JP2010208476A - 車体前部構造 - Google Patents
車体前部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010208476A JP2010208476A JP2009056687A JP2009056687A JP2010208476A JP 2010208476 A JP2010208476 A JP 2010208476A JP 2009056687 A JP2009056687 A JP 2009056687A JP 2009056687 A JP2009056687 A JP 2009056687A JP 2010208476 A JP2010208476 A JP 2010208476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- hood
- vehicle body
- panel
- stiffener
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Abstract
【解決手段】車体前部の上方を開閉自在に覆うフードを構成するスキン16に通気のための外開口16aが開けられ、この外開口16aが、通気のための複数の穴が開けられたアウトレット化粧板13,14で塞がれた車体前部構造において、スキン16の内側に取付けられたインナフレーム18が、外開口16aの内側に開けられた内開口18aを有し、スキン16、インナフレーム18間に設けられる後部スチフナ24は、その周縁側(詳しくは、フランジ部24a)がスキン16と接着固定され、内開口16a側(詳しくは、スチフナ開口24bの周縁部24c)がインナフレーム18及びアウトレット化粧板13,14と共締めされている。
【選択図】図4
Description
図10に示すように、車両100の前部に設けられたエンジンルーム101の上方がエンジンフード102で覆われ、このエンジンフード102に、エンジンルーム101の排熱を行うための開口部103と、この開口部103を開閉する板状の開閉部材104とが設けられている。
図11(a)は開閉部材104を閉じた状態、図11(b)は開閉部材104を開けた状態を示している。
図12に示すように、エンジンフード110を構成するアウタパネル111及びインナパネル112にそれぞれ開口部113,114が開けられ、アウタパネル111の開口部113を覆うために、開口部113の周縁にカバー部材116の取付部117が複数のボルト118で取付けられる。
カバー部材116に通気穴119が設けられていると、この通気穴119を通じて外部から取付部117が見えるため、外観性が損なわれる。
従って、アウタパネルとインナパネルとの位置ばらつきが抑えられ、外開口の縁とカバー部材との隙間をより小さくすることが可能になる。また、補強板によって、内開口周辺の剛性が高まる。
図1に示すように、自動車の車体側に開閉自在に設けられるエンジンフード10は、後部にエンジンルーム内の熱気を逃がす左右一対の開口部11,12が設けられ、これらの開口部11,12から内部が見えにくくなるようにアウトレット化粧板13,14が開口部11,12を覆うようにエンジンフード10に取付けられている。
アウトレット化粧板13,14は、複数の通気穴が設けられた、例えば、メッシュ状の部品である。
フード10の表側は、アウタパネルとしてのスキン16で構成され、このスキン16の内側にインナパネルとしてのインナフレーム(詳細は後述する。)が配置されている。
フード10は、インナフレーム18と、このインナフレーム18の前部上面に取付けられたストライカ用スチフナ21と、インナフレーム18の左右側部上面に取付けられた側部スチフナ22,23と、インナフレーム18の後部に取付けられた後部スチフナ24(輪郭が太線で描かれた部分である。)と、アウトレット化粧板13,14とを備える。
側部スチフナ22,23は、インナフレーム18の側部を補強する部材であり、後部にインナフレーム18と共に、フード10を車体側に開閉自在に取付けるヒンジに取付けられるヒンジ側取付部22a,23aが設けられている。
後部スチフナ24は、インナフレーム18の後部を補強する部材であり、左右端が側部スチフナ22,23に結合されている。
アウトレット化粧板13は、周縁に複数の突出部13aが形成され、これらの突出部13aがそれぞれインナフレーム18及び後部スチフナ24(輪郭が太線で描かれた部分である。)にボルト31及びナット32で取付けられている。
上記の外開口16a、内開口18a及びスチフナ開口24bは、上記開口部11を構成する部分である。
後部スチフナ24(輪郭が太線で描かれた部分である。)は、スチフナ開口24bが開けられた左右の開口補強部24e,24eと、これら開口補強部24e,24eを一体に連結するためにインナフレーム18の後縁18dに平行に設けられた連結部24fとからなる。
スチフナ開口24bの周縁部24cは、インナフレーム18の内開口18aの周縁部18b(図4参照)に重なって内開口18aの周辺を補強する部分である。
各ナット32は、スチフナ開口24bの周縁部24cに形成された平坦部24gにそれぞれ溶接にて取付けられている。
インナフレーム18の後縁18dを含む後縁部フランジ18gには、スキン16の後縁部16dが表から裏に折り返すようにヘミング結合されている。
図9に示すように、スキン16に外開口16aが開けられ、インナフレーム41に外開口16aの内側に位置する内開口18aが開けられ、後部スチフナ43に外開口16aの内側に位置するスチフナ開口24bが開けられ、外開口16aを覆うアウトレット化粧板45の突出部45aが、インナフレーム41における内開口18aの周縁部41bと、後部スチフナ43におけるスチフナ開口24bの周縁部43bと共にスポット溶接されている。なお、符号47はアウトレット化粧板45の突出部45aに当てた補強用の当て板であり、突出部45aの下部に一緒にスポット溶接されている。
従って、フード10の開閉時のフィーリング(操作感、開閉音の音質など)を向上させることができ、また、フード10の振動、浮き上がりを防止することができる。
Claims (2)
- 車体前部の上方を開閉自在に覆うフードを構成するアウタパネルに通気のための外開口が開けられ、この外開口が通気可能なカバー部材で塞がれた車体前部構造において、
前記アウタパネルの内側に取付けられたインナパネルは、前記外開口の内側に開けられた内開口を有し、前記アウタパネル、前記インナパネル間に設けられる補強板は、その周縁側が前記アウタパネルと接着固定され、前記内開口側が前記インナパネル及び前記カバー部材と共締めされていることを特徴とする車体前部構造。 - 前記フードの後部左右に、フードを車体側に設けられたヒンジに取付けるためのヒンジ側取付部が設けられ、これらのヒンジ側取付部の車幅方向内側に左右の前記外開口及び前記内開口が開けられ、
