JP2010207073A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電流の高調波成分による渦電流損の発生を抑制することができるとともに、ロータの強度の向上を図ることができる回転電機を得る。
【解決手段】回転電機1は、ステータ2と、ステータ2に対して回転可能なロータ3とを有している。ロータ3は、軸線方向へ積層された複数の薄板7aにより構成されたロータコア7と、ロータコア7に設けられた複数の永久磁石8とを有している。ロータコア7の外周部には、ロータコア7の周方向に沿ってロータコア7を囲む複数の溶接数制限領域12が軸線方向へ並べて設定されている。各溶接数制限領域12においては、ロータコア7の周方向についての溶接部の数がロータ3の極対数と同一となっている。また、互いに隣り合う溶接数制限領域12における溶接部は、ロータコア7の周方向についてずらして配置されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、ステータと、ステータに対して回転可能なロータとを有する回転電機に関するものである。
一般に、回転電機のロータやステータにおける渦電流損を低減するためには、複数の薄い鋼板を積層してロータやステータを構成することが知られている。各鋼板を一体化する手段としては、溶接が用いられることがある。
一方、インバータ駆動の回転電機においては、正弦波に高調波成分が重畳された電流が供給される。従って、インバータ駆動の回転電機において各鋼板が溶接により一体化されている場合には、鋼板同士が溶接部で導通するため、電流の高調波成分の影響を受けて渦電流損が発生してしまう。
従来、高調波成分による渦電流損の発生を抑制するために、ロータの溶接部の数をロータの極対数と同一にした回転電機が提案されている。従来の回転電機では、各溶接部がロータの外周部にロータの軸線方向に沿って設けられている。また、各溶接部は、ロータの周方向について間隔を置いて配置されている。これにより、各溶接部間を結ぶ平面を通る磁束密度の積分値が小さくなるため、渦電流損の発生の抑制を図ることができる(例えば特許文献1参照)。
特開2005−57819号公報
しかし、各溶接部がロータの一端部から他端部まで連続して設けられているので、各溶接部の間隔はロータの軸線方向のいずれの部分でも大きく離れたままとなっている。従って、鋼板同士が剥がれやすくなり、ロータの強度が低下してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、電流の高調波成分による渦電流損の発生を抑制することができるとともに、ロータの強度の向上を図ることができる回転電機を得ることを目的とする。
この発明に係る回転電機は、ステータ、及び軸線方向へ積層された複数の薄板により構成されたロータコアと、ロータコアに設けられた複数の永久磁石とを有し、ステータに対して軸線を中心に回転可能なロータを備え、ロータコアの外周部には、各薄板を一体化する複数の溶接部が設けられているとともに、ロータコアの周方向に沿ってロータコアを囲む複数の溶接数制限領域が軸線方向へ並べて設定され、各溶接数制限領域においては、ロータコアの周方向についての溶接部の数がロータの極対数と同一となっており、互いに隣り合う溶接数制限領域における溶接部は、ロータコアの周方向についてずらして配置されている。
この発明に係る回転電機では、各溶接数制限領域の溶接部の数がロータの極対数と同一となっており、互いに隣り合う溶接数制限領域における溶接部がロータコアの周方向についてずらして配置されているので、各溶接部間を結ぶ平面を通る磁束密度の積分値がゼロになる位置に各溶接部を溶接数制限領域ごとに配置することができる。これにより、電流の高調波成分の影響を受けてロータに渦電流損が発生することを抑制することができ、電流の高調波成分による渦電流損の発生を抑制することができる。また、各溶接部の間隔を小さくすることができるので、ロータの強度の向上を図ることができる。
