JP2010212770A - 原稿読取装置、原稿読取方法、プログラム、記録媒体及び画像形成装置 - Google Patents

原稿読取装置、原稿読取方法、プログラム、記録媒体及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】原稿画像を読取る際に、原稿読取面のゴミの影響を分散し、どのようなゴミの影響も軽減することができる原稿読取装置、原稿読取方法、プログラム、記録媒体及び画像形成装を提供する。
【解決手段】原稿読取装置は、原稿を副走査方向に自動搬送する原稿自動搬送手段と、原稿に接して画像を透過させる画像透過手段と、画像透過手段を介して原稿の画像情報を読取る画像読取手段と、画像透過手段に振動を与える振動手段と、を有する。画像読取手段により原稿を読取る際には、振動手段により画像透過手段に振動を与える。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動原稿搬送装置を備える原稿読取装置、原稿読取方法、プログラム、記録媒体及び画像形成装置に関する。
近年、光学系をキャリッジ移動させることにより、原稿画像を読取るキャリッジ読取方式に加え、自動原稿搬送装置によりコンタクトガラス上を搬送中の原稿画像を読取るシートスルー読取方式を備えた画像読取装置が普及している。しかし、上記シートスルー読取方式においては、コンタクトガラス上の固定位置で原稿画像を読取るため、コンタクトガラスと原稿の間や、コンタクトガラスの下部に付着した粉塵や汚れ等によって、原稿画像を正しく読み取れないという問題があった。
上記問題を解決するために、画素毎に白板を読取ったときの画像信号の濃度を示す値を所定規定値と比較して欠陥画素を検出し、欠陥画素の画素数が所定の規定画素数以上であると、異常であると判定する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
また、上記問題を解決する他の技術として、シートスルー読取の際、主走査画素の位置又はデータの大きさが変わらない副走査方向に延びた直線があるかを判定し、読取面上のゴミを検出する技術が開示されている(例えば、特許文献2)。上記技術では、原稿上の直線はどれだけ真っ直ぐであっても、原稿搬送の際のスキューなどで主走査画素の位置またはデータの大きさが全く変わらないということはないということを根拠として、主走査画素の位置又はデータの大きさが変わらない副走査方向に延びた直線がある場合にはゴミであると判定している。
さらに、原稿画像の読取り開始からから付いてずっと離れない固着ゴミを、搬送ベルトや搬送ローラの表面の汚れに依存せずに検出する技術も開示されている(例えば、特許文献3)。
しかし、上記特許文献1記載の技術では、白基準板上でシェーディング補正データを取得するときにゴミを検出しているが、シートスルー読取の際もキャリッジ読取を行う場合と同じ白基準板を読取っている装置には適用することができないという課題があった。さらに、浮遊しているゴミや原稿画像読取りの途中から付き、途中で外れたようなゴミの検出はできないという課題もあった。
また、上記特許文献2記載の技術では、原稿画像読取り面上にゴミがあるかを検出するために、主走査画素の位置又はデータの大きさが変わらない副走査方向に延びた直線があるかを判定していた。しかし、副走査方向に相当ライン数分にもわたった検出が必要になるため、メモリが必要となってしまうという課題があった。さらに、上記特許文献1と同様に、浮遊しているゴミや原稿画像読取りの途中から付き、途中で外れたようなゴミの検出はできないという課題もあった。
また、上記特許文献3記載の技術では、浮遊しているゴミや原稿画像読取りの途中から付き、途中で外れたようなゴミの検出はできないという課題があった。ここで、原稿画像読取りの開始から付いて離れない固着ゴミの場合は、読取開始前に容易に検出して読取位置の移動などの対応ができるが、浮遊しているゴミや原稿画像読取りの途中から付き、途中で外れたようなゴミの場合は、容易に読取位置の移動などの対応ができない。
また、上記特許文献1〜3の技術では、原稿上の縦線をゴミによる縦スジと誤検知すると、それを補正しようと本来あるべき縦線を消してしまうという課題もあった。
本発明はこのような実情を鑑みてなされたものであり、上記課題を解決し、原稿画像を読取る際に、原稿読取面のゴミの影響を分散し、どのようなゴミの影響も軽減することができる原稿読取装置、原稿読取方法、プログラム、記録媒体及び画像形成装を提供することを目的とする。
本発明の原稿読取装置は、原稿を副走査方向に自動搬送する原稿自動搬送手段と、原稿に接して画像を透過させる画像透過手段と、画像透過手段を介して原稿の画像情報を読取る画像読取手段と、画像透過手段に振動を与える振動手段と、を有することを特徴とする。