前記補強板は、前記内開口を囲う開口補強部と、これら左右の開口補強部を連結するために前記フードの後縁に平行に設けられた断面ハット状の連結部とから構成されることを特徴とする請求項1記載の車体前部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009056687A JP5279557B2 (ja) | 2009-03-10 | 2009-03-10 | 車体前部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009056687A JP5279557B2 (ja) | 2009-03-10 | 2009-03-10 | 車体前部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010208476A true JP2010208476A (ja) | 2010-09-24 |
JP5279557B2 JP5279557B2 (ja) | 2013-09-04 |
Family
ID=42969147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009056687A Expired - Fee Related JP5279557B2 (ja) | 2009-03-10 | 2009-03-10 | 車体前部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5279557B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112550470A (zh) * | 2019-09-26 | 2021-03-26 | 神钢建机株式会社 | 工程机械 |
CN115476934A (zh) * | 2022-09-29 | 2022-12-16 | 重庆金康赛力斯新能源汽车设计院有限公司 | 用于车辆的前罩总成 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106043445B (zh) * | 2016-07-20 | 2018-05-29 | 福建省闽铝轻量化汽车制造有限公司 | 蒙皮挂件及蒙皮安装结构 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02289U (ja) * | 1988-06-15 | 1990-01-05 | ||
JP2006168631A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Asmo Co Ltd | エンジンルームの排熱装置 |
JP2007196796A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Toyota Motor Corp | 車両用フードエアバッグ装置 |
-
2009
- 2009-03-10 JP JP2009056687A patent/JP5279557B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02289U (ja) * | 1988-06-15 | 1990-01-05 | ||
JP2006168631A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Asmo Co Ltd | エンジンルームの排熱装置 |
JP2007196796A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Toyota Motor Corp | 車両用フードエアバッグ装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112550470A (zh) * | 2019-09-26 | 2021-03-26 | 神钢建机株式会社 | 工程机械 |
CN112550470B (zh) * | 2019-09-26 | 2023-10-31 | 神钢建机株式会社 | 工程机械 |
CN115476934A (zh) * | 2022-09-29 | 2022-12-16 | 重庆金康赛力斯新能源汽车设计院有限公司 | 用于车辆的前罩总成 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5279557B2 (ja) | 2013-09-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4575939B2 (ja) | トランクリッド骨格構造 | |
JP5372165B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP6229676B2 (ja) | 車両の上部車体構造 | |
JP5372164B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP5352740B2 (ja) | 車体前部構造 | |
US9352496B2 (en) | Utility vehicle | |
JP6485200B2 (ja) | 車両のフロア構造 | |
JP2019048535A (ja) | 車体構造 | |
JP3776003B2 (ja) | 自動車のフロントピラー部構造 | |
JP5279557B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP2008155714A (ja) | 車両の車体構造 | |
JP5228686B2 (ja) | 車体の前部構造 | |
JP4492431B2 (ja) | フードパネル | |
JP6229675B2 (ja) | 車両の上部車体構造 | |
JP4888702B2 (ja) | 車両のリヤピラー上部の補強構造 | |
JP2013006513A (ja) | 作業車両 | |
JP5120706B2 (ja) | 自動車のフロントフードパネル構造 | |
JP7443879B2 (ja) | バックドア構造 | |
JP6121383B2 (ja) | 車両用ドア | |
JP2008030614A (ja) | 自動車の側部構造 | |
JP2006315556A (ja) | フードパネル | |
JP5358597B2 (ja) | 車体後部のフレーム構造 | |
JP4806055B2 (ja) | 自動車のバックドア | |
JP4883393B2 (ja) | 車体上部構造 | |
JP7338284B2 (ja) | 車体後部構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130514 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130521 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |