JP2010214054A - 医療用ガイドワイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】コアワイヤに対するコイルスプリングの固着強度が高く、しかも、従来のものと比較してシェイピング長さを短くすることができる医療用ガイドワイヤの提供。
【解決手段】遠位端側小径部11と遠位端側小径部11より外径の大きい近位端側大径部14とを有するコアワイヤ10と、コアワイヤ10の遠位端側小径部11の外周に軸方向に沿って装着され、少なくとも先端部および後端部において、コアワイヤ10に固着されているコイルスプリング20とを有する医療用ガイドワイヤであって、コアワイヤ10の近位端側大径部14の外径およびコイルスプリング20のコイル外径が、何れも0.012インチ以下であり、コイルスプリング20の先端部は、Au−Sn系はんだにより、コアワイヤ10に固着され、Au−Sn系はんだによる先端硬直部分の長さが0.1〜0.5mmである。
【選択図】図1

Description

本発明は、コアワイヤの遠位端側小径部の外周に装着されたコイルスプリングを有する医療用ガイドワイヤに関し、更に詳しくは、コアワイヤに対するコイルスプリングの固着強度が高く、先端部分のシェイピング操作においてシェイピング長さを従来のものよりも短くすることができ、CTO病変のマイクロチャンネル内における操作性に優れた医療用ガイドワイヤに関する。
カテーテルなどの医療器具を血管などの体腔内の所定位置へと案内するためのガイドワイヤには、遠位端部における可撓性が要求される。
このため、コアワイヤの遠位端部の外径を、近位端部の外径よりも小さくするとともに、コアワイヤの遠位端部(遠位端側小径部)の外周にコイルスプリングを装着して、遠位端部の可撓性の向上を企図したガイドワイヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。
コアワイヤの遠位端側小径部の外周にコイルスプリングを装着させるためには、通常、コイルスプリングの先端部および後端部の各々を、はんだにより、コアワイヤに固着する。
ここに、コイルスプリングの先端部および後端部をコアワイヤに固着するためのはんだとしては、融点が低くて取扱いが容易であることから、Ag−Sn系はんだが使用されている。
コイルスプリングの先端部および後端部において、コイル内部に浸透したはんだがコアワイヤの外周面と接触することにより、コイルスプリングがコアワイヤに固着される。
また、コイルスプリングの先端部において、コイル内部に浸透しなかったはんだにより先端チップが形成される。
しかして、コアワイヤに対するコイルスプリングの固着力を確保するためには、外径が最小であるコアワイヤの遠位端に固着させるコイルスプリングの先端部において、コイル内部にはんだを十分に浸透させることが必要である。具体的には、コイルスプリングの約6〜約8ピッチに相当する範囲において、はんだ(Ag−Sn系はんだ)をコイル内部に浸透させる必要がある。
このようにして製造されたガイドワイヤの先端部には、コイル内部に充填されたはんだによる硬直部分(はんだにより形成された先端チップを含む)が形成される。
この先端硬直部分の長さ(先端チップおよびコイルの約6〜約8ピッチに相当する長さ)は、0.8〜1.1mm程度となる。
最近、患者への低侵襲性を企図して医療器具の小型化が望まれている。
これに伴い、ガイドワイヤの細径化の要請があり、本発明者らは、従来のもの(線径が0.014インチ)より細い線径(0.010インチ)を有するガイドワイヤを開発するに至った。
0.010インチのガイドワイヤによれば、カテーテルなどの医療用具の小型化に大きく貢献することができる。
また、このガイドワイヤによれば、例えば、CTO(慢性完全閉塞)病変におけるマイクロチャンネルにアクセスする際の操作性も良好である。
特開2003−299739号公報
CTO病変におけるマイクロチャンネル内を挿通させるガイドワイヤには、更なる操作性の向上が要請されている。例えば、マイクロチャンネル内での操作時において摩擦抵抗を低減させることが望まれている。然るに、摩擦抵抗の低減は、ガイドワイヤの線径を小さくするだけでは限界がある。
