JP2005190072A - ツアーマネージメントシステム - Google Patents

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一美 秋元
Tomoki Ichikawa
共興 市川
Kaname Fujino
要 藤野
Kosuke Mogi
浩介 茂木
Shigeru Fukumori
滋 福森
Kenichi Murota
憲一 室田
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Abstract

【課題】主催者は、非接触ICタグに記録された情報を読み出して各種サービスを提供することでリピータを含む集客効果を得、参加者は各種サービスによる利便性を得ることのできるツアーマネージメントシステムを提供する。
【解決手段】非接触ICタグを実装したツアーバッジを参加者に携行させ、端末装置を介して非接触ICタグに記録された情報を読み取ることによって参加者の行動管理を行うツアーマネージメントシステムであって、ツアーバッジの非接触ICタグから発信される電波の電界強度によって参加者の行動管理を行う。また、非接触ICタグを用いて、点呼管理、乗車バス管理、宿泊施設決裁サービス、プリペイドサービス等々を行ってもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非接触ICタグを実装したツアーバッジを参加者に携行させ、端末装置を介して非接触ICタグに記録された情報を読み取ることによって様々なサービスを行う、ツアーマネージメントシステムに関する。
旅行希望者が旅行を決定する要因は、目的地、金額、時期、特典等々、様々である。また、情報入手方法も、ダイレクトメールの他、新聞広告、乗り物の中吊り広告、街頭広告、旅行代理店、インターネットや友人の話など様々ある。
例えば、旅行希望者が旅行代理店へ出向き、ツアーカタログから、希望の場所、日程、オプション、人数、予算などを検討する。これを受けた旅行代理店では、ツアーコードから予約情報を把握し、ツアー予約を行う。そして、代金の振込みが済むと、出発一週間前位に必要書類とツアーバッジが送られ、旅行準備が整う。
ところで、ツアーマネージメントに関連して従来から多数の出願がなされている。例えば、非接触ICカードを参加者に携行させ、バスの乗降口に設置される点呼表、あるいは、点呼者が所有するハンディ端末により点呼管理を行う点呼システム(例えば、特許文献1、2参照)、旅行代理店とランドオペレータとの間に発生する、見積もり、手配、変更、取消し、決済、精算等の一連の業務をシステム化した旅行情報管理システム(例えば、特許文献3参照)等々がある。
特開2002−183787号公報 特開平9−245147号公報 特開2001−147927号公報
上記した特許文献1、2に開示された技術によれば、参加者は非接触のICカードを携行することで点呼が可能となり、点呼者は、被点呼者となる参加者の存在、不在を管理できる。しかしながら、参加者は常に非接触ICカードを携行する必要があり、乗車券とは別に管理する必要があるため忘れることが多々ある。また、特許文献3に開示された技術によれば、見積もり、手配、変更、取消し、決済、精算等の一連の業務がシステム化されるが、その恩恵は、旅行代理店とランドオペレータにあっても参加者にはない。
ところで、旅行者は、場所、日程などから旅行計画を立てているが、各社ツアー企画には差異がなく、リピータが増えていない現状がある。更に、高齢者のツアー参加者も増え、以下に列挙する問題が起きている。
(1)バスで移動するツアーの場合、人員確認や手荷物管理は、全て添乗員の負担となっている。具体的に、集合時間に集まらない、危険個所などの立ち入りが禁止されている箇所に立ち入りさせない、勝手な行動をとってはぐれる参加者がいれば、それら参加者に注意し、または探し出す必要がある。また、ツアー参加者が複数のホテルに分泊する時など、手荷物ミスが起らない様に細心の注意を払っている。
(2)ツアーの場合、見学時間が短く、お土産などを宅配するとき、宅配伝票に氏名、住所などを書く時間がなく、買えないことが多々あり、協定店の売上げに悪影響が出ている。また、見学施設などの駐車場には多くのバスが駐車しており、乗車バスを間違える参加者が増えている。
