JP2010216318A - 遠心圧縮機及び回転機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホットオイルキャリーオーバーの影響を排除した遠心圧縮機及び回転機械を提供することを目的とする。
【解決手段】回転軸と、回転軸を支える軸受と、回転軸に取り付けられた羽根車と、回転軸の回転により気体を吸入する吸入口と、回転軸の回転により圧縮された気体を吐出する吐出口とを備えた遠心圧縮機であって、軸受は、複数個のパッドから成り、複数個のパッドのうち少なくとも1個は、回転軸と接触する面に設けられた第1の開口部と、第1の開口部が設けられた面とは異なる面に設けられた第2の開口部と、第1の開口部と第2の開口部とを連通する通油孔とが設けられ、通油孔の断面積は、第1の開口部から第2の開口部に向かうにつれて大きくなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ジャーナル軸受にティルティングパッド式を用いた遠心圧縮機及び回転機械に関する。
高速で運転される回転機械の軸受には、非特許文献1に示されたティルティングパッド式の軸受が使用される。この軸受は、危険速度を超える高速回転時に生じるオイルウィップや、オイルホワールといった振動を生じにくいとされている。
このようなティルティングパッド式の軸受においては、パッド円周方向前縁でしゅう動面に流れ込む潤滑油の温度は、回転数が増加するにつれて高くなる。これは、ひとつのパッドのしゅう動面の後縁から流出する高温の潤滑油が、次のパッドのしゅう動面の前縁に流入するためであり、ホットオイルキャリーオーバーと呼ばれている。このように、パッドのしゅう動面の前縁での温度が高くなると、しゅう動面における潤滑油の最高温度も高くなり、軸受が焼損しやすくなり、信頼性が低下するという課題があった。
このような課題を解決する方法として、特開2008−151239号公報には、油膜の高温油をしゅう動面外へ導くバイパス流路を備えた構成が開示されている。
特開2008−151239号公報
(社)日本トライボロジー学会編、トライボロジーハンドブック、養賢堂(2001)、p53−57
しかしながら、バイパス通路を設けてもホットオイルキャリーオーバーの影響を排除する効果は小さい。これは、バイパス通路を通りしゅう動面外へ排出される潤滑油量は、油膜を流れる潤滑油量と比較してあまり多くないためである。油膜を流れるほとんどの潤滑油は、そのまま次のパッドまで流れてしまう。このため、次のパッドの入口温度は、バイパス流路があるか否かによる変化は殆どない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ホットオイルキャリーオーバーの影響を排除した遠心圧縮機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、回転軸と、前記回転軸を支える軸受と、前記回転軸に取り付けられた羽根車と、前記回転軸の回転により気体を吸入する吸入口と、前記回転軸の回転により圧縮された前記気体を吐出する吐出口とを備えた遠心圧縮機であって、前記軸受は、複数個のパッドから成り、前記複数個のパッドのうち少なくとも1個は、前記回転軸と接触する面に設けられた第1の開口部と、前記第1の開口部が設けられた面とは異なる面に設けられた第2の開口部と、前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する通油孔とが設けられ、前記通油孔の断面積は、前記第1の開口部から前記第2の開口部に向かうにつれて大きくなることを特徴とする。
さらに、前記異なる面は、前記パッドの側面であることを特徴とする。
さらに、前記通油孔の前端部と前記通油孔の後端部とがなす角度は、30°〜45°の何れかである。
さらに、前記通油孔の前端部と前記第2の開口部とが成す第1の縁が、前記通油孔の後端部と前記第2の開口部とが成す第2の縁よりも前記回転軸の回転方向の逆側に設けられたことを特徴とする。
さらに、前記第1及び第2の縁の近傍に設けられた給油口を備えたことを特徴とする。
また、回転軸と、前記回転軸を支える軸受と、前記回転軸に取り付けられた羽根車と、前記回転軸の回転により気体を吸入する吸入口と、前記回転軸の回転により圧縮された前記気体を吐出する吐出口とを備えた遠心圧縮機であって、前記軸受は、複数個のパッドから成り、前記複数個のパッドのうち少なくとも1個は、前記回転軸と接触する面に設けられた第1の開口部と、前記第1の開口部が設けられた面とは異なる面に設けられた第2の開口部と、前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する通油孔とを備え、前記回転軸から荷重を受ける少なくとも1個のパッドから、前記回転軸の回転方向と逆方向に位置する場所に設けられ、前記通油孔の断面積は、前記第1の開口部から前記第2の開口部に向かうにつれて大きくなることを特徴とする。
