JP2010204401A - 電子楽器 - Google Patents

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Abstract


【課題】 小さなサイズでかつ簡単な操作で広範囲の音域を用いた演奏ができる。
【解決手段】 液晶表示装置13は、複数の鍵のうち、所定の鍵域の鍵34を、所定の方向に配置した画像を表示する。また、タッチパネル14は、演奏者による操作を検出する。CPU21は、電子楽器10の鍵34の表示方向の沿った傾斜を検知して、当該検出に基づいて、新たな鍵域の鍵を配置した画像を表示する。音源部26は、タッチパネル14において検出された操作位置と、液晶表示装置13に表示された画像における鍵の位置とに基づき、操作された鍵に対応する所定の音高の楽音を発生する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、比較的小さなサイズで種々の演奏が可能な電子楽器に関する。
従来、鍵盤楽器の形態を有する電子楽器は、61鍵(5オクターブ)、76鍵(6オクターブ+4音)、ピアノと同じ88鍵という鍵数のものが一般的である。また、ピアノの鍵のサイズより小さな鍵のサイズ(いわゆるミニ鍵)の電子楽器も数多く販売され、49鍵(4オクターブ)の鍵数のものが一般的である。しかしながら、ピアノと同一サイズで88鍵の電子楽器は、横幅が120cmに達する。いわゆるミニ鍵での49鍵の電子楽器であっても、65cm程度の横幅となる。
本格的なピアノ演奏をする場合以外にも、たとえば、コーラス練習やヴォーカル練習などにおける音とりなど、電子楽器が有用な種々のシーンが存在する。このようなときには、使用する音域は比較的限定され、上述した大型の電子楽器の一部の鍵域のみが必要である。
たとえば、運搬を容易にするために、ビニールからなる横長のシートに鍵スイッチを配置し、鍵スイッチのオンにより対応する音高の楽音が発生するような可搬電子楽器も提案されている。このような電子楽器では、巻き取ることで運搬は容易であるが、演奏の際には、通常の電子楽器と同様の横幅が必要となる。また、巻き取りおよび拡げる作業を繰り返すことで、鍵スイッチの接触不良が生じやすいという問題点もある。
特開2005−156676号公報 特開平8−182024号公報
特許文献1には、2オクターブの鍵域を表示装置に表示し、シフトボタンを押すことにより、表示される鍵域を変更することができる電子楽器が開示されている。さらに、特許文献2には、電子楽器ではないが、マウスとキーとの操作の組み合わせにより、表示領域を移動させる技術が開示されている。
実際に電子楽器の鍵を演奏している際には、押鍵のために指を用いているため、他のスイッチの操作が容易でない場合もある。また、鍵盤楽器以外の楽器、たとえば、打楽器や弦楽器の演奏に切り替えられるのが望ましい。
本発明は、小さなサイズで広範囲の音域を用いた演奏が可能な電子楽器を提供することを目的とする。また、本発明は、簡単な操作で種々の楽器の演奏を再現できる電子楽器を提供することを目的とする。
本発明の目的は、画面上に、複数の演奏操作子のうち、所定の範囲の演奏操作子を、所定の方向に配置した画像を表示する表示手段と、
前記表示手段と重ね合わせられ、演奏者による操作を検出する演奏操作検出手段と、
前記演奏操作検出手段により検出された演奏者による操作のあった操作位置と、前記表示手段に表示された画像における、前記演奏操作子の位置とに基づき、操作された演奏操作子に対応する楽音を発生する楽音発生手段と、
前記演奏操作子の表示方向に沿った傾斜を検出する傾斜検出手段と、
前記傾斜検出手段による傾斜の検出に基づいて、前記複数の演奏操作子のうち、新たな所定の範囲の演奏操作子を前記所定の方向に配置した新たな画像を生成する画像更新手段と、を備えたことを特徴とする電子楽器により達成される。
好ましい実施態様においては、前記演奏操作子が、鍵盤を構成する鍵であり、
前記楽音発生手段が、前記操作された鍵の音高に対応する楽音を発生し、
前記画像更新手段が、前記表示方向における一方側への傾斜に基づいて、前記鍵盤において高音側の鍵域の複数の鍵を表示し、前記表示方向における他方の側への傾斜に基づいて、前記鍵盤において低音側の鍵域の複数の鍵を表示する。
また、より好ましい実施態様においては、前記表示方向に沿って高音側を下げるように傾斜された場合に、前記画像更新手段が、前記鍵盤において高音側の鍵域の複数の鍵を表示し、前記表示方向の沿って低音側を下げるように傾斜された場合に、前記画像更新手段が、前記鍵盤において低音側の鍵域の複数の鍵を表示することを特徴とする請求項2に記載の電子楽器。
別の好ましい実施態様においては、前記演奏操作子が、ギターの複数の弦の各々とフレットとにより画定された領域、および、ベースの複数の弦の各々とフレットとに画定された領域であり、
前記楽音発生手段が、操作された弦とフレットとに画定された領域の音高に対応する楽音を発生し、
前記画像更新手段が、前記弦の表示方向における一方側への傾斜に基づいて、前記ギターの複数の弦および複数のフレットを含む画像を表示し、前記弦の表示方向における他方の側への傾斜に基づいて、前記ベースの複数の弦および複数のフレットを含む画像を表示する。
また、本発明の目的は、画面上に、複数の演奏操作子を、所定の方向に配置した画像を表示する表示手段と、
前記表示手段と重ね合わせられ、演奏者による操作を検出する演奏操作検出手段と、
前記演奏操作検出手段により検出された演奏者による操作のあった操作位置と、前記表示手段に表示された画像における、前記演奏操作子の位置とに基づき、操作された演奏操作子に対応する楽音を発生する楽音発生手段と、
前記演奏操作子の表示方向の垂直方向に沿った傾斜を検出する傾斜検出手段と、
前記傾斜検出手段による前記傾斜の検出に基づいて、前記表示されていた演奏操作子と異なる音色の楽音に関する他の演奏操作子を前記所定の方向に配置した新たな画像を生成する画像更新手段と、を備えたことを特徴とする電子楽器により達成される。
好ましい実施態様においては、前記複数の演奏操作子が、鍵盤を構成する鍵であり、
前記他の演奏操作子が、打楽器の演奏のための複数のドラムパッド、前記ギター或いはベースの複数の弦の各々とフレットとにより画定された領域、および、管楽器のキーの少なくとも何れかである。
また、本発明の目的は、画面上に、複数の演奏操作子のうち、所定の範囲の演奏操作子を、所定の方向に配置した画像を表示する表示手段と、
前記表示手段と重ね合わせられ、演奏者による操作を検出する演奏操作検出手段と、
