近傍に配置することで、精度を高める事ができるが、加熱コイルの構成などにより近傍に配置することが難しい場合がある。
しかし、一般に誘導加熱調理器の加熱コイル106は円形をしているため、トッププレート103の、加熱コイル106の中心から同一距離部分はほぼ同じ温度になるという特徴がある。
この特徴を活用し、本発明の実施の形態3のようにトッププレート温度検知手段107を配置することでトッププレート103が放射する赤外線エネルギーを精度良く算出することが可能となる。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイクロコンピュータ)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信したりすることで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
本発明による誘導加熱調理器は、赤外線センサの検知精度を向上させることができ、かつ、誘導加熱調理器の機能の制限を最小限に留め、誘導加熱調理器の利便性を高めることが可能で、一般家庭などで使用される誘導加熱調理器に有用である。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器及びそのプログラムの概略的に示す構成説明図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器及びそのプログラムの動作シーケンスを示すフローチャート 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器及びそのプログラムの概略的に示す構成説明図 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器及びそのプログラムの動作シーケンスを示すフローチャート 本発明の実施の形態3における加熱コイルの上面図
101 調理容器
103 トッププレート
104 加熱コイル
105 加熱制御手段
106 赤外線センサ
107 トッププレート温度検知手段
108 トッププレート温度補正手段
109 モード切替手段
110 カウントダウン手段
111 時間算出手段
112 報知手段
113 入力手段
114 制御手段
201 機能判定手段
202 冷却手段

Claims (9)

  1. 調理物を加熱する調理容器を載置するトッププレートと、
    前記調理容器を加熱する誘導磁界を発生させる加熱コイルと、
    前記加熱コイルに印加する高周波電流を制御して前記調理容器の加熱を行う加熱制御手段と、
    前記調理容器から放射される赤外線エネルギーを前記トッププレートを介して検知する赤外線センサと、
    前記トッププレートの温度を検知するトッププレート温度検知手段と、
    前記トッププレートの温度から前記トッププレートが放射する赤外線エネルギーを算出し前記赤外線センサの出力を補正するトッププレート温度補正手段と、
    前記加熱コイルで通常加熱を行う通常モードと、前記トッププレートの温度が所定の温度以上だった場合、前記加熱コイルの加熱停止/火力低減し、前記トッププレートが所定温度以下になるまで待機する待機モードとを切り替えるモード切替手段とを備える誘導加熱調理器。
  2. 前記誘導加熱調理器の状態をユーザに報知する報知手段と、
    前記トッププレートの温度が所定の温度以下になり待機モードから通常モードに切り替えるまでのカウントダウンを前記報知手段を用いて行うカウントダウン手段とを備える請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記トッププレートの温度が所定の温度以下になるまでの時間を算出する時間算出手段を備え、
    前記カウントダウン手段は前記時間算出手段が算出した時間に基づきカウントダウンを行う請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 待機モードで動作中は前記加熱コイルの加熱停止/火力低減するが、前記報知手段は通常モードで動作中と同様の報知を行う請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  5. ユーザが選択した調理機能が前記赤外線センサを使用するかどうか判定する機能判定手段を備え、待機モードで動作中の前記加熱コイルの加熱停止/火力低減は、前記赤外線センサを使用する機能に限定する請求項1から4のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記トッププレートを冷却する冷却手段を備え、
    待機モードで動作中は前記トッププレートを冷却する請求項1から5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記トッププレート温度検知手段は前記赤外線センサの視野と前記トッププレートの交差点の近傍に配置し、前記トッププレート温度検知手段と前記トッププレートを熱的に接続した請求項1から6のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  8. 前記赤外線センサの視野と前記トッププレートの交差点と、前記トッププレート温度検知手段が、前記加熱コイルの中心に対して同距離になるよう配置し、前記トッププレート温度検知手段と前記トッププレートを熱的に接続した請求項1から6のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の誘導加熱調理器の少なくとも1つをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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