JP2010218242A - 情報受信端末および情報配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】情報配信システムが用いられる商業施設等において、利用客等における駐車券の管理負担を極力抑えることが可能となる、情報受信端末を提供する。
【解決手段】広告情報等の配信情報を無線受信して記憶する情報記憶部と、前記情報記憶部に記憶された配信情報を表示する表示部と、駐車場における駐車時間の起算時刻として用いられる時刻情報を受信して記憶する時刻情報記憶部と、を備える情報受信端末とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、広告情報などを受信する情報受信端末、およびこれを用いた情報配信システムに関する。
従来、電子広告情報などを配信し、これを情報受信端末が受信して表示させる情報配信システムが提案されている。これによれば、例えば商業施設内において、利用客に情報受信端末を貸与し、利用客に各種の広告情報(商品の宣伝広告など)を提供することが可能となる。また利用客にとっても、各種の広告情報を入手することが可能となり、商品の購入に役立てることが可能となる。
また商業施設等においては、車で来場する利用客のために、駐車場が完備されていることも多い。そしてこのような施設では、駐車時間に応じた駐車料金の徴収などを実施するため、入場時刻が刻印された駐車券が利用客に配布されることが多い。なお、特許文献1によれば、駐車券の一部に、催物や広告の情報を印字するシステムも提案されている。
特開2001−101527号公報 特開2002−236853号公報
駐車券が配布される施設では、駐車料金の精算段階において、入場時刻等を証明するために駐車券が必要となる。そのため利用客にとっては、駐車券を紛失したり破損させたりしないように、駐車券を適切に管理することが必要となる。このように利用客に駐車券の管理義務を負わせることは、利用客の利便性の観点からみれば、好ましいとはいえない。
本発明は上述した問題点に鑑み、情報配信システムが用いられる商業施設等において、利用客等における駐車券の管理負担を極力抑えることが可能となる情報受信端末、および情報配信システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報受信端末は、広告情報等の配信情報を無線受信して記憶する情報記憶部と、前記情報記憶部に記憶された配信情報を表示する表示部と、駐車場における駐車時間の起算時刻として用いられる時刻情報を受信して記憶する時刻情報記憶部と、を備える構成とする。
本構成によれば、駐車時間の起算時刻を記憶するために、駐車券としての役割を果たすことも可能となる。これにより、駐車場の管理者側にとっては、駐車券を別途配布する必要がなくなる。その結果、施設の利用客等における駐車券の管理負担を、極力抑えることが可能となる。
また上記構成において、ユーザの入力操作を受付ける入力部を備え、前記表示部は、複数種の配信情報が記憶されている場合、配信情報のうち、入力操作に応じたものを表示する構成としてもよい。本構成によれば、ユーザ(利用客など)が、所望の配信情報を閲覧することが可能となる。
また上記構成において、前記入力操作によって特定された配信情報を、自機のID情報を付随させて外部に無線送信する、配信情報送信部を備える構成としてもよい。本構成によれば、例えば配信情報にクーポン情報(所定のサービスを受けるための情報)が含まれている場合、ユーザは、サービスを受けるために、所望のクーポン情報を送信させることが可能となる。
また本発明に係る情報配信システムは、上記構成に係る情報受信端末と、前記配信情報を前記情報受信端末に配信する情報配信サーバと、車の到来が検出されたときに、現在時刻の情報を前記時刻情報として前記情報受信端末に送信する時刻情報送信装置と、前記時刻情報に基づいて前記駐車時間を算出する駐車時間算出装置と、を備える構成とする。
また上記構成の情報配信システムにおいて、前記駐車場における何れの位置に車が停められたかを監視し、その位置を表す駐車位置情報を前記情報受信端末に送信する、駐車位置監視装置を備え、前記情報受信端末は、駐車位置情報を受信して記憶する構成としてもよい。
本構成によれば、例えば、情報受信端末において駐車位置情報が表示されるようにすることで、ユーザは、駐車位置情報を確認することが可能となる。そのため、ユーザにとっては、車を停めた位置を失念したような場合であっても、駐車位置情報を確認し、車に辿り着くことが容易となる。