前記演奏操作検出手段により検出された演奏者による操作のあった操作位置と、前記表示手段に表示された画像における、前記演奏操作子の位置とに基づき、操作された演奏操作子に対応する楽音を発生する楽音発生手段と、
前記演奏操作子の表示方向に沿った傾斜および表示方向の垂直方向に沿った傾斜を検出する傾斜検出手段と、
前記傾斜検出手段による前記表示方向に沿った傾斜の検出に基づいて、前記複数の演奏操作子のうち、新たな所定の範囲の演奏操作子を前記所定の方向に配置した新たな画像を生成するとともに、
前記傾斜検出手段による前記表示方向の垂直方向に沿った傾斜の検出に基づいて、前記表示されていた演奏操作子と異なる音色の楽音に関する他の演奏操作子を前記所定の方向に配置した新たな画像を生成する画像更新手段と、を備えたことを特徴とする電子楽器により達成される。
本発明によれば、小さなサイズでかつ簡単な操作で広範囲の音域を用いた演奏が可能な電子楽器を提供することが可能となる。また、本発明によれば、簡単な操作で種々の楽器の演奏を再現できる電子楽器を提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる電子楽器の外観の例を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態にかかる電子楽器の構成を示すブロックダイヤグラムである。 図3は、本実施の形態にかかる電子楽器のメインフローの概略を示すフローチャートである。 図4は、本実施の形態にかかる電子楽器における画像表示を模式的に示す図である。 図5は、本実施の形態にかかるX軸方向処理の例を示すフローチャートである。 図6は、本実施の形態にかかるX軸方向処理の例を示すフローチャートである。 図7は、本実施の形態にかかるY軸方向処理の例を示すフローチャートである。 図8は、本実施の形態にかかるY軸方向処理の例を示すフローチャートである。 図9は、電子楽器の液晶表示装置の画面上にドラムパッドが表示された例を示す図である。 図10は、電子楽器の液晶表示装置の画面上にギターの弦が表示された例を示す図である。 図11は、本実施の形態にかかるZ軸方向処理の例を示すフローチャートである。 図12は、本実施の形態にかかるZ軸方向処理の例を示すフローチャートである。 図13は、本実施の形態にかかる鍵盤イベント処理の例を示すフローチャートである。 図14は、本実施の形態にかかる発音処理の例を示すフローチャートである。 図15は、本実施の形態にかかる電子楽器のX軸方向への傾きを説明する図である。 図16は、本発明の第2の実施の形態にかかる電子楽器の外観の例を示す図である。 図17は、第2の実施の形態にかかるX軸方向処理の例を示すフローチャートである。 図18は、第2の実施の形態にかかるY軸方向処理の例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる電子楽器の外観の例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態にかかる電子楽器10は、液晶表示装置13および液晶表示装置13と重ねあわされて配置されたタッチパネル14を備える。液晶表示装置13およびタッチパネル14は、電子楽器10の正面の略全面にわたって配置されている。図2は、本実施の形態にかかる電子楽器の構成を示すブロックダイヤグラムである。図2に示すように、本実施の形態にかかる電子楽器10は、CPU21、ROM22、RAM23、サウンドシステム24、スイッチ部12、液晶表示装置13、タッチパネル14および加速度センサ15を備える。
CPU21は、電子楽器10全体の制御、タッチパネル14の操作に応じた処理、電子楽器10の傾斜に応じた処理、上記操作に応じたサウンドシステム24の制御など、処理を実行する。
ROM22は、CPU21に実行させる種々の処理、たとえば、タッチパネル14の操作に応じた処理、電子楽器10の方向の変化に応じた処理、上記操作に応じたサウンドシステム24の制御などのプログラムを格納する。また、ROM22は、ピアノ、ギター、ベース、サックス、クラリネット、バスドラム、スネアドラム、シンバルなどの楽音を生成するための波形データを格納した波形データエリアを有する。RAM23は、ROM22から読み出されたプログラムや、処理の過程で生成されたデータを記憶する。
サウンドシステム24は、音源部26、オーディオ回路27およびスピーカ28を有する。音源部26は、たとえば、タッチパネル14の操作に応じたノートオンイベントをCPU21から受信すると、ROM22の波形データエリアから所定の波形データを読み出して、所定の音高の楽音データを生成して出力する。また、音源部26は、波形データ、特に、スネアドラム、バスドラム、シンバルなど打楽器の音色の波形データを、そのまま楽音データとして出力することもできる。オーディオ回路27は、楽音データをD/A変換して増幅する。これによりスピーカ28から音響信号が出力される。
加速度センサ15は、三次元加速度センサ(三軸加速度センサ)である。三軸加速度センサのうち、X軸、Y軸は、それぞれ、電子楽器10の正面の横方向、縦方向に平行である(図1の矢印参照)。Z軸は、電子楽器10の正面において下側の方向である(同様に、図1の矢印参照)。電子楽器10の正面が地表面と平行である場合には、三次元センサのZ軸成分が重力加速度に対応する値Gとなる。電子楽器10が傾斜するのにしたがって、Z軸成分が減少して、X軸成分およびY軸成分が増大する。なお、各成分のベクトル和は重力加速度と等しくなる。
図1に示すように、本実施の形態においては、電子楽器の正面の略全面にわたって、液晶表示装置13およびタッチパネル14が配置されている。また、一方の端部にスイッチ部12を構成する各種スイッチ(たとえば、符号31〜33参照)が配置され、また、他端にスピーカ28が配置される。
また、図1に示すように、本実施の形態においては、基本的には、鍵盤の所定の領域(鍵域)に属する鍵が、通常の鍵(ピアノの鍵)のサイズで表示される(符号34参照)。この例では、C4からC#5の範囲の鍵が表示されている。また、液晶表示装置13の画面上には、鍵域バー35が表示され、表示されている鍵域が枠36にて示されるようになっている。