この発明の実施の形態1による回転電機を示す断面図である。 図1のロータを示す斜視図である。 図1と異なる断面位置における回転電機を示す断面図である。 図4は、図2のロータコアの外周部を示す展開図である。 この発明の実施の形態1による回転電機のロータコアの外周部の他の例を示す展開図である。 この発明の実施の形態1による回転電機のロータコアの外周部の他の例を示す展開図である。 この発明の実施の形態2による回転電機のロータコアの外周部を示す展開図である。 この発明の実施の形態3による回転電機のロータコアの外周部を示す展開図である。 この発明の実施の形態4による回転電機のロータコアの外周部を示す展開図である。 この発明の実施の形態5による回転電機を示す断面図である。 図10のロータコアの外周部を示す展開図である。 この発明の実施の形態6による回転電機を示す断面図である。 図7の回転電機を溶接数追加領域の位置で切断したときの断面図である。 この発明の実施の形態7による回転電機のロータコアを示す分解斜視図である。 この発明の実施の形態7による回転電機のロータコアの他の例の外周部を示す展開図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による回転電機を示す断面図である。また、図2は、図1のロータを示す斜視図である。図において、回転電機1は、筒状のステータ(固定子)2と、ステータ2の内側に配置され、ステータ2に対して回転可能なロータ(回転子)3と、ステータ2及びロータ3を支持する一対のブラケット(図示せず)とを有している。
ステータ2は、筒状のステータコア(固定子鉄心)4と、ステータコア4に設けられたステータコイル(固定子巻線)6とを有している。
ステータコア4は、所定の形状(環状)に形成された複数の薄板が回転電機1の軸線方向へ積層されることにより構成されている。ステータコア4の内周面には、回転電機1の軸線方向に沿って配置された複数のスロット(溝)5が設けられている。各スロット5内には、ステータコイル6が収容されている。ステータ2には、ステータコイル6への交流電流の供給により回転磁界が発生する。
ロータ3は、ステータ2の内周面に対向するロータコア(回転子鉄心)7と、ロータコア7に設けられた複数の永久磁石8とを有している。ロータ3は、ステータ2からの回転磁界を受けることにより、回転電機1の軸線を中心に回転される。
ロータコア7は、回転電機1の軸線を中心線とする円柱状体である。ロータコア7には、回転軸(図示せず)が挿入される貫通穴がロータコア7の中心線上に設けられている。また、ロータコア7には、永久磁石8を収容する複数(この例では、6つ)の磁石収容穴9が回転電機1の軸線方向に沿って設けられている。各磁石収容穴9は、ロータコア7の周方向について等間隔に配置されている。磁石収容穴9の断面形状は、長方形とされている。磁石収容穴9内には、複数の永久磁石8が回転電機1の軸線方向へ並べて配置されている。
各永久磁石8は、ロータ3の周方向について等間隔に配置されている。また、ロータ3の周方向について互いに隣り合う永久磁石8は、互いに異極となるように着磁されている。この例では、6つの永久磁石8がロータ3の周方向について配置されている。従って、ロータ3の極数が6とされ、ロータ3の極対数が3とされている。
ロータコア7は、回転電機1の軸線方向へ積層された複数の薄板7aにより構成されている。各薄板7aの外形は円形とされている。
ロータコア7の外周部には、各薄板7aを一体化する複数の溶接部10が設けられている。また、ロータコア7の外周部には、ロータコア7の周方向についてロータコア7を囲む複数の溶接数制限領域12が回転電機1の軸線方向へ並べて設定されている。各溶接数制限領域12は、所定数の薄板7aのまとまりごとに設定されている。この例では、溶接数制限領域12の数が4つとされ、各溶接数制限領域12の幅寸法(回転電機1の軸線方向についての寸法)が回転電機1の軸線方向についてのロータコア7の寸法の1/4とされている。
各溶接部10は、溶接数制限領域12での所定数の薄板7aを1つのまとまりとして一体化している。各溶接部10は、溶接数制限領域12の幅方向に沿って直線状に設けられている。従って、各溶接部10の長さは、溶接数制限領域12の幅方向の寸法とほぼ同一となっている。各溶接数制限領域12においては、ロータコア7の周方向についての溶接部10の数がロータ3の極対数と同一となっている。従って、この例では、共通の溶接数制限領域12における溶接部10の数が3つとされている。
溶接数制限領域12においては、一方の溶接部10と、他方の溶接部10と、一方及び他方の溶接部10の各端部間を結ぶ2本の線分とにより囲まれる平面(即ち、一方及び他方の各溶接部10を互いに対向する2つの辺とする矩形状の平面(以下、「各溶接部10間を結ぶ平面」という))を通る磁束密度の積分値がゼロになるように各溶接部10の位置が決められている。
図3は、図1と異なる断面位置における回転電機1を示す断面図である。なお、図3は、図1の断面位置が存在する溶接数制限領域12に隣り合う溶接数制限領域12を断面位置とした図である。図1〜3に示すように、互いに隣り合う溶接数制限領域12における溶接部10は、ロータコア7の周方向についてずらして配置されている。この例では、互いに隣り合う溶接数制限領域12のうち、一方の領域の溶接部10が他方の領域の溶接部10に対して、ロータコア7の周方向について電気角で180°ずらして配置されている。
また、この例では、互いに隣り合う一方及び他方の溶接数制限領域12の境界における薄板7a同士は、一方及び他方の領域12におけるいずれの溶接部10によっても一体化されている。
図4は、図2のロータコア7の外周部を示す展開図である。なお、図4は、ロータコア7の外周部を回転電機1の軸線方向に沿って切断して展開したときの図である。図に示すように、ロータコア7の外周部には、4つの溶接数制限領域12が回転電機1の軸線方向について設定されていることが分かる。また、各溶接部10は、回転電機1の軸線方向についてロータコア7の一端部から他端部まで連続することはなく、溶接数制限領域12ごとに離れて配置されていることが分かる。
このような回転電機1では、各溶接数制限領域12の溶接部10の数がロータ3の極対数と同一となっており、互いに隣り合う溶接数制限領域12における溶接部10がロータコア7の周方向についてずらして配置されているので、各溶接部10間を結ぶ平面を通る磁束密度の積分値がゼロになる位置に各溶接部10を溶接数制限領域12ごとに配置することができる。これにより、電流の高調波成分の影響を受けてロータ3に渦電流損が発生することを抑制することができ、電流の高調波成分による渦電流損の発生を抑制することができる。また、各溶接部10の間隔を小さくすることができるので、ロータ3の強度の向上を図ることができる。
また、互いに隣り合う溶接数制限領域12のうち、一方の領域の溶接部10が他方の領域の溶接部10に対して、ロータコアの周方向について電気角180°ずらして配置されているので、永久磁石8の磁界の影響を受けにくい位置に各溶接部10を配置することができる。
なお、上記の例では、4つの溶接数制限領域12がロータコア7の外周部に設定されているが、溶接数制限領域12の数はこれに限定されず、例えば図5に示すように、2つの溶接数制限領域12をロータコア7の外周部に設定してもよいし、図6に示すように、8つの溶接数制限領域12をロータコア7の外周部に設定してもよい。溶接数制限領域12の数が少ないほど溶接部10の数が少なくなるので、溶接作業を容易にすることができる。また、溶接数制限領域12の数が多いほど溶接部10の数が多くなるので、ロータ3の強度の均一化を図ることができる。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2による回転電機のロータコアの外周部を示す展開図である。図において、ロータコア7の外周部には、ロータコア7の周方向についてロータコア7を囲む複数の溶接数追加領域11が回転電機1の軸線方向へ溶接数制限領域12に接して設定されている。溶接数制限領域12と溶接数追加領域11とは、回転電機1の軸線方向について交互に設定されている。各溶接数追加領域11の幅寸法(回転電機1の軸線方向についての寸法)は溶接数制限領域12の幅寸法よりも小さくされている。また、各溶接数追加領域11の幅寸法は互いに同一とされている。溶接数追加領域11における薄板7aは数枚とされている。
溶接数追加領域11には、隣接する2つの溶接数制限領域12から延長された複数の溶接部10が設けられている。従って、ロータコア7の周方向についての溶接部10の数は、溶接数制限領域12よりも溶接数追加領域11のほうが多くなっている。この例では、共通の溶接数追加領域11における溶接部10の数がロータ3の極数と同一となっており、6つとされている。
回転電機1の軸線方向に沿って並べられた各永久磁石8の境界の位置は、図7に示すように、溶接数追加領域11から回転電機1の軸線方向へ外れた位置とされている。即ち、各永久磁石8の境界の位置は、溶接数制限領域12と重なる位置とされている。なお、図7には、6極分の永久磁石8のうち、1極分の各永久磁石8のみを示している。他の構成は実施の形態1と同様である。
このような回転電機1では、回転電機1の軸線方向へ溶接数制限領域12に接する溶接数追加領域11がロータコア7の外周部に設定され、溶接数追加領域11における溶接部10の数が溶接数制限領域12よりも多くなっているので、溶接数追加領域11におけるロータコア7の強度を回転電機1の軸線方向について向上させることができる。また、2つの溶接数制限領域12間に溶接数追加領域11を設定することにより、各溶接数制限領域12のそれぞれから延長された溶接部10を溶接数追加領域11の共通の薄板7aに設けることができる。これにより、各溶接数制限領域12間の接続強度を向上させることができ、回転電機1の軸線方向についてのロータコア7全体の強度も向上させることができる。