(3)小銭による支払いが面倒であり、また、宿泊、食事を含む精算処理が複雑である。更に、ツアーに参加者の嗜好が反映されず、画一的なサービス内容となっている。
本発明は上記した諸々の事情に鑑みてなされたものであり、ツアー参加者に対して参加者であることを識別可能なツアーバッジが渡されることに着目し、当該ツアーバッジにリードライト可能な非接触ICタグを実装して参加者に装着させ、主催者は、端末装置を介して非接触ICタグに記録された情報を読み出し各種サービスを提供することでリピータを含む集客効果を得ることが出来、参加者は各種サービスによる利便性を得ることのできる、ツアーマネージメントシステムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明は、非接触ICタグを実装したツアーバッジを参加者に携行させ、端末装置を介して前記非接触ICタグに記録された情報を読み取ることによって参加者の行動管理を行うツアーマネージメントシステムであって、前記ツアーバッジの非接触ICタグから発信される電波の電界強度によって参加者の行動管理を行う前記端末装置中の手段、を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、前記ツアーバッジが近づいたことを検出して点呼管理を行う手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、参加者を目的地まで運ぶ乗り物の出入り口に前記端末装置を設置し、前記ツアー参加者の入退場管理を行う手段、を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、参加者が持ち込む手荷物に装着される手荷物タグに前記非接触ICタグを実装し、前記ツアーバッジに記録された識別情報と同じ同じ識別情報を記録して手荷物管理を行う手段、を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、前記ツアーバッジに実装される非接触ICタグに前記端末装置を介して集合時間を記録し、計時管理して前記集合時間に到達したときに警告を発する手段、を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、ツアー巡回ルートのうち参加者の立ち入りを禁止する箇所に前記端末装置を設置し、バッジを携行した参加者が前記立ち入りを禁止する箇所に近づいたことを検出して警告を発する手段を備えたことを特徴とする。
上記した課題を解決するために本発明は、非接触ICタグを実装したツアーバッジを参加者に携行させ、端末装置を介して前記非接触ICタグに記録された情報を読み取ることにより前記参加者の行動管理を行うツアーマネージメントシステムであって、ツアー巡回ルートのうち、名所旧跡を含む訪問地に設置された前記端末装置に、参加者が携行する前記ツアーバッジが近づけられたことを検出して前記訪問地を識別するための情報を記録する手段、を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、前記端末装置を操作することによって撮影される前記訪問地の景観と参加者との合成写真を、通信ネットワークを介して指定の端末装置に配信する手段、を備えたことを特徴とする。
上記した課題を解決するために本発明は、宿泊施設に設置されたホテル端末とは通信ネットワークを介して接続され、参加者が携行するバッジに実装された非接触ICタグを用いて宿泊を含むツアーの管理を行うツアーマネージメントシステムであって、ツアーに関連して収集される情報の他に、宿泊に関連して発生する前記参加者毎の精算情報が格納されるデータベースと、前記ホテル端末を介して前記ツアーバッジに実装された非接触ICタグに記録された識別情報を読み取り、当該識別情報に基づき参加者を特定して前記データベースを参照して精算処理を実行する手段、を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、契約販売店に設置された販売店端末とは通信ネットワークを介して接続され、前記ツアーバッジが近づけられたことを検出した前記販売店端末が、前記ツアー参加者毎、前記ツアーバッジに実装された非接触ICタグに販売履歴を書き込み、チェックアウト時に一括精算する手段、を