本実施の形態にかかる電子楽器10は、液晶表示装置13の画面上に表示される画像にしたがった複数の演奏モードを有する。液晶表示装置13の画面上に鍵盤が表示されている場合(図1参照)には、電子楽器10は鍵盤楽器モードの下で動作し、ピアノ、オルガンなど鍵盤楽器の音色の楽音を発生する。また、画面上にドラムパッドが表示されている場合(後述する図9参照)には、電子楽器10は、打楽器モードの下で動作し、バスドラム、スネアドラム、シンバルなど打楽器の音色の楽音を発生する。画面上にギターやベースの弦(後述する図10参照)、或いは、管楽器のキーが表示されている場合には、電子楽器は、それぞれ、ギター・ベースモード、或いは、管楽器モードのそれぞれの下で動作する。ギター・ベースモードの下では、電子楽器10はギター或いはベースの音色の楽音を発生し、管楽器モードの下では、電子楽器10はサックスやクラリネットなど管楽器の音色の楽音を発生する。
図3は、本実施の形態にかかる電子楽器のメインフローの概略を示すフローチャートである。電子楽器10の電源スイッチ(図1の符号31参照)のオンにより、メインフローが起動される。図3に示すように、電源スイッチ31がオンされると、CPU21は、RAM23中のデータのクリアや、液晶表示装置13の画面上に初期状態の画像表示などを含むイニシャライズ処理(初期化処理)を実行する(ステップ301)。たとえば、電子楽器10は、イニシャライズ処理により、演奏モードが鍵盤楽器モードに設定され、図1に示すように、C4〜C#5までの鍵盤を表示する。また、液晶表示装置13に表示された鍵盤34の各鍵の位置(複数の座標により画定される領域)と、音高との関係が、対応テーブルとしてRAM23に格納される。
次いで、CPU21は、スイッチ処理を実行する(ステップ302)。ステップ302においては、電子楽器10の正面端部に配置されたスイッチ(たとえば、図1の符号31、32参照)の操作を検出し、操作にしたがった処理を実行する。たとえば、スイッチ処理においては、演奏モードの各々における音色の指定や、音量の指定などが含まれる。また、後述するように本実施の形態においては、電子楽器10の傾きによって、発音すべき音色等を切り換える表示設定処理(ステップ303)が実行され得る。この表示設定処理は、電子楽器10が、傾き検出モードの下で実行される。そこで、スイッチ処理においては、所定のスイッチの操作により、傾き検出モードが指定された場合には、CPU21は、傾き検出モードの下で動作することを示す情報(たとえば、傾き検出モードフラグ)をRAM23に格納する。
スイッチ処理(ステップ302)が終了すると、CPU21は、表示設定処理を実行する(ステップ303)。表示設定処理において、CPU21は、電子楽器10が、傾き検出モードの下であるか否かを判断する(ステップ310)。ステップ310でNoと判断された場合には処理を終了する。その一方、ステップ310でYesと判断された場合には、加速度検出処理(ステップ311)、X軸方向処理(ステップ312)、Y軸方向処理(ステップ313)およびZ軸方向処理(ステップ314)を実行する。
図4は、本実施の形態にかかる電子楽器10における画像表示を模式的に示す図である。本実施の形態においては、画像表示領域400として、鍵盤領域401、打楽器用のドラムパッド領域402、弦楽器領域403および管楽器領域404が備えられている。演奏モードが鍵盤楽器モードであれば、鍵盤領域401の鍵盤(符号411)参照のうち、所定の鍵域(符号412参照)が液晶表示装置13の画面上に表示される。液晶表示装置13の画面上に表示される鍵域(表示鍵域)は、後述するX軸方向処理において、電子楽器10のX軸方向の傾きに応じて移動する(図4の矢印413参照)。
演奏モードが打楽器モードであれば、ドラムパッド領域402のドラムパッド(符号421、422参照)が液晶表示装置13の画面上に表示される。演奏モードが、ギター・ベースモードであれば、弦楽器領域403のギター(符号431参照)或いはベース(符号432参照)の弦の画像が液晶表示装置13の画面上に表示される。ギター・ベースモードにおいても、後述するX軸処理において、ギターの弦の画像を表示すべきか、ベースの弦の画像を表示すべきかが決定され、決定された画像が液晶表示装置13の画面上に表示される。また、演奏モードが管楽器モードであれば、管楽器領域404中の管楽器441のキーが液晶表示装置13の画面上に表示される。
さらに、本実施の形態においては、後述するY軸方向処理において、Y軸方向の傾きに応じて、画像表示領域が切り換えられる。
以下、ステップ311〜ステップ314の各処理についてより詳細に説明する。加速度検出処理311においては、CPU11は、加速度センサ15から三次元センサの各成分(X軸方向の成分(X成分)、Y軸方向の成分(Y成分)およびZ軸方向の成分(Z成分)を取得する。
図5および図6は、本実施の形態にかかるX軸方向処理の例を示すフローチャートである。図5に示すように、CPU21は、動作モードが鍵盤楽器モードであるか否かを判断する(ステップ501)。ステップ501でYesと判断された場合には、CPU21は、三次元センサのX成分の値Xと、Z成分の値Zとに基づいて、|X/Z|が所定の閾値aより大きく、かつ、X成分の値Xが正(X>0)であるかを判断する(ステップ502)。
ステップ502でYesと判断されたことは、電子楽器10が、所定の角度より大きく(tanα>a:αは傾斜角)右下に傾けられたことを意味する。 図15は、本実施の形態にかかる電子楽器10のX軸方向への傾きを説明する図である。図15(a)は、電子楽器10が右下に傾けられた状態を示している(傾斜前(水平状態)の電子楽器を符号10−1で示し、傾斜後の電子楽器を符号10−2で示す)。水平状態であれば、X軸(1501)に垂直な方向に重力加速度Gが与えられるため、センサのZ成分はGと一致する。その一方、電子楽器が傾斜された状態ではX軸も傾斜する(符号1502参照)ため、重力加速度Gは、X成分X(X>0)およびZ成分Zに分かれ、三次元センサの値として現れる。ここで、傾斜角をαとすると、tanα=X/Zとなる。
ステップ502でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に表示される鍵域を、高音側に|X/Z|にしたがった量だけ移動して、移動された鍵域に属する鍵を、液晶表示装置の画面上に表示する(ステップ503)。図4の鍵盤領域401において、鍵盤411の表示領域412が右方向に移動することになる。
次いで、CPU21は、新たに表示された(鍵域の移動後の)各鍵の位置(複数の座標により画定される領域)と、割り当てられた音高とを関連付けた対応テーブルを更新する(ステップ506)。
