JP2010207308A - 遊技機の画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の画像表示装置において、変化に富んだ画像演出や前後方向に奥行きがある立体的な画像演出を行うことができようにする。
【解決手段】メイン画像表示部20とサブ画像表示部21を前後方向に並べて配置し、これらのメイン画像表示部20とサブ画像表示部21によって前後方向に奥行きがある立体的な画像演出を行う。更に、メイン画像表示部20を前後方向に移動可能に設けると共に、サブ画像表示部21の各表示パネル22,23を左右方向に移動可能に設けることで、メイン画像表示部20やサブ画像表示部21による画像の表示位置を移動させて、変化に富んだ画像演出を行う。更に、メイン画像表示部20の前方に出現する第1〜第3の可動演出体25〜27を設けることで、これらの可動演出体25〜27と複数の画像表示部20,21との組み合わせによって、従来にない多様な演出を表現する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の画像表示部を備えた遊技機の画像表示装置に関する発明である。
パチンコ機等の遊技機においては、遊技盤の中央部に、液晶表示器等からなる画像表示装置を配置し、この画像表示装置の表示画面に、ゲーム画像等を表示するようにしたものがある。
このような画像表示装置においては、ゲーム画像等の演出効果を高めることを目的として、例えば、特許文献1(特開2007−14385号公報)に記載されているように、2つの画像表示装置を前後方向に並べて配置し、前側の画像表示装置を透過状態と非透過状態とを選択可能な液晶表示装置で構成することで、前側の画像表示装置を通して後側の画像表示装置の画像を視認できるようにしたものがある。
また、特許文献2(特開2007−244674号公報)に記載されているように、2つの表示器を左右方向に並べて配置し、これら2つの表示器を接近させて1枚のパネルように配置する状態と、2つの表示器を左右方向に離間させて配置する状態との間を移動可能にしたものもある。
特開2007−14385号公報(図2等) 特開2007−244674号公報(図2、図3等)
しかし、上記特許文献1の技術では、2つの画像表示装置が両方とも固定されて移動しない構成となっているため、画像を表示する位置が固定されてしまい、変化に富んだ画像演出を行うことができないという欠点がある。
また、上記特許文献2の技術では、2つの表示器を左右方向に並べて配置した構成となっているため、前後方向に奥行きがある立体的な画像演出を行うことができないという欠点がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、変化に富んだ画像演出や前後方向に奥行きがある立体的な画像演出を行うことができ、演出効果を十分に高めることができる遊技機の画像表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、遊技機の前後方向に複数の画像表示部が並べて配置され、該複数の画像表示部のうちの少なくとも1つが移動可能に設けられていると共に、複数の画像表示部のうちの後側に配置された画像表示部の前方に出現するように移動可能な可動演出体が設けられている構成としたものである。
この構成では、複数の画像表示部が前後方向に並べて配置されているため、これらの前後方向に並べて配置された複数の画像表示部によって前後方向に奥行きがある立体的な画像演出を行うことができる。更に、複数の画像表示部が移動可能に設けられているため、画像表示部を移動させて画像の表示位置を移動させることができ、変化に富んだ画像演出を行うことができる。しかも、後側に配置された画像表示部の前方(例えば複数の画像表示部の間)に出現するように移動可能な可動演出体が設けられているため、この可動演出体と複数の画像表示部との組み合わせによって、従来にない多様な演出を表現することが可能となり、演出効果を十分に高めることができる。
この場合、請求項2のように、複数の画像表示部のうちの前側に配置された画像表示部は、分離可能な複数の表示パネルを備え、該複数の表示パネルが接近する位置と離間する位置との間を移動するように構成しても良い。このようにすれば、前側の画像表示部は、複数の表示パネルが接近して1枚の表示パネルのように配置される状態と、複数の表示パネルが離間して配置される状態とを切り換えることができる。また、複数の表示パネルを非透過性の表示パネルで形成した場合には、複数の表示パネルを接近させて、これらの複数の表示パネルによって後側の画像表示部や可動演出体を隠すようにしたり、複数の表示パネルを離間させて、これらの複数の表示パネルの間から後側の画像表示部の表示画像や可動演出体を視認できるようにするといった演出が可能となる。
また、請求項3のように、複数の画像表示部のうちの少なくとも1つは、湾曲変形可能な表示パネルを備え、該表示パネルが平板状態と湾曲状態との間で切り換わるように構成しても良い。このようにすれば、表示パネルを平板状態から湾曲状態に変形させたり、表示パネルを湾曲状態から平板状態に戻すといった斬新的な演出を行うことができる。
図1は本発明の実施例1におけるパチンコ機の正面図である。 図2は実施例1の画像表示装置の斜視図である。 図3の(a)、(b)は実施例1の画像表示装置の演出動作を説明する図(その1)である。 図4の(c)、(d)は実施例1の画像表示装置の演出動作を説明する図(その2)である。 図5の(e)は実施例1の画像表示装置の演出動作を説明する図(その3)である。 図6は実施例2の画像表示装置の斜視図である。 図7の(a)、(b)は実施例2の画像表示装置の演出動作を説明する図である。 図8は実施例3の画像表示装置の斜視図である。 図9の(a)、(b)は実施例3の画像表示装置の動作を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態をパチンコ機(遊技機)の画像表示装置に適用して具体化した幾つかの実施例を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図5に基づいて説明する。
まず、図1に基づいてパチンコ機の前面側の概略構成を説明する。
パチンコ機の本体枠11の前面側には、ガラス扉12が開閉可能に設けられ、このガラス扉12の後方に、遊技盤13が取り付けられている。この遊技盤13の前面に、図示しない内レールや外レール等によってパチンコ球(遊技球)が転動する遊技領域が区画形成されている。この遊技領域の中央部に、画像表示装置14が配置され、この画像表示装置14の下方に、始動入賞装置15や可変入賞装置16が設けられている。
画像表示装置14には、後述する画像表示部20,21(図2参照)が設けられている。これらの画像表示部20,21には、例えば、数字や絵柄等からなる複数(例えば3つ)のゲーム用図柄が表示され、これらのゲーム用図柄の組み合わせが所定の組み合わせになったときに当りが成立する。一方、本体枠11の前面側下部には、上球皿17、下球皿18、球発射装置(図示せず)の発射操作ハンドル19等が設けられている。
次に、図2乃至図5を用いて、画像表示装置14の構成について説明する。
図2に示すように、画像表示装置14には、パチンコ機の前後方向に2つの画像表示部20,21が並べて配置されている。本実施例1では、後側にメイン画像表示部20が配置され、前側にサブ画像表示部21が配置されている。
メイン画像表示部20は、1つの液晶表示パネル等で構成されている。画像表示装置14には、モータ等の駆動力によってメイン画像表示部20を前後方向にスライド移動させる前後移動機構(図示せず)が設けられ、この前後移動機構によって、メイン画像表示部20が後方に移動してサブ画像表示部21から離れる後方位置(図2参照)と、メイン画像表示部20が前方に移動してサブ画像表示部21に近付く前方位置[図3(b)参照]との間を移動できるようになっている。
一方、サブ画像表示部21には、左右方向に分離可能な2つの表示パネル(表示部)22,23が設けられ、各表示パネル22,23は、それぞれ厚さ寸法が比較的薄くて湾曲変形可能な表示パネル[例えば、有機EL(Electro Luminescence)表示パネル、液晶表示パネル、電子ペーパー等]で構成されている。また、各表示パネル22,23は、正面側から背面側を透視できない非透過性である。
画像表示装置14には、モータ等の駆動力によってサブ画像表示部21の各表示パネル22,23を左右方向にスライド移動させる左右移動機構(図示せず)が設けられ、この左右移動機構によって、各表示パネル22,23が互い近付く方向に移動して各表示パネル22,23がメイン画像表示部20の真正面で接近して1枚の表示パネルのように配置される接近位置[図3(b)参照]と、各表示パネル22,23が互いに離れる方向に移動して各表示パネル22,23が左右方向に離間して配置される離間位置[図3(a)参照]との間を移動できるようになっている。
画像表示装置14の前面側には、表示窓24(図1参照)が形成され、サブ画像表示部21の各表示パネル22,23が接近位置に移動したときには、各表示パネル22,23が表示窓24の視認範囲(遊技者が表示窓24を通して視認できる範囲)に入って各表示パネル22,23を視認できるようになっているが、各表示パネル22,23が離間位置に移動したときには、各表示パネル22,23が表示窓24の視認範囲から外れて各表示パネル22,23を視認できないようになっている。
更に、画像表示装置14には、各表示パネル22,23が接近位置に移動したときに、モータ等の駆動力によって各表示パネル22,23を湾曲変形させる湾曲変形機構(図示せず)が設けられ、この湾曲変形機構によって、各表示パネル22,23が平板状態[図3(b)参照]と湾曲状態[図4(c)参照]との間で切り換わる(湾曲移動する)ようになっている。この湾曲変形機構は、例えば、2つの表示パネル22,23の境目部分(中央部分)を前方に押し出すことで、2つの表示パネル22,23の境目部分が前方に突出して表示パネル22,23が半円筒形状になるように表示パネル22,23を湾曲変形させる。
また、サブ画像表示部21の後方には、例えば竜の頭の形状に形成された第1の可動演出体25と、例えば竜の手の形状に形成された第2の可動演出体26が左右に別れて配置されている。画像表示装置14には、モータ等の駆動力によって第1及び第2の可動演出体25,26を左右方向にスライド移動又は回動移動させる左右移動機構(図示せず)が設けられ、この左右移動機構によって、第1及び第2の可動演出体25,26がそれぞれ中央方向に移動してメイン画像表示部20の前方で表示窓24の視認範囲に出現する出現位置[図3(a)参照]と、第1及び第2の可動演出体25,26がそれぞれ側方に移動して表示窓24の視認範囲から外れて収納される収納位置(図2参照)との間を移動できるようになっている。
更に、各表示パネル22,23が平板状態のときのサブ画像表示部21の前方には、例えば剣の形状に形成された第3の可動演出体27[図4(d)参照]が配置されている。画像表示装置14には、モータ等の駆動力によって第3の可動演出体27を上下方向にスライド移動させる上下移動機構(図示せず)が設けられ、この上下移動機構によって、第3の可動演出体27が上方に移動してメイン画像表示部20の前方で表示窓24の視認範囲に出現する出現位置[図4(d)参照]と、第3の可動演出体27が下方に移動して表示窓24の視認範囲から外れて収納される収納位置(図2参照)との間を移動できるようになっている。また、画像表示装置14には、第3の可動演出体27を前後方向に回動させる回動機構(図示せず)も設けられている。
図2に示すように、画像表示装置14は、通常時には、メイン画像表示部20が後方位置に保持されると共に、サブ画像表示部21の各表示パネル22,23が離間位置に保持されている。更に、第1及び第2の可動演出体25,26が収納位置に保持されると共に、第3の可動演出体27が収納位置に保持されている。
パチンコ機の制御回路(図示せず)は、所定条件が成立したとき(例えばパチンコ球が始動入賞装置15に入賞したとき)に、画像表示装置14の演出動作を次のように制御する。
まず、図3の(a)に示すように、メイン画像表示部20でキャラクター等を表示した状態で、メイン画像表示部20を前後方向に往復移動させると共に、第1及び第2の可動演出体25,26を出現位置に移動させる。この場合、サブ画像表示部21の各表示パネル22,23が離間位置に保持されているため、遊技者は、各表示パネル22,23の間からメイン画像表示部20の表示画像や第1及び第2の可動演出体25,26を視認することができる。
この後、図3の(b)に示すように、サブ画像表示部21の各表示パネル22,23を接近位置に移動させて1枚の表示パネルのように配置される状態にして各表示パネル22,23でゲーム用図柄等を表示する。この場合、サブ画像表示部21の各表示パネル22,23が接近位置に保持されているため、各表示パネル22,23によってメイン画像表示部20や第1及び第2の可動演出体25,26を隠すことができ、この状態で、メイン画像表示部20を前方位置に移動させると共に、第1及び第2の可動演出体25,26を収納位置に移動させる。
この後、図4の(c)に示すように、サブ画像表示部21の各表示パネル22,23を平板状態から境目部分(中央部分)が前方に突出した半円筒形状の湾曲状態に変形させる。これにより、サブ画像表示部21の各表示パネル22,23が前方に膨張したような斬新的な演出を行う。
この後、図4の(d)に示すように、第3の可動演出体27を出現位置に移動させる。この場合、サブ画像表示部21の各表示パネル22,23が前方に湾曲変形しているため、各表示パネル22,23によって第3の可動演出体27が隠されているが、その後、第3の可動演出体27を前方に倒れるように回動させて、第3の可動演出体27の先端部を表示パネル22,23の境目部分から前方に突出させる。これにより、例えば剣の形状に形成された第3の可動演出体27の先端部が、1枚の表示パネルのように配置された表示パネル22,23を貫くような斬新的な演出を行う。
この後、図5の(e)に示すように、サブ画像表示部21の各表示パネル22,23を湾曲状態から平板状態に戻すと共に、各表示パネル22,23を互いに離れる方向に移動させて収納位置に移動させる。これにより、サブ画像表示部21の表示パネル22,23が第3の可動演出体27によって切り裂かれたような斬新的な演出を行う。更に、メイン画像表示部20を後方位置に移動させると共に、第3の可動演出体27を収納位置に移動させることで、画像表示装置14を通常時の状態に戻す。
尚、画像表示装置14の演出動作を適宜変更しても良いことはいうまでもない。また、サブ画像表示部21の表示パネル22,23を透過性を有する表示パネルで形成しても良い。
以上説明した本実施例1では、メイン画像表示部20とサブ画像表示部21を前後方向に並べて配置するようにしたので、これらの前後方向に並べて配置されたメイン画像表示部20とサブ画像表示部21によって前後方向に奥行きがある立体的な画像演出を行うことができる。更に、メイン画像表示部20とサブ画像表示部21がそれぞれ移動可能に設けられているため、これらメイン画像表示部20とサブ画像表示部21を移動させて画像の表示位置を移動させることができ、変化に富んだ画像演出を行うことができる。しかも、メイン画像表示部20の前方に出現する第1〜第3の可動演出体25〜27を設けるようにしたので、これらの可動演出体25〜27と複数の画像表示部20,21との組み合わせによって、従来にない多様な演出を表現することが可能となり、演出効果を十分に高めることができる。
次に、図6及び図7を用いて本発明の実施例2を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
図6に示すように、本実施例2では、画像表示装置28のサブ画像表示部29には、2つの表示パネル(表示部)30,31が設けられ、各表示パネル30,31は、それぞれ厚さ寸法が比較的薄くて湾曲変形可能な表示パネル(例えば、有機EL表示パネル、液晶表示パネル、電子ペーパー等)で構成されている。また、各表示パネル30,31は、正面側から背面側を透視できる透過性を有している。