上述した通り、本発明に係る情報受信端末によれば、駐車時間の起算時刻を記憶するために、駐車券としての役割を果たすことも可能となる。これにより、駐車場の管理者側にとっては、駐車券を別途配布する必要がなくなる。その結果、施設の利用客等における駐車券の管理負担を、極力抑えることが可能となる。
本発明の実施形態に係る情報配信システムが用いられる、商業施設についての説明図である。 本発明の実施形態に係る情報配信システムの概略的な構成図である。 本発明の実施形態に係る情報受信端末の外観図である。 当該情報受信端末の構成を示すブロック図である。 当該情報受信端末において実行される、主な処理のフローチャートである。 当該情報受信端末において実行される、情報格納処理のフローチャートである。
本発明の実施形態について、商業施設(各店舗において商品販売等が行われる施設)において用いられる、情報配信システムを例に挙げて、以下に説明する。なお図1に示すように、当該情報配信システムが利用される商業施設5には、建物51、駐車場52、入口ゲート53a、駐車位置監視装置53b、出口ゲート53cなどが備えられている。
建物51には、各種商品の販売等が行われる複数の店舗が入っている。利用客は、これらの店舗を訪れて、商品の購入等を行うことになる。
駐車場52は、商業施設5の来客用に設けられており、複数台の車を駐車することが可能となっている。また駐車場52における各駐車スペース(1台分の車が停められるスペース)には、その位置を特定する情報(ここでは、「1」〜「14」の番号)が割り当てられている。
入口ゲート53aは、商業施設5における車用の入口に設けられており、例えばバーの上げ下げによって、駐車場52への車の進入を管理する。より具体的には、入口ゲート53aには、後述する情報受信端末3が多数用意されており、利用客によって取り出し可能となっている。そして1個の情報受信端末3が取り出されたら、1台分の車の進入が許可されるようになっている。これにより、駐車場52を使う利用客に対して、情報受信端末3を配布することが可能となっている。
また入口ゲート53aは、利用客によって情報受信端末3が取り出されるとき、駐車場52に向かう車が到来したとみなし、その情報受信端末3に、現在時刻(当該利用客についての、入場時刻とみなされる)の情報を送信する。これにより情報受信端末3は、入場時刻を記録することが可能となっている。なおこの入場時刻は、駐車時間が算出される際の起算時刻として扱われることになる。
駐車位置監視装置53bは、駐車場52における何れの位置(駐車スペース)に車が停められたかを監視する。そして車が停められた場合は、その駐車スペースを表す情報(例えば、各駐車スペースの番号や地図などであり、以下、「駐車位置の情報」と称する)を、車を停めた利用客が持つ情報受信端末3に送信する。例えば、何れかの駐車スペース内に車が一定時間停止したら、車がその駐車スペースに停められたとみなされ、その駐車スペースを表す「駐車位置の情報」が、自動的に無線送信されるようになっている。
出口ゲート53cは、商業施設5における車用の出口に設けられており、例えばバーの上げ下げによって、駐車場52からの車の退出を管理する。より具体的には、出口ゲート53cには、利用客から情報受信端末3を回収する装置が設けられている。そして出口ゲート53cは、回収された情報受信端末3から入場時刻を読み出して、駐車時間(入場時刻から現時点までの時間)を算出し、算出結果に応じた駐車料金を当該利用客に請求する。その後、出口ゲート53cは、駐車料金が支払われたかを監視し、支払われた場合には、1台分の車の退出が許可されるようになっている。
また本実施形態に係る情報配信システム9は、図2に示すように、駐車管理装置1、情報配信サーバ2、情報受信端末3、および店舗側受信機4などを有している。
駐車管理装置1は、主に来客の駐車を管理するために設けられている装置であり、先述した、入口ゲート53a、駐車位置監視装置53b、および出口ゲート53cの各々によって構成されている。先にも述べた通り、駐車管理装置1は、情報受信端末3との通信(入場時刻の情報の送受信や、駐車位置の情報の送信など)が可能となっている。
情報配信サーバ2は、情報受信端末3に配信するための情報(以下、「配信情報」と称する)が種々登録されている。登録される配信情報の内容や種類は、管理者や広告主などによって、適宜変更可能となっている。そして情報配信サーバ2は、随時、商業施設5(例えば、建物51の中など)に設置された各アクセスポイント(例えば、WiFi規格によるもの)等を介して、登録されている配信情報を、各情報受信端末3に配信する。