その一方、ステップ502でNoと判断された場合には、|X/Z|が所定の閾値aより大きく、かつ、X成分の値Xが負(X<0)であるかを判断する(ステップ504)。 ステップ504でYesと判断されたことは、電子楽器10が、所定の角度より大きく(tanα<−a:αは傾斜角)左下に傾けられたことを意味する。図15(b)は、電子楽器10が左に傾けられた状態を示している(傾斜前(水平状態)の電子楽器を符号10−3で示し、傾斜後の電子楽器を符号10−4で示す)。水平状態であれば、X軸(1503)に垂直な方向に重力加速度Gが与えられるため、センサのZ成分はGと一致する。その一方、電子楽器が傾斜された状態ではX軸も傾斜する(符号1504参照)ため、重力加速度Gは、X成分X(X<0)およびZ成分Zに分かれ、三次元センサの値として現れる。ここで、傾斜角をβとすると、tanβ=X/Zとなる。
ステップ504でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に表示される鍵域を、低音側に|X/Z|にしたがった量だけ移動して、移動された鍵域に属する鍵を、液晶表示装置13の画面上に表示する(ステップ505)。図4の鍵盤領域401において、鍵盤411の表示領域412が左方向に移動することになる。その後、CPU21は、新たに表示された(鍵域の移動後の)各鍵の位置(複数の座標により画定される領域)と、割り当てられた音高とを関連付けた対応テーブルを更新する(ステップ506)。
ステップ504でNoと判断された場合には、CPU21は、|X/Z|が所定の閾値a以下であるかを判断する(ステップ507)。ステップ507でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に表示される鍵域の移動を停止する(ステップ508)。
ステップ501でNoと判断された場合には、CPU21は、演奏モードがギター・ベースモードであるか否かを判断する(ステップ601)。ステップ601でYesと判断された場合には、CPU21は、三次元センサのX成分の値Xと、Z成分の値Zとに基づいて、|X/Z|が所定の閾値aより大きく、かつ、X成分の値Xが正(X>0)であるかを判断する(ステップ602)。
ステップ502と同様に、ステップ602でYesと判断されたことは、電子楽器10が、所定の角度より大きく(tanα>a:αは傾斜角)右下に傾けられたことを意味する。ステップ602でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に、既にギターの弦の画像が表示されているか否かを判断する(ステップ603)。ステップ603でNoと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に、ギターの弦の画像を表示する(ステップ604)。次いで、CPU21は、表示されたギターの各弦において、フレット間の領域の座標と、割り当てられた音高とが関連付けられた対応テーブルを更新する(ステップ605)。
ステップ602でNoと判断された場合には、CPU21は、|X/Z|が所定の閾値aより大きく、かつ、X成分の値Xが負(X<0)であるかを判断する(ステップ606)。 ステップ504と同様に、ステップ606でYesと判断されたことは、電子楽器10が、所定の角度より大きく(tanα<−a:αは傾斜角)左下に傾けられたことを意味する。ステップ606でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に、既にベースの弦の画像が表示されているか否かを判断する(ステップ607)。ステップ607でNoと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に、ベースの弦の画像を表示する(ステップ608)。次いで、CPU21は、表示されたベースの各弦において、フレット間の領域の座標と、割り当てられた音高とが関連付けられた対応テーブルを更新する(ステップ609)。
次に、Y軸方向処理について説明する。図7および図8は、本実施の形態にかかるY軸方向処理の例を示すフローチャートである。図7に示すように、CPU21は、三次元センサのY成分の値Yと、Z成分の値Zとに基づいて、|Y/Z|が所定の閾値aより大きく、かつ、Y成分の値Yが負(Y<0)であるかを判断する(ステップ701)。
ステップ701でYesであることは、電子楽器10が、所定の角度より大きく(tanα>a:αは傾斜角)手前を下方に向けて傾けられたことを意味する。ステップ701でYesと判断された場合には、CPU21は、現在、液晶表示装置13の画面上に鍵盤が表示されているかを判断する(ステップ702)。ステップ702でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上にドラムパッドを表示するとともに(ステップ703)、演奏モードを打楽器モードにする(ステップ704)。また、CPU21は、表示されたドラムパッドの領域の座標と、割り当てられた音色とが関連付けられた対応テーブルを更新する(ステップ705)。
図9は、電子楽器10の液晶表示装置13の画面上にドラムパッドが表示された例を示す図である。図9において、複数のドラムパッド(たとえば、符号901〜903参照)のそれぞれには、所定の音色が割り当てられ、対応テーブルにおいてその割り当てが格納されている。
ステップ702でNoと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上にドラムパッドが表示されているかを判断する(ステップ706)。ステップ706でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上にギターの弦を表示するとともに(ステップ707)、演奏モードをギター・ベースモードにする(ステップ708)。また、CPU21は、表示されたギターの各弦において、フレット間の領域の座標と、割り当てられた音高とが関連付けられた対応テーブルを更新する(ステップ709)。
図10は、電子楽器10の液晶表示装置13の画面上にギターの弦が表示された例を示す図である。図10においては、弦(たとえば、符号1001、1002参照)およびフレット(たとえば、符号1011、1012参照)が表示され、隣接するフレットに確定された弦の領域の座標と、音高とが対応テーブルにおいて関連付けられている。
ステップ706でNoと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に弦楽器の弦、すなわち、ギター或いはベースの弦が表示されているかを判断する(ステップ710)。ステップ710でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に管楽器のキーを表示するとともに(ステップ711)、演奏モードを、管楽器モードとする(ステップ712)。次いで、CPU21は、表示された管楽器のキーの領域の座標と、そのキー名とが関連付けられた対応テーブルを更新する(ステップ713)。
上述したように、ステップ701でYesと判断された場合、つまり、電子楽器10が、所定の角度より大きく(tanα>a:αは傾斜角)手前を下方に向けて傾けられた場合には、図4に示す画像表示領域において、液晶表示装置13の画面上に表示される領域が上方(たとえば、鍵盤領域401からドラムパッド領域402、或いは、ドラムパッド領域402から弦楽器領域403)にシフトする。
ステップ701でNoと判断された場合には、CPU21は、|Y/Z|が所定の閾値aより大きく、かつ、Y成分の値Yが正(Y>0)であるかを判断する(ステップ801)。ステップ801でYesであることは、電子楽器10が、所定の角度より大きく(tanα>a:αは傾斜角)手前を上方に向けて傾けられたことを意味する。ステップ801でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に管楽器のキーが表示されているかを判断する(ステップ802)。ステップ802でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上にギターの弦を表示するとともに(ステップ803)、演奏モードをギター・ベースモードにする(ステップ804)。また、CPU21は、表示されたギターの各弦において、フレット間の領域の座標と、割り当てられた音高とが関連付けられた対応テーブルを更新する(ステップ805)。
ステップ802でNoと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に弦楽器の弦、すなわち、ギター或いはベースの弦が表示されているかを判断する(ステップ806)。ステップ806でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上にドラムパッドを表示するとともに(ステップ807)、演奏モードを打楽器モードにする(ステップ808)。また、CPU21は、表示されたドラムパッドの領域の座標と、割り当てられた音色とが関連付けられた対応テーブルを更新する(ステップ809)。
ステップ806でNoと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上にドラムパッドが表示されているかを判断する(ステップ810)。ステップ810でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に、所定の鍵域に属する鍵を表示するとともに(ステップ811)、演奏モードを鍵盤楽器モードとする(ステップ812)。また、CPU21は、表示された各鍵の位置(複数の座標により画定される領域)と、割り当てられた音高とを関連付けた対応テーブルを更新する(ステップ813)。
ステップ801でNoと判断された場合には、CPU21は、|Y/Z|が所定の閾値a以下であるかを判断する(ステップ814)。ステップ814でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に表示される楽器の種別の変化、つまり、表示領域のY軸方向の移動を停止する(ステップ815)。
上述したように、ステップ801でYesと判断された場合、つまり、電子楽器10が、所定の角度より大きく(tanα>a:αは傾斜角)手前を上方に向けて傾けられた場合には、図4に示す画像表示領域において、液晶表示装置13の画面上に表示される領域が下方(たとえば、ドラムパッド領域402から鍵盤楽器領域401、或いは、弦楽器領域403からドラムパッド領域402)にシフトする。
次に、Z軸方向処理について説明する。図11および図12は、本実施の形態にかかるZ軸方向処理の例を示すフローチャートである。図11に示すように、CPU21は、|X/Z|≦aかつ|Y/Z|≦aであるかを判断する(ステップ1101)。ステップ1101においては、電子楽器10が地表面と略水平の状態であることを判断している。ステップ1101でYesと判断された場合には、CPU21は、三次元センサのZ軸成分の値Zから重力加速度に対応する値Gを差し引いた、実質的なZ軸方向の加速度の値Z’(=Z−G)が、所定の負の閾値−bより小さいか否かを判断する(ステップ1102)。本実施の形態においては、下方がZ軸の正方向であるため、ステップ1102でYesと判断されることは、電子楽器10が上方に向けて引き上げられたことを意味する。
ステップ1102でYesと判断された場合に、CPU21は、演奏モードが鍵盤楽器モードであるかを判断する(ステップ1103)。ステップ1103でYesと判断された場合には、CPU21は、音色がピアノ系であればその発音すべき楽音或いは発音中のベロシティを初期値より所定の値だけ増大させ、或いは、音色がオルガン系であれば発音すべき楽音或いは発音中のボリュームを初期値より所定の値だけ増大させる(ステップ1104)。
ステップ1103でNoと判断された場合には、CPU21は、演奏モードがギター・ベースモードであるか否かを判断する(ステップ1105)。ステップ1105でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上にギターの弦が表示されているかを判断する(ステップ1106)。ステップ1106でYesと判断された場合には、CPU21は、発音すべき楽音或いは発音中の楽音について設定されたイフェクト(たとえば、ディストーションやコーラス)のレベルを所定値だけ増大させる(1107)。
ステップ1105でNoと判断された場合には、CPU21は、演奏モードが管楽器モードであるかを判断する(ステップ1108)。ステップ1108でYesと判断された場合、或いは、ステップ1106でNoと判断された場合(つまり、演奏モードがギター・ベースモードであって、液晶表示装置13の画面上にベースの弦が表示されている場合)には、CPU21は、発音すべき楽音或いは発音中の楽音のピッチを所定値だけ上昇させる(ステップ1109)。
上述したように、本実施の形態においては、電子楽器10が上に持ち上げられた場合には、それに応じて、発音すべき楽音や発音中の楽音にかかる発音パラメータの何れかが増大するような処理が実行される。
次に、ステップ1102でNoと判断された場合について説明する。ステップ1102でNoと判断された場合には、図12に示すように、CPU21は、値Z’が所定の正の閾値bより大きいかを判断する(ステップ1201)。ステップ1201でYesと判断されることは、電子楽器10が下方に向けて動かされたことを意味する。ステップ1201でYesと判断された場合には、CPU21は、演奏モードが鍵盤楽器モードであるかを判断する(ステップ1202)。ステップ1202でYesと判断された場合には、CPU21は、音色がピアノ系であればその発音すべき楽音或いは発音中のベロシティを初期値より所定の値だけ減少させ、或いは、音色がオルガン系であれば発音すべき楽音或いは発音中のボリュームを初期値より所定の値だけ減少させる(ステップ1203)。
ステップ1202でNoと判断された場合には、CPU21は、演奏モードがギター・ベースモードであるか否かを判断する(ステップ1204)。ステップ1204でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上にギターの弦が表示されているかを判断する(ステップ1205)。ステップ1205でYesと判断された場合には、CPU21は、発音すべき楽音或いは発音中の楽音について設定されたイフェクト(たとえば、ディストーションやコーラス)のレベルを所定値だけ減少させる(1206)。
ステップ1204でNoと判断された場合には、CPU21は、演奏モードが管楽器モードであるかを判断する(ステップ1207)。ステップ1207でYesと判断された場合、或いは、ステップ1205でNoと判断された場合(つまり、演奏モードがギター・ベースモードであって、液晶表示装置13の画面上にベースの弦が表示されている場合)には、CPU21は、発音すべき楽音或いは発音中の楽音のピッチを所定値だけ下降させる(ステップ1208)。
上述したように、本実施の形態においては、電子楽器10が下方に動かされた場合には、それに応じて、発音すべき楽音や発音中の楽音にかかる発音パラメータの何れかが減少するような処理が実行される。
表示設定処理(図3のステップ303)が終了すると、CPU21は鍵盤イベント処理を実行する(ステップ304)。鍵盤イベント処理においては、液晶表示装置13に表示された鍵盤等の画像を演奏者が参照して、液晶表示装置13に重ねられたタッチパネル14に触れたときの位置等を検出して、所定のイベントを生成する。図13は、本実施の形態にかかる鍵盤イベント処理の例を示すフローチャートである。
図13に示すように、CPU21は、タッチパネル14を定められた方向、順序で走査して(ステップ1301)、タッチパネル上の各座標において、演奏者によるオン或いはオフ、つまり、イベントの発生の有無を判断する(ステップ1302)。ステップ1302でYesと判断された場合には、CPU21は、イベントが発生されたタッチパネル上の位置(座標)を参照して、当該位置が、走査対象領域内であるか否かを判断する(ステップ1303)。
表示設定処理において説明したように、本実施の形態においては、RAM13の対応テーブルが設けられ、たとえば、鍵盤楽器モードであれば、鍵盤の各鍵の位置(複数の座標により画定される領域)と、音高との関連付けが格納されている。また、対応テーブルには、ギター・ベースモードであれば、表示されたギターの各弦において、フレット間の領域の座標と、割り当てられた音高との関連付けが格納されている。すなわち、対応テーブルには、触れることに応答して楽音を発音すべき位置の情報が、その音高や音色とともに格納されている。したがって、ステップ1303において、表示対象領域とは、上記対応テーブルに格納された鍵盤、弦、ドラムパッドなど演奏操作子の位置(座標)によりそれぞれ決定される領域である。
ステップ1303でYesと判断された場合には、CPU21は、検出されたイベント種別、すなわち、タッチパネルへの接触(オン)であるか、タッチパネルからの離間(オフ)であるかを判断する(ステップ1304)。ステップ1304でオンであると判断された場合には、CPU21は、対応テーブルを参照して、オン状態となった領域に関連付けられた音高(打楽器モードであれば、オン状態になった領域に関連付けられた音色)の楽音を発音することを示すノートオンイベントを生成する(ステップ1305)。その一方、ステップ1304でオフであると判断された場合には、CPU21は、オフ状態になった領域に関する音高の楽音を消音することを示すノートオフイベントを生成する(ステップ1306)。ノートオンイベントおよびノートオフイベントは、RAM23のイベントエリアに格納される。
ステップ1305または1306が終了した後、或いは、ステップ1302或いは1303でNoと判断された場合には、CPU21は、タッチパネル14上の全ての領域について処理が終了したかを判断する(ステップ1307)。ステップ1307でNoと判断された場合には、ステップ1301に戻り、ステップ1307でYesと判断された場合には処理を終了する。
鍵盤処理(ステップ304)の後に、発音処理が実行される(ステップ305)。図14は、本実施の形態にかかる発音処理の例を示すフローチャートである。CPU21は、RAM23のイベントエリアを参照して(ステップ1401)、未処理のイベントが存在するかを判断する(ステップ1402)。ステップ1402でNoと判断された場合には処理を終了する。ステップ1402でYesと判断された場合には、CPU21は、イベントがノートオンイベントであるかを判断する(ステップ1403)。ステップ1403でYesと判断された場合には、CPU21は、音源部26に対して、ノートオンイベントが示す音高の楽音を、所定の音色で発音するように指示を与える(ステップ1404)。なお、打楽器に関するノートオンイベントの場合には音高は含まれず、CPU21は音源部26に対して、所定の音色の楽音を発音するように指示を与える。音源部26は、指示に応答して、指定された音色の波形データを、指定された音高に基づいて読み出して、かつ、読み出された波形データに、エンベロープに基づく乗算値を乗算して楽音データを生成し、オーディオ回路27に出力する。
ステップ1403でNoと判断された場合、つまり、イベントがノートオフイベントであった場合には、CPU21は、ノートオフイベントが示す音高の楽音を消音するように音源部26に指示を与える(ステップ1405)。音源部26は、指示に応答して、読み出された波形データに、徐々に減少するリリースのエンベロープを乗算して楽音データを生成してオーディオ回路27に出力する。