ところで、マイクロチャンネル内にガイドワイヤを挿通させる際には、その先端部分を折り曲げてくせづけること(シェイピング)がオペレータにより行わる。
例えば、図5に示すように、ガイドワイヤGの先端から長さ1.0mmの部分を45°曲げるシェイピングを行うことにより、ガイドワイヤの近位端側で回転トルクを与えると、ガイドワイヤの遠位端は、直径約1.4mmの円周上を回転することになる。
このシェイピング操作は、マイクロチャンネル内におけるガイドワイヤの操作性に大きく影響を与えるものである。
そして、マイクロチャンネル内における摩擦抵抗の低減などを図る観点からは、ガイドワイヤの遠位端における回転直径(操作エリア)を小さくすることが好ましく、このために、シェイピング長さ(先端の折り曲げ長さ)をできるだけ短く、具体的には0.7mm以下にする必要がある。
しかしながら、従来のガイドワイヤでは、上記の先端硬直部分があるために、シェイピング長さを1.0mm以下とすることはできず、これでは、摩擦抵抗の十分な低減を図ることはできない。
なお、はんだ(Ag−Sn系はんだ)を浸透させる範囲を狭くすることにより先端硬直部分の長さを短くすると、コアワイヤに対するコイルスプリングの固着力を確保することができず、コアワイヤとコイルスプリングとの間に引張力を与えると、コイルスプリングに挿入された状態のコアワイヤが引き抜かれてしまう。
本発明は以上のような事情に基いてなされたものである。
本発明の第1の目的は、コアワイヤに対するコイルスプリングの固着強度が高く、しかも、従来のものと比較してシェイピング長さを短くすることができる医療用ガイドワイヤを提供することにある。
本発明の第2の目的は、CTO病変のマイクロチャンネル内における操作性に優れた医療用ガイドワイヤを提供することにある。
本発明の医療用ガイドワイヤは、遠位端側小径部と前記遠位端側小径部より外径の大きい近位端側大径部とを有するコアワイヤと、
前記コアワイヤの遠位端側小径部の外周に軸方向に沿って装着され、少なくとも先端部および後端部において、前記コアワイヤに固着されているコイルスプリングとを有する医療用ガイドワイヤであって、
前記コアワイヤの近位端側大径部の外径および前記コイルスプリングのコイル外径が、何れも0.012インチ以下であり、
前記コイルスプリングの先端部は、Au−Sn系はんだにより、前記コアワイヤに固着され、
Au−Sn系はんだによる先端硬直部分の長さが0.1〜0.5mmであることを特徴とする。
ここに、「先端硬直部分」とは、コイル内部に浸透したはんだにより自由に曲げることができなくなったコイルスプリング(ガイドワイヤ)の先端部分をいい、はんだによって先端チップが形成されている場合には、当該先端チップも先端硬直部分の一部となる。
また、「先端硬直部分の長さ」とは、ガイドワイヤの先端から、コイル内部に浸透したはんだの後端までの、ガイドワイヤの軸方向の長さをいう。
本発明の医療用ガイドワイヤにおいては、下記の形態が好ましい。
(1)前記コアワイヤの近位端側大径部の外径および前記コイルスプリングのコイル外径が、何れも0.010インチ以下、特に0.006〜0.010インチであること。
(2)前記コイルスプリングの先端部におけるコイルピッチが、コイル線径の1.0〜1.8倍であり、Au−Sn系はんだが、前記コイルスプリングの1〜3ピッチに相当する範囲(長さ)においてコイル内部に浸透していること。
(3)前記コイルスプリングの内部(コアワイヤの遠位端側小径部の外周と、コイルスプリングの内周とにより囲まれた空間)に樹脂が充填されているとともに、前記コイルスプリングの外周に前記樹脂による樹脂層が形成され、前記樹脂層の表面に親水性樹脂層が積層形成され、前記コアワイヤの表面には撥水性樹脂層が形成されていること。
(4)前記コイルスプリングは、コイルピッチがコイル線径の1.0〜1.8倍である先端側密巻部と、コイルピッチがコイル線径の1.8倍を超える後端側疎巻部とからなること。
