JP2010206879A - 配線ダクト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】配線ダクト3は、ダクト本体30と、ダクト本体30に収納される複数の配線7とを備え、室内の上方に設けられて天井5に敷設される。ダクト本体30は、ダクト本体30を吊り下げるための吊具に取り付けられることによって天井5の上方に設けられる吊具取付部30aと、吊具取付部30aに接続されて天井5の下方に設けられるとともに、天井5の下方の空間に向けて開口するダクト部30cとを備え、ダクト部30cの内部及び吊具取付部30aの内部に配線7が収納されている。
【選択図】図2
Description
同構成によれば、天井の上方に設けられる吊具取付部の内部に、信号線が収納されている。このため、ダクト本体を吊り下げるための吊具に吊具取付部が取り付けられることにより、天井の上方の空間である天井裏において信号線を敷設することができる。
同構成によれば、天井の上方に設けられる吊具取付部の内部に、電力線が収納されている。このため、ダクト本体を吊り下げるための吊具に吊具取付部が取り付けられることにより、天井の上方の空間である天井裏において電力線を敷設することができる。
同構成によれば、吊具取付部に形成された前記開口は、上方以外の方向へ向けて開口しているため、天井の上方に設けられる吊具取付部の内部に、埃が入りにくいようにすることができる。従って、吊具取付部の内部に埃が溜まりにくいようにすることができる。
同構成によれば、ダクト本体を形成するコア材が接地されているため、コア材が接地されていない場合に比べて、ダクト本体に収納される複数の配線が互いに電磁的に影響することを抑制することができる。
本実施形態に係る配線ダクトは、室内のレイアウト変更に応じて天井のレイアウト変更が可能なシステム天井において用いられる。以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(1)ダクト本体30は、天井5の上方に設けられる吊具取付部30aと、吊具取付部30aに接続されて天井5の下方に設けられるとともに、天井5の下方の空間に向けて開口するダクト部30cとを備えている。そして、ダクト部30cの内部に、配線7が収納されている。このため、図5に示すように、ダクト部30cの内部に収納される配線7が電力線71である場合に、天井5の下方の空間である室内に設けられた電気器具91を、ダクト部30cの開口における所望の位置で電力線71と接続することが可能となる。また、ダクト本体30を吊り下げるための吊具2に取り付けられることによって天井5の上方に設けられる吊具取付部30aの内部にも、配線7が収納されている。このため、吊具取付部30aの内部に収納される配線7が信号線72である場合は、ダクト本体30を吊り下げるための吊具2に吊具取付部30aが取り付けられることにより、天井5の上方の空間である天井裏において信号線72を配線ダクト3に沿って敷設することが可能となる。従って、ダクト本体30を吊り下げて配線ダクト3を室内の上方に敷設することによって、天井5の下方だけでなく天井裏においても配線7を敷設することができる。その結果、室内のレイアウト変更に応じて天井5のレイアウトが変更される場合であっても、天井裏に配線7を容易に敷設することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図6及び図7を参照しながら説明する。本実施形態に係るシステム天井の構成、ダクト本体の構成等については、上述の第1の実施形態と同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
(6)ダクト部30cの内部には、信号線72が収納されている。このため、図7に示すように、天井5の下方の空間である室内に設けられた火災報知器等の通信機器92を、ダクト部30cの開口における所望の位置で信号線72と接続することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について、図8を参照しながら説明する。本実施形態に係るシステム天井の構成等については、上述の第1の実施形態と同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
(8)上記(2)、(6)と同様の効果を得ることができる。即ち、天井5の下方に設けられ、天井5の下方の空間に向けて開口するダクト部30cである第1の配線収納部33aの内部には、電力線71が収納されている。このため、天井5の下方の空間である室内に設けられた電気器具を、第1の配線収納部33aの開口における所望の位置で電力線71と接続することができる。また、天井5の下方に設けられ、天井5の下方の空間に向けて開口する第2の配線収納部33bの内部には、信号線72が収納されている。このため、天井5の下方の空間である室内に設けられた通信機器を、第2の配線収納部33bの開口における所望の位置で信号線72と接続することができる。さらに、電力線71が収納される第1の配線収納部33aと、信号線72が収納される第2の配線収納部33bは、ダクト部30cを形成するコア材により区切られているため、電力線71及び信号線72が互いに電磁的に影響することを抑制することができる。
次に、本発明の第4の実施形態について、図9を参照しながら説明する。本実施形態に係るシステム天井の構成等については、上述の第1の実施形態と同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
(10)天井5の下方の空間に向けて開口するダクト部30cは、側方に向けて開口している。このため、配線ダクト3が壁10の近傍に設けられる場合であっても、照明器具等の電気器具を、ダクト部30cに直接取り付けることができる。即ち、ダクト部30cが下方に向けて開口している場合において壁と接触することによりダクト部30cに直接取り付けることができない機器を、ダクト部30cに直接取り付けることができる。
