JP2010208144A - インクジェット記録装置およびインク供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクタンク内に使用可能なインクが残ることを抑制する記録装置およびインク供給方法の提供。
【解決手段】第1のインクタンクに貯留されているインクを第2のインクタンクに移動させるためのインク移動手段と、記録信号の入力を検知する信号入力検知手段とを備え、前記信号入力検知手段により、前記入力が検知されないときであって、第2のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知し、かつ、第1のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知した場合、前記インク移動手段を駆動し、前記信号入力検知手段により、前記入力が検知されたときであって、第2のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知し、かつ、第1のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知した場合、前記インク移動手段を駆動しない。
【選択図】図2

Description

本発明は、インクジェット記録装置およびインク供給方法に関し、特に、インクタンクが脱着可能なインクジェット記録装置およびインク供給方法に関する。
インクジェット記録装置は、一般的に、インクタンク内に貯留されているインクがインクジェット記録ヘッドへ供給される。そして、記録ヘッドから記録媒体にインクが吐出され、インクが消費されていくと、インクタンク内に貯留されているインクの量が減少していく。そこで、多くのインクジェット記録装置では、インクタンクがインクジェット記録装置に対して脱着自在に構成されている。このような記録装置では、インクタンク内のインク残量が少なくなった時点で、十分な量のインクが貯留されている新品のインクタンクへと交換が行われるように、適宜報知制御等が行われている。
インクタンク交換時に新品のインクタンクに交換されるインクタンク、すなわち使用されたインクタンク内には、インクがほとんど残っていないことが望まれる。しかしながら、記録ヘッド内に空気が所定量以上入ると吐出不良が生じることがあるため、インクタンクからの空気流入を防止するべく、インクタンク内に少量のインクが残っている状態で、インクタンク交換の報知が行われるように制御されているものが多い。
また、インクタンク内に可撓性を有するインク袋を備え、そのインク袋内にインクを貯留しているようなインクタンクでは、インク袋を完全に収縮させることは困難であるため、使用されたインクタンク内にある程度の量のインクが残ることがある。
このようなインクタンク内に残存されるインクの量を、極力少なくするための技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された技術では、インクタンク内のインク残量が所定量未満である場合に、インクタンクのハウジングとインク袋との間の空間を、加圧ポンプを用いて加圧することにより、インクタンク内に残るインクの量を極力減らすようにしている。
特開2008−195012号公報
しかしながら、上述した技術では、インクタンクのハウジングとインク袋との間の空間を加圧する動作、には、一定の時間がかかる。
また、インクタンク交換の際に新たにインクジェット記録装置に装着されたインクタンクが、常に十分な量のインクが貯留されている新品のインクタンクであるとは限らない。したがって、例えばインク残量が所定量未満ではあるが、インクタンクに残存するインク量を少なくするような動作(以下、省残インク動作ともいう。)を行えばまだ使用可能なインクが残っている場合も有る。一方、インクジェット記録装置では、インクタンク内のインク残量が所定量未満であることは検知できるが、省残インク動作を行った場合に使用可能になるインクが残っているか否かまでは検知できないものが多い。
このような状況において、一律に省残インク動作を行うと、使用可能になるインクが残存していないこともある。この場合には、使用できるインクが残存しないにもかかわらず、省残インク動作のための時間を費やしてしまう。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、省残インク動作による無駄な時間を費やすことなく、使用されたインクタンク内に使用可能なインクが残ることを抑制することができる記録装置およびインク供給方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、記録信号に基づいて、記録ヘッドに備えられた吐出口からインクを吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置であって、該インクジェット記録装置に脱着可能に設置された前記インクを貯留する第1のインクタンクと、前記第1のインクタンクに貯留されているインクの量を検知する第1のインク残量検知手段と、前記記録ヘッドと前記第1のインクタンクとに接続された第2のインクタンクと、前記第2のインクタンクに貯留されているインクの量を検知する第2のインク残量検知手段と、前記第1のインクタンクに貯留されているインクを前記第2のインクタンクに移動させるためのインク移動手段と、前記記録信号の入力を検知する信号入力検知手段と