(5)前記コイルスプリングの先端側密巻部と後端側疎巻部とを含む中間部が、Au−Sn系はんだにより、前記コアワイヤに固着されていること。
(6)前記コアワイヤがステンレスからなること。
請求項1〜3に係る医療用ガイドワイヤによれば、コイルスプリングの先端部をコアワイヤに固着するためのはんだとしてAu−Sn系はんだが使用されているので、先端硬直部分の長さが0.1〜0.5mmと短い(はんだによる固着領域が狭い)にも関わらず、コアワイヤに対するコイルスプリングの固着強度を十分に高い(コアワイヤの遠位端側小径部の破断強度より高い)ものとすることができ、コイルスプリングに挿入されている状態のコアワイヤに引張力を作用しても、コアワイヤが引き抜かれるようなことはない。
そして、先端硬直部分の長さが0.1〜0.5mmと短いので、シェイピング長さ(先端の折り曲げ長さ)を短くする(0.7mm以下とする)ことができ、この結果、マイクロチャンネル内での操作時において摩擦抵抗を十分に低減させることができる。
また、従来のガイドワイヤを使用したのでは行うことのできなかった狭い領域における治療も可能になる。
本発明の医療用ガイドワイヤは、0.012インチ以下の細い線径、Au−Sn系はんだによる高い固着強度、0.1〜0.5mmという短い先端硬直部分により、CTO病変のマイクロチャンネル内における操作性に優れたものとなる。
請求項4に係る医療用ガイドワイヤによれば、コイルスプリングの内部に樹脂が充填されていることにより、コアワイヤとコイルスプリングとを一体化させることができ、ガイドワイヤのトルク伝達性・操作性を格段に向上させることができる。
また、コイルスプリングの内部に充填されているものと同じ樹脂による樹脂層を介して、コイルスプリングの外周に親水性樹脂層が積層形成されているので、親水性樹脂層が確実に固定され、親水性樹脂による潤滑性を安定的に発現させることができる。
また、コアワイヤの表面に撥水性樹脂層が形成されていることにより、コアワイヤを構成する金属に、患者の血液が接触してアレルギーを起こさせることを防止することができ、また、撥水性樹脂層により血液の付着などを確実に防止することができる。また、他の医療器具に対する潤滑性を発現することができる。
請求項5に係る医療用ガイドワイヤによれば、コイルスプリングの先端部(先端側密巻部)において、良好な造影性(視認性)を発現することができる。
請求項6に係る医療用ガイドワイヤによれば、応力集中の起こりやすい、先端側密巻部と後端側疎巻部との境界領域が、固着力の大きいAu−Sn系はんだにより固着されるため、コアワイヤに対するコイルスプリングの固着強度を更に向上させることができる。
本発明のガイドワイヤの一実施形態を示す一部を破断した側面図である。 本発明のガイドワイヤの一実施形態を示す一部を破断した側面図(寸法を説明するための図)である。 図1の部分拡大図であり、(A)はA部詳細図、(B)はB部詳細図、(C)はC部詳細図である。 ガイドワイヤの先端部をシェイピングした状態を示す側面図である。 ガイドワイヤの先端部をシェイピングした状態を模式的に示す説明図である。
図1に示すガイドワイヤは、コアワイヤ10と、コイルスプリング20とを有する。
コアワイヤ10は、近位方向に拡径するようテーパ加工された遠位端側小径部11と、近位方向に拡径するテーパ部13と、近位端側大径部14とを有する。
遠位端側小径部11、テーパ部13および近位端側大径部14は、同一の線材(例えば、丸棒部材)により一体的に構成されている。
テーパ部13および近位端側大径部14の横断面は、略円形である。
遠位端側小径部11の近位端側における横断面は略円形であるが、遠位端側小径部11の遠位端側は、線材が圧縮されて板状となっていてもよく、その場合の横断面は略矩形となる。
コアワイヤ10の材質としては、特に限定されるものではないが、ステンレス(例えばSUS316、SUS304)、金、白金、アルミニウム、タングステン、タンタルまたはこれらの合金などの金属を挙げることができるが、本実施形態では、ステンレスで構成してある。
また、コアワイヤ10の外周面には、撥水性樹脂層が形成されている。
撥水性樹脂層を構成する樹脂としては、医療用として用いられる樹脂であって、撥水性を有するものをすべて用いることができ、好適な樹脂としてPTFEなどのフッ素系樹脂を挙げることができる。
図2に示すように、ガイドワイヤ1の全長(L1 )は、例えば1500〜3000mmとされ、好適な一例を示せば1780mmである。
また、近位端側大径部14の外径(D1 )は、通常0.012インチ(0.305mm)以下とされ、好ましくは0.010インチ(0.254mm)以下、更に好ましくは0.006〜0.010インチとされ、好適な一例を示せば0.010インチである。
近位端側大径部14の外径(D1 )が0.012インチ以下であることにより、本発明のガイドワイヤとともに使用するカテーテルなどの医療器具の小型化、延いては、低侵襲化に寄与することができる。
遠位端側小径部11の最大外径としては、コイルスプリング20の内径より小さければ特に限定されるものではないが、近位端側大径部14の外径(D1 )の1/5〜3/5程度とされる。
ガイドワイヤ10を構成するコイルスプリング20は、コアワイヤ10の遠位端側小径部11の外周に軸方向に沿って装着されている。
コイルスプリング20は、1本の線材から構成され、コイルピッチがコイル線径の1.0〜1.8倍である先端側密巻部21と、コイルピッチがコイル線径の1.8倍を超える後端側疎巻部22とからなり、先端側密巻部21および後述する先端チップにより、X線不透過領域が構成されている。
先端側密巻部21におけるコイルピッチは、コイル線径の1.0〜1.8倍とされ、好適な一例を示せば1.0倍である。
後端側疎巻部22におけるコイルピッチは、コイル線径の1.8〜2.5倍とされ、好適な一例を示せば2.0倍である。
このように、先端側と後端側とにおいてコイルピッチを変化させることにより、先端側密巻部21において良好な造影性(視認性)を発現させることができる。
コイルスプリング全域にわたり同一のピッチとする場合には、X線不透過領域が長くなるために視認性の低下を招く。
図2において、コイルスプリング20の長さ(L2 )は、例えば30〜800mmとされ、好適な一例を示せば115mmである。
先端側密巻部21の長さ(L21)は、例えば10〜50mmとされ、好適な一例を示せば30mmである。
後端側疎巻部22の長さ(L22)は、例えば20〜750mmとされ、好適な一例を示せば85mmである。
ガイドワイヤ1の先端からコイルスプリング20の後端までの長さ(L3 +L2 )は、例えば30〜800mmとされ、好適な一例を示せば115.2mmである。
ガイドワイヤ1の先端から先端側密巻部21の後端までの長さ(L3 +L21)は、例えば10〜50mmとされ、好適な一例を示せば30.2mmである。
コイルスプリング20のコイル外径(D2 )は、通常0.012インチ(0.305mm)以下とされ、好ましくは0.010インチ(0.254mm)以下、更に好ましくは0.006〜0.010インチとされ、好適な一例を示せば0.010インチである。
コアワイヤ10の近位端側大径部14の外径(D1 )が0.012インチ以下であるとともに、コイルスプリング20のコイル外径(D2 )も0.012インチ以下であることにより、マイクロチャンネルにアクセスする際の操作性(例えば、マイクロチャンネルでの潤滑性)に優れたものとなる。
コイルスプリング20を構成する線材の外径は、特に限定されないが、好ましくは30〜90μm、好適な一例を示せば60μmである。
コイルスプリング20の材質としては、白金、白金合金(たとえばPt/W=92/8)、金、金−銅合金、タングステン、タンタルなどのX線に対する造影性が良好な材質(X線不透過物質)を挙げることができる。
本実施形態のガイドワイヤは、コイルスプリング20の先端部、後端部および中間部(先端側密巻部21と後端側疎巻部22との境界部分)のそれぞれが、はんだにより、コアワイヤ10の遠位端側小径部11の外周に固着されている。
