JP2010218702A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

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一裕 森岡
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信介 吉田
Satoru Kawase
覚 河瀬
Tatsuo Mifune
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Abstract

【課題】本発明は、高精細表示でも、高輝度、高信頼性を確保し、さらに環境問題に配慮したプラズマディスプレイパネルを実現することを目的としている。
【解決手段】本発明のプラズマディスプレイパネルは、基板上に表示電極と誘電体層と保護層とが形成された前面板と、基板上に電極と隔壁と蛍光体層とが形成された背面板とを対向配置するとともに周囲を封着して放電空間を形成したPDPにおいて、前面板の画像表示面積に占める表示電極を形成した面積の比率が37%〜63%であって、誘電体層の膨張係数が66.0×10-7/℃〜78.2×10-7/℃であることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示デバイスなどに用いるプラズマディスプレイパネルに関する。
プラズマディスプレイパネル(以下、PDPと呼ぶ)は、高精細化、大画面化の実現が可能であることから、100インチクラスのテレビなどが製品化されている。近年、PDPは従来のNTSC方式に比べて走査線数が2倍以上のハイディフィニションテレビへの適用が進んでいるとともに、環境問題に配慮して鉛成分を含まないPDPも製品化されている。
PDPは、基本的には、前面板と背面板とで構成されている。前面板は、フロート法による硼硅酸ナトリウム系ガラスのガラス基板と、その一方の主面上に形成されたストライプ状の透明電極とバス電極とで構成される表示電極と、この表示電極を覆ってコンデンサとしての働きをする誘電体層と、この誘電体層上に形成された酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層とで構成されている。一方、背面板は、ガラス基板と、その一方の主面上に形成されたストライプ状のアドレス電極と、アドレス電極を覆う下地誘電体層と、下地誘電体層上に形成された隔壁と、各隔壁間に形成された赤色、緑色および青色それぞれに発光する蛍光体層とで構成されている。
前面板と背面板とはその電極形成面側を対向させて気密封着され、隔壁によって仕切られた放電空間にNe−Xeの放電ガスが55kPa〜80kPaの圧力で封入されている。PDPは、表示電極に映像信号電圧を選択的に印加することによって放電させ、その放電によって発生した紫外線が各色蛍光体層を励起して赤色、緑色、青色の発光をさせてカラー画像表示を実現している。
表示電極のバス電極には導電性を確保するための銀電極が用いられ、誘電体層としては酸化鉛を主成分とする低融点ガラスが用いられているが、近年の環境問題への配慮から誘電体層として鉛成分を含まない例が開示されている(例えば、特許文献1、2、3、4など参照)。
特開2003−128430号公報 特開2002−053342号公報 特開2001−045877号公報 特開平9−050769号公報
近年、PDPは従来のNTSC方式に比べて走査線数が2倍以上のハイディフィニションテレビへの適用が進んでいる。また、従来画像表示面の電極として開口率を確保するために可視光を透過するいわゆる透明電極を用いていたが、コストダウンのために透明電極を形成せず、金属電極から成る表示電極のみで導電性を確保することが検討されている。
このような透明電極レス化によって、従来1本であった表示電極を導電性確保のために梯子状の複数本にすることにより、表示電極の数が増加する。表示電極を構成する銀(Ag)電極は膨張係数が大きいため、誘電体層焼成後の基板ガラスの残留応力は基板圧縮方向に発生する。
表示電極が複数本の場合、面積に比例して基板ガラス中の残留応力は圧縮方向にさらに増加する。誘電体層形成後の基板ガラス中の残留応力が基板圧縮方向であると、膜面側である誘電体層に生じる応力は逆に引張り応力となり、背面板と対向配置して封着する際に背面板と衝突するなどして前面板に微小クラックが発生し、基板割れを助長することとなる。さらには画像表示時において誘電体層に発生した微小クラックに電圧負荷がかかり該当部分の絶縁不良を発生させることになる。