を備え、前記信号入力検知手段により、前記入力が検知されないときであって、前記第2のインク残量検知手段が前記第2のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知し、かつ、前記第1のインク残量検知手段が前記第1のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知した場合、前記インク移動手段を駆動し、前記信号入力検知手段により、前記入力が検知されたときであって、前記第2のインク残量検知手段が前記第2のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知し、かつ、前記第1のインク残量検知手段が前記第1のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知した場合、前記インク移動手段を駆動しないことを特徴とする。
以上の構成によれば、メインタンクのインクの量が所定の量未満である場合であっても、記録信号の入力が検知された場合には、インク移動手段を駆動しない。その結果、インクタンクに残存するインク量を少なくする動作による無駄な時間を費やすことなく、使用されたインクタンク内に使用可能なインクが残ることを抑制することができる。
本発明の第1の実施形態のインクジェット記録装置を示す模式的断面図である。 本発明の第1の実施形態のインク供給動作を示したフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のインク供給動作を示したフローチャートである。
以下に図面を参照して本発明における実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態のインクジェット記録装置の一部を示す模式的断面図である。インクジェット記録ヘッド1000は、インクを吐出する吐出口が備えられたノズル口形成面1001を有しており、このノズル口内部には電気熱変換体が備えられている。これらの電気熱変換体に記録信号に基づいた電気信号を印加することにより、インクに気泡を発生させ、その気泡の圧力によりインクをノズル口から記録媒体に吐出させる。記録ヘッド1000は、不図示のキャリッジに搭載されており、そのキャリッジが、モータ等からなる周知の手段によって、主走査方向に往復走査される。また、記録媒体は、周知の搬送手段によって主走査方向と略垂直な副走査方向に間欠的に搬送される。キャリッジが主走査方向に移動するとともに記録ヘッド1000の吐出口からインクを吐出する動作と、記録媒体を副走査方向に搬送する動作を繰り返すことにより、記録媒体に記録画像が形成される。
メインタンク(第1のインクタンク)1010は、インクジェット記録装置に対して脱着可能に構成されており、メインタンク1010の内部にはインクが貯留されている。メインタンク1010には、スリットの入ったゴム栓1011および1012が備えられている。メインタンク1010がインクジェット記録装置に装着されると、バッファ室1020およびサブタンク(第2のインクタンク)1030にそれぞれ備えられた供給針1021および1031が、ゴム栓1011および1012を貫通するように構成されている。
また、メインタンク1010およびインクジェット記録装置には、メインタンクが記録装置から取り外され、再び設置されることを検知する、周知のメインタンク脱着検知手段が備えられている。このメインタンク脱着検知手段は、例えば、メインタンク1010がインクジェット記録装置に装着された際に電気的に導通するように構成されている。
さらに、供給針1021および1031間には、定電流回路が接続されており、供給針1021および1031間の電圧を測定する。これにより、メインタンク1010内のインク液面が、メインタンク1010内に設けられた筒1013の上端部よりも上であるか下であるかを検知すること(以下、メインタンク残検または第1のインク残量検知手段ともいう。)ができる。これにより、メインタンク内のインクの残量が所定量未満であるか否かを判断することができる。
バッファ室1020には、大気連通口1022が設けられている。また、サブタンク1030には、チューブポンプ方式の吸引ポンプ1033を備えた吸引チューブ1032が挿入されている。なお、吸引チューブ1032は、吸引ポンプ1033によって押圧されているので、サブタンク1030内の空気と大気とは連通していない。
サブタンク1030には、2本の検知ピン1034および1035が備えられており、この2本の検知ピン1034および1035間にも、定電流回路が接続されている。この2本の検知ピン1034および1035間の電圧を測定する。これにより、サブタンク1030内のインク液面が、検知ピン1034の下端部よりも上であるか下であるかを検知すること(以下、サブタンク残検または第2のインク残量検知手段ともいう。)ができる。これにより、サブタンク内のインクの残量が所定量未満であるか否かを判断することができる。
サブタンク1030と記録ヘッド1000との間には、可撓性を有するインク供給チューブ1040が設けられており、サブタンク1030内に貯留されているインクを記録ヘッド1000へと供給する。また、インク供給チューブ1040には、供給弁1041が設けられている。