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、前記参加者が携行するバッジに実装された非接触ICタグに電子価値情報を記録し、当該バッジを前記販売店端末に読み取らせて前記契約販売店で商品購入にかかる精算処理を実行する手段、を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、旅行代理店に設置された代理店サーバとは通信ネットワークを介して接続され、前記ホテル端末、あるいは販売店端末にツアーバッジが近づけられたことを検出して参加者を特定し、宿泊、商品購入によって付加されるポイントを貯め、当該ポイントを前記代理店サーバへ転送して累計ポイントを更新する手段、を備えたことを特徴とする。
また、本発明において、前記データベースから参加者毎のツアー関連情報を読み出し、参加者の嗜好を分析して次回以降のツアー参加時に反映させる手段、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ツアーバッジの非接触ICタグから発信される電波の電界強度によって参加者の行動管理を行うことで、添乗員の負担を軽減しながら点呼管理、入退場管理、手荷物管理を行うことができる。また、ツアーバッジに実装される非接触ICタグに端末装置を介して集合時間を記録し、計時管理して集合時間に到達したときに警告を発することで、あるいは、バッジを携行した参加者が危険箇所等の立ち入りが禁止されている場所に近づいたことを検出して警告を発することで、参加者を安全確実に誘導することができる。
また、本発明によれば、ツアー巡回ルートのうち、名所旧跡を含む訪問地に設置された端末装置に、参加者が携行するツアーバッジが近づけられたことを検出して訪問地を識別するための情報を記録し、また、訪問地の景観と参加者との合成写真を指定の端末装置に配信することで、参加者は、後日、名所旧跡巡りの履歴を入手でき、このサービスをPRすることで主催者は他社と差別化でき、リピータを含む集客効果が得られる。
更に本発明によれば、ホテル端末を介してツアーバッジ実装の非接触ICタグに記録された識別情報を読み取り、当該識別情報に基づき参加者を特定してデータベースを参照して精算処理を実行することで、また、契約販売店に設置された販売店端末が、ツアー参加者毎、ツアーバッジに実装された非接触ICタグに販売履歴を書き込み、チェックアウト時に一括精算することで、参加者に利便性を提供できる。
更に、参加者が携行するバッジに実装された非接触ICタグに電子価値情報を記録し、当該バッジを販売店端末に読み取らせて契約販売店で商品購入にかかる精算処理を実行することで、プリペイド機能、あるいは電子商取引を実現でき、参加者に一層の利便性を提供することができる。また、ポイント還元により、あるいは参加者の嗜好を分析して次回以降のツアー参加時に反映させることで、他社との差別化を意識したサービスを提供することができ、一層集客効果が増す。
以下、図面を参照しながら本発明実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明のツアーマネージメントシステムのシステム構成例を示す図である。
図1において、符号1は旅行代理店に設置される代理店サーバであり、オープンなネットワークであるIP(Internet Protocol)網4を介して宿泊施設に設置されるホテル端末2、あるいは契約販売店に設置される販売店端末3に接続される。ホテル端末2および販売店端末3は、共にタグリーダライタを備え付けてあるものとする。
符号5は、タグリーダライタ端末であり、ここでは、添乗員が携帯し、あるいは、バス等乗り物の搭乗口、名所旧跡、立ち入りが禁止されている危険箇所等に設置される。ここでは、添乗員が携帯することとしたため、ハンディタイプのリーダライタ端末5(H.R/W)が例示されている。乗り物の搭乗口、名所旧跡、危険箇所等に設置されるタグリーダライタ端末5は、据え置き型となるため、以降ではこれらを総称してタグR/W端末5という。
符号7は、非接触ICタグ(以下、RF−IDタグという)であり、ツアーバッジに実装された無線通信ICを内蔵するタグメモリである。ここでは、タグR/W端末5あるいはRF−IDタグ7が実装されたツアーバッジが移動することによって、参加者の行動管理、あるいは後述する各種サービスが実現される。