なお配信情報の各々には、テキストや画像といった主要な情報の他に、他の配信情報との識別を可能とする情報(ID情報)、容量を表す情報(容量情報)、および有効期限を表す情報(有効期限情報)などが含まれている。
また配信情報の種類としては、商業施設5における地図を表す情報(地図情報)、迷子の案内を表す情報(迷子情報)、商品の宣伝広告等を表す情報(電子広告情報)、商業施設5における所定の店舗で利用可能なクーポン券(提示等により、優待などのサービスが受けられるもの)を表す情報(クーポン情報)などが用意されている。
なお、クーポン情報の画像には、受けることができるサービスの内容や、どこの店舗で利用可能であるか等の情報が含まれている。またクーポン情報には、各店舗側受信機4のうち、そのクーポン情報が利用可能である店舗のものを特定するアドレス情報(例えば、IPアドレス)が付随している。クーポン情報がどのように用いられるかについては、後述する説明で明らかになる。
情報受信端末3は、配信情報を無線受信して表示する端末であり、先述した通り、多数(望ましくは、駐車スペースの数を十分に上回る個数)が用意されている。情報受信端末3は、入口ゲート53aにおいて車で来場した利用客に貸与され、施設内で持ち歩かれることが想定されている。ここで、情報受信端末3の外観図を図3に、情報受信端末3の構成を示すブロック図を図4に示す。
本図に示すように情報受信端末3は、無線通信装置31、表示装置32、入力装置33、通信制御部34、表示制御部35、入力制御部36、CPU(演算制御装置)37、および内蔵メモリ38などを備えている。
通信制御部34は、アンテナ等からなる無線通信装置31を用いて、駐車管理装置1、情報配信サーバ2、および店舗側受信機4との無線通信を実行する。また表示制御部35は、ディスプレイ等からなる表示装置32に、内蔵メモリ38に記憶されている電子広告情報などを表示させる。
また入力制御部36は、押しボタンスイッチ等からなる入力装置33の状態(ユーザによる入力操作の内容)を継続的に検出し、検出結果をCPU37に伝送する。なお、情報受信端末3にタッチパネルを設けておき、このタッチパネルによって、配信情報等の表示機能、および、ユーザの入力操作を受付ける機能が発揮されるようにしても良い。つまり、表示装置32および入力装置33が、当該タッチパネルによって実現されていても良い。
またCPU37は、情報受信端末3の機能を発揮するために必要な、演算および制御を行う。なお情報受信端末3において実行される主な処理については、改めて説明する。また内蔵メモリ38は、書換え可能な不揮発性のメモリ(例えばフラッシュメモリ)によって形成されており、受信した配信情報、入場時刻の情報、および駐車位置の情報などを記憶する。なお、内蔵メモリ38には、配信情報等が正式に格納される通常格納領域に加え、受信された配信情報が一時的に格納されるバッファ領域も含まれている。
図2に戻り、店舗側受信機4は、建物1の中に入っている店舗ごとに設置されており、施設内のアクセスポイント等を介して、各情報受信端末3からクーポン情報などを受信することが可能となっている。店舗側受信機4において受信された各情報は、その店舗の店員等によって、適宜確認可能となる。
上述した商業施設5において、車で来場した利用客は、次のように行動することが想定される。商業施設5の入口に到着した利用客は、まず、入口ゲート53aから情報受信端末3を取り出す。これによって車の進入が許可されたら、利用客は、車で駐車場52に向かい、何れかの駐車スペースに車を停める。
その後、利用客は、情報受信端末3を持ったまま徒歩で建物51に向かい、各店舗において買物等を済ました後、駐車場52に停めている車へ戻る。そして利用客は、車で商業施設5の出口に向かうとともに、出口ゲート53cに情報受信端末3を返却して(回収させて)、出口ゲート53cにおいて請求される駐車料金を支払う。これによって車の退出が許可されるので、利用客は、商業施設5から退場する。
次に、情報受信端末3において実行される主な処理について、図5に示すフローチャートを参照しながら、以下に説明する。
先述した通り、情報受信端末3は、未使用時(利用客に貸与されていない状態)において、入口ゲート53aに用意される。この状態において、情報受信端末3は、入口ゲート53aからの入場時刻の情報の受信を待機する(ステップS1)。