次に、本実施形態のインクジェット記録装置のインク供給動作を説明する。
図2は、本実施形態のインクジェット記録装置のインク供給動作を示すフローチャートである。
まず、本実施形態のインクジェット記録装置に記録信号が入力されている場合の動作を説明する。
記録信号の入力を検知する信号入力検知によりインクジェット記録装置に記録信号が検知されると(S2000)、ステップS3000に進む。そして、第2のインク残量検知手段であるサブタンク1030内のインク液面が、検知ピン1034下端部よりも上であるか下であるかを検知するサブタンク残検(S3000)が行われる。このサブタンク残検は、サブタンク1030の2本の検知ピン1034および1035間の定電流回路が駆動されて、2本の検知ピン1034および1035間の電圧が測定される。このとき、2本の検知ピン1034および1035間の電圧が所定値未満である場合は、インクによって2本の検知ピン1034および1035間が導通している。すなわち、インク液面が検知ピン1034の下端部よりも上であることになる。この場合、供給弁1041を開け(S3100)、記録信号に基づいた電気信号を記録ヘッド1000の電気熱変換体に印加し、インクをノズル口から被記録媒体に吐出させて、画像等の記録(S3101)を行う。画像等の記録(S3101)が終了したら、ステップS2000へ戻る。
一方、第2のインク残量検知手段であるサブタンク残検(S3000)により、サブタンク1030の2本の検知ピン1034および1035間の定電流回路が駆動さる。検知ピン1034および1035間の電圧が所定値以上である場合は、ステップS3200に進む。すなわち、サブタンク1030内のインク液面が検知ピン1034下端部よりも下であって、2本の検知ピン1034および1035間がインクによって導通していない場合には、サブタンク残検は、サブタンク内のインクが少量であると判断されることになる。
サブタンク1030内のインク液面が検知ピン1034の下端部よりも下であると判断された場合には、カウンタLの値が「0」へとリセットされる(S3200)。
次に、メインタンク1010内のインク液面が、供給針1021および1031の上端部よりも上であるか下であるか、第1のインク残量検知手段が行なわれる。すなわちインク液面が筒1013の上端部よりも上であるか下であるかを検知するメインタンク残検(S3210)が行われる。このメインタンク残検は、メインタンクに挿入された供給針1021および1031の間の定電流回路が駆動されて、2本の供給針1021および1031間の電圧が測定される。2本の供給針1021および1031間の電圧を測定した結果、所定値以上の電圧の場合には、インク液面が供給針1021および1031の上端部よりも下、すなわちインク液面が筒1013の上端部よりも下であることになる。
記録媒体に記録(S3101)を繰り返し行なうことにより、メインタンク1010内のインク量がほぼ「0」となり、メインタンク1010内のインク液面は筒1013の上端部よりも下となっている。そして、ステップS3000によるサブタンク残検の結果、サブタンク残検が無となっている。したがって、2本の供給針1021および1031間の定電流回路を駆動して、2本の供給針1021および1031間の電圧を測定した結果は、所定値以上の電圧となる。
インク液面が筒1013の上端部よりも下であること判断されると(S3210)、報知手段にメインタンク1010の交換指示を報知させる(S3220)。本実施形態では、液晶パネルに、“メインタンクを交換してください。”と表示することによりメインタンクの交換指示を報知させている。メインタンク1010の交換指示を受けて、通常は、内部のインク量がほぼ「0」であるメインタンク1010から、内部に十分な量のインクが貯留されているメインタンク1010へと、メインタンク1010は交換される。本実施形態では、新品のメインタンク1010内には、約「130cc」のインクが貯留されている。メインタンク1010交換の際の、メインタンク1010の脱着が検知されると(S3221)、ステップS3200へと戻る。そして、再度カウンタLの値をリセットして(S3200)、再び、メインタンク残検(S3210)が行われる。この場合、交換後インクタンクが新品のメインタンク1010であるので、メインタンク残検により、2本の供給針1021および1031間の電圧を測定すると、所定値未満の電圧となる。
ここで、メインタンク1010の交換指示の報知(S3220)に対して、新品のメインタンク1010への交換が行われず、メインタンク残検が無であるようなメインタンク1010へと交換される場合について説明する。本実施形態では、装着されたメインタンク1010のメインタンク残検結果、メインタンク残検が無であった場合であっても、メインタンク1010の内部に最大約10ccのインクが残っている可能性がある。すなわち、メインタンク残検が無であっても、0ccから約10ccのインクがメインタンク内に存在することがある。しかしながら、この場合であってもメインタンク1010内に残されているインクの量を検知することはできない。このような状況の場合、吸引ポンプ1033を駆動するようにすると、交換されたメインタンク内に残ってしまうインクの量を減少させるという効果はある。しかしながら、装着されたメインタンク1010内にインクがほとんど残っていない場合にまで、吸引ポンプ1033を駆動することになり、かかる場合には駆動に要した時間が無駄になる。