本発明の原稿読取方法は、原稿を副走査方向に自動搬送する原稿自動搬送ステップと、原稿に接して画像を透過させる画像透過手段に振動を与える振動ステップと、画像透過手段を介して原稿の画像情報を読取る画像読取ステップと、を有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、原稿を副走査方向に自動搬送する処理と、原稿に接して画像を透過させる画像透過手段に振動を与える処理と、画像透過手段を介して原稿の画像情報を読取る処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の記録媒体は、上記プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
本発明の画像形成装置は、上記原稿読取装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、原稿画像を読取る際に、どのようなゴミの影響も軽減することが可能となる。
本実施形態に係る原稿読取装置の概略構成例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の概略構成例を示す図である。 本実施形態に係る原稿読取装置の概略機能構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る原稿読取装置の読取窓の構成例を示す図である。 本実施形態に係る原稿読取装置の振動部の構成例を示す図である。 本実施形態に係る原稿読取装置による読取画像例を示す図である。 本実施形態に係る原稿読取装置による読取画像例を示す図である。 本実施形態に係る原稿読取装置におけるゴミ検出動作の流れの例を示すフローチャートである。 本実施形態に係る原稿読取装置による読取画像例を示す図である。 本実施形態に係る原稿読取装置におけるゴミ検出動作の流れの例を示すフローチャートである。 本実施形態に関連する原稿読取装置の機能構成を示すブロック図である。
以下に本発明の実施形態の例について、図面を用いて詳細に説明する。尚、同構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る原稿読取装置の概略構成例を示す。図示するように、本実施形態では、原稿読取装置は、自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)201を備えている。
図1に示すように、原稿読取装置は、光源ランプ29、第1キャリッジ310、第2キャリッジ320、レンズ35の光学系を備えており、コンタクトガラス28上の原稿画像を読取る。本実施形態に係る原稿読取装置は、キャリッジ読取方式とシートスルー読取方式との何れの方式によっても原稿画像を読取ることができる。
キャリッジ読取方式では、第1キャリッジ310、第2キャリッジ320は、駆動源であるモータ301で、図1の右方向へ移動させることによって、原稿面の全面を読取っている。一方シートスルー読取方式では、コンタクトガラス28の上にADF(オートドキュメントフィーダ)201を設け、原稿読取装置の第1キャリッジ310及び第2のキャリッジ320は、読取窓302上の所定位置に固定させて光源29を点灯させ、ADF201により副走査方向に搬送された読取窓302上の原稿の画像を読取る。ここで、読取窓302は、原稿に接して原稿画像を画像読取部に透過する画像透過部である。
通常は、数枚から数十枚のシート原稿を連続して読取る場合にはシートスルー読取方式を適用し、ADF201が使用できないようなブック原稿や厚紙原稿などの場合は、キャリッジ読取方式を適用する。上述したように得られた光学撮像を、画像読取部であるCCD(Charge Coupled Device)36で読取ることにより、画像情報を光電変換し、画像信号を得ている。
図2は、本実施形態に係る原稿読取装置を搭載した画像形成装置の概略構成例を示す。尚、ここでは画像形成装置として、複写機を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。
図2に示すように、複写機100は、上面にコンタクトガラス28を設けている。また、複写機100の上部には自動原稿搬送装置(以下、単にADFという)201が設けられており、ADF201はコンタクトガラス28を開閉するように複写機100に図示しないヒンジ等を介して連結されている。ADF201は、図示するように、原稿トレイ202、分離・搬送手段、を備えている。
原稿トレイ202は、複数の原稿からなる原稿束を載置可能な原稿載置台である。分離・搬送手段は、原稿トレイ202に載置された原稿束から原稿を1枚ずつ分離してコンタクトガラス28に向かって搬送する。ADF201は、上記分離・搬送手段によって原稿トレイ202からコンタクトガラス28に向かって搬送された原稿を、コンタクトガラス28上の読取位置に搬送・停止させるとともに、コンタクトガラス28の下方に配設された原稿読取ユニット40により読取りが終了した原稿をコンタクトガラス28から搬出する。原稿読取ユニット40は、露光ランプ29、ミラー30、31、32、レンズ35、CCD36等を備えている。