そして利用客によって情報受信端末3が取り出されるとき、入口ゲート53aから入場時刻の情報が送信されるので、情報受信端末3は、これを受信して(ステップS1のY)、入場時刻の情報を記録する(ステップS2)。その後、情報受信端末3は、駐車位置監視装置53bからの駐車位置の情報の受信を待機する(ステップS3)。
そして利用客が駐車場52に車を停めると、駐車位置監視装置53bから駐車位置の情報が送信されるので、情報受信端末3は、これを受信して(ステップS3のY)、駐車位置の情報を記録する(ステップS4)。なお、記録された駐車位置の情報は、情報受信端末3に常時表示されるようにしても良く、利用客の指示等に応じて、適宜表示されるようにしても良い。これによりユーザは、商業施設5から退出しようとする際、車を停めた位置を失念したような場合であっても、駐車位置の情報を確認し、車に辿り着くことが容易となる。
その後、情報受信端末3は、情報配信サーバ2から配信情報を受信したか(ステップS5)、利用客によって表示する情報の切替指示がなされたか(ステップS6)、利用客によってクーポン情報の送信指示がなされたか(ステップS7)、内蔵メモリ38に格納済みの配信情報の中に有効期限の切れたものが有るか(ステップS8)、および、情報受信端末3(自機)が出口ゲート53cに回収されたか(ステップS9)を、継続的に監視する。
そして配信情報を受信した場合には(ステップS5のY)、情報受信端末3は、配信情報を内蔵メモリ38に格納するための情報格納処理を実行した上で(ステップS11)、ステップS6の処理に戻る。ここで情報格納処理のより詳細な内容について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず情報受信端末3は、受信した配信情報を、内蔵メモリ38におけるバッファ領域に、一時的に記録する(ステップS21)。その後、情報受信端末3は、内蔵メモリ38における通常格納領域の空き容量が、受信した配信情報の容量より大きいか(つまり、受信した配信情報を通常格納領域に格納することが可能か)を判別する(ステップS22)。
その結果、空き容量の方が大きい(同じである場合も含む)と判別された場合には(ステップS22のY)、情報受信端末3は、バッファ領域に一時記録されている配信情報を、通常格納領域に格納し(ステップS23)、情報格納処理を終了させる。なおこのとき、格納される配信情報ごとに、受信された日時(近似的に現時点の日時としても良い)や、保護フラグの情報も、併せて記録される。
この保護フラグは、「保護有り」と「保護無し」の何れかに設定されるものであり、初期設定では「保護無し」となっている。また保護フラグの設定内容は、適宜、利用客の指示に応じて変更可能となっている。後述する通り、保護フラグが「保護有り」に設定されている配信情報は、ステップS25の削除処理から保護されることになる。
一方、空き容量の方が小さいと判別された場合には(ステップS22のN)、次に、通常格納領域に、保護フラグが「保護無し」に設定されている配信情報(つまり、保護されていない配信情報)があるかが判別される(ステップS24)。その結果、保護されていない配信情報が無いと判別された場合には(ステップS24のN)、一時記録されている配信情報は、通常格納領域への格納が不可であるために、破棄される(ステップS26)。これにより、情報格納処理は終了する。
しかし、保護されていない配信情報が有ると判別された場合には(ステップS24のY)、保護されていない配信情報のうち、受信日時の最も古いものが選出され、通常格納領域から削除される(ステップS25)。その後、ステップS22の処理が繰り返される。なおステップS25の処理によれば、比較的重要性の高い配信情報(保護されている情報、または、比較的新しい情報)を残しつつ、通常格納領域の空き容量を増やすことが可能となっている。
図5に戻り、表示する情報の切替指示がなされた場合には(ステップS6のY)、情報受信端末3は、表示内容を指定された情報に切替えた上で(ステップS12)、ステップS7の処理に戻る。なお当該切替指示および表示内容の切替は、例えば次のようにしてなされる。
まず、入力装置33において所定操作がなされたら、表示装置32に、表示可能な情報(内蔵メモリ38に記録済みである配信情報など)の一覧が表示される。そして当該一覧の中の何れかが、入力装置33の操作によって指定されると、表示装置32における表示内容が、当該指定された情報に切替えられる。つまり配信情報などのうち、入力操作に応じたものが表示されることになる。その結果、利用客は、所望の情報を表示装置32に表示させ、これを閲覧することが可能となる。