画像表示装置28には、モータ等で駆動される複数本(例えば2本)の駆動ローラ32によってサブ画像表示部29の各表示パネル30,31をメイン画像表示部20の前方及び両側方を囲むように形成された略コ字形状の移動軌道に沿ってスライド移動させる移動機構(図示せず)が設けられ、この移動機構によって、各表示パネル30,31の境目部分がメイン画像表示部20の側方に移動して一方の表示パネル30のみがメイン画像表示部20の前方に配置される通常位置(図6参照)と、各表示パネル30,31の境目部分がメイン画像表示部20の中央部前方に移動して両方の表示パネル30,31がメイン画像表示部20の前方に配置される演出位置[図7(a)参照]との間を移動できるようになっている。
サブ画像表示部29の各表示パネル30,31が通常位置に移動したときには、一方の表示パネル30が表示窓24の視認範囲に入って一方の表示パネル30を視認できるようになっているが、各表示パネル30,31が演出位置に移動したときには、各表示パネル30,31が表示窓24の視認範囲に入って各表示パネル30,31を視認できるようになっている。
更に、画像表示装置28には、各表示パネル30,31が演出位置に移動したときに、モータ等の駆動力によって各表示パネル30,31をそれぞれ駆動ローラ32を軸にして開閉回動させる開閉機構(図示せず)が設けられ、この開閉機構によって、各表示パネル30,31がメイン画像表示部20の前方を閉鎖する閉鎖状態[図7(a)参照]と、各表示パネル30,31が後方に回動してメイン画像表示部20の前方を開放する開放状態[図7(b)参照]との間で切り換わるようになっている。
また、サブ画像表示部29の前方には、例えば文字や図柄の形状に形成された可動演出体33[図7(b)参照]が配置されている。画像表示装置28には、モータ等の駆動力によって可動演出体33を上下方向にスライド移動させる上下移動機構(図示せず)が設けられ、この上下移動機構によって、可動演出体33が下方に移動してサブ画像表示部29の各表示パネル30,31の前方で表示窓24の視認範囲に出現する出現位置[図7(b)参照]と、可動演出体33が上方に移動して表示窓24の視認範囲から外れて収納される収納位置との間を移動できるようになっている。
図6に示すように、画像表示装置28は、通常時には、メイン画像表示部20が前方位置又は後方位置に保持されると共に、サブ画像表示部29の各表示パネル30,31が通常位置に保持されている。更に、可動演出体33が収納位置に保持されている。この場合、サブ画像表示部29の表示パネル30がメイン画像表示部20の前方に配置されているため、遊技者は、表示パネル30の表示画像を視認することができ、更に、透過性を有する表示パネル30を通してメイン画像表示部20の表示画像も視認することができる。
パチンコ機の制御回路は、所定条件が成立したとき(例えばパチンコ球が始動入賞装置15に入賞したとき)に、画像表示装置28の演出動作を次のように制御する。
まず、図7の(a)に示すように、メイン画像表示部20でキャラクター等を表示した状態で、サブ画像表示部29の各表示パネル30,31を演出位置にスライド移動させて、各表示パネル30,31でゲーム用図柄等を表示する。この場合、サブ画像表示部29の各表示パネル30,31がメイン画像表示部20の前方に配置されているため、遊技者は、各表示パネル30,31の表示画像を視認することができ、更に、透過性を有する表示パネル30,31を通してメイン画像表示部20の表示画像も視認することができる。
この後、図7の(b)に示すように、メイン画像表示部20を後方位置に移動させると共に、サブ画像表示部29の各表示パネル30,31を閉鎖状態から開放状態に切り換えてメイン画像表示部20の前方を開放し、この状態で、可動演出体33を出現位置に移動させる。
この後、図6に示すように、可動演出体33を収納位置に移動させると共に、サブ画像表示部29の各表示パネル30,31を開放状態から閉鎖状態に戻した後、各表示パネル30,31を通常位置に移動させることで、画像表示装置28を通常時の状態に戻す。
尚、画像表示装置28の演出動作を適宜変更しても良いことはいうまでもない。
以上説明した本実施例2においても、メイン画像表示部20とサブ画像表示部29によって前後方向に奥行きがある立体的な画像演出や変化に富んだ画像演出を行うことができ、更に、可動演出体33と複数の画像表示部20,29との組み合わせによって従来にない多様な演出を表現することが可能となり、演出効果を十分に高めることができる。