ここで、原稿トレイ202から原稿を搬送するための給紙モータは、制御部を含むコントローラからの出力信号によって駆動される。コントローラは、複写機100から給紙スタート信号が入力されると、給紙モータを正・逆転駆動するように給紙モータを制御する。給紙モータが正転駆動されると、給送ローラ203が時計方向に回転して原稿束から最上位に位置する原稿が給紙され、コンタクトガラス28に向かって搬送される。この原稿の先端が原稿セット検知センサ207によって検知されると、コントローラは原稿セット検知センサ207からの出力信号に基づいて、給紙モータを逆転駆動させる。これにより、後続する原稿が進入するのを防止し、原稿と後続する原稿を分離する。
また、コントローラは、原稿セット検知センサ207が原稿の後端を検知した場合に、原稿セット検知センサ207による検知時点からの搬送ベルトモータの回転パルスを計数する。そして、コントローラは、回転パルスが所定値に達したときに、給送ベルト204の駆動を停止して、給送ベルト204を停止することにより、原稿をコンタクトガラス28読取位置に停止させる。
さらに、コントローラは、原稿セット検知センサ7によって原稿の後端が検知された時点で、給紙モータを再び駆動し、後続する原稿を上述したように分離してコンタクトガラス28に向かって搬送する。そして後続する原稿が原稿セット検知センサ207によって検知された時点からの給紙モータのパルスが所定パルスに到達したときに、給紙モータを停止させて次原稿を先出し待機させる。そして、原稿がコンタクトガラス28の読取位置に停止したとき、複写機100によって原稿の読取り及び露光が行なわれる。
原稿の読取り及び露光が終了すると、コントローラには複写機100から信号が入力される。コントローラは上記信号が入力されると、搬送ベルトモータを正転駆動して、搬送ベルト216によって原稿をコンタクトガラス28から排送ローラ205に搬出する。
上述したように、ADF201が備える原稿トレイ202に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部上のプリントキーが押下されると、一番上の原稿からコンタクトガラス28上の所定の位置に給送される。コンタクトガラス28上に給送された原稿は、原稿読取ユニット40によって画像データを読取られた後、給送ベルト204及び反転駆動コロによって排出口A(例えば、原稿反転排出時の排出口)に排出される。さらに、原稿トレイ202に次の原稿が有ることを検知した場合、ADF201は、前原稿と同様にコンタクトガラス28上に原稿を給送する。尚、上記では、原稿トレイ202に原稿の画像面を上にして置く例を示したが、これに限定されるものではない。また、操作部上のプリントキーが押下された際に原稿読取りを開始する例を示したが、これに限定されるものではない。
第1トレイ208、第2トレイ209、第3トレイ210に積載された記録媒体は、各々第1給紙ユニット211、第2給紙ユニット212、第3給紙ユニット213によって給紙され、縦搬送ユニット214によって感光体215に当接する位置まで搬送される。
原稿読取ユニット40にて読み込まれた画像データは、書込ユニット257からのレーザによって感光体215に書き込まれる。そして、感光体215上のレーザによる書き込みが現像ユニット227を通過することによって、トナー像が感光体215表面に形成される。そして、記録媒体は感光体215の回転と等速で搬送ベルト216によって搬送されながら、感光体215上のトナー像を転写される。その後、定着ユニット217にて記録媒体にトナー像を定着させ、トナー像を定着されて画像が形成された記録媒体を排紙ユニット218に搬送する。排紙ユニット218に搬送された記録媒体は、排紙トレイ219に排紙される。尚、本実施形態に係る画像形成装置は、ステープルモード等を設け、排紙トレイ219に排紙する前に、画像形成後の記録媒体束を綴じるようにすることもできる。
図3に本実施形態に係る原稿読取装置の概略機能構成例を示す。図11は、本実施形態に関連する原稿読取装置の機能構成を示している。図11に示すように、本実施形態に関連する原稿読取装置では、RGBの各3ラインCCDからの信号はAFE(アナログフロントエンド)で画像信号処理とアナログ・デジタル変換される。そして、各ライン間の副走査方向の位置的なズレを補正することで、ライン間補正を行う。最後に、CCDの感度ムラや光源の主走査分光分布ムラを補正するためのシェーディング補正を行う。他方、図3に示すように、本実施形態に係る原稿読取装置は、図11に示す原稿読取装置の構成に、ゴミ検知・データ削除する構成が追加されている。
上記ゴミ検知・データ削除は、ライン間補正のために設けられたメモリを使用するので、上記特許文献2のように、画像データを大規模に蓄える記憶手段などは特に必要ない。また、ゴミ検知とゴミ画像の削除をリアタイムで実施することができる。これにより、読取り中に付着した浮遊ゴミをも検出することができる。尚、本実施形態においては、ゴミ検知を主としているので、検知された後のデータ削除や補正については詳しくは言及していないが、周知のデータ削除方法や補正方法を適用することができる。
(振動部)
図4及び図5は、本実施形態に係る原稿読取装置の読取窓302及び振動部304の構成例を示す。以下に、本実施形態に係る原稿読取装置の読取窓302について、図4及び図5を用いて説明する。