そこで本実施形態では、インクジェット記録装置に記録信号が入力されている場合、すなわち時間が重要である場面においては、メインタンク1010交換後にメインタンク残検の結果、メインタンク残検が無の場合には、吸引ポンプ1033を駆動しない。したがって、メインタンク1010の交換指示の報知(S3221)に対して、メインタンク残検が無であるようなメインタンク1010へと交換が行われた際には、再度、メインタンク1010の交換指示が報知(S3221)されることになる。
一方、後述するように、インクジェット記録装置がスタンバイ状態であるときに、少量のインクが残存しているメインタンク1010をインクジェット記録装置に装着すれば、吸引ポンプ1033が駆動される。これにより、インクタンク1010の内部に残っているインクを、サブタンク1030内へと移動させることができる。
次に、メインタンク残検(S3210)によりメインタンク内のインク液面が、供給針1021および1031の上端部よりも上である場合、すなわちインク液面が筒1013の上端部よりも上である場合について説明する。
メインタンク残検(S3210)によりメインタンク内のインク液面が、筒1013の上端部よりも上である場合、インク移動手段を駆動させる。すなわち、供給弁1041を閉じて(S3230)、吸引ポンプ1033を15秒間駆動する(S3231)。本実施形態では、この吸引ポンプ1033の駆動によって、メインタンク1010内に貯留されているインクのうち約7ccのインクが、サブタンク1030内へと移動する。なお、本実施形態のサブタンク1030は、サブタンク1030内のインク液面がちょうど検知ピン1034下端部に位置しているときから、約12ccのインクがサブタンク1030内へと移動してきても溢れることがないように構成されている。したがって、サブタンク残検が無の場合には、吸引ポンプ1033の15秒間の駆動によって、サブタンク1030からインクが溢れ出すことはない。
吸引ポンプ1033を15秒間駆動したら(S3231)、カウンタLをインクリメントする(S3232)。その後、再び、サブタンク残検を行い(S3240)、サブタンク残検の結果、サブタンク残検が有である場合には、供給弁1041を開け(S3250)、記録を行う(S3251)。そして、記録が終了すると、ステップS2000に戻り、インクジェット記録装置は記録信号入力待ちの、スタンバイ状態となる。
一方、サブタンク残検の結果、サブタンク残検が無である場合(S3240)、ステップS3260へと進む。この場合は、前回の記録によって消費されたインクの量が約7cc以上であって、吸引ポンプ1033の駆動1回では、サブタンク1030内のインク液面が検知ピン1034下端部よりも上にはならない場合である。すなわち、前回の記録によって消費されたインクの量が約7cc以上であって、吸引ポンプ1033の駆動1回では、サブタンク1030内のインク液面が検知ピン1034下端部よりも上にはならない場合、ステップS3260へ進む。
そして、カウンタLの値が「2」以上であるか「2」未満であるかを判定する(S3260)。カウンタLの値が「2」未満である場合、すなわち、ステップS3231における吸引ポンプ1033の駆動が1回である場合には、ステップ3210へと戻り、再び、メインタンク残検が行われる。
例えば、メインタンクを交換した後の新品のメインタンクが設置されていた場合、メインタンク1010には約130ccのインクが貯蔵されている。そして、吸引ポンプ1033の駆動が1回行われたのみであるので、メインタンク1010内には、約123ccのインクが残っていることになる。したがって、メインタンク残検の結果(S3210)は、メインタンク残検は有となる。
メインタンク残検(S3210)によりメインタンク内のインク液面が、筒1013の上端部よりも上である場合、供給弁1041を閉じて(S3230)、吸引ポンプ1033を15秒間駆動する(S3231)。吸引ポンプ1033を15秒間駆動したら(S3231)、カウンタLをインクリメントする(S3232)。その後、再び、サブタンク残検を行い(S3240)、サブタンク残検の結果、サブタンク残検が有である場合には、供給弁1041を開け(S3250)、記録を行う(S3251)。そして、記録が終了すると、ステップS2000に戻り、インクジェット記録装置は記録信号入力待ちの、スタンバイ状態となる。
一方、再び、サブタンク残検を行い(S3240)、サブタンク残検の結果、サブタンク残検が無である場合には、再び、ステップS3260へ進む。カウンタLの値が2未満か否かを判断する(S3260)。この場合、吸引ポンプ1033を2回駆動させているため、カウンタLの値が「2」である。よって、報知手段によりその旨を報知させる(S3261)。本実施形態では、液晶パネルに、“エラー”と表示することにより報知させている。
すなわち、本実施形態では、画像等の記録は、サブタンク残検が有の状態から開始される。また、本実施形態に記録装置では、1回の記録により記録媒体に記録される最大のインク量は約9ccである。したがって、2回の吸引ポンプ1033を駆動させ、約14ccのインクをメインタンク1010からサブタンク1030に移動することによりサブタンク残検が有でない場合には、インクジェット記録装置に何らかの故障が発生しているものと考えられる。よって、この場合には、エラーを報知させるものとしている。
以上により、本実施形態では、吸引ポンプ1033を駆動したにも関わらず、インクがメインタンク1010からサブタンク1030へと移動しないというような、無駄な動作が行われてしまうようなことはない。また、メインタンク残検で無と判断された交換インクタンク内のインク量は、ほぼ「0」である。
次に、本実施形態のインクジェット記録装置に記録信号が入力されるのを待っている状態、すなわち、スタンバイ状態である場合の動作を説明する。記録信号の入力を検知する信号入力検知によりインクジェット記録装置に記録信号が検知されないと(S2000)、ステップS4000に進む。そして、メインタンク脱着検知手段が、メインタンク1010の脱着を検知する(S4000)。メインタンク1010の脱着が検知されると場合、サブタンク1030内のインク液面が、検知ピン1034下端部よりも上であるか下であるかを検知するサブタンク残検(S4010)が行われる。このサブタンク残検は、ステップS3000と同じ動作により検知する。サブタンク残検の結果、サブタンク残検が有である場合には、ステップS2000へと戻り、再びスタンバイ状態となる。
一方、サブタンク残検(S4010)の結果、サブタンク残検が無である場合には、カウンタNおよびカウンタMの値を「0」にリセットする(S4011およびS4012)。次に、メインタンク1010内のインク液面が、供給針1021および1031の上端部よりも上であるか下であるか、すなわちインク液面が筒1013の上端部よりも上であるか下であるかを検知するメインタンク残検(S4100)が行われる。このメインタンク残検は、ステップS3210と同じ動作により検知する。メインタンク残検の結果、メインタンク残検が有である場合には、インク移動手段を駆動する。すなわち、供給弁1041を閉じ(S4200)、吸引ポンプ1033を15秒間駆動する(S4201)。そして、カウンタNをインクリメントする(S4202)。
その後、再び、サブタンク残検(S4210)が行われ、サブタンク残検の結果、サブタンク残検が有である場合には、ステップS2000へと戻り、再びスタンバイ状態となる。
一方、サブタンク残検(S4210)の結果、サブタンク残検が無である場合には、カウンタNの値が「2」以上であるか「2」未満であるか判定される(S4220)。カウンタNの値が「2」未満である場合、すなわち、メインタンク残検が有の状態での吸引ポンプ1033の駆動(S4201)が1回である場合には、再び、メインタンク残検が行われる(S4100)。
ここで、再びメインタンク残検が有である場合には、供給弁1041を閉じ(S4200)、吸引ポンプ1033を15秒間駆動する(S4201)。そして、カウンタNをインクリメントする(S4202)。その後、サブタンク残検が行われる(S4210)。そして、サブタンク残検が有である場合には、ステップS2000へと戻り、再びスタンバイ状態となる。一方、サブタンク残検が無である場合には、再び、ステップS4220へと進む。そして、この場合は、カウンタNの値が「2」であるので、インクジェット記録装置に何らかの故障が発生しているものと考えられるので、報知手段にその旨報知させる(S4221)。本実施形態では、液晶パネルに、“エラー”と表示することにより報知させている。
一方、カウンタNおよびMをリセットした後(S4011およびS4012)のメインタンク残検の結果、メインタンク残検が無である場合、インク移動手段を駆動する。すなわち、供給弁1041を閉じ(S4300)、吸引ポンプ1033を15秒間駆動(S4301)する。
この動作は、メインタンク残検の結果、メインタンク残検が無であるにも関わらず、吸引ポンプ1033を駆動させる。これは、インクジェット記録装置のスタンバイ時に、メインタンク残検の結果、メインタンク残検が無であっても、メインタンク1010内には、最大で約10ccのインクが残っている可能性がある。そこで、その残っている可能性のあるインクを、メインタンク1010からサブタンク1030へと移動させるためである。すなわち、ステップS4301における吸引ポンプ1033による駆動では、メインタンク1010内からサブタンク1030内へ約7ccのインクが移動するとは限らない。
吸引ポンプ1033を駆動させた後、カウンタMをインクリメントする(S4302)する。
その後、再び、サブタンク残検(S4310)を行い、サブタンク残検の結果、サブタンク残検が有である場合には、ステップ2000へと戻り、再びスタンバイ状態となる。
一方、ステップ4310において、サブタンク残検の結果、サブタンク残検が無である場合、カウンタMの値が「2」以上であるか「2」未満であるかが判定される(S4320)。カウンタMの値が「2」未満である場合、すなわち、ステップS4301の吸引ポンプ1033駆動が1回である場合には、ステップS4100へと戻り、再び、メインタンク残検が行われる。ここでは、メインタンク残検の結果(S4100)は、メインタンク残検が無となるので、再び、供給弁1041を閉じ(S4300)、吸引ポンプ1033を15秒間駆動(S4301)する。そして、カウンタMをインクリメントする(S4302)する。