本発明により、ホットオイルキャリーオーバーの影響を排除した遠心圧縮機を提供することが可能となる。
実施例1のパッドの断面図である。 実施例1のパッドの斜視図である。 実施例1のパッドの他の例の斜視図である。 実施例1のパッドのさらに他の例の斜視図である。 従来の軸受と実施例1の軸受との油膜温度を示す図である。 θが0の場合と、ある角度を持つ場合との通油孔内の流れの比較を示す図である。 通油孔の前端側壁面と後端側壁面とがなす角度θとC点油膜温度の関係を示すグラフである。 実施例1のパッド配置例を示す断面図である。 実施例1の他のパッド配置例を示す断面図である。 実施例2の断面図である。 実施例2のパッドの斜視図である。 実施例3の遠心圧縮機の断面図である。 実施例3の遠心圧縮機の運転回転数と吐出圧力について従来との比較を示すグラフである。
実施例1を、図1〜図9を用いて説明する。
図1は、実施例1のティルティングパッド式の軸受の断面図である。図2は、図1のパッドの斜視図である。図3は、図1のパッドの他の例の斜視図である。図4は、図1のパッドのさらに他の例の斜視図である。図5は、従来の軸受と実施例1の軸受の油膜温度を示すグラフである。図6は、θが0の場合と、ある角度を持つ場合との比較を示す図である。図7は、通油孔13の前端部14の側壁と通油孔13の後端部15の側壁とがなす角度θと、C点油膜温度の関係を示すグラフである。ここで、通油孔13の前端部14は、側面開口部12において、ハウジング2に最も近い側から回転軸1に向かう方向に設けられた部分とする。また、通油孔13の後端部15は、側面開口部12において、回転軸1に最も近い側から回転軸1に向かう方向に設けられた部分とする。
図8は、実施例1のパッド配置例を示す断面図である。図9は、実施例1の他のパッド配置例を示す断面図である。
図1を用いて、実施例1のティルティングパッド式の軸受のパッド3について説明する。パッド3と回転軸1とのしゅう動面の円周方向後端部近傍にしゅう動面開口部(第1の開口部)11を設け、しゅう動面開口部11とパッドの側面に設けられた側面開口部(第2の開口部)12とを連通する通油孔13を設けてある。この通油孔13の断面積は、しゅう動面開口部11から側面開口部12に向かうにつれて大きくなっている。
図2は、図1のパッド3の斜視図を示す。しゅう動面開口部11,側面開口部12および通油孔13は、それぞれ1つずつ設けられている。
図3は、図1のパッドの他の例の斜視図を示す。しゅう動面開口部11,11′,11″,側面開口部12,12′,12″および通油孔13,13′,13″は、各々3個ずつ設けられており、軸受幅方向に並んでいる。このように、しゅう動面開口部11を複数箇所に設けてもよい。
図4は、図1のパッドの他の例の斜視図を示す。側面開口部12の幅は、しゅう動面開口部11の幅よりも広くなっている。このように、側面開口部12としゅう動面開口部11の幅は必ずしも同じ面積でなくてもよい。
次に、実施例1の動作および効果を説明する。
回転軸の回転と共に、パッド3のしゅう動面には、潤滑油が流れ込み、油膜が形成される。この油膜の温度は、パッドの円周方向後縁に進むにつれ、次第に高くなる。従来のパッドの場合、油膜の温度は、図5に点線で示す分布となる。なお、図5の横軸におけるA,B,C,Dは、図1に示した各点の位置であることを示し、従来のパッドは点Bがパッドの後端とする。このときの外部給油装置からの給油温度T0を図5中に示す。油膜の円周方向前縁(点A)での温度は、従来のパッドの方が高い。これは、前縁において油膜に流れ込む潤滑油は、軸受ハウジング内に満たされたほぼ給油温度の潤滑油と、前縁側のパッドの油膜から流出する高温の潤滑油とが混合されるためである。
実施例1によるパッドにおいては、点Bと点Cの間のしゅう動面開口部11においてパッド周囲の低温の潤滑油と混合されることにより、油膜温度が低下するため、実線で示したような分布となる。点Cと点Dの間では、油膜が薄くなるために再度温度は若干上昇する。しかし、点Cにおいて油膜の一部が掻き出されるため、点Bでの温度ほどにはならない。点Dを通過した後では油膜温度は再び低下する。