発音処理(ステップ305)が終了すると、CPU21は、その他の処理を実行して(ステップ306)、ステップ302に戻る。
本実施の形態によれば、電子楽器10の平面の略全体にわたって配置された液晶表示装置13の画面上に、複数の演奏操作子のうち、所定範囲の演奏操作子を、所定の方向に配置した画像を表示し、タッチセンサ14により検出された演奏者による操作のあった操作位置と、表示された画像における、演奏操作子の位置とに基づき、操作された演奏操作子に対応する楽音を発生する。また、三次元加速度センサを備えた加速度センサ15により取得された加速度に基づき電子楽器10の傾斜が検出され、前記演奏操作子の表示方向に沿った傾斜に基づいて、新たな所定の範囲の演奏操作子を前記所定の方向に配置した新たな画像が表示される。このように、本実施の形態によれば、スイッチの操作を要することなく、電子楽器10を演奏操作子の表示方向に沿って傾斜させることで、複数の演奏操作子のうち異なる範囲の演奏操作子を表示させ、当該異なる範囲の演奏操作子の操作によって所望の楽音を発音することが可能となる。
本実施の形態においては、液晶表示装置13の画面上に所定の範囲(鍵域)の鍵盤が表示され、当該表示された鍵域における鍵の操作によって、当該操作された鍵に対応する音高の楽音が発音される。また、上記表示方向に沿った傾斜によって異なる鍵域の鍵盤が表示され、表示された鍵域における何れかの鍵の操作によって、当該操作された鍵に対応する音高の楽音が発音される。このように、本実施の形態によれば、一部の鍵域のみ表示できる小型の液晶表示装置であっても、表示方向に沿った傾斜によって所望の鍵域を表示させ、所望の鍵に対応する楽音の音高を発音することが可能となる。
また、本実施の形態においては、電子楽器10が、表示された鍵盤において高音側を下げるように傾斜された場合には、より高音側の鍵域の鍵を表示し、低音側を下げるように傾斜された場合には、より低音側の鍵域の鍵を表示する。これにより、演奏者は直感的に電子楽器10を傾斜させて所望の鍵域の鍵を表示させることが可能となる。
また、本実施の形態においては、演奏操作子が、ギターの複数の弦の各々とフレットとにより画定された領域、および、ベースの複数の弦の各々とフレットとに画定された領域とすることができる。つまり、弦楽器についての音高の指定および指定された音高の楽音を発音することが可能である。さらに、本実施の形態においては、弦の表示方向に沿った傾斜によって、ギターの弦およびベースの弦の表示を切り替える。これにより、複数種類の弦楽器の演奏の切り替えが簡単な操作で可能となる。
さらに、本実施の形態においては、鍵盤など演奏操作子の表示装置の垂直方向に沿った傾斜により、異なる音色の演奏操作子の表示が可能であり、これにより、簡単な操作により、音色を切り替えて異なる音色の楽音を発生することが可能である。
たとえば、前記実施の形態においては、演奏操作子として、鍵盤を構成する鍵、ドラムパッド、ギターやベースなど弦楽器の弦およびフレット、並びに、管楽器のキーとすることができ、多種多様な音色の楽音を発生することができる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
図16は、本実施の形態の第2の実施の形態にかかる電子楽器の外観の例を示す図である。第1の実施の形態においては、液晶表示装置13の画面上に、標準鍵サイズの鍵盤中、所定数(約1オクターブ分)の鍵が表示されている。第2の実施の形態においては、標準鍵のサイズより小さな鍵(いわゆる「ミニ鍵」と称されるサイズの鍵)を表示する。図16においては、液晶表示装置13の画面上には、所定の鍵域(C4〜G5)の鍵(符号134)および鍵域バー135が表示され、鍵域バー135において表示される鍵域が枠136にて示されている。さらに、第2の実施の形態においては、所定の鍵の表示134のほか、ドラムパッド(たとえば、符号1601、1602)、並びに、ギターの弦(たとえば、符号1611、1612参照)およびフレット(たとえば、符号1621、1622参照)が表示されている。
本実施の形態においても、X軸方向処理が実行される。第2の実施の形態においては、液晶表示装置13の画面上に、鍵盤楽器の鍵、打楽器のドラムパッド、および、弦楽器(ギターの弦)が表示されている。したがって、図16に示す状態では、電子楽器100は、鍵盤楽器モード、打楽器モードおよびギター・ベースモードの下で動作する。X軸方向処理においては、鍵或いは弦の何れを移動させるかが、スイッチ部12のスイッチの操作により予め定められている。図17は、第2の実施の形態にかかるX軸方向処理の例を示すフローチャートである。図17に示すように、CPU21は、スイッチの操作によって、鍵盤楽器の鍵の領域移動が指定されているかを判断する(ステップ1701)。ステップ1701でYesと判断された場合には、図5のステップ501〜507の処理が実行される(ステップ1702参照)。すなわち、鍵盤楽器について、表示すべき鍵域を移動する処理が実行される。
ステップ1701でNoと判断された場合には、CPU21は、スイッチの操作によって弦楽器の領域の移動が指定されているか否かを判断する(ステップ1703)。ステップ1703でYesと判断された場合には、ステップ602〜609を実行する。すなわち、弦楽器について、ギター或いはベースの弦の表示が切り替えられる。
また、第2の実施の形態においては、Y軸方向の傾斜によっても、鍵盤の表示134は維持され、ドラムパッドおよび弦の表示が、管楽器のキーの表示と切り替えられる。図18は、第2の実施の形態にかかるY軸方向処理の例を示すフローチャートである。図18に示すように、CPU21は、三次元センサのY成分の値Yと、Z成分の値Zとに基づいて、|Y/Z|が所定の閾値aより大きく、かつ、Y成分の値Yが負(Y<0)であるかを判断する(ステップ1801)。これは、図7のステップ701と同様である。ステップ1801でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上にドラムパッドおよび弦楽器の弦が表示されているかを判断する(ステップ1802)。ステップ1802でYesと判断された場合には、図7のステップ711〜713が実行される(ステップ1803参照)。すなわち、液晶表示装置13の画面上に、管楽器のキーが表示される。
ステップ1801でNoと判断された場合には、CPU21は、|Y/Z|が所定の閾値aより大きく、かつ、Y成分の値Yが正(Y>0)であるかを判断する(ステップ1804)。これは、図8のステップ801と同様である。ステップ1804でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上に管楽器のキーが表示されているかを判断する(ステップ1805)。