ここで、サブタンク残検が有である場合(S4310)、ステップS2000へ戻り、再びスタンバイ状態となる。一方、サブタンク残検が無である場合(S4310)、ステップS4320へと進む。そして、カウンタMの値が2未満であるか否かを判断する(S4320)。この場合、カウンタMの値が「2」であるので、インタンク1010内のインク量が、メインタンク1010の内壁面に付着して残っているインクを除いてほぼ「0」であると考えられる。したがって、報知手段にメインタンク1010の交換指示を報知させる(S4321)。本実施形態では、液晶パネルに、“メインタンクが空です。交換してください。”と表示することにより報知させている。
この、メインタンク1010の交換指示報知を受けた、メインタンク1010交換時のメインタンク1010の脱着が検知されると(S4322)、ステップS4011へと戻る。そして、カウンタNをリセットし(S4011)、カウンタMもリセットする(S4012)。
その後、再び、ステップS4100において、メインタンク残検が行われ、以降、上述した処理と同様の処理が行われる。
なお、1回目の吸引ポンプ1033駆動の前は、メインタンク残検が有であって、2回目の吸引ポンプ1033駆動の前にはメインタンク残検が無である場合がある。したがって、メインタンク交換指示報知の前には、最大で3回の吸引ポンプ1033駆動が行われる場合がある。
以上のように、本実施形態では、インクジェット記録装置のスタンバイ時に、メインタンク残検が無であるようなメインタンク1010であっても、吸引ポンプ1033が駆動され、メインタンク1010内のインクがサブタンク1030内へと移動する。このため、メインタンク1010内の残り少なくなったインクをも使用することができるようになる。
なお、ステップ4301の吸引ポンプ1033の駆動は、吸引ポンプ1033を駆動したにも関わらず、メインタンク1010からサブタンク1030へとインクが移動しない、無駄な動作となってしまっている場合もある。しかしながら、それに要する時間は、ほとんどの場合、約15秒〜約30秒(吸引ポンプ1033の駆動1回分〜2回分)であり、最大でも、約45秒(吸引ポンプ1033の駆動3回分)である。したがって、インクジェット記録装置がスタンバイ状態であれば、ほとんど問題とはならない時間である。
(第2の実施形態)
本実施形態は、第1の実施形態のインク供給動作に加え、インクジェット記録装置からメインタンク1010を外した状態においても、記録を行うことができるものである。すなわち、記録を行っている最中であっても、メインタンク1010を交換することができる。
なお、インクジェット記録装置からメインタンク1010を外した状態で記録を行っているときであっても、記録によってインクが消費されると、サブタンク1030内に貯留されているインクが減少していく。また、このときには、サブタンク内と大気とは、供給針1031を通じて連通している。
図3は、本実施形態のインクジェット記録装置のインク供給動作を示すフローチャートである。本図では、第1の実施形態と異なる動作についてのみ示している。本実施形態では、第1の実施形態のステップS3101およびステップS3251以外については同じ動作を行なう。したがって、第1の実施形態におけるステップS3101およびステップS3251と異なる動作について以下に説明する。すなわち、本実施形態では、第1の実施形態におけるステップS3101およびステップS3251が、図3に示すステップS3500からステップS3636に置き換えられたものである。
画像等の記録が開始されると(S3500)、メインタンク1010の脱着があるか否かを検知する(S3510)。メインタンク1010の脱着が検知されない場合には、記録終了まで何も行なわない(S3600)。
一方、メインタンク1010の脱着が検知されると、フラグFを「0」にリセットする(S3511)。そして、記録を開始してから(S3500)の記録により、サブタンク内のインクが減少するため、サブタンク内のインクの残量が検知される。すなわち、サブタンク1030内のインク液面が、検知ピン1034の下端部よりも上であるか下であるかを検知する、サブタンク残検が行なわれる(S3520)。サブタンク残検の結果、サブタンク残検が有である場合には、記録終了まで何も行なわない(S3600)。
サブタンク残検の結果、サブタンク残検が無である場合、メインタンク1010内のインク液面が、メインタンク1010内に設けられた筒1013の上端部よりも上であるか下であるか、すなわちメインタンク残検が行なわれる(S3530)。メインタンク残検の結果、メインタンク残検が無である場合、報知手段にメインタンク1010の交換指示を報知させる(ステップ3540)。本実施形態では、液晶パネルに“メインタンクを交換してください。”と表示することにより報知している。
そして、メインタンク脱着検知手段が、メインタンク1010の脱着を検知する(S3541)。メインタンク1010の脱着が検知されると、ステップS3530に戻り、再び、メインタンク残検が行われる(S3530)。
再度のメインタンク残検(S3530)においても、メインタンク残検が無である場合には、再び、ステップS3540およびステップS3541が行われる。すなわち、メインタンク残検が有となるメインタンク1010の装着を待つ。