また、各永久磁石8間の境界の位置は、溶接数追加領域11から回転電機1の軸線方向へ外れた位置とされているので、各永久磁石8間の境界での温度上昇を抑制することができる。
即ち、溶接数追加領域11における薄板7aでは、溶接部10の数が多くなっているので、溶接数制限領域12に比べて渦電流損が発生しやすい。また、各永久磁石8間の境界では、熱伝達が悪いので、永久磁石8の境界以外の部分に比べて温度が上昇しやすい。このため、渦電流層が発生しやすい溶接数追加領域11から各永久磁石8間の境界の位置を外すことにより、各永久磁石8間の境界での温度上昇を抑制することができる。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3による回転電機のロータコアの外周部を示す展開図である。図において、ロータコア7の外周部には、回転電機1の軸線方向についてロータコア7の両端部に位置する一対の溶接数追加領域11と、各溶接数追加領域11間に位置する複数(この例では、2つ)の溶接数制限領域12とが設定されている。
各溶接数追加領域11には、溶接数制限領域12における溶接部10の数よりも多い数の溶接部10が設けられている。この例では、溶接数追加領域11においては、ロータ3の極数と同数(6つ)の溶接部10がロータコア7の周方向へ等間隔に設けられている。また、溶接数追加領域11における6つの溶接部10のうち、3つの溶接部10が、溶接数追加領域11に隣接する溶接数制限領域12から延長された溶接部とされている。
各永久磁石8間の境界の位置は、各溶接数制限領域12に重なる位置とされている。即ち、各永久磁石8間の境界の位置は、各溶接数追加領域11から回転電機1の軸線方向へ外れた位置とされている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このような回転電機では、溶接数追加領域11が回転電機1の軸線方向についてロータコア7の両端部にそれぞれ設定されているので、回転電機1の製造時(例えば、回転軸をロータコア7の貫通穴に挿入する時や、ロータ3をステータ2内に挿入する時等)に、ロータコア7を破損させにくくすることができる。
即ち、例えば、回転軸をロータコア7の貫通穴に挿入する時や、ロータ3をステータ2内に挿入する時等には、ロータコア7の両端部に負荷がかかりやすい。従って、ロータコア7の両端部の強度を向上させることにより、ロータコア7を破損させにくくすることができる。
実施の形態4.
図9は、この発明の実施の形態4による回転電機のロータコアの外周部を示す展開図である。図において、ロータコア7の外周部には、回転電機1の軸線方向についてロータコア7の両端部に位置する一対の溶接数追加領域11と、各溶接数追加領域11間に位置する共通(1つ)の溶接数制限領域12とが設定されている。即ち、溶接数制限領域12はロータコア7の中間部に設定され、溶接数制限領域12を挟む各溶接数追加領域11はロータコア7の両端部にそれぞれ設定されている。
各溶接数追加領域11においては、ロータ3の極数と同数(6つ)の溶接部10がロータコア7の周方向へ等間隔に設けられている。また、各溶接数追加領域11における6つの溶接部10のうち、3つの溶接部10が、共通の溶接数制限領域12から延長された溶接部とされている。即ち、共通の溶接数制限領域12を通っている3つの溶接部10は、ロータコア7の軸線方向一端部から軸線方向他端部まで途切れることなく連続している。
各永久磁石8間の境界の位置は、共通の溶接数制限領域12に重なる位置とされている。即ち、各永久磁石8間の境界の位置は、各溶接数追加領域11から回転電機1の軸線方向へ外れた位置とされている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このように、溶接数制限領域12が設定されたロータコア7の中間部では、溶接部10の数が極対数と同数とされ、溶接数追加領域11が設定されたロータコア7の両端部では、溶接部10の数が極対数よりも多くされているので、ロータコア7の中間部において渦電流損の発生を抑制することができるとともに、ロータコア7の両端部において強度の向上を図ることができる。従って、ロータコア7全体として渦電流損の発生を抑制することができ、ロータコア7を破損させにくくすることができる。
実施の形態5.