図1および図3(A)に示すように、コイルスプリング20の先端部は、Au−Sn系はんだ31により、コアワイヤ10に固着されている。
すなわち、Au−Sn系はんだ31がコイルスプリング20の内部に浸透し、このAu−Sn系はんだ31がコアワイヤ10(遠位端側小径部11)の外周と接触することにより、コイルスプリング20の先端部がコアワイヤ10(遠位端側小径部11)に固着されている。
図3(A)に示すように、Au−Sn系はんだ31は、コイルスプリング20の2ピッチに相当する範囲においてコイル内部に浸透している。
また、コイルスプリング20の先端部においてコイルスプリング20の内部に浸透しなかったAu−Sn系はんだ31によって、略半球状の先端チップが形成されている。
これにより、本実施形態のガイドワイヤの先端部には、Au−Sn系はんだ31による先端硬直部分(コイル内部に浸透したAu−Sn系31はんだにより自由に曲げることができなくなったコイルスプリング20の先端部分と、Au−Sn系はんだ31により形成された先端チップとによる硬直部分)が形成される。
この先端硬直部分の長さ(ガイドワイヤ1の先端から、コイル内部に浸透したAu−Sn系はんだ31の後端まで長さ)(L4 )は、0.3〜0.4mm程度である。
本発明のガイドワイヤにおいて、先端硬直部分の長さは0.1〜0.5mmとされる。 先端硬直部分の長さが0.1mm未満である場合には、コアワイヤに対するコイルスプリングの固着力を十分に確保することができない。
一方、先端硬直部分の長さが0.5mmを超える場合にはシェイピング長さ(後述する外側長さ(L52))を0.7mm以下とすることができない。
本発明のガイドワイヤにおいて、先端硬直部分の長さを0.1〜0.5mmとするために、コイルスプリングの先端部におけるコイルピッチが、コイル線径の1.0〜1.8倍であり、かつ、Au−Sn系はんだが、コイルスプリングの1〜3ピッチに相当する範囲においてコイル内部に浸透していることが好ましい。
本発明の医療用ガイドワイヤは、コイルスプリングの先端部をコアワイヤに固着させるためのはんだとして、Au−Sn系はんだを使用している点に特徴を有する。
本発明で使用するAu−Sn系はんだは、例えば、Au75〜80質量%と、Sn25〜20質量%との合金からなる。
ステンレスと、白金(合金)とをAu−Sn系はんだを使用して固着することにより、Ag−Sn系はんだによって固着する場合と比較して2.5倍程度の固着力(引張強度)が得られる。
このため、先端硬直部分の長さが0.1〜0.5mmと短い場合(はんだの浸透範囲がコイルピッチの1〜3倍である場合)であっても、コアワイヤ10に対するコイルスプリング20の固着強度を十分高くすることができ、具体的には、コアワイヤ10の遠位端側小径部11の引張破断強度より高くすることができる。このため、コイルスプリング20と、コアワイヤ10との間に引張力を作用しても、コアワイヤ10が引き抜かれるようなことを防止することができる。
また、Au−Sn系はんだは、Ag−Sn系はんだよりも造影性に優れている。
更に、Au−Sn系はんだは、Ag−Sn系はんだよりも血液および体液に対する耐蝕性にも優れている。
図1および図3(B)に示すように、コイルスプリング20の先端側密巻部21と後端側疎巻部22との境界領域を含む中間部は、Au−Sn系はんだ32により、コアワイヤ10に固着されている。
すなわち、Au−Sn系はんだ32が、コイルスプリング20の内部に浸透され、このAu−Sn系はんだ32がコアワイヤ10(遠位端側小径部11)の外周と接触することにより、コイルスプリング20の中間部がコアワイヤ10(遠位端側小径部11)に固着されている。
先端側密巻部21と後端側疎巻部22との境界領域は応力集中が起こりやすく、この境界領域を含む中間部を、固着力の大きいAu−Sn系はんだにより固着することにより、コイルスプリング20の固着強度を更に向上させることができる。
図1および図3(C)に示すように、コイルスプリング20の後端部は、Ag−Sn系はんだ33により、コアワイヤ10に固着されている。