また、上記のように鉛成分を含まない誘電体層ではこの現象が顕著になる。
本発明は、このような上記の課題を解決して、高精細表示でも、高輝度、高信頼性を確保し、さらに環境問題に配慮したPDPを実現することを目的としている。
上記の課題を解決するために本発明のPDPは、基板上に表示電極と誘電体層と保護層とが形成された前面板と、基板上に電極と隔壁と蛍光体層とが形成された背面板とを対向配置するとともに周囲を封着して放電空間を形成したPDPにおいて、前面板の画像表示面積に占める表示電極を形成した面積の比率が37%〜63%であって、誘電体層の膨張係数が66.0×10-7/℃〜78.2×10-7/℃であることを特徴とする。ここで、前面板の画像表示面積に占める表示電極の形成面積の比率が40±3%であって、誘電体層の膨張係数が66.0×10-7/℃〜78.2×10-7/℃であってもよい。また、前面板の画像表示面積に占める表示電極の形成面積の比率が50±3%であって、誘電体層の膨張係数が66.0×10-7/℃〜76.9×10-7/℃であってもよい。
また、本発明のPDPは、基板上に表示電極と誘電体層と保護層とが形成された前面板と、基板上に電極と隔壁と蛍光体層とが形成された背面板とを対向配置するとともに周囲を封着して放電空間を形成したPDPにおいて、誘電体層のBaOとCaOのモル%で表現される含有量の合計が17%以下であることを特徴とする。ここで、誘電体層のZnOのモル%で表現される含有量が50%以下であってもよい。また、誘電体層のCuOとCoOのモル%で表現される含有量の合計が0.3%以下であってもよい。さらに、誘電体層のMoO3のモル%で表現される含有量が2%以下であってもよい。そして、誘電体層のBi23のモル%で表現される含有量が5%以下であってもよい。
本発明は以上のような構成によって、誘電体層の絶縁不良や基板の反りがなく、可視光透過率が高くて環境に優しい表示品質に優れたPDPを実現することができる。
以上のように、本発明によれば、高精細表示においても、高輝度、高信頼性を確保し、さらに環境問題に配慮したPDPを実現することができる。
以下、本発明の実施の形態におけるPDPについて図面を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態におけるPDPの構造を示す斜視図である。PDPの基本構造は、一般的な交流面放電型PDPと同様である。図1に示すように、PDP1は前面ガラス基板3などよりなる前面板2と、背面ガラス基板11などよりなる背面板10とが対向して配置され、その外周部をガラスフリットなどからなる封着材によって気密封着されている。封着されたPDP1内部の放電空間16には、NeおよびXeなどの放電ガスが55kPa〜80kPaの圧力で封入されている。
前面板2の前面ガラス基板3上には、走査電極4および維持電極5よりなる一対の帯状の表示電極6とブラックストライプ(遮光層)7が互いに平行にそれぞれ複数列配置されている。前面ガラス基板3上には表示電極6と遮光層7とを覆うようにコンデンサとしての働きをする誘電体層8が形成され、さらにその表面に酸化マグネシウム(MgO)などからなる保護層9が形成されている。
また、背面板10の背面ガラス基板11上には、前面板2の走査電極4および維持電極5と直交する方向に、複数の帯状のアドレス電極12が互いに平行に配置され、これを下地誘電体層13が被覆している。さらに、アドレス電極12間の下地誘電体層13上には放電空間16を区切る所定の高さの隔壁14が形成されている。隔壁14間の溝にアドレス電極12毎に、紫外線によって赤色、青色および緑色にそれぞれ発光する蛍光体層15が順次塗布して形成されている。走査電極4および維持電極5とアドレス電極12とが交差する位置に放電セルが形成され、表示電極6方向に並んだ赤色、青色、緑色の蛍光体層15を有する放電セルがカラー表示のための画素になる。
次に、PDPの製造方法について説明する。まず、前面ガラス基板3上に、走査電極4および維持電極5と遮光層7とを形成する。走査電極4および維持電極5は、銀材料を含み導電性を確保するための白色電極4a、5aと、画像表示面のコントラストを向上するため黒色顔料を含む黒色電極4b、5bとで構成される。いずれもこれらの材料を含むペーストをスクリーン印刷法等によってガラス基板全面に塗布した後、フォトリソグラフィ法を用いてパターニングし、焼成することにより形成される。