またクーポン情報の送信指示がなされた場合には(ステップS7のY)、情報受信端末3は、指定されたクーポン情報を店舗側受信機4(当該クーポン情報が利用可能である店舗に設置されたもの)に送信した上で(ステップS13)、ステップ8の処理に戻る。なお当該送信指示およびクーポン情報の送信は、例えば次のようにしてなされる。
まず、入力装置33において所定操作がなされたら、表示装置32に、送信可能なクーポン情報(内蔵メモリ38に記録済みであるクーポン情報)の一覧が表示される。そして当該一覧の中の何れか(複数であっても良い)が、入力装置33の操作によって指定されると、この指定されたクーポン情報が、店舗側受信機4に(つまり外部に)送信される。なお、送信先となる店舗側受信機4は、クーポン情報に付随しているアドレス情報によって特定されることになる。
また、クーポン情報が送信されるときには、送信元である情報受信端末3に固有のID情報(識別番号など)も、付随して送信される。そのため、店舗側受信機4においてクーポン情報が受信されると、その店舗の店員は、どの情報受信端末3からどのクーポン情報が送信されてきたかを、把握することが可能である。
そこでこの店員は、当該情報受信端末3を所持している利用客に対して、当該クーポン情報に示されているサービスを提供することができる。例えば、当該利用客がその店舗で商品を購入する際に、商品価格の割引を行うといったことができる。なお、店舗側受信機4は、クーポン情報を受信したとき、その送信元に、所定の応答情報を返信するようになっていても良い。これにより情報受信端末3は、クーポン情報の送信に成功したかどうかを検知することができる。また、クーポン情報の送信に失敗した場合には、再送信が実行されるようにしても良い。
なお、利用客によるクーポン情報の使用形態としては、クーポン情報が表示された状態の情報受信端末3が、利用客から店員に直接提示されるという形態も考えられる。しかし、クーポン情報が予め店舗側受信機4に送信される形態によれば、店舗側にとって、購入が見込まれる商品を予め確保しておくことや、クーポン情報の利用状況を容易に管理すること等が可能となる点で、より利便性が高いといえる。
また有効期限の切れた配信情報(つまり、現時点において、有効期限情報に示されている有効期限が切れているもの)がある場合には(ステップS8のY)、情報受信端末3は、当該配信情報を削除した上で(ステップS14)、ステップS9の処理に戻る。なおここでは、保護フラグが「保護有り」に設定されている配信情報であっても、有効期限が切れていれば、削除されることになる。これにより、不要と見込まれる配信情報を自動的に削除して、通常格納領域の空き容量を、極力多く確保することが可能となっている。
また情報受信端末3は、出口ゲート53cに回収されたことを検知した場合には(ステップS9のY)、ステップS2の処理によって記録されている入場時刻の情報を、出口ゲート53cに送信する(ステップS15)。これにより出口ゲート53cは、入場時刻の情報を取得することができ、さらに、駐車時間を算出して、駐車時間に応じた駐車料金を請求することが可能となっている。
その後、これまでに情報受信端末3に記録された各情報(入場時刻の情報、駐車位置の情報、および配信情報など)はリセットされ(ステップS16)、ステップS1の処理に戻る。回収された情報受信端末3は、出口ゲート53cから入口ゲート53aに移送され、別の利用客に貸与されることになる。
またステップS16の処理においては、これまでに記録された配信情報の全部または一部が、リセットされないように(そのまま残るように)なっていても構わない。この場合、情報受信端末3が別の利用客に貸与されたとき、当該利用客は、残っている配信情報を活用することが可能となる。
なお、利用者が商品の購入等を行った際には、購入された商品の種類や金額などが、例えば店員による入力操作によって、情報受信端末3に記録されるようになっていることが望ましい。また、クーポン情報が送信される際には(ステップS13)、何れのクーポン情報が送信されたか(使用されたか)の情報が、情報受信端末3に自動的に記録されるようになっていることが望ましい。
このようになっていれば、例えば出口ゲート53cにおいて、情報受信端末3からこれらの情報を収集することが可能となる。その結果、商業施設5の管理者にとっては、クーポン情報の利用履歴や商品の購入履歴といった情報を得ることができ、販売戦略をたてる上で役立てることが可能となる。