すなわち、Ag−Sn系はんだ33が、コイルスプリング20の内部に浸透され、このAg−Sn系はんだ33がコアワイヤ10(遠位端側小径部11)の外周と接触することにより、コイルスプリング20の後端部がコアワイヤ10(遠位端側小径部11)に固着されている。
コアワイヤ10の遠位端側小径部11において、コイルスプリング20の後端部が固着する部分の外径は、コイルスプリング20の先端部が固着する部分(遠位端)の外径より大きい(相対的に固着面積が大きい)ため、Au−Sn系はんだと比較して固着力の小さいAg−Sn系はんだを使用することができる。
図1〜図3に示すように、本実施形態のガイドワイヤは、コイルスプリング20の内部に硬化樹脂40が充填されているとともに、この硬化樹脂40による樹脂層40Aにより、コイルスプリング20の外周および先端チップが被覆されている。
そして、この樹脂層40Aの表面には、親水性樹脂層50が積層形成されている。
コイルスプリング20の内部に硬化樹脂40が充填されていることにより、コアワイヤ10とコイルスプリング20とが一体化され、ガイドワイヤのトルク伝達性が格段に向上し、コアワイヤ10の近位端側大径部14から伝達される回転トルクが、遠位端側小径部11と一体化されたコイルスプリング20の遠位端まで確実に伝達される。
また、樹脂層40A(下塗層)を介して、コイルスプリング20の外周に親水性樹脂層50が形成されているので、この親水性樹脂層50は強固に固定され、親水性樹脂による潤滑性を安定的に発現させることができる。
ここに、コイルスプリング20の内部に充填されるとともに、コイルスプリング20の外周を被覆する樹脂層40Aを構成する硬化樹脂40としては、コイルスプリング20および親水性樹脂の両方に対して良好な接着性を有するものが好ましく、具体的には、ウレタンアクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ナイロン樹脂などの光硬化性樹脂または熱硬化性樹脂の硬化物などを例示することができる。
コイルスプリング20の外周および先端チップを被覆する樹脂層40Aの膜厚としては、例えば1〜100μmとされ、好ましくは3〜10μmとされる。
樹脂層40Aの表面に積層形成される親水性樹脂層を構成する樹脂としては、医療用具分野で使用されているものをすべて使用することができる。
親水性樹脂層50の膜厚としては、例えば1〜30μmとされ、好ましくは3〜19μmとされる。
硬化樹脂40の充填および樹脂層40Aの形成方法、並びに親水性樹脂50の積層形成方法としては、例えば、コアワイヤ10に装着したコイルスプリング20を、硬化性樹脂に浸漬することにより、コイルスプリング20の内部に硬化性樹脂を充填するとともに、コイルスプリング20の表面に樹脂層を形成し、これを熱硬化または光硬化させることにより硬化樹脂40(樹脂層40A)とし、次いで、樹脂層40Aの表面に、適宜の手段により親水性樹脂を塗布する方法を挙げることができる。
本実施形態のガイドワイヤ1によれば、コイルスプリング20の先端部をコアワイヤ10に固着するためのはんだとしてAu−Sn系はんだが使用されているので、コアワイヤ10の近位端側大径部14の外径が0.012インチ以下と細くて、先端硬直部分の長さが0.3〜0.4mmと短いにも関わらず、コアワイヤ(遠位端側小径部11)に対するコイルスプリングの固着強度が十分に高く、コイルスプリング20とコアワイヤ10との間に引張力を作用しても、コアワイヤ10が引き抜かれるようなことはない。
そして、先端硬直部分の長さが0.3〜0.4mmと短いので、シェイピング長さを短くすることができ、この結果、マイクロチャンネル内での操作時において摩擦抵抗を十分に低減させることができる。また、従来のガイドワイヤを使用したのでは行うことのできなかった狭い領域における治療も可能になる。
また、コイルスプリング20の内部に硬化樹脂40が充填されているので、コアワイヤ10とコイルスプリング20とを一体化させることができ、ガイドワイヤ1のトルク伝達性・操作性を格段に向上させることができる。