次に、走査電極4、維持電極5および遮光層7を覆うように前面ガラス基板3上に誘電体ペーストをダイコート法などにより塗布して誘電体ペースト層(誘電体材料層)を形成する。誘電体ペーストを塗布した後、所定の時間放置することによって塗布された誘電体ペースト表面がレベリングされて平坦な表面になる。その後、誘電体ペースト層を焼成固化することにより、走査電極4、維持電極5および遮光層7を覆う誘電体層8が形成される。なお、誘電体ペーストはガラス粉末などの誘電体材料、バインダおよび溶剤を含む塗料である。次に、誘電体層8上に酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層9を真空蒸着法により形成する。以上の工程により前面ガラス基板3上に所定の構成物(走査電極4、維持電極5、遮光層7、誘電体層8、保護層9)が形成され、前面板2が完成する。
一方、背面板10は次のようにして形成される。まず、背面ガラス基板11上に、銀(Ag)材料を含むペーストをスクリーン印刷する方法や、金属膜を全面に形成した後、フォトリソグラフィ法を用いてパターニングする方法などによりアドレス電極12用の構成物となる材料層を形成し、それを所望の温度で焼成することによりアドレス電極12を形成する。次に、アドレス電極12が形成された背面ガラス基板11上にダイコート法などによりアドレス電極12を覆うように誘電体ペーストを塗布して誘電体ペースト層を形成する。その後、誘電体ペースト層を焼成することにより下地誘電体層13を形成する。なお、誘電体ペーストはガラス粉末などの誘電体材料とバインダおよび溶剤を含んだ塗料である。
次に、下地誘電体層13上に隔壁材料を含む隔壁形成用ペーストを塗布して所定の形状にパターニングすることにより、隔壁材料層を形成した後、焼成することにより隔壁14を形成する。ここで、下地誘電体層13上に塗布した隔壁用ペーストをパターニングする方法としては、フォトリソグラフィ法やサンドブラスト法を用いることができる。次に、隣接する隔壁14間の下地誘電体層13上および隔壁14の側面に蛍光体材料を含む蛍光体ペーストを塗布し、焼成することにより蛍光体層15が形成される。以上の工程により、背面ガラス基板11上に所定の構成部材を有する背面板10が完成する。
このようにして所定の構成部材を備えた前面板2と背面板10とを走査電極4とアドレス電極12とが直交するように対向配置して、その周囲をガラスフリットで封着し、放電空間16にNe、Xeなどを含む放電ガスを封入することによりPDP1が完成する。
次に、前面板2の誘電体層8について詳細に説明する。先述したように、誘電体層8のクラック伸長を抑制し、絶縁信頼性を確保するためには、誘電体層8焼成後の残留応力は、前面ガラス基板3には引張りの方向に応力が残留し、一方で誘電体層8側には圧縮の方向に応力が残留することが好ましい。
本発明の実施形態では各部位の残留応力の測定には偏光歪み計を用いている。偏光歪み計ではガラス成分による歪みが原因で前面ガラス基板3に存在している残留応力を測定することができる。こうした残留応力の測定方法は特開2004−067416号公報などが広く知られている。
図2に本発明の実施形態において前面板2の各部位に残留する応力を模式的に示している。このように基板断面よりポラリメータで積算を残留応力として測定できる。なお、便宜上ブラックストライプ7は図中では省略してある。
測定結果は、表示電極6がある部分と無い部分の積算値として測定した残留応力は、前面ガラス基板3に圧縮応力が存在していれば、(+)の値、前面ガラス基板3に引張応力が存在していれば、(−)の値として表すことができる。PDPにおける上記残留応力は(+)であれば、誘電体層には逆に引張応力が発生していることとなり、誘電体層の強度が低下することになる。よってPDPにおける前面ガラス基板の残留応力は(−)であることが望ましい。
この誘電体層8のクラック伸長を抑制するためには、前面ガラス基板の残留応力は0.0MPa以下であることが必要であり、さらに望ましくは−0.5MPa以下であることが必要であった。