次に、図8及び図9を用いて本発明の実施例3を説明する。但し、前記実施例1と実質的に同一部分には同一符号を付して説明を省略又は簡略化し、主として前記実施例1と異なる部分について説明する。
図8に示すように、本実施例3では、画像表示装置34のサブ画像表示部35には、左右方向に分離可能な2つの表示パネル(表示部)36,37が設けられ、各表示パネル36,37は、それぞれ予め湾曲した曲面形状の表示パネル(例えば、有機EL表示パネル、液晶表示パネル、電子ペーパー等)で構成されている。また、各表示パネル36,37は、正面側から背面側を透視できる透過性を有している。
画像表示装置34には、モータ等によってサブ画像表示部35の各表示パネル36,37をメイン画像表示部20の周り囲むように形成された円形状の移動軌道に沿ってスライド移動させる移動機構(図示せず)が設けられ、この移動機構によって、各表示パネル36,37がメイン画像表示部20の後方に移動する後方位置[図9(a)参照]と、各表示パネル36,37がメイン画像表示部20の前方に移動する前方位置[図9(b)参照]との間を移動できるようになっている。
サブ画像表示部35の各表示パネル36,37が前方位置に移動したときには、各表示パネル36,37が表示窓24の視認範囲に入って各表示パネル36,37を視認できるようになっているが、各表示パネル36,37が後方位置に移動したときには、各表示パネル36,37が表示窓24の視認範囲から外れて各表示パネル36,37を視認できないようになっている。
また、メイン画像表示部20の前方には、第1の可動演出体25と第2の可動演出体26が左右に別れて配置され、これらの第1及び第2の可動演出体25,26を左右方向にスライド移動又は回動移動させる左右移動機構によって、第1及び第2の可動演出体25,26がそれぞれ中央方向に移動してメイン画像表示部20の前方で表示窓24の視認範囲に出現する出現位置[図9(a)参照]と、第1及び第2の可動演出体25,26がそれぞれ側方に移動して表示窓24の視認範囲から外れて収納される収納位置[図9(b)参照]との間を移動できるようになっている。
更に、メイン画像表示部20の前方には、第3の可動演出体27が配置され、この第3の可動演出体27を上下方向にスライド移動させる上下移動機構によって、第3の可動演出体27が上方に移動してメイン画像表示部20の前方で表示窓24の視認範囲に出現する出現位置と、第3の可動演出体27が下方に移動して表示窓24の視認範囲から外れて収納される収納位置との間を移動できるようになっている。
画像表示装置34は、通常時には、メイン画像表示部20が前方位置又は後方位置に保持されると共に、サブ画像表示部35の各表示パネル36,37が後方位置に保持されている。更に、第1及び第2の可動演出体25,26が収納位置に保持されると共に、第3の可動演出体27が収納位置に保持されている。
パチンコ機の制御回路は、所定条件が成立したとき(例えばパチンコ球が始動入賞装置15に入賞したとき)に、画像表示装置34の演出動作を次のように制御する。
まず、図9の(a)に示すように、メイン画像表示部20でキャラクター等を表示した状態で、メイン画像表示部20を前後方向に往復移動させると共に、第1及び第2の可動演出体25,26を出現位置に移動させる。
この後、図9の(b)に示すように、メイン画像表示部20を前方位置に移動させると共に、第1及び第2の可動演出体25,26を収納位置に移動させる。更に、サブ画像表示部35の各表示パネル36,37を前方位置に移動させて、各表示パネル36,37でゲーム用図柄等を表示すると共に、第3の可動演出体27を出現位置に移動させる。この場合、サブ画像表示部35の各表示パネル36,37がメイン画像表示部20の前方に配置されているため、遊技者は、各表示パネル36,37の表示画像を視認することができ、更に、透過性を有する表示パネル36,37を通してメイン画像表示部20の表示画像や第3の可動演出体27を視認することができる。
この後、サブ画像表示部35の各表示パネル36,37を後方位置に移動させる共に、第3の可動演出体27を収納位置に移動させることで、画像表示装置34を通常時の状態に戻す。