ツアー参加者数が定員に達した場合にツアーが成立し、旅行代理店は、代理店サーバ1を用いてメモリカード6に参加者全員のデータを書き込む。データが書き込まれたメモリカード6は、添乗員によってタグR/W端末5にセットされ、RF−IDタグ7が実装されたツアーバッジと、RF−IDタグ7が実装された手荷物タグに各自のデータが書き込まれ、後述するサービスが提供される。
図2に、RF−IDタグとタグR/W端末の内部構成が示されている。RF−IDタグ7は、CPU71、無線回路72、記憶回路73から構成されるICチップであり、タグR/W端末5から供給される電波によって駆動される。記憶回路73には、メモリカード58から読み出される、個人コード、パスワード、ポイント、ツアコード、宿泊施設コード、送り先コード、手荷物コードの他に、必要に応じて、名所旧跡コード、電子的価値情報他がデータとして記録される。
無線回路72は、タグR/W端末5から発せられる電波を外付け、あるいはチップに内蔵のアンテナで受信し、受信した電波を使って電磁誘導により発電し、記憶回路73に記録されたデータ、あるいはCPU71によって処理されたデータを発信する。この中には、自身を特定する識別情報も含む。
タグR/W端末5は、CPU54を核に、無線回路51、電源供給回路52、通信プロトコル制御回路53、ROM/RAM55、外部接続インタフェース回路56、モード制御部57、そしてメモリカード58がバスに共通接続されて構成される。
タグR/W端末5は、ROM/RAM55に記録されたプログラムをCPU54が逐次読み出し実行することによって、例えば、通信プロトコル制御回路53を介して輻輳制御を行い、電波許容距離範囲(例えば1m)にあるRF−IDタグ7によって発信される電波を無線回路51で受信し、そのデータを取り込む。取り込まれたデータは、外部接続インタフェース回路56を介して接続される、例えば、PCによって処理され、以下のアプリケーションが実行される。
なお、モード制御部57は、以下のアプリケーションの実行を切替えるときに使用される。人員点呼モード、手荷物照合モード、ポイントサービスモード、宅配サービスモード、支払い決済サービスモード等々である。
以下、本発明実施形態によって実行されるアプリケーションのそれぞれについて、以下に列挙する。
(1)バスツアー管理サービス
本発明実施形態によれば、徒歩移動中、集団から離れたツアー参加者を監視して探し出すことが出来る。ここでは、ツアーバッジに実装されたRF−IDタグ7の電波到達距離に限界があることを利用している。
図3にその動作原理が示されている。すなわち、タグR/W端末5を携行して移動する添乗員が、参加者が携行するバッジ(RF−IDタグ7)の電界強度のレベルを計測することで、ある特定の識別情報が割付けられた参加者が所定のエリアに存在しているか否かを判断(電波の届く範囲にいるか否か)することができる。このことにより、添乗員は、随時集団から離れたツアー参加者を知ることが出来、従って、ツアー参加者の行動を管理することができる。
ここでは、ツアーバッジ(RF−IDタグ7)と交信が出来なくなったときにそのツアーバッジを携行する参加者が集団離脱と判断し、ハンディタグR/W端末5を持つ添乗員が移動して離脱参加者のツアーバッジと交信出来れば捜索範囲が絞られるため、目視探索が可能となる。
a.点呼管理(人員点呼モード)
本発明実施形態によれば、集合場所等において、人員点呼および集計が可能である。具体的には、添乗員、あるいはバスの運転手が、随時モニターで人員確認を行う。具体的には、添乗員等が集合場所において、ツアー参加者のツアーバッジにタグR/W端末5を近づけることにより点呼管理を行う。動作原理は、図3に従う。
b.入退場管理
ここでは、バス等の乗り物において人員点呼および集計を行う。具体的には、バス乗り入れ口付近に据え置き型のタグR/W端末5を設置し、ツアーバッジを携行した参加者がバスに乗車するときに自動で入退場をチェックする。添乗員(運転手)がバス乗り入れ口において、ツアー参加者のツアーバッジにタグR/W端末5を近づけることによって入退出管理を行うことができる。
c.集合時間警告
集合時間の遅延は、バスツアーにとって致命的である。ここでは、バスへの戻り予鈴と本鈴時間を、バスを降車する時、ツアーバッジのRF−IDタグ7にタグR/W端末により記録し、戻り予鈴と本鈴を鳴らして参加者に集合を促す。時間内にバスに戻れば、予鈴、本鈴はクリアされる。