そして本発明の実施形態では誘電体層8の熱膨張係数を制御して、上記の残留応力を実現している。しかしながら発明者等の検討の結果、最適な熱膨張係数は前面ガラス基板上に形成される表示電極の面積の画像表示領域に対する割合に依存することが明らかになった。図3は誘電体層の膨張係数と、前面ガラス基板に残留する応力との関係を示した図である。この関係を、画像表示面積に占める表示電極を形成した面積の比率(以下、単に電極比率と称する)が40%、50%および60%について検討してみた。
このように、電極比率に伴って残留応力P(MPa)と膨張係数α(×10-7/℃)の関係が変化することがわかる。具体的には電極比率が40%の場合、P=0.108α−8.470となり、同50%の場合、P=0.075α−5.625となり、同60%の場合P=0.092α−7.048となる。
ここで残留応力Pが0.0MPa以下であることを満たすためには、電極比率40%では膨張係数αは78.2×10-7/℃以下であることが必要であり、同50%ではαは76.9×10-7/℃以下であることが必要であり、同60%ではαは75.1×10-7/℃以下であることが必要である。
さらに残留応力Pが−0.5MPa以下であることを満たすためには、電極比率40%では膨張係数αは73.6×10-7/℃以下であることが必要であり、同50%ではαは71.5×10-7/℃以下であることが必要であり、同60%ではαは68.5×10-7/℃以下であることが必要である。
しかし、一方で前面ガラス基板3と誘電体層8の膨張係数の差が大きいほど焼成後の前面ガラス基板3の反りが大きくなるという弊害がある。近年、PDPの製造では高効率化のため大型基板にて各部位を形成した後に単板基板に割断する、いわゆる多面取り工法が導入され、前面板2あるいは背面板10の製造工程で使用される基板サイズが大型化している。このような大型基板ではガラス反りがより一層顕著になり大きな課題となっている。そして基板反り抑制のためには、誘電体層8の誘電体ガラスの膨張係数は66.0×10-7/℃以上であることが望ましい。
なお、上記電極比率は設計数値から算出しているが、実際の電極比率は形状のばらつきや測定誤差等により±3%の誤差を伴う。
すなわち本発明の実施形態では、前面板2の画像表示面積に占める表示電極6を形成した面積の比率が37%〜63%であって、誘電体層の膨張係数が66.0×10-7/℃〜78.2×10-7/℃としている。ここで、電極比率が40±3%であって、誘電体層の膨張係数が66.0×10-7/℃〜78.2×10-7/℃であってもよく、さらに望ましくは66.0×10-7/℃〜73.6×10-7/℃である。また、前面板の画像表示面積に占める表示電極の形成面積の比率が50±3%であって、誘電体層の膨張係数が66.0×10-7/℃〜76.9×10-7/℃であってもよく、さらに望ましくは66.0×10-7/℃〜71.5×10-7/℃である。
次に、本発明の実施形態において、この膨張係数の範囲となる誘電体層8の形成する方法について説明する。
従来、このような誘電体層を形成する方法として、ガラス粉体成分と樹脂を含む溶剤、可塑剤、分散剤などから成るバインダ成分で構成されたペーストをスクリーン印刷法やダイコート法などを用いて、電極を形成した前面ガラス基板上に塗布し、乾燥後450℃から600℃程度で焼成する方法や、前記ペーストをフィルム上に塗布、乾燥して、電極を形成した前面板に転写し、450℃から600℃程度で焼成する方法が知られている。
これまでは、前記450℃から600℃程度での焼成を可能にするために、誘電体層に含まれるガラス成分には20重量%以上の酸化鉛が含まれていたが、近年、環境への配慮のため、ガラス中に酸化鉛を含有せず、0.5から40重量%程度のBi23を含有している。しかしながらこの場合、従来技術の課題について述べたように、誘電体層のクラック伸長に伴う絶縁破壊が顕著になる弊害が伴う。
これに対し、本発明の実施の形態では誘電体層8のガラス材料としては、Bi23とCoOとCuOとMoO3を含有するガラス材料によって構成されている。
このとき、本発明の実施形態では誘電体層8のBaOとCaOのモル%で表現される含有量の合計が17%以下であって、さらに望ましくは8%以下である。
ここで、誘電体層のZnOのモル%で表現される含有量が50%以下であってもよい。また、誘電体層のCuOとCoOのモル%で表現される含有量の合計が0.3%以下であってもよい。さらに、誘電体層のMoO3のモル%で表現される含有量が2%以下であってもよい。そして、誘電体層のBi23のモル%で表現される含有量が5%以下であってもよい。