一方、メインタンク残検(S3530)においても、メインタンク残検が有である場合には、フラグFに「1」を立てる(S3550)。そして、ステップS3610に進む。すなわち、本実施形態では、サブタンク残検が無であっても、記録中は、供給弁1041が開いているため、吸引ポンプ1033を駆動することはできない。したがって、かかる場合であっても、記録が終了するまで、メインタンク1010からサブタンク1030にインクを充填する工程は行なわない。
次に、フラグFに「1」が立っているか否かが判定される(S3610)。フラグFに「1」が立っていない場合、すなわち、記録が終了したと判断された場合(S3600)には、図2のステップS2000へと戻り、スタンバイ状態となる。一方、フラグFに「1」が立っている場合には、カウンタKが「0」にリセットされる(S3611)。その後、メインタンク残検が行われる(S3620)。このメインタンク残検の結果は、ステップS3530によりメインタンク残検が有と判断されているため、この場合には、ステップS3620においても、メインタンク残検は有となる。そして、インク移動手段が駆動される。すなわち、供給弁1041が閉じられ(S3630)、吸引ポンプ1033が15秒間駆動される(S3631)。この、インク移動手段により、メインタンク1010からサブタンク1030へインクが約7cc移動する。
そして、吸引ポンプ1033が駆動されると、カウンタKをインクリメントする(S3632)。
その後、サブタンク残検が行われ(S3633)、サブタンク残検の結果、サブタンク残検が有である場合には、フラグFをリセットし(S3634)、ステップS2000へと戻り、再びスタンバイ状態となる。
一方、サブタンク残検の結果、サブタンク残検が無である場合には、カウンタKの値が「2」以上であるか「2」未満であるかが判定される(S3635)。カウンタKの値が「2」未満である場合、すなわち、ステップS3631における吸引ポンプ1033の駆動が1回である場合には、ステップS3620へと戻り、再び、メインタンク残検が行われる。
ここで、再び、メインタンク残検が有である場合には、再び、メインタンク1010からサブタンク1030にインクが移動される(S3630からS3632)。その後、サブタンク残検が行われる(ステップ3633)。
サブタンク残検が有である場合には、フラグFをリセットして(S3634)、記録が終了したか否かを判断し(S3635)、記録が終了すると、ステップS2000へ戻り、再びスタンバイ状態となる。
一方、サブタンク残検が無である場合には、再び、ステップ3635へと進む。
そして、カウンタKの値が「2」以上であるか「2」未満であるかが判定される(S3636)ところ、今度は、カウンタKの値が「2」であるので、否定の判定となる。
判定結果が否定の判定である場合には、インクジェット記録装置に何らかの故障が発生しているものと考えられるので、報知手段にその旨を報知させる(S3637)。本実施形態では、液晶パネルに、“エラー”と表示することにより報知させる。
一方、再度のメインタンク残検において(S3620)、メインタンク残検の結果、メインタンク残検が無である場合には、報知手段にメインタンク1010の交換指示を報知させる(S3640)。本実施形態では、液晶パネルに、“メインタンクを交換してください。”と表示される。
メインタンク1010の交換指示報知を受けたメインタンク1010交換時のメインタンク1010脱着が検知されたら、ステップ3611へと戻り、再度、カウンタKをリセットする(S3611)。そして、再びステップS3620からステップS3636までの工程を行なう。
以上のように、本実施形態では、インクジェット記録装置に記録信号が入力されているという、時間が優先される場合には、吸引ポンプ1033を駆動せずに記録が優先される。したがって、例えば、ステップS3640のようにメインタンク1010の交換指示報知に対して、メインタンク残検無であるようなメインタンク1010へと交換が行われた際には、インク移動手段の駆動なしに、再度メインタンク1010の交換指示が報知される。
この交換指示(S3640)に応じてインクジェット記録装置から外されたメインタンク1010内には、最大で約10ccのインクが残っている場合がある。このメインタンク1010を記録装置がスタンバイ状態であるときに記録装置に装着すれば、吸引ポンプ1033が駆動されるので、内部に残っているインクをメインタンク1010内からサブタンク1030内へと移動させることができる。
(他の実施形態)
上述した実施形態では、インクジェット記録装置への記録信号の入力およびメインタンクの脱着をトリガにして、サブタンク残検やメインタンク残検を行っていたが、本発明はそのような例に限られるものではない。例えば、定期的に、サブタンク残検やメインタンク残検を行うものであってもよい。その際、サブタンク残検やメインタンク残検を行う間隔を、記録中においては短く、スタンバイ中においては長くすることが好ましい。
また、上述した実施形態では、シリアルスキャンタイプのインクジェット記録装置に対して適用した例を挙げて説明を行ったが、本発明は、そのような記録装置に限定されるものではない。すなわち、いわゆるフルマルチタイプのインクジェット記録装置に対しても、適用可能することができる。