このため、RF−IDタグ7には、計時管理および警告発生のためにCPU71が実装されることになる。また、解散前にTVモニター等で遅刻回数を全員に通知することで、遅刻回数の削減効果にも寄与する。
d.危険箇所の警告
本発明実施形態によれば、危険箇所への適用も考えられる。すなわち、ツアーの巡回場所等で、例えば崖崩れの危険のある箇所等に、予め危険箇所信号発信機(タグR/W端末5に相当)を設置しておくことで、ツアー参加者がその危険箇所に近づけば危険箇所信号発信機が検知してツアーバッジを介して警告を鳴らしツアー参加者に退避を促す。
e.訪問地記録
ここでは、名所旧跡地に設置された据え置き型のタグR/W端末5でツアーバッジ内のRF−IDタグ7に、名所旧跡の識別コードを書き込む(スタンプラリーの様なもの)。また、このとき、タグR/W端末5にデシタルカメラ等、写真撮影機能を付加しておき、指定の端末に転送することで、以後のオプションサービスとして名所旧跡地の景観と参加者の合成写真を配信することも可能である。
f.手荷物管理(手荷物照合モード)
本発明実施形態によれば、バス等の乗り物において、参加者と荷物を照合することで手荷物管理が容易となる。すなわち、ツアーバッジに実装されるRF−IDタグ7に記録される個人コードと同じ個人コードを手荷物に装着されるRF−IDタグ7に書き込む。このことにより、個人コードによって下車時確認が短時間で可能となり、手荷物に装着されたRF−IDタグ7により誤配がなくなる。
具体的に、添乗員(運転手)がバスのトランクにおいて、ツアー参加者のツアーバッジをタグR/W端末5に近づけることで、その個人コードが読み出され、このことにより個人が特定され、本人の手荷物であれば音等を発生させることで、手荷物照合管理を行うことができる。
(2)ツアー参加サービス
a.ポイント還元サービス(ポイントサービスモード)
本発明実施形態によれば、ツアー参加料金、契約店舗での支払によるポイント還元サービスが可能である。ポイント還元サービスとは、獲得ポイントにより、土産品購入時にポイント割引を受けるサービスである。
具体的に、契約販売店は、ツアー参加者のツアーバッジから個人コードとポイント数を、タグR/W端末5を近づけることによって読み取る。その際、割引き料金で土産品を販売し、販売店端末3を操作してツアーバッジにタグR/W端末5を近づけることによってポイント数を更新(減)する。販売店端末3に読み込まれた個人コード、ポイント還元データを、IP網4経由で旅行代理店に設置された代理店サーバ1に転送することで請求処理がなされ、このとき、契約販売店との取り決めに従う対価が支払われる。
b.宅配割引サービス(宅配サービスモード)
本発明実施形態によれば、契約販売店による手荷物、お土産物などの宅配便サービスも可能になる。具体的に、契約販売店は、ツアー参加者のツアーバッジから読み出された個人コードと送り先コードから、宛先住所へ割引き料金で宅配サービスを提供する。販売店端末3は、タグR/W端末5に読み込まれた個人、送り先コード情報に基づき、IP網4を介し代理店サーバ1に請求処理を行うことで、旅行代理店から契約販売店との取り決めに従う対価が支払われる。
c.宿泊施設支払い決済サービス(支払い決済サービスモード)
本発明実施形態によれば、契約販売店による手荷物宅配便サービス、お土産物販売などの支払いを宿泊施設のチェックアウト時に一括支払い精算することが可能である。図4に、その概要がブロックチャートで示されている。
すなわち、ツアー参加者は、宿泊施設へのチェックイン時、ツアーバッジにタグR/W端末5を近づけることでRF−ID7の内容を書き換える(宿泊施設コード:開始)。このことにより、チェッアウトまでの間、宿泊施設の契約販売店での支払いは、ツアーバッジにハンディタグR/W端末5(支払決算サービスモード)を近づけるだけで自動処理される。すなわち、ツアーバッジ(RF−IDタグ7)には、販売履歴情報が書き込まれ、これをホテル端末2に転送することで、チェックアウト時(宿泊施設コード:終了)に一括精算支払いが行なわれる(e〜k)。