図4に示すように、本実施形態に係る原稿読取装置の読取窓302は、片側又は両側に振動部304を設けている。振動部304は、例えば、携帯電話のバイブレータのように、モータの軸に偏心おもりを取付けて回転させることでフレームに振動を発生させる。図5は、モータの軸に偏心おもりを取付けて回転させることでフレームに振動を発生させる振動部304の例を示している。
振動部304が発生させる振動は、ある場所を中心に発生する微動であり、振動の周波数は可変できる。図5で示すように、振動部304としてモータを適用する場合には、モータの回転速度を可変とすることにより、振動の大きさを制御する。シートスルー読取方式を適用した原稿読取り動作中は振動部304を振動させるが、振動がごくわずかであるため、さらには読取面と原稿は必ずしも密接に接していないため、原稿の搬送には何ら影響せず、原稿が振動することもない。
(実施形態1)
図6は、原稿読取面にゴミ等がある場合に、上述したように原稿読取り動作中に振動部304を振動させる場合と振動部304を振動させない場合の読取画像例を示す。図6の(a)は、振動部304を振動させない場合の読取画像例を示しており、図6の(b)は、ライン周波数より十分大きい周波数で振動部304を振動させた場合の読取画像例を示している。
図6の(a)に示すように、振動部304を振動させない場合は、ゴミが1画素に留まっているため、ゴミが留まっている箇所において画像に画像障害である縦黒スジが発生する。他方、図6の(b)に示すように、振動部304を振動させた場合は、ゴミが数画素の範囲を高速で移動するため、ゴミの影響が分散される。すなわち、振動部304を振動させた場合に発生する画像障害は、幅が太いが、スジの濃さが薄くなる。ここで、濃い細い線と、薄い太い線のどちらが画像障害として目立つかという問題はあるが、一般的に、ゴミが移動する幅を十分に広げられれば薄い太い線の方が目立たない。尚、振動の大きさは偏心おもりを適切に選定し、周波数を可変すれば適切な条件が得られる。
本実施形態により、振動部を振動させることにより読取面上のゴミを高速移動させ、ゴミの影響を分散できるので、ゴミにより読取画像に発生する画像障害の影響を低減させることが可能となる。
(実施形態2)
振動部304を振動させることで、読取面上のゴミはある範囲を移動する。本実施形態では、この作用を利用して、図示しない制御部により振動に伴うゴミの移動を検知し、検知した画像の部分を削除補正する例について説明する。
本実施形態では、ゴミの移動を検知して、検知した画像部分を削除する場合は、上記実施形態1の場合とは異なり、振動の周波数を、例えば、ライン周波数より小さくしてゴミを左右に往復移動させる。周波数をライン周波数より小さくし、ゴミを左右に往復移動させると、図7に示すように読取画像は、決まった画素を隔てて副走査方向に渡って交互に排他の2本の破線でつなぐような画像になる。尚図7では、説明を容易にするためにライン周波数の数分の1の周波数で規則的に振動させる例を示しているが、検出しやすい周波数を設定すればよい。図7に示すような読取画像であれば、その特徴を検出フローにして検出可能であるので、ゴミを認識することができる。また、ゴミを認識できれば同時に削除も可能である。
図8は、本実施形態に係る原稿読取装置におけるゴミ検出動作の流れの例を示す。以下、原稿読取装置におけるゴミ検出動作の流れの例について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
まず、振動の周波数(ライン周波数の何倍か)X、黒レベルの閾値Bh、ゴミに起因すると考えられる破線の検出回数の閾値Nを設定する。ここで、振動の幅(何画素分振動するか)Yは既知とし、検出回数の変数nは、初期値0とする(ステップS801)。設定終了後に、原稿の読取りを開始し(ステップS802)、n=0とする(ステップS803)。
次に、原稿を読取った結果、読取値が黒レベルの閾値Bhよりも小さい画素があるか否かを判定する(ステップS804)。ここで、原稿を読取りする際には白黒が逆転するため、黒レベルの閾値Bhよりも小さい画素は、記録媒体に現像される際には、黒として出力される。上記ステップS804において、読取値が黒レベルの閾値Bhよりも小さい画素があると判定された場合(ステップS804/YES)は、上記ステップS804で読取った画素と同一画素がXライン連続しているか否かを判定する(ステップS805)。同一画素がXライン連続すると判定された場合(ステップS805/YES)、上記ステップS804と同一画素がXライン連続した後、Y画素隔てた箇所に読取値が黒レベルの閾値Bhよりも小さい画素があるか否かを判定する(ステップS806)。
上記ステップS806において、上記ステップS804と同一画素がXライン連続した後、Y画素隔てた箇所に読取値が黒レベルの閾値Bhよりも小さい画素があると判定された場合(ステップS806/YES)は、検出回数の変数nに1を加える(ステップS807)。そして、上記ステップS807で1を加えたnが検出回数の閾値Nよりも大きいか否かを判定する(ステップS808)。検出回数の閾値Nよりも検出回数の変数nが小さい場合(ステップS808/NO)には、場合上記ステップS804の処理に移行し、上述した処理を繰り返し行う。