また、出口ゲート53cでは、利用者が商品の購入等で支払った金額(情報受信端末3から読み出される)に応じて、利用者に請求される駐車料金が、割り引かれるようになっていても良い。これにより、商業施設5の管理者にとっては、利用客の購買意欲を促進させることが可能である。
また入口ゲート53a等においては、情報受信端末3が何者かに持ち去られることを防ぐため、防犯設備などが用意されていることが望ましい。例えば、監視カメラが設置され、持ち去った者が特定可能となっていることや、情報受信端末3が取り出された後、一定時間内に車が進入しない場合には、ブザーやサイレンが鳴ることが望ましいといえる。
上述した通り、情報受信端末3は、広告情報等の配信情報を無線受信して記憶する機能部(情報記憶部)と、該記憶された配信情報を表示する機能部(表示部)と、入場時刻の情報(時刻情報)を受信して記憶する機能部(時刻情報記憶部)を備えている。また入場時刻の情報は、駐車場52における駐車時間の起算時刻として用いられる。
また情報配信システム9は、情報受信端末3と;配信情報を情報受信端末3に配信する情報配信サーバ2と;利用客によって情報受信端末3が取り出されたとき(つまり、車の到来を検出したとき)に、現在時刻の情報を、入場時刻の情報として情報受信端末3に送信する入口ゲート53a(時刻情報送信装置)と;入場時刻の情報に基づいて駐車場52における駐車時間を算出する出口ゲート53c(駐車時間算出装置)と;を備えている。
そのため駐車場の管理者側にとっては、利用客が商業施設5から退出する際に、情報受信端末3を通じて入場時刻を把握し、駐車時間に応じた駐車料の請求を行うことが可能となっている。また、利用客ごとに駐車券を発行するためのコストを、削減することも可能となっている。
このように、情報受信端末3は、単に配信情報などを表示する装置としてだけでなく、駐車券としての役割を果たすことも可能となっている。また利用者にとっては、駐車券の管理に気を遣う必要が無くなるため、気軽に駐車場52を利用することが可能となる。すなわち、利用客等における駐車券の管理負担が、極力抑えられることとなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の構成はこれに限定されるものではない。本発明の実施形態としては、その主旨を逸脱しない範囲において、種々の改変を加えることが可能である。また本発明に係る情報配信システムは、商業施設に限らず、駐車場を有する種々の施設などにおいて利用され得る。
本発明は、広告情報の配信を行うシステム等の分野において、利用することができる。
1 駐車管理装置
2 情報配信サーバ
3 情報受信端末
4 店舗側受信機
5 商業施設
31 無線通信装置
32 表示装置
33 入力装置
34 通信制御部
35 表示制御部
36 入力制御部
37 CPU
38 内蔵メモリ
51 建物
52 駐車場
53a 入口ゲート
53b 駐車位置監視装置
53c 出口ゲート

Claims (5)

  1. 広告情報等の配信情報を無線受信して記憶する情報記憶部と、
    前記情報記憶部に記憶された配信情報を表示する表示部と、
    駐車場における駐車時間の起算時刻として用いられる時刻情報を受信して記憶する時刻情報記憶部と、
    を備えることを特徴とする情報受信端末。
  2. ユーザの入力操作を受付ける入力部を備え、
    前記表示部は、
    複数種の配信情報が記憶されている場合、配信情報のうち、入力操作に応じたものを表示することを特徴とする請求項1に記載の情報受信端末。
  3. 前記入力操作によって特定された配信情報を、自機のID情報を付随させて外部に無線送信する、配信情報送信部を備えることを特徴とする請求項2に記載の情報受信端末。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載の情報受信端末と、
    前記配信情報を前記情報受信端末に配信する情報配信サーバと、
    車の到来が検出されたときに、現在時刻の情報を前記時刻情報として前記情報受信端末に送信する時刻情報送信装置と、
    前記時刻情報に基づいて前記駐車時間を算出する駐車時間算出装置と、
    を備えることを特徴とする情報配信システム。
  5. 前記駐車場における何れの位置に車が停められたかを監視し、その位置を表す駐車位置情報を前記情報受信端末に送信する、駐車位置監視装置を備え、
    前記情報受信端末は、
    駐車位置情報を受信して記憶することを特徴とする請求項4に記載の情報配信システム。
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