次に、本発明の第5の実施形態について、図10及び図11を参照しながら説明する。本実施形態に係るシステム天井の構成等については、上述の第1の実施形態と同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
(11)吊具取付部30aには、ダクト本体30の長手方向に沿った開口が形成されている。このため、吊具取付部30aに配線7として信号線72が収納されている場合には、天井5の近傍に設けられる火災報知器等の通信機器を、天井5の上方の空間である天井裏で、吊具取付部30aの開口において信号線72と接続することが可能となる。また、上記第2の実施形態に記載したように吊具取付部30aに配線7として電力線71が収納されている場合には、天井5の近傍に設けられる空気調和機等の機器を、天井5の上方の空間である天井裏で、吊具取付部30aの開口において電力線71と接続することが可能となる。
次に、本発明の第6の実施形態について、図12及び図13を参照しながら説明する。本実施形態に係るシステム天井の構成等については、上述の第5の実施形態と同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
(12)吊具取付部30aに形成された開口は、上方以外の方向へ向けて開口しているため、天井5の上方に設けられる吊具取付部30aの内部に、埃が入りにくいようにすることができる。従って、吊具取付部30aの内部に埃が溜まりにくいようにすることができる。
次に、本発明の第7の実施形態について、図14及び図15を参照しながら説明する。本実施形態に係るシステム天井の構成等については、上述の第1の実施形態と同様であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
(12)ダクト部30cの上部には、ダクト本体30の長手方向に沿って開口が形成されている。このため、天井5の上方の空間である天井裏から電気器具や通信機器等の機器を、ダクト部30cの内部に収納された配線7に容易に接続することが可能となる。
・上記各実施形態においては、分電盤82において接地処理が施された接地線73により、ダクト本体30を形成するコア材が接地されていたが、ダクト本体30に対してその他の接地線(不図示)をねじ止めすることにより、ダクト本体30を形成するコア材を接地させてもよい。
Claims (13)
- ダクト本体と、前記ダクト本体に収納される複数の配線とを備え、室内の上方に設けられて天井に敷設される配線ダクトであって、
前記ダクト本体は、
前記ダクト本体を吊り下げるための吊具に取り付けられることによって前記天井の上方に設けられる吊具取付部と、
前記吊具取付部に接続されて前記天井の下方に設けられるとともに、前記天井の下方の空間に向けて開口するダクト部とを備え、
前記ダクト部の内部及び前記吊具取付部の内部に前記配線が収納されている
ことを特徴とする配線ダクト。 - 前記配線として、電力を伝送する電力線と信号を伝送する信号線とを備え、
前記ダクト部の内部には、前記電力線が収納されていることを特徴とする請求項1に記載の配線ダクト。 - 前記吊具取付部の内部には、前記信号線が収納されていることを特徴とする請求項2に記載の配線ダクト。
- 前記配線として、電力を伝送する電力線と信号を伝送する信号線とを備え、
前記ダクト部の内部には、前記信号線が収納されていることを特徴とする請求項1に記載の配線ダクト。 - 前記吊具取付部の内部には、前記電力線が収納されていることを特徴とする請求項4に記載の配線ダクト。
- 前記配線として、電力を伝送する電力線と信号を伝送する信号線とを備え、
前記ダクト本体は、前記ダクト部として、前記ダクト部を形成するコア材により区切られた第1及び第2の配線収納部を備え、前記第1の配線収納部の内部に前記電力線が収納され、前記第2の配線収納部の内部に前記信号線が収納されていることを特徴とする請求項1に記載の配線ダクト。 - 前記配線として、電力を伝送する他の電力線と、信号を伝送する他の信号線とをさらに備え、前記ダクト本体は、前記吊具取付部として、前記吊具取付部を形成するコア材により区切られた第3及び第4の配線収納部を備え、前記第3の配線収納部の内部に前記他の電力線が収納され、前記第4の配線収納部の内部に前記他の信号線が収納されていることを特徴とする請求項6に記載の配線ダクト。
- 前記吊具取付部には、前記ダクト本体の長手方向に沿って開口が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の配線ダクト。
- 前記吊具取付部に形成された前記開口は、上方以外の方向へ向けて開口していることを特徴とする請求項8に記載の配線ダクト。
- 前記天井の下方の空間に向けて開口する前記ダクト部は、側方に向けて開口していることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の配線ダクト。
- 前記天井の下方の空間に向けて開口する前記ダクト部の上部には、前記ダクト本体の長手方向に沿って開口が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の配線ダクト。
- 前記ダクト本体を形成するコア材が接地されていることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の配線ダクト。
- 前記ダクト部によりシステム天井を構成する前記天井が支持されていることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載の配線ダクト。
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JP2021127611A (ja) * | 2020-02-13 | 2021-09-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 空間形成システム、機能付部材、バー材、配線ダクト、及び空間形成方法 |
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