ここでBaOとCaOの含有量を上記の範囲としている理由について述べる。BaOとCaOはガラス中での陽イオン半径が、ガラスの基本的な構成酸化物であるSiO2やB23のイオン半径よりも大きい。このため、BaOとCaOを含有することでガラスのネットワークを大きくし、これにより熱膨張係数が大きくなると考えられる。そこで本発明の実施形態では、BaOとCaOのモル%で表現される含有量の合計を17%以下としている。これを超えて含有すると膨張係数が大きくなりすぎて、前面ガラス基板の残留応力が圧縮方向となり絶縁信頼性が低下するため好ましくない。
また、本発明の実施形態ではZnOの含有量を制御することによっても、上記誘電体層8を実現している。ZnOのガラス中での陽イオン半径は、上記BaOやCaOよりも小さいが、SiO2やB23よりは大きいため、やはり含有することで熱膨張係数を大きくすると考えられる。このため本発明の実施形態では、ZnOのモル%で表現される含有量の合計を50%以下としている。これを超えて含有すると膨張係数が大きくなりすぎて、前面ガラス基板の残留応力が圧縮方向となり絶縁信頼性が低下するため好ましくない。
次に本発明の実施形態における誘電体層8のBi23の含有量について述べる。先に述べたように誘電体ガラスにおいて鉛成分の代替材料として、Bi23を加えているが、Bi23の添加量を増加させることで誘電体ガラスの軟化点を下げることができ、製造プロセスに様々な利点がある。しかしながら、Bi系の材料が高価であることから、Bi23の添加量を増加させることは、使用する原材料のコスト増加を招くことになる。そこで本発明の実施形態では、誘電体ガラスに含まれるBi23のモル%で表現した量は5%以下とした。
次にCuOの含有量について述べる。CuOは誘電体層8を焼成する際に、CuOからCu2Oへと還元作用を起こす。その結果、銀イオン(Ag+)の還元を抑制して黄変の発生を抑制することが可能となる。
しかしながら、これにはCuOは誘電体ガラスを青色に発色させる作用がある一方で、Cu2Oは誘電体ガラスを緑色に発色させる作用があることが判明した。これに対して発明者等は、以下に示すようにこの発色作用の発生原因と、その改善方法を見出した。
PDPを製造する工程では、アセンブリ工程も含めて焼成工程を複数回行う必要がある。そしてCuOからCu2Oへの還元作用は、その焼成時の酸素濃度等の周囲の雰囲気条件によって非常に影響を受けやすく、かつその還元度合いの制御が困難であるという性質を併せ持っていた。その結果、PDPを製造する際にCuOの還元作用がより多く進行したために青色発色が強い部分と、上記還元作用の進行が少なく緑色発色が強い部分とが、PDP面内に混在するといった着色度合いのバラツキを生じやすくなり、PDPの画像表示時の輝度、色度の不均一さを呈し、品質を損ないやすくなることが明らかになった。
このようなCuOの還元作用による着色バラツキを抑制させるために、本発明の実施の形態では誘電体ガラスにCoOを加えている。CoOはCuOと同様に誘電体ガラスを青色に発色させる効果があるが、CoOを加えることで誘電体ガラスはより安定して青色発色させることが可能となり、PDPの画像品質を高めることが可能となる。
また、その添加量についても最適値がある。CuOとCoOのモル%で表記した含有量の合計が0.3%を超えると、誘電体ガラスの青色発色が強すぎる結果となり、逆にPDPの画像品質を劣化させてしまうこととなる。さらにCoOのみを添加した場合は、上記に述べた銀イオンの還元作用を抑制できないだけでなく、誘電体層の直線透過率が低下するという弊害も発生する。これに対して、CuOとCoOのモル%で表記した含有量の合計が0.3%以下であれば前記の青色発色は最適な範囲となり、PDPの画像品質も良好となる。
次にMoO3の含有量について述べる。上述したように本発明の実施の形態では、銀コロイドの発生を抑制するためにMoO3を添加している。この現象について発明者等は以下のように考察している。Bi23を含む誘電体ガラスにMoO3を添加することによって、Ag2MoO4、Ag2Mo27、Ag2Mo413、といった化合物が580℃以下の低温で生成しやすいことが知られている。本発明の実施の形態では、誘電体層8の焼成温度が550℃〜590℃であることから、焼成中に誘電体層8中に拡散した銀イオン(Ag+)は誘電体層8中MoO3と反応し、安定な化合物を生成して安定化する。すなわち、銀イオン(Ag+)が還元されることなく安定化されるために、凝集してコロイドを生成することがない。したがって、銀イオン(Ag+)が安定化することによって、銀(Ag)のコロイド化に伴う酸素の発生も少なくなるため、誘電体層8中への気泡の発生も少なくなる。なおMoO3の代わりにWO3やCeO2やMnO2といった組成を加えても同様の効果を期待することができる。