また、硬化樹脂40による樹脂層40Aを介して、コイルスプリング20の外周に親水性樹脂層50が積層形成されているので、親水性樹脂による潤滑性を安定的に発現させることができる。
また、コイルスプリング20が先端側密巻部21と後端側疎巻部22とからなるので、先端側密巻部21において良好な造影性(視認性)を発現させることができる。
図4(A)は、本発明のガイドワイヤ(コイルスプリングの外径=0.010インチ)の先端部をシェイピングした状態を示している。このガイドワイヤの先端硬直部分の長さは0.35mm(Au−Sn系はんだの浸透範囲がコイルスプリングの2ピッチに相当)、シェイピング長さは、内側長さ(L51)が0.32mm、外側長さ(L52)が0.53mmである。
図4(B)は、従来のガイドワイヤ(コイルスプリングの外径=0.010インチ)の先端部をシェイピングした状態を示している。このガイドワイヤの先端硬直部分の長さは0.8mm(Ag−Sn系はんだの浸透範囲がコイルスプリングの6ピッチに相当)、シェイピング長さは、内側長さ(L51)が0.82mm、外側長さ(L52)が1.01mmである。
<実施例1>
(1)ガイドワイヤの作製:
近位端側大径部の外径が0.010インチであるコアワイヤ(PTFEで被覆したステンレスからなるコアワイヤ)の遠位端側小径部にコイルスプリングを装着して、図1〜図3に示したような構造の本発明のガイドワイヤを13個作製した。
ここに、コイルスプリングは、コイル外径(D2 )が0.010インチ、長さ(L2 )が115mm、先端側密巻部(コイルピッチはコイル線径の1.0倍)の長さ(L21)が30mm、後端側疎巻部(コイルピッチはコイル線径の2.0倍)の長さ(L22)が85mmのものを使用した。
また、コイルスプリングの先端部および中間部は、Au−Sn系はんだを使用してコアワイヤに固着し、コイルスプリングの後端部は、Ag−Sn系はんだ使用してコアワイヤに固着した。
13個のガイドワイヤの各々において、コイル内部にはんだが浸透した領域(長さ)に相当するコイルのピッチ数(表1では「ピッチ数」と略記する)は1〜3の何れかになるようにした。これによる先端硬直部分の長さは表1に示すとおりである。
また、コイルスプリングをコアワイヤに装着後、コイルスプリングの内部に硬化樹脂(ウレタンアクリレート樹脂)を充填するとともに、コイルスプリングの外周に硬化樹脂による樹脂層を形成し、この樹脂層の表面にポリエチレンオキサイドからなる親水性樹脂層を積層形成した。
(2)ガイドワイヤの評価:
上記(1)により得られた13個のガイドワイヤの各々について最小シェイピング長さ(折り曲げ可能な最小長さ)を測定した。
最小シェイピング長さの測定は、図4に示したような内側長さ(L51)および外側長さ(L52)について行った。
また、コイルスプリングとコアワイヤとの間に引張力を作用させ、破断部位を観察して固着性を評価した。評価基準は、コアワイヤの遠位端側小径部に破断が生じた場合を「○」、コイルスプリングまたは遠位端側小径部とはんだとの間で剥離が生じた場合を「×」とした。1つでも「×」がある場合には、製品とすることができない。結果を下記表1に併せて示す。

Figure 2010214054
<比較例1>
コイルスプリングの先端部、中間部および後端部をコアワイヤに固着するためのはんだとして、Ag−Sn系はんだを使用して比較用のガイドワイヤを13個作製した。
13個のガイドワイヤの各々において、コイル内部にはんだが浸透した領域(長さ)に相当するコイルのピッチ数(表2では「ピッチ数」と略記する)は1〜3の何れかになるようにした。これによる先端硬直部分の長さは表2に示すとおりである。
また、コイルスプリングをコアワイヤに装着後、実施例1と同様にして、コイルスプリングの内部に硬化樹脂を充填するとともに、コイルスプリングの外周に硬化樹脂による樹脂層を形成し、この樹脂層の表面に親水性樹脂層を積層形成した。
上記のようにして得られた13個のガイドワイヤの各々について、実施例1と同様にして最小シェイピング長さを測定し、固着性を評価した。結果を下記表2に併せて示す。