図10は、この発明の実施の形態5による回転電機を示す断面図である。図10において、ロータコア7には、シャフト21が固定されている。シャフト21は、ロータコア7の中心を回転電機1の軸線に沿って貫通している。ロータコア7及びシャフト21は、所定の透磁率を持つ高透磁率材(例えば鉄等)により構成されている。
ロータ3は、シャフト21を受ける一対の軸受(図示せず)により支持されている。各軸受は、回転電機1の軸線方向についてロータコア7の両側に個別に配置されている。
各軸受は、シャフト21の外周部に嵌められた内輪と、内輪の径方向外側に配置され、内輪を囲む外輪と、内輪と外輪との間に挟まれ、内輪及び外輪に沿って並べられた複数のボール(回転体)とを有している。即ち、各軸受は転がり軸受とされている。
内輪及び外輪は、導電材料(例えば鉄等)により構成されている。各ボールは、絶縁材料(例えばセラミック等)により構成されている。従って、内輪と外輪との間には、各ボールが並べられた電気絶縁層(電気絶縁部)が設けられている。電気絶縁層は、シャフト21を囲んでいる。
各ステータコイル6への給電が行われると、ステータ2及びロータ3を通る磁束22が各ステータコイル6の周囲に生じる。各溶接部10では、ステータコイル6への給電により生じる磁束22を打ち消す方向へ誘導電流が流れる。従って、溶接部10に近い位置では磁束22が弱まりやすく、溶接部10から離れた位置では磁束22が弱まりにくい。
共通の溶接数制限領域12では、溶接部10の数がロータ3の極対数と同一となっているので、溶接部10の数とロータ3の極数とが一致しない。従って、溶接数制限領域12においては、ロータコア7内での磁束22のバランスが崩れる。
シャフト21が鉄のような高透磁率材により構成されている場合には、ロータコア7内でバランスが崩れたままの磁束22がシャフト21に鎖交する。これにより、シャフト21内には、分布を持つ電圧が誘起される。従って、溶接数制限領域12の内側に位置するシャフト21の部分には、電圧の分布により軸電圧が生じることとなる。
図11は、図10のロータコア7の外周部を示す展開図である。溶接数制限領域12は、回転電機1の軸線方向へ交互に並べられた第1の領域12a及び第2の領域12bとして設定されている。この例では、2つの第1の領域12aと、2つの第2の領域12bとが溶接数制限領域12としてロータコア7の外周部に設定されている。
各第1の領域12aのそれぞれにおける溶接部10の位置は、ロータコア7の周方向について同位置とされている。各第2の領域12bのそれぞれにおける溶接部10の位置は、ロータコア7の周方向について同位置とされている。第1の領域12aにおける溶接部10は、第2の領域12bにおける溶接部10に対して、ロータコア7の周方向について電気角で180°ずらして配置されている。
各第1の領域12aの幅寸法(軸線方向についての寸法)の合計値と、各第2の領域12bの幅寸法(軸線方向についての寸法)の合計値とは、ほぼ等しくなっている。この例では、各第1の領域12a及び各第2の領域12bのすべての幅寸法がほぼ同一になっている。ここで、各第1の領域12aの幅寸法の合計値と、各第2の領域12bの幅寸法の合計値とがほぼ等しいとは、各第1の領域12aの幅寸法の合計値と、各第2の領域12bの幅寸法の合計値との差が例えば溶接等による製造誤差の許容範囲内にあることを意味している。
第1の領域12aにおける溶接部10が第2の領域12bにおける溶接部10に対して、ロータコア7の周方向について電気角で180°ずらして配置されていることから、第1の領域12aにおける磁束22の分布も、第2の領域12bにおける磁束22の分布に対して、ロータコア7の周方向について180°ずれることになる。従って、各第1の領域12aの幅寸法の合計値と、各第2の領域12bの幅寸法の合計値とがほぼ等しくなっていることにより、シャフト21に部分的に生じる電圧が打ち消し合い、シャフト21全体での軸電圧はほぼ0となる。他の構成は実施の形態1と同様である。
このような回転電機1では、第1の領域12aの幅寸法の合計値と、第2の領域12bの幅寸法の合計値とがほぼ等しくなっているので、シャフト21全体での軸電圧の発生を抑制することができる。これにより、シャフト21とステータコア4との間での電位差の発生を抑制することができ、電流が軸受に流れることを抑制することができる。従って、軸受が電食によって破損することを抑制することができ、軸受の長寿命化を図ることができる。