他方、検出回数の閾値Nよりも検出回数の変数nが大きい場合(ステップS808/YES)には、上記ステップS804〜ステップS806で検出した黒レベルの閾値よりも小さい画素はゴミであると判断し、上記ステップS804〜ステップS806で検出した黒レベルの閾値よりも小さい画素及びそれ以降に検出される同一画素の何れも除去する(ステップS809)。つまり、上記ステップS804〜ステップS806で検出した黒レベルの閾値よりも小さい画素及びそれ以降に検出される同一画素を地肌レベル(例えば、8ビットフルスケールの255)に補正する。そして、読取終了するか否かを判断し(ステップS810)、読取が終了する場合(ステップS810/YES)には動作を終了する。一方、読取終了しない場合(ステップS810/NO)には、上記ステップS803の処理に移行し、上述した処理を行う。
他方、上記ステップS804において読取値が黒レベルの閾値Bhよりも小さい画素がない場合(ステップS804/NO)には、ゴミが存在しないので、上記ステップS810の処理に移行する。また、上記ステップS806において読取値が黒レベルの閾値Bhよりも小さい画素がない場合(ステップS806/NO)は、上記ステップS803に移行し、検出回数の変数nをリセットしてから、上述した処理を行う。
本実施形態では、まず振動の周波数から算出される一本の副走査方向のライン長(すなわち振動の周波数をライン周期の何分の1にするか)と、振動の強さから得られる二線の画素間隔をフローの条件に当てはめる。さらに、その交互の周期を設定し、その回数を超えた場合にゴミと見なすようにする。そして、一度ゴミと見なされると、それまでとそれ以降の該当する画素を地肌レベルに置き換える。これにより、誤検出を減少させ、ゴミ検出の精度を向上させることが可能となる。
(実施形態3)
本実施形態では、光電変換部材として3ラインのカラーCCDを備える原稿読取装置の例について説明する。
本実施形態に係る原稿読取装置の3ラインカラーCCDは、例えば、B(ブルー)、G(グリーン)、R(レッド)の各ラインセンサを持ち、ラインの間隔は0.169mmであるとする。つまり、600dip読み取り時では、B−G間、G−R間は各4ライン間隔とする。すなわち、同時刻に読取る位置が各色で異なっており、読取る位置の順番は、B、G、Rの順である。尚、この位置的な差は、画像データを遅延させることで補正している。本実施形態では、具体的にBについては8ライン分、Gについては4ライン分の読取データをメモリに蓄えた後出力することで、Rの読取データのタイミングにB、Gをあわせている。
上述したように位置的な差を画像データ遅延により補正して場合であって、読取面で振動しているゴミが存在する場合の読取画像例を図9に示す。図9に示すように、上記図7に示す2本の黒破線の前後にそれぞれ色付く部分がある。これは、ゴミはB、G、Rとも同時刻で読取っているが、ライン間補正によってB、Gを遅延させているので、色毎にゴミによる影響が発生する箇所にズレが生じているためである。
具体的に、ある時刻にゴミがある画素に移動して留まった場合、そのゴミが留まった画素の画像データを考えると、Rは遅延させないので即座に黒となるが、Gは4ライン後、Bは8ライン後に黒となる。すなわち、ゴミがある画素から最初の4ラインはR=黒、G=白、B=白となり、RGB合成色としてはシアンとなる。さらに次の4ラインは、R=黒、G=黒、B=白となり、RGB合成色としては青となる。さらに次のラインからようやくR、G、B=黒となり、RGB合成色も黒となる。
次に、ゴミが振動により読取窓において右側画素に移った場合、もとの画素と右側画素の画像データを考える。まず、もとの画素は最初の4ラインはR=白、G=黒、B=黒となり、RGB合成色としては赤となる。そして、次の4ラインはR=白、G=白、B=黒となり、RGB合成色としては黄色となる。さらに次のラインからようやくR、G、B=白となり、RGB合成色としても白となる。
それに対して右側画素はゴミが移動してきたので、上述したゴミがある画素に移動して留まった場合と同様に、最初の4ラインはR=黒、G=白、B=白となり、RGB合成色としてはシアンとなる。そして、次の4ラインはR=黒、G=黒、B=白となり、RGB合成色としては青となる。さらに次のラインからようやくR、G、B=黒となり、RGB合成色としても黒となる。以降は、この繰り返しである。
図10は、本実施形態に係る原稿読取装置においてカラー画像を読取る際のゴミ検出動作の流れの例を示す。以下、原稿読取装置におけるゴミ検出動作の流れの例について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。尚、以下に示す動作は、制御部により制御されている。