さらに、上述した実施形態では、記録ヘッド1000のノズル口内部には、電気熱変換体が備えられていたが、本発明はそのような例に限定されるものではない。例えば、ピエゾ素子等が備えられているものであってもよい。
1000 記録ヘッド
1010 メインタンク
1013 筒
1021、1031 供給針
1022 大気連通口
1030 サブタンク
1032 吸引チューブ
1033 吸引ポンプ
1034、1035 検知ピン
1040 インク供給チューブ
1041 供給弁

Claims (4)

  1. 記録信号に基づいて、記録ヘッドに備えられた吐出口からインクを吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置であって、
    該インクジェット記録装置に脱着可能に設置された前記インクを貯留する第1のインクタンクと、前記第1のインクタンクに貯留されているインクの量を検知する第1のインク残量検知手段と、
    前記記録ヘッドと前記第1のインクタンクとに接続された第2のインクタンクと、前記第2のインクタンクに貯留されているインクの量を検知する第2のインク残量検知手段と、
    前記第1のインクタンクに貯留されているインクを前記第2のインクタンクに移動させるためのインク移動手段と、
    前記記録信号の入力を検知する信号入力検知手段と
    を備え、
    前記信号入力検知手段により、前記入力が検知されないときであって、
    前記第2のインク残量検知手段が前記第2のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知し、かつ、前記第1のインク残量検知手段が前記第1のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知した場合、前記インク移動手段を駆動し、
    前記信号入力検知手段により、前記入力が検知されたときであって、
    前記第2のインク残量検知手段が前記第2のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知し、かつ、前記第1のインク残量検知手段が前記第1のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知した場合、前記インク移動手段を駆動しない
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記第1のインクタンクの交換指示を報知する報知手段をさらに備え、
    前記第2のインク残量検知手段が前記第2のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知し、かつ、前記第1のインク残量検知手段が前記第1のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知した場合、前記報知手段が前記第1のインクタンクの交換指示を報知することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記信号入力検知手段により、前記入力が検知されないとき、
    前記インク移動手段を駆動した後、さらに、前記第2のインク残量検知手段が前記第2のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知した場合、前記報知手段が前記第1のインクタンクの交換指示を報知することを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 記録信号に基づいて、記録ヘッドに備えられた吐出口からインクを吐出して記録媒体に記録を行うインクジェット記録装置にインクを供給するインク供給方法であって、
    該インクジェット記録装置に脱着可能に設置された前記インクを貯留する第1のインクタンクに貯留されているインクの量を検知する第1のインク残量検知工程と、
    前記記録ヘッドと前記第1のインクタンクとに接続された第2のインクタンクに貯留されているインクの量を検知する第2のインク残量検知工程と、
    前記第1のインクタンクに貯留されているインクを前記第2のインクタンクに移動させるためのインク移動工程と、
    前記記録信号の入力を検知する信号入力検知工程と
    を備え、
    前記信号入力検知工程により、前記入力が検知されないときであって、
    前記第2のインク残量検知工程が前記第2のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知し、かつ、前記第1のインク残量検知手段が前記第1のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知した場合、前記インク移動工程を行ない、
    前記信号入力検知工程により、前記入力が検知されたときであって、
    前記第2のインク残量検知工程が前記第2のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知し、かつ、前記第1のインク残量検知手段が前記第1のインクタンクに貯留されているインクの量が所定の量未満であることを検知した場合、前記インク移動工程を行なわない
    ことを特徴とするインク供給方法。
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