また、シャフト21を受ける軸受は、シャフト21を囲む電気絶縁層を有しているので、たとえシャフト21に軸電圧が発生したとしても、電流が軸受に流れることを抑制することができる。従って、軸受が電食によって破損することをさらに抑制することができ、軸受の長寿命化をさらに図ることができる。
なお、上記の例では、軸受の内輪及び外輪が導電材料により構成されているが、内輪及び外輪の少なくともいずれかが絶縁材料により構成されていてもよい。
また、上記の例では、軸受が転がり軸受とされているが、シャフト21を囲む電気絶縁部が軸受に形成されていればよいので、軸受を磁気軸受としてもよいし、絶縁材料により構成されたすべり軸受としてもよい。
さらに、上記の例では、軸受の一部が電気絶縁部とされているが、例えば樹脂等により構成された絶縁体を軸受とシャフト21との間に介在させてもよい。
さらにまた、上記の例では、ロータコア7の両側で軸受がシャフト21を受けているが、ロータコア7の一方側の軸受のみがシャフト21を受けるようにすることにより一方側の軸受のみでロータ3を片持ち支持するようにしてもよい。これにより、ロータコア7の他方側で電流の回路を遮断することができ、電流が軸受に流れることを抑制することができる。
また、軸受とは別に、シャフト21にブラシを接触させるようにしてもよい。このようにしても、軸受を避けてブラシに電流を積極的に流すことができ、電流が軸受に流れることを抑制することができる。
さらに、シャフト21を圧粉鉄心によって構成してもよい。このようにすれば、シャフト21の抵抗を大きくすることができ、電流が軸受に流れることを抑制することができる。
実施の形態6.
図12は、この発明の実施の形態6による回転電機を示す断面図である。図12において、ロータ3は、ロータコア7と、ロータコア7を軸線に沿って貫通するシャフト21と、シャフト21とロータコア7との間に介在するスリーブ31とを有している。
スリーブ31は、シャフト21を囲む筒状部材である。また、スリーブ31は、ロータコア7の軸線方向についての領域全体に亘って配置されている。さらに、スリーブ31は、ロータコア7を構成する材料(例えば鉄等)よりも低い透磁率を持つ低透磁率材(例えばSUSやアルミニウム等)により構成されている。
各ステータコイル6への給電により発生する磁束は、スリーブ31によって遮られることにより、シャフト21に到達しにくくなる。これにより、シャフト21に軸電圧が生じることが抑制される。他の構成は実施の形態5と同様である。
このような回転電機1では、ロータコア7を構成する材料よりも低い透磁率を持つ低透磁率材により構成されたスリーブ31がシャフト21とロータコア7との間に介在しているので、ステータコイル6への給電により発生する磁束がシャフト21に到達することをスリーブ31によって抑制することができ、シャフト21に軸電圧が生じることを抑制することができる。これにより、軸受が電食によって破損することを抑制することができる。
なお、上記の例では、低透磁率材により構成されたスリーブ31がシャフト21とロータコア7との間に介在しているが、シャフト21とロータコア7との間にスリーブ31を介在させずに、シャフト21全体を低透磁率材により構成してもよいし、シャフト21におけるロータコア7との境界部分を低透磁率材により構成してもよい。このようにすれば、シャフト21での軸電圧の発生を抑制することができるとともに、スリーブ31をなくすことによる部品点数の低減を図ることができる。
また、上記実施の形態5又は6では、ロータコア7の外周部に溶接数追加領域11が設定されていない実施の形態1の構成に、軸受に電流が流れることを抑制する対策がされているが、ロータコア7の外周部に溶接数追加領域11が設定されている実施の形態2〜4の構成に上記の対策を適用してもよい。
図13は、図7の回転電機を溶接数追加領域11の位置で切断したときの断面図である。図13に示すように、共通の溶接数追加領域11においては、溶接部10の数とロータ3の極数とが一致している。従って、各ステータコイル6への給電により磁束22が生じた場合、溶接数追加領域11においては、ロータコア7内での磁束22のアンバランスは生じにくい。
しかし、ロータコア7内での磁束22のアンバランス量が小さくても、シャフト21に生じる軸電圧は回転電機1が大形化するほど大きくなってしまう。従って、特にステータ2の外径が180mm以上である大形の回転電機1の場合には、実施の形態2〜4のような磁束22のアンバランスが生じにくい構成であっても、実施の形態5又は6における対策を適用することによって、軸受が電食によって破損してしまうことをより確実に防止することができる。
実施の形態7.