まず、振動の周波数(ライン周波数の何倍か)X、Rの黒レベルの閾値Br、Gの黒レベルの閾値Bg、Bの黒レベルの閾値Bb、Rの白レベルの閾値Wr、Gの白レベルの閾値Wg、Bの白レベルの閾値Wb、ゴミに起因すると考えられる破線の検出回数の閾値Nを設定する。ここで、振動の幅(何画素分振動するか)Yは既知とし、検出回数の変数nは、初期値0とする(ステップS1001)。尚、変倍する場合は副走査方向の原稿搬送速度が変倍率に応じて設定されるので、ライン間隔も同じ比率で変わる。例えば、200%の場合は、B−G間、G−R間各8ライン間隔、50%の場合はB−G間、G−R間各2ライン間隔となる。ここで、変倍率をMとする。この変倍率は読取装置から取得することができる。設定終了後に、原稿の読取りを開始し(ステップS1002)、n=0とする(ステップS1003)。
まず、R<BrかつG>WgかつB>Wbの画素、つまりシアン画素があり、そのシアン画素が4×Mライン連続するか否かを判定する(ステップS1004)。シアン画素が4×Mライン連続している場合(ステップS1004/YES)は、上記ステップS1104で検出したシアン画素の直後のラインで同一画素にR<BrかつG<BgかつB>Wbの画素、つまり青画素があり、その青画素が4×Mライン連続しているか否かを判断する(ステップS1005)。青画素が4×Mライン連続している場合(ステップS1005/YES)、上記ステップS1005で検出した青画素の直後のラインで同一画素にR<BrかつG<BgかつB<Bbの画素、つまり黒画素があり、上記ステップS1004〜ステップS1006で検出した画素の合計がXラインであるか否かを判断する(ステップS1006)。
黒画素が連続して存在し、上記ステップS1004〜ステップS1006で検出した画素の合計がXラインである場合(ステップS1006/YES)、上記ステップS1006で検出した黒画素の直後のラインにR>WrかつG<BgかつB<Bbの画素、つまり赤画素があり、その赤画素が4×Mライン連続しているか否かを判断する(ステップS1007)。そして、上記ステップS1007と同時に、上記ステップS1006で検出した黒画素のラインに直後のラインでY画素隔てた画素にR<BrかつG>WgかつB>Wbの画素、つまりシアン画素があり、そのシアン画素が4×Mライン連続しているか否かを判断する(ステップS1008)。
上記ステップS1007で4×Mライン連続する赤画素を検出し(ステップS1007/YES)、さらに上記ステップS1008で4×Mライン連続するシアン画素を検出した場合(ステップS1008/YES)は、上記ステップS1007で検出した赤画素の直後のラインにR>WrかつG>WgかつB<Bbの画素、つまり黄画素があり、その黄画素が4×Mライン連続するか否かを判断する(ステップS1009)。そして、上記ステップS1009と同時に、上記ステップS1008で検出したシアン画素の直後のラインにR<BrかつG<BgかつB>Wbの画素、つまり青画素があり、その青画素が4×Mライン連続しているか否かを判断する(ステップS1010)。
上記ステップS1009で4×Mライン連続する黄画素を検出し(ステップS1009/YES)、さらに上記ステップS1010で4×Mライン連続する青画素を検出した場合(ステップS1010/YES)は、上記ステップS1010で検出した青画の直後のラインで同一画素にR<BrかつG<BgかつB<Bbの画素、つまり黒画素があり、上記ステップS1008、ステップS1010、ステップS1011で検出した画素の合計がXラインであるか否かを判断する(ステップS1011)。
黒画素が連続して存在し、上記ステップS1008、ステップS1010、ステップS1011で検出した画素の合計がXラインである場合(ステップS1011/YES)、上記ステップS1011で検出した黒画素の直後のラインにR>WrかつG<BgかつB<Bbの画素、つまり赤画素があり、その赤画素が4×Mライン連続しているか否かを判断する(ステップS1012)。上記ステップS1012で4×Mライン連続する赤画素を検出した場合(ステップS1012/YES)、上記ステップS1012で検出した赤画素の直後のラインにR>WrかつG>WgかつB<Bbの画素、つまり黄画素があり、その黄画素が4×Mライン連続するか否かを判断する(ステップS1013)。
上記ステップS1013で4×Mライン連続する黄画素を検出した場合(ステップS1013/YES)、検出回数の変数nに1を加える(ステップS1014)。そして、上記ステップS1014で1を加えたnが検出回数の閾値Nよりも大きいか否かを判定する(ステップS1015)。検出回数の閾値Nよりも検出回数の変数nが小さい場合(ステップS1015/NO)には、場合上記ステップS1004の処理に移行し、上述した処理を繰り返し行う。
他方、検出回数の閾値Nよりも検出回数の変数nが大きい場合(ステップS1015/YES)には、上記ステップS1004〜ステップS1013で検出した画素はゴミに起因するものであると判断し、上記ステップS1004〜ステップS1013で検出した画素及びそれ以降に検出される黒画素の何れも除去する(ステップS1016)。つまり、上記ステップS1004〜ステップS1013で検出した画素及びそれ以降に検出される黒画素を地肌レベル(例えば、8ビットフルスケールの255)に補正する。そして、読取終了するか否かを判断し(ステップS1017)、読取が終了する場合(ステップS1017/YES)には動作を終了する。一方、読取終了しない場合(ステップS1017/NO)には、上記ステップS1003の処理に移行し、上述した処理を行う。