この比較例1は、コイルスプリングの先端部をコアワイヤに固着する際にAu−Sn系はんだを使用しなかった比較例である。

Figure 2010214054
<比較例2〜6>
コイルスプリングの先端部、中間部および後端部をコアワイヤに固着するためのはんだとして、Ag−Sn系はんだを使用し、先端硬直部分の長さが0.5mmを超える比較用のガイドワイヤを作製した。
ガイドワイヤの各々において、コイル内部にはんだが浸透した領域(長さ)に相当するコイルのピッチ数(表3では「ピッチ数」と略記する)は4〜8の何れかになるようにした。これによる先端硬直部分の長さは表3に示すとおりである。
また、コイルスプリングをコアワイヤに装着後、実施例1と同様にして、コイルスプリングの内部に硬化樹脂を充填するとともに、コイルスプリングの外周に硬化樹脂による樹脂層を形成し、この樹脂層の表面に親水性樹脂層を積層形成した。
上記のようにして得られたガイドワイヤの各々について、実施例1と同様にして最小シェイピング長さを測定した。結果を下記表1に併せて示す。
Figure 2010214054
10 コアワイヤ
11 遠位端側小径部
13 テーパ部
14 近位端側大径部
20 コイルスプリング
21 先端側密巻部
22 後端側疎巻部
31 Au−Sn系はんだ
32 Au−Sn系はんだ
33 Ag−Sn系はんだ
40 硬化樹脂
40A 樹脂層
50 親水性樹脂層

Claims (7)

  1. 遠位端側小径部と前記遠位端側小径部より外径の大きい近位端側大径部とを有するコアワイヤと、
    前記コアワイヤの遠位端側小径部の外周に軸方向に沿って装着され、少なくとも先端部および後端部において、前記コアワイヤに固着されているコイルスプリングとを有する医療用ガイドワイヤであって、
    前記コアワイヤの近位端側大径部の外径および前記コイルスプリングのコイル外径が、何れも0.012インチ以下であり、
    前記コイルスプリングの先端部は、Au−Sn系はんだにより、前記コアワイヤに固着され、
    Au−Sn系はんだによる先端硬直部分の長さが0.1〜0.5mmであることを特徴とする医療用ガイドワイヤ。
  2. 前記コアワイヤの近位端側大径部の外径および前記コイルスプリングのコイル外径が、何れも0.010インチ以下であることを特徴とする請求項1に記載の医療用ガイドワイヤ。
  3. 前記コイルスプリングの先端部におけるコイルピッチが、コイル線径の1.0〜1.8倍であり、
    Au−Sn系はんだが、前記コイルスプリングの1〜3ピッチに相当する範囲においてコイル内部に浸透していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の医療用ガイドワイヤ。
  4. 前記コイルスプリングの内部に樹脂が充填されているとともに、前記コイルスプリングの外周に前記樹脂による樹脂層が形成され、前記樹脂層の表面に親水性樹脂層が積層形成され、
    前記コアワイヤの表面には撥水性樹脂層が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の医療用ガイドワイヤ。
  5. 前記コイルスプリングは、コイルピッチがコイル線径の1.0〜1.8倍である先端側密巻部と、コイルピッチがコイル線径の1.8倍を超える後端側疎巻部とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の医療用ガイドワイヤ。
  6. 前記コイルスプリングの先端側密巻部と後端側疎巻部とを含む中間部が、Au−Sn系はんだにより、前記コアワイヤに固着されていることを特徴とする請求項5に記載の医療用ガイドワイヤ。
  7. 前記コアワイヤがステンレスからなることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の医療用ガイドワイヤ。
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