ここで、代理店サーバ1のデータベースには、ツアーに関連して収集される情報の他に、宿泊に関連して発生する参加者毎の精算情報が格納される。ホテル端末2は、タグR/W端末5を介してツアーバッジに実装されたRF−IDタグ7に記録された個人コードを読み取り、当該個人コードに基づき参加者を特定して先のデータベースを参照することにより販売履歴を入手できる。ホテル端末はそれらデータを根拠に精算処理を実行する。
なお、契約販売店では、販売店端末3を操作して得られる個人コード情報、販売履歴情報に基づきホテル端末2に請求することで、宿泊施設により対価支払いが実行される。このとき、対価は契約販売店との取り決めに従う。また、ツアーバッジ紛失の際に、旧バッジの使用禁止通知を速やかに発行し、ツアーバッジを再発行することで継続利用でき、被害を最小限にとどめることができる(a〜d)
d.ツアーバッジのプリペイド機能
本発明実施形態によれば、プリペイド機能を付加することで、小銭の持ち歩きが不要となり、土産店で小銭の出し入れも容易になる。
図5にその概要がブロックチャートで示されている。すなわち、ツアーバッジ(RF−IDタグ7)をホテル端末3のハンディR/W端末5に近づけ、ホテル端末3を操作することでツアーバッジにプリペイド金額相当の電子的価値情報が記録される(a〜d)。
続いて、契約販売店での買い物時、ツアーバッジを販売店端末3のハンディタグR/W端末5に近づけることでRF−IDタグ7に記録されたプリペイド額相当の電子的価値情報から買い物相当額が差し引かれる(e〜h)。このことにより、小銭の持ち歩きが不要となり、土産店で小銭の出し入れも容易になる。また、ツアーバッジ紛失の際に、使用禁止通知を発行し、また、ツアーバッジを再発行することで継続利用でき、被害を最小限にとどめることができる(i〜l)。ツアーバッジにプリペイド機能を付加することで、旅行会社の宣伝にも繋がる。
e.ツアー終了サービス
本発明実施形態によれば、ツアー終了手続きを行うことでツアー中の情報を回収することができる。具体的には、代理店サーバ1のデータベースに蓄積されたツアー関連情報を読み出し、参加者毎の嗜好を分析することで次回以降のツアー参加時に反映させる。すなわち、ある参加者は、ツアー履歴から窓側席が好みである等々の情報を引き出し、次回以降のツアーでは、その嗜好に合ったサービスを提供することが可能である。
以上説明のように本発明は、ツアー参加者に対して参加者であることを識別可能なツアーバッジが渡されることに着目し、当該ツアーバッジにリードライト可能な非接触ICタグを実装して参加者に装着させることで、主催者は、端末装置を介して非接触ICタグに記録された情報を読み出し各種サービスを提供することでリピータを含む集客効果を得ることが出来、参加者は各種サービスによる利便性を得ることができる。
具体的には、移動途中で離脱者の確認と捜索が可能となり、また、集合時間を守らせることができ、更には、話題性による集客力の向上、企業イメージの向上、ツアー顧客単価の向上、ツアーカウンターによる人件費削減、契約販売店(土産物店)の売上げ増、ツアー参加者リピータの拡大、顧客管理効率向上に繋がる。
本発明のツアーマネージメントシステムのシステム構成例を示す図である。 図1に示されるRF−IDタグとタグR/W端末の内部構成の一例を示す図である。 RF−IDタグと電波が届く範囲との関係を説明するために引用した原理図である。 宿泊施設におけるチェックアウト支払い決裁機能をブロックチャートで表現した図である。 RF−IDタグに持たせたプリペイド機能をブロックチャートで表現した図である。
符号の説明
1…代理店サーバ、2…ホテル端末、3…販売店端末、4…IP網、5…タグリーダライタ端末、6…メモリカード、7…RF−IDタグ

Claims (13)

  1. 非接触ICタグを実装したツアーバッジを参加者に携行させ、端末装置を介して前記非接触ICタグに記録された情報を読み取ることによって参加者の行動管理を行うツアーマネージメントシステムであって、
    前記ツアーバッジの非接触ICタグから発信される電波の電界強度によって参加者の行動管理を行う前記端末装置中の手段、
    を備えたことを特徴とするツアーマネージメントシステム。
  2. 前記ツアーバッジが近づいたことを検出して点呼管理を行う手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のツアーマネージメントシステム。