また、MoO3はモル%で表記した含有量が2%以下であることが望ましい。2%以上となると誘電体ガラスの焼成時に誘電体ガラスが結晶化を起こしやすくなり、その結果誘電体ガラスが白濁化して透明性を保てなくなり、可視光透過率が低下してPDPの画像品質を劣化させる。2%以下であれば、結晶化は起こりにくく、PDPの画像品質を劣化させることはない。
これらの組成成分からなる誘電体材料を、湿式ジェットミルやボールミルで平均粒径が0.5μm〜3.0μmとなるように粉砕して誘電体材料粉末を作製する。次にこの誘電体材料粉末50重量%〜65重量%と、バインダ成分35重量%〜50重量%とを三本ロールでよく混練してダイコート用あるいは印刷用の誘電体層用ペーストを作製する。
バインダ成分はエチルセルロースあるいはアクリル樹脂1重量%〜20重量%を含むターピネオールあるいはブチルカルビトールアセテートである。また、ペースト中には、必要に応じて可塑剤としてフタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチル、リン酸トリフェニル、リン酸トリブチルを添加し、分散剤としてグリセロールモノオレート、ソルビタンセスキオレヘート、ホモゲノール(Kaoコーポレーション社製品名)、アルキルアリル基のリン酸エステルなどを添加して印刷性を向上させてもよい。
次に、この誘電体層用ペーストを用い、表示電極6を覆うように前面ガラス基板3にダイコート法あるいはスクリーン印刷法で印刷して乾燥させ、その後、誘電体材料の軟化点より少し高い温度の550℃〜590℃で焼成する。
なお、誘電体層8の膜厚が小さいほどパネル輝度の向上と放電電圧を低減するという効果は顕著になるので、絶縁耐圧が低下しない範囲内であればできるだけ膜厚を小さく設定するのが望ましい。このような条件と可視光透過率の観点からから、本発明の実施の形態では、誘電体層8の膜厚を41μm以下に設定している。
以上のように、本発明の実施の形態におけるPDPの誘電体層8は、上記の構成とすることで、銀(Ag)材料を含む表示電極6の画像表示面積に占める面積比率が高くても前面基板ガラスの基板残留応力を引張り方向として絶縁信頼性を確保し、なおかつ高い光透過率と均一な誘電体ガラスの着色を可能として、さらに前面ガラス基板の反りの抑制を実現している。その結果、黄変の発生が極めて少なく絶縁信頼性の高いPDPを実現することが可能となる。
(実施例)
本発明の実施形態におけるPDPとして、放電セルとして42インチクラスのハイビジョンテレビに適合するように、隔壁の高さを0.15mm、隔壁の間隔(セルピッチ)を0.15mm、表示電極の電極間距離を0.06mmとし、Xeの含有量が15体積%のNe−Xe系の混合ガスを封入圧60kPaに封入したPDPを作製してその性能を評価した。
表1に示す材料組成の誘電体ガラスを作製し、表2に示す電極比率の前面板を作製すると共に、これらの誘電体ガラスから構成される誘電体層を含むPDPを作製した。また、表1内に示した材料組成の項目である「その他、材料組成」とは、酸化亜鉛(ZnO)、酸化硼素(B23)、酸化硅素(SiO2)、酸化アルミニウム(Al23)など、鉛成分を含まない材料組成であり、これら材料組成の含有量は特に限定はなく、従来技術程度の材料組成の含有量範囲である。表1に示される誘電体ガラスから構成されるPDPの特性を評価するために、以下の項目について評価を行った。その評価結果を表2に示す。
Figure 2010218702
Figure 2010218702
残留応力については先に述べたように偏光歪み計を用いて測定している。基板の反りはシックネスゲージを用いて、パネル端部を固定したときのパネル中央部の隙間部を測定し、反り量とした。この値が小さいほどパネルの反りが小さいことになる。PDPにおける好ましい反り量は2mm以下である。
また銀(Ag)による黄変の度合いを色彩計(ミノルタ株;CR−300)で測定し、黄色の度合いを示すb*値を測定した。またb*値はPDPの面内9点を測定して、平均値と最大値によって比較した。なお、黄変がPDPの表示性能に影響を与えるb*値の目安はb*=3であり、この値が大きければ大きいほど黄変が目立ちPDPとして色温度が低下し好ましくない。