ステップ1805でYesと判断された場合には、CPU21は、液晶表示装置13の画面上にドラムパッドおよびギターの弦を表示するとともに(ステップ1806)、演奏モードに、ギター・ベースモードおよび打楽器モードを加える(ステップ1807)。また、CPU21は、表示されたギターの各弦において、フレット間の領域の座標と、割り当てられた音高とが関連付けられ、かつ、表示されたドラムパッドの領域の座標と、割り当てられた音色とが関連付けられた対応テーブルを更新する(ステップ1808)。このように、ステップ1805でYesと判断された場合には、液晶表示装置13の画面上に、ドラムパッドおよび弦楽器の弦が表示される。
ステップ1804でNoと判断された場合の処理(ステップ1809、1810)は、図8のステップ814、815と同様である。
また、前記実施の形態においては、電子楽器10の平面のほぼ全面にわたって液晶表示装置13を配置しているが、表示手段は液晶表示装置に限定されるものではなく、電子ペーパーなどの薄型の表示手段を利用することも可能である。
さらに、前記実施の形態においては、三次元加速度センサを用いて、三軸のそれぞれの成分に基づいて、電子楽器10の傾斜を検出しているが、検出手段はこれに限定されるものではない。
10 電子楽器
12 スイッチ部
13 液晶表示装置
14 タッチパネル
15 加速度センサ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 サウンドシステム
26 音源部
27 オーディオ回路
28 スピーカ

Claims (7)

  1. 画面上に、複数の演奏操作子のうち、所定の範囲の演奏操作子を、所定の方向に配置した画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段と重ね合わせられ、演奏者による操作を検出する演奏操作検出手段と、
    前記演奏操作検出手段により検出された演奏者による操作のあった操作位置と、前記表示手段に表示された画像における、前記演奏操作子の位置とに基づき、操作された演奏操作子に対応する楽音を発生する楽音発生手段と、
    前記演奏操作子の表示方向に沿った傾斜を検出する傾斜検出手段と、
    前記傾斜検出手段による傾斜の検出に基づいて、前記複数の演奏操作子のうち、新たな所定の範囲の演奏操作子を前記所定の方向に配置した新たな画像を生成する画像更新手段と、を備えたことを特徴とする電子楽器。
  2. 前記演奏操作子が、鍵盤を構成する鍵であり、
    前記楽音発生手段が、前記操作された鍵の音高に対応する楽音を発生し、
    前記画像更新手段が、前記表示方向における一方側への傾斜に基づいて、前記鍵盤において高音側の鍵域の複数の鍵を表示し、前記表示方向における他方の側への傾斜に基づいて、前記鍵盤において低音側の鍵域の複数の鍵を表示することを特徴とする請求項1に記載の電子楽器。
  3. 前記表示方向に沿って高音側を下げるように傾斜された場合に、前記画像更新手段が、前記鍵盤において高音側の鍵域の複数の鍵を表示し、前記表示方向の沿って低音側を下げるように傾斜された場合に、前記画像更新手段が、前記鍵盤において低音側の鍵域の複数の鍵を表示することを特徴とする請求項2に記載の電子楽器。
  4. 前記演奏操作子が、ギターの複数の弦の各々とフレットとにより画定された領域、および、ベースの複数の弦の各々とフレットとに画定された領域であり、
    前記楽音発生手段が、操作された弦とフレットとに画定された領域の音高に対応する楽音を発生し、
    前記画像更新手段が、前記弦の表示方向における一方側への傾斜に基づいて、前記ギターの複数の弦および複数のフレットを含む画像を表示し、前記弦の表示方向における他方の側への傾斜に基づいて、前記ベースの複数の弦および複数のフレットを含む画像を表示することを特徴とする請求項1に記載の電子楽器。
  5. 画面上に、複数の演奏操作子を、所定の方向に配置した画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段と重ね合わせられ、演奏者による操作を検出する演奏操作検出手段と、
    前記演奏操作検出手段により検出された演奏者による操作のあった操作位置と、前記表示手段に表示された画像における、前記演奏操作子の位置とに基づき、操作された演奏操作子に対応する楽音を発生する楽音発生手段と、
    前記演奏操作子の表示方向の垂直方向に沿った傾斜を検出する傾斜検出手段と、
    前記傾斜検出手段による前記傾斜の検出に基づいて、前記表示されていた演奏操作子と異なる音色の楽音に関する他の演奏操作子を前記所定の方向に配置した新たな画像を生成する画像更新手段と、を備えたことを特徴とする電子楽器。
  6. 前記複数の演奏操作子が、鍵盤を構成する鍵であり、
    前記他の演奏操作子が、打楽器の演奏のための複数のドラムパッド、前記ギター或いはベースの複数の弦の各々とフレットとにより画定された領域、および、管楽器のキーの少なくとも何れかであることを特徴とする請求項5に記載の電子楽器。
  7. 画面上に、複数の演奏操作子のうち、所定の範囲の演奏操作子を、所定の方向に配置した画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段と重ね合わせられ、演奏者による操作を検出する演奏操作検出手段と、
    前記演奏操作検出手段により検出された演奏者による操作のあった操作位置と、前記表示手段に表示された画像における、前記演奏操作子の位置とに基づき、操作された演奏操作子に対応する楽音を発生する楽音発生手段と、
    前記演奏操作子の表示方向に沿った傾斜および表示方向の垂直方向に沿った傾斜を検出する傾斜検出手段と、
    前記傾斜検出手段による前記表示方向に沿った傾斜の検出に基づいて、前記複数の演奏操作子のうち、新たな所定の範囲の演奏操作子を前記所定の方向に配置した新たな画像を生成するとともに、
    前記傾斜検出手段による前記表示方向の垂直方向に沿った傾斜の検出に基づいて、前記表示されていた演奏操作子と異なる音色の楽音に関する他の演奏操作子を前記所定の方向に配置した新たな画像を生成する画像更新手段と、を備えたことを特徴とする電子楽器。
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