尚、画像表示装置34の演出動作を適宜変更しても良いことはいうまでもない。
以上説明した本実施例3においても、メイン画像表示部20とサブ画像表示部35によって前後方向に奥行きがある立体的な画像演出や変化に富んだ画像演出を行うことができ、更に、複数の可動演出体25〜27と複数の画像表示部20,35との組み合わせによって従来にない多様な演出を表現することが可能となり、演出効果を十分に高めることができる。
尚、上記各実施例1〜3では、メイン画像表示部やサブ画像表示部をスライド移動させる構成としたが、これに限定されず、メイン画像表示部やサブ画像表示部を回動移動させる構成としても良い。
また、上記各実施例1〜3では、2つの画像表示部(メイン画像表示部とサブ画像表示部)を前後方向に並べて配置する構成としたが、これに限定されず、3つ以上の画像表示部を前後方向に並べて配置する構成としても良い。
また、移動可能に設けた複数の画像表示部とは別に、移動しない固定された画像表示部を設けた構成としても良く、例えば、3つの画像表示部を設け、そのうちの2つを移動可能な構成としても良い。
また、上記各実施例1〜3では、2つの画像表示部(メイン画像表示部とサブ画像表示部)のそれぞれを移動可能な構成としたが、複数の画像表示部のうちの少なくとも1つの画像表示部を移動可能な構成としても良い。
また、2つの画像表示部(メイン画像表示部とサブ画像表示部)のそれぞれを透過性を有する表示パネルで構成しても良い。
また、上記各実施例1〜3では、メイン画像表示部を1つの表示パネルで構成し、サブ画像表示部を2つの表示パネルで構成したが、これに限定されず、メイン画像表示部を2つ以上の表示パネルで構成したり、或は、サブ画像表示部を1つ又は3つ以上の表示パネルで構成しても良い。
また、上記実施例1では、サブ画像表示部の2つの表示パネルの境目部分から可動演出体を前方に突出させるようにしたが、サブ画像表示部の表示パネルに開口部を形成しておき、この開口部から可動演出体を前方に突出させるようにしても良い。
また、上記各実施例1〜3では、メイン画像表示部とサブ画像表示部を別々に設けるようにしたが、メイン画像表示部とサブ画像表示部を一体的に設けるようにしても良く、例えば、1枚の湾曲変形可能なベルト状の表示パネルをU字形状又は環状に湾曲させて、その二重になった部分の一方を前側の画像表示部として使用し、他方を後側の画像表示部として使用するようにしても良い。
また、別途、遊技者が操作可能な演出用操作部を設け、この演出用操作部の操作に連動して画像表示部や可動演出体が移動するように構成しても良い。
また、本発明の適用範囲は、一般のパチンコ機の画像表示装置に限定されず、例えばアレンジボール遊技機、スロットマシン等、種々の遊技機の画像表示装置に本発明を適用しても良い。
14…画像表示装置、20…メイン画像表示部、21…サブ画像表示部、22,23…表示パネル、25〜27…可動演出体、28…画像表示装置、29…サブ画像表示部、30,31…表示パネル、33…可動演出体、34…画像表示装置、35…サブ画像表示部、36,37…表示パネル

Claims (3)

  1. 遊技機の前後方向に複数の画像表示部が並べて配置され、該複数の画像表示部のうちの少なくとも1つが移動可能に設けられていると共に、前記複数の画像表示部のうちの後側に配置された画像表示部の前方に出現するように移動可能な可動演出体が設けられていることを特徴とする遊技機の画像表示装置。
  2. 前記複数の画像表示部のうちの前側に配置された画像表示部は、分離可能な複数の表示パネルを備え、該複数の表示パネルが接近する位置と離間する位置との間を移動するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の画像表示装置。
  3. 前記複数の画像表示部のうちの少なくとも1つは、湾曲変形可能な表示パネルを備え、該表示パネルが平板状態と湾曲状態との間で切り換わるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機の画像表示装置。
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