そして表1に示した誘電体層を有するPDPを作製し、試料数20中での絶縁破壊発生数を測定した。なお基板反り、黄変、絶縁破壊数の評価には電極比率40%の前面板を有するPDPを用いた。
比較例2では、表1において膨張係数が63×10-7/℃と小さいことが原因のため、表2において反り量が2.5mmと大きい結果が得られている。
比較例1は、表1において膨張係数は78×10-7/℃であり反り量は小さいが電極比率が45%の場合に基板残留応力が(+)となり好ましくない。比較例1および比較例2では黄変、絶縁破壊数についても良好な結果が得られていない。
これらに対して、実施例1では、表1において前記の要望を満たしているため、表2の評価結果もすべて好ましい。
以上のように、本発明におけるPDPによれば、誘電体層として絶縁信頼性が高くて、b*値が最適で、基板の反りが抑制でき、さらに、鉛(Pb)成分を含まない環境に優しいPDPを実現することができる。
以上述べてきたように、本発明のPDPは、誘電体層の黄変や基板の反りがなく、さらに、環境に優しく表示品質に優れたPDPを実現して大画面の表示デバイスなどに有用である。
本発明の実施の形態におけるPDPの構造を示す斜視図 同PDPの前面板の構成と残留応力を示す断面図 膨張係数と電極比率との関係を示す説明図
1 PDP
2 前面板
3 前面ガラス基板
4 走査電極
4a,5a 黒色電極
4b,5b 白色電極
5 維持電極
6 表示電極
7 ブラックストライプ(遮光層)
8 誘電体層
9 保護層
10 背面板
11 背面ガラス基板
12 アドレス電極
13 下地誘電体層
14 隔壁
15 蛍光体層
16 放電空間

Claims (8)

  1. 基板上に表示電極と誘電体層と保護層とが形成された前面板と、基板上に電極と隔壁と蛍光体層とが形成された背面板とを対向配置するとともに周囲を封着して放電空間を形成したプラズマディスプレイパネルにおいて、
    前記前面板の画像表示面積に占める前記表示電極を形成した面積の比率が37%〜63%であって、前記誘電体層の膨張係数が66.0×10-7/℃〜78.2×10-7/℃であることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 前記前面板の画像表示面積に占める前記表示電極を形成した面積の比率が40±3%であって、前記誘電体層の膨張係数が66.0×10-7/℃〜78.2×10-7/℃であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 前記前面板の画像表示面積に占める前記表示電極を形成した面積の比率が50±3%であって、前記誘電体層の膨張係数が66.0×10-7/℃〜76.9×10-7/℃であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 基板上に表示電極と誘電体層と保護層とが形成された前面板と、基板上に電極と隔壁と蛍光体層とが形成された背面板とを対向配置するとともに周囲を封着して放電空間を形成したプラズマディスプレイパネルにおいて、
    前記誘電体層のBaOとCaOのモル%で表現される含有量の合計が17%以下であることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  5. 前記誘電体層のZnOのモル%で表現される含有量が50%以下であることを特徴とする請求項4記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 前記誘電体層のCuOとCoOのモル%で表現される含有量の合計が0.3%以下であることを特徴とする請求項4〜5記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 前記誘電体層のMoO3のモル%で表現される含有量が2%以下であることを特徴とする請求項4〜5記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 前記誘電体層のBi23のモル%で表現される含有量が5%以下であることを特徴とする請求項4〜5記載のプラズマディスプレイパネル。
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