  3. 参加者を目的地まで運ぶ乗り物の出入り口に前記端末装置を設置し、前記ツアー参加者の入退場管理を行う手段、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のツアーマネージメントシステム。
  4. 参加者が持ち込む手荷物に装着される手荷物タグに前記非接触ICタグを実装し、前記ツアーバッジに記録された識別情報と同じ同じ識別情報を記録して手荷物管理を行う手段、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のツアーマネージメントシステム。
  5. 前記ツアーバッジに実装される非接触ICタグに前記端末装置を介して集合時間を記録し、計時管理して前記集合時間に到達したときに警告を発する手段、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のツアーマネージメントシステム。
  6. ツアー巡回ルートのうち参加者の立ち入りを禁止する箇所に前記端末装置を設置し、バッジを携行した参加者が前記立ち入りを禁止する箇所に近づいたことを検出して警告を発する手段、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずか1項に記載のツアーマネージメントシステム。
  7. 非接触ICタグを実装したツアーバッジを参加者に携行させ、端末装置を介して前記非接触ICタグに記録された情報を読み取ることにより前記参加者の行動管理を行うツアーマネージメントシステムであって、
    ツアー巡回ルートのうち、名所旧跡を含む訪問地に設置された前記端末装置に、参加者が携行する前記ツアーバッジが近づけられたことを検出して前記訪問地を識別するための情報を記録する手段、
    を備えたことを特徴とするツアーマネージメントシステム。
  8. 前記端末装置を操作することによって撮影される前記訪問地の景観と参加者との合成写真を、通信ネットワークを介して指定の端末装置に配信する手段、
    を備えたことを特徴とする請求項7に記載のツアーマネージメントシステム。
  9. 宿泊施設に設置されたホテル端末とは通信ネットワークを介して接続され、参加者が携行するバッジに実装された非接触ICタグを用いて宿泊を含むツアーの管理を行うツアーマネージメントシステムであって、
    ツアーに関連して収集される情報の他に、宿泊に関連して発生する前記参加者毎の精算情報が格納されるデータベースと、
    前記ホテル端末を介して前記ツアーバッジに実装された非接触ICタグに記録された識別情報を読み取り、当該識別情報に基づき参加者を特定して前記データベースを参照して精算処理を実行する手段、
    を備えたことを特徴とするツアーマネージメントシステム。
  10. 契約販売店に設置された販売店端末とは通信ネットワークを介して接続され、
    前記ツアーバッジが近づけられたことを検出した前記販売店端末が、前記ツアー参加者毎、前記ツアーバッジに実装された非接触ICタグに販売履歴を書き込み、チェックアウト時に一括精算する手段、を備えたことを特徴とする請求項9に記載のツアーマネージメントシステム。
  11. 前記参加者が携行するバッジに実装された非接触ICタグに電子価値情報を記録し、当該バッジを前記販売店端末に読み取らせて前記契約販売店で商品購入にかかる精算処理を実行する手段、
    を備えたことを特徴とする請求項9に記載のツアーマネージメントシステム。
  12. 旅行代理店に設置された代理店サーバとは通信ネットワークを介して接続され、前記ホテル端末、あるいは販売店端末にツアーバッジが近づけられたことを検出して参加者を特定し、宿泊、商品購入によって付加されるポイントを貯め、当該ポイントを前記代理店サーバへ転送して累計ポイントを更新する手段、
    を備えたことを特徴とする請求項9に記載のツアーマネージメントシステム。
  13. 前記データベースから参加者毎のツアー関連情報を読み出し、参加者の嗜好を分析して次回以降のツアー参加時に反映させる手段、
    を備えたことを特徴とする請求項9に記載のツアーマネージメントシステム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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