他方、上記ステップS1004において読取値が黒レベルの閾値Bhよりも小さい画素がない場合(ステップS1004/NO)には、ゴミが存在しないので、上記ステップS1017の処理に移行する。また、上記ステップS1005〜ステップS1013の各々において条件を満たす画素が検出されない場合(ステップS1005〜ステップS1013/NO)は、上記ステップS1003に移行し、検出回数の変数nをリセットしてから、上述した処理を行う。
本実施形態により、カラー画像を読取る場合であっても、誤検出を減少させ、ゴミ検出の精度を向上させることが可能となる。
尚、図11に示すような本実施形態に関連する原稿読取装置では、上記シートスルー読取方式を適用した場合、原稿の読取位置は固定であり、読取位置に原稿が搬送されてくる。そのため、原稿読取面にゴミや塵などがあると、ゴミ等が原稿読取り中も始終同じ位置にあるので、取得した画像上で副走査方向に縦スジが現れ、画像障害となる。また、原稿読取面のゴミを画像上で検出するのは、本来原稿上にある縦線の画像と区別する必要があるため、困難である。例えば、原稿上の縦線をゴミによる縦スジと誤検知すると、縦スジを補正しようとして、本来あるべき縦線を消してしまうことになる。さらに、原稿読取りの途中から読取面に付着したり、あるいは原稿読取りの途中から外れたりする浮遊ゴミは、原稿読取り開始から終了まで付着している固着ゴミのように読取開始前に容易に検出して読取位置の移動などの対応ができない。上述した本実施形態では、上記課題を解決し、原稿画像を読取る際に、どのようなゴミの影響も軽減することが可能となり、さらに誤検知を低減し、ゴミ検出精度を向上させることが可能となる。
上記実施形態により、原稿読取中に読取窓に振動を与えることによって、読取面に付いたゴミの影響を複数画素に分散できるので、ゴミによる縦黒スジの影響を軽減することが可能となる。
また、読取窓に振動を与えることによって、原稿読取面にゴミが付着した場合、ゴミが付着した画素と主走査周辺の画素の読取データ、及びその状態が副走査方向に連続するライン数を条件で設定することで、その条件を満たす画素が検出された場合にゴミであるとみなし、ゴミによる縦黒スジを検出することが可能となる。さらに、ゴミによる縦黒スジを検出することにより、ゴミによる縦黒スジを削除することも可能となる。
また、上記一連の条件を連続して満たす回数設定を設け、その回数設定を複数回とすることで、より誤検知を低減させたゴミの検出が可能となる。
また、読取窓に与える振動の大きさ又は周波数を可変することによって、ゴミ検出の精度をさらに向上させることが可能となる。さらに、上述したゴミと見なす条件の設定を可変とすることで、例えば機種毎、あるいはユーザ毎にゴミの検出を最適化することが可能となる。
また、カラー原稿読取装置において色毎に黒レベルや白レベルが異なる場合であってもゴミと見なす条件の設定を色毎に変更でき、また、それに加えて複数ラインのライン間隔のために生じる各色の読取データの差を検出することにより、カラー読取りの場合にも適切なゴミ検出を行うことが可能となる。
また、各図のフローチャートに示す処理を、CPUが実行するためのプログラムは本発明によるプログラムを構成する。このプログラムを記録するコンピュータ読取り可能な記録媒体としては、半導体記憶部や光学的及び/又は磁気的な記憶部等を用いることができる。このようなプログラム及び記録媒体を、前述した各実施形態とは異なる構成のシステム等で用い、そこのCPUで上記プログラムを実行させることにより、本発明と実質的に同じ効果を得ることができる。
以上好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上述した原稿読取装置、原稿読取方法、プログラム、記録媒体及び画像形成装置に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるということは言うまでもない。
28 コンタクトガラス
29 ランプ
30、31、32 ミラー
35 レンズ
36 CCD
40 原稿読取ユニット
100 画像形成装置
201 ADF
202 原稿トレイ
203 ピックアップローラ
204 給送ベルト
205 排紙ローラ
207 検知センサ
208 第1トレイ
209 第2トレイ
210 第3トレイ
211 第1給紙ユニット
212 第2給紙ユニット
213 第3給紙ユニット
214 縦搬送ユニット
215 感光体
216 搬送ベルト
217 定着ユニット
218 排紙ユニット
219 排紙トレイ
220 搬送ドラム
227 現像ユニット
257 書込ユニット
300 白板
301 モータ
302 読取窓
303 SBU
304 振動部
310 第1キャリッジ
320 第2キャリッジ