各上記実施の形態では、ロータコア7内に各永久磁石8が埋め込まれたロータ3を有する回転電機にこの発明が適用されているが、ロータコア7の外周部に各永久磁石8が設けられたロータ3を有する回転電機にこの発明を適用してもよい。
即ち、図14は、この発明の実施の形態7による回転電機のロータコアを示す分解斜視図である。図において、ロータ3は、回転電機1の軸線を中心線とする角柱状(この例では、正六角柱状)のロータコア7と、ロータコア7の外周部に貼り付けられた複数(この例では、6つ)の板状の永久磁石8とを有している。なお、図14では、6つの永久磁石8のうち、1つの永久磁石8のみを示している。
永久磁石8は、ロータコア7の外周部の6つの面にそれぞれ貼り付けられている。これにより、ロータ3の極数が6とされ、ロータ3の極対数が3とされている。
ロータコア7は、回転電機1の軸線方向へ積層された複数の薄板7aにより構成されている。各薄板7aの外形は正六角形とされている。ロータコア7には、ロータコア7には、回転軸(図示せず)が挿入される貫通穴がロータコア7の中心線上に設けられている。
ロータコア7の外周部には、各薄板7aを一体化する複数の溶接部10が設けられている。また、ロータコア7の外周部には、ロータコア7の周方向についてロータコア7を囲む複数(この例では、4つ)の溶接数制限領域12が回転電機1の軸線方向へ並んで設定されている。
各溶接数制限領域12における溶接部10の数は、ロータ3の極対数と同一とされている。また、互いに隣り合う溶接数制限領域12における溶接部10は、ロータコア7の周方向についてずらして配置されている。また、互いに隣り合う一方及び他方の溶接数制限領域12の境界における薄板7a同士は、一方及び他方のいずれの領域12における溶接部10によっても一体化されている。この例では、断面六角形の頂点に位置するロータコア7の外周部に各溶接部10が設けられている。他の構成は実施の形態1と同様である。
このように、各永久磁石がロータコア7の外周部に貼り付けられたロータ3についても、ロータコア7の外周部に複数の溶接数制限領域12を設定し、互いに隣り合う溶接数制限領域12における溶接部10をロータコア7の周方向についてずらして配置することができる。従って、ロータ3における渦電流損の発生を抑制することができるとともに、ロータ3の強度の向上を図ることができる。
なお、上記の例では、永久磁石電動機にこの発明が適用されているが、誘導電動機にこの発明を適用してもよい。
また、上記の例では、ステータコア4の内周面に設けられたスロット5が回転電機1の軸線方向に沿って配置されているが、回転電機1の軸線方向に対して傾斜させて(即ち、スキューさせて)スロット5を配置してもよい。このようにすれば、回転電機1のトルクリップルの低減を図ることができる。
また、上記の例では、ロータコア7の外周部に設けられた溶接部10が回転電機1の軸線方向に沿って配置されているが、図15に示すように、回転電機1の軸線方向に対して傾斜させて(即ち、スキューさせて)溶接部10を配置してもよい。このようにすれば、溶接部10の長さを長くすることができ、ロータ3の強度をさらに向上させることができる。
また、溶接部10の溶接方法としては、例えばTIG溶接やYAG溶接等が挙げられるが、他の溶接方法であってもよい。渦電流損の低減のためには、溶接スポット径が4mm以下であることが望ましい。従って、溶接部10の溶接方法は、一般に溶接スポット径を小さくすることができるYAG溶接であることが望ましい。
1 回転電機、2 ステータ、3 ロータ、7 ロータコア、8 永久磁石、10 溶接部、11 溶接数追加領域、12 溶接数制限領域、21 シャフト、31 スリーブ。

Claims (10)

  1. ステータ、及び
    軸線方向へ積層された複数の薄板により構成されたロータコアと、上記ロータコアに設けられた複数の永久磁石とを有し、上記ステータに対して上記軸線を中心に回転可能なロータ
    を備え、
    上記ロータコアの外周部には、各上記薄板を一体化する複数の溶接部が設けられているとともに、上記ロータコアの周方向に沿って上記ロータコアを囲む複数の溶接数制限領域が上記軸線方向へ並べて設定され、