点Bと点Cとの間のしゅう動面開口部11における潤滑油の流れについて、図6を用いて説明する。図6(A)は、通油孔13の前端面14と後端面15とがなす角度θが0°の場合を示す。また、図6(B)は、θがある角度を持つ場合の通油孔13内の流れを示す。図6(A)に示すように、θが0°の場合は、しゅう動面から側面へ流れ出す流れしか起きない。また、この流量は大きくないため、油膜温度を低減する効果は小さい。これに対して、図6(B)に示すように、θが0°よりも大きい場合は、側面側からしゅう動面側へ流れ込む流れも生じるため、しゅう動面開口部11で油膜温度を大きく低減することができる。
しゅう動面開口部11での温度低減の効果は、図7に示すように、θの角度により変化する。θが、30°程度で十分な効果が得られるようになり、45°以上でもθが大きいほど効果はあるが、その変化は次第に小さくなる。したがって、θを30°〜45°の何れかに設定したほうがよい。
なお、実施例1の構造をパッド3に設けることは、先に示したように、通油孔13内で旋回する流れを誘起するため、潤滑油の損失を増加させる懸念がある。これを避けるためには、軸受のすべてのパッドではなく、一部のパッドにのみ実施例1の構造を適用すればよい。図8,図9を用いて、この構造を用いた例について詳細に説明する。
図8は、ロードビトイーンパッド式の軸受を示す図である。ロードビトイーンパッド式とは、図8の荷重方向にはパッドが設けられておらず、図8に示すように回転軸1からの負荷が主に2つのパッド(103が1個,203が1個)にかかる方式である。図8において、実施例1の構造のパッド203は、荷重方向から回転軸1の回転方向と逆方向に位置する場所に設けてられている。
図9は、ロードオンパッド式の軸受を示す図である。ロードオンパッド式とは、図9の荷重方向にパッドが設けられており、図9に示すように回転軸1からの負荷が主に3個のパッド(103が2個,203が1個)にかかる方式である。図9において、実施例1の構造のパッド203は、荷重方向から荷重を主に受けるパッド103から、回転軸1の回転方向と逆方向に位置する場所に設けてられている。
即ち、図8,図9において、上記した構造のパッドは、回転軸1から荷重を受ける少なくとも1個のパッドから、回転軸1の回転方向と逆方向に位置する場所に設けられる。
次に、実施例2について、図10,図11を用いて説明する。
図10は、実施例2のティルティングパッド式の軸受のパッド3の外観図である。図11は、実施例2のパッド3の斜視図である。
実施例2においては、図10,図11に示すように、通油孔13の前端面14の壁面と側面開口部12との第1の縁16が、通油孔13の後端面15の壁面と側面開口部12との第2の縁17よりも回転軸1の回転方向の逆側に設けられている。すなわち、第1の縁16から回転軸1の中心に向かって引いた直線と、第2の縁17から回転軸1の中心に向かって引いた直線とが異なる直線となる。また、パッド3の形状は、第2の縁17から第1の縁16に向かうにつれて、回転軸1の回転方向と逆方向に凹む形状となる。この構造により、パッド3の周囲の潤滑油が通油孔13に流れ込みやすくなっている。
また、図10に示すように、側面開口部12の近傍に給油孔22を設けている。この構造により、より低い温度の潤滑油が通油孔13に流れ込むことになるため、しゅう動面開口部11での温度の低減による効果がより大きいものとなる。
また、実施例1のように、軸受の全てのパッドに実施例2の構造のパッドを用いるのではなく、一部のパッドのみに実施例2の構造とを適用すればよいことは言うまでもない。
また、適用の方法も実施例1と同じでよいことは言うまでもない。
次に、実施例3について、図12,図13を用いて説明する。
図12は、遠心圧縮機の断面図である。図13は、実施例3の遠心圧縮機の運転回転数と吐出圧力について従来との比較を示すグラフである。
実施例3において、遠心圧縮機のジャーナル軸受(軸受)に、実施例1又は2に示したティルティングパッド式を用いたものである。
まず、図12を用いて、遠心圧縮機について説明する。ケーシング301の中には、ジャーナル軸受304aおよび304bにより支えられた回転軸303が収められている。
回転軸303に取り付けられた羽根車302は、回転軸303の回転により吸入口305から吸い込まれた気体を圧縮し、吐出口306から吐出する。
図13に示すように、回転機械に、実施例1又は2のティルティングパッド式を用いることにより、油膜の温度を低減し限界油膜温度に到達する回転数が高くなるため、運転回転数を従来のN1からN2へと増加させ、回転機械の作動範囲を広げることが可能となる。特に、遠心圧縮機のジャーナル軸受として、実施例1又は2のティルティングパッド式を用いることにより、遠心圧縮機の吐出圧力もP1からP2へと増加させることが可能となる。したがって、ティルティングパッド式のパッドの大きさを変えることなく、より高圧の遠心圧縮機を実現することが可能となる。