特開2004−222180号公報 特開2006−229719号公報 特許第3667238号公報

Claims (15)

  1. 原稿を副走査方向に自動搬送する原稿自動搬送手段と、
    前記原稿に接して画像を透過させる画像透過手段と、
    前記画像透過手段を介して前記原稿の画像情報を読取る画像読取手段と、
    前記画像透過手段に振動を与える振動手段と、を有することを特徴とする原稿読取装置。
  2. 前記振動手段は、前記画像透過手段の少なくとも一端に設けられていることを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
  3. 前記画像読取手段により読取った画像情報に所定閾値以下の画素が含まれるかを判定する制御手段をさらに有し、
    前記制御手段は、所定閾値以下の画素により形成される一定画素を隔てて副走査方向に渡って交互に排他の2本の破線を含む画像情報を前記画像読取手段が読取った場合、前記一定画素を隔てて副走査方向に渡って交互に排他の2本の破線を形成する所定閾値以下の画素を削除することを特徴とする請求項1又は2に記載の原稿読取装置。
  4. 前記制御手段は、所定閾値以下の画素により形成される一定画素を隔てて副走査方向に渡って交互に排他の2本の破線を含む画像情報を前記画像読取手段が一定回数以上読取った場合、前記一定画素を隔てて副走査方向に渡って交互に排他の2本の破線を形成する所定閾値以下の画素を削除することを特徴とする請求項3記載の原稿読取装置。
  5. 前記一定回数は、可変であることを特徴とする請求項4記載の原稿読取装置。
  6. 前記画像読取手段は、カラー画像情報を読取り、
    前記制御部は、少なくとも2以上の色毎に所定閾値以下の画素が含まれるかを判定することを特徴とする請求項3から5の何れか1項に記載の原稿読取装置。
  7. 前記振動手段は、周波数が可変であることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の原稿読取装置。
  8. 原稿を副走査方向に自動搬送する原稿自動搬送ステップと、
    前記原稿に接して画像を透過させる画像透過手段に振動を与える振動ステップと、
    前記画像透過手段を介して前記原稿の画像情報を読取る画像読取ステップと、を有することを特徴とする原稿読取方法。
  9. 前記画像読取ステップにより読取った画像情報に所定閾値以下の画素が含まれるかを判定する制御ステップをさらに有し、
    前記制御ステップは、所定閾値以下の画素により形成される一定画素を隔てて副走査方向に渡って交互に排他の2本の破線を含む画像情報を前記画像読取ステップにより読取った場合、前記一定画素を隔てて副走査方向に渡って交互に排他の2本の破線を形成する所定閾値以下の画素を削除することを特徴とする請求項8記載の原稿読取方法。
  10. 前記制御ステップは、所定閾値以下の画素により形成される一定画素を隔てて副走査方向に渡って交互に排他の2本の破線を含む画像情報を前記画像読取ステップにより一定回数以上読取った場合、前記一定画素を隔てて副走査方向に渡って交互に排他の2本の破線を形成する所定閾値以下の画素を削除することを特徴とする請求項9記載の原稿読取方法。
  11. 原稿を副走査方向に自動搬送する処理と、
    前記原稿に接して画像を透過させる画像透過手段に振動を与える処理と、
    前記画像透過手段を介して前記原稿の画像情報を読取る処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 前記画像を読取る処理により読取った画像情報に所定閾値以下の画素が含まれるかを判定する処理をコンピュータに実行させ、
    前記判定する処理は、所定閾値以下の画素により形成される一定画素を隔てて副走査方向に渡って交互に排他の2本の破線を含む画像情報を読取った場合、前記一定画素を隔てて副走査方向に渡って交互に排他の2本の破線を形成する所定閾値以下の画素を削除することをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項11記載のプログラム。
  13. 前記判定する処理は、所定閾値以下の画素により形成される一定画素を隔てて副走査方向に渡って交互に排他の2本の破線を含む画像情報を一定回数以上読取った場合、前記一定画素を隔てて副走査方向に渡って交互に排他の2本の破線を形成する所定閾値以下の画素を削除することをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項12記載のプログラム。
  14. 請求項11から13の何れか1項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  15. 請求項1から7の何れか1項に記載の原稿読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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