    各上記溶接数制限領域においては、上記ロータコアの周方向についての上記溶接部の数が上記ロータの極対数と同一となっており、
    互いに隣り合う上記溶接数制限領域における上記溶接部は、上記ロータコアの周方向についてずらして配置されていることを特徴とする回転電機。
  2. 互いに隣り合う上記溶接数制限領域のうち、一方の領域の上記溶接部は、他方の領域の上記溶接部に対して、上記ロータコアの周方向について電気角で180°ずらして配置されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  3. 上記ロータコアの外周部には、上記ロータコアの周方向についての上記溶接部の数が上記溶接数制限領域における上記溶接部の数よりも多い溶接数追加領域が上記溶接数制限領域に軸線方向へ接して設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機。
  4. 上記溶接数追加領域は、上記軸線方向について上記ロータコアの両端部に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の回転電機。
  5. ステータ、及び
    軸線方向へ積層された複数の薄板により構成されたロータコアと、上記ロータコアに設けられた複数の永久磁石とを有し、上記ステータに対して上記軸線を中心に回転可能なロータ
    を備え、
    上記ロータコアの外周部には、各上記薄板を一体化する複数の溶接部が設けられているとともに、上記ロータコアの周方向に沿って上記ロータコアを囲む溶接数制限領域と、上記溶接数制限領域を挟み上記軸線方向について上記ロータコアの両端部に位置する一対の溶接数追加領域とが設定され、
    上記溶接数制限領域においては、上記ロータコアの周方向についての上記溶接部の数が上記ロータの極対数と同一となっており、
    各上記溶接数追加領域においては、上記ロータコアの周方向についての上記溶接部の数が上記溶接数制限領域における上記溶接部の数よりも多くなっていることを特徴とする回転電機。
  6. 上記永久磁石は、上記軸線方向へ並べられており、
    各上記永久磁石間の境界の位置は、上記溶接数追加領域から上記軸線方向へ外れた位置とされていることを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 上記軸線方向へ交互に設定された第1の領域及び第2の領域のそれぞれが上記溶接数制限領域とされており、
    上記第1の領域の軸線方向についての寸法の合計値と、上記第2の領域の軸線方向についての寸法の合計値とがほぼ等しくなっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4及び請求項6のいずれか1項に記載の回転電機。
  8. 上記ロータは、上記ロータコアを上記軸線に沿って貫通するシャフトをさらに有し、
    上記シャフトにおける上記ロータコアとの境界部分は、上記ロータコアを構成する材料よりも低い透磁率を持つ低透磁率材により構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の回転電機。
  9. 上記ロータは、上記ロータコアを上記軸線に沿って貫通するシャフトをさらに有し、
    上記シャフトと上記ロータコアとの間には、上記ロータコアを構成する材料よりも低い透磁率を持つ低透磁率材により構成されたスリーブが介在していることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の回転電機。
  10. 上記ロータは、上記ロータコアを上記軸線に沿って貫通するシャフトをさらに有し、かつ上記シャフトを受ける軸受によって支持され、
    上記軸受は、上記シャフトを囲む電気絶縁部を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の回転電機。
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