以上、実施例1〜3により、パッドのしゅう動面の後縁において、しゅう動面を通過した高温の潤滑油をパッド側面の低温の潤滑油と混合することにより温度を低減させることが可能となる。さらに、潤滑油の一部をしゅう動面の外に排出することにより、次のパッドの前縁における潤滑油の温度を下げることができるため、信頼性の高い遠心圧縮機を提供することが可能となる。
1,303 回転軸
2 ハウジング
3,3′,203 パッド
4 ピボット
5,305 吸入口
11,11′,11″ しゅう動面開口部(第1の開口部)
12,12′,12″ 側面開口部(第2の開口部)
13,13′,13″ 通油孔
14 前端面
15 後端面
16 通油孔13の前端面14の壁面と側面開口部12との縁(第1の縁)
17 通油孔13の後端面15の壁面と側面開口部12との縁(第2の縁)
22 給油孔
103 通常のパッド
301 ケーシング
302 羽根車
304 ジャーナル軸受
306 吐出口

Claims (7)

  1. 回転軸と、前記回転軸を支える軸受と、前記回転軸に取り付けられた羽根車と、前記回転軸の回転により気体を吸入する吸入口と、前記回転軸の回転により圧縮された前記気体を吐出する吐出口とを備えた遠心圧縮機であって、
    前記軸受は、複数個のパッドから成り、
    前記複数個のパッドのうち少なくとも1個は、
    前記回転軸と接触する面に設けられた第1の開口部と、
    前記第1の開口部が設けられた面とは異なる面に設けられた第2の開口部と、
    前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する通油孔とが設けられ、
    前記通油孔の断面積は、前記第1の開口部から前記第2の開口部に向かうにつれて大きくなることを特徴とする遠心圧縮機。
  2. 請求項1に記載の遠心圧縮機において、
    前記異なる面は、前記パッドの側面であることを特徴とする遠心圧縮機。
  3. 請求項1に記載の遠心圧縮機において、
    前記通油孔の前端部と前記通油孔の後端部とがなす角度は、30°〜45°の何れかであることを特徴とする遠心圧縮機。
  4. 請求項1に記載の遠心圧縮機において、
    前記通油孔の前端部と前記第2の開口部とが成す第1の縁が、前記通油孔の後端部と前記第2の開口部とが成す第2の縁よりも前記回転軸の回転方向の逆側に設けられたことを特徴とする遠心圧縮機。
  5. 請求項4に記載の遠心圧縮機において、
    前記第1及び第2の縁の近傍に設けられた給油口を備えたことを特徴とする遠心圧縮機。
  6. 回転軸と、前記回転軸を支える軸受と、前記回転軸に取り付けられた羽根車と、前記回転軸の回転により気体を吸入する吸入口と、前記回転軸の回転により圧縮された前記気体を吐出する吐出口とを備えた遠心圧縮機であって、
    前記軸受は、複数個のパッドから成り、
    前記複数個のパッドのうち少なくとも1個は、
    前記回転軸と接触する面に設けられた第1の開口部と、
    前記第1の開口部が設けられた面とは異なる面に設けられた第2の開口部と、
    前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する通油孔とを備え、
    前記回転軸から荷重を受ける少なくとも1個のパッドから、前記回転軸の回転方向と逆方向に位置する場所に設けられ、
    前記通油孔の断面積は、前記第1の開口部から前記第2の開口部に向かうにつれて大きくなることを特徴とする遠心圧縮機。
  7. 回転軸と、前記回転軸を支える軸受とを備えた回転機械であって、
    前記軸受は、複数個のパッドから成り、
    前記複数個のパッドのうち少なくとも1個は、
    前記回転軸と接触する面に設けられた第1の開口部と、
    前記第1の開口部が設けられた面とは異なる面に設けられた第2の開口部と、
    前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する通油孔とが設けられ、
    前記通油孔の断面積は、前記第1の開口部から前記第2の開口部に向かうにつれて大きくなることを特